JP2934625B1 - 同軸ケーブル用接続器 - Google Patents
同軸ケーブル用接続器Info
- Publication number
- JP2934625B1 JP2934625B1 JP10186733A JP18673398A JP2934625B1 JP 2934625 B1 JP2934625 B1 JP 2934625B1 JP 10186733 A JP10186733 A JP 10186733A JP 18673398 A JP18673398 A JP 18673398A JP 2934625 B1 JP2934625 B1 JP 2934625B1
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial cable
- holding
- connector
- pair
- outer conductor
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 複数の同軸ケーブルに適用できる接続器を提
供する。 【解決手段】 重合させて螺子6で互いに組付ける一対
の基枠1と蓋枠5の相対向面側の一端のそれぞれに互い
に一致させる挾持溝4,4´を設け、該挾持溝4,4´
に係合した同軸ケーブルCの外部導体Cbを前記基枠1
と蓋枠5で挾持するようにし、前記挾持溝4,4´を、
前記一端側をに配して前記同軸ケーブルCの外被Cc部
を挾持する最広径の挾持部4a,4´aと、該挾持部4
a,4´aに段階的に径を小さくして連通し、しかも、
前記外部導体Cbを挾持する少くも一対の他の挾持部4
b,4´b.4c,4´cで構成する。
供する。 【解決手段】 重合させて螺子6で互いに組付ける一対
の基枠1と蓋枠5の相対向面側の一端のそれぞれに互い
に一致させる挾持溝4,4´を設け、該挾持溝4,4´
に係合した同軸ケーブルCの外部導体Cbを前記基枠1
と蓋枠5で挾持するようにし、前記挾持溝4,4´を、
前記一端側をに配して前記同軸ケーブルCの外被Cc部
を挾持する最広径の挾持部4a,4´aと、該挾持部4
a,4´aに段階的に径を小さくして連通し、しかも、
前記外部導体Cbを挾持する少くも一対の他の挾持部4
b,4´b.4c,4´cで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、アンテナで受
信した信号をテレビ受像機に伝達するために用いる同軸
ケーブルを前記テレビ受像機に接続するために適用して
いる同軸ケーブル用接続器に関するものである。
信した信号をテレビ受像機に伝達するために用いる同軸
ケーブルを前記テレビ受像機に接続するために適用して
いる同軸ケーブル用接続器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】具体例を挙げるまでもなく、重合させて
螺子で互いに組付ける一対の基枠と蓋枠の相対向面側の
一端のそれぞれに互いに一致させる挾持溝を設け、該挾
持溝に係合して同軸ケーブルの外部導体を前記基枠と蓋
枠で挾持するようにした構造のものがある。
螺子で互いに組付ける一対の基枠と蓋枠の相対向面側の
一端のそれぞれに互いに一致させる挾持溝を設け、該挾
持溝に係合して同軸ケーブルの外部導体を前記基枠と蓋
枠で挾持するようにした構造のものがある。
【0003】この従来例は、基枠と蓋枠のそれぞれに形
成した挾持溝に、同軸ケーブルの外部導体を係合し、外
部導体より突出させた中心導体(芯材)を基枠に設けた
接続手段によって中心コンタクトに接続し、基枠と蓋枠
を互いに螺子で締付けて同軸ケーブルの端末に組付け、
前記中心コンタクトを長手方向に沿う中心に配置した螺
子筒をテレビ受像機などの機器に備えた端子に離脱可能
に挿着して用いるようになっている。
成した挾持溝に、同軸ケーブルの外部導体を係合し、外
部導体より突出させた中心導体(芯材)を基枠に設けた
接続手段によって中心コンタクトに接続し、基枠と蓋枠
を互いに螺子で締付けて同軸ケーブルの端末に組付け、
前記中心コンタクトを長手方向に沿う中心に配置した螺
子筒をテレビ受像機などの機器に備えた端子に離脱可能
に挿着して用いるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、同軸ケ
ーブル用接続器としての本来の機能を果たすものではあ
るが、構造上単一種の同軸ケーブルしか適用できない構
造のため、径を異にする同軸ケーブルそれぞれに専用の
接続器を必要としている。
ーブル用接続器としての本来の機能を果たすものではあ
るが、構造上単一種の同軸ケーブルしか適用できない構
造のため、径を異にする同軸ケーブルそれぞれに専用の
接続器を必要としている。
【0005】例えば、家庭用のテレビアンテナ用の同軸
ケーブルとして4C−FB型と5C−FB型(JIS規
格)の同軸ケーブルが用いられているが、それぞれの径
に見合う接続器を必要としているのが現状である。
ケーブルとして4C−FB型と5C−FB型(JIS規
格)の同軸ケーブルが用いられているが、それぞれの径
に見合う接続器を必要としているのが現状である。
【0006】本発明は、斯様な従来例の欠点に着目して
創案したものである。
創案したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】重合させて螺子で互いに
組付ける一対の基枠と蓋枠の相対向面側の一端のそれぞ
れに互いに一致させる挾持溝を設け、該挾持溝に係合し
た同軸ケーブルの外部導体を前記基枠と蓋枠で挾持する
ようにした同軸ケーブル用接続器において、前記挾持溝
を、前記一端側に配して前記同軸ケーブルの外被部を挾
持する最広径の挾持部と該最広径の挾持部に段階的に径
を小さくして連通し、しかも、前記外部導体を挾持する
少くも一対の他の挾持部で構成したものである。
組付ける一対の基枠と蓋枠の相対向面側の一端のそれぞ
れに互いに一致させる挾持溝を設け、該挾持溝に係合し
た同軸ケーブルの外部導体を前記基枠と蓋枠で挾持する
ようにした同軸ケーブル用接続器において、前記挾持溝
を、前記一端側に配して前記同軸ケーブルの外被部を挾
持する最広径の挾持部と該最広径の挾持部に段階的に径
を小さくして連通し、しかも、前記外部導体を挾持する
少くも一対の他の挾持部で構成したものである。
【0008】
【実施例】図面は本発明に係る同軸ケーブル用接続器の
一実施例を示し、図1は断面図、図2は図1のX−X線
断面図、図3は第一使用例を示す一部欠截正面図、図4
は第二使用例を示す一部欠截正面図である。
一実施例を示し、図1は断面図、図2は図1のX−X線
断面図、図3は第一使用例を示す一部欠截正面図、図4
は第二使用例を示す一部欠截正面図である。
【0009】本発明に係る同軸ケーブル用接続器Aは、
基枠1に設けた接続手段2によって同軸ケーブルCの芯
線(中心導体)Caを前記基枠1に装置した中心コンタ
クト3に接続して同軸ケーブルCを基枠1に組合せ、そ
れぞれの相対向面側に形成した挾持溝4,4´に前記同
軸ケーブルCの外部導体Cbを係合するようにして前記
基枠1と蓋枠5を互いに重合させ、これら両枠1,5を
螺子6で互いに締付けて同軸ケーブルCと互いに組付
け、基枠1の、前記中心コンタクト3を長手方向に沿う
中央に配した挿着筒7を、テレビ受像機などの機器と係
離自在に挿着して用いるようにしたものである。
基枠1に設けた接続手段2によって同軸ケーブルCの芯
線(中心導体)Caを前記基枠1に装置した中心コンタ
クト3に接続して同軸ケーブルCを基枠1に組合せ、そ
れぞれの相対向面側に形成した挾持溝4,4´に前記同
軸ケーブルCの外部導体Cbを係合するようにして前記
基枠1と蓋枠5を互いに重合させ、これら両枠1,5を
螺子6で互いに締付けて同軸ケーブルCと互いに組付
け、基枠1の、前記中心コンタクト3を長手方向に沿う
中央に配した挿着筒7を、テレビ受像機などの機器と係
離自在に挿着して用いるようにしたものである。
【0010】前記基枠1は、前記蓋枠5との対向面側の
一端に挾持溝4を設け、該挾持溝4を、前記一端側に配
して同軸ケーブルCの外被Ccを挾持する最広径の第一
挾持部4aと該第一挾持部4aに連通して段階的に径を
小さくして前記外部導体Cbを挾持する一対の第二、第
三の挾持部4b,4cで構成し、該挾持溝4の延長上、
すなわち、第三挾持部4c側に前記接続手段2を設け、
この接続手段2で中心コンタクト3に接続する前記芯線
Caに直交する方向にして前記中心コンタクト3を収設
した前記挿着筒7を配したもので、前記挾持溝4の構成
する基枠主体1Aを金属で構成し、金属製の蓋枠5とで
シールド効果を図るようにしてある。
一端に挾持溝4を設け、該挾持溝4を、前記一端側に配
して同軸ケーブルCの外被Ccを挾持する最広径の第一
挾持部4aと該第一挾持部4aに連通して段階的に径を
小さくして前記外部導体Cbを挾持する一対の第二、第
三の挾持部4b,4cで構成し、該挾持溝4の延長上、
すなわち、第三挾持部4c側に前記接続手段2を設け、
この接続手段2で中心コンタクト3に接続する前記芯線
Caに直交する方向にして前記中心コンタクト3を収設
した前記挿着筒7を配したもので、前記挾持溝4の構成
する基枠主体1Aを金属で構成し、金属製の蓋枠5とで
シールド効果を図るようにしてある。
【0011】なお、前記接続手段2は中心コンタクト3
の基部側に設けた挿通孔8と該挿通孔8を出入するよう
にして前記中心コンタクト3の基部に螺合した締付け螺
子9とで構成してある。
の基部側に設けた挿通孔8と該挿通孔8を出入するよう
にして前記中心コンタクト3の基部に螺合した締付け螺
子9とで構成してある。
【0012】前記蓋枠5は基枠1と同様に該基枠1との
対向面側の一端に、該一端側を最広径として段階的に漸
次径を狭くした、第一、第二、第三の挾持部4´a,4
´b,4´cで成る前記挾持部4´を設け、基枠1の、
前記螺子6の貫通孔10と対応する位置に螺子孔11を
設けて構成したもので、第一挾持部4´aを前記基枠側
の第一挾持部4aと同様に外被Cc用の挾持部とし、第
二、第三の挾持部4´b,4´cを外部導体Cb用の挾
持部として構成する。
対向面側の一端に、該一端側を最広径として段階的に漸
次径を狭くした、第一、第二、第三の挾持部4´a,4
´b,4´cで成る前記挾持部4´を設け、基枠1の、
前記螺子6の貫通孔10と対応する位置に螺子孔11を
設けて構成したもので、第一挾持部4´aを前記基枠側
の第一挾持部4aと同様に外被Cc用の挾持部とし、第
二、第三の挾持部4´b,4´cを外部導体Cb用の挾
持部として構成する。
【0013】しかして、同軸ケーブルCの芯線Caを接
続手段2の挿通孔8に挿通させて締付け螺子9を締付け
て前記芯線Caを中心コンタクト3に接続し、外部導体
Cbを挾持溝4の第二挾持部4b(図3の場合)若しく
は第三挾持部4c(図4の場合)に係合し、基枠1側の
挾持溝4と一致させるように挾持溝4を配して(第二挾
持溝4bに対して第二挾持溝4´bを配するようにし
て)蓋枠5を基枠1に重合させ、螺子6を貫通孔10を
通じて螺子孔11に係合締付けることにより同軸ケーブ
ルCの端末に接続器Aを組付けて用いるのである。
続手段2の挿通孔8に挿通させて締付け螺子9を締付け
て前記芯線Caを中心コンタクト3に接続し、外部導体
Cbを挾持溝4の第二挾持部4b(図3の場合)若しく
は第三挾持部4c(図4の場合)に係合し、基枠1側の
挾持溝4と一致させるように挾持溝4を配して(第二挾
持溝4bに対して第二挾持溝4´bを配するようにし
て)蓋枠5を基枠1に重合させ、螺子6を貫通孔10を
通じて螺子孔11に係合締付けることにより同軸ケーブ
ルCの端末に接続器Aを組付けて用いるのである。
【0014】なお、挾持溝4,4´には、同軸ケーブル
Cの軸線に対して直交する方向にして無数の突条12…
を形成し、この突条12…が同軸ケーブルCの外部導体
Cb乃至外被Ccに喰い込むことにより、同軸ケーブル
Cと接続器Aとの接続強度が高められる。
Cの軸線に対して直交する方向にして無数の突条12…
を形成し、この突条12…が同軸ケーブルCの外部導体
Cb乃至外被Ccに喰い込むことにより、同軸ケーブル
Cと接続器Aとの接続強度が高められる。
【0015】また、同軸ケーブルCの外被Ccは、第一
挾持部4a,4´a(図3の場合)又は第二挾持部4
b,4´b(図4の場合)で挾持されるようにしてある
が、外被Ccが部分的に接続器A内に係合する構造であ
れば良く(係合していないと外部導体Cbが露出して、
種々の電波障害を起こすことになる)、挾持するように
組付けなくとも良い。
挾持部4a,4´a(図3の場合)又は第二挾持部4
b,4´b(図4の場合)で挾持されるようにしてある
が、外被Ccが部分的に接続器A内に係合する構造であ
れば良く(係合していないと外部導体Cbが露出して、
種々の電波障害を起こすことになる)、挾持するように
組付けなくとも良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
少くとも径の異なる2種類(例えば、現在多用されてい
る4C−FB型と5C−FB型の2種)の同軸ケーブル
を選択的に適用できる接続器を提供でき、従って、単一
種のみしか適用できない従来例と比較し、在庫管理上好
適であるのみならず、製造コストの低減を図ることがで
きる。
少くとも径の異なる2種類(例えば、現在多用されてい
る4C−FB型と5C−FB型の2種)の同軸ケーブル
を選択的に適用できる接続器を提供でき、従って、単一
種のみしか適用できない従来例と比較し、在庫管理上好
適であるのみならず、製造コストの低減を図ることがで
きる。
【図1】断面図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【図3】第一使用例を示す一部欠截正面図。
【図4】第二使用例を示す一部欠截正面図。
1 基枠 4,4´ 挾持溝 6 螺子 C 同軸ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 9/05,17/04
Claims (1)
- 【請求項1】 重合させて螺子で互いに組付ける一対の
基枠と蓋枠の相対向面側の一端のそれぞれに互いに一致
させる挾持溝を設け、該挾持溝に係合した同軸ケーブル
の外部導体を前記基枠と蓋枠で挾持するようにした同軸
ケーブル用接続器において、前記挾持溝を、前記一端側
に配して前記同軸ケーブルの外被部を挾持する最広径の
挾持部と該最広径の挾持部に段階的に径を小さくして連
通し、しかも、前記外部導体を挾持する少くも一対の他
の挾持部で構成した、同軸ケーブル用接続器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186733A JP2934625B1 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 同軸ケーブル用接続器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10186733A JP2934625B1 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 同軸ケーブル用接続器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2934625B1 true JP2934625B1 (ja) | 1999-08-16 |
JP2000021518A JP2000021518A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16193703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10186733A Expired - Fee Related JP2934625B1 (ja) | 1998-07-02 | 1998-07-02 | 同軸ケーブル用接続器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934625B1 (ja) |
-
1998
- 1998-07-02 JP JP10186733A patent/JP2934625B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000021518A (ja) | 2000-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |