JP2935848B2 - 隣接階呼び出し指定式エレベータ並びに該エレベータに用いる群制御装置及びそのエレベータかごの優先割り当て方法 - Google Patents

隣接階呼び出し指定式エレベータ並びに該エレベータに用いる群制御装置及びそのエレベータかごの優先割り当て方法

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JP2935848B2 JP1033529A JP3352989A JP2935848B2 JP 2935848 B2 JP2935848 B2 JP 2935848B2 JP 1033529 A JP1033529 A JP 1033529A JP 3352989 A JP3352989 A JP 3352989A JP 2935848 B2 JP2935848 B2 JP 2935848B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上昇ピーク時に、建物内の複数階に利用さ
れる一群のエレベータを備えたエレベータシステムに関
し、特に群制御の下で一群のエレベータかごの内、選択
されたかごのみを独占的に隣接階に優先的に割り当てる
隣接階呼び出し指定式エレベータ並びにそのエレベータ
に用いる群制御手段及びそのエレベータかごの優先割り
当て方法に関する。
〔従来の技術〕
一群のエレベータを備えた建物においては、エレベー
タの途中階での呼び出し及び上階へのメインロビーから
の呼び出しに関するエレベータの交通が一日中変化して
いる。メインロビーからの交通要求は、乗客がエレベー
タかごの中でかご呼びボタンを押し、行先階の指示をす
ることにより明示される。通常、メインロビーからの交
通要求は、オフィスビルディングにおいては朝が最も高
い。この状態は、上昇ピーク状態として周知であるが、
一日の内、エレベータの乗客が最も多くメインロビーか
ら建物の中に入り、途中階からの呼び出しがほとんどな
い時である。この上昇ピーク時におけるロビーからの交
通要求は、時間に関係している。つまり、隣接する複数
階で同じ仕事に就いている労働者の間では、始業時間は
同一となるが、他の仕事に就いている労働者とは始業時
間が異なってくるからである。
そこで、上昇ピーク時のロビーには、同じ仕事に就い
ている社員が大勢で2個又は3個の近接階、或は連続す
る隣接階へのエレベータサービスを待つことになり、そ
の後、他社の社員が、上記とは別の階へ行くためにロビ
ーに集まる。
上昇ピーク時においては、ロビーに降りているエレベ
ータかごが指定した階へ行くことを希望しているロビー
で待つ多くの乗客のかご呼び要求数を一度に満足するだ
けの十分な最大積載量を有していない。このために、乗
り切れなかった乗客が次のかごに乗ることになり、最大
積載量に満たない比較的少ない重量でロビーを出発する
かごもある。これらの状態の下では、かごの利用度、最
大積載量、及び行先階が十分に乗客の直接的なエレベー
タサービス要求を満足していない。このように、エレベ
ータの乗降が均一になされていないときは、かごがメイ
ンロビーに戻り、多くの乗客を乗せるために要する乗客
待ち時間が増加する。
大多数の群制御式エレベータシステムにおいて、この
乗客待ち時間の増加は、指定した行先階へ行くつもりで
ロビーで待っている実際の乗客数に関係なく、エレベー
タかごがロビーからのかご呼び入力にのみ応答している
ことに起因している。この場合、二つのかごがある優先
割り当て時間間隔、即ちかごに優先割り当てが為される
までに経過した経過時間を経て、別々に同じ階に向かう
可能性がある。このようなエレベータかごの優先割り当
て方法の場合、ロビーでの客待ち時間を最小にすること
ができない。この理由は、かごのロードファクター(最
大積載量に対する実際のかご積載量の比)が最大になら
ず、更に、かごがより多くの乗客を乗せるために為され
た停止回数が最小とならないからである。
公知のエレベータシステムにおいては、例えばビッタ
ー(Bittar)外に付与されオーチスエレベータ株式会社
に譲渡された米国特許第4,305,479号には「上昇ピーク
時可変式エレベータのかごの優先割り当て方法,“Vari
able Up−Peak Elevator Dispatching"」が開示され
ており、ロビーからの優先割り当て時間間隔が規制され
ている。このことは次のようなことを意味する。即ち、
かご呼びをした乗客を乗せる前に、他のかごがロビーか
ら優先的に指定されるまで、かごが一時休止状態で待た
ねばならないことを意味する。
また、単位時間に処理する乗客処理数を増加するため
に、かごの停止回数がある階に制限されるものもある。
例えば、バンクに備えられたエレベータかごは、ある階
にだけ停止するエレベータかごの小グループを形成して
おり、乗客は、かごのどれか一つに入り、これら小グル
ープのかごに指定された停止階に対してだけ、かご呼び
操作盤上のボタンスイッチを押しかご呼びをすることが
許される。通常、これを「グルーピング,“Groupin
g"」と称しており、これにより、かごローディングの増
加、及びシステム効率の増加を来している。しかしなが
ら、グルーピングを用いたエレベータシステムにおいて
も、エレベータがロビーから上昇し再びロビーへ戻るま
での往復時間に関しては考慮されておらず、往復時間の
短縮には至らない。この主な理由は、かごがロビーに到
着するまでに、最小停止回数で往復するように、考慮さ
れていないことによる。
更に、公知のエレベータシステムの中には、かごが中
央位置から入力されたかご呼びに基づいて、停止階が割
り当てられるようなものもある。ノワック(Nowak)外
に付与され、オーチスエレベータ株式会社に譲渡された
米国特許第4,691,808号に開示された「エレベータのか
ご呼びに関する適応割当て,“Adaptive Assignment
of Elevator Car Calls"」には、1961年にレオ ポ
ルト(Reo Port)に付与されたオーストラリア特許第2
55,218号に開示されている中央位置からのかご呼びに基
づいてかごの停止階を割り当てるようなエレベータシス
テムが開示されている。このようなエレベータシステム
は、乗客に対して、指定階に停止するかごを利用するよ
うに意図するものであり、システム効率の向上を来して
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のエレベータシステム及び上昇ピ
ーク時におけるエレベータかごの優先割り当て方法にあ
っては、かごの優先割り当て時間間隔に起因するかご一
時休止時間によって生ずる乗客待ち時間の増加の問題
や、グルーピングを用いてエレベータシステムに関して
は、かごが乗客をメインロビーで乗せ、指定停止階で乗
客を降ろして、再びロビーへ戻るまでに最小停止回数で
昇降するように考慮されていないので、往復時間を短縮
してないといった問題があった。
本発明は、上昇ピーク時において、複数のエレベータ
かごを効率的に動作し、エレベータサービス効率の向上
と、かごがメインロビーへ戻るまでの往復時間の最小化
を第一の目的とする。
本発明は、上昇ピーク時において、特に隣接階へ向か
う群衆を効率的に、その隣接階に運ぶことを第二の目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の第一の構成にお
いては、メインロビーの上下に位置する複数の隣接階へ
乗客を輸送するための複数のエレベータかごを有し、且
つ各かごに対するかご呼び入力をするためのかご呼び入
力手段と、かごの予定された停止階をメインロビーにて
表示するための表示手段と、各かごを動作するためのか
ご動作制御手段と、かごの位置を示す位置信号を供給す
るかご位置信号発生手段と、各かごのドアの開閉を制御
するためのドア制御手段と、かご位置信号及びかご呼び
入力信号に応答して、前記動作制御手段、前記ドア制御
手段、及び前記表示手段の動作を制御する制御信号を供
給する群制御手段とから形成されたエレベータにおい、
前記群制御手段は、建物内の階を、1個以上の隣接階か
ら成るとともに相互に連続し、かつ前記かごの設置数以
下の複数のセクターに分割するための信号と、乗客をメ
インロビーで乗せるためにメインロビーから特定の位置
にかごが近付くときに、周期割り当てシーケンスの一周
期の間に一つのセクターをかごの一つに対して独占的に
割り当てるための信号であって、予め設定されたセクタ
ー順序及びかご順序に従って一周期の間に一つのセクタ
ーを一つのかごに独占的に割り当てる信号と、かごに割
り当てられたセクター内の階に対してかご呼びが為され
たときのみ、かご呼びに応答して、メインロビーからか
ご呼び入力された階へとかごを向かわせることを許可す
るための信号と、かごに割り当てられたセクター内の階
を前記表示手段で表示するための信号と、セクターがか
ごに割り当てられた後、割り当てられたセクター内のフ
ロアへの所定の判定基準に合致したかご呼びが為されな
いとき、前記かごに対して、もとの割り当てセクターと
は異なるセクターを割り当てるための信号と、を供給す
ることを特徴とする隣接階呼び出し指定式エレベータを
提供するものである。
前記の周期割り当てシーケンスは、各かご及び各セク
ターに対する番号割り当て工程と、かごに対するセクタ
ーの割り当てや、各かごがメインロビーに対する割り当
て可能位置にあるときに実施される割り当てのためのか
ごの選択を前記割り当てられた番号順に実施する工程と
から成る。
また、所定の判定基準は、ドアが開かれた後に所定時
間を経過してもかご呼びが為されなかったことを決定す
る工程を有し、前記信号処理手段は、前記かご呼びがな
されなかったという決定に基づいてドアを閉じるための
信号を供給するとともに、前記割り当てシーケンスによ
って次にセクターがかごに割り当てられるまでは、前記
表示手段の動作を停止する手段を有する。
本発明の第二の構成においては、メインロビーで為さ
れたかご呼び及びかごの位置に応答して、建物のメイン
ロビーから上階へ向かう隣接階呼び出し指定式エレベー
タのかごの優先割り当て方法において、建物内の階を、
2個以上の隣接階から成るとともに相互に連続し、かつ
前記かごの設置数以下の複数のセクターに分割する工程
と、メインロビーから特定の位置にかごが近付くとき
に、周期割り当てシーケンスの一周期の間に一つのセク
ターをかごの一つに対して独占的に割り当てるための信
号であって、予め設定されたセクター順序及びかご順序
に従って一周期の間に一つのセクターを一つのかごに独
占的に割り当てる工程と、かごに割り当てられたセクタ
ー内の階に対してかご呼びが為されたときのみ、かご呼
びに応答して、メインロビーからかご呼び入力された階
へとかごを向かわせることを許可する工程と、かごに割
り当てられたセクター内の階をメインロビーで表示する
工程と、セクターがかごに割り当てられた後、割り当て
られたセクター内のフロアへの所定の判定基準に合致し
たかご呼びが為されないとき、前記かごに対して、もと
の割り当てセクターとは異なるセクターを割り当てるた
めの信号と、を有する隣接階呼び出し指定式エレベータ
のかごの優先割り当て方法を提供するものである。
本発明の第三の構成においては、メインロビーの上下
に位置する隣接階に対してメインロビーで為されたかご
呼びに応答して建物内の複数の階に仕える複数のかご間
のかご呼び割り当て制御や、各かごのドアの動作制御
や、及び各かごが向かう階を表示するメインロビーに配
設された表示手段の表示制御をするための隣接階呼び出
し指定式エレベータの群制御装置において、 建物内の階を、2個以上の隣接階から成るとともに相
互に連続し、かつ前記かごの設置数以下の複数のセクタ
ーに分割するための信号と、 メインロビーから特定の位置にかごが近付くときに、
周期割り当てシーケンスの一周期の間に一つのセクター
をかごの一つに対して独占的に割り当てるための信号で
あって、予め設定されたセクター順序及びかご順序に従
って一周期の間に一つのセクターを一つのかごに独占的
に割り当てる信号と、 かごに割り当てられたセクター内の階に対してかご呼
びが為されたときのみ、かご呼びに応答して、メインロ
ビーからかご呼び入力された階へとかごを向かわせるこ
とを許可するための信号と、 かごに割り当てられたセクター内の階を前記表示手段
で表示するための信号と、 セクターがかごに割り当てられた後、割り当てられた
セクター内のフロアへの所定の判定基準に合致したかご
呼びが為されないとき、前記かごに対して、もとの割り
当てセクターとは異なるセクターを割り当てるための信
号と、 メインロビーから乗客を乗せるため、セクターが割り
当てられたかごのドアを開閉するための信号と、 を供給する信号処理手段を有した、隣接階呼び出し指
定式エレベータの群制御装置を提供するものである。
本発明の第四の構成においては、メインロビーの上又
はメインロビーの下に位置する複数の隣接階へ乗客を輸
送するための複数のエレベータかごを有し、且つ各かご
に対するかご呼び入力をするためのかご呼び入力手段
と、かごの予定された停止階をメインロビーにて表示す
るための表示手段と、各かごを動作するためのかご動作
制御手段と、かごの位置を示す位置信号を供給するかご
位置信号発生手段と、各かごのドアの開閉を制御するた
めのドア制御手段と、かご位置信号及びかご呼び入力信
号に応答して、前記動作制御手段、前記ドア制御手段、
及び前記表示手段の動作を制御する制御信号を供給する
群制御手段とを有する隣接階呼び出し指定式エレベータ
において、前記群制御手段は、建物内の階を、2個以上
の隣接階から成るとともに相互に連続し、かつ前記かご
の設置数以下の複数のセクターに分割するための信号
と、メインロビーから特定の位置にかごが近付くとき
に、周期割り当てシーケンスの一周期の間に一つのセク
ターをかごの一つに対して独占的に割り当てるための信
号であって、予め設定されたセクター順序及びかご順序
に従って一周期の間に一つのセクターを一つのかごに独
占的に割り当てる信号と、を供給することを特徴とする
隣接階呼び出し指定式エレベータを提供するものであ
る。
本発明の第五の構成においては、メインロビーから各
階に対して一群のエレベータシステムに用いる複数のか
ごの優先割り当てを行う方法において、一つのかごが独
占的にサービスする第一の複数の隣接階を、前記独占的
サービスするかごになされた前記第一の複数の階へのか
ご呼びに応答して、メインロビーにて表示する工程と、
前記第一の複数の隣接階へのかご呼び所定時間内に為さ
れたか否かを、第一の周期の間に周期ベースで決定し、
このようなかご呼びが為されていないときは、かごのド
アを閉じ、第一の複数の隣接階の表示を消し、前記第一
の周期の間にこのかごが独占的に割り当てられる第二の
複数の隣接階を表示し、且つドアを再び開く工程を有す
る複数のかごの優先割り当て方法を提供するものであ
る。
本発明の第六の構成においては、メインロビーの上又
はメインロビーの下に位置する複数の隣接階へ乗客を輸
送するための複数のエレベータかごを有し、且つ各かご
に対するかご呼び入力をするためのかご呼び入力手段
と、かごの予定された停止階をメインロビーにて表示す
るための表示手段と、各かごを動作するためのかご動作
制御手段と、かごの位置を示す位置信号を供給するかご
位置信号発生手段と、各かごのドアの開閉を制御するた
めのドア制御手段と、かご位置信号及びかご呼び入力信
号に応答して、前記動作制御手段、前記ドア制御手段、
及び前記表示装置の動作を制御する制御信号を供給する
群制御手段とを有する隣接階呼び出し指定式エレベータ
において、前記群制御手段は、一つのかごが独占的にサ
ービスする第一の複数の隣接階を、前記独占的にサービ
スするかごになされた前記第一の複数の階へのかご呼び
に応答して、メインロビーにて表示するための信号と、
前記第一の複数の隣接階へのかご呼びが所定時間内に為
されたか否かを、第一の周期の間に周期ベースで決定
し、このようなかご呼びが為されれていないときは、か
ごのドアを閉じ、第一の複数の隣接階の表示を消し、前
記第一の周期の間にこのかごが独占的に割り当てられる
第二の複数の隣接階を表示し、且つドアを再び開くため
の信号と、を供給する信号処理手段を有することを特徴
とする隣接階呼び出し指定式エレベータを提供するもの
である。
〔作用〕
本発明に従うと、乗客は、上昇ピーク時において、複
数のかごの中の一つを使用することにより、各かごに指
定されたセクター内の一連の隣接階にのみ到着すること
ができる。かごに対するセクターの割り当ては、周期的
に為され、ある周期の間に、そのセクターへのかご呼び
が所定時間間隔でそのかごに対して為されないならば、
このセクターの割り当ては解除される。この割り当てが
解除されたときは、ドアが閉じられ、新たなセクターの
割り当てが為されたとき再びドアは開く。かごに独占的
に割り当てられた階は、階上にいる乗客にサービス表示
盤を介して表示されるが、割り当てが解除されたとき、
この表示は消える。
また、本発明によると、メインロビーの上下に位置す
る複数の隣接階、例えばロビー以上のX個の階を有する
建物においては、上昇ピーク時においては、優先割り当
てシーケンスが動作し、これにより、階は、N個の連続
的なセクターに分割される(NはX未満の整数)。N個
以上のかごに対して、例えばかご数とセクター数とを等
るような割り当てもあり得るが、ある時間において、各
セクターは、複数のかごの中の一つにのみ割り当てられ
るように設定するものとする。かごがセクター内の階に
対するかご呼びに応答した後は、再びセクターの割り当
てのために、ロビーに戻される。所定シーケンスに従っ
た割り当て動作を実行するために、割り当て対象のセク
ター番号の選択は、割り当て対象の次のかご番号の選択
が為されると同様な方法で実行される。かごは、ロビー
から上昇して割り当てられたセクター内の階に乗客を降
ろした後、再び乗客をロビーで乗せるために、下降し、
ロビーで停止する。このかごの下降状態、又はロビーで
の停止状態において、かごに対してセクターを割り当て
ることが可能であり、かごがこの割り当て可能位置にあ
るとき、割り当て対象のセクターがシーケンス動作に従
って選択される。本発明においては、このシーケンス動
作を実行するために、割り当て対象のセクターとかご
は、ラウンドロビン方式によりセクター番号及びかご番
号に番号順に、シーケンス動作に従って重複なく効果的
に選択される。仮に、ドアが閉じた後、かごに指定され
たセクター内の階に対して乗客からのかご呼びが為され
ないならば、略2秒経過後に、このかごに新たに選択さ
れたセクターが再度割り当てられた時、ドアは再び開か
れ、この新たなセクター内の階がサービス表示板に表示
される。
〔実施例〕
第1図には、本発明を明確に説明するために、仮に、
メインロビーから最高階13階までの複数の階を有する建
物に備えた一群のエレベータシステムを形成する4個の
エレベータかご1〜4を示す。各エレベータかご1〜4
には、かご呼び操作盤12が備えられており、乗客は、こ
の操作盤上の押しボタンスイッチを押し行先階を入力す
ることにより、かご呼び信号CCが発せられ、これによ
り、昇降を希望する階へのかご呼びを実行することがで
きる。また、各階には、階上の乗客が希望する昇降方向
を明示するために、ホール呼び操作盤があり、上昇又は
下降のいずれかを希望する乗客が押しボタンスイッチを
押すことにより、ホール呼び信号HCが発せられる。ま
た、メインロビーlにも、乗客がロビーにかごを呼ぶた
めのホール呼び操作盤16が備えられている。
第1図に示す一群のかご1〜4は、上昇ピーク時のあ
る瞬間において、本発明に従って、全部で13個の階が各
々連続する4個の隣接階から成る連続する3個のセクタ
ーに分割され、各セクターに割り当てられたかごの状態
を示している。連続的な各セクターには、以下に詳述す
るように、常に4個のかご1〜4の内、たった一つのか
ごのみが割り当てられるように制御されている。本発明
に従う好適実施例の動作に関しては、以下に示す第2A図
及び第2B図を用いて本文中に詳述しているが、第1図に
示す本実施例においては、一つのかごのみを割り当ての
対象から除外している。しかしながら、建物が有する13
個の階を各々連続する3個の隣接階から成る連続する4
個のセクターに分割することもでき、フリー状態のかご
を無くして全てのかごをセクターに割り当てることもで
きる。
また、ロビーには、かごに割り当てられたセクターに
基づいて指定され、かごに独占的に割り当てられ停止可
能な階を表示するために、かごの停止可能な階を示すサ
ービス表示盤SIが各ドア18の上部に配設されている。以
下に説明するように、各サービス表示盤により表示され
る各かごの停止可能な階は、上昇ピーク時の間中、変化
している。各セクターには、セクター番号SNが与えら
れ、各かごには、かご番号CNが与えられる。
第1図においては、かご2にはCNとして2が与えられ
ており、SNとして1を与えられたセクター1が割り当て
られており、CN3のかご3に対してSN2のセクター2が割
り当てられており、CN4のかご4に対してSN3のセクター
3が割り当てられている。第1図においては、CNのかご
1に対しては、この瞬間はセクターが割り当てられてい
ない。このように、第1図は、ある特定の瞬間における
各かごに対するかご番号、及び各セクターに対するセク
ター番号の割り当て状態を示しているが、他の瞬間にお
いては、必ずしもかごの参照符号とかご番号、及びセク
ターの参照符号とセクター番号とは一致しない。
かご2の停止可能な階を表示するためのサービス表示
盤SIは、セクター1に相当する隣接階である2階〜5階
を表示する。このセクター1に対しては、独占的にロビ
ーからエレベータサービスを提供するが、ロビーから上
階への片道行程に関するエレベータサービスを提供する
ものである。同様に、かご3に関しては、6階〜9階か
ら成るセクター2に対して独占的なエレベータサービス
を提供するものであり、かご3のためのサービス表示盤
SIがこれらの階を表示する。更に、かご4の停止可能な
階を示すサービス表示盤SIは、セクター3内の10階〜13
階を表示する。また、第1図に示す上昇ピーク時のある
特定の瞬間においては、どのセクターにも割り当てられ
ていないかご1のためのサービス表示盤は点灯せず、こ
の特定の瞬間には、かご1がどのセクターに対しても運
行されないことが示される。
しかしながら、この特定の瞬間を過ぎると、かご1
は、他のかごの位置や複数のかごに対しての一番新しい
セクター割り当てに従って、ロビーに向かって下降し、
新たに割り当てられたセクターに相当するサービス表示
盤に表示された停止可能な階へと乗客を運ぶように動作
する。この複数のかごに対するセクターの割り当ては、
かご及びセクターの番号順に行われる後述のシーケンス
制御によって実施される。このシーケンス制御により、
複数のかごに対して各セクターが割り当てられ、かごが
周期的なパターンで割り当て可能位置に到達するとき、
各セクターにセクター番号が割り当てられ、各セクター
をかごに割り当てるために、かごが選択され、エレベー
タの運転中、周期的にかごに対してラウンドロビン割り
当てが実行される。
各かご1〜4は、かごに割り当てられたセクター内の
階に対して、ロビーにてかごの中に乗り込んだ乗客によ
って為されたかご呼びにのみ応答する。例えば、かご4
は、その相当するセクター内の10階〜13階に対してロビ
ーから為されたかご呼びにのみ応答する。もし、タンガ
ベル(Thang−avelu)外の関連出願第157,543号に開示
の「上昇ホール呼びエレベータ優先割り当てを用いた隣
接階呼び出し指定,“Contiguous Floor Channeling wi
th up hall call Elevator Dispatching"」に記載のシ
ーケンス制御を用いたホール呼びがなければ、かごは、
ロビーから乗客によりかご呼び入力された階に乗客を降
ろした後、再び空状態となってロビーに戻る。
上述のように、このかごの優先割り当てモードは、上
昇ピーク時に適用されるが、他の時間帯(より多くの途
中階での交通量がある時)には、異なるかご割り当てル
ーチンがこの途中階の交通やロビーへの交通を満足する
ように適用される。途中階の交通は、特に上昇ピーク状
態の就業開始時間後に起こり易い。例えば、ビッター
(Bittar)に付与されオーチスエレベータ株式会社に譲
渡された米国特許第4,363,381号に開示の、“Relative
System Response Call Assignments"、及び第4,323,142
号に開示の“Dynamically Ree−valuated Elevator Cal
l Assignnments"に記載の優先割り当てルーチンを全体
的に又は部分的に上昇ピーク時以外に用いて、上昇ピー
ク時に用いる本発明の優先割り当てルーティンとアクセ
スさせることもできる。
他のエレベータシステムにおいて公知であるように、
各かご1〜4は、駆動及び動作制御装置30に結合され、
更に、各動作制御装置30は、群制御装置32に結合されて
いる。これらの動作制御装置及び群制御装置は、一般に
建物の最上階に設けられた機械室内に設置されている。
図示されていないが、建物での各かごの位置に関して
は、前述したビッター(Bittar)外の特許に開示の位置
表示盤を介し制御装置により割り当てられる。この制御
装置30及び32は、このエレベータシステムからのデータ
を処理するための中央処理装置又は信号処理装置を有す
る。群制御装置32は、動作制御装置30からの信号を処理
して、各かごに割り当てられるセクターを設定する。各
動作制御装置30は、ホール呼びHC信号及びかご呼びCC信
号を受け、サービス表示盤SIに対し表示信号を出力す
る。各動作制御装置30は、かご荷重LWに関する荷重信号
をかごから受けると共に、ドアがロビーで開いている経
過時間(所謂、休止時間,dwell time)を計測する。こ
の動作制御装置に関しては、多数の特許及び技術文献に
より詳述されているので、ここでは簡単に記載するのみ
とする。
この動作制御装置30及び群制御装置32内の中央処理装
置は、例えば、上昇ピーク時のような一日のある特定の
時間帯、又は特定の建物のエレベータサービスにおい
て、本発明による優先割り当てを実行するために、本実
施例に記載したルーチンに従ってプログラムされ得ると
共に、上昇ピーク時以外の時間帯には、動作制御装置
は、例えば、前述のビッター(Bittar)に付与された米
国特許に開示の異なる割り当てルーチンを用いることも
できる。
中央処理装置の計算能力に起因して、このエレベータ
システムは、一週間の各曜日に従った交通要求の過去の
記録に達するように、一日中、個々の交通要求及びグル
ープ要求に関してデータを修正することができ、そのデ
ータを実際の要求と比較してシステムの規定水準や個々
のかごの性能を満足するように、全体の優先割り当てシ
ーケンスを調整している。また、このエレベータシステ
ムにおいては、前述した交通要求の外に、かごに対する
乗客の乗車状態及びロビーでの交通量を各かごからの荷
重信号LWによって分析する。実際のロビー交通は、ロビ
ーに配設された人感知機(図示せず)を用いて感知する
ことができる。
ドリフリオ(Donofrio)外に付与された米国特許第4,
330,836号に開示の「エレベータかごロード測定装置,
“Elevator Cab Load Mesuring System"」やモチエル
(Mottier)に付与された米国特許第4,303,851号に開示
の「人及び物のカウント装置,“People and Object Co
unting System"」は、共にオーチスエレベータ株式会社
に譲渡された発明であるが、かご荷重信号を発生するた
めの試みを示している。このかご荷重信号データと、一
日の時間帯や一週間の曜日や実際のかご呼び及びホール
呼び等の入力とを互いに関連付けることにより、第2A図
及び第2B図に示すフローチャートに記述されたシーケン
スを実行する信号処理ルーチンを用いることにより、本
発明に従って上昇ピーク時にセクターをかごに効果的に
割り当てるために、有意義な人口要求統計が得られ、こ
れにより、ロビーからの待ち時間を短縮することができ
る。
第2A図及び第2B図に示す割り当て論理を用いて、セク
ターへのかごの優先割り当て方法を説明するが、エレベ
ータかご1〜4は、建物内のメインロビーから上昇した
後、下降して乗客を乗せるために、再びロビーに戻るよ
うに昇降する。第2A図及び第2B図は、速い周期にて本発
明に従うセクターの割り当て及びかごの優先割り当てを
制御するためのフローチャートを示す。
上昇ピーク時の隣接階呼び出し指定式優先割り当てル
ーチンは、ステップ1から始まり、例えば就業開始時間
前の朝の上昇ピーク状態が存在するか否かを決定するた
めのテストが為されるステップ2へと続く。
もし、ステップ2でのテストの答えが上昇ピーク状態
を否定する“NO"のときは、本発明の隣接階呼び出し指
定式優先割り当てルーチンから前述したビッター(Bitt
ar)の米国特許に開示のメインエレベータ制御優先割り
当てルーチンへと移る。ステップ2での答えが上昇ピー
ク状態を肯定する“YES"のときは、ステップ3に移る。
ステップ3にて、ロビー上の隣接階が選択され、N個
のセクターが形成される。このセクターの数Nは、かご
数NCから1を差し引いた数に等しく設定する。例えば、
第1図においては、隣接階から3個のセクターが形成さ
れており、かごの数4から1を差し引いた数に設定して
いる。前述したように、セクター数をかご数に等しく設
定することもできる。しかしながら、セクターより多く
のかごを用いることにより、連続的に同じセクターに割
り当てられるかごの時間間隔は短くなる。ホール呼び割
り当ては、ビッター外に付与されたオーチスエレベータ
株式会社に譲渡された「上昇ホール呼び優先割り当てを
用いた隣接階呼び出し指定,“Contiguous Floor Chann
eling with Up Hall Call Elevator Dispatching"」に
開示の関連技術を用いて為され得る。
ステップ4にて、上昇ピーク時呼び出し指定式ルーチ
ンが先に入力された否かを決定するテストが為され、そ
のテスト結果により、ステップ5又はステップ8へと移
る。
ステップ5にて、各セクターには、整数値のセクター
番号SNが与えられ、ステップ6の実行により、群制御に
おけるセクターレジスターのセクター番号SNが最も低い
セクター番号「1」に設定される。また、ステップ7の
実行により、セクターレジスターと類似のかごレジスタ
ーのかご番号CNが最も低いかご番号「1」に設定され
る。第1図において、2階〜5階のセクターは、セクタ
ー番号1を有し、6階〜9階のセクターは、セクター番
号2を有し、10階〜13階のセクターは、セクター番号3
を有するものとする。また、かご1は、かご番号1を有
し、かご2は、かご番号2を有し、かご3は、かご番号
3を有し、かご4は、かご番号4を有するものとする。
かご番号CNとセクター番号SNは、「1」により初期化さ
れる。フローチャートに記載したシーケンスは、セクタ
ー1から始まって、セクター1をかご1に割り当てるよ
うに制御されている。好適実施例においては、最近の中
央処理装置を用いて、1秒間に数回選択処理が実行され
ている。
仮に、ステップ4での答えがYESのとき、ステップ8
が実行されるが、ステップ8はレジスターが初期化され
た後に実行される。
ステップ8にて、あるかご番号CNのかごが、ロビーで
停止しようとしている割り当て可能位置にあるか否かの
テストが為される。もし、その答えが“NO"(第1図
は、かご1がロビーから離れようとしているので“N6"
の状態を示す。)であるならば、かご番号CNは、ステッ
プ12にて1だけ増加される。これは、かご番号レジスタ
ーのかご番号CNが初期化され「1」から始まっているの
で、次のかご番号「2」を有するかご2にセクター割り
当て対象がシフトしたことを意味している。第1図にお
いて、かご2は、図示の位置から降下しようとしている
と仮定すると、ステップ8でのテスト結果が肯定され、
ステップ9に移る。
ステップ9にて、2階〜5階から形成されるセクター
1がかご2に割り当てられることになる。
ステップ10にて、セクター番号SN及びかご番号CNの両
方が1だけ増加される。SN又はCNがその最大値に達した
場合、セクター番号SN及びかご番号Cは個々に再び
「1」に設定される。即ち、かごレジスター番号が1,2,
3,及び4の順に増加した次は再び1に戻るように順番に
繰り返される。セクターレジスター番号に関しても、同
様に順に繰り返される。このシーケンス動作により、周
期的な数値の繰り返しパターンでセクターがかごに割り
当てられる。
ステップ11にて、前述のシーケンス動作によりかごに
割り当てられたセクター内の隣接階がロビーに配設され
たサービス表示盤SIに表示される。
ステップ13にて、かごがロビーに到着したとき、ドア
の開口命令と、サービス表示盤に表示された階に行くた
め、かご呼び操作盤の押しボタンを押し希望するセクタ
ー内の階へのかご呼び入力しようとする乗客を乗せるた
めに、開口位置にドアを保持する保持命令を発する。
ステップ14にて、かごに指定されたセクター内の階に
対してのみかご呼びが制御される。
ステップ15にて、所定時間間隔が経過したかどうかが
決定される。もし、経過していないならば、ステップ13
に戻り、更に、ドアの開口状態が保持され、再びステッ
プ14を経て、ステップ15へと移る。ステップ15にて、所
定時間間隔のテスト結果が肯定され、ひとたび所定時間
間隔の経過が確認されると、ステップ16に移り、ドアは
閉じられ、ステップ17に移る。
ステップ17にて、次のセクターがかごに割り当てられ
るまで、サービス表示盤の階表示が消される。
ステップ18にて、セクター内の階に対する適切なかご
呼びが為されたか否かが決定される。各セクターは、か
ご呼び入力に関せず、かごに割り当てられるが、かごが
ロビーで乗客を乗せようとしている特定の時間にはかご
に対するセクターの割り当て要求はない。そこで、も
し、適切なセクター内の階に対するかご呼びが為されな
かったとき、このルーチンは、ステップ19へと進む。
ステップ19にて、短時間、例えば2秒間の待ち時間の
経過後、ステップ18のテストを再びステップ20にて繰り
返す。そして、仮にその答えがまだ“NO"であり、乗客
からのかご入力がこのかごに割り当てられたセクター内
のどの階に対しても為されていないならば、このルーチ
ンは、ステップ22の数示に従って、ステップ8に戻り、
ここで次のセクター番号のセクターがかごに割り当てら
れ、新たなセクター内の階が表示され、ドアが再び開
き、その状態で保持され、再び、ステップ18にて、かご
呼びがかごに割り当てられたセクター内の階に対して為
されたか否かがテストされ、“YES"のとき、ステップ21
に移る。
ステップ21にて、かご呼び入力されたセクター内の階
へとかごの停止階が指定される。
上記のルーチンに従って、上昇ピーク時における各セ
クター内の隣接階に対する呼び出し指定式エレベータの
かごの周期的優先割り当てが実行される。
セクター内の隣接階の数を表現するセクターサイズ
は、本実施例においては固定されているが、本発明は、
セクターサイズを変化させたエレベータシステムにも適
用され得る。このセクターサイズは、建物内の実際の交
通パターン又は予想される交通パターンに基づいて変化
され得る。例えば、セクター内の隣接階の数を各セクタ
ーがロビーからの略等しい乗客ロードを有するように、
拡大又は減少することもできる。上述の実施例では、セ
クターサイズを一定としたが、これは本発明の説明を簡
素化するためである。従って、ロビーでの正確に測定さ
れた乗客密度と、この乗客密度とセクター割り当てがサ
ブルーチンサイクルで実行される特定の時間での希望か
ご呼び要求との相互関係に基づいて、セクタサイズを変
更することも勿論可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように構成されているので、以下
に記載されるような効果を奏する。
ラウンドロビン方式に従って数値シーケンス制御が連
続的に実行されるので、同時に、割り当て可能位置にあ
る複数のかごに対するセクター割り当てが衝突すること
はなく、必ず、あるセクターに対して1個のかごが割り
当てられる。従って、セクター割り当て処理が妨げられ
ることがなく、上昇ピーク時において効率的に乗客を希
望する階に運ぶことができ、最適なエレベータサービス
を提供することができる。
また、上述した数値シーケンス制御に従って、セクタ
ーは、個々の周期で迅速、且つ的確に個々のかごに割り
当てられ、かごが指定されたセクターに乗客を降ろし、
再びメインロビーに向かって下降するので、かごの往復
時間を短縮することができる。更に、ラウンドロビン方
式によるシーケンス動作による周期的割り当ては、極め
て高速に実行されるので、優先割り当て時間間隔を短縮
することができ、メインロビーでの乗客の待ち時間も最
小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はメインロビーを含めて全部で13階を昇降する4
個のエレベータかご及びこれらのかごに割り当てられる
3個のセクターの関係を示す本発明のエレベータシステ
ムの機能的ブロック図であり、第2A図及び第2B図は本発
明の上昇ピーク時における隣接階呼び出し指定式エレベ
ータのかごの優先割り当てルーチンを示すフローチャー
トである。 1〜4……かご 12……かご呼び操作盤 14,16……ホール呼び操作盤 18……ドア 30……動作制御装置 32……群制御装置 SI……サービス表示盤 CC……かご呼び HC……ホール呼び

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインロビーの上下に位置する複数の隣接
    階への乗客を輸送するための複数のエレベータかごを有
    し、且つ各かごに対するかご呼び入力をするためのかご
    呼び入力手段と、かごの予定された停止階をメインロビ
    ーにて表示するための表示手段と、各かごを動作するた
    めのかご動作制御手段と、かごの位置を示す位置信号を
    供給するかご位置信号発生手段と、各かごのドアの開閉
    を制御するためのドア制御手段と、かご位置信号及びか
    ご呼び入力信号に応答して、前記動作制御手段、前記ド
    ア制御手段、及び前記表示手段の動作を制御する制御信
    号を供給する群制御手段とから形成されたエレベータに
    おいて、 前記群制御手段は、信号処理手段を有し、この信号処理
    手段は、 建物内の階を、1個以上の隣接階から成るとともに相互
    に連続し、かつ前記かごの設置数以下の複数のセクター
    に分割するための信号と、 乗客をメインロビーで乗せるためにメインロビーから特
    定の位置にかごが近付くときに、周期的割り当てシーケ
    ンスの一周期の間に一つのセクターをかごの一つに対し
    て独占的に割り当てるための信号であって、予め設定さ
    れたセクター順序及びかご順序に従って一周期の間に一
    つのセクターを一つのかごに独占的に割り当てる信号
    と、 かごに割り当てられたセクター内の階に対してかご呼び
    が為されたときのみ、かご呼びに応答して、メインロビ
    ーからかご呼び入力された階へとかごを向かわせること
    を許可するための信号と、 かごに割り当てられたセクター内の階を前記表示手段で
    表示するための信号と、セクターがかごに割り当てられ
    た後、割り当てられたセクター内のフロアへの判定基準
    に合致したかご呼びが為されないとき、前記かごに対し
    て、もとの割り当てセクターとは異なるセクターを割り
    当てるための信号と、 を供給することを特徴とする、隣接階呼び出し指定式エ
    レベータ。
  2. 【請求項2】前記周期的割り当てシーケンスは、 各かご及び各セクターに対して番号を割り当てる番号割
    り当て工程と、 かごに対するセクターの割り当てや、各かごがメインロ
    ビーに対する割り当て可能位置にあるときに実施される
    割り当てのためのかごの選択を、前記割り当てられた番
    号順に実施する工程とを有する請求項1記載の隣接階呼
    び出し指定式エレベータ。
  3. 【請求項3】前記判定基準は、ドアが開かれた後に所定
    時間を経過してもかご呼びが為されなかったことを決定
    する工程を有し、 前記信号処理手段は、 前記かご呼びがなされなかったという決定に基づいてド
    アを閉じるための信号を供給するとともに、前記割り当
    てシーケンスによって次にセクターがかごに割り当てら
    れるまでは、前記表示手段の動作を停止する手段を有し
    た請求項1又は2記載の隣接階呼び出し指定式エレベー
    タ。
  4. 【請求項4】メインロビーで為されたかご呼び及びかご
    の位置に応答して、建物のメインロビーから上階へ向か
    う隣接階呼び出し指定式エレベータのかごの優先割り当
    て方法において、 建物内の階を、2個以上の隣接階から成るとともに相互
    に連続し、かつ前記かごの設置数以下の複数のセクター
    に分割する工程と、 メインロビーから特定の位置にかごが近付くときに、周
    期的割り当てシーケンスの一周期の間に一つのセクター
    をかごの一つに対して独占的に割り当てるための信号で
    あって、予め設定されたセクター順序及びかご順序に従
    って一周期の間に一つのセクターを一つのかごに独占的
    に割り当てる工程と、 かごに割り当てられたセクター内の階に対してかご呼び
    が為されたときのみ、かご呼びに応答して、メインロビ
    ーからかご呼び入力された階へとかごを向かわせること
    を許可する工程と、 かごに割り当てられたセクター内の階をメインロビーで
    表示する工程と、 セクターがかごに割り当てられた後、割り当てられたセ
    クター内のフロアへの判定基準に合致したかご呼びが為
    されないとき、前記かごに対して、もとの割り当てセク
    ターとは異なるセクターを割り当てるための信号と、 を有する隣接階呼び出し指定式エレベータのかごの優先
    割り当て方法。
  5. 【請求項5】前記周期的割り当てシーケンスは、 各かご及び各セクターに対して番号を割り当てる番号割
    り当て工程と、 かごに対するセクターの割り当てや、各かごがメインロ
    ビーに対する割り当て可能位置にあるときに実施される
    割り当てのためのかごの選択を、前記割り当てられた番
    号順に実施する工程とを有する請求項4記載の隣接階呼
    び出し指定式エレベータのかごの優先割り当て方法。
  6. 【請求項6】前記判定基準には、ドアが開かれた後に所
    定時間を経過してもかご呼びが為されなかったことの決
    定が含まれ、 かつ、メインロビーでドアが開口された時から所定時間
    の経過後、ドアを閉じるための信号を供給すると共に、
    前記周期的割り当てシーケンスによって次にセクターが
    かごに割り当てられるまでは、前記メインロビーでの表
    示を停止する請求項4又は5記載の隣接階呼び出し指定
    式エレベータのかごの優先割り当て方法。
  7. 【請求項7】メインロビーの上下に位置する隣接階に対
    してメインロビーで為されたかご呼びに応答して建物内
    の複数の階に仕える複数のかご間のかご呼び割り当て制
    御や、各かごのドアの動作制御や、及び各かごが向かう
    階を表示するメインロビーに配設された表示手段の表示
    制御をするための隣接階呼び出し指定式エレベータの群
    制御装置において、 建物内の階を、2個以上の隣接階から成るとともに相互
    に連続し、かつ前記かごの設置数以下の複数のセクター
    に分割するための信号と、 メインロビーから特定の位置にかごが近付くときに、周
    期的割り当てシーケンスの一周期の間に一つのセクター
    をかごの一つに対して独占的に割り当てるための信号で
    あって、予め設定されたセクター順序及びかご順序に従
    って一周期の間に一つのセクターを一つのかごに独占的
    に割り当てる信号と、 かごに割り当てられたセクター内の階に対してかご呼び
    が為されたときのみ、かご呼びに応答して、メインロビ
    ーからかご呼び入力された階へとかごを向かわせること
    を許可するための信号と、 かごに割り当てられたセクター内の階を前記表示手段で
    表示するための信号と、セクターがかごに割り当てられ
    た後、割り当てられたセクター内のフロアへの判定基準
    に合致したかご呼びが為されないとき、前記かごに対し
    て、もとの割り当てセクターとは異なるセクターを割り
    当てるための信号と、 メインロビーから乗客を乗せるため、セクターが割り当
    てられたかごのドアを開閉するための信号と、 を供給する信号処理手段を有した、隣接階呼び出し指定
    式エレベータの群制御装置。
  8. 【請求項8】前記周期的割り当てシーケンスは、 各かご及び各セクターに対して番号を割り当てる番号割
    り当て工程と、 かごに対するセクターの割り当てや、各かごがメインロ
    ビーに対する割り当て可能位置にあるときに実施される
    割り当てのためのかごの選択を、前記割り当てられた番
    号順に実施する工程とを有する請求項7記載の隣接階呼
    び出し指定式エレベータの群制御装置。
  9. 【請求項9】前記判定基準は、ドアが開かれた後に所定
    時間を経過してもかご呼びが為されなかったことを決定
    する工程を有し、 前記信号処理手段は、 メインロビーでドアが開口された時から所定時間の経過
    後、ドアを閉じるための信号を供給すると共に、前記周
    期的割り当てシーケンスによって次にセクターがかごに
    割り当てられるまでは、前記表示手段の動作を停止する
    手段を有した請求項7又は8記載の隣接階呼び出し指定
    式エレベータの群制御装置。
  10. 【請求項10】メインロビーの上又はメインロビーの下
    に位置する複数の隣接階へ乗客を輸送するための複数の
    エレベータかごを有し、且つ各かごに対するかご呼び入
    力をするためのかご呼び入力手段と、かごの予定された
    停止階をメインロビーにて表示するための表示手段と、
    各かごを動作するためのかご動作制御手段と、かごの位
    置を示す位置信号を供給するかご位置信号発生手段と、
    各かごのドアの開閉を制御するためのドア制御手段と、
    かご位置信号及びかご呼び入力信号に応答して、前記動
    作制御手段、前記ドア制御手段、及び前記表示手段の動
    作を制御する制御信号を供給する群制御手段とを有する
    隣接階呼び出し指定式エレベータにおいて、 前記群制御手段は、 建物内の階を、2個以上の隣接階から成るとともに相互
    に連続し、かつ前記かごの設置数以下の複数のセクター
    に分割するための信号と、 メインロビーから特定の位置にかごが近付くときに、周
    期的割り当てシーケンスの一周期の間に一つのセクター
    をかごの一つに対して独占的に割り当てるための信号で
    あって、予め設定されたセクター順序及びかご順序に従
    って一周期の間に一つのセクターを一つのかごに独占的
    に割り当てる信号と、 を供給することを特徴とする隣接階呼び出し指定式エレ
    ベータ。
  11. 【請求項11】群制御エレベータシステムでの、メイン
    ロビーから他の階へのかごの優先割り当て方法におい
    て、 一つのかごが、このかごに対してなされたかご呼びに応
    答して独占的にサービスする第一の複数の隣接階を、メ
    インロビーにて表示する工程と、 前記第一の複数の隣接階へのかご呼びが所定時間内に為
    されたか否かを、第一の周期の間に周期ベースで決定
    し、このようなかご呼びが為されていないときは、かご
    のドアを閉じ、第一の複数の隣接階の表示を消し、前記
    第一の周期の間にこのかごが独占的に割り当てられる第
    二の複数の隣接階を表示し、且つドアを再び開く工程を
    有する複数のかごの優先割り当て方法。
  12. 【請求項12】メインロビーの上又はメインロビーの下
    に位置する複数の隣接階へ乗客を輸送するための複数の
    エレベータかごを有し、且つ各かごに対するかご呼び入
    力をするためのかご呼び入力手段と、かごの予定された
    停止階をメインロビーにて表示するための表示手段と、
    各かごを動作するためのかご動作制御手段と、かごの位
    置を示す位置信号を供給するかご位置信号発生手段と、
    各かごのドアの開閉を制御するためのドア制御手段と、
    かご位置信号及びかご呼び入力信号に応答して、前記動
    作制御手段、前記ドア制御手段、及び前記表示装置の動
    作を制御する制御信号を供給する群制御手段とを有する
    隣接階呼び出し指定式エレベータにおいて、 前記群制御手段は、 一つのかごが、このかごに対してなされたかご呼びに応
    答して独占的にサービスする第一の複数の隣接階を、メ
    インロビーにて表示する工程と、 前記第一の複数の隣接階へのかご呼びが所定時間内に為
    されたか否かを、第一の周期の間に周期ベースで決定
    し、このようなかご呼びが為されていないときは、かご
    のドアを閉じ、第一の複数の隣接階の表示を消し、前記
    第一の周期の間にこのかごが独占的に割り当てられる第
    二の複数の隣接階を表示し、且つドアを再び開くための
    信号と、 を供給する信号処理手段を有することを特徴とする隣接
    階呼び出し指定式エレベータ。
JP1033529A 1988-02-12 1989-02-13 隣接階呼び出し指定式エレベータ並びに該エレベータに用いる群制御装置及びそのエレベータかごの優先割り当て方法 Expired - Lifetime JP2935848B2 (ja)

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US07/157,542 US4804069A (en) 1988-02-12 1988-02-12 Contiguous floor channeling elevator dispatching

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