JP2931915B2 - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP2931915B2
JP2931915B2 JP13838790A JP13838790A JP2931915B2 JP 2931915 B2 JP2931915 B2 JP 2931915B2 JP 13838790 A JP13838790 A JP 13838790A JP 13838790 A JP13838790 A JP 13838790A JP 2931915 B2 JP2931915 B2 JP 2931915B2
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JP
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真一郎 入江
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SHIBAURA MEKATORONIKUSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、樹脂モールドされたフレームに容易にブラ
ケットが固定できる構造の電動機に関する。
[従来の技術] 樹脂モールドされたフレームにブラケットを固定する
場合、接着では十分な固定強度が得られないため、埋め
金によるナットを備えてネジで固定することが多い。
また、フレームに貫通孔を形成しておき、ピンを貫通
してカシメやボルトナットで固定することも行われてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の構造では、ネジを螺合する埋め金を備える場
合、成形型にネジ穴を埋めないように取り付けておかな
ければならず、製作上面倒であった。また、フレームに
貫通孔を形成する場合、貫通孔を形成するための成形型
のピンが巻線などに接触する恐れがあり、絶縁を低下さ
せるなどの障害を発生することがあった。
いずれの場合も、ブラケットの固定強度が大きくなる
ものの製作が面倒であるといった問題を有していた。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであ
り、樹脂モールドでフレームを形成する場合、製作が容
易になる電動機を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、ドーナツ型の固定子鉄心にスロットを形成
して、巻線を施した固定子と、絶縁性を有し軟質材から
なり、放射状に延出したリブが外周部に設けられ、この
リブによって前記スロット内に仮固定されたパイプ状の
保持部材と、この保持部材の内周に取り付けられた硬質
材からなるパイプ状の支持部材とを備え、 前記固定子を樹脂モールドして、フレームを形成する
際、前記スロットの内部も樹脂モールドして前記保持部
材を固定し、このフレームの端部にブラケットを配設
し、前記支持部材の端部を使用して、カシメあるいはネ
ジ止めによって前記ブラケットをフレームに固定するこ
とによって問題点を解決している。
[作用] スロットに嵌合する支持部材は、スロットとの間に保
持部材を介在しているため、支持部材がスロットに納め
られる巻線等に接触することが避けられ、巻線の絶縁低
下などの障害の発生を避けることができる。
そして、支持部材がスロット内で保持部材によって保
持され脱落することがないため、フレームを成形する
際、支持部材がスロットから脱落することがなく、製作
が容易になる。
さらに、支持部材には、機械的強度の大きい硬質材、
例えばアルミニウムや真鍮等の部材を採用することがで
き、また、保持部材には、比較的柔らかい軟質材の樹脂
部材を採用することができるため、巻線等の充電部に悪
影響を与えることなく、組み立てることができる。
[実施例] 本発明を図面に示された一実施例に基づいて説明する
と、第1図は、本発明の一実施例による電動機の要部縦
断面図であり、第2図は、その保持部材を備えた支持部
材の斜視図であり、第3図は、支持部材が取り付けられ
る状態を示した要部の平面図である。
第1図において、電動機は、鉄心1に巻線2が施され
ドーナツ状の固定子3を形成しており、固定子3の内径
側に回転子4が軸5に固定されて備えられている。
軸5は、両側に軸受6a、6bが備えられ回転できるよう
に支承されている。
そして、軸受6a、6bは、それぞれブラケット7、8に
嵌合されており、ブラケット7、8は、それぞれ固定子
3と一体になるように構成されている。
一方のブラケット7は、鋼板をプレスで成形して製作
されたものであり、樹脂モールド後、鉄心1に嵌合され
ている支持部材9にカシメて固定される。
そして、他方のブラケット8は、樹脂モールドで構成
され、固定子3を被うフレーム10と一体に成形されてい
る。
第2図において、支持部材9は、先端部11がパイプ状
に形成されており、ブラケット7に嵌合されてカシメら
れるように構成されている。
そして、外径側に保持部材12が備えられており、この
保持部材12は、軟質材、例えば、ビニル系の比較的柔ら
かい材料で構成され放射状にリブが備えられている。
この放射状のリブは、変形が容易で、第3図に示され
るように変形して鉄心1のスロット13に挿入することが
できるように構成されている。
この様な構成において、鉄心1に巻線2を備え、支持
部材9をスロット13に挿入し、樹脂モールドでフレーム
10を形成する。
この樹脂モールドによって支持部材9は、スロット内
への樹脂の注入に際し、注入される樹脂と共に流動する
可能性があるが、保持部材12がスロット13に嵌合され仮
固定されているため、容易に移動することはなく、支持
部材9を所定の位置に埋設することになる。さらに、保
持部材12が巻線2と接触することになるが、この保持部
材12が変形できるため、無理に巻線2を擦る等して発生
する損傷が避けられる。
このため、スロット13の隙間が大きくなるものでは、
保持部材12の外径を大きくすることが必要であり、適度
な嵌合圧力が得られるように構成することが必要であ
る。
また、保持部材12の材料は、柔らかいビニルなどの部
材でも良いが、樹脂モールドの熱によって変質しないも
のであれば、ゴムなどの他の材料でも等しく使用でき
る。
さらに、保持部材12は、巻線2に接触することから絶
縁材料であり、変形可能なものであれば良く、リブを備
える構造に限定されるものではない。
第1図に示される実施例では、他方のブラケット8が
フレーム10と一体になっているが、このブラケット8を
一方のブラケット7と同じく鋼板をプレスで成形して製
作したものにすることもでき、この場合、支持部材9
は、鉄心1を貫通して他方のブラケット8にも作用する
ように構成すれば良い。
また、ブラケット7に支持部材9をカシメて固定する
場合、ブラケット7に支持部材9の先端部11が貫通され
治具で拡幅するようにすれば良く、あるいは、カシメて
固定することなくネジで支持部材9に螺合するように構
成することも可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、ブラケットを固定するための支持部
材が、保持部材を介して固定子に装着され、フレームと
一体に樹脂モールドしたため、樹脂モールドが容易に行
え、しかも、巻線などを損傷することなく、樹脂モール
ドを行うことができ、その効果は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による電動機の要部縦断面
図であり、第2図は、その保持部材を備えた支持部材の
斜視図であり、第3図は、支持部材が取り付けられる状
態を示した要部の平面図である。 1……鉄心、2……巻線、3……固定子、4……回転
子、7、8……ブラケット、9……支持部材、10……フ
レーム、12……保持部材、13……スロット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドーナツ型の固定子鉄心にスロットを形成
    して、巻線を施した固定子と、 絶縁性を有し軟質材からなり、放射状に延出したリブが
    外周部に設けられ、このリブによって前記スロット内に
    仮固定されたパイプ状の保持部材と、 この保持部材の内周に取り付けられた硬質材からなるパ
    イプ状の支持部材とを備え、 前記固定子を樹脂モールドして、フレームを形成する
    際、前記スロットの内部も樹脂モールドして前記保持部
    材を固定し、 このフレームの端部にブラケットを配設し、 前記支持部材の端部を使用して、カシメあるいはネジ止
    めによって前記ブラケットをフレームに固定したことを
    特徴とする電動機。
JP13838790A 1990-05-30 1990-05-30 電動機 Expired - Lifetime JP2931915B2 (ja)

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JP13838790A JP2931915B2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 電動機

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JPH0433547A JPH0433547A (ja) 1992-02-04
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