JP2934686B1 - ケーブルハンドホールと地中ケーブル防護管の接続工法 - Google Patents

ケーブルハンドホールと地中ケーブル防護管の接続工法

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JP2934686B1
JP2934686B1 JP5595298A JP5595298A JP2934686B1 JP 2934686 B1 JP2934686 B1 JP 2934686B1 JP 5595298 A JP5595298 A JP 5595298A JP 5595298 A JP5595298 A JP 5595298A JP 2934686 B1 JP2934686 B1 JP 2934686B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ローコストで効率よくケーブルハンドホール
貫通開口部と地中ケーブル防護管接続部分における防水
性に優れ、しかもベルマウス内にセメントモルタルの巻
き込みもなく仕上がりの綺麗な地中ケーブル防護管の接
続作業工法の提供。 【解決手段】 ケーブルハンドホール本体1の開口部に
穴あけされた埋め込み型枠2を取り付け固定すると共に
該埋め込み枠2の穴あけ部分に地中ケーブル防護管5を
通して先端にベルマウス6を装着し、両面粘着塩ビ薄板
8付きコンクリートパネル7をケーブルハンドホール本
体1に矢印の方向へ圧着し、ケーブルハンドホール内面
のボルト4aで固定して埋め込み型枠2内へ生コン(モ
ルタル)を打設し、生コンの凝固後、ボルト4aを脱外
し、両面粘着塩ビ薄板8付きコンクリートパネル7をケ
ーブルハンドホール本体1に矢印の方向へ剥脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はケーブルハンドホ
ールの貫通開口部へ地中ケーブル防護管を簡便に接続す
るケーブルハンドホールと地中ケーブル防護管の接続工
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルハンドホールの貫通開口用薄
肉厚部(45mm〜80mm)へ現地に於いてハツリ、
およびコア抜き機等で貫通穿孔後、地中ケーブル防護管
を挿入、先端にベルマウスを取り付けセメントモルタル
および防水ボンド等で接続仕上げするものである。 特開平4−23485のように地中ケーブル防護管用
接続短管を埋め込み型枠内に配列、コンクリートを充填
打設した嵌体を製作し、ケーブルハンドホール貫通開口
部へ接着ボンドで嵌着合体し現場に於いて接続短管と地
中ケーブル防護管を接続仕上げする。 特開平7−259110のように地中ケーブル防護管
用接続短管用に螺旋状の貫通孔を成型し接続短管を接着
し、現場に於いて地中ケーブル防護管と接続仕上げする
など、それぞれの特長があるものの、何れもに於いて
は接続する地中ケーブル防護管の本数、口径を現場に於
いてケーブルハンドホール貫通開口用薄肉厚部に配列穿
孔し、セメントモルタル及び防水ボンド類等で充填仕上
げ作業を必要とする。又、に於いてはそれぞれ受注
生産で時間的な制約もあり、それなりのコストもかか
り、その上現場での地中ケーブル防護管と接続短管との
接続部材を使用した接続作業を行わなければならず、更
なるコストアップにつながるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】比較的簡単な構成のも
とにローコストで効率よくケーブルハンドホール貫通開
口部へ防水性に優れ、しかもベルマウス内にセメントモ
ルタルの巻き込みもなく、仕上がりも綺麗な地中ケーブ
ル防護管の接続作業が出来る工法が強く求められてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、その要旨とするとこ
ろは、ケーブルハンドホール本体の開口部に穴あけされ
た埋め込み型枠を取り付け固定すると共に該埋め込み型
枠の穴あけ部分に地中ケーブル防護管を通して先端にベ
ルマウスを装着し、コンクリートパネルに両面粘着塩ビ
薄板をセットして剥離紙にベルマウスの接着予定位置を
ケガキして両面粘着塩ビ薄板のケガキ部分の剥離紙をと
り、ベルマウスを取り付けた地中ケーブル防護管を圧着
し、ベルマウスを接着した両面粘着塩ビ薄板(コンクリ
ートパネル)をケーブルハンドホール本体に矢印方向へ
圧着し、ボルト固定後埋め込み型枠内へ生コン(モルタ
ル)を打設し、生コンの凝固後、両面粘着塩ビ薄板(コ
ンクリートパネル)のボルトを脱外し、矢印の方向へ剥
脱することを特徴とするケーブルハンドホールと地中ケ
ーブル防護管の接続工法である。
【0005】そこで、下記を適宜生産ストック
し、ユーザーの受注に対し、速やかに対応供給できるよ
うにした。 各規格サイズのケーブルハンドホールの開口用薄肉厚
部を内外面の所定の位置にインサートを埋め込み、−、
L、⊥、+型に貫通開口した製品 各貫通開口面積よりやや大きめの面積に成型した(肉
厚6mm〜10mm)箱形埋め込み型枠(GLASSFIBER R
EINFORCED CEMENT,FIBER REINFORCED PLASTIC等の素
材) 箱形埋め込み型枠の背面積と同面積位の両面粘着材を
接着した塩化ビニール薄板 次に本発明の工法を以下実施例について図面を参照にし
ながら説明する。
【0006】
【実施例】先ず、図1の様に、ケーブルハンドホール本
体1の開口部1aに穴あけ3された埋め込み型枠2を取
り付け、ボルト4aとインサート4bとで固定する。次
に図2の様に該埋め込み型枠2の穴あけ3部分に地中ケ
ーブル防護管5を通して、その先端にそれぞれベルマウ
ス6を装着する。次にコンクリートパネル7に両面粘着
塩ビ薄板8をセットして剥離紙9にベルマウス6の接着
予定位置をケガキして(図3)、両面粘着塩ビ薄板8の
ケガキ部分の剥離紙9をとり、ベルマウス6を取り付け
た地中ケーブル防護管5を圧着し(図4)、ベルマウス
6を装着した両面粘着塩ビ薄板8付きコンクリートパネ
ル7をケーブルハンドホール本体1に矢印の方向へ圧着
し、ボルト4aで固定し(図5)、埋め込み型枠2内へ
生コン(モルタル)を打設し、生コンの凝固後、ボルト
4aを脱外し、両面粘着塩ビ薄板8付きコンクリートパ
ネル7(図6)を矢印方向へ剥脱する(図7)ことを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の効果】本発明により、従来の接続工法により、
時間的な制約もなく現場での簡単な作業構成で、しかも
完全な仕上がりによるトータルコストダウンに寄与する
ものである。またセメントモルタルを練り、取り付けら
れた埋め込み型枠の側面、あるいはケーブルハンドホー
ル内面に取り付けられた両面粘着塩ビ薄板取り付けコン
クリートパネル等を木ハンマーなどで軽く叩きながら充
填することによりケーブルハンドホール貫通開口部と地
中ケーブル防護管接続部分にセメントモルタルの気密性
を高め、防水効果を尚一層上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブルハンドホール開口部へ穴あけ埋め込み
型枠(GRC製)をボルトで固定した状態の縦断面図で
ある。
【図2】埋め込み型枠の穴あけ部に地中ケーブル防護管
を通し、その先端にベルマウスを装着した過程の縦断面
図である。
【図3】コンクリートパネルに両面粘着塩ビ薄板をセッ
トし、剥離紙にベルマウスの接着予定位置をケガキする
状態の縦断面図である。
【図4】両面粘着塩ビ薄板のケガキ部分の剥離紙をと
り、ベルマウスを取り付けた地中ケーブル防護管を圧着
する状態の縦断面図である。
【図5】ベルマウスを接着した両面粘着塩ビ薄板(コン
クリートパネル)をケーブルハンドホール本体に矢印の
方向へ圧着しボルト固定した状態の縦断面図である。
【図6】埋め込み型枠内へ生コン(モルタル)を打設す
る過程の縦断面図である。
【図7】生コン(モルタル)の凝固後、ボルトを脱外
し、両面粘着塩ビ薄板(コンクリートパネル)を矢印の
方向へ剥脱する過程の縦断面図である。
【図8】穴あけした埋め込み型枠とベルマウスの位置を
ケガキした両面粘着塩ビ薄板の斜視図である。
【図9】埋め込み型枠内へ生コンを打設する過程の斜視
図である。
【符号の説明】
1 ケーブルハンドホール本体 1a 開口部 2 埋め込み型枠 3 穴あけ 4a ボルト 4b インサート 5 地中ケーブル防護管 6 ベルマウス 7 コンクリートパネル 8 両面粘着塩ビ薄板 9 剥離紙 10 ケガキ部分 11 生コン(モルタル)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルハンドホール本体の開口部に穴
    あけされた埋め込み型枠を取り付け固定すると共に該埋
    め込み型枠の穴あけ部分に地中ケーブル防護管を通して
    先端にベルマウスを装着し、コンクリートパネルに両面
    粘着塩ビ薄板をセットして剥離紙にベルマウスの接着予
    定位置をケガキして両面粘着塩ビ薄板のケガキ部分の剥
    離紙をとり、ベルマウスを取付けた地中ケーブル防護管
    を圧着し、ベルマウスを接着した両面粘着塩ビ薄板(コ
    ンクリートパネル)をケーブルハンドホール本体の内面
    開口部方向へ圧着し、ボルトを固定して埋め込み型枠内
    へ生コン(モルタル)を打設し、生コンの凝固後、両面
    粘着塩ビ薄板(コンクリートパネル)のボルトを脱外
    し、コンクリートパネルをケーブルハンドホール本体の
    内側の方向ヘ剥脱することを特徴とするケーブルハンド
    ホールと地中ケーブル防護管の接続工法。
JP5595298A 1998-02-19 1998-02-19 ケーブルハンドホールと地中ケーブル防護管の接続工法 Expired - Fee Related JP2934686B1 (ja)

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