JP2876317B2 - 版下デザイン方法 - Google Patents

版下デザイン方法

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JP2876317B2
JP2876317B2 JP63162036A JP16203688A JP2876317B2 JP 2876317 B2 JP2876317 B2 JP 2876317B2 JP 63162036 A JP63162036 A JP 63162036A JP 16203688 A JP16203688 A JP 16203688A JP 2876317 B2 JP2876317 B2 JP 2876317B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は版下デザイン方法に関し、例えばスポーツシ
ヤツなどの布地に文字、数字、記号、図形(これをキヤ
ラクタと呼ぶ)などのデザイン要素をプリントする場合
等に適用して好適なものである。
〔発明の槻要〕
本発明は、版下デザイン方法において、キヤラクタデ
ータを一覧表として数値表示して修正できるようにした
ことにより、登録キヤラクタデータを一段と高い精度で
修正することができる。
〔従来の技術〕
従来スポーツシヤツにキヤラクタをプリントする際に
用いられる版下は、デザイナが版下用画材上にキヤラク
タをデザインしながら手書きによつて描画し、かくして
描画された版下画像のうちキヤラクタ部分を手作業によ
つてカツタを用いて切り抜くことによつて版下を作成し
た後、当該版下をプリント対象となるスポーツシヤツ上
に載置して、例えばシルク印刷によつてプリントするよ
うな作業工程を実施するようになされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが実際上デザイナが手書きで文字、数字、記
号、図形などのキヤラクタを描くためには、それ自体か
なり長大な時間が必要であるのみならず、一旦描画した
キヤラクタがデザイナにとつて不満足なものであるとき
には、新たな版下画像を書き直す必要がある。
因に版下用画材にキヤラクタをデザインする場合、デ
ザインの良又は不良を判断するためには、一応全部のキ
ヤラクタを描き出した上で版下画像全体を観察しなけれ
ば実用上十分な評定をなし得ない。従つて実際上当該部
分的な手直し作業によつて満足し得るような版下を得る
ことは困難な場合が多い。
このような問題点を解決する方法として、コンピユー
タの演算機能を利用してデザインデータを作成してデイ
スプレイ装置に表示できるようにすると共に、多数のキ
ヤラクタデータを必要に応じて、拡大、縮小、変形、回
転、移動演算処理できるようにすることによつてマン−
マシン方式でデザイナがすでにデザインしたキヤラクタ
を所望に応じて部分的に修正したり、新たに他のキヤラ
クタを付加することによつて新しい版下画像を作成する
版下デザイン装置が提案されている(特願昭61−311332
号、特願昭62−18091号、特願昭62−6587号)。
かかる版下デザイン装置において、一般に、デザイン
データの修正はマウスを操作することによりデイスプレ
イ装置上に表示したカーソルを用いて表示画面上に修正
位置を指定する方法を用いることが考えられるが、実際
上このようにするとキヤラクタの修正精度を余り高くで
きない問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、すでに
デザインしたキヤラクタを手直しする際に、一段と正確
にキヤラクタデータの修正をなし得るようにした版下デ
ザイン方法を提案しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、キヤ
ラクタデザイン作成作業時、順次生成すべき1つ又は複
数のキヤラクタMOJIの表示要素Ll、L2、L3をそれぞれ表
示画面7上に任意に選択した1つの座標X、Yをキヤラ
クタ原点OHとして任意に描画演算するためのキヤラクタ
規定条件を、キヤラクタ生成順序を指定するキヤラクタ
生成順序欄情報Mとキヤラクタ規定項目を指定するキヤ
ラクタ規定項目指定欄情報Nとによつて指定できるキヤ
ラクタ規定項目データDM1〜DM30として、登録メモリ2B
に登録し、キヤラクタデザイン修正時、登録されたキヤ
ラクタ項目データDM1〜DM30を表示画面7上に表示した
状態で、登録されたキヤラクタMOJIのうちの1つをキヤ
ラクタ生成順序欄(M)を用いて指定しかつ当該指定さ
れたキヤラクタMOJIの欄に登録されている複数のキヤラ
クタ規定項目データDM1〜DM30の1つをキヤラクタ規定
項目指定欄(N)を用いて指定することにより、登録さ
れたキヤラクタMOJIについての複数のキヤラクタ規定項
目データDM1〜DM30の1つを選択し、当該選択されたキ
ヤラクタ項目データDM1〜DM30の数値又はキヤラクタ表
示子を変更し、その結果、登録されたキヤラクタMOJIの
表示位置及び又は表示形態及び又は表示キヤラクタを修
正する。
また、本発明においては、キヤラクタデザイン修正
時、登録されたキヤラクタ規定項目デー夕DM1〜DM30
表示画面7上に表示した状態において、キヤラクタ規定
項目指定欄(N)のうちから複数のキヤラクタ規定項目
の1つを指定すると共に、キヤラクタ生成順序欄(M)
によつて修正対象とすべきキヤラクタの修正範囲を指定
し、当該指定されたキヤラクタ規定項目データDM1〜DM
30をデザインデータとして表示画面7上に表示し、修正
値を表す修正値データDATAを入力し、指定したキヤラク
タ規定項目データDM1〜DM30について、修正範囲の先頭
キヤラクタMOJIから順次後に続くキヤラクタMOJIのキヤ
ラクタ規定項目データDM1〜DM30の数値に対して修正デ
ータを置き換えるか又は累積加算することにより、隣合
うキヤラクタMOJI間において修正量が均一的に又は累積
的に変更するように、修正範囲のキヤラクタMOJIの指定
されたキヤラクタ規定項目データDM1〜DM30を修正す
る。
さらに、本発明においては、キヤラクタデザイン修正
作業時、登録された各キヤラクタMOJIについての複数の
キヤラクタ規定項目データDM1〜DM30を、キヤラクタ規
定項目ごとに、デザインデータ一覧表LISTとして、表示
画面7上に表示し、当該表示されたキヤラクタ規定項目
データの数値又はキヤラクタ表示子を変更し、その結
果、登録された各キャラクタMOJIの表示位置及び又は表
示形態及び又は表示キヤラクタを修正する。
〔作用〕
表示画面7上に任意に選択した1つの座標X、Yをキ
ヤラクタ原点OHとして、表示要素Ll、L2、L3を任意に描
画演算するためのキヤラクタ規定条件を、キヤラクタ生
成順序欄情報Mと、キヤラクタ規定項目指定欄情報Nと
によつて指定できるキヤラクタ規定項目データDM1〜DM
30として登録すると共に、登録されたキヤラクタ生成順
序欄情報M及びキヤラクタ規定項目指定欄情報Nによつ
てキヤラクタ規定項目データを直接指定して修正できる
ようにしたことにより、各キヤラクタMOJIについて、修
正すべき箇所及び修正量を数値及びキヤラクタ表示子の
配列として容易に把握でき、その結果一段と高い精度で
デザインデータの修正をなし得る。
かくするにつき、修正範囲内にあるキヤラクタMOJI間
のデザインデータについて、これを置換え又は累積加算
処理によつて修正するようにしたことにより、簡易な操
作によつて順次隣合うキヤラクタMOJI相互問の修正量を
均一的に又は累積的に変更することができる。
〔実施例〕
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
〔1〕実施例の全体構成 第1図において、1は全体として版下デザイン装置1
を示し、コンピユータ構成の中央処理ユニツト(CPU)
2を有する。CPU2には内部メモリ2A及びデザインデータ
レジスタ2Bが設けられ、デザイナによつてデータ入力手
段としてのキーボード3又はマウス4からバス5を介し
て入力される指令番号や入力データに基づいて、当該入
力データや、外部メモリ6から転送されるデータを内部
メモリ2Aに取り込むことにより、処理すべき基礎データ
として保持する。
CPU2はこの基礎データをデザイン処理した後、当該処
理の結果作成されたデザインデータをデザインデータレ
ジスタ2Bに登録すると共に、この登録したデザインデー
タをバス5を介してデイスプレイ装置7の表示画面上に
表示させる。かくしてデザイナがデイスプレイ装置7の
表示を見ながら、キーボード3又はマウス4を用いてマ
ン−マシン手法によつて表示されている版下画像の作成
又は修正作業をし得るようになされている。
外部メモリ6は例えばフロツピーデイスク装置でな
り、プログラムデータメモリ部6A、キヤラクタデータメ
モリ部6B、デザインデータメモリ部6Cを有する。プログ
ラムデータメモリ部6Aに格納されているプログラムデー
タは、CPU2の内部メモリ2Aに読み出されてCPU2を制御す
ることにより、版下デザインデータの作成又は修正処理
を実行させると共に、処理結果の版下デザインデータを
デザインデータレジスタ2Bに登録させる。
かくしてデザインデータレジスタ2Bに登録されて行く
版下デザインデータは、デザイナがデザイン作業を終了
したときに、CPU2によつてバス5を介して外部メモリ6
のデザインデータメモリ部6Cに格納し得ると共に、プリ
ンタ8においてコピーとして打ち出すことができ、又は
XYプロツタ9を用いて版下を自動的に作成することがで
き、又はモデム10によつて電話回線11を通じて版下画像
データを遠隔地に受信装置に送信し、又は受信し得るよ
うになされている。
キヤラクタデータメモリ部6Bにはキヤラクタについて
の標準データとして、文字、数字、記号、図形などのデ
ザイン要素を描画するためのパターンデータ、文字の種
類を表す文字種類データ、文字間隔を表す文字間隔デー
タ等が格納されている。
CPU2は第2図に示すメインルーチンを実行することに
より、デザイナの入力操作に応じてデザイン処理を実行
する。
すなわち電源投入時CPU2はメインルーチンRT0に入つ
て、初期設定サブルーチンRTlにおいて版下デザイン装
置1を全体として初期設定した後キーチエツクサブルー
チンRT2に入る。
このキーチエツクサブルーチンRT2においてCPU2は、
第3図に示すように、ステツプSPlにおいてマウス4の
マウス座標を読み取つた後、ステツプSP2において当該
マウス座標をデイスプレイ装置7上に表示し、続いてス
テツプSP3においてマウスボタン4Aのキー操作データMF0
及びキーボード3のフアンクツシヨンキー(この実施例
の場合20個のフアンクツシヨンキーKYl〜KY20を有す
る)のキー操作データMFi(i=1〜20)を読み取つた
後、ステツプSP4からメインルーチンに戻る。
かくしてCPU2は第3図のキーチエツクサブルーチンRT
2においてデザイナがマウスボタン4A又はフアンクツシ
ヨンキーKYl〜KY20によつて指定入力しようとするデザ
イン処理モードに対応するデータを取り込んで、以下こ
れに対応するデザイン処理サブルーチンを実行する。
すなわちCPU2はメインルーチンRT0(第2図)におい
て、操作データMFiがMFi=MFl、MF2、MF3、MF4、MF5の
ときそれぞれ、「文字作成サブルーチン」RT3、「文字
形式サブルーチン」RT4、「図形処理サブルーチン」RT
5、「書体チエンジサブルーチン」RT6、「データセーブ
サブルーチン」RT7を実行する。
またCPU2はキー操作データMFiがMFi=MF6、MF7、MF
8、MF9、MF10のときそれぞれ、「データロードサブルー
チン」RT8、「色付処理サブルーチン」RT9、「全消去サ
ブルーチン」RTl0、「1文字消去サブルーチン」RTll、
「再表示サブルーチン」RT12を実行する。
さらにCPU2は、キー操作データMFiがMFi=MF13、MF1
4、MF15、MF16、MF17のときそれぞれ、「ズーム第1サ
ブルーチン」RT13、「ズーム第2サブルーチン」RT14、
「レイアウトサブルーチン」RT15、「ブロツク処理サブ
ルーチン」RT16、「エデイタサブルーチン」RT17を実行
する。
これらのサブルーチン、すなわち「文字作成サブルー
チン」RT3〜「エデイタサブルーチン」RT17において、C
PU2はデザイナが必要に応じてキーボード3のフアンク
ツシヨンキーKYl〜KY20を操作すると共に、マウス4及
びキーボード3のテンキーTENからデザイナによつて入
力された指令信号及びデータに基づいて版下を構成する
デザイン要素の作成、修正などの処理を実行する。
ここでCPU2は、1つのキヤラクタを作成したとき当該
作成されたキヤラクタを規定するためのデータ(これを
キヤラクタ規定データと呼ぶ)を、作成された順序で順
次読み出し得るようなメモリエリアに、キヤラクタの順
位を表すデザイン順序データ(作成順序が古い順に一連
の番号1、2、……を付ける)を付加して、デザインデ
ータレジスタ2Bに登録するようになされている。
これに対してキー操作データMFiがMFi=MFll、又はMF
12になつたときCPU2は、デザイナが版下のデザイン作業
の終了を指令したと判断して「終了処理サブルーチン」
RT18を実行した後、ステツプRT19において当該メインル
ーチンの処理を終了する。
以上の構成において、デザイナが「文字作成サブルー
チン」RT3〜「エデイタサブルーチン」RT17を実行する
ことによつて作成した版下デザインデータをデザインデ
ータレジスタ2Bに登録した状態において、デザイナが
「エデイタサブルーチン」RT17を指定したとき以下に述
べる処理手噸に従つて過去の版下作成データの修正作業
を実行する。
〔2〕版下デザインデータの修正 (1)デザインデータ一覧表 CPU2はデザイナがキーボード3の第17番目のフアンク
ツシヨンキーKY17を操作したときこれに応じて「エデイ
タサブルーチン」RT17を実行することにより、デザイン
データレジスタ2Bに登録されているデザインデータを読
み出して第4図に示すようなデザインデータ一覧表LIST
としてデイスプレイ装置7に表示させると共に、デザイ
ンデータ一覧表LISTを構成する各データをデザイナが1
項目づつ指定して修正できるようになされている。
すなわちCPU2はエデイタサブルーチンRT17に入ると、
第5図に示すようにステツプSPllにおいて初期設定処理
をした後ステツプSP12に移つてデザインデータ一覧表LI
STをデイスプレイ装置Tに表示する。
ここでデザインデータレジスタ2Bは、デザインデータ
一覧表LISTとして、最大限10ページ分のデータを1ペー
ジづつ読み出し得るようになされている。
1ページ分のデザインデータ一覧表LISTは、キヤラク
タ指定欄としての10項目のデザイン順序項目について、
対応するデザイン順序データM=1〜10、11〜20、21〜
30……を10行分縦方向に配列するように表示する。これ
と共に、各行のデザイン順序項目ごとに、数値データを
キヤラクタ規定項目指定欄としてのキヤラクタ規定項目
データの表示N=1〜8に対応させて横1行の欄に配列
する。
かくしてデザインデーター覧表LISTは、1ページ分の
数値データのうち、各デザイン順序項目(M=1〜10、
11〜20、21〜30……)ごとに、キヤラクタ規定項目(N
=1〜8)のパラメータ数値データでなるデータ群(DM
1〜DM10、DM11〜DM20、DM21〜DM30……)で構成され
る。
第1番目のキヤラクタ規定項目(N=1)には、作成
されたキヤラクタを表すキヤラクタ番号(第4図の場
合、M=1、2……10について、作成されたローマ字
「H」、「A」……「Y」に割り当てられたキヤラクタ
8、1……25)を表すキヤラクタ数値データ「MJ」が表
示される。
また第2番目及び第3番目のキヤラクタ規定項目(N
=2、N=3)には、当該キヤラクタのキヤラクタ原点
のX座標及びY座標を表すパラメータ数値データ「X」
及び「Y」が表示される。
この実施例の場合各キヤラクタMOJIは、第6図に示す
ように、キヤラクタ原点OMの座標(X、Y)を基準にし
て所定の表示幅W及び表示高さHによつて特定されたキ
ヤラクタ表示範囲AREについて、キヤラクタMOJIを構成
する各線部分Ll、L2、L3の開始点P1、P2、P4と終了点
P2、P3、P5の座標を、キヤラクタ原点OMを基準にして決
めることができるような描画プログラムを用いて線部分
Ll、L2、L3を順次開始点P1→終了点P2、開始点P2→終了
点P3、開始点P4→終了点P5の順序で、それぞれ描画デー
タを作成して行く手法(これを描画イメージ手法と呼
ぶ)でキヤラクタMOJIをデイスプレイ装置7上に表示で
きるようになされている。
第4番目のキヤラクタ規定項目(N=4)には大きさ
データ「SIZ」が表示される。この実施例の場合、大き
さデータSIZはキヤラクタ表示範囲ARE(第6図)の表示
高さHを〔mm〕を単位として表すパラメータ数でなる。
第5番目のキヤラクタ規定項目(N=5)には縦横比
データ「LEG」が表示される。この実施例の場合縦横比
データLEGは、標準のキヤラクタMOJIにおける縦横比H/W
を基準にして、当該基準の縦横比と同じ縦横比のキヤラ
クタを指定したいときLEG=1、縦長のキヤラクタを指
定したいときLEG>1、横長のキヤラクタを指定したい
ときLBG<1の数値をパラメータ数値データとして表す
ようになされている。
第6番目のキヤラクタ規定項目には、傾斜角データ
「KEI」が表示される。この傾斜角データKEIは、キヤラ
クタ表示範囲ARE(第6図)を決める縦枠線KH及び横枠
線KWのなす角度を90°+αと表したとき、当該角度αの
数値をパラメータ数値データとして表すようになされ、
このパラメータ数値データによつてキヤラクタMOJIを正
体文字から斜体文字の範囲において指定できるようにな
されている。因に傾斜角データKEI=0のとき、キヤラ
クタMOJIが正体文字であることを表している。
第7番目のキヤラクタ規定項目は回転角データ「KA
I」が表示される。この回転角データKAIはキヤラクタ表
示範囲ARE(第6図)の横枠線KWをX軸に対して回転さ
せるか否かを指定するデータで、X軸に対する回転角を
パラメータ数値データとして表している。因に回転角デ
ータKAI=0であれば、このことは当該キヤラクタMOJI
を回転させないことを意味している。
第8番目のキヤラクタ規定項目には書体番号データ
「SHO」が表示される。この実施例の場合、書体番号デ
ータSHOとしてパラメータ数値データ1、2……を割り
当てることにより「センチユリーボード」、「ゴール
ド」、「筆記体」……等の書体を指定できるようになさ
れている。
かくして1ページ分のデザインデータ一覧表LISTをデ
イスプレイ装置7に表示した状態において、CPU2はステ
ツプSP13においてデザイナがキーボード3のテンキーTE
Nを用いて指定入力した修正コマンドに基づいてエデイ
タフラグEFの内容をチエツクし、以下そのチエツク内容
に応じた処理を実行する。
(2)「リターン(RETURN)」処理 CPU2はステツプSP14においてエデイタフラグEFがEF=
10であるか否かの判断をする。ここで肯定結果が得られ
ると、このことは「リターン(RETURN)」モードが指定
されたことを意味し、このときCPU2はステツプSP15に移
つて終了処理サブルーチンを実行した後、ステツプSP16
においてリターン処理サブルーチンを実行する。
そのリターン処理サブルーチンSP16はCPU2がメインプ
ログラムへ戻るための準備をするもので、第7図に示す
ように、ステツプSP21においてデイスプレイ装置7の画
面表示を一旦消去した後ステツプSP22においてディスプ
レイ装置Tに対して画面表示パラメータを設定し、続く
ステツプSP23においてフアンクツシヨンキーについての
表示をした後、ステツプSP24に移る。
このステツプSP24は再表示サブルーチンで、第8図に
示すように、ステツプSP31において登録キヤラクタ数と
表示キヤラクタ数との差が0より大きいか否かの判断を
し、0より大きいときステツプSP32に移つてデザイン順
序が最も古い1つのキヤラクタをデイスプレイ装置7に
表示させた後上述のステツプSP31に戻る。以下同様にし
てCPU2は、ステツプSP31において否定結果が得られるま
で(換言すればデザインデータレジスタ2Bに登録された
全てのキヤラクタデータが表示されるまで)、このルー
プの処理を繰り返した後、ステツプSP33に移る。
かくしてデイスプレイ装置7には、登録された全ての
キヤラクタがその登録順序に従つて1つづつ表示されて
行く。
このステツプSP33においてCPU2は登録図形数と表示図
形数との差が0より大きいか否かを判断し、0より大き
いときステツプSP34に移つてデザインデータレジスタ2B
に登録されている登録図形データのうちの1つをデイス
プレイ装置7に表示させた後上述のステツプSP33に戻
る。以下同様にしてCPU2は、登録図形について表示図形
数が登録図形数と一致するまで(換言すれば、デザイン
データレジスタ2Bに登録された全ての図形データが表示
されるまで)、このループを繰り返した後、ステツプSP
35からリターン処理サブルーチンSP16(第7図)に戻
る。
かくしてCPU2は、全ての登録図形をデイスプレイ装置
7の文字表示に重ね合わせるように表示させて行く。
リターン処理サブルーチンに戻るとCPU2は、ステツプ
SP25において文字パラメータをデイスプレイ装置7に表
示させた後ステツプSP26からメインルーチン(第2図)
に戻る。このときCPU2はメインルーチンにおいて、エデ
イタサブルーチンRT17から再度キーチエツクサブルーチ
ンRT2に入る。
(3)「クリア(CLEAR)」処理 これに対してエデイタサブルーチンRT17(第5図)の
ステツプSP14において否定結果が得られると、このこと
は「リターン(RETURN)」モードが指定されていないこ
とを意味し、このときCPU2はステツプSP31に移つてエデ
イタフラグEFがEF=8であるか否かの判断をする。
エデイタフラグEF=8には、「クリア(CLEAR)」モ
ードが割り当てられており、肯定結果が得られたときCP
U2はSP32に移つててクリア処理サブルーチンを実行す
る。
クリア処理サブルーチンSP32は、全てのデータを削除
する処理モードで、CPU2はクリア処理サブルーチンSP32
に入ると、第9図に示すように、ステツプSP33において
デザインデータレジスタ2Bに登録されていた全てのキャ
ラクタデータを削除することにより、登録キャラクタ数
データCOUNTをCOUNT=0の状態にクリアした後、ステツ
プSP34からエデイタサブルーチンRTl7(第5図)に戻
る。
このときCPU2は、上述のリターン処理の場合と同様に
して、ステツプSP15、SP16において順次終了処理サブル
ーチン、リターン処理サブルーチン(第7図)を実行す
ることにより、デイスプレイ装置7における今までの表
示を一旦消去した後、再表示させてメインルーチン(第
5図)に戻る。
(4)「削除(DELETE)」処理 また上述のステツプSP31(第5図)において否定結果
が得られると、このことは「クリア(CLEAR)」モード
が指定されていないことを意味し、このときCPU2はステ
ツプSP36に移つてエデイタフラグEFがEF=7であるか否
かの判断をする。
このエデイタフラグEF=7には、「削除(DELETE)」
モードが割り当てられており、肯定結果が得られたとき
CPU2は、ステツプSP37において「削除(DELETE)」処理
サブルーチンを実行する。
この処理は、デザインデータレジスタ2Bに登録されて
いるデータのうち、デザイナによつて指定されたキヤラ
クタについてのデータ群DM1、DM2D……を削除する処理
を実行するもので、CPU2は「削除(DELETE)」処理サブ
ルーチンSP37に入つたとき、第10図に示すように、ステ
ツプSP38においてデータ入力サブルーチンSP38を実行す
る。
このデータ入力サブルーチンSP38に入るとCPU2は第11
図に示すように、ステツプSP42においてデザイナが修正
先頭番号D2を入力操作するのを待ち受け、修正先頭番号
D2が入力されたときCPU2はステツプSP43に移つてこの修
正先頭番号D2を削除先頭番号指定データMSとしてラツチ
する。
続いてCPU2はステツプSP44において、デザイナが修正
最終番号D3を入力操作するのを待ち受ける状態になり、
デザイナが当該修正最終番号D3を入力したときCPU2はス
テツプSP45に移つてこれを修正最終番号指定データME
してラツチした後、削除動作回数カウントデータkをk
=1に初期設定してステツプSP48から削除処理サブルー
チン(第10図)に戻る。
このようにしてデータ入力サブルーチンSP38において
ラツチされた修正先頭番号指定データMS及び修正最終番
号指定データMEは、第12図に示すように、デザインデー
タレジスタ2Bに登録されている一連のデータ群のうちデ
ザイナが削除しようとする複数又は1つのキヤラクタに
ついての登録デザインデータを登録順序に従つて削除す
る範囲を指定する機能をもち、CPU2は当該指定された登
録データの範囲(すなわち削除すべき範囲)DMS〜DME
メモリエリアに、当該削除すべき範囲に続くメモリエリ
アに登録されている登録データDME+1〜DMCOUNT(DM
COUNTは最後に登録された登録データを表す)を重ね書
きするように移動させることにより、以下のように削除
処理を実行する。
すなわちCPU2は、ステツプSP51(第10図)において修
正先頭番号指定データMSが1(すなわち先頭のメモリエ
リア)であるか否かの判断をし、否定結果が得られたと
きSP52において削除すべきキヤラクタデータのうち、修
正最終番号指定データMEが登録キヤラクタ数COUNTと等
しいか否かの判断をする。
ここで否定結果が得られると、このことはデザイナが
削除を指定したデータ群DMS〜DMEが削除前のデータ配列
(第12図(A))に示すように、デザインデータレジス
タ2Bに書き込まれている登録数COUNTに相当するメモリ
エリアのうち、途中のメモリエリアに削除すべきデータ
群DMS〜DMEがあることを意味している。そこでCPU2はス
テツプSP53に移つて削除すべきデータDMS〜DMEに続くデ
ータDME+1、DME+2、……、DME+k、……、DMCOUNTをデー
タを削除しようとするメモリエリアの分前に詰めるよう
な演算を実行する(第12図(B))。
この演算は削除前において第ME+k番目のメモリエリア
に記憶されていたデータ群DME+k(第12図(A))を第M
S+k-1番目のメモリエリアのデータDMS+k-1(第12図
(B))として書き直すような演算を実行する。
かくして例えば第1回目の修正動作(すなわちk=1
のときには削除前の第ME+1番目のデータ群DME+1が、削
除後には第ME+1番目のメモリエリアのデータ群DME+1
して書き直される。
かかる処理を実行した後CPU2は、ステツプSP54におい
て今書き直されたデータ群DMS+k-1の削除前のアドレスM
E+Kが、登録キヤラクタ数COUNTと等しいか否かの判断を
し、否定結果が得られたとき修正回数データkに「+
1」加算をした後、上述のステツプSP53に戻る。
このようにしてCPU2はステツプSP54において肯定結果
が得られるまで(このことは全てのデータが書き直され
たことを意味する)、ステツプSP53−SP54−SP55−SP53
の循環ループの演算を実行し、やがてステツプSP54にお
いて肯定結果が得られたときステツプSP56に移る。
このステツプSP56においてCPU2は、登録キヤラクタ数
CONTのデータを削除数(=ME−MS+1)だけ減算した値に
書き直した後、ページチエツクサブルーチンSP57におい
て複数ページに亘るような移動がされたか否かのチェツ
クをし、次のステツプSP58においてエデイタフラグEFを
BF=0の状態に初期化すると共に、ステツプSP59におい
てページ処理を実行する。
かくしてCPU2は削除処理を終了し、ステツプSP60から
エデイタサブルーチンRT17(第5図)のステツプSP62に
移る。
このときCPU2はステツプSP62においてストロークキヤ
ラクタ数データCOUNTが0であるか否かの判断をし、肯
定結果が得られたとき(このことは登録されたデータが
なくなつたことを意味する)、上述のステツプSP15、SP
16を介してメインルーチンRT0(第2図)に戻ることに
より、デザイナの新たなデザイン操作を待ち受ける状態
に戻る。
これに対してステツプSP62において否定結果が得られ
たとき、このことは未だ修正できるデータが残つている
ことを意味する。そこでCPU2は上述のステツプSP12に戻
つて当該削除処理がされた登録データに基づいて一覧表
LIST(第4図)の表示をし直す状態に戻る。
このときのデイスプレイ装置7上の表示は、デザイナ
が削除したデザイン順序項目が表示されていた欄に、削
除されずに残つた後側のデータ群が順次詰めるように表
示される。
ところが削除処理サブルーチンSP37(第10図)のステ
ツプSP51において肯定結果が得られるとCPU2は、ステツ
プSP65に移つて削除部の最後のデザイン順序データME
登録キヤラクタ数データCOUNTと等しいか否かの判断を
し、肯定結果が得られたとき(このことはデザイナが全
ての登録データを削除するような指定をしたことを意味
する)、CPU2はステツプSP66においてクリア処理サブル
ーチン(第9図)を実行した後メインルーチンに戻る。
これに対してステツプSP65において否定結果が得られ
ると(このことはデザイナが登録データのうち先頭部分
のデータの削除を指定したことを意味している)、CPU2
は上述のステツプSP53に移つてデータの削除処理に入る
ようになされている。
また上述のステツプSP52において肯定結果が得られる
と、このことは登録データのうち最後部のデータを削除
するような指定をデザイナがしたことを意味しており、
このときCPU2はステツプSP67において登録キヤラクタ数
データCOUNTとして削除最終番号指定データMSより1つ
前のデザイン順序データMS-1に書き直した後上述のペー
ジチエツクサブルーチンSP57にジャンプする。
かくして新たな登録キヤラクタ数データCOUNT以後の
アドレスに書き込まれているデータ部については有効な
登録データの範囲から除外するようになされている。
CPU2はエデイタサブルーチンRT17(第5図)のステツ
プSP36において否定結果が得られたとき、デザイナがデ
イスプレイ装置7に表示されたデザインデータ一覧表LI
STのキャラクタ規定項目N(N=1〜8)のうちの1つ
を指定して数値データを変更できるようなモードに入
る。
(5)「累積加算(NADD)」処理 デザイナがテンキーTENを操作することによつてエデ
イタフラグEFをEF=4に設定したとき、CPU2はステツプ
SP71(第5図)の「累積加算(NADD)」処理サブルーチ
ンに入る。
このときCPU2は第13図に示すように、ステツプSP72に
おいてデータ入力サブルーチンに入る。
このデータ入力サブルーチンSP72においてCPU2は、第
14図に示すように、ステツプSP73においてデザインデー
タ一覧表LISTのうち修正すべきキヤラクタ規定項目を指
定するデータ番号データDlの入力操作を待ち受け、入力
操作がされたときステツプSP74において当該データD1を
キヤラクタ規定項目データNとして記憶する。
続いてCPU2はステツプSP75においてデザイナが修正す
べきデザイン順序項目を指定する修正先頭番号データD2
の入力操作をするのを待ち受け、入力操作がされたとき
ステツプSP76に移つて当該データD2をデザイン順序デー
タMのうち、修正すべきデザインデータの先頭番号を表
す修正先頭番号指定データMSとして取り込む。
続いてCPU2はステツプSP77においてデザイナが修正最
終番号データD3の人力操作をするのを待ち受け、入力操
作がされたときステツプSP78に移つて当該データD3を修
正最終番号指定データMEとして取り込む。
かくしてデザイナは、デザインデータ一覧表LISTのデ
ザイン順序項目のうち修正すべき範囲を指定した状態に
なる。
この状態においてCPU2は、次のステツプSP79において
デザイナが修正データD4の入力操作をするのを待ち受
け、入力操作がされたとき次のステツプSP80に移つて当
該データD4を修正すべき数値を表す修正データDATAとし
て取り込む。
その後CPU2はステツプSP81に移つて修正先頭番号指定
データMSを初期時のデザイン順序データMとして設定し
た後、ステツプSP82から「累積加算(NADD)」サブルー
チン(第13図)に戻る。
このときCPU2はステツプSP83において初期値Mとして
設定された修正先頭番号指定データMSのデータ群DMS
ら、キヤラクタ規定項目データNによつて設定されたキ
ヤラクタ規定項目のパラメータ数値データPNMに乗算係
数データJ及び修正データDATAの積を加算して新たなパ
ラメータ数値データPNMとして書き直す。
ここで現在のタイミングでは乗算係数データはデータ
入力サブルーチンSP72のステツプSP81において設定され
た値J=1であるので、CPU2は修正先頭番号指定データ
MSのデータに対して1×DATA分のデータの修正を実行す
る。
かかる修正演算をした後CPU2は、ステツプSP84に移つ
てデザイン順序データMが修正最終番号指定データME
一致するか否かの判断をし、否定結果が得られたときス
テツプSP85において乗算係数データJに「+1」加算を
すると共に、デザイン順序データMに「+1」加算をし
て上述のステツプSP83に戻る。
ここでデザイン順序データMに「+1」加算がされた
ことにより、デザインデータ一覧表LISTのうち修正先頭
番号指定データMSの次の欄のデータ群が指定された状態
になると同時に、乗算係数データJがJ=2に変更され
た状態になる。
そこでCPU2はステツプSP83において再度パラメータデ
ータPNMに対してJ×DATA分の修正を実行する。ここで
現在のタイミングでは、J=2であるので、修正量は2
×DATAになり、前回の場合の2倍になる。
以下同様にしてCPU2はステツプSP84において肯定結果
が得られるまで、ステツプSP84−SP85−SP83−SP84の循
環ループによつてパラメータデータPNMに対して乗算係
数データJが「+1」ずつ大きくなつて行く分累積的に
大きくなる修正データJ×DATAの修正処理を繰り返し実
行する。
やがてステツプSP84において肯定繕果が待られるとCP
U2はステツプSP86においてエデイタフラグEFをEF=0に
おくことにより「初期化」モードに戻した後、ステツプ
SP87からエデイタサブルーチンRT17(第5図)に戻る。
CPU2は第13図に示すような「累積加算(NADD)」処理
サブルーチンを実行することにより、例えば第15図に示
すように、キヤラクタのピツチを順次等倍に変更するよ
うなキヤラクタデータの修正を実現し得る。
すなわちCPU2はステツプSP84−SP85−SP83−SP84のル
ープの演算を実行している間に、乗算係数データJがJ
=1のとき第1及び第2番目のキヤラクタK1及びK2間の
ピツチL1を修正データDATAに対応する距離ΔLだけ大き
くした値L1Xにピツチを変更することができる。
その後乗算係数データJ=2を用いて演算処理を実行
すると、第1及び第2キヤラクタKl及びK2間のピツチの
変更量ΔLに同じ値ΔLを加えた分だけ第3キヤラクタ
K3のキヤラクタ原点を移動させることにより、結局第2
及び第3番目のキヤラクタK2及びK3間のピツチが第1及
び第2番目のキヤラクタKl及びK2間のピツチと同じ量Δ
Lだけ変更された値L2Xになる。
以下同様にして乗算係数データJがJ=3、4におい
て累積加算演算を実行することにより第3及び第4キヤ
ラクタK3及びK4間のピツチL3X、第4及び第5キヤラク
タK4及びK5間のピツチL4Xがそれぞれ同じ量ΔLだけ変
更されることになる(これを等倍に修正すると呼ぶ)。
このような処理をすることにより、デザイナは単に1
回だけ修正データDATAを入力操作するだけの簡易な作業
をするだけで、キヤラクタのピツチを等倍に修正するこ
とができる。
かかる変更はキヤラクタ規定項目データN=2の場合
のみならず、N=2〜8のうちの1つを指定すれば、こ
れに応じてそれぞれY軸座標Y、大きさデータSIZ、縦
横比データLEG、傾斜角データKEI、回転角データKAIな
どを順次続くキヤラクタについて等量づつ変更して行く
ような等倍修正をすることができる。
(6)「加算(ADD)」処理 デザイナによつてエデイタフラグEFがEF=3に設定さ
れたとき、CPU2はステツプSP91(第5図)の「加算(AD
D)」処理サブルーチンに入る。
このときCPU2は、第13図との対応するステツプに同一
符号を付して第16図に示すように、ステツプSP72X、SP8
3X、SP85Xにおける処理が異なることを除いて累積加算
処理サブルーチンSP71(第13図)の場合と同様の処理を
実行する。
すなわちCPU2はステツプSP72Xにおいてデータ入力サ
ブルーチンを実行する。このデータ入力サブルーチンSP
72Xは第17図において第14図との対応ステツプに同一符
号を付して示すように、ステツプSP73及びSP74において
キヤラクタ規定項目データNを取り込むことによつて修
正すべきキヤラクタ規定項目の指定を受けた後、ステツ
プSP75、SP76及びSP77、SP78において修正先頭番号指定
データMS及び修正最終番号指定データMEを取り込むこと
によつて修正すべきデザイン順序項目の範囲の指定を受
けると共に、ステツプSP79、SP80において、修正データ
DATAを入力する。
ここまでの処理は累積加算モード(第14図)の場合と
同様であるが、加算モードの場合CPU2は、続くステツプ
SP81Xにおいて初期値としてデザイン順序データMに修
正先頭番号指定データMSだけを設定した後、ステツプSP
82から加算処理サブルーチンSP91に戻るようになされて
いる。
このときCPU2は、ステツプSP83Xにおいて初期値Mと
して設定された修正先頭番号指定データMSのデータ群DM
Sから、キヤラクタ規定項目データNによつて指定され
たキヤラクタ規定項目のパラメータ数値データPNMに修
正データDATAを加算して新たなパラメータ数値データP
NMとして書き直す。
かくしてデザインデータ一覧表LISTの1つのデータ
(すなわちM=MSのデータ)に対して修正データDATAを
1回加算する修正がなされた状態が得られる。
この状態においてCPU2はステツプSP84においてデザイ
ン要素項目データMが修正最終番号指定データMEと等し
いか否かの判断をし、否定結果が得られたとき(このこ
とはいまだ全てのデザイン順序項目についての修正が終
了していないことを意味する)、ステツプSP85Xに移つ
てデザイン順序データMに「+1」加算をした後、上述
のステツプSP83Xに戻る。
このときの状態は、デザインデータ一覧表LISTのう
ち、キヤラクタ規定項目データNによつて指定されたキ
ヤラクタ規定項目に変化はないが、デザイン順序データ
Mとして1行下のデザイン順序項目のデータ群DMS+1
指定された状態になる。
この状態においてCPU2は続いてステツプSP83X−SP84
−SP85Xの演算処理を実行すると、当該1行下のデータ
に同じ値の修正データDATAを加算するような修正が実行
されることになる。
以下同様にしてCPU2はステツプSP84においてデザイン
順序データMが修正最終番号指定データMEと等しくなつ
たことを確認するまで、ステツプSP84−SP85X−SP83X−
SP84の演算を実行し、ステツプSP84において肯定結果が
得られると、ステツプSP86においてエデイタフラグEFを
EF=0の「初期化」モードに戻してステツプSP87からエ
デイタサブルーチンRT17に戻る。
このような「加算(ADD)」処理を実行することによ
り、デザイナは例えば第18図に示すようにデイスプレイ
装置7上に表示されたキャラクタKl〜K5について、例え
ば文字間隔を平行移動させるような機能を実現し得る。
因に第18図(A)の場合、5つのキヤラクタK1〜K5が
文字間隔L1〜L4を維持しながらX方向に水平に配列され
ているとき、デザイナが例えば第3番目のキヤラクタK3
のキヤラクタ原点座標のうちX座標のデータをキヤラク
タ規定項目データNを指定することにより選定してこれ
に修正データDATA=ΔL2を入力すれば、CPU2が、第18図
(B)に示すように、第2及び第3番目のキヤラクタK2
及びK3間の文字間隔を修正前の値L2(第18図(A))か
ら修正後の値L2X(=L2+ΔL2)に修正する。
このときデザイナが第3〜第5番目のキヤラクタK3〜
K5を指定するデザイン順序データMとして修正先頭番号
指定データMS及び修正最終番号指定データMEを入力すれ
ば、第3番目のキヤラクタK3のキヤラクタ原点座標がΔ
L2だけ移動したと同時にその後に配列されている第4及
び第5番目のキヤラクタK4〜K5のキヤラクタ原点座標も
同じ量ΔL2だけ移動し、かくして第3〜第5番目のキヤ
ラクタK3〜K5が平行移動するようにその位置が修正され
ることになる。
このような修正はキヤラクタ規定項目データNとして
N=2〜8のうちの1つをデザイナが任意に指定するこ
とにより、キヤラクタの原点座標の位置、大きさ、縦横
比、傾斜角、回転角、書体の全てについて部分的な修正
をなし得る。
(7)「変更(CHANGE)」処理 オぺレータがエデイタフラグEFとしてEF=5を指定し
たとき、CPU2はステツプSPl0lにおいて「変更(CHANG
E)」処理サブルーチンを実行することにより、キヤラ
クタ規定項目データN=2〜8のパラメータデータを必
要に応じて他の数値データに置き換えるような変更処理
(第19図)を実行する。
すなわちCPU2は「変更(CHANGE)」処理サブルーチン
SPl0lに入ると、ステツプSPl02において第17図について
上述した加算モード時の場合と全く同様の処理手順を有
するデータ入力サブルーチンを実行した後、ステツプSP
l03に移つてステツプSP80(第17図)において入力した
修正データDATAをパラメータデータPNMとして置き換え
る。
CPU2は、その後ステツプSPl04においてデザイン順序
データMが修正最終番号指定データMEと一致するまで、
ステツプSPl05における「+1」加算処理を含む循環処
理ループ、すなわちステツプSPl04−SPl05−SPl03−SPl
04を繰り返し実行し、ステツプSPl04において肯定結果
が待られたときステツプSPl06においてエデイタフラグE
FをEF=0の初期化した後、ステツプSPl07からエデイタ
サブルーチンRT17に戻る。
(8)「キヤラクタ変更(MJCHG)」処理 CPU2はデザイナがエデイタフラグEFをEF=6を指定し
たときには、ステツプSPlllにおいて「キヤラクタ変更
(MJCHG)」処理サブルーチンを実行する。
この「キヤラクタ変更(MJCHG)」処理サブルーチン
に入るとCPU2は、第20図に示すように、データ入力サブ
ルーチンSPl12においてデザイナの入力操作を待ち受け
る状態になる。
エデイタフラグEFがEF=6になつたときCPU2はデザイ
ンデータ一覧表LISTのうち、キヤラクタ規定項目データ
NとしてN=1を指定した状態になつており、従つてCP
U2は、第21図に示すように、データ入力サブルーチンSP
112に入つたとき直ちにステツプSPl13において修正先頭
番号D2をデザイナが入力操作するのを待ち受ける状態に
入る。
以下第14図のステツプSP75、SP76、SP77、SP78、SP7
9、SP80について上述したと同様の処理をステツプSPl1
3、SPl14、SPl15、SPl16、SPl17、SPl18において実行し
た後、ステツプSPl19において修正先頭番号指定データM
Sをデザイン順序データMに置き換えると共に、ステツ
プSP120から変更処理サブルーチンSPlll(第20図)に戻
る。
このときCPU2は、ステツプSP121において修正先頭番
号指定データMSに対応するキャラクタ規定項目のデータ
のうち、キヤラクタ項目データN=1のパラメータデー
タP1Mとして修正データDATAを設定した後、ステツプSP1
22に移る。
ここでCPU2は現在処理しているデザイン順序データM
の値が修正最終番号指定データMEであるか否かの判断を
し、否定結果が待られるとステツプSP123においてデザ
イン順序データMに「+1」加算をして上述のステツプ
SP121に戻る。
かくしてCPU2は、修正先頭番号指定データMSに対応す
るキヤラクタデータMJを数値表示してなるパラメータP
1Mを、デザイナが入力した修正キヤラクタデータDATAが
表すキヤラクタに修正することができる。
以下同様にしてCPU2はステツプSP122において肯定結
果が得られるまでステツプSP122−SP123−SP121−SP122
の循環ループの処理を繰り返し実行することにより、修
正先頭番号指定データMSから修正最終番号指定データME
に至るまでのパラメータP1Mを修正データDATAに修正す
るような処理を実行する。
やがてステツプSP122において肯定結果が得られる
と、CPU2は、全ての修正が終了したと判断し、ステツプ
SP124においてエデイタフラグEFをEF=0に初期化した
後、ステツプSP125からエデイタサブルーチンRT17(第
5図)に戻る。
(9)「次ページ(NEXT)」処理 エデイタサブルーチンRT17においてCPU2は、オペレー
タがエデイタフラグEFとしてEF=1を指定したときには
「次ページ(NEXT)」処理サブルーチンSP131に入つ
て、デイスプレイ装置7に表示されるデザインデータ一
覧表LISTのページめくり処理を実行する。
この「次ページ(NEXT)」処理サブルーチンSP131に
入るとCPU2は、第22図に示すように、ステツプSP132に
おいて表示ページ末行目データMPEが登録キヤラクタ数
データCOUNTと等しいか否かの判断をする。
ここで表示ページ末行目データMPEは、現在デイスプ
レイ装置7に表示できる1ページ分のデザインデータ一
覧表LIST(第4図)に取り込まれる第1〜第10行目のデ
ザイン順序項目についてのデータ群DM1〜DM10のうち、
表示ページの末行(すなわち第10行目の行)のデザイン
順序項目を表すデータでなる。
CPU2は、この表示ページ末行目データMPEを指定する
と共に、表示ページ第1行目データMPSを指定すること
により、デザインデータレジスタ2Bから表示ページの第
1行目から表示ページの末行までの10行分のデータ群を
デイスプレイ装置7に転送することにより、デザインデ
ータ一覧表LISTを表示させることができるようになされ
ている。
かくしてCPU2はステツプSP132において否定結果が得
られると、このことは現在の表示ページ末行目データM
PEの後に、次ページのデータが書き込まれていることを
表している。そこでCPU2は、ステツプSP133において現
在までの表示ページ末行目データMPEの次のデザイン順
序データMPE+1を新たな表示ページ第1行目データMPS
して設定し直すと共に、次のステツプSP134において表
示ページ末行目データMPEの次の行から10番目の行のデ
ザイン順序データMPE+10を新たな表示ページ末行目デー
タMPEとして設定し直す。
このような設定をし直すことにより、CPU2は、次ペー
ジの表示ページ第1行目データMPSから表示ページ末行
目データMPEまでのデータ群をデザインデータレジスタ2
Bから読み出すことができる状態になる。
CPU2は次のステツプSP135において新たに設定し直し
た表示ページ末行目データMPEが登録キヤラクタ数デー
タCOUNTより大きいか否かの判断をする。ここで否定結
果が得られると、このことはさらに次ページにデータが
残つていることを意味し、このときCPU2は、ステツプSP
136においてエデイタフラグEFをEF=0に初期化した
後、ステツプSP137からエデイタサブルーチンRT17(第
5図)に戻る。
これに対して上述のステツプSP132において肯定結果
が得られると、このことは次ページにデータが書き込ま
れていないことを表しており、このときCPU2はステツプ
SP136にジャンプして当該サブルーチンを終了する。
また上述のステツプSP135において肯定結果が得られ
ると、このことは現在新たに指定したページ内に登録キ
ヤラクタ数データCOUNTに対応する最終データがあるこ
とを意味ており、このときCPU2はステツプSP138におい
て当該登録キヤラクタ数データCOUNTを新たに指定した
ページの表示ページ末行目データMPEに設定する処理を
実行した後、ステツプSP136に移つて当該サブルーチン
を終了する。
ステツプSP138の処理がされると、次回の次ページ処
理サブルーチンSP131の実行時にステツプSP132において
肯定結果が得られることにより、CPU2は当該ページめく
り処理を実行せずにステツプSP136にジャンプすること
になる。
(10)「前ページ(BEFORE)」処理 エデイタサブルーチンRT17においてエデイタフラグEF
としてEF=2が指定されたときCPU2は「前ページ(BEFO
RE)」処理サブルーチンSP141に入つて、デイスプレイ
装置7に表示されるデザインデータ一覧表LISTのページ
めくり処理を実行する。
このときCPU2は、第23図に示すように、ステツプSP14
2において表示ページ第1行目データMPSが「1」で有る
か否かの判断をする。ここで否定結果が得られると、こ
のことは現在指定されているページの第1行目のデザイ
ン順序データMの値がデザインデータレジスタ2Bの第1
番目のデータではないことを意味し、従つて前ページに
未だデータが残つていることを意味している。
このときCPU2はステツプSP143において表示ページ第
1行目データMPSが表す行の1行前のデザイン番号項目
を表すデザイン順序データMPS-1を新たな表示ページ末
行目データMPEとして設定すると共に、次のステツプSP1
44において表示ページ第1行目データMPSから10番目の
行を表すデザイン順序データMPS-10を新たな表示ページ
第1行目データMPSとして設定し直す。
このような処理をすることによりCPU2は新たに1ペー
ジ前の10行分のデザイン順序項目に対応するデータ群を
デザインデータレジスタ2Bから読み出し得る状態に処理
し、その後ステツプSP145においてエデイタフラグEFをE
F=0に初期化した後、ステツプSP146からエデイタサブ
ルーチンRT17に戻る。
これに対して上述のステツプSP142において肯定結果
が得られると、このことは前ページとなるデータがない
ことを意味しており、このときCPU2はステツプSP145に
ジャンプしてページめくり処理をせずに当該サブルーチ
ンを終了する。
(11)修正処理動作 以上の構成において、デザイナはキーボード3のフア
ンクツシヨンキーKYl〜KY20を選択的に操作し、これに
応じてCPU2はメインルーチンRT0(第2図)のうち指定
されたサブルーチンを順次選択しながらデザイン作業を
実行し、デザインが終了したキヤラクタについてのデー
タ群を、それぞれデザイン順序データを付して順次デザ
インデータレジスタ2Bに蓄積して行く。
かくしてデザインが終了したデザインデータについ
て、その一部を手直したい場合デザイナは、キーボード
3の第17番目のフアンクツシヨンキーを操作すれば良
い。
このときCPU2は、キーチエツクサブルーチンRT2を実
行することにより、エデイタサブルーチンRT17(第5
図)に入る。
このエデイタサブルーチンRT17においてCPU2は、ステ
ツプSP12においてデザインデータレジスタ2Bから1ペー
ジ分のデザインデータ一覧表LISTを読み出してデイスプ
レイ装置7に表示してステツプSP13においてデザイナが
テンキーTENによつて修正コマンドを人力するのを待ち
受ける。
ここでデザイナのキー操作によつてエデイタフラグEF
としてEF=1又は2を立てることにより、デザインデー
タ一覧表LISTをページめくり操作しながら、エデイタフ
フラグEFとしてEF=3〜6を指定することにより、デザ
インデータ一覧表LISTのうちデザイナが修正したいデザ
イン順序項目の行を、指定すると共にデザイン順序デー
タM(=1、2……)に対応するデータ群DM1、DM2……
を指定した後、「加算(ADD)」処理サブルーチンSP9
1、「累積加算(NADD)」処理サブルーチンSP71、「変
更(CHANGE)」処理サブルーチンSPl0l、「キヤラクタ
変更(MJCHG)」処理サブルーチンSPlllを実行すること
により、デイスプレイ装置7に表示したデザインデータ
一覧表の数値データを必要に応じて修正することができ
る。
ここで特に、「累積加算(NADD)」処理サブルーチン
SP71(第13図)を実行した場合には、デザインデータ一
覧表LISTのデータのうち、デザイナが指定した順次続く
複数のデザイン順序項目について、キヤラクタ規定項目
データN=2〜8の各データを順次累積加算して行くよ
うな修正処理を実行することができる。
これにより例えばキヤラクタ規定項目データNとして
N=2を指定してキヤラクタ原点座標データXを累積加
算モードで修正することにより、第15図に示すように、
順次続くキヤラクタのピツチを等倍(=ΔL)になるよ
うな修正をする。
以上の構成によれば、デザイナはデザインしたキヤラ
クタ群を数値データの一覧表として表示すると共に、各
数値データを修正することによつてデザインされたキヤ
ラクタの手直しをすることができることにより、キヤラ
クタの修正を高い精度で実現し得る。
因にデイスプレイ装置7の標示画面にデザインされた
キヤラクタを表示し、当該表示画面上においてキヤラク
タの形状、位置などの描画素材に変更を加えて行くよう
な修正作業をする場合には、細部について精密な修正を
なし得ない問題があるが、上述の実施例のようにデザイ
ンされたキャラクタを数値データとして表示してこれに
修正を加えて行くようにしたことにより、修正精度を一
段と高めることができる。
かくするにつき、第13図〜第15図について上述したよ
うに、「累積加算(NADD)処理サブルーチンSP71を実行
することによつて、過去に作成されたキヤラクタデータ
相互の関係を、等倍になるように修正できるようにした
ことにより、デザイナのデザイン作業を一段と簡略化し
得る。
因に第16図〜第18図の「加算(ADD)処理を各キヤラ
クタごとに繰り返しながら、各キャラクタ間の関係が等
量だけ変更するように修正すれば等倍処理をした場合と
同様の修正をなし得ると考えられるが、このようにする
と、デザイナの修正作業が一段と煩雑になることを避け
得ないが、「累積加算(NADD)」処理ができるようにす
ればかかる煩雑な作業を一段と簡易化し得る。
〔3〕他の実施例 (1)上述の実施例においては、デザインデータ一覧表
LIST(第4図)として、1つのキャラクタを単位にして
デザイン順序項目を構成するようにしたが、本発明はこ
れに限らずキヤラクタの一部又は複数のキヤラクタでな
るデザイン要素を単位にしてデザイン順序項目を構成す
るようにしても上述の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
(2)上述の実施例においては、デザインデータ一覧表
LIST(第4図)として、各デザイン順序項目に対応する
キヤラクタ規定項目データを横1列一行の数値列として
表示するようにした場合について述べたが、1つのデザ
イン順序項目について複数行の数値列で表示するように
しても、上述の場合と同様の効果を得ることができる。
(3)上述の実施例においては、デザインデータ一覧表
LIST(第4図)として、各デザイン順序項目ごとの数値
列でなるデータ群DM1、DM2……を上方から下方に順次配
列するように構成したが、これに代え例えば数値列デー
タ群DM1、DM2……をそれぞれ縦方向の列に配列すると共
に、当該列を横方向に順次配列させるように構成しても
良い。
(4)上述の実施例においては、デザインデータ一覧表
LISTとして、デザイン順序項目に対応するデザインデー
タを数値列として表し、これを所定方向に配列させるよ
うな構成のものを用いたが、デザインデータの配列方法
はこれに限らず、例えば正方形又は長方形の枠をマトリ
クス状に配列し、各枠内に1つのデザイン要素項目のデ
ータを配列させるようにする等、要は各デザイン要素項
目ごとにひとまとめのデータとして表示するようにすれ
ば良い。
(5)上述の実施例においては、第13図に示すような
「累積加算(NADD)」処理サブルーチンを用いて累積加
算処理を実行するようにしたが、累積加算処理はこれに
限らず、例えば累積加算結果データを記憶する変換ROM
(Read Only Memory)を読み出すような構成を用いる
等、種々変形し得る。
(発明の効果〕 上述のように本発明によれば、キヤラクタデザイン作
成時、表示画面上に任意に選択した1つの座標をキヤラ
クタ原点として、表示要素を任意に描画演算するための
キヤラクタ規定条件を、キヤラクタ生成順序欄情報と、
キヤラクタ規定項目指定欄情報とによつて指定できるキ
ヤラクタ規定項目デー夕として登録メモリに登録すると
共に、キヤラクタデザイン修正時、表示画面上において
キヤラクタ生成順序欄及びキヤラクタ規定項目指定欄に
よつてキヤラクタ規定項目データを直接指定して修正で
きるようにしたことにより、各キヤラクタについて、修
正すべき箇所及び修正量を数値及びキヤラクタ表示子の
配列として容易に把握でき、その結果一段と高い精度で
デザインデータの修正をなし得る。
かくするにつき、修正範囲内にあるキヤラクタ間のデ
ザインデータについて、これを置換え又は累積加算処理
によつて修正するようにしたことにより、簡易な操作に
よつて順次隣合うキヤラクタ相互間の修正量を均一的に
又は累積的に変更するような修正をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による版下デザイン方法の一実施例を示
すブロツク図、第2図はそのCPU2のメインルーチンを示
すフローチヤート、第3図は第2図のキーチエツクサブ
ルーチンを示すフローチヤート、第4図はデザインデー
タ一覧麦を示す図表、第5図は第2図のエデイタサブル
ーチンの詳細を示すフローチヤート、第6図はキヤラク
タの描画手法を示す略線図、第7図は第5図の「リター
ン(RETURN)」処理サブルーチンの詳細を示すフローチ
ヤート、第8図は第7図の再表示サブルーチンの詳細を
示すフローチヤート、第9図及び第10図は第5図の「ク
リア(CLBAR)」処理サブルーチン及び「削除(DELET
E)」処理サブルーチンの詳細を示すフローチヤート、
第11図は第10図のデータ入力サブルーチンの詳細を示す
フローチヤート、第12図はデータ削除処理の説明に供す
る略線図、第13図は第5図の「累積加算(NADD)」処理
サブルーチンの詳細を示すフローチヤート、第14図は第
13図のデータ入力サブルーチンの詳細を示すフローチヤ
ート、第15図は累積加算による修正を実行した場合の等
倍処理の説明に供する略線図、第16図は第5図の「加算
(ADD)」処理サブルーチンの詳細を示すフローチヤー
ト第17図は第16図の入力データサブルーチンの詳細を示
すフローチヤート、第18図は加算モードによる修正処理
の説明に供する略線図、第19図は第5図の「変更(CHAN
GE)」処理サブルーチンの説明を示すフローチヤート、
第20図は第5図の「キヤラクタ変更(MJCHG)」処理サ
ブルーチンの詳細を示すフローチヤート第21図は第20図
のデータ入力サブルーチンの詳細を示すフローチヤー
ト、第22図及び第23図は第5図の「次ページ(NEXT)」
処理サブルーチン及び「前ページ(BEFORE)」処理サブ
ルーチンの詳細を示すフローチヤートである。 1……版下デザイン装置、2……CPU、3……キーボー
ド、4……マウス、5……バス、6……外部メモリ、7
……デイスプレイ装置、8……プリンタ、9……XYプロ
ツタ、10……モデム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−51446(JP,A) 特開 昭59−54560(JP,A) 特開 昭62−295169(JP,A) 特開 昭61−297146(JP,A) 特開 昭61−27255(JP,A) 特開 昭62−272368(JP,A) 特開 昭62−254269(JP,A) 実開 昭61−120959(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 11/20 G06T 11/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キヤラクタデザイン作成時、順次生成すべ
    き1つ又は複数のキヤラクタの表示要素をそれぞれ表示
    画面上に任意に選択した1つの座標をキヤラクタ原点と
    して任意に描画演算するためのキヤラクタ規定条件を、
    キヤラクタ生成順序を指定するキヤラクタ生成順序欄情
    報とキヤラクタ規定項目を指定するキヤラクタ規定項目
    指定欄情報とによつて指定できるキヤラクタ規定項目デ
    ータとして、登録メモリに登録し、 キヤラクタデザイン修正時、登録されたキヤラクタ規定
    項目データを上記表示画面上に表示した状態で、上記登
    録されたキヤラクタのうちの1つを上記キヤラクタ生成
    順序欄を用いて指定しかつ当該指定されたキヤラクタの
    欄に登録されている上記複数のキヤラクタ規定項目デー
    タの1つを上記キヤラクタ規定項目指定欄を用いて指定
    することにより、上記登録されたキヤラクタについての
    上記複数のキヤラクタ規定項目データの1つを選択し、 当該選択されたキヤラクタ規定項目データの数値又はキ
    ヤラクタ表示子を変更し、 その結果、上記登録されたキヤラクタの表示位置及び又
    は表示形態及び又は表示キヤラクタを修正する ことを特徴とする版下デザイン方法。
  2. 【請求項2】キヤラクタデザイン作成時、順次生成すべ
    き1つ又は複数のキヤラクタの表示要素をそれぞれ表示
    画面上に任意に選択した1つの座標をキヤラクタ原点と
    して任意に描画演算するためのキヤラクタ規定条件を、
    キヤラクタ生成順序を指定するキヤラクタ生成順序欄情
    報とキヤラクタ規定項目を指定するキヤラクタ規定項目
    指定欄情報とによつて指定できるキヤラクタ規定項目デ
    ータとして、登録メモリに登録し、 キヤラクタデザイン修正時、登録されたキヤラクタ規定
    項目データを上記表示画面上に表示した状態において、
    上記キヤラクタ規定項目指定欄のうちから上記複数のキ
    ヤラクタ規定項目の1つを指定すると共に、上記キヤラ
    クタ生成順序指定欄によつて修正対象とすべきキヤラク
    タの修正範囲を指定し、当該指定されたキヤラクタ規定
    項目データをデザインデータとして上記表示画面上に表
    示し、 修正値を表す修正値データを入力し、 上記指定したキヤラクタ規定項目データについて、上記
    修正範囲の先頭キヤラクタから順次後に続くキヤラクタ
    の上記キヤラクタ規定項目データの数値に対して上記修
    正データを置き換えるか又は累積加算することにより、
    隣合うキヤラクタ間において修正量が均一的に又は累積
    的に変更するように、上記修正範囲のキヤラクタの上記
    指定されたキヤラクタ規定項目データを修正する ことを特徴とする版下デザイン方法。
  3. 【請求項3】キヤラクタデザイン作成時、順次生成すべ
    き1つ又は複数のキヤラクタの表示要素をそれぞれ表示
    画面上に任意に選択した1つの座標をキヤラクタ原点と
    して任意に描画演算するためのキヤラクタ規定条件を、
    キヤラクタ生成順序を指定するキヤラクタ生成順序欄情
    報とキヤラクタ規定項目を指定するキヤラクタ規定項目
    指定欄情報とによつて指定できるキヤラクタ規定項目デ
    ータとして、登録メモリに登録し、 キヤラクタデザイン修正時、上記登録されたキヤラクタ
    規定項目データを上記表示画面上に表示した状態におい
    て、上記キヤラクタ規定項目指定欄のうちから上記複数
    のキヤラクタ規定項目の1つを指定すると共に、上記キ
    ヤラクタ生成順序指定欄によつて修正対象とすべきキヤ
    ラクタの修正範囲を指定し、当該指定されたキヤラクタ
    規定項目データをデザインデータとして上記表示画面上
    に表示し、 修正値を表す修正値データを入力し、 上記指定したキヤラクタ規定項目データについて、上記
    修正範囲の先頭キヤラクタから順次後に続くキヤラクタ
    の上記キヤラクタ規定項目データの数値に対して上記修
    正データを累積加算することにより、隣合うキヤラクタ
    間において修正量が累積的に変更するように、上記修正
    範囲のキヤラクタの上記指定されたキヤラクタ規定項目
    データを修正する ことを特徴とする版下デザイン方法。
  4. 【請求項4】上記累積的に加算する処理は、次式 PNM=PNM+J*DATA ここで、PNMは上記キヤラクタ規定項目データ DATAは修正データ Jは修正すべきキヤラクタの順番 によつて表される演算処理を、上記修正すべき範囲の先
    頭のキヤラクタから最後のキヤラクタまで繰返し、 これにより上記修正すべき範囲のすべてのキヤラクタに
    ついての修正処理を1つの実行命令で実行できる ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の版下デ
    ザイン方法。
  5. 【請求項5】キヤラクタデザイン作成時、順次生成すべ
    き1つ又は複数のキヤラクタの表示要素をそれぞれ表示
    画面上に任意に選択した1つの座標をキヤラクタ原点と
    して任意に描画演算するためのキヤラクタ規定条件を、
    キヤラクタ生成順序を指定するキヤラクタ生成順序欄情
    報とキヤラクタ規定項目を指定するキヤラクタ規定項目
    指定欄情報とによつて指定できるキヤラクタ項目データ
    として、登録メモリに登録し、 キヤラクタデザイン修正時、上記登録された各キヤラク
    タについての上記複数のキヤラクタ規定項目データを、
    上記キヤラクタ規定項目ごとに、デザインデータ一覧表
    として、上記表示画面上に表示し、 当該表示されたキヤラクタ規定項目データの数値又はキ
    ヤラクタ表示子を変更し、 その結果、上記登録された各キヤラクタの上記表示位置
    及び又は表示形態及び又は表示キヤラクタを修正する ことを特徴とする版下デザイン方法。
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