JP2932264B2 - 版下デザイン方法 - Google Patents

版下デザイン方法

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JP2932264B2
JP2932264B2 JP9345578A JP34557897A JP2932264B2 JP 2932264 B2 JP2932264 B2 JP 2932264B2 JP 9345578 A JP9345578 A JP 9345578A JP 34557897 A JP34557897 A JP 34557897A JP 2932264 B2 JP2932264 B2 JP 2932264B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は版下デザイン方法に関
し、例えばスポーツシヤツなどの布地に文字、数字、記
号、図形(これをキヤラクタと呼ぶ)などのデザイン要
素をプリントする場合等に適用して好適なものである。
【0002】
【発明の概要】本発明は、版下デザイン方法において、
表示画面上に任意に選択した座標位置に任意に描画演算
した各キヤラクタについて、キヤラクタの生成順序を手
掛かりとして不適切な書体のキヤラクタを指定してその
書体を表すキヤラクタ項目データを修正できるようにし
たことにより、登録キヤラクタデータを一段と高い精度
で修正することができる。
【0003】
【従来の技術】従来スポーツシヤツにキヤラクタをプリ
ントする際に用いられる版下は、デザイナが版下用画材
上にキヤラクタをデザインしながら手書きによつて描画
し、かくして描画された版下画像のうちキヤラクタ部分
を手作業によつてカツタを用いて切り抜くことによつて
版下を作成した後、当該版下をプリント対象となるスポ
ーツシヤツ上に載置して、例えばシルク印刷によつてプ
リントするような作業工程を実施するようになされてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】ところが実際上デザ
イナが手書きで文字、数字、記号、図形などのキヤラク
タを描くためには、それ自体かなり長大な時間が必要で
あるのみならず、一旦描画したキヤラクタがデザイナに
とつて不満足なものであるときには、新たな版下画像を
書き直す必要がある。
【0005】因に版下用画材にキヤラクタをデザインす
る場合、デザインの良又は不良を判断するためには、一
応全部のキヤラクタを描き出した上で版下画像全体を観
察しなければ実用上十分な評定をなし得ない。従つて実
際上当該部分的な手直し作業によつて満足し得るような
版下を得ることは困難な場合が多い。
【0006】このような問題点を解決する方法として、
コンピユータの演算機能を利用してデザインデータを作
成してデイスプレイ装置に表示できるようにすると共
に、多数のキヤラクタデータを必要に応じて、拡大、縮
小、変形、回転、移動演算処理できるようにすることに
よつてマン−マシン方式でデザイナがすでにデザインし
たキヤラクタを所望に応じて部分的に修正したり、新た
に他のキヤラクタを付加することによつて新しい版下画
像を作成する版下デザイン装置が提案されている(特願
昭 61-311332号、特願昭62-18091号、特願昭62-6587
号)。
【0007】かかる版下デザイン装置において、一般
に、デザインデータの修正はマウスを操作することによ
りデイスプレイ装置上に表示したカーソルを用いて表示
画面上に修正位置を指定する方法を用いることが考えら
れるが、実際上このようにするとキヤラクタの修正精度
を余り高くできない問題がある。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、すでにデザインしたキヤラクタを手直しする際に、
一段と正確にキヤラクタデータの書体の修正をなし得る
ようにした版下デザイン方法を提案しようとするもので
ある。
【0009】
【問題点を解決するための手段】かかる問題点を解決す
るため本発明においては、キヤラクタデザイン作成時、
順次生成すべき1つ又は複数のキヤラクタMOJIの表
示要素L1〜L3を、それぞれ表示画面7に任意に選択
した1つの座標(X,Y)をキヤラクタ原点OHとし
て、任意に描画演算するためのキヤラクタ規定条件を、
キヤラクタ生成順序を指定するキヤラクタ生成順序欄情
報〔M〕とキヤラクタ規定項目を指定するキヤラクタ規
定項目指定欄情報〔N〕とによつて指定できるキヤラク
タ項目データDM1 〜DM30として、登録メモリ2Bに
登録し、キヤラクタデザイン修正時、キヤラクタ生成順
序欄情報〔M〕及びキヤラクタ規定項目指定欄情報
〔N〕を用いて順次生成されたキヤラクタMOJIの書
体を表すキヤラクタ項目データDM1 〜DM6 を登録メ
モリ2Bから読み出して、当該生成順序に従つて順次配
列するように表示画面7上に表示し、表示画面7上にお
いて、複数のキヤラクタMOJIの書体を表すキヤラク
タ項目データの配列順序を参照しながら、不適切なキヤ
ラクタMOJIの書体を表すキヤラクタ項目データを指
定して修正することにより、当該不適切なキヤラクタM
OJIを修正できるようにする。
【0010】
【作用】デザインしたキヤラクタMOJIの書体を規定
する「書体」キヤラクタ規定項目データを含むキヤラク
タ規定項目データDM1 〜DM30を、デザインデータ一
覧表として表示することにより、表示画面7上におい
て、配列順序を参照しながら不適切なキヤラクタの書体
を表すキヤラクタ項目データを指定して修正できるよう
にしたことにより、任意に選択した座標位置(X,Y)
に任意に描画演算して作成した各キヤラクタMOJIに
ついて、不適切なキヤラクタMOJIを、複数のキヤラ
クタMOJIの配列順序(従つてキヤラクタMOJIの
生成順序)を手掛りとして容易に修正でき、その結果一
段と高い精度で書体を表すキヤラクタ項目データの修正
をなし得る。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】〔1〕実施例の全体構成 図1において、1は全体として版下デザイン装置1を示
し、コンピユータ構成の中央処理ユニツト(CPU)2
を有する。CPU2には内部メモリ2A及びデザインデ
ータレジスタ2Bが設けられ、デザイナによつてデータ
入力手段としてのキーボード3又はマウス4からバス5
を介して入力される指令信号や入力データに基づいて、
当該入力データや、外部メモリ6から転送されるデータ
を内部メモリ2Aに取り込むことにより、処理すべき基
礎データとして保持する。
【0013】CPU2はこの基礎データをデザイン処理
した後、当該処理の結果作成されたデザインデータをデ
ザインデータレジスタ2Bに登録すると共に、この登録
したデザインデータをバス5を介してデイスプレイ装置
7の表示画面上に表示させる。かくしてデザイナがデイ
スプレイ装置7の表示を見ながら、キーボード3又はマ
ウス4を用いてマン−マシン手法によつて表示されてい
る版下画像の作成又は修正作業をし得るようになされて
いる。
【0014】外部メモリ6は例えばフロツピーデイスク
装置でなり、プログラムデータメモリ部6A、キヤラク
タデータメモリ部6B、デザインデータメモリ部6Cを
有する。プログラムデータメモリ部6Aに格納されてい
るプログラムデータは、CPU2の内部メモリ2Aに読
み出されてCPU2を制御することにより、版下デザイ
ンデータの作成又は修正処理を実行させると共に、処理
結果の版下デザインデータをデザインデータレジスタ2
Bに登録させる。
【0015】かくしてデザインデータレジスタ2Bに登
録されて行く版下デザインデータは、デザイナがデザイ
ン作業を終了したときに、CPU2によつてバス5を介
して外部メモリ6のデザインデータメモリ部6Cに格納
し得ると共に、プリンタ8においてコピーとして打ち出
すことができ、又はXYプロツタ9を用いて版下を自動
的に作成することができ、又はモデム10によつて電話
回線11を通じて版下画像データを遠隔地にある受信装
置に送信し、又は受信し得るようになされている。
【0016】キヤラクタデータメモリ部6Bにはキヤラ
クタについての標準データとして、文字、数字、記号、
図形などのデザイン要素を描画するためのパターンデー
タ、文字の種類を表す文字種類データ、文字間隔を表す
文字間隔データ等が格納されている。
【0017】CPU2は図2に示すメインルーチンを実
行することにより、デザイナの入力操作に応じてデザイ
ン処理を実行する。
【0018】すなわち電源投入時CPU2はメインルー
チンRT0に入つて、初期設定サブルーチンRT1にお
いて版下デザイン装置1を全体として初期設定した後キ
ーチエツクサブルーチンRT2に入る。
【0019】このキーチエツクサブルーチンRT2にお
いてCPU2は、図3に示すように、ステツプSP1に
おいてマウス4のマウス座標を読み取つた後、ステツプ
SP2において当該マウス座標をデイスプレイ装置7上
に表示し、続いてステツプSP3においてマウスボタン
4Aのキー操作データMF0及びキーボード3のフアン
クシヨンキー(この実施例の場合20個のフアンクシヨ
ンキーKY1〜KY20を有する)のキー操作データM
Fi(i=1〜20)を読み取つた後、ステツプSP4
からメインルーチンに戻る。
【0020】かくしてCPU2は図3のキーチエツクサ
ブルーチンRT2においてデザイナがマウスボタン4A
又はフアンクシヨンキーKY1〜KY20によつて指定
入力しようとするデザイン処理モードに対応するデータ
を取り込んで、以下これに対応するデザイン処理サブル
ーチンを実行する。
【0021】すなわちCPU2はメインルーチンRT0
(図2)において、操作データMFiがMFi=MF
1、MF2、MF3、MF4、MF5のときそれぞれ、
「文字作成サブルーチン」RT3、「文字形式サブルー
チン」RT4、「図形処理サブルーチン」RT5、「書
体チエンジサブルーチン」RT6、「データセーブサブ
ルーチン」RT7を実行する。
【0022】またCPU2はキー操作データMFiがM
Fi=MF6、MF7、MF8、MF9、MF10のと
きそれぞれ、「データロードサブルーチン」RT8、
「色付処理サブルーチン」RT9、「全消去サブルーチ
ン」RT10、「1文字消去サブルーチン」RT11、
「再表示サブルーチン」RT12を実行する。
【0023】さらにCPU2は、キー操作データMFi
がMFi=MF13、MF14、MF15、MF16、
MF17のときそれぞれ、「ズーム第1サブルーチン」
RT13、「ズーム第2サブルーチン」RT14、「レ
イアウトサブルーチン」RT15、「プロツタ処理サブ
ルーチン」RT16、「エデイタサブルーチン」RT1
7を実行する。
【0024】これらのサブルーチン、すなわち「文字作
成サブルーチン」RT3〜「エデイタサブルーチン」R
T17において、CPU2はデザイナが必要に応じてキ
ーボード3のフアンクシヨンキーKY1〜KY20を操
作すると共に、マウス4及びキーボード3のテンキーT
ENからデザイナによつて入力された指令信号及びデー
タに基づいて版下を構成するデザイン要素の作成、修正
などの処理を実行する。
【0025】ここでCPU2は、1つのキヤラクタを作
成したとき当該作成されたキヤラクタを規定するための
データ(これをキヤラクタ規定データと呼ぶ)を、作成
された順序で順次読み出し得るようなメモリエリアに、
キヤラクタの順位を表すデザイン順序データ(作成順序
が古い順に一連の番号1、2、……を付ける)を付加し
て、デザインデータレジスタ2Bに登録するようになさ
れている。
【0026】これに対してキー操作データMFiがMF
i=MF11、又はMF12になつたときCPU2は、
デザイナが版下のデザイン作業の終了を指令したと判断
して「終了処理サブルーチン」RT18を実行した後、
ステツプRT19において当該メインルーチンの処理を
終了する。
【0027】以上の構成において、デザイナが「文字作
成サブルーチン」RT3〜「エデイタサブルーチン」R
T17を実行することによつて作成した版下デザインデ
ータをデザインデータレジスタ2Bに登録した状態にお
いて、デザイナが「エデイタサブルーチン」RT17を
指定したとき以下に述べる処理手順に従つて過去の版下
作成データの修正作業を実行する。
【0028】〔2〕版下デザインデータの修正 (1) デザインデータ一覧表 CPU2はデザイナがキーボード3の第17番目のフア
ンクシヨンキーKY17を操作したときこれに応じて
「エデイタサブルーチン」RT17を実行することによ
り、デザインデータレジスタ2Bに登録されているデザ
インデータを読み出して図4に示すようなデザインデー
タ一覧表LISTとしてデイスプレイ装置7に表示させ
ると共に、デザインデータ一覧表LISTを構成する各
データをデザイナが1項目づつ指定して修正できるよう
になされている。
【0029】すなわちCPU2はエデイタサブルーチン
RT17に入ると、図5に示すようにステツプSP11
において初期設定処理をした後ステツプSP12に移つ
てデザインデータ一覧表LISTをデイスプレイ装置7
に表示する。
【0030】ここでデザインデータレジスタ2Bは、デ
ザインデータ一覧表LISTとして、最大限10ページ
分のデータを1ページづつ読み出し得るようになされて
いる。
【0031】1ページ分のデザインデータ一覧表LIS
Tは、キヤラクタ指定欄としての10項目のデザイン順
序項目について、対応するデザイン順序データM=1〜
10、11〜20、21〜30……を10行分縦方向に
配列するように表示する。これと共に、各行のデザイン
順序項目ごとに、数値データをキヤラクタ規定項目指定
欄としてのキヤラクタ規定項目データの表示N=1〜8
に対応させて横1行の欄に配列する。
【0032】かくしてデザインデータ一覧表LIST
は、1ページ分の数値データのうち、各デザイン順序項
目(M=1〜10、11〜20、21〜30……)ごと
に、キヤラクタ規定項目(N=1〜8)のパラメータ数
値データでなるデータ群(DM1 〜DM10、DM11〜D
20、DM21〜DM30……)で構成される。
【0033】第1番目のキヤラクタ規定項目(N=1)
には、作成されたキヤラクタを表すキヤラクタ番号(図
4の場合、M=1、2……10について、作成されたロ
ーマ字「H」、「A」……「Y」に割り当てられたキヤ
ラクタ番号8、1……23)を表すキヤラクタ数値データ
「MJ」が表示される。
【0034】また第2番目及び第3番目のキヤラクタ規
定項目(N=2、N=3)には、当該キヤラクタのキヤ
ラクタ原点のX座標及びY座標を表すパラメータ数値デ
ータ「X」及び「Y」が表示される。
【0035】この実施例の場合各キヤラクタMOJI
は、図6に示すように、キヤラクタ原点OM の座標
(X、Y)を基準にして所定の表示幅W及び表示高さH
によつて特定されたキヤラクタ表示範囲AREについ
て、キヤラクタMOJIを構成する各線部分L1、L
2、L3の開始点P1 、P2 、P4 と終了点P2
3 、P5 の座標を、キヤラクタ原点OM を基準にして
決めることができるような描画プログラムを用いて線部
分L1、L2、L3を順次開始点P1 →終了点P2 、開
始点P2 →終了点P3 、開始点P4 →終了点P5 の順序
で、それぞれ描画データを作成して行く手法(これを描
画イメージ手法と呼ぶ)でキヤラクタMOJIをデイス
プレイ装置7上に表示できるようになされている。
【0036】第4番目のキヤラクタ規定項目(N=4)
には大きさデータ「SIZ」が表示される。この実施例
の場合、大きさデータSIZはキヤラクタ表示範囲AR
E(図6)の表示高さHを〔mm〕を単位として表すパラ
メータ数でなる。
【0037】第5番目のキヤラクタ規定項目(N=5)
には縦横比データ「LEG」が表示される。この実施例
の場合縦横比データLEGは、標準のキヤラクタMOJ
Iにおける縦横比H/Wを基準にして、当該基準の縦横
比と同じ縦横比のキヤラクタを指定したいときLEG=
1、縦長のキヤラクタを指定したいときLEG>1、横
長のキヤラクタを指定したいときLEG<1の数値をパ
ラメータ数値データとして表すようになされている。
【0038】第6番目のキヤラクタ規定項目には、傾斜
角データ「KEI」が表示される。この傾斜角データK
EIは、キヤラクタ表示範囲ARE(図6)を決める縦
枠線KH及び横枠線KWのなす角度を90°+αと表した
とき、当該角度αの数値をパラメータ数値データとして
表すようになされ、このパラメータ数値データによつて
キヤラクタMOJIを正体文字から斜体文字の範囲にお
いて指定できるようになされている。因に傾斜角データ
KEI=0のとき、キヤラクタMOJIが正体文字であ
ることを表している。
【0039】第7番目のキヤラクタ規定項目には回転角
データ「KAI」が表示される。この回転角データKA
Iはキヤラクタ表示範囲ARE(図6)の横枠線KWを
X軸に対して回転させるか否かを指定するデータで、X
軸に対する回転角をパラメータ数値データとして表して
いる。因に回転角データKAI=0であれば、このこと
は当該キヤラクタMOJIを回転させないことを意味し
ている。
【0040】第8番目のキヤラクタ規定項目には書体番
号データ「SHO」が表示される。この実施例の場合、
書体番号データSHOとしてパラメータ数値データ1、
2……を割り当てることにより「センチユリーボー
ド」、「ゴールド」、「筆記体」……等の書体を指定で
きるようになされている。
【0041】かくして1ページ分のデザインデータ一覧
表LISTをデイスプレイ装置7に表示した状態におい
て、CPU2はステツプSP13においてデザイナがキ
ーボード3のテンキーTENを用いて指定入力した修正
コマンドに基づいてエデイタフラグEFの内容をチエツ
クし、以下そのチエツク内容に応じた処理を実行する。
【0042】(2) 「リターン(RETURN)」処理 CPU2はステツプSP14においてエデイタフラグE
FがEF=10であるか否かの判断をする。ここで肯定
結果が得られると、このことは「リターン(RETUR
N)」モードが指定されたことを意味し、このときCP
U2はステツプSP15に移つて終了処理サブルーチン
を実行した後、ステツプSP16においてリターン処理
サブルーチンを実行する。
【0043】そのリターン処理サブルーチンSP16は
CPU2がメインプログラムへ戻るための準備をするも
ので、図7に示すように、ステツプSP21においてデ
イスプレイ装置7の画面表示を一旦消去した後ステツプ
SP22においてデイスプレイ装置7に対して画面表示
パラメータを設定し、続くステツプSP23においてフ
アンクシツヨンキーについての表示をした後、ステツプ
SP24に移る。
【0044】このステツプSP24は再表示サブルーチ
ンで、図8に示すように、ステツプSP31において登
録キヤラクタ数と表示キヤラクタ数との差が0より大き
いか否かの判断をし、0より大きいときステツプSP3
2に移つてデザイン順序が最も古い1つのキヤラクタを
デイスプレイ装置7に表示させた後上述のステツプSP
31に移る。以下同様にしてCPU2は、ステツプSP
31において否定結果が得られるまで(換言すればデザ
インデータレジスタ2Bに登録された全てのキヤラクタ
データが表示されるまで)、このループの処理を繰り返
した後、ステツプSP33に移る。
【0045】かくしてデイスプレイ装置7には、登録さ
れた全てのキヤラクタがその登録順序に従つて1つづつ
表示されて行く。
【0046】このステツプSP33においてCPU2は
登録図形数と表示図形数との差が0より大きいか否かを
判断し、0より大きいときステツプSP34に移つてデ
ザインデータレジスタ2Bに登録されている登録図形デ
ータのうちの1つをデイスプレイ装置7に表示させた後
上述のステツプSP33に戻る。以下同様にしてCPU
2は、登録図形について表示図形数が登録図形数と一致
するまで(換言すれば、デザインデータレジスタ2Bに
登録された全ての図形データが表示されるまで)、この
ループを繰り返した後、ステツプSP35からリターン
処理サブルーチンSP16(図7)に戻る。
【0047】かくしてCPU2は、全ての登録図形をデ
イスプレイ装置7の文字表示に重ね合わせるように表示
させて行く。
【0048】リターン処理サブルーチンに戻るとCPU
2は、ステツプSP25において文字パラメータをデイ
スプレイ装置7に表示させた後ステツプSP26からメ
インルーチン(図2)に戻る。このときCPU2はメイ
ンルーチンにおいて、エデイタサブルーチンRT17か
ら再度キーチエツクサブルーチンRT2に入る。
【0049】(3) 「クリア(CLEAR)」処理 これに対してエデイタサブルーチンRT17(図5)の
ステツプSP14において否定結果が得られると、この
ことは「リターン(RETURN)」モードが指定され
ていないことを意味し、このときCPU2はステツプS
P31に移つてエデイタフラグEFがEF=8であるか
否かの判断をする。
【0050】エデイタフラグEF=8には、「クリア
(CLEAR)」モードが割り当てられており、肯定結
果が得られたときCPU2はSP32に移つてクリア処
理サブルーチンを実行する。
【0051】クリア処理サブルーチンSP32は、全て
のデータを削除する処理モードで、CPU2はクリア処
理サブルーチンSP32に入ると、図9に示すように、
ステツプSP33においてデザインデータレジスタ2B
に登録されていた全てのキヤラクタデータを削除するこ
とにより、登録キヤラクタ数データCOUNTをCOU
NT=0の状態にクリアした後、ステツプSP34から
エデイタサブルーチンRT17(図5)に戻る。
【0052】このときCPU2は、上述のリターン処理
の場合と同様にして、ステツプSP15、SP16にお
いて順次終了処理サブルーチン、リターン処理サブルー
チン(図7)を実行することにより、デイスプレイ装置
7における今までの表示を一旦消去した後、再表示させ
てメインルーチン(図5)に戻る。
【0053】(4) 「削除(DELETE)」処理 また上述のステツプSP31(図5)において否定結果
が得られると、このことは「クリア(CLEAR)」モ
ードが指定されていないことを意味し、このときCPU
2はステツプSP36に移つてエデイタフラグEFがE
F=7であるか否かの判断をする。
【0054】このエデイタフラグEF=7には、「削除
(DELETE)」モードが割り当てられており、肯定
結果が得られたときCPU2は、ステツプSP37にお
いて「削除(DELETE)」処理サブルーチンを実行
する。
【0055】この処理は、デザインデータレジスタ2B
に登録されているデータのうち、デザイナによつて指定
されたキヤラクタについてのデータ群DM1 、DM2
…を削除する処理を実行するもので、CPU2は「削除
(DELETE)」処理サブルーチンSP37に入つた
とき、図10に示すように、ステツプSP38において
データ入力サブルーチンSP38を実行する。
【0056】このデータ入力サブルーチンSP38に入
るとCPU2は図11に示すように、ステツプSP42
においてデザイナが修正先頭番号D2を入力操作するの
を待ち受け、修正先頭番号D2が入力されたときCPU
2はステツプSP43に移つてこの修正先頭番号D2を
削除先頭番号指定データMS としてラツチする。
【0057】続いてCPU2はステツプSP44におい
て、デザイナが修正最終番号D3を入力操作するのを待
ち受ける状態になり、デザイナが当該修正最終番号D3
を入力したときCPU2はステツプSP45に移つてこ
れを修正最終番号指定データME としてラツチした後、
ステツプSP47において削除動作回数カウントデータ
kをk=1に初期設定してステツプSP48から削除処
理サブルーチン(図10)に戻る。
【0058】このようにしてデータ入力サブルーチンS
P38においてラツチされた修正先頭番号指定データM
S 及び修正最終番号指定データME は、図12に示すよ
うに、デザインデータレジスタ2Bに登録されている一
連のデータ群のうちデザイナが削除しようとする複数又
は1つのキヤラクタについての登録デザインデータを登
録順序に従つて削除する範囲を指定する機能をもち、C
PU2は当該指定された登録データの範囲(すなわち削
除すべき範囲)DMS 〜DME のメモリエリアに、当該
削除すべき範囲に続くメモリエリアに登録されている登
録データDME+1 〜DMCOUNT (DMCOUNT は最後に登
録された登録データを表す)を重ね書きするように移動
させることにより、以下のように削除処理を実行する。
【0059】すなわち、CPU2はステツプSP51
(図10)において修正先頭番号指定データMS が1
(すなわち先頭のメモリエリア)であるか否かの判断を
し、否定結果が得られたときSP52において削除すべ
きキヤラクタデータのうち、修正最終番号指定データM
E が登録キヤラクタ数COUNTと等しいか否かの判断
をする。
【0060】ここで否定結果が得られると、このことは
デザイナが削除を指定したデータ群DMS 〜DME が削
除前のデータ配列(図12(A))に示すように、デザ
インデータレジスタ2Bに書き込まれている登録数CO
UNTに相当するメモリエリアのうち、途中のメモリエ
リアに削除すべきデータ群DMS 〜DME があることを
意味している。そこでCPU2はステツプSP53に移
つて削除すべきデータDMS 〜DME に続くデータDM
E+1 、DME+2 、……、DME+k 、……、DMCOUNT
データを削除しようとするメモリエリアの分前に詰める
ような演算を実行する(図12(B))。
【0061】この演算は削除前において第ME+k 番目の
メモリエリアに記憶されていたデータ群DME+k (図1
2(A))を第MS+k-1 番目のメモリエリア(図12
(B))に書き直すように演算を実行する。
【0062】かくして例えば第1回目の修正動作(すな
わちk=1)のときには削除前の第ME+1 番目のデータ
群DME+1 が、削除後には第MS 番目のメモリエリアに
書き直される。
【0063】かかる処理を実行した後CPU2は、ステ
ツプSP54において今書き直されたデータ群DME+k
の削除前のアドレスME+k が、登録キヤラクタ数COU
NTと等いしか否かの判断をし、否定結果が得られたと
き修正回数データkに「+1」加算をした後、上述のス
テツプSP53に戻る。
【0064】このようにしてCPU2はステツプSP5
4において肯定結果が得られるまで(このことは全ての
データが書き直されたことを意味する)、ステツプSP
53−SP54−SP55−SP53の循環ループの演
算を実行し、やがてステツプSP54において肯定結果
が得られたときステツプSP56に移る。
【0065】このステツプSP56においてCPU2
は、登録キヤラクタ数COUNTのデータを削除数(=
E+1 −MS )だけ減算した値に書き直した後、ページ
チエツクサブルーチンSP57において複数ページに亘
るような移動がされたか否かのチエツクをし、次のステ
ツプSP58においてエデイタフラグEFをEF=0の
状態に初期化すると共に、ステツプSP59においてペ
ージ処理を実行する。
【0066】かくしてCPU2は削除処理を終了し、ス
テツプSP60からエデイタサブルーチンRT17(図
5)のステツプSP62に移る。
【0067】このときCPU2はステツプSP62にお
いてストロークキヤラクタ数データCOUNTが0であ
るか否かの判断をし、肯定結果が得られたとき(このこ
とは登録されたデータがなくなつたことを意味する)、
上述のステツプSP15、SP16を介してメインルー
チンRT0(図2)に戻ることにより、デザイナの新た
なデザイン操作を待ち受ける状態に戻る。
【0068】これに対してステツプSP62において否
定結果が得られたとき、このことは未だ修正できるデー
タが残つていることを意味する。そこでCPU2は上述
のステツプSP12に戻つて当該削除処理がされた登録
データに基づいて一覧表LIST(図4)の表示をし直
す状態に戻る。
【0069】このときのデイスプレイ装置7上の表示
は、デザイナが削除したデザイン順序項目が表示されて
いた欄に、削除されずに残つた後側のデータ群が順次詰
めるように表示される。
【0070】ところが削除処理サブルーチンSP37
(図10)のステツプSP51において肯定結果が得ら
れるとCPU2は、ステツプSP65に移つて削除部の
最後のデザイン順序データME が登録キヤラクタ数デー
タCOUNTと等しいか否かの判断をし、肯定結果が得
られたとき(このことはデザイナが全ての登録データを
削除するような指定をしたことを意味する)、CPU2
はステツプSP66においてクリア処理サブルーチン
(図9)を実行した後メインルーチンに戻る。
【0071】これに対してステツプSP65において否
定結果が得られると(このことはデザイナが登録データ
のうち先頭部分のデータの削除を指定したことを意味し
ている)、CPU2は上述のステツプSP53に移つて
データの削除処理に入るようになされている。
【0072】また上述のステツプSP52において肯定
結果が得られると、このことは登録データのうち最後部
のデータを削除するような指定をデザイナがしたことを
意味しており、このときCPU2はステツプSP67に
おいて登録キヤラクタ数データCOUNTとして削除最
終番号指定データME より1つ前のデザイン順序データ
S-1 に書き直した後上述のページチエツクサブルーチ
ンSP57にジヤンプする。
【0073】かくして新たな登録キヤラクタ数データC
OUNT以後のアドレスに書き込まれているデータ部に
ついては有効な登録データの範囲から除外するようにな
されている。
【0074】CPU2はエデイタサブルーチンRT17
(図5)のステツプSP36において否定結果が得られ
たとき、デザイナがデイスプレイ装置7に表示されたデ
ザインデータ一覧表LISTのキヤラクタ規定項目N
(N=1〜8)のうちの1つを指定して数値データを変
更できるようなモードに入る。
【0075】(5) 「累積加算(NADD)」処理 デザイナがテンキーTENを操作することによつてエデ
イタフラグEFをEF=4に設定したとき、CPU2は
ステツプSP71(図5)の「累積加算(NADD)」
処理サブルーチンに入る。
【0076】このときCPU2は図13に示すように、
ステツプSP72においてデータ入力サブルーチンに入
る。
【0077】このデータ入力サブルーチンSP72にお
いてCPU2は、図14に示すように、ステツプSP7
3においてデザインデータ一覧表LISTのうち修正す
べきキヤラクタ規定項目を指定するデータ番号データD
1の入力操作を待ち受け、入力操作がされたときステツ
プSP74において当該データD1をキヤラクタ規定項
目データNとして記憶する。
【0078】続いてCPU2はステツプSP75におい
てデザイナが修正すべきデザイン順序項目を指定する修
正先頭番号データD2の入力操作をするのを待ち受け、
入力操作がされたときステツプSP76に移つて当該デ
ータD2をデザイン順序データMのうち、修正すべきデ
ザインデータの先頭番号を表す修正先頭番号指定データ
S として取り込む。
【0079】続いてCPU2はステツプSP77におい
てデザイナが修正最終番号データD3の入力操作をする
のを待ち受け、入力操作がされたときステツプSP78
に移つて当該データD3を修正最終番号指定データME
として取り込む。
【0080】かくしてデザイナは、デザインデータ一覧
表LISTのデザイン順序項目のうち修正すべき範囲を
指定した状態になる。
【0081】この状態においてCPU2は、次のステツ
プSP79においてデザイナが修正データD4の入力操
作をするのを待ち受け、入力操作がされたとき次のステ
ツプSP80に移つて当該データD4を修正すべき数値
を表す修正データDATAとして取り込む。
【0082】その後CPU2はステツプSP81に移つ
て修正先頭番号指定データMS を初期時のデザイン順序
データMとして設定した後、ステツプSP82から「累
積加算(NADD)」サブルーチン(図13)に戻る。
【0083】このときCPU2はステツプSP83にお
いて初期値として設定された修正先頭番号指定データM
S のデータ群DMS から、キヤラクタ規定項目データN
によつて設定されたキヤラクタ規定項目のパラメータ数
値データPNMに乗算係数データJ及び修正データDAT
Aの積を加算して新たなパラメータ数値データPNMとし
て書き直す。
【0084】ここで現在のタイミングでは乗算係数デー
タはデータ入力サブルーチンSP72のステツプSP8
1において設定された値J=1であるので、CPU2は
修正先頭番号指定データMS のデータに対して1×DA
TA分のデータの修正を実行する。
【0085】かかる修正演算をした後CPU2は、ステ
ツプSP84に移つてデザイン順序データMが修正最終
番号指定データME と一致するか否かの判断をし、否定
結果が得られたときステツプSP85において乗算係数
データJに「+1」加算をすると共に、デザイン順序デ
ータMに「+1」加算をして上述のステツプSP83に
戻る。
【0086】ここでデザイン順序データMに「+1」加
算がされたことにより、デザインデータ一覧表LIST
のうち修正先頭番号指定データMS の次の欄のデータ群
が指定された状態になると同時に、乗算係数データJが
J=2に変更された状態になる。
【0087】そこでCPU2はステツプSP83におい
て再度パラメータ数値データPNMに対してJ×DATA
分の修正を実行する。ここで現在のタイミングでは、J
=2であるので、修正量は2×DATAになり、前回の
場合の2倍になる。
【0088】以下同様にしてCPU2はステツプSP8
4において肯定結果が得られるまで、ステツプSP84
−SP85−SP83−SP84の循環ループによつて
パラメータ数値データPNMに対して乗算係数データJが
「+1」ずつ大きくなつて行く分累積的に大きくなる修
正データJ×DATAの修正処理を繰り返し実行する。
【0089】やがてステツプSP84において肯定結果
が得られるとCPU2はステツプSP86においてエデ
イタフラグEFをEF=0におくことにより「初期化」
モードに戻した後、ステツプSP87からエデイタサブ
ルーチンRT17(図5)に戻る。
【0090】CPU2は図13に示すような「累積加算
(NADD)」処理サブルーチンを実行することによ
り、例えば図15に示すように、キヤラクタのピツチを
順次等倍に変更するようなキヤラクタデータの修正を実
現し得る。
【0091】すなわちCPU2はステツプSP84−S
P85−SP83−SP84のループの演算を実行して
いる間に、乗算係数データJがJ=1のとき第1及び第
2番目のキヤラクタK1及びK2間のピツチL1 を修正
データDATAに対応する距離ΔLだけ大きくした値L
1xにピツチを変更することができる。
【0092】その後乗算係数データJ=2を用いて演算
処理を実行すると、第1及び第2キヤラクタK1及びK
2間のピツチの変更量ΔLに同じ値ΔLを加えた分だけ
第3キヤラクタK3のキヤラクタ原点を移動させること
により、結局第2及び第3番目のキヤラクタK2及びK
3間のピツチが第1及び第2番目のキヤラクタK1及び
K2間のピツチと同じ量ΔLだけ変更された値L2xにな
る。
【0093】以下同様にして乗算係数データJがJ=
3、4において累積加算演算を実行することにより第3
及び第4キヤラクタK3及びK4間のピツチL3x、第4
及び第5キヤラクタK4及びK5間のピツチL4xがそれ
ぞれ同じ量ΔLだけ変更されることになる(これを等倍
に修正すると呼ぶ)。
【0094】このような処理をすることにより、デザイ
ナは単に1回だけ修正データDATAを入力操作するだ
けの簡易な作業をするだけで、キヤラクタのピツチを等
倍に修正することができる。
【0095】かかる変更はキヤラクタ規定項目データN
=2の場合のみならず、N=2〜8のうちの1つを指定
すれば、これに応じてそれぞれY軸座標Y、大きさデー
タSIZ、縦横比データLEG、傾斜角データKEI、
回転角データKAIなどを順次続くキヤラクタについて
等量づつ変更して行くような等倍修正をすることができ
る。
【0096】(6) 「加算(ADD)」処理 デザイナによつてエデイタフラグEFがEF=3に設定
されたとき、CPU2はステツプSP91(図5)の
「加算(ADD)」処理サブルーチンに入る。
【0097】このときCPU2は、図13との対応する
ステツプに同一符号を付して図16に示すように、ステ
ツプSP72X、SP83X、SP85Xにおける処理
が異なることを除いて累積加算処理サブルーチンSP7
1(図13)の場合と同様の処理を実行する。
【0098】すなわちCPU2はステツプSP72Xに
おいてデータ入力サブルーチンを実行する。このデータ
入力サブルーチンSP72Xは図17において図14と
の対応ステツプに同一符号を付して示すように、ステツ
プSP73及びSP74においてキヤラクタ規定項目デ
ータNを取り込むことによつて修正すべきキヤラクタ規
定項目の指定を受けた後、ステツプSP75、SP76
及びSP77、SP78において修正先頭番号指定デー
タMS 及び修正最終番号指定データME を取り込むこと
によつて修正すべきデザイン順序項目の範囲の指定を受
けると共に、ステツプSP79、SP80において修正
データDATAを入力する。
【0099】ここまでの処理は累積加算モード(図1
4)の場合と同様であるが、加算モードの場合CPU2
は、続くステツプSP81Xにおいて初期値としてデザ
イン順序データMに修正先頭番号指定データMS だけを
設定した後、ステツプSP82から加算処理サブルーチ
ンSP91に戻るようになされている。
【0100】このときCPU2は、ステツプSP83X
において初期値として設定された修正先頭番号指定デー
タMS のデータ群DMS から、キヤラクタ規定項目デー
タNによつて指定されたキヤラクタ規定項目のパラメー
タ数値データPNMに修正データDATAを加算して新た
なパラメータ数値データPNMとして書き直す。
【0101】かくしてデザインデータ一覧表LISTの
1つのデータ(すなわちM=MS のデータ)に対して修
正データDATAを1回加算する修正がなされた状態が
得られる。
【0102】この状態においてCPU2はステツプSP
84においてデザイン順序データMが修正最終番号指定
データME と等しいか否かの判断をし、否定結果が得ら
れたとき(このことはいまだ全てのデザイン順序項目に
ついての修正が終了していないことを意味する)、ステ
ツプSP85Xに移つてデザイン順序データMに「+
1」加算をした後、上述のステツプSP83Xに戻る。
【0103】このときの状態は、デザインデータ一覧表
LISTのうち、キヤラクタ規定項目データNによつて
指定されたキヤラクタ規定項目に変化はないが、デザイ
ン順序データMとして1行下のデザイン順序項目のデー
タ群DMS+1 が指定された状態になる。
【0104】この状態においてCPU2は続いてステツ
プSP83X−SP84−SP85Xの演算処理を実行
すると、当該1行下のデータに同じ値の修正データDA
TAを加算するような修正が実行されることになる。
【0105】以下同様にしてCPU2はステツプSP8
4においてデザイン順序データMが修正最終番号指定デ
ータME と等しくなつたことを確認するまで、ステツプ
SP84−SP85X−SP83X−SP84の演算を
実行し、ステツプSP84において肯定結果が得られる
と、ステツプSP86においてエデイタフラグEFをE
F=0の「初期化」モードに戻してステツプSP87か
らエデイタサブルーチンRT17に戻る。
【0106】このような「加算(ADD)」処理を実行
することにより、デザイナは例えば図18に示すように
デイスプレイ装置7上に表示されたキヤラクタK1〜K
5について、例えば文字間隔を平行移動させるような機
能を実現し得る。
【0107】因に図18(A)の場合、5つのキヤラク
タK1〜K5が文字間隔L1 〜L4を維持しながらX方
向に水平に配列されているとき、デザイナが例えば第3
番目のキヤラクタK3のキヤラクタ原点座標のうちX座
標のデータをキヤラクタ規定項目データNを指定するこ
とにより選定してこれに修正データDATA=ΔL2
入力すれば、CPU2が、図18(B)に示すように、
第2及び第3番目のキヤラクタK2及びK3間の文字間
隔を修正前の値L2 (図18(A))から修正後の値L
2x(=L2 +ΔL2 )に修正する。
【0108】このときデザイナが第3〜第5番目のキヤ
ラクタK3〜K5を指定するデザイン順序データMとし
て修正先頭番号指定データMS 及び修正最終番号指定デ
ータME を入力すれば、第3番目のキヤラクタK3のキ
ヤラクタ原点座標がΔL2 だけ移動したと同時にその後
に配列されている第4及び第5番目のキヤラクタK4〜
K5のキヤラクタ原点座標も同じ量ΔL2 だけ移動し、
かくして第3〜第5番目のキヤラクタK3〜K5が平行
移動するようにその位置が修正されることになる。
【0109】このような修正はキヤラクタ規定項目デー
タNとしてN=2〜8のうちの1つをデザイナが任意に
指定することにより、キヤラクタの原点座標の位置、大
きさ、縦横比、傾斜角、回転角、書体の全てについて部
分的な修正をなし得る。
【0110】(7) 「変更(CHANGE)」処理 オペレータがエデイタフラグEFとしてEF=5を指定
したとき、CPU2はステツプSP101において「変
更(CHANGE)」処理サブルーチンを実行すること
により、キヤラクタ規定項目データN=2〜8のパラメ
ータデータを必要に応じて他の数値データに置き換える
ような変更処理(図19)を実行する。
【0111】すなわちCPU2は「変更(CHANG
E)」処理サブルーチンSP101に入ると、ステツプ
SP102において図17について上述した加算モード
時の場合と全く同様の処理手順を有するデータ入力サブ
ルーチンを実行した後、ステツプSP103に移つてス
テツプSP80(図17)において入力した修正データ
DATAをパラメータ数値データPNMとして置き換え
る。
【0112】CPU2は、その後ステツプSP104に
おいてデザイン順序データMが修正最終番号指定データ
E と一致するまで、ステツプSP105における「+
1」加算処理を含む循環処理ループ、すなわちステツプ
SP104−SP105−SP103−SP104を繰
り返し実行し、ステツプSP104において肯定結果が
得られたときステツプSP106においてエデイタフラ
グEFをEF=0に初期化した後、ステツプSP107
からエデイタサブルーチンRT17に戻る。
【0113】(8) 「キヤラクタ変更(MJCHG)」処
理 CPU2はデザイナがエデイタフラグEFをEF=6を
指定したときには、ステツプSP111において「キヤ
ラクタ変更(MJCHG)」処理サブルーチンを実行す
る。
【0114】この「キヤラクタ変更(MJCHG)」処
理サブルーチンに入るとCPU2は、図20に示すよう
に、データ入力サブルーチンSP112においてデザイ
ナの入力操作を待ち受ける状態になる。
【0115】エデイタフラグEFがEF=6になつたと
きCPU2はデザインデータ一覧表LISTのうち、キ
ヤラクタ規定項目データNとしてN=1を指定した状態
になつており、従つてCPU2は、図21に示すよう
に、データ入力サブルーチンSP112に入つたとき直
ちにステツプSP113において修正先頭番号D2をデ
ザイナが入力操作するのを待ち受ける状態に入る。
【0116】以下図14のステツプSP75、SP7
6、SP77、SP78、SP79、SP80について
上述したと同様の処理をステツプSP113、SP11
4、SP115、SP116、SP117、SP118
において実行した後、ステツプSP119において修正
先頭番号指定データMS をデザイン順序データMに置き
換えると共に、ステツプSP120から変更処理サブル
ーチンSP111(図20)に戻る。
【0117】このときCPU2は、ステツプSP121
において修正先頭番号指定データMS に対応するキヤラ
クタ規定項目のデータのうち、キヤラクタ規定項目デー
タN=1のパラメータデータP1Mとして修正データDA
TAを設定した後、ステツプSP122に移る。
【0118】ここでCPU2は現在処理しているデザイ
ン順序データMの値が修正最終番号指定データME であ
るか否かの判断をし、否定結果が得られるとステツプS
P123においてデザイン順序データMに「+1」加算
をして上述のステツプSP121に戻る。
【0119】かくしてCPU2は、修正先頭番号指定デ
ータMS に対応するキヤラクタデータMJを数値表示し
てなるパラメータデータP1Mを、デザイナが入力した修
正キヤラクタデータDATAが表すキヤラクタに修正す
ることができる。
【0120】以下同様にしてCPU2はステツプSP1
22において肯定結果が得られるまでステツプSP12
2−SP123−SP121−SP122の循環ループ
の処理を繰り返し実行することにより、修正先頭番号指
定データMS から修正最終番号指定データME に至るま
でのパラメータデータP1Mを修正データDATAに修正
するような処理を実行する。
【0121】やがてステツプSP122において肯定結
果が得られると、CPU2は、全ての修正が終了したと
判断し、ステツプSP124においてエデイタフラグE
FをEF=0に初期化した後、ステツプSP125から
エデイタサブルーチンRT17(図5)に戻る。
【0122】(9)「次ページ(NEXT)」処理 エデイタサブルーチンRT17(図5)においてCPU
2は、オペレータがエデイタフラグEFとしてEF=1
を指定したときには「次ページ(NEXT)」処理サブ
ルーチンSP131に入つて、デイスプレイ装置7に表
示されるデザインデータ一覧表LISTのページめくり
処理を実行する。
【0123】この「次ページ(NEXT)」処理サブル
ーチンSP131に入るとCPU2は、図22に示すよ
うに、ステツプSP132において表示ページ末行目デ
ータMPEが登録キヤラクタ数データCOUNTと等しい
か否かの判断をする。
【0124】ここで表示ページ末行目データMPEは、現
在デイスプレイ装置7に表示できる1ページ分のデザイ
ンデータ一覧表LIST(図4)に取り込まれる第1〜
第10行目のデザイン順序項目についてのデータ群DM
1 〜DM10のうち、表示ページの末行(すなわち第10
行目の行)のデザイン順序項目を表すデータでなる。
【0125】CPU2は、この表示ページ末行目データ
PEを指定すると共に、表示ページ第1行目データMPS
を指定することにより、デザインデータレジスタ2Bか
ら表示ページの第1行目から表示ページの末行までの1
0行分のデータ群をデイスプレイ装置7に転送すること
により、デザインデータ一覧表LISTを表示させるこ
とができるようになされている。
【0126】かくしてCPU2はステツプSP132に
おいて否定結果が得られると、このことは現在の表示ペ
ージ末行目データMPEの後に、次ページのデータが書き
込まれていることを表している。そこでCPU2は、ス
テツプSP133において現在までの表示ページ末行目
データMPEの次のデザイン順序データMPE+1を新たな表
示ページ第1行目データMPSとして設定し直すと共に、
次のステツプSP134において表示ページ末行目デー
タMPEの次の行から10番目の行のデザイン順序データ
PE+10 を新たな表示ページ末行目データMPEとして設
定し直す。
【0127】このような設定をし直すことにより、CP
U2は、次ページの表示ページ第1行目データMPSから
表示ページ末行目データMPEまでのデータ群をデザイン
データレジスタ2Bから読み出すことができる状態にな
る。
【0128】CPU2は次のステツプSP135におい
て新たに設定し直した表示ページ末行目データMPEが登
録キヤラクタ数データCOUNTより大きいか否かの判
断をする。ここで否定結果が得られると、このことはさ
らに次ページにデータが残つていることを意味し、この
ときCPU2は、ステツプSP136においてエデイタ
フラグEFをEF=0に初期化した後、ステツプSP1
37からエデイタサブルーチンRT17(図5)に戻
る。
【0129】これに対して上述のステツプSP132に
おいて肯定結果が得られると、このことは次ページにデ
ータが書き込まれていないことを表しており、このとき
CPU2はステツプSP136にジヤンプして当該サブ
ルーチンを終了する。
【0130】また上述のステツプSP135において肯
定結果が得られると、このことは現在新たに指定したペ
ージ内に登録キヤラクタ数データCOUNTに対応する
最終データがあることを意味しており、このときCPU
2はステツプSP138において当該登録キヤラクタ数
データCOUNTを新たに指定したページの表示ページ
末行目データMPEに設定する処理を実行した後、ステツ
プSP136に移つて当該サブルーチンを終了する。
【0131】ステツプSP138の処理がされると、次
回の次ページ処理サブルーチンSP131の実行時にス
テツプSP132において肯定結果が得られることによ
り、CPU2は当該ページめくり処理を実行せずにステ
ツプSP136にジヤンプすることになる。
【0132】 (10)「前ページ(BEFORE)」処理 エデイタサブルーチンRT17(図5)においてエデイ
タフラグEFとしてEF=2が指定されたときCPU2
「前ページ(BEFORE)」処理サブルーチンSP1
41に入つて、デイスプレイ装置7に表示されるデザイ
ンデータ一覧表LISTのページめくり処理を実行す
る。
【0133】このときCPU2は、図23に示すよう
に、ステツプSP142において表示ページ第1行目デ
ータMPSが「1」で有るか否かの判断をする。ここで否
定結果が得られると、このことは現在指定されているペ
ージの第1行目のデザイン順序データMの値がデザイン
データレジスタ2Bの第1番目のデータではないことを
意味し、従つて前ページに未だデータが残つていること
を意味している。
【0134】このときCPU2はステツプSP143に
おいて表示ページ第1行目データMPSが表す行の1行前
のデザイン番号項目を表すデザイン順序データMPS-1
新たな表示ページ末行目データMPEとして設定すると共
に、次のステツプSP144において表示ページ第1行
目データMPSから10番目の行を表すデザイン順序デー
タMPS-10 を新たな表示ページ第1行目データMPSとし
て設定し直す。
【0135】このような処理をすることによりCPU2
は新たに1ページ前の10行分のデザイン順序項目に対
応するデータ群をデザインデータレジスタ2Bから読み
出し得る状態に処理し、その後ステツプSP145にお
いてエデイタフラグEFをEF=0に初期化した後、ス
テツプSP146からエデイタサブルーチンRT17に
戻る。
【0136】これに対して上述のステツプSP142に
おいて肯定結果が得られると、このことは前ページとな
るデータがないことを意味しており、このときCPU2
はステツプSP145にジヤンプしてページめくり処理
をせずに当該サブルーチンを終了する。
【0137】(11)修正処理動作 以上の構成において、デザイナはキーボード3のフアン
クツキヨンキーKY1〜KY20を選択的に操作し、こ
れに応じてCPU2はメインルーチンRT0(図2)の
うち指定されたサブルーチンを順次選択しながらデザイ
ン作業を実行し、デザインが終了したキヤラクタについ
てのデータ群を、それぞれデザイン順序データを付して
順次デザインデータレジスタ2Bに蓄積して行く。
【0138】かくしてデザインが終了したデザインデー
タについて、その一部を手直ししたい場合デザイナは、
キーボード3の第17番目のフアンクシヨンキーを操作
すれば良い。
【0139】このときCPU2は、キーチエツクサブル
ーチンRT2を実行することにより、エデイタサブルー
チンRT17(図5)に入る。
【0140】このエデイタサブルーチンRT17におい
てCPU2は、ステツプSP12においてデザインデー
タレジスタ2Bから1ページ分のデザインデータ一覧表
LISTを読み出してデイスプレイ装置7に表示してス
テツプSP13においてデザイナがテンキーTENによ
つて修正コマンドを入力するのを待ち受ける。
【0141】ここでデザイナのキー操作によつてエデイ
タフラグEFとしてEF=1又は2を立てることによ
り、デザインデータ一覧表LISTをページめくり操作
しながら、エデイタフラグEFとしてEF=3〜6を指
定することにより、デザインデータ一覧表LISTのう
ちデザイナが修正したいデザイン順序項目の行を、指定
すると共にデザイン順序データM(=1、2……)に対
応するデータ群DM1 、DM2 ……を指定した後、「加
算(ADD)」処理サブルーチンSP91、「累積加算
(NADD)」処理サブルーチンSP71、「変更(C
HANGE)」処理サブルーチンSP101、「キヤラ
クタ変更(MJCHG)」処理サブルーチンSP111
を実行することにより、デイスプレイ装置7に表示した
デザインデータ一覧表の数値データを必要に応じて修正
することができる。
【0142】ここで特に、「累積加算(NADD)」処
理サブルーチンSP71(図13)を実行した場合に
は、デザインデータ一覧表LISTのデータのうち、デ
ザイナが指摘した順次続く複数のデザイン順序項目につ
いて、キヤラクタ規定項目データN=2〜8の各データ
を順次累積加算して行くような修正処理を実行すること
ができる。
【0143】これにより例えばキヤラクタ規定項目デー
タNとしてN=2を指定してキヤラクタ原点座標データ
Xを累積加算モードで修正することにより、図15に示
すように、順次続くキヤラクタのピツチを等倍(=Δ
L)になるような修正をする。
【0144】以上の構成によれば、デザイナはデザイン
したキヤラクタ群を数値データの一覧表として表示する
と共に、各数値データを修正することによつてデザイン
されたキヤラクタの手直しをすることができることによ
り、キヤラクタの修正を高い精度で実現し得る。
【0145】因にデイスプレイ装置7の表示画面にデザ
インされたキヤラクタを表示し、当該表示画面上におい
てキヤラクタの形状、位置などの描画素材に変更を加え
て行くような修正作業をする場合には、細部について精
密な修正をなし得ない問題があるが、上述の実施例のよ
うにデザインされたキヤラクタを数値データとして表示
してこれに修正を加えて行くようにしたことにより、修
正精度を一段と高めることができる。
【0146】かくするにつき、図13〜図15について
上述したように、「累積加算(NADD)処理サブルー
チンSP71を実行することによつて、過去に作成され
たキヤラクタデータ相互の関係を、等倍になるように修
正できるようにしたことにより、デザイナのデザイン作
業を一段と簡略化し得る。
【0147】因に図16〜図18の「加算(ADD)処
理を各キヤラクタごとに繰り返しながら、各キヤラクタ
間の関係が等量だけ変更するように修正すれば等倍処理
をした場合と同様の修正をなし得ると考えられるが、こ
のようにすると、デザイナの修正作業が一段と煩雑にな
ることを避け得ないが、「累積加算(NADD)」処理
ができるようにすればかかる煩雑な作業を一段と簡易化
し得る。
【0148】〔3〕他の実施例 (1) 上述の実施例においては、デザインデータ一覧表L
IST(図4)として、1つのキヤラクタを単位にして
デザイン順序項目を構成するようにしたが、本発明はこ
れに限らずキヤラクタの一部又は複数のキヤラクタでな
るデザイン要素を単位にしてデザイン順序項目を構成す
るようにしても上述の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
【0149】(2) 上述の実施例においては、デザインデ
ータ一覧表LIST(図4)として、各デザイン順序項
目に対応するキヤラクタ規定項目データを横1列一行の
数値列として表示するようにした場合について述べた
が、1つのデザイン順序項目について複数行の数値列で
表示するようにしても、上述の場合と同様の効果を得る
ことができる。
【0150】(3) 上述の実施例においては、デザインデ
ータ一覧表LIST(図4)として、各デザイン順序項
目ごとの数値列でなるデータ群DM1 、DM2 ……を上
方から下方に順次配列するように構成したが、これに代
え例えば数値列データ群DM1、DM2 ……をそれぞれ
縦方向の列に配列すると共に、当該列を横方向に順次配
列させるように構成しても良い。
【0151】(4) 上述の実施例においては、デザインデ
ータ一覧表LISTとして、デザイン順序項目に対応す
るデザインデータを数値列として表し、これを所定方法
に配列させるような構成のものを用いたが、テザインデ
ータの配列方法はこれに限らず、例えば正方形又は長方
形の枠をマトリクス状に配列し、各枠内に1つのデザイ
ン要素項目のデータを配列させるようにする等、要は各
デザイン要素項目ごとにひとまとめのデータとして表示
するようにすれば良い。
【0152】(5) 上述の実施例においては、図13に示
すような「累積加算(NADD)」処理サブルーチンを
用いて累積加算処理を実行するようにしたが、累積加算
処理はこれに限らず、例えば累積加算結果データを記憶
する変換ROM(Read Only Memory)を読み出すような
構成を用いる等、種々変形し得る。
【0153】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、デザイン
したキヤラクタの書体を規定する「書体」キヤラクタ規
定項目データを含むキヤラクタ規定項目データを、キヤ
ラクタ項目データを用いて表されたデザインデータ一覧
表として表示することにより、表示画面上において、配
列順序を参照しながら不適切な書体のキヤラクタを表す
キヤラクタ項目データを指定して修正できるようにし、
これにより、任意に選択した座標位置に任意に描画演算
して作成した各キヤラクタについて、不適切な書体のキ
ヤラクタを、複数のキヤラクタの配列順序(従つてキヤ
ラクタの生成順序)を手掛りとして容易に修正でき、そ
の結果一段と高い精度でキヤラクタの書体の修正をなし
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による版下デザイン方法の一実施例を示
すブロツク図である。
【図2】図1のCPU2のメインルーチンを示すフロー
チヤートである。
【図3】図2のキーチエツクサブルーチンを示すフロー
チヤートである。
【図4】デザインデータ一覧表を示す図表である。
【図5】図2のエデイタサブルーチンの詳細を示すフロ
ーチヤートである。
【図6】キヤラクタの描画手法を示す略線図である。
【図7】図5の「リターン(RETURN)」処理サブ
ルーチンの詳細を示すフローチヤートである。
【図8】図7の再表示サブルーチンの詳細を示すフロー
チヤートである。
【図9】図5の「クリア(CLEAR)」処理サブルー
チンの詳細を示すフローチヤートである。
【図10】図5の「削除(DELETE)」処理サブル
ーチンの詳細を示すフローチヤートである。
【図11】図10のデータ入力サブルーチンの詳細を示
すフローチヤートである。
【図12】登録データ削除処理の説明に供する略線図で
ある。
【図13】図5の「累積加算(NADD)」処理サブル
ーチンの詳細を示すフローチヤートである。
【図14】図13のデータ入力サブルーチンの詳細を示
すフローチヤートである。
【図15】累積加算による修正を実行した場合の等倍処
理の説明に供する略線図である。
【図16】図5の「加算(ADD)」処理サブルーチン
の詳細を示すフローチヤートである。
【図17】図16のデータ入力サブルーチンの詳細を示
すフローチヤートである。
【図18】加算処理による修正処理の説明に供する略線
図である。
【図19】図5の「変更(CHANGE)」処理サブル
ーチンの詳細を示すフローチヤートである。
【図20】図5の「キヤラクタ変更(MJCHG)」処
理サブルーチンの詳細を示すフローチヤートである。
【図21】図20のデータ入力サブルーチンの詳細を示
すフローチヤートである。
【図22】図5の「次ページ(NEXT)」処理サブル
ーチンの詳細を示すフローチヤートである。
【図23】「前ページ(BEFORE)」処理サブルー
チンの詳細を示すフローチヤートである。
【符号の説明】
1……版下デザイン装置、2……CPU、3……キーボ
ード、4……マウス、5……バス、6……外部メモリ、
7……デイスプレイ装置、8……プリンタ、9……XY
プロツタ、10……モデム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−295169(JP,A) 特開 昭61−297146(JP,A) 特開 昭62−239267(JP,A) 特開 昭63−98766(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 11/60 G06F 17/21 - 17/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キヤラクタデザイン作成時、順次生成すべ
    き1つ又は複数のキヤラクタの表示要素を、それぞれ表
    示画面に任意に選択した1つの座標をキヤラクタ原点と
    して、任意に描画演算するためのキヤラクタ規定条件
    を、キヤラクタ生成順序を指定するキヤラクタ生成順序
    欄情報とキヤラクタ規定項目を指定するキヤラクタ規定
    項目指定欄情報とによつて指定できるキヤラクタ項目デ
    ータとして、登録メモリに登録し、 キヤラクタデザイン修正時、上記キヤラクタ生成順序欄
    情報及び上記キヤラクタ規定項目指定欄情報を用いて上
    記順次生成されたキヤラクタの書体を表す上記キヤラク
    タ項目データを上記登録メモリから読み出して、当該生
    成順序に従つて順次配列するように上記表示画面上に表
    示し、 上記表示画面上において、上記複数のキヤラクタの書体
    を表す上記キヤラクタ項目データの配列順序を参照しな
    がら、不適切なキヤラクタの書体を表す上記キヤラクタ
    項目データを指定して修正することにより、当該不適切
    なキヤラクタを修正できるようにした ことを特徴とする
    版下デザイン方法。
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