JP2937122B2 - 単結晶引上げ方法 - Google Patents

単結晶引上げ方法

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JP2937122B2 JP14835296A JP14835296A JP2937122B2 JP 2937122 B2 JP2937122 B2 JP 2937122B2 JP 14835296 A JP14835296 A JP 14835296A JP 14835296 A JP14835296 A JP 14835296A JP 2937122 B2 JP2937122 B2 JP 2937122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCZ法による単結晶
の育成に用いる単結晶引上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ディバイスの製造に使用されるシ
リコンウェーハの素材としては、CZ法により育成され
たシリコン単結晶が多用されている。CZ法によるシリ
コン単結晶の育成では、周知の通り、引上げ軸の下端に
種結晶を装着し、石英坩堝内に生成されたシリコン融液
にこの種結晶を浸け、この状態から種結晶を回転させな
がら引上げることにより、種結晶の下方にシリコン単結
晶を育成する。
【0003】ここで種結晶は、直径が10数mm程度の
シリコン単結晶からなる細かい棒体であり、上端部がシ
ードチャックに連結され、下端部がシリコン融液に浸漬
される。種結晶をシリコン融液に浸漬すると、熱衝撃に
より転位が導入されるため、種結晶をシリコン融液に浸
漬した後に種結晶の直径を絞り、しばらくの間この状態
を維持して結晶の無転位化を図るいわゆるネッキングが
実施される。ネック部の直径は無転位化の観点から5m
m以下が必要とされ、3mm以下が望ましいとされてい
る。
【0004】ところで、CZ法により育成されるシリコ
ン単結晶は、これまでは直径が8インチで重量が100
kg前後のものが主流であった。しかし、最近になって
更なる大径化が求められ、直径が12インチ以上のシリ
コン単結晶の育成も企画されている。単結晶の直径が大
きくなると、当然その重量も増え、直径が12インチの
場合で重量は200kgに達する。
【0005】育成中の単結晶の重量は種結晶の特にネッ
ク部に集中し、結晶重量が増大するとネック部にかかる
荷重も増大するが、シリコンの破壊強度は20kg/m
2程度であり、200kgのシリコン単結晶を確実に
保持するためには、少なく見積もっても5mmを超える
直径がネック部に必要となる。ところが、5mmを超え
る直径では種結晶を無転位化することが不可能である。
従って、現状の技術では200kgに達する単結晶の育
成は不可能である。
【0006】このような問題を解決するために、単結晶
を成長させる過程でネック部の下にクビレ部を形成し、
そのクビレ部を複数の爪により周囲から機械的に保持し
て、ネック部に依存せずに単結晶の引上げを行う技術
は、特公平7−515号公報、特公平7−103000
号公報等により提案されている。また、肩部の上に筒体
を載せてネック部を取り囲み、この中に熱硬化性樹脂等
の液状硬化物を注入して、その硬化物によりネック部を
補強する方法は、特開平5−270968号公報により
提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】単結晶に形成したクビ
レ部を機械的に保持する引上げ技術は、保持爪が不用意
に開かない限り、200kgを超える単結晶も確実に引
上げ、その落下を防止することができる。しかし、クビ
レ部を機械的に保持する際の衝撃により、単結晶が有転
位化するという問題がある。また現状の育成技術では、
結晶引上げ軸に対して対称的なクビレ部を形成すること
が困難である。そのため、クビレ部を保持して単結晶の
育成を行った場合には、単結晶が芯円性を損ない、これ
による有転位化や直径制御精度の低下が問題となる。ま
た単結晶が引上げ軸方向においてくねった形状になり、
後工程の外周部切削による切削代の増大も大きな問題と
なる。
【0008】これに対し、熱硬化性樹脂等によりネック
部を補強する方法は、機械的衝撃による有転位化や結晶
形状による悪影響の問題を解決できる。しかし、引上げ
装置内が高温雰囲気に保たれ、単結晶自体も高温である
ことから、補強材である熱硬化性樹脂等から有機系のガ
スを生じ、装置内および単結晶を汚染するという問題が
あり、材質によっては熱変質により補強材としての機能
を維持できない場合も考えられる。また、筒体が載る肩
部の表面形状が周方向に対称とは言えず、完全な平坦面
でもないため、筒体からの液状硬化物の漏れも問題にな
る。
【0009】本発明の目的は、200kgを超えるよう
な単結晶についてもその落下を防止し、且つその防止に
伴う引上げへの悪影響を可及的に回避することができる
単結晶引上げ方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の単結晶引上げ方
法は、上記目的を達成するために、原料融液に漬けた種
結晶を回転させながら引上げることにより、種結晶の下
方に単結晶を育成する単結晶引上げ方法において、単結
晶の肩部を形成した後、その上にネック部近傍を取り囲
む筒体を配置し、該筒体内に粒体を装填した状態で、該
筒体を種結晶と共に強制的に引上げるものである。
【0011】本発明の単結晶引上げ方法においては、ネ
ック部に加わる荷重が、筒体内の粒体を介して筒体に分
散伝達し、その筒体が種結晶と共に強制的に引上げられ
ることにより、ネック部に加わる荷重が低減する。つま
り、単結晶はここでは種結晶および筒体により引上げら
れ、筒体は言うならば引上げ補助部材である。
【0012】ここで、粒体はある程度の剛性を持ってい
ればよく、材質を広い範囲で選択することが可能である
ので、引上げ装置内でも、また単結晶と接触してもガス
発生や変質を生じない無機物を選択することができる。
従って、ガスによる汚染や熱変質による保持効果の低減
を回避することができる。
【0013】粒体は又、筒体内に徐々に装填することが
できるので、装填の衝撃による有転位化を回避すること
ができる。
【0014】粒体は又、単結晶の肩部上面を底面として
ネック部外面と筒体内面との間の空間に装填されるが、
ネック部やその下に形成したクビレ部が非対称な形状で
あっても、これらの部分に加わる荷重は周方向均等に筒
体に分散するので、ネック部やその下に形成したクビレ
部の非対称性に起因する問題を生じない。
【0015】粒体は又、その粒径を任意に選択すること
ができるので、肩部と筒体との間に隙間ができても、そ
の隙間からの漏れを回避することか可能である。このた
め、隙間に対して神経質になる必要がなく、状況によっ
ては筒体を肩部から意図的に離して保持することも可能
となり、これにより筒体が肩部に接触する際の衝撃によ
る有転位化の恐れを回避することができる。
【0016】粒体は又、表面に突起のある形状とするこ
とにより、相互に効果的にかみ合うので、ネック部に加
わる荷重を粒体に効率的に伝えることができる。同様の
効果は、粒体の内面に凹凸をつけることによっても得ら
れる。
【0017】粒体は又、多孔質あるいは中空状とするこ
とにより、粒体の装填に伴って単結晶の肩部に加わる荷
重を低減することができる。
【0018】粒体の材質は、引上げ装置内でも、また単
結晶と接触してもガス発生や熱劣化を生じない無機物が
望ましく、そのなかでも摩擦係数が比較的大きいカーボ
ンあるいはセラミック(SiC,Si3 4 ,Al2
3 )が望ましい。
【0019】粒体の直径は、小さすぎると単結晶の肩部
と筒体との隙間からこぼれてしまい、大きすぎるとネッ
ク部の保持力が低下してしまうことから、3〜10mm
が望ましい。
【0020】粒体の形状としては、摩擦係数を大きくし
荷重の伝達効率を高める点から、表面に突起のあるもの
が望ましい。
【0021】単結晶においては、ネック部の下にクビレ
部を形成するのが望ましい。こうすることにより、単結
晶と粒体との間の結合強度が増し、ネック部に加わる荷
重が粒体に効率的に伝えられる。
【0022】筒体の材質は、汚染の危険が少ない無機物
が望ましく、具体的にはモリブデン,タングステン,タ
ンタル等が望ましく、筒体の重量を重視すると、軽量で
あるカーボンコンポジットが望ましい。
【0023】筒体の直径は、ネック部の下にクビレ部を
形成すること、及び筒体を単結晶の肩部上に確実に乗せ
ることを考慮して結晶直径の0.3〜0.8倍が望ましい。
【0024】筒体においては、摩擦係数を大きくし荷重
の伝達効率を高める点から、内面に凹凸をつけるのが望
ましい。また、単結晶の肩部との間の隙間を小さくする
点などから、軸方向に伸縮可能とすることが望まれる。
【0025】筒体を種結晶と同期して強制的に引上げる
手段としては、種結晶を保持して引上げるシードチャッ
クを利用するものが、装置構成が簡単であり、且つ単結
晶の回転・引上げとの同期精度も高いので、望ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図示
例に基づいて説明する。図1は本発明を実施するのに適
した単結晶引上げ装置の1例についてその主要部を示す
立面図、図2は引上げ補助部材の平面図である。
【0027】本引上げ装置は、シリコンの原料融液から
シリコン単結晶10を引き上げる引上げ装置本体20
と、単結晶10の引上げを補助するために引上げ装置本
体20のメインチャンバー21とプルチャンバー22と
の間に配置された引上げ補助部材30と、同じくその引
上げ補助のためにプルチャンバー22に取り付けた粒体
供給手段40とを具備する。
【0028】引上げ装置本体20は、従来の引上げ装置
と基本的に同じであって、プルチャンバー22内を通っ
てメインチャンバー内に垂下するワイヤ23の下端にシ
ードチャック24を取付け、これに装着した種結晶11
を原料融液に浸漬した状態から、ワイヤ23を回転させ
ながら上昇させることにより、まずネッキングを行い、
そのネック部12の下方にグビレ部13を形成した後、
肩部14、胴部15を順に育成して、メインチャンバー
21の上面開口部25からプルチャンバー22内に引込
む構成になっている。
【0029】引上げ補助部材30は、内側に粒体が装填
される円筒状の筒体部31と、筒体部31の上端部から
外周側へフランジ状に延出した第1係止部32と、筒体
部31の上端部内側に設けた第2係止部33と、筒体部
31の上方に連続して設けた円筒状の枠部34とからな
る。
【0030】筒体部31は、内径が単結晶10の外径よ
り小さく、シードチャック24の外径より大きい。筒体
部31の下端面は、単結晶10の肩部14の傾斜に対応
したテーパー面になっており、内周面には凹凸が形成さ
れている。筒体部31の上に設けた枠部34は、粒体の
装填時に粒体がこぼれるのを防ぐ壁である。
【0031】2つの係止部のうち、第1係止部32は、
プルチャンバー22内を昇降できるように、その内径よ
り小さい外径を有し、使用されないときはメインチャン
バー21の開口部周囲に載って、引上げ補助部材30を
メインチャンバー21とプルチャンバー21との間の待
機位置に保持する。
【0032】第2係止部33は、シードチャック24に
載って引上げ補助部材30の使用中にこれを保持する。
第2係止部33の中心部には、ワイヤ23の貫通孔33
aが設けられており、その周囲には、下方の筒体部31
内に粒体を装填するために、複数の開口部33bが設け
られている。また、開口部33bに囲まれた下面中央部
には、シードチャック24が嵌合する凹部33cが形成
されている。そして、凹部33cにシードチャック24
が嵌合接触した状態で、筒体部31の下端面が肩部14
の上面に接触するか僅かに離反する程度に、筒体部31
の高さが設定されている。
【0033】粒体供給手段40は、プルチャンバー22
の下部外側に配設されており、引上げ補助部材30が待
機位置に保持されている状態で、筒体部31の内側に所
定量の粒体を、シュート41により投入する。シュート
41は、プルチャンバー22を貫通してその中に挿入さ
れているが、引上げ補助部材30および単結晶10の引
上げを妨害しないために、進退可能な構成とされている
(図3参照)。
【0034】次に、本引上げ装置を用いた単結晶10の
育成方法について説明する。図3は単結晶10の引上げ
プロセスを段階的に示す模式図である。
【0035】引上げ装置本体20のシードチャック24
に装着された種結晶11を、メインチャンバー21内に
設置された坩堝内の原料融液に漬け、ワイヤ23により
シードチャック24を回転させながら上昇させることに
より、ネッキングを行う。ネッキングが終わると、肩部
14を形成して、胴部15の形成に移行するが、肩部1
4を形成するとき、ネック部12の下にクビレ部13を
形成する。
【0036】育成前から育成初期にかけて、引上げ補助
部材30は、第1係止部32がメインチャンバー21の
開口部周囲に係合することにより、メインチャンバー2
1とプルチャンバー22との間の待機位置に保持されて
いる。
【0037】単結晶10の育成が進むと、図3(a)に
示すように、シードチャック24が、待機位置にある引
上げ補助部材30の第2係止部33の中央部下面に当た
り、ここに設けた凹部33cに嵌合する。これにより、
引上げ補助部材30の筒体部31の下面が、単結晶10
の肩部14の上面に当接するか、僅かの隙間をもって対
向する。こうして筒体部31の底が閉じられると、粒体
供給手段40により、ネック部12およびクビレ部13
が埋まるように、筒体部31の内側に所定量の粒体50
を投入する。
【0038】粒体50の投入が終わった後も、図3
(b)に示すように、引き続きワイヤ23によりシード
チャック24を回転させながら上昇させる。これにより
単結晶10が引上げられるが、このとき引上げ補助部材
30は、第2係止部33がシードチャック24に載って
引上げられることにより、種結晶11を含む単結晶10
と同期して回転上昇する。ここで、引上げ補助部材30
の筒体部31は、筒体部31内に装填された粒体50を
介して単結晶10のネック部12およびクビレ部13と
機械的に連結されている。そのため、単結晶10は引上
げ補助部材30によっても引上げられることになる。つ
まり、単結晶10は、ネック部12の近傍が粒体50に
より保持されて、引上げ補助部材30により補助的に引
上げられるのである。
【0039】かくして、単結晶10のネック部12に加
わる荷重が低減される。図4はネック部の最小径と破断
強度との関係を、ネック部を保持したときと保持しない
場合とについて示す図表である。ネック部を保持して引
上げを行うことにより、ネック部の破断強度を倍増させ
ることができるので、200kgを超えるような単結晶
についてもその引上げが可能となる。
【0040】実験では、直径8インチ、重量200kg
のシリコン単結晶を育成するにあたって、上記方法を用
いた。引上げ補助部材30は筒体部31の内面に凹凸を
形成したモリブデン部材とし、筒体部31の直径は6イ
ンチとした。粒体50は平均直径が3mmで表面に多数
の突起が形成されたコンペイ糖状のカーボン粒とし、装
填重量は2kgとした。単結晶10の育成初期に、ネッ
ク部12の下に最大径80mm、最小径40mmのクビ
レ部13を形成した。ネック部12を3mmまで絞った
が、最後まで有転位化を生じることなく引上げを行うこ
とができた。また、問題となる装置内汚染および単結晶
汚染は生じなかった。
【0041】図5は引上げ補助部材の別の例を示す立面
図である。ここに示された引上げ補助部材30は、筒体
部31を2重構造とし、外筒31bを内筒31aに対し
て軸方向に移動可能としたものである。このように、筒
体部31を軸方向に伸縮可能な構造とすることにより、
引上げ補助部材30がシードチャック24から離れる事
態や、単結晶10と引上げ補助部材30との間の隙間が
大きくなる事態が回避される。
【0042】すなわち、図1〜3に示した引上げ補助部
材30では、第2係止部33がシードチャック24に完
全に載ること、換言すれば筒体部31が単結晶10の肩
部14に支持されないことが必要である。筒体部31が
単結晶10の肩部14に載ってしまうと、第2係止部3
3がシードチャック24から浮き上がり、引上げ補助部
材30による補助的な引上げができなくなるからであ
る。そのため、肩部14と筒体部31との間に隙間があ
くことが多くなる。しかるに、図5に示した引上げ補助
部材30では、筒体部31の伸縮のため、その下端面が
肩部14の上面に接触しても、第2係止部33がシード
チャック24に載ることとなり、その結果として肩部1
4と筒体部31との間の隙間が可及的に小さく抑えられ
る。
【0043】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明の単結晶引
上げ方法は、ネック部近傍を取り囲む筒体内に粒体を装
填した状態で、該筒体を種結晶と共に引上げることによ
り、200kgを超えるような単結晶についてもその引
上げを可能にする。しかも、有転位化や汚染といった単
結晶の落下防止に伴う引上げへの悪影響を可及的に回避
することができる。従って、大径単結晶の育成技術の確
立に大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するのに適した単結晶引上げ装置
の1例についてその主要部を示す立面図である。
【図2】引上げ補助部材の平面図である。
【図3】単結晶の引上げプロセスを段階的に示す立面図
である。
【図4】ネック部の最小径と破断強度との関係を、ネッ
ク部を保持したときと保持しない場合とについて示す図
表である。
【図5】引上げ補助部材の別の例を示す立面図である。
【符号の説明】
10 単結晶 11 種結晶 12 ネック部 13 クビレ部 14 肩部 15 胴部 20 引上げ装置本体 21 メインチャンバー 22 プルチャンバー 23 ワイヤ 24 シードチャック 30 引上げ補助部材 31 筒体部 32 第1係止部 33 第2係止部 40 粒体供給手段 50 粒体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料融液に漬けた種結晶を回転させなが
    ら引上げることにより、種結晶の下方に単結晶を育成す
    る単結晶引上げ方法において、単結晶の肩部を形成した
    後、その上にネック部近傍を取り囲む筒体を配置し、該
    筒体内に粒体を装填した状態で、該筒体を種結晶と共に
    強制的に引上げることを特徴とする単結晶引上げ方法。
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