JP2932395B2 - 記録媒体搬送装置 - Google Patents

記録媒体搬送装置

Info

Publication number
JP2932395B2
JP2932395B2 JP22427590A JP22427590A JP2932395B2 JP 2932395 B2 JP2932395 B2 JP 2932395B2 JP 22427590 A JP22427590 A JP 22427590A JP 22427590 A JP22427590 A JP 22427590A JP 2932395 B2 JP2932395 B2 JP 2932395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
recording medium
film
image
light beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22427590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04105970A (ja
Inventor
英弘 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP22427590A priority Critical patent/JP2932395B2/ja
Publication of JPH04105970A publication Critical patent/JPH04105970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2932395B2 publication Critical patent/JP2932395B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、画像記録装置等における記録媒体搬送装置
に関する。
〈従来の技術〉 従来より、画像記録装置として、光ビームを画像信号
に基づいて変調し、この変調された光ビームを記録媒体
としての感光材料上に走査させ、それにより感光した感
光材料を現像するようにした光走査記録装置が知られて
いる(特開昭54−42243号公報及び特開昭59−83150号公
報等参照)。
これを第11図に基づいて説明すると、半導体レーザ91
から射出された光ビーム(レーザビーム)92は、コリメ
ータレンズ93によって平行ビームとされた上でミラー94
で反射された後に回転多面鏡等の光偏向器95に入射す
る。光ビーム92はこの光偏向器95によって反射偏向さ
れ、集束レンズ96に通され感光材料(以下、フィルムと
言う)97上を矢印Y方向と略直角な方向に走査(主走
査)する。
それと共にフィルム97が搬送装置98によって上記矢印
Y方向に搬送されて副走査がなされ、従って、フィルム
97上には光ビーム92が2次元的に照射される。
上記光ビーム92は、画像信号出力装置から出力された
画像信号に基づいて変調されており、この変調された光
ビームに感光したフィルム97上には、上記画像信号が担
持する画像が写真潜像として記録される。
尚、上記画像信号はデジタル信号であり、信号変換部
に通され所定の変換テーブルに基づいて信号に変換さ
れ、D/A変換器でアナログ信号に変調されて変調回路に
入力される。この変調回路がアナログの画像信号に基づ
いて前記半導体レーザ91のドライバを制御することによ
り、光ビーム92が上述のように変調される。
更に、感光したフィルム97は次に公知の現像機に送ら
れ、そこで現像、定着、水洗、乾燥の各処理を受ける。
この処理により前記写真潜像が現像され、フィルム97に
は前記画像信号が担持する画像が可視像として記憶され
る。
ところで、上記フィルム97の搬送装置98としては、従
来第12図に示すように構成されるもの(以下搬送装置98
aとする)がある。
即ち、図示しないモータ等により回転駆動される駆動
ローラ81と該駆動ローラ81に接触して回転すると共に前
記駆動ローラ81に比較して外径が小さい2本の従動ロー
ラ82,83とを備え、駆動ローラ81と従動ローラ82,83との
間に、上流側搬送ガイド88に沿って進入してくるフィル
ム97を挟持し搬送する構成である。またこの時、前記光
ビーム92は従動ローラ82,83の間に照射され画像が形成
される。
また、第13図に示すように、フィルム97の一方を一対
の駆動ローラ84と従動ローラ85とにより挟持し、他方を
一対の駆動ローラ86と従動ローラ87とにより挟持して搬
送する搬送装置98bがある。そして、一方の駆動ローラ8
4の上流側に上流側搬送ガイド88、一方の駆動ローラ84
と他方の駆動ローラ86との間には中間搬送ガイド89及び
他方の駆動ローラ86の下流側に下流側搬送ガイド90が設
けられており、前記光ビーム92は搬送ガイド88上に照射
され画像が形成される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、搬送装置98aにあっては、2本の従動ロー
ラ82,83の間にフィルム97を挟持し搬送する構成である
ので、一旦フィルム97が2本の従動ローラ82,83に挟持
された後は光ビーム92は安定的に照射されることとな
り、光学的には良好な構成となっている。
しかし、フィルム97には「こし」・「厚み」が存在す
るため、第14図に示すように、下流側の従動ローラ83に
フィルム97が突入する際の衝撃が大きく、それが副搬送
系(主に駆動モータ等)に悪影響を及ぼし、画像に「む
ら」が発生し易くなるという問題がある。
また、一般的に従動ローラ82,83の外径は駆動ローラ8
1に比較して小さく形成されるため、加工精度が向上せ
ずローラが曲がって搬送の際に蛇行や斜行が発生し易
く、搬送性はあまり良くない。
さらに、第15図に示すように、フィルム97の軌跡(フ
ィルムパス)の観点からも、搬送装置98aにあっては少
なくともフィルム97が2本の従動ローラ82,83の間だけ
駆動ローラ81上を巻き付くこととなるので、無理に進行
方向が変えられることとなり、やはり副搬送系(主に駆
動モータ等)に悪影響を及ぼし、画像に「むら」が発生
し易くなるという問題があると共に、フィルム97の直進
性が確保できないという問題がある。
一方、搬送装置98bにあっては、駆動ローラ84と従動
ローラ85及び駆動ローラ86と従動ローラ87との2対のロ
ーラによりフィルム97を挟持搬送する構成であるので、
一旦フィルム97が前記2対のローラに挟持された後は光
ビーム92は安定的に照射されることとなり、光学的には
良好な構成となっている。更に、駆動ローラ86と従動ロ
ーラ87とを駆動ローラ84と従動ローラ85とに近づけずに
済むので、空間的に余裕があり、精度の高いローラを用
いることが可能となる。よって、衝撃が比較的少なくて
済み、それが副搬送系(主に駆動モータ等)に悪影響を
及ぼすことが無く、画像に「むら」が発生し難くなると
いう長所がある。
しかしながら、当該搬送装置98bにあっては、精度の
高いローラが複数必要となり、さらに前記2対のローラ
間の速度差が搬送性能に大きく左右することとなるの
で、制御や機構を厳密にする必要が生じ、コストが増加
するという問題がある。
このため、第16図に示すように、図示しないモータ等
により回転駆動される一本の駆動ローラ71と該駆動ロー
ラ71に接触して回転すると共に前記駆動ローラ71に比較
して外径が小さい一本の従動ローラ72と、前記ローラ7
1,72の上流側及び下流側に各々備えられた上流側搬送ガ
イド73及び下流側搬送ガイド74と、を備えた搬送装置98
cがある。
ところで、搬送ガイド73及び74が設けられているのは
下記の〜の課題が存在するためである。
フィルムの搬送性の確保 安定したレーザ照射 フィルム全面の画像形成 かかる3つの課題を解決するために、上記搬送ガイド
73及び74を、第16図に示すように、駆動ローラ71と従動
ローラ72間のフィルム搬送面に沿って、該駆動ローラ71
と従動ローラ72との接触部位置で所定の間隔を介して設
けている。
当該搬送装置98cにあっては、一本の駆動ローラ71と
一本の従動ローラ72との間にフィルム97を挟持し搬送し
ている。またこの時、半導体レーザ91は搬送装置98cの
直前か直後の何れかで光ビーム92を照射して画像を形成
する。
また、精度の高いローラを複数設ける必要もなく、コ
ストが増加することもない。
しかしながら、当該搬送装置98cはコスト的には有利
である反面、一本の駆動ローラ71と一本の従動ローラ72
の間にフィルム97を挟んで搬送するだけであるので、第
17図に示すように、フィルム97の「こし」やカール・フ
ィルムパスの効率化により、搬送中に半導体レーザ91の
焦点深度を越えてフィルム97があおられ(ばたつき;73
で示す)、画像に「ポリゴンミラーの倒れ角度の影響」
・「にじみ」・「ぼやけ」等の画像欠陥(むら)が生じ
てしまう。
ここで焦点深度は、階調画像を形成する場合は、ポリ
ゴン・ミラーの倒れ角度の影響により、通常で言われる
場合のビーム径による焦点深度よりはるかに厳しく、0.
5〜1.0mm程しかない。
またフィルム97の「こし」やカールは温度・湿度等の
環境条件によりその状態が大きく変わるものである。
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、一本の駆
動ローラと一本の従動ローラとの間に記録媒体を挟んで
搬送する構成の装置において、記憶媒体搬送ガイドの取
付位置を工夫することにより、上記従来の問題点を解消
し良質な画像を形成することが可能であると共に、コス
ト的にも安価な記録媒体搬送装置を提供することを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明の記録媒体搬送装置は、一本の駆動
ローラと一本の従動ローラ間に挟持された記録媒体を搬
送するようにした記録媒体搬送装置であって、駆動ロー
ラと従動ローラとの接触部位置の下流側近傍において記
録媒体に対し光ビームを照射して記録媒体に対して画像
を形成する構成の記録媒体搬送装置において、駆動ロー
ラと従動ローラ間の記録媒体搬送面に沿って延び、該駆
動ローラと従動ローラとの接触部位置の下流側に設けら
れる記録媒体搬送ガイドを備え、該記録媒体搬送ガイド
のガイド面が駆動ローラと従動ローラとが接する位置よ
り所定量だけ低く配設されると共に、該所定量が前記光
ビームの焦点深度内となる構成とした。
〈作用〉 上記の構成においては、搬送中に光ビームの焦点深度
を越えて記録媒体があおられる(ばたつく)ことが抑制
され、画像にその振動による画像欠陥(むら)がでるこ
とが抑制さ、良質の画像が形成される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、画像信号に基づいて変調された光ビ
ームを記録媒体上に走査させ、画像を記録媒体に写真潜
像として記録するようにした画像記録装置における記録
媒体搬送装置は、図示しないモータ等により回転駆動さ
れる一本の駆動ローラ1と該駆動ローラ1に接触して回
転する一本の従動ローラ2とからなるメインローラRを
備え、ローラ1,2の回転により該ローラ1とローラ2間
に挟持された記録媒体としてのフィルム3を搬送する構
成であるのは従来と同様である。
かかる搬送装置において、フィルム搬送ガイド4,5
は、駆動ローラ1と従動ローラ2間の記録媒体搬送面に
沿って延び、該駆動ローラ1と従動ローラ2との接触部
位置で所定の間隙を隔てて搬送方向上流側と下流側とに
相対向して一対設けられる。
また本実施例では、駆動ローラ1の頂点1aで従動ロー
ラ2が接している。
ここで、本発明に係る構成として、フィルム7の厚み
(本実施例では175μm)にも依るが、搬送方向の下流
側に位置するフィルム搬送ガイド5のガイド面6が駆動
ローラ1の頂点1aより所定段差(δ2=0.5mm程度)低く
なっている。また、前述のように焦点深度は、階調画像
を形成しているので、0.5〜1.0mm程度であるが、前記段
差δ2は光ビームの焦点深度内となっている。
かかる構成の搬送装置によると、一本の駆動ローラ1
と一本の従動ローラ2を設けるだけであるから、コスト
的に有利であるのは勿論のこと、搬送中に光ビームの焦
点深度を越えてフィルム3があおられ(ばたつき)るこ
とが抑制され、画像のその振動によるゆるやかな周期の
「段むら」や「ポリゴンミラーの倒れ角度の影響」,
「にじみ」,「ぼやけ」等の画像欠陥(むら)がでるこ
とが抑制され、良質の画像を形成することができる。
また第2図に示すように、搬送ガイド5より駆動ロー
ラ1の頂点1a位置の方が第1図の場合よりも高い場合
(δ3>δ2)は、駆動ローラ1と従動ローラ2との接触
部位置の下流側近傍であるレーザ記録位置(光ビーム照
射位置)において焦点深度内でフィルム3が通過するよ
うに、従動ローラ2を図に示すように、駆動ローラ1に
接する状態で、頂点位置から下流側に角度αだけずらす
と良い。
ここで前述の角度αは、従動ローラ2を角度αだけず
らすことにより、搬送ガイド5のガイド面6が駆動ロー
ラ1と従動ローラ2とが接する箇所における駆動ローラ
の位置(第2図において1bで示す)より略前記段差δ2
だけ低く配設されるように決定されるものである。
従って、この構成によっても、前記段差δ3は光ビー
ムの焦点深度内となり、もって搬送中に光ビームの焦点
深度を越えてフィルム3があおられる(ばたつく)こと
が抑制され、良質の画像を形成することが可能となる。
又、ガイド5と駆動ローラ1の隙間にフィルム3が潜
り込んでジャムったり、又、フィルム3の先端がガイド
5の先端に引っ掛かり、その衝撃が副搬送系(主に駆動
モータ)に悪影響を及ぼし、画像にむらが発生するのを
防止するため、ガイド5の先端に「C」,「テーパ」及
び「丸み」等(図で7で示す)を付与して、搬送性を向
上すると良い(第3図参照)。
更に、駆動ローラ1に光ビームが直接当たって照り返
された迷光が、フィルム3をランダムに感光することを
少しでも防止するため、第4図に示すように、フィルム
3搬送方向の下流側のフィルム搬送ガイド5の端部に、
迷光が搬送ガイド5の従動ローラ2配設側の表面方向に
至るのを遮断する所定角度βで傾斜する部分10を設ける
のが好ましい。
以上の迷光防止用の傾斜部分10の表面には、黒色又は
略黒色の材料を装着するか、或いは黒染め塗装を施すよ
うにすると良く、艶消しや表面の荒らし(梨地仕上げ)
等の表面処理を施したり、反射防止テープ11を張り付け
るようにすると、なおさら良い。
尚、以上の構成において、あおり防止ローラを設ける
と、より画像が良くなる。
例えば、第5図に示すように、搬送方向の下流側に位
置する記録媒体搬送ガイド5のガイド面近傍に、該ガイ
ド面と所定の距離δ1を隔てて周面が位置する記録媒体
のあおり防止ローラ21を設ける。
ここで、前記記録媒体搬送ガイド5のガイド面とあお
り防止ローラ21周面との距離δ1は、フィルム3の厚み
とメインローラRからの距離にも依るが、フィルム3の
先端が当たらず、あおられたフィルム3が当たるような
0.5〜2mmの範囲に設定する。又あおり防止ローラ21の材
質は、フィルム3先端が当たっても衝撃の少ないものを
用いるのが良い。
又、フィルム3先端が当たっても衝撃が少なくなるよ
うに、あおり防止ローラ21の慣性質量を減少させて軽く
回転させた方が良く、あおり防止ローラ21を同一軸中心
に回転可能な複数の短冊ローラにより構成するのが良
い。
更に、各短冊ローラが独立して回転可能となるよう
に、第6図に示すように、同一ローラ軸22に対して各短
冊ローラ23をベアリング24等で支承する構成とするのが
良い。
以上の短冊ローラ23であれば、あおり防止ローラ21と
して重量が軽減できるので、ローラ軸22の撓みが減り、
前記記録媒体搬送ガイド5のガイド面とあおり防止ロー
ラ21周面との距離δ1を、フィルム3幅方向の全域に渡
って正確に調整できるようになる。
又、上記ローラ軸22の撓みを減少させることに対して
は、第7図に示すように、ローラ軸22のローラ23間部分
を支持部材等25で支承することが好ましい。
一方、メインローラRより下流側の次のユニットでの
フィルムパスを考慮して、あおり防止ローラ21を設ける
場合、例えば、第8図に示すように、曲線形状のフィル
ム搬送ガイド30が下流側に設けられた場合、フィルム3
がガイド30から浮かないように、ガイド30が直線から曲
線に移る点付近にあおり防止ローラ21を設けるのが好ま
しい。
また、光ビームが駆動ローラ1に照射されることで生
じる照り返しの迷光が搬送中の記録媒体に向かうのを遮
断する迷光防止手段を設けるようにしても良い。
即ち、第9図に示すように、フィルム搬送方向の下流
側のフィルム搬送ガイド21の従動ローラ2配設側の表面
近傍に迷光防止板40を配設してもよい。
この迷光防止板40は、フィルム搬送ガイド4,5の間隔
近傍位置に、光ビームの上流側から下流側に向かって該
光ビームから徐々に離れるように傾斜して配設される。
この場合、迷光防止板40は、フィルム搬送ガイド4,5
の延びる方向と所定角度αをもって傾斜され、一端部は
搬送ガイド5に近接する位置まで延びている。
かかる構成によると、光ビームが駆動ローラ1に照射
されることで生じる照り返しの迷光は、迷光防止板40に
当たって遮断される。
また、以上の迷光防止板40の、照り返しの迷光が当た
る面には、黒色又は略黒色の材料を装着するか、或いは
黒染め塗装を施すようにすれば、迷光防止板で光ビーム
が再び反射するのを防止できるので良い。
また、艶消しや表面の荒らし(梨地仕上げ)等の表面
処理を施すと、より一層の反射防止効果が挙げられる。
勿論、反射防止テープ41を張り付けるようにしても良
い。
又、迷光防止板40の傾斜角度αは、迷光防止板40で迷
光が再び反射してフィルムに至るのを想定して、反射光
の方向をフィルムの感光の虞のない方向又はフィルムの
感光を最小限に食い止める方向に定めるのが好ましい。
更に、迷光防止板40の搬送ガイド5に近接する端部が
搬送されるフィルムに接するようにし、該端部にRを付
ける等フィルムとの接触時の摩擦抵抗がないように構成
すれば、良好なフィルムの搬送性を得つつ、該フィルム
の浮き上がりを防止することができ、画像も良好なもの
とできる。
また、第10図に示すように、駆動ローラ1の表面に、
艶消しや表面の荒らし(梨地仕上げ)等の表面処理50を
施すようにすれば、駆動ローラ1から照り返される迷光
自体を少なくすることができ、より一層効果的であると
共に、摩擦係数も大きくなるため、搬送性が向上する。
また、フィルム搬送ガイド5上に、ローラ等適宜フィ
ルムを当該フィルム搬送ガイド5に規制したり、補助的
に搬送する規制部材を設けても良い。
また、搬送方向上流側のフィルム搬送ガイドの位置は
特に明記していないが、前記記録媒体を用いた場合は望
ましくは駆動ローラの位置の高さと同じ位置から0.5mm
程度下がった高さまでの範囲が良い。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の記録媒体搬送装置によ
れば、一本の駆動ローラと一本の従動ローラ間に挟持さ
れた記録媒体を搬送するよう構成されると共に、駆動ロ
ーラと従動ローラとの接触部位置の下流側近傍において
記録媒体に対し光ビームを照射して記録媒体に対して画
像を形成するようにしたものにおいて、駆動ローラと従
動ローラ間の記録媒体搬送面に沿って延び、該駆動ロー
ラと従動ローラとの接触部位置の下流側に設けられる記
録媒体搬送ガイドを備え、該記録媒体搬送ガイドのガイ
ド面が駆動ローラと従動ローラとが接する位置より所定
量だけ低く配設されると共に、該所定量が前記光ビーム
の焦点深度内になるように設けるようにしたので、搬送
中に光ビームの焦点深度を越えて記録媒体があおられる
(ばたつく)ことが抑制され、画像にその振動による画
像欠陥(むら)がでることが抑制され、良質の画像が形
成されるという効果がある。
又、以上の構成は従来装置に簡単な構成を付加しただ
けであるから、コスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録媒体搬送装置の一実施例を示
す概略側面図、第2図は他の実施例を示す概略側面図、
第3図及び第4図は更に他の実施例を示す概略側面図、
第5,8及び9図は夫々他の実施例を示す概略側面図、第
6,7及び10図は夫々他の実施例に係るローラの図、第11
図は記録媒体搬送装置を適用した画像記録装置の概略
図、第12図〜第16図は夫々従来の記録媒体搬送装置の概
略側面図、第17図は従来の問題点を説明する概略側面図
である。 1…駆動ローラ、2…従動ローラ 3…フィルム、4,5…フィルム搬送ガイド 6…ガイド面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本の駆動ローラと一本の従動ローラ間に
    挟持された記録媒体を搬送するようにした記録媒体搬送
    装置であって、駆動ローラと従動ローラとの接触部位置
    の下流側近傍において記録媒体に対し光ビームを照射し
    て記録媒体に対して画像を形成する構成の記録媒体搬送
    装置において、 駆動ローラと従動ローラ間の記録媒体搬送面に沿って延
    び、該駆動ローラと従動ローラとの接触部位置の下流側
    に設けられる記録媒体搬送ガイドを備え、該記録媒体搬
    送ガイドのガイド面が駆動ローラと従動ローラとが接す
    る位置より所定量だけ低く配設されると共に、該所定量
    が前記光ビームの焦点深度内であることを特徴とする記
    録媒体搬送装置。
JP22427590A 1990-08-28 1990-08-28 記録媒体搬送装置 Expired - Lifetime JP2932395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22427590A JP2932395B2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 記録媒体搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22427590A JP2932395B2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 記録媒体搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04105970A JPH04105970A (ja) 1992-04-07
JP2932395B2 true JP2932395B2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=16811222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22427590A Expired - Lifetime JP2932395B2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 記録媒体搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2932395B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090906A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Noritsu Koki Co Ltd 感光材料の平面性維持部材およびそれを備えた写真焼付装置
JP2003212384A (ja) 2002-01-28 2003-07-30 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04105970A (ja) 1992-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7385735B2 (en) Sheet transport apparatus, image reading apparatus and image forming apparatus
KR100467191B1 (ko) 문서 공급 장치, 화상 판독 장치 및 화상 형성 장치
US6624920B2 (en) Optical scanning device, scanning optical system, scanning imaging optical component, optical scanning method, ghost image preventing method and image forming apparatus
JP2932395B2 (ja) 記録媒体搬送装置
JP3313237B2 (ja) 画像読取装置および画像記録装置
US20180259876A1 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus
US6812946B2 (en) Image forming device
JP3740339B2 (ja) 光走査光学系及びマルチビーム光走査光学系及びそれを用いた画像形成装置
GB2034064A (en) Telecine projector
JPH04101945A (ja) 記録媒体搬送装置
JP2992832B2 (ja) 画像記録装置における記録媒体搬送装置
US20050161877A1 (en) Image forming system
JP2000193901A (ja) レ―ザイメ―ジングシステム用のゆらぎ補正モノゴンスキャナ―
JP4794717B2 (ja) 光走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JP3392107B2 (ja) 走査光学装置およびそれを用いた画像形成装置
JPH05276317A (ja) 画像読取装置
JPS6156655B2 (ja)
JP2936271B2 (ja) 画像記録装置における写真用感光材料搬送装置
JP3274779B2 (ja) 光走査装置
JPS5876853A (ja) レ−ザプリンタ
JPS647420B2 (ja)
JP3866616B2 (ja) 画像形成装置
JP2002162693A (ja) シート状記録材料の搬送装置
JPS62246011A (ja) 光ビ−ム走査装置
JPS6278957A (ja) 光ビ−ム記録装置