JP2936266B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2936266B2
JP2936266B2 JP1126000A JP12600089A JP2936266B2 JP 2936266 B2 JP2936266 B2 JP 2936266B2 JP 1126000 A JP1126000 A JP 1126000A JP 12600089 A JP12600089 A JP 12600089A JP 2936266 B2 JP2936266 B2 JP 2936266B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子楽器に関し、より詳しくは演奏情報に
対する情報付加およびまたは変更についての設定および
発生される音楽に対する音色およびまたは音色の組合わ
せについての設定に関するものである。
(従来技術) 近年、MIDIの普及に伴ない、鍵盤、パッドあるいはス
イッチを含む操作子等の入力される演奏内容により演奏
情報を発生する演奏入力手段と、演奏情報により楽音を
生成する楽音生成手段とを併せて有する電子楽器の他
に、鍵盤等の演奏入力手段において発生される演奏情報
をMIDI等の通信手段によって出力するのみで楽音生成手
段を有さない電子楽器(以下、「マザー・キーボード」
という)、演奏入力手段を有さずにMIDI等の通信手段に
より入力される演奏情報により楽音を生成する楽音生成
手段だけを有する電子楽器(以下「音源モジュール」と
いう)、あるいはMIDI等の通信手段によって入力された
演奏入力手段からの演奏情報を記録し、この記録された
演奏情報を再生して再びMIDI等の通信手段により楽音生
成手段に出力する電子楽器(以下「シーケンサ」とい
う)等の種々の形態の電子楽器が存在している。
音源モジュールは、同時に一個または複数個の音色
(楽器種類)による楽音を発生させることができ、これ
らの音色およびまたは音色の組合わせ等の設定が自由に
でき(以下、この設定を「サウンド・パッチ」とい
う)、これら設定の内容を複数種類記憶している。な
お、これら設定内容は、パネル上のスイッチ等の操作
子、あるいは当該音源モジュールをコントロールするマ
ザー・キーボードまたはシーケンサからのMIDIプログラ
ムチェンジによって選択される。
一方、マザー・キーボードにおいては、発生される演
奏情報にもとづいてMIDIチャネルおよびメッセージの種
類を表わすデータと、ノート番号あるいは操作子種類を
表わすデータと、キーベロシティーあるいは操作子の操
作量を表わすデータとより構成されるMIDIデータを出力
する。例えば、押鍵時には、MIDIチャネルおよびノート
オンを表わすデータと、押鍵された鍵によって決定され
るノート番号データと、検出された押鍵速度によって決
定されるベロシティーデータとより構成されるMIDIデー
タを出力する。さらには、操鍵(押離鍵)された鍵と付
加するMIDIチャネルデータとの関係、操鍵された鍵と出
力されるノート番号との関係、検出された操鍵速度と出
力されるベロシティーデータとの関係、操作された操作
子と操作子種類を表わすデータとの関係、あるいは操作
子の操作量と出力される操作量を表わすデータとの関係
等、演奏情報に対する情報付加およびまたは変更等の演
奏入力手段の機能設定が自由にでき(以下、この設定を
「キーボード・パッチ」という)、これら設定内容を複
数種類記憶し、パネル上のスイッチ等の操作子によりそ
の設定内容を選択し得る。このことは、複数個の音源モ
ジュールをコントロールしたり、シーケンサに演奏情報
を多重記録したりする場合における機能設定の切換えが
容易にできて便利である。
ところで、鍵盤等の演奏入力手段に加えて楽音生成手
段を併せ有する電子楽器では、自己の楽音生成手段にお
いて楽音を生成させることもできるが、演奏入力手段に
おいて発生される演奏情報をMIDIデータとして他の音源
モジュールまたはシーケンサに出力してマザー・キーボ
ードとしても用いることができる。また、他のマザー・
キーボードまたはシーケンサからのMIDIデータを入力し
て楽音を生成する音源モジュールとして用いることもで
きる。これらの一般的な組合わせの関係は、第9図に示
されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述されたように鍵盤等の演奏入力手
段に加えて楽音生成手段を併せ有する電子楽器において
は、いわゆるサウンド・パッチとキーボード・パッチと
いった独立した設定がなされていないために、設定を切
換えた場合には同時に演奏入力手段の機能設定と楽音生
成手段の設定とが切換わるようになる。したがって、例
えば外部音源モジュールをコントロールするマザー・キ
ーボードとして演奏入力手段を用い、また外部のシーケ
ンサからのデータによって楽音を発生する音源モジュー
ルとして楽音生成手段を用いる場合には、演奏入力手段
の機能設定を選択切換えようとする場合には楽音生成手
段の設定まで切換わるという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決することを目的と
し、非常に自由度が高く実用性に富んだ電子楽器を提供
することにある。
(問題を解決するための手段) 前述された目的を達成するために、本発明による電子
楽器の構成上の特徴は、第1図に示されるように、 (a) 入力される演奏内容により演奏情報を入力する
演奏入力手段(1)、 (b) 演奏情報に対する情報付加およびまたは変更に
ついての少なくとも2種類以上の要素に関する設定を1
組とした設定内容を複数組記憶する第1の記憶手段
(2)、 (c) この第1の記憶手段(2)に記憶される複数組
の設定内容から所定の1組の設定内容を後記第2の選択
手段(6)により選択された現在の設定内容に影響を与
えずに選択可能な第1の選択手段(3)、 (d) この第1の選択手段(3)により選択された前
記第1の記憶手段(2)に記憶される所定の1組の設定
内容にもとづき前記演奏入力手段(1)からの演奏情報
に情報付加およびまたは変更を加える演奏情報変改手段
(4)、 (e) 発生される楽音に対する音色およびまたは音色
の組合わせについての複数種類の設定内容を記憶する第
2の記憶手段(5)、 (f) この第2の記憶手段(5)に記憶される複数種
類の設定内容から所定の設定内容を前記第1の選択手段
(3)により選択された現在の設定内容に影響を与えず
に選択可能な第2の選択手段(6)、 (g) この第2の選択手段(6)により選択された前
記第2の記憶手段(5)に記憶される設定内容による音
色およびまたは音色の組合わせにもとづき、情報付加お
よびまたは変更が加えられた前記演奏情報変改手段
(4)からの演奏情報により楽音を生成する楽音生成手
段(7)、 (h) 情報付加およびまたは変更が加えられた前記演
奏情報変改手段(4)からの演奏情報を外部の電子楽器
に対して出力する出力手段(8) を有し、 前記楽音発生手段(7)が、前記第2の選択手段
(6)により選択された前記第2の記憶手段(5)に記
憶される設定内容による音色およびまたは音色の組合わ
せにもとづいて、情報付加およびまたは変更が加えられ
た前記演奏情報変改手段(4)からの演奏情報により楽
音を生成可能な状態において、前記第1の選択手段
(3)は、前記第1の記憶手段(2)に記憶される複数
組の設定内容から所定の1組の設定内容を選択可能であ
る ようにしたものである。
また、前記第1の選択手段(3)および前記第2の選
択手段(6)は、互いに独立に選択するか、一方の選択
に他方の選択が連動されるかを選択できるものである。
また、前記第1の記憶手段(2)に記憶する少なくと
も2種類以上の要素に関する設定内容は、少なくとも、 前記演奏入力手段(1)としての鍵盤により発生され
る演奏情報に含まれる押鍵速度の情報を変更するための
変更態様、 前記鍵盤により発生される演奏情報としての音高情報
を変更するための変更態様、 前記演奏入力手段(1)としての、前記鍵盤とは異な
る操作子の操作により発生する演奏情報の種類、 設定内容の名称、 外部または内部に設けられた楽音生成手段へ演奏情報
を供給する際の送信チャンネル のうちの少なくとも2つを含むものであってもよい。
(作用) 演奏情報に対する情報付加およびまたは変更(いわゆ
るキーボード・パッチ)についての複数種類の設定内容
を第1の記憶手段(2)に記憶し、これら記憶された複
数種類の設定内容から第1の選択手段(3)により所定
の設定内容を選択する。この選択された演奏情報に対す
る情報付加およびまたは変更について所定の設定内容に
もとづき演奏情報変改手段(4)は演奏入力手段(1)
からの演奏情報に情報付加およびまたは変更を加える。
一方、発生される楽音に対する音色およびまたは音色
の組合わせ(いわゆるサウンド・パッチ)についての複
数種類の設定内容を第2の記憶手段(5)に記憶し、こ
れら記憶された複数種類の設定内容を第2の選択手段
(6)により所定の設定内容を選択する。この選択され
た発生される楽音に対する音色およびまたは音色の組合
わせについての所定の設定内容にもとづき楽音生成手段
(7)は情報付加およびまたは変更が加えられた演奏情
報変改手段(4)からの演奏情報により楽音を生成す
る。
(発明の効果) したがって、いわゆるキーボード・パッチとサウンド
・パッチとが夫々独立して設定記憶され、夫々独立して
選択されるために、必要なパッチのみを選択切換えする
ことができる。また、キーボード・パッチとサウンド・
パッチとを同時に選択切換えすることも可能であるため
に、いわゆるマザー・キーボードと音源モジュールとに
分離した電子楽器として、あるいは演奏入力手段と楽音
生成手段とを併せて有する電子楽器としてのいづれの使
用方法も可能となり、非常に自由度が高く実用性に富ん
だ電子楽器が得られる。
(実施例) 次に、本発明による電子楽器の具体的実施例につき、
図面を参照しつつ説明する。
第2図の外観図において、表面側には演奏者により演
奏内容を入力するための複数個の鍵より構成されている
鍵盤20と、記憶設定されるキーボード・パッチおよびサ
ウンド・パッチの記憶領域の指定、さらには記憶設定さ
れたキーボード・パッチおよびサウンド・パッチの選択
のためのパッチ選択部Aと、記憶設定されるキーボード
・パッチおよびサウンド・パッチの各パラメータ値の設
定のためのパッチ設定部Bと、アルペジオ・モードおよ
びトランスポーズ・モードの指定のためのモードスイッ
チ部Cと、キーボード・パッチおよびサウンド・パッチ
の設定される各種パラメータ、現在のモード、さらには
パッチ・ネーム等の表示のための表示器21とが設けられ
ている。また、背面側には外部の電子楽器とMIDIデータ
を送受信するためのMIDI IN端子22およびMIDI OUT端子2
3と、生成された楽音信号をスピーカ等に供給するOUT P
UT端子24とが設けられている。さらに、記憶設定される
キーボード・パッチにより自由に機能設定がされる演奏
者による演奏内容の入力のためのフットスイッチ25およ
びフットコントローラ26が接続されている。
パッチ選択部Aは、各8種類の記憶設定可能なキーボ
ード・パッチおよびサウンド・パッチの記憶領域に対応
する両パッチに共通な8個のパッチ選択スイッチ27a〜2
7hと、キーボード・モード、サウンド・モードおよびリ
ンク・モードの選択指定のためのキーボード・スイッチ
28およびサウンド・スイッチ29とより構成されている。
このキーボード・スイッチ28を押圧操作することにより
キーボード・モードにモード指定され、8個のパッチ選
択スイッチ27a〜27hによって記憶設定された8種類のキ
ーボード・パッチから押圧操作されたパッチ選択スイッ
チ27a〜27hに対応する記憶領域に記憶されるキーボード
・パッチが選択される。また、同様にサウンド・スイッ
チ29を押圧操作することによりサウンド・モードにモー
ド指定され、8個のパッチ選択スイッチ27a〜27hによっ
て記憶設定された8種類のサウンド・パッチから押圧操
作されたパッチ選択スイッチ27a〜27hに対応する記憶領
域に記憶されるサウンド・パッチが選択される。さら
に、キーボード・スイッチ28およびサウンド・スイッチ
29を同時に押圧操作することによりリンク・モードにモ
ード指定され、このリンク・モードにおいては押圧操作
されたパッチ操作スイッチ27a〜27hに対応する記憶領域
に記憶されるキーボード・パッチおよびサウンド・パッ
チがともに選択される。
パッチ設定部Bは、エディット・モードの指定のため
のエディット・スイッチ30と、ライト・モードの指定の
ためのライト・スイッチ31と、表示器21に表示されるパ
ラメータの選択のための各左右方向のカーソル・スイッ
チ32,33と、選択されたパラメータの値の設定のための
スライダ34とより構成されている。エディット・スイッ
チ30を押圧操作することによりキーボード・パッチおよ
びサウンド・パッチにおける各パッチ、さらにはその他
の設定が可能なエディット・モードが指定されて、この
エディット・モードにおいてカーソル・スイッチ32,33
を押圧操作することにより表示器21に表示されるパラメ
ータを順次に選択し、スライダ34によりそれらパラメー
タの値を設定する。この設定の終了後に、ライト・スイ
ッチ31および引続いて所定のパッチ選択スイッチ27a〜2
7hを押圧操作すると、設定された内容が押圧操作された
パッチ選択スイッチ27a〜27hに対応する記憶領域に記憶
される。
モードスイッチ部Cは、アルペジオ・モードの指定の
ためのアルペジオ・スイッチ35と、トランスポーズ・モ
ードの指定のためのトランスポーズ・スイッチ36とより
構成されている。このアルペジオ・スイッチ35によりア
ルペジオ・モードに指定されると、記憶設定され選択さ
れたキーボード・パッチにもとづくアルペジオ・パター
ンとアルペジオ・レイトとにしたがったアルペジオ演奏
が行なわれる。また、トランスポーズ・スイッチ36によ
りトランスポーズ・モードに指定されると、同様に記憶
設定され選択されたキーボード・パッチにもとづくトラ
ンスポーズ量によりトランスポーズ(移調)が行なれ
る。鍵盤20、フットスイッチ25およびフットコントロー
ラ26により入力された演奏内容は、選択設定されたキー
ボード・パッチおよび前述のアルペジオ・モードおよび
トランスポーズ・モード(ON/OFF)にもとづいて演奏内
容を示すMIDIデータとされ、後述する楽音発生回路43と
その楽音発生回路43を制御する音源制御処理とより成る
本発明における楽音生成手段であるいわゆる内部音源モ
ジュール、およびMIDI OUT端子23を介して他の電子楽器
に供給される。
鍵盤20等の演奏により、あるいはMIDI IN端子22を介
して他の電子楽器から内部音源モジュールに入力された
MIDIデータは、選択設定されたサウンド・パッチにもと
づいて楽音とされる。
次に、第3図のブロック回路図において、鍵盤20から
のノート番号およびノートオン/ノートオフの鍵情報
は、マイコン40の制御のもとにバス41を介してマイコン
40に供給される。また、パッチ選択部Aからのパッチ選
択スイッチ27a〜27h、キーボード・スイッチ28およびサ
ウンド・スイッチ29による操作情報、パッチ設定部Bか
らのエディット・スイッチ30、ライト・スイッチ31、カ
ーソル・スイッチ32,33およびスライダ34による操作情
報、さらにはモードスイッチ部Cからのアルペジオ・ス
イッチ35およびトランスポーズ・スイッチ36による操作
情報は、同様にマイコン40の制御のもとにバス41を介し
てマイコン40に供給される。さらに、フットスイッチ25
の操作情報およびフットコントローラ26のA/D変換器42
によりディジタル化された操作情報もマイコン40の制御
のもとにマイコン40に供給される。
マイコン40は、所定プログラムを実行する中央処理装
置(CPU)40Aと、このプログラムを記憶する読出し専用
メモリ(ROM)40Bと、このプログラムを実行するに必要
なワーキングメモリ等としての書込み可能なメモリ(RA
M)40Cと、このプログラム中の時間を計測するタイマ40
Dと、MIDI IN端子22およびMIDI OUT端子23を介して外部
の電子楽器とMIDIデータの送受信を行なうMIDI回路40E
とより構成されている。なお、RAM40Cには、キーボード
・パッチ、サウンド・パッチ、トーンデータおよびパッ
チと無関係に設定されるシステム等の設定を記憶する記
憶領域と、動作上必要なレジスタと、FIFO、選択された
キーボード・パッチ、選択されたサウンド・パッチおよ
び選択されたトーンデータを書込むワーキングエリアと
が割当てられており、電源OFF後も記憶内容が保持され
るようにRAM40Cはバックアップされている。また、マイ
コン40は、バス41を介して表示器21に各パラメータ、現
在のモードおよびパッチ・ネーム等が表示されるととも
に、プラグラムを実行することにより、マイコン40は入
力された演奏情報と設定された設定内容とにもとづいて
楽音発生回路43を制御して、所望の楽音信号を生成し、
OUT PUT端子24からその楽音信号を出力させる。
RAM40Cに記憶されているキーボード・パッチ、サウン
ド・パッチおよびシステムの記憶内容と、トーンデータ
を構成するパラメータとを、第4図を参照しつつ説明す
る。
(i)キーボード・パッチ ・パッチ・ネーム 記憶されている8種類の各キーボード・パッチの呼
称。
・TXチャネル MIDIデータの送信チャネル。このTXチャネルは、鍵盤
20、フットスイッチ25およびフットコントローラ26によ
る演奏データと、次に述べるTXプログラム・チャネル#
とを内容とするデータに付加されてMIDIデータとされ、
MIDI OUT端子23を介して外部音源モジュールに、また内
部音源モジュールに供給される。
・TXプログラム・チェンジ# キーボード・パッチが選択切換えされた時に生成され
るMIDIデータ(プログラム・チェンジ・メッセージ)に
おけるプログラムチェンジ番号。
・フットスイッチコントロールチェンジ# フットコントローラコントロールチェンジ# フットスイッチ25およびフットコントロール26が操作
された時に生成されるMIDIデータ(コントロール・チェ
ンジ・メッセージ)におけるコントロールチェンジ番
号。
・キーベロシティーレンジMin キーベロシティーレンジMax 検出した押鍵速度に対する生成されるMIDIデータ(ノ
ート・オン・メッセージ)における送出するキーベロシ
ティー値に関する第5図に示されている送出するキーベ
ロシティー値のMin値およびMax値。
・アルペジオ・パターン アルペジオ・レイト アルペジオ(ON/OFF) 分散和音のパターン種類(アルペジオ・パターン)、
分散和音の繰返し速度(アルベジオ・レイト)および分
散和音の入切(アルペジオ(ON/OFF))。
・トランスポーズ量 鍵盤20において押離鍵操作される鍵と押離鍵に際して
生成されるMIDIデータ(ノート・オン/オフ・メッセー
ジ)におけるノート番号との関係を示す移調量。
(ii)サウンド・パッチ ・パッチ・ネーム 記憶されている8種類の各サウンド・パッチの呼称。
・パート サウンド・パッチは6個のパート(楽器種類)を一組
として構成されるとともに、各パート毎に、次に述べる
トーン#、RXチャネル、キーレンジMin(Max)、ベロシ
ティーレンジMin(Max)、リバーブ(ON/OFF)、ボリュ
ームおよびパンポットの設定を異ならせることができ
る。
・トーン# 音色番号。各音色は、後述するトーンデータの各パラ
メータから構成されている。
・RXチャネル MIDIデータにおける受信チャネル(TXプログラム・チ
ェンジ#以外の内容)。他の電子楽器から受信するMIDI
データ、または鍵盤20等において生成されたMIDIデータ
のチャネルが、このRXチャネルと一致する場合に受信し
たデータが有効となる。
・キーレンジMin キーレンジMax 発音可能な鍵域の下限鍵のノート番号(Min)および
上限鍵のノート番号(Max)。これらノート番号(Min,M
ax)間のノート番号のMIDIデータを受信する場合にのみ
発音する。
・ベロシティーレンジMin ベロシティーレンジMax 発音可能な押鍵速度域の下限値(Min)および上限値
(Max)。これら下限・上限値(Min,Max)間のベロシテ
ィー値のMIDIデータを受信する場合にのみ発音する。
・リバーブ(ON/OFF) 残響の入切。
・ボリューム 音量。
・パンポット 楽器の音場における定位。
・リバーブ・モード ホールシュミレーション、ルームシュミレーション等
のリバーブの種類。
・リバーブ・レベル リバーブの付加量。
(iii)トーンデータ ・ウェーブジェネレータ 生成される楽音の波形(ウェーブフォーム)、音高
(ピッチ)およびビブラートの周期(ビブラート・レイ
ト)並びに深さ(ビブラート・デプス)。
・フィルター 周波数基準値(カットオフ・フレケンシー)、共振度
(レゾナンス)、音高による周波数推移(キーフォロ
ー)、押鍵速度による周波数推移(ベロシティー・セン
ス)、エンベロープによる周波数推移(ENVデプス)お
よびエンベロープパラメータ(ENV A(アタック)/D
(ディケイ)/S(サステイン)/R(リリース))。
・レベル 音量の押鍵速度による深さ(ベロシティー・デプス)
およびエンベロープパラメータ(ENV A(アタック)/
D(ディケイ)/S(サステイン)/R(リリース))。
なお、RAM40Cのワーキングエリアにはキーボード・パ
ッチおよびサウンド・パッチの各1個分に対するエリア
(キーボード・パッチエリア,サウンド・パッチエリ
ア)と、トーンデータの6個分に対するエリア(トーン
データエリア)とが設定されているとともに、これらエ
リアの対応位置に選択されたキーボード・パッチ、サウ
ンド・パッチのデータおよびトーンデータが書込まれ
て、演奏データの処理および楽音生成の処理に用いられ
る。
(iv)システム キーボード・パッチおよびサウンド・パッチの選択と
は無関係に設定される。
・チューニング サウンド・パッチの各パートに対して共通のチューニ
ングデータ。
・キーボード・パッチプログラムェチンジRXチャネル キーボード・パッチに対して有効なプログラム・チェ
ンジメッセージを受信するためのMIDIチャネル。
・サウンド・パッチプログラムチェンジRXチャネル サウンド・パッチに対して有効なプログラム・チェン
ジ・メッセージを受信するためのMIDIチャネル。
各キーボード・パッチプログラムチェンジRXチャネル
およびサウンド・パッチプログラムチェンジRXチャネル
に一致したプログラム・チェンジ・メッセージを受信す
る場合にキーボード・パッチ、サウンド・パッチが切換
わる。
なお、リンク・モードにおいてパッチを切換えた場合
には、キーボード・パッチおよびサウンド・パッチが同
じ番号のパッチに同時に切換わるとともに、キーボード
・パッチに設定されるTXプログラム・チェンジ#のプロ
グラム・チェンジ・メッセージがMIDIデータとして生成
されるが、この場合に生成されたプログラム・チェンジ
メッセージは前述のいわゆる内部音源モジュールにおい
て無視される。
次に、前述のように構成された本発明による電子楽器
の動作について、第6図乃至入力第8図に示されている
プログラムのフローチャートにもとづき説明する。
(1)タイマ割込み処理 (第6図) タイマ回路40Dによる一定時間毎のタイマ割込みによ
って行なわれる。
A−1 鍵盤20、フットスイッチ25、フットコントロー
ラ26、並びにパッチ選択部A、パッチ設定部Bおよびモ
ードスイッチ部Cにおける各種スイッチ27〜33、35、3
6、スライダ34の走査をタイマ割込みで行なうととも
に、走査により変化が検出される場合には割込みに関す
るRAM 40Cのワーキングメモリの所定記憶領域にそれら
各種スイッチ27〜33、35、36、スライダ34の操作状態の
フラグ、データを書込む。例えば、具体的には、鍵盤20
の鍵状態に変化が検出された場合には各鍵に対応して設
けられている鍵状態および押鍵速度データを記憶するキ
ーマップの鍵状態を示すフラグおよび押鍵速度データを
書換え、またパッチ選択部A、パッチ設部Bおよびモー
ドスイッチ部Cの各種スイッチ27〜33、35、36のスイッ
チ状態(ON/OFF)に変化が検出された場合には各種スイ
ッチ27〜33、35、36に対応するスイッチ状態を示すフラ
グを書換える。なお、以後の処理においては、これらの
記憶領域に書込まれた各種スイッチ27〜33、35、36の操
作状態に応じて処理が行なわれる。
A−2 アルペジオ演奏を行なうための処理で設定され
ているアルペジオ・パターンおよびアルペジオ・レイト
にしたがって時間制御されたノートオン/ノートオフデ
ータを生成する。
A−3 鍵盤20の操鍵操作された場合およびステップA
−2におけるアルペジオ処理によって生成されるノート
オン/ノートオフにもとづき指示がされた場合にはMIDI
データをRAM40Cのワーキングエリアに所定記憶領域が設
定されている楽音発生回路43へのデータの受渡しを行な
うFIFOに供給するとともに、MIDI OTU端子23を介して出
力する。例えば、具体的には鍵盤20において押鍵がある
場合にはRAM40Cのワーキングエリアの所定記憶領域に設
定されたキーボード・パッチに関するデータおおびアル
ペジオ・モード,トランスポーズ・モード(ON/OFF)に
もとづき送出するノート番号およびベロシティーを求め
るとともに、これらノート番号およびベロシティーにチ
ャネルデータを付してMIDIデータを生成する。なお、RA
M40Cのワーキングエリアに所定記憶領域が設定されてい
るFIFOには、図示されないMIMDイン インタラプト 処
理によってMIDI IN端子22を介して外部から供給されるM
IDIデータも書込まれる。
(2)メインルーチン(第7図) B−1 パッチ選択部A、および表示器21の表示に関す
る処理を行なう。なお、このパネル処理ルーチンににつ
いては、第8図に示されているフローチャート図により
後述する。
B−2 エディットに関する処理を行なう。
B−3 RAM40Cのワーキングエリアに所定記憶領域が設
定されているFIFOに書込まれたMIMDデータと、RAM40Cの
ワーキングエリアの所定記憶領域に設定されているサウ
ンド・パッチのデータと、システムに記憶されているチ
ューニングデータとにもとづいて楽音発生回路43に音
高、音色、音量等の制御データを供給する。
(3)パネル処理(第8図) C−1 パッチ選択部Aのキーボード・スイッチ28およ
びサウンド・スイッチ29が押圧操作されてキーボード・
モードおよびサウンド・モードにモード選択指定された
か否かをフラグによって判断し、モード選択指定されて
いない場合にはステップC−3に行く。
C−2 ステップC−1における判断においてモード選
択指定されている場合には、指定されたモードに対応し
てキーボード・モードフラグおよびサウンド・モードフ
ラグを書換えるとともに、表示器21にどのモードである
かを表示する。
C−3 パッチ選択部Aのパッチ選択スイッチ27a〜27d
が押圧操作されてパッチが選択されたか否かを判断し、
選択されなかった場合にはメインルーチンに戻る。
C−4〜C−8 ステップC−3においてパッチが選択
される場合には、パッチ選択モードの各フラグにしたが
って処理を行なう。
i)キーボード・パッチ読出し処理 押圧操作されたパッチ選択スイッチ27a〜27dに対応す
るキーボード・パッチデータを読出すとともに、この読
出されたキーボード・パッチデータをRAM40Cのワーキン
グエリアにおけるキーボード・パッチエリアに書込み、
選択されたキーボード・パッチのパッチ・ネームを表示
器21に表示する。さらに、選択されたキーボード・パッ
チに設定されているTXプログラムチェンジ#のプログラ
ム・チェンジ・メッセージをRAM40Cのワーキングエリア
に所定記憶領域が設定されているFIFOに供給するととも
に、MIDI OUT端子23を介してMIDIデータとして出力す
る。
ii)サウンド・パッチ読出し処理 押圧操作されたパッチ選択スイッチ27a〜27dに対応す
るサウンド・パッチデータを読出すとともに、この読出
されたサウンド・パッチデータをRAM40cのワーキングエ
リアにおけるサウンド・パッチエリアに書込み、選択さ
れたサウンド・パッチのパッチ・ネームを表示器21に表
示する。さらに、選択されたサウンド・パッチのデータ
にもとづいてトーンデータを読出すとともに、この読出
されたトーンデータをRAM40Cのワーキングエリアにおけ
るトーンデータエリアに書込む。
なお、キーボード・モードフラグおよびサウンドモー
ドフラグが“1"である場合にはリンク・モードであるた
めに、キーボード・パッチ読出し処理およびサウンド・
パッチ読出し処理を行なう。しかし、この場合には、プ
ログラムチェンジ・メッセージはRAM40Cのワーキングエ
リアに所定記憶領域が設定されているFIFOに供給されな
い。
ところで、キーボード・パッチのTXチャネルと、サウ
ンド・パッチのRXチャネルとを一致させておけば鍵盤20
等で入力される演奏内容により発生させた演奏情報はい
わゆる内部音源モジュールで受信されて鍵盤楽器と同様
に楽音を生成させることができる。また、受信チャネル
が同一の他の電子楽器において楽音を生成させることが
できるとともに、送信チャネルが同一の他の電子楽器に
おいて演奏内容を入力すればいわゆる内部音源モジュー
ルで楽音が生成される。
一方、キーボード・パッチのTXチャネルと、サウンド
・パッチのRXチャネルとを異ならせておけば、鍵盤20等
で入力される演奏内容により発生させた演奏情報は内部
音源モジュールでは受信されず、受信チャネルが同一の
他の電子楽器において楽音が生成される。また、送信チ
ャネルがRXチャネルと同一の他の電子楽器において演奏
内容を入力すれば内部音源モジュールで楽音が生成され
る。言い換えれば、鍵盤20等と内部音源モジュールとを
切離して使用することができるとともに、この場合には
キーボード・パッチを切換えると内部音源モジュールに
影響を与えることなくして鍵盤20等の設定のみが変更さ
れ、またサウンド・パッチを切換えると鍵盤20等の設定
に影響を与えることなくして内部音源モジュールの設定
を変更することができる。なお、リンク・モードにおい
てパッチを切換えると、キーボード・パッチおよびサウ
ンド・パッチの両方のパッチが同時に切換わる。
本実施例においては、パッチ選択スイッチ27a〜27dを
各モードに対して共通に設けたが各モード別に設けるの
も良い。また、キーボード・スイッチ28およびサウンド
・スイッチ29の両方を押圧操作して、キーボード・モー
ドおよびサウンド・モードの両方を指定した場合にリン
ク・モードとなるようにしたがリンク・モード専用スイ
ッチを設けても良い。
また、本実施例においては、MIDIデータによりプログ
ラム・チェンジ・メッセージを受け取る場合には、モー
ドにかかわりなく受け取ったプログラム・チェンジ・メ
ッセージのMIDIチャンネルがキーボード・パッチプログ
ラムチェンジRXチャネルと一致した場合にはキーボード
・パッチが切換えられ、サウンド・パッチプログラムチ
ェンジRXチャネルと一致した場合にはサウンド・パッチ
が切換えられるが、リンク・モード時には受け取ったプ
ログラム・チェンジメッセージのMIDIチャネルがキーボ
ード・パッチプログラムチェンジRXチャネルあるいはサ
ウンド・パッチプログラムチェンジRXチャネルと一致し
た場合にキーボード・パッチおよびサウンド・パッチの
両方のパッチが切換わるようにしても良い。または、リ
ンク・モード時には、受け取ったプログラム・チェンジ
・メッセージのMIDIチャネルがキーボード・パッチプロ
グラムチェンジRXチャネルと一致した場合にキーボード
・パッチおよびサウンド・パッチの両方のパッチが切換
わるとともに、サウンド・パッチプログラムチェンジRX
チャネルと一致した場合にはサウンド・パッチのみが切
換わるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載した本発明の構成に対応
するブロック図であるとともに、 第2図乃至第7図は本発明による電子楽器の実施例を説
明するための図面であって、 第2図は外観図、 第3図はブロック回路図、 第4図はRAMに記憶されるデータ図、 第5図は検出した押鍵速度−送出するキーベロシティ値
の変換曲線図、 第6図乃至第8図夫々はマイコンで実行されるプログラ
ムのタイマ割込みルーチン、メインルーチンおよびパネ
ル処理ルーチンのフローチャート図であり、第9図は従
来の一般的な組合せ図である。 20……鍵盤 21……表示器 22……MIDI IN端子 23……MIDI OUT端子 24……OUT PUT端子 25……フットスイッチ 26……フットコントローラ 27a〜27h……パッチ選択スイッチ 28……キーボード・スイッチ 29……サウンド・スイッチ 30……エディット・スイッチ 31……ライト・スイッチ 32,32……カーソル・スイッチ 34……スライダ 35……アルペジオ・スイッチ 36……トランスポーズ・スイッチ 40……マイコン 40A……CPU 40B……ROM 40C……RAM 40D……タイマ 40E……MIDI回路 41……バス 42……A/D変換器 43……楽音発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 繁一 大阪府大阪市住之江区新北島3丁目7番 13号 ローランド株式会社内 (72)発明者 柘植 紳二 大阪府大阪市住之江区新北島3丁目7番 13号 ローランド株式会社内 (72)発明者 渡瀬 孝雄 大阪府大阪市住之江区新北島3丁目7番 13号 ローランド株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−29290(JP,A) 特開 昭61−65295(JP,A) 特開 昭61−15199(JP,A) 特開 昭63−136092(JP,A) 特開 昭56−74298(JP,A) 特開 昭62−186292(JP,A) 特開 昭64−26900(JP,A) 特開 昭62−174797(JP,A) 実開 昭62−197186(JP,U) 実開 昭58−54697(JP,U) 実開 昭56−3590(JP,U) 実開 昭58−52598(JP,U) 実開 昭57−11595(JP,U) 実開 平2−98399(JP,U) 特許2508628(JP,B2) 実用新案登録2581879(JP,Y2) 実用新案登録2510091(JP,Y2) 特公 平6−64469(JP,B2) 特公 平5−5356(JP,B2) 特公 昭54−24286(JP,B2) 特公 平5−62750(JP,B2) 特公 平4−50599(JP,B2) 特公 平7−82322(JP,B2) 特公 平5−52953(JP,B2) 実公 平7−20716(JP,Y2) 実公 平7−36394(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10H 1/00 - 7/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 入力される演奏内容により演奏情
    報を入力する演奏入力手段、 (b) 演奏情報に対する情報付加およびまたは変更に
    ついての少なくとも2種類以上の要素に関する設定を1
    組とした設定内容を複数組記憶する第1の記憶手段、 (c) この第1の記憶手段に記憶される複数組の設定
    内容から所定の1組の設定内容を後記第2の選択手段に
    より選択された現在の設定内容に影響を与えずに選択可
    能な第1の選択手段、 (d) この第1の選択手段により選択された前記第1
    の記憶手段に記憶される所定の1組の設定内容にもとづ
    き前記演奏入力手段からの演奏情報に情報付加およびま
    たは変更を加える演奏情報変改手段、 (e) 発生される楽音に対する音色およびまたは音色
    の組合わせについての複数種類の設定内容を記憶する第
    2の記憶手段、 (f) この第2の記憶手段に記憶される複数種類の設
    定内容から所定の設定内容を前記第1の選択手段により
    選択された現在の設定内容に影響を与えずに選択可能な
    第2の選択手段、 (g) この第2の選択手段により選択された前記第2
    の記憶手段に記憶される設定内容による音色およびまた
    は音色の組合わせにもとづき、情報付加およびまたは変
    更が加えられた前記演奏情報変改手段からの演奏情報に
    より楽音を生成する楽音生成手段、 (h) 情報付加およびまたは変更が加えられた前記演
    奏情報変改手段からの演奏情報を外部の電子楽器に対し
    て出力する出力手段 を有し、 前記楽音発生手段が、前記第2の選択手段により選択さ
    れた前記第2の記憶手段に記憶される設定内容による音
    色およびまたは音色の組合わせにもとづいて、情報付加
    およびまたは変更が加えられた前記演奏情報変改手段か
    らの演奏情報により楽音を生成可能な状態において、前
    記第1の選択手段は、前記第1の記憶手段に記憶される
    複数組の設定内容から所定の1組の設定内容を選択可能
    である ことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】前記第1の選択手段および前記第2の選択
    手段は、互いに独立に選択するか、一方の選択に他方の
    選択が連動されるかを選択できる こと特徴とする請求項1に記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】前記第1の記憶手段に記憶する少なくとも
    2種類以上の要素に関する設定内容は、少なくとも、 前記演奏入力手段としての鍵盤により発生される演奏情
    報に含まれる押鍵速度の情報を変更するための変更態
    様、 前記鍵盤により発生される演奏情報としての音高情報を
    変更するための変更態様、 前記演奏入力手段としての、前記鍵盤とは異なる操作子
    の操作により発生する演奏情報の種類、 設定内容の名称、 外部または内部に設けられた楽音生成手段へ演奏情報を
    供給する際の送信チャンネル のうちの少なくとも2つを含む ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1
    項に記載の電子楽器。
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