JP2937902B2 - 磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法 - Google Patents
磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法Info
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- JP2937902B2 JP2937902B2 JP29991896A JP29991896A JP2937902B2 JP 2937902 B2 JP2937902 B2 JP 2937902B2 JP 29991896 A JP29991896 A JP 29991896A JP 29991896 A JP29991896 A JP 29991896A JP 2937902 B2 JP2937902 B2 JP 2937902B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記憶装置の書
き込み周波数設定方法に関し、特に記録密度の異なる複
数ゾーンを持つ磁気記憶装置における等リードマージン
記録方法と規格外リードマージン救済方法に関するもの
である。
き込み周波数設定方法に関し、特に記録密度の異なる複
数ゾーンを持つ磁気記憶装置における等リードマージン
記録方法と規格外リードマージン救済方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】磁気記憶装置におけるデータを媒体上に
記録する場合の書き込み周波数は、記録密度に応じて適
当な周波数に設定する必要があり、記録密度の異なる複
数ゾーンを有する磁気記憶装置においては、書き込み周
波数をヘッド毎、ゾーン毎に最適の書き込み周波数に設
定しなければならない。
記録する場合の書き込み周波数は、記録密度に応じて適
当な周波数に設定する必要があり、記録密度の異なる複
数ゾーンを有する磁気記憶装置においては、書き込み周
波数をヘッド毎、ゾーン毎に最適の書き込み周波数に設
定しなければならない。
【０００３】この種の装置における従来の書き込み周波
数の設定方法としては、再生信号の分解能、半値幅が一
定の比率になるように書き込み周波数を設定する方法な
どが提案されている。
数の設定方法としては、再生信号の分解能、半値幅が一
定の比率になるように書き込み周波数を設定する方法な
どが提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】磁気記憶装置における
ヘッド、ゾーン毎の最適の書き込み周波数設定方法とし
て、再生信号の分解能、半値幅が一定の比率になるよう
に書き込み周波数を設定した場合、装置の読み出し余裕
度であるリードマージンは、それだけで決定されるもの
ではないから、必ずしも最適な書き込み設定が行なわれ
るわけでなく、ヘッド、ゾーン毎でリードマージンに差
が生じたり、逆に不適切な書き込み周波数の設定が行な
われる恐れがある。
ヘッド、ゾーン毎の最適の書き込み周波数設定方法とし
て、再生信号の分解能、半値幅が一定の比率になるよう
に書き込み周波数を設定した場合、装置の読み出し余裕
度であるリードマージンは、それだけで決定されるもの
ではないから、必ずしも最適な書き込み設定が行なわれ
るわけでなく、ヘッド、ゾーン毎でリードマージンに差
が生じたり、逆に不適切な書き込み周波数の設定が行な
われる恐れがある。
【０００５】さらに、書き込み周波数の最適設定のみに
捕らわれ、磁気記憶装置としてのトータル記憶容量に関
しては無視されていた。
捕らわれ、磁気記憶装置としてのトータル記憶容量に関
しては無視されていた。
【０００６】本発明の目的は、このような従来技術の課
題を解決しようとするものであって、磁気記憶装置にお
いてトータル記憶容量は変えず、各ヘッド、ゾーンのリ
ードマージンを等しくすることができ、リードマージン
規格外をなくすことのできる書き込み周波数設定方法を
提供することにある。
題を解決しようとするものであって、磁気記憶装置にお
いてトータル記憶容量は変えず、各ヘッド、ゾーンのリ
ードマージンを等しくすることができ、リードマージン
規格外をなくすことのできる書き込み周波数設定方法を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体に対
する書き込み周波数を定める書き込み周波数設定手段
と、前記書き込み周波数によって記録媒体に書き込み、
読み出しを行なうリード・ライト手段とを備え、記録密
度の異なる複数のゾーンを有する磁気記憶装置の書き込
み周波数設定方法において、各ヘッド、ゾーン毎に読み
出されたデータの条件加速を行なったときのエラーレー
トから算出される読み出し余裕度であるリードマージン
を測定し、各ヘッド、ゾーンのリードマージン測定結果
から、トータル記憶容量が変わらないように、かつ全ヘ
ッド、ゾーンのリードマージンの測定結果が等しくなる
ように書き込み周波数を設定することを特徴とする。
する書き込み周波数を定める書き込み周波数設定手段
と、前記書き込み周波数によって記録媒体に書き込み、
読み出しを行なうリード・ライト手段とを備え、記録密
度の異なる複数のゾーンを有する磁気記憶装置の書き込
み周波数設定方法において、各ヘッド、ゾーン毎に読み
出されたデータの条件加速を行なったときのエラーレー
トから算出される読み出し余裕度であるリードマージン
を測定し、各ヘッド、ゾーンのリードマージン測定結果
から、トータル記憶容量が変わらないように、かつ全ヘ
ッド、ゾーンのリードマージンの測定結果が等しくなる
ように書き込み周波数を設定することを特徴とする。
【０００８】また本発明は、記録媒体に対する書き込み
周波数を定める書き込み周波数設定手段と、前記書き込
み周波数によって記録媒体に書き込み、読み出しを行な
うリード・ライト手段とを備え、記録密度の異なる複数
のゾーンを有する磁気記憶装置の書き込み周波数設定方
法において、各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータ
の条件加速を行なったときのエラーレートから算出され
る読み出し余裕度であるリードマージンを測定し、各ヘ
ッド、ゾーンのリードマージン測定結果から、トータル
記憶容量が変わらないように、かつ全ヘッド、ゾーンの
リードマージン測定の結果が予め設定されている規格を
満足するように書き込み周波数を設定することを特徴と
する。
周波数を定める書き込み周波数設定手段と、前記書き込
み周波数によって記録媒体に書き込み、読み出しを行な
うリード・ライト手段とを備え、記録密度の異なる複数
のゾーンを有する磁気記憶装置の書き込み周波数設定方
法において、各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータ
の条件加速を行なったときのエラーレートから算出され
る読み出し余裕度であるリードマージンを測定し、各ヘ
ッド、ゾーンのリードマージン測定結果から、トータル
記憶容量が変わらないように、かつ全ヘッド、ゾーンの
リードマージン測定の結果が予め設定されている規格を
満足するように書き込み周波数を設定することを特徴と
する。
【０００９】本発明では、記録密度の異なる複数のゾー
ンを有する磁気記憶装置において、各ヘッド、ゾーン毎
に書き込み周波数を変化させながらデータの書き込みと
読み出しを行なって、この読み出されたデータについて
リードマージン測定を行ない、その結果からトータル記
憶容量は変わらないような書き込み周波数の再設定を行
ない、リードマージンが等しくなるようにすることがで
きる。
ンを有する磁気記憶装置において、各ヘッド、ゾーン毎
に書き込み周波数を変化させながらデータの書き込みと
読み出しを行なって、この読み出されたデータについて
リードマージン測定を行ない、その結果からトータル記
憶容量は変わらないような書き込み周波数の再設定を行
ない、リードマージンが等しくなるようにすることがで
きる。
【００１０】また本発明では、各ヘッド、ゾーン毎に書
き込み周波数を変化させながらデータの書き込みと読み
出しを行なって、この読み出されたデータについてリー
ドマージン測定を行ない、その結果からトータル記憶容
量は変わらないような書き込み周波数の再設定を行な
い、リードマージン規格外をなくすようにしたので装置
歩留まり向上につながる。
き込み周波数を変化させながらデータの書き込みと読み
出しを行なって、この読み出されたデータについてリー
ドマージン測定を行ない、その結果からトータル記憶容
量は変わらないような書き込み周波数の再設定を行な
い、リードマージン規格外をなくすようにしたので装置
歩留まり向上につながる。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１２】図１は、本発明の書き込み周波数設定方法
を適用した磁気記憶装置の一実施の形態を示すブロック
図である。図１の磁気記憶装置は、読み出し時には、上
位装置９からの読み出し命令をＨＤＣ６が受け、Ｒ／Ｗ
部３にデータ読み出し実行命令、シーク制御部５にシー
ク実行命令を送出し、シーク制御部５によるヘッド・キ
ャリッジ部４の位置決めの後、記録媒体１から磁気ヘッ
ド２でデータを読み出し、Ｒ／Ｗ部３が受ける。
を適用した磁気記憶装置の一実施の形態を示すブロック
図である。図１の磁気記憶装置は、読み出し時には、上
位装置９からの読み出し命令をＨＤＣ６が受け、Ｒ／Ｗ
部３にデータ読み出し実行命令、シーク制御部５にシー
ク実行命令を送出し、シーク制御部５によるヘッド・キ
ャリッジ部４の位置決めの後、記録媒体１から磁気ヘッ
ド２でデータを読み出し、Ｒ／Ｗ部３が受ける。
【００１３】Ｒ／Ｗ部３では、磁気ヘッド２からの読み
出しデータを受けると、そのデータの増幅を行ない、帯
域制限をかけ、ピーク検出、クロッキング、符号化、復
号といった一連の動作を行ない、リードデータをＨＤＣ
６に送出する。このリードデータは、ＨＤＣ６からはさ
らに上位装置９に送出される。
出しデータを受けると、そのデータの増幅を行ない、帯
域制限をかけ、ピーク検出、クロッキング、符号化、復
号といった一連の動作を行ない、リードデータをＨＤＣ
６に送出する。このリードデータは、ＨＤＣ６からはさ
らに上位装置９に送出される。
【００１４】磁気記憶装置は、書き込み時には、上位装
置９からの書き込み命令をＨＤＣ６が受け、シーク制御
部５にシーク実行命令を送出し、シーク制御部５による
ヘッド・キャリッジ部４に位置決めを行なわせる。Ｒ／
Ｗ部３に対しては、データ書き込み実行命令を送出する
と共に、ライトデータを送出し、ライトデータがＲ／Ｗ
部３に入力されると、所要の書き込み周波数に対応する
ライトクロックでの符号化を行ない、さらに書き込みデ
ータ化、書き込み電流の生成を行ない、磁気ヘッド２を
介して記録媒体１上にデータを記録する。
置９からの書き込み命令をＨＤＣ６が受け、シーク制御
部５にシーク実行命令を送出し、シーク制御部５による
ヘッド・キャリッジ部４に位置決めを行なわせる。Ｒ／
Ｗ部３に対しては、データ書き込み実行命令を送出する
と共に、ライトデータを送出し、ライトデータがＲ／Ｗ
部３に入力されると、所要の書き込み周波数に対応する
ライトクロックでの符号化を行ない、さらに書き込みデ
ータ化、書き込み電流の生成を行ない、磁気ヘッド２を
介して記録媒体１上にデータを記録する。
【００１５】等リードマージンになる書き込み周波数の
設定は、まずマージン測定部７が、ＨＤＣ６に対しては
リードマージン測定開始実行命令および書き込みデータ
の送出を行ない、書き込み周波数制御部８に対してはリ
ードマージン測定開始実行命令のみを送出する。ＨＤＣ
６は、リードマージン測定実行命令によりシーク制御部
５にシーク実行命令を送出し、予め設定されているヘッ
ド、ゾーンにヘッド・キヤリッジ部４の位置決めを行な
わせると同時に、書き込み開始実行命令と書き込みデー
タをＲ／Ｗ部３に送出する。
設定は、まずマージン測定部７が、ＨＤＣ６に対しては
リードマージン測定開始実行命令および書き込みデータ
の送出を行ない、書き込み周波数制御部８に対してはリ
ードマージン測定開始実行命令のみを送出する。ＨＤＣ
６は、リードマージン測定実行命令によりシーク制御部
５にシーク実行命令を送出し、予め設定されているヘッ
ド、ゾーンにヘッド・キヤリッジ部４の位置決めを行な
わせると同時に、書き込み開始実行命令と書き込みデー
タをＲ／Ｗ部３に送出する。
【００１６】書き込み周波数制御部８では、リードマー
ジン測定開始実行命令により、ヘッド、ゾーン毎の書き
込み周波数を予め保存されている初期設定値にするため
の制御をＲ／Ｗ部３に行なう。これによってＲ／Ｗ部３
では、書き込み周波数が初期設定値に設定され、それに
応じライトデータを符号化し、書き込みデータとして記
録媒体１上へのデータ書き込みを行なう。データ書き込
みが終了すると、すぐさまデータを読み出し、Ｒ／Ｗ部
３で読み出し条件に一定加速をかけ、リードデータとし
てＨＤＣ６に送出される。
ジン測定開始実行命令により、ヘッド、ゾーン毎の書き
込み周波数を予め保存されている初期設定値にするため
の制御をＲ／Ｗ部３に行なう。これによってＲ／Ｗ部３
では、書き込み周波数が初期設定値に設定され、それに
応じライトデータを符号化し、書き込みデータとして記
録媒体１上へのデータ書き込みを行なう。データ書き込
みが終了すると、すぐさまデータを読み出し、Ｒ／Ｗ部
３で読み出し条件に一定加速をかけ、リードデータとし
てＨＤＣ６に送出される。
【００１７】リードデータを受けたＨＤＣ６は、エラー
検出を行ない、エラーが検出されると、エラー検出信号
がマージン測定部７に送出され、それを受けたマージン
測定部７でエラーカウントを行なう。これまでの一連の
書き込み読み出し動作を一定回数行なうことで、マージ
ン測定部７でエラーレートの測定を行ない、最終的にリ
ードマージンの算出を行なう。
検出を行ない、エラーが検出されると、エラー検出信号
がマージン測定部７に送出され、それを受けたマージン
測定部７でエラーカウントを行なう。これまでの一連の
書き込み読み出し動作を一定回数行なうことで、マージ
ン測定部７でエラーレートの測定を行ない、最終的にリ
ードマージンの算出を行なう。
【００１８】リードマージン測定が全ヘッド、ゾーンに
対して終了したとき、その結果ヘッド、ゾーン毎で差が
生じている場合、マージン測定部７は、リードマージン
最大、最小のヘッド、ゾーンを選出し、およびリードマ
ージンを書き込み周波数設定部８に送出する。
対して終了したとき、その結果ヘッド、ゾーン毎で差が
生じている場合、マージン測定部７は、リードマージン
最大、最小のヘッド、ゾーンを選出し、およびリードマ
ージンを書き込み周波数設定部８に送出する。
【００１９】これを受けた書き込み周波数制御部８は、
最大、最小リードマージンの差を算出してその差を基に
トータル容量は維持しつつリードマージンを収束させる
方向に書き込み周波数を初期設定値から変化させ（リー
ドマージン最小ヘッド、ゾーンでは、リードマージンが
広がるようにリードマージン差を基に書き込み周波数を
初期設定値から下げ、その下げた分トータル容量が見合
う量をリードマージン最大ヘッド、ゾーンでは、書き込
み周波数を初期設定値から上げた値に変化させ）、その
値を保存し、再リードマージン測定時にＲ／Ｗ部３に対
する書き込み周波数を制御するための値とする。マージ
ン測定部７では、これを待ってリードマージン再測定の
ための開始実行命令の送出を行なう。
最大、最小リードマージンの差を算出してその差を基に
トータル容量は維持しつつリードマージンを収束させる
方向に書き込み周波数を初期設定値から変化させ（リー
ドマージン最小ヘッド、ゾーンでは、リードマージンが
広がるようにリードマージン差を基に書き込み周波数を
初期設定値から下げ、その下げた分トータル容量が見合
う量をリードマージン最大ヘッド、ゾーンでは、書き込
み周波数を初期設定値から上げた値に変化させ）、その
値を保存し、再リードマージン測定時にＲ／Ｗ部３に対
する書き込み周波数を制御するための値とする。マージ
ン測定部７では、これを待ってリードマージン再測定の
ための開始実行命令の送出を行なう。
【００２０】以下、同様なマージン測定動作を繰り返
し、マージン測定部７では、リードマージンが全ヘッ
ド、ゾーンで等しくなったのを判断したときに動作を終
了させる。以上より、装置としてのリードマージンがヘ
ッドの平均特性で決定され、より最適な書き込み周波数
を設定することができる。
し、マージン測定部７では、リードマージンが全ヘッ
ド、ゾーンで等しくなったのを判断したときに動作を終
了させる。以上より、装置としてのリードマージンがヘ
ッドの平均特性で決定され、より最適な書き込み周波数
を設定することができる。
【００２１】また予め設定のリードマージン規格のみを
満足するような書き込み周波数の設定を行なう場合は、
動作的にはマージン測定部７の終了判断をマージン規格
外ヘッドの有無確認により行なう。これによれば、マー
ジン等化するまでの時間は掛からず、最適書き込み周波
数の設定を短時間で行なえ、装置になってからのリード
マージン規格外ヘッドを救済できることはもちろんのこ
と、装置およびヘッドの歩留まりの向上、原価低減をも
たらすことができる。
満足するような書き込み周波数の設定を行なう場合は、
動作的にはマージン測定部７の終了判断をマージン規格
外ヘッドの有無確認により行なう。これによれば、マー
ジン等化するまでの時間は掛からず、最適書き込み周波
数の設定を短時間で行なえ、装置になってからのリード
マージン規格外ヘッドを救済できることはもちろんのこ
と、装置およびヘッドの歩留まりの向上、原価低減をも
たらすことができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気記憶装置において実際にデータ書き込み、読み込みを
によりリードマージン測定を行なって、測定されたリー
ドマージンが等しくなるように記録周波数を設定するこ
とで全体のリードマージンを低減でき、磁気記憶ヘッド
および磁気記憶媒体の性能を最大限に引き出すことが可
能となる。
気記憶装置において実際にデータ書き込み、読み込みを
によりリードマージン測定を行なって、測定されたリー
ドマージンが等しくなるように記録周波数を設定するこ
とで全体のリードマージンを低減でき、磁気記憶ヘッド
および磁気記憶媒体の性能を最大限に引き出すことが可
能となる。
【００２３】
【００２４】
【図１】本発明の書き込み周波数設定方法を適用した磁
気記憶装置の一実施の形態を示すブロック図である。
気記憶装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【００２５】
１ 記録媒体 ２ 磁気ヘッド ３ Ｒ／Ｗ部 ４ ヘッド・キャリッジ部 ５ シーク制御部 ６ ＨＤＣ ７ マージン測定部 ８ 書き込み周波数制御部 ９ 上位装置
Claims (6)
- 【請求項１】記録媒体に対する書き込み周波数を定める
書き込み周波数設定手段と、前記書き込み周波数によっ
て記録媒体に書き込み、読み出しを行なうリード・ライ
ト手段とを備え、記録密度の異なる複数のゾーンを有す
る磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法において、 各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータの条件加速を
行なったときのエラーレートから算出される読み出し余
裕度であるリードマージンを測定し、 各ヘッド、ゾーンのリードマージン測定結果から、トー
タル記憶容量が変わらないように、かつ全ヘッド、ゾー
ンのリードマージンの測定結果が等しくなるように書き
込み周波数を設定することを特徴とする書き込み周波数
設定方法。 - 【請求項２】記録媒体に対する書き込み周波数を定める
書き込み周波数設定手段と、前記書き込み周波数によっ
て記録媒体に書き込み、読み出しを行なうリード・ライ
ト手段とを備え、記録密度の異なる複数のゾーンを有す
る磁気記憶装置において、 各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータの条件加速を
行なったときのエラーレートから算出される読み出し余
裕度であるリードマージンを測定し、 各ヘッド、ゾーンのリードマージンの測定結果から、リ
ードマージン最大、最小のヘッド、ゾーンを選出し、最
大、最小リードマージンの差を算出してその差を基にリ
ードマージン差を収束させる方向に書き込み周波数を変
化させ、 トータル記憶容量は維持しながら全ヘッド、ゾーンのリ
ードマージンの測定結果が等しくなるように書き込み周
波数を設定することを特徴とする書き込み周波数設定方
法。 - 【請求項３】記録媒体に対する書き込み周波数を定める
書き込み周波数設定手段と、前記書き込み周波数によっ
て記録媒体に書き込み、読み出しを行なうリード・ライ
ト手段とを備え、記録密度の異なる複数のゾーンを有す
る磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法において、 各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータの条件加速を
行なったときのエラーレートから算出される読み出し余
裕度であるリードマージンを測定し、 各ヘッド、ゾーンのリードマージンの測定結果から、リ
ードマージン最小ヘッド、ゾーンでは、リードマージン
が広がるように、リードマージン差を基に書き込み周波
数を下げ、その下げた分トータル記憶容量が見合う量
を、リードマージン最大ヘッド、ゾーンでは、書き込み
周波数を上げた値に変化させ、 トータル記憶容量は維持しながら全ヘッド、ゾーンのリ
ードマージンの測定結果が等しくなるように書き込み周
波数を設定することを特徴とする書き込み周波数設定方
法。 - 【請求項４】記録媒体に対する書き込み周波数を定める
書き込み周波数設定手段と、この書き込み周波数によっ
て記録媒体に書き込み、読み出しを行なうリード・ライ
ト手段とを備え、記録密度の異なる複数のゾーンを有す
る磁気記憶装置において、 各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータの条件加速を
行なったときのエラーレートから算出される読み出し余
裕度であるリードマージンを測定するマージン測定手段
と、 各ヘッド、ゾーンのリードマージン測定結果によりトー
タル記憶容量が変わらないような書き込み周波数を再設
定する手段とを備え、 トータル記憶容量は維持しながら全ヘッド、ゾーンのリ
ードマージン測定結果が等しくなるように書き込み周波
数を設定することを特徴とする磁気記憶装置。 - 【請求項５】記録媒体に対する書き込み周波数を定める
書き込み周波数設定手段と、前記書き込み周波数によっ
て記録媒体に書き込み、読み出しを行なうリード・ライ
ト手段とを備え、記録密度の異なる複数のゾーンを有す
る磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法において、 各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータの条件加速を
行なったときのエラーレートから算出される読み出し余
裕度であるリードマージンを測定し、 各ヘッド、ゾーンのリードマージン測定結果から、トー
タル記憶容量が変わらないように、かつ全ヘッド、ゾー
ンのリードマージン測定の結果が予め設定されている規
格を満足するように書き込み周波数を設定することを特
徴とする書き込み周波数設定方法。 - 【請求項６】記録媒体に対する書き込み周波数を定める
書き込み周波数設定手段と、この書き込み周波数によっ
て記録媒体に書き込み、読み出しを行なうリード・ライ
ト手段とを備え、記録密度の異なる複数のゾーンを有す
る磁気記憶装置において、 各ヘッド、ゾーン毎に読み出されたデータの条件加速を
行なったときのエラーレートから算出される読み出し余
裕度であるリードマージンを測定するマージン測定手段
と、 各ヘッド、ゾーンのリードマージン測定結果によりトー
タル記憶容量が変わらないような書き込み周波数を再設
定する手段とを備え、トータル記憶容量は仕様を維持し
ながら全ヘッド、ゾーンのリードマージン測定の結果が
予め設定されている規格を満足するように書き込み周波
数を設定することを特徴とする磁気記憶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29991896A JP2937902B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29991896A JP2937902B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10143811A JPH10143811A (ja) | 1998-05-29 |
| JP2937902B2 true JP2937902B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17878508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29991896A Expired - Lifetime JP2937902B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 磁気記憶装置の書き込み周波数設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2937902B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010146615A (ja) | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | データを記憶するディスクのゾーン・フォーマット設定方法及びディスク・ドライブ |
| KR20110036403A (ko) | 2009-10-01 | 2011-04-07 | 삼성전자주식회사 | 기록매체의 존 레이아웃 설정 방법과 이를 적용한 데이터 저장 장치 및 저장매체 |
| JP7225147B2 (ja) * | 2020-02-19 | 2023-02-20 | 株式会社東芝 | 磁気ディスク装置及びヘッドの調整方法 |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP29991896A patent/JP2937902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10143811A (ja) | 1998-05-29 |
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