JP2931767B2 - 組立式ごみ箱 - Google Patents

組立式ごみ箱

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JP2931767B2
JP2931767B2 JP32326794A JP32326794A JP2931767B2 JP 2931767 B2 JP2931767 B2 JP 2931767B2 JP 32326794 A JP32326794 A JP 32326794A JP 32326794 A JP32326794 A JP 32326794A JP 2931767 B2 JP2931767 B2 JP 2931767B2
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昭忠 前山
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DAIKO KENTETSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば家庭や飲食店な
どから出た生ごみを一時的に溜めておくためのものであ
って、その使用時以外は小さく折り畳んでおくことがで
きるようにした組立式ごみ箱に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば家庭や飲食店などから出た生ごみ
は合成樹脂製ごみ袋に入れて回収日に指定のごみ収集場
所に集めるようになっているが、その集めたごみ袋が猫
やカラスなどにより破られて、ごみ袋内の生ごみが周囲
に撒き散らされ、周辺環境を悪化させる虞れがある。
【0003】そこで、ごみ収集場所にごみ箱を設置し、
そのごみ箱内に生ごみ入りごみ袋を回収時まで一時的に
溜めることが行われており、そのごみ箱の一例として、
従来、複数の矩形鋼板の周縁部を互いに一体連結して箱
状に形成したごみ箱本体と、該ごみ箱本体の開口部に着
脱自在に被せた蓋体とからなるものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のごみ箱は、大型
で嵩張り、簡単に持ち運ぶことができないため、ごみの
収集場所に常時放置されており、その専有面積が大きい
ため、使用時以外は、通行の障害になっている。
【0005】本発明は、上記欠点に鑑み、使用時以外は
小さく折り畳んで簡単に持ち運びできるようにした組立
式ごみ箱を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、請求項1記載の発明は、平面視矩形状の底板部
材1aと、該底板部材1aの前縁部及び後縁部にそれぞ
れ前後方向に回動可能に枢着された前板部材1b及び後
板部材1cと、前記底板部材1aの両側縁部にそれぞれ
着脱可能に取り付けられると共に、前記前板部材1b及
び後板部材1cの側縁部に着脱可能に連結された左右一
対の側板部材1d,1eと、該各側板部材1d,1eの
上縁部にそれぞれ左右方向に回動可能に枢着されると共
に、前記前板部材1b及び後板部材1cの上縁部に載置
され、且つ前記各側板部材1d,1eから取り外し可能
とされた左右一対の天板部材1f,1fとからなり、前
記各天板部材1f,1fが、一側縁部が互いに回動自在
に枢着され、その枢着部を中心にして折り畳み可能に構
成された一対の天板プレート7a,7bからなり、その
両天板プレート7a,7bのうち、内側の天板プレート
7aの他側縁部両側に前記前板部材1b及び後板部材1
cの側面に摺動自在に当接する一対の横振れ防止用ガイ
ド片8,8が突設され、該各ガイド片8,8に対向して
前記前板部材1bの上縁部両端に係合片11,11が突
設され、その各係合片11,11に前記ガイド片8,8
を係合させることにより、各天板部材1f,1fの折り
畳み状態を保持できるようにしてなる構成を採用するも
のである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記内外両天板プレート7a,7bのう
ち、外側の天板プレート7bの他側縁部が前記各側板部
材1d,1eの上縁部にヒンジ4,4を介して枢着さ
れ、該ヒンジ4,4は、そのヒンジ軸4eをヒンジ孔4
fから抜き出すことにより、分解可能に構成されてなる
構成を採用するものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記各側板部材1d,1eが、そ
の下端部に突設した突起片14,14を前記底板部材1
aの両側縁部に貫設した貫通孔15,15に嵌挿するこ
とにより、その底板部材1aの両側縁部上にそれぞれ着
脱可能に取り付けられてなる構成を採用するものであ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明において、前記前板部材1bと後板部材
1cとの間に補強桁18が架設され、該補強桁18は、
その一端部18aを前記前板部材1bまたは後板部材1
cから取り外してその他端部18bを中心に回動するこ
とにより、前記前板部材1bまたは後板部材1cに沿っ
て格納可能に構成している。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の発明において、前記前板部材1bが前記
底板部材1aに若干前側に傾斜するように枢着され、前
記後板部材1cが前記底板部材1aに若干後側に傾斜す
るように枢着されてなる構成を採用するものである。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
3、4または5記載の発明において、前記底板部材1a
が、側面視上向き略コ字状に形成されて、底板部22
と、該底板部22から直角方向に立ち上がる高さの異な
る一対の側板部23,24とから構成され、前記各側板
部23,24の上縁部に枢着された前記前板部材1b及
び後板部材1cを倒すことにより、その前板部材1b及
び後板部材1cと前記底板部22との三者の間に前記側
板部材1d,1eと天板部材1f,1fとを収納するた
めの2つの収納空間25,26が形成されるように構成
している。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5または6記載の発明において、前記前板部材
1b、後板部材1c及び各側板部材1d,1eに、その
各部材の側面に沿って右向きの風と左向きの風を受け入
れる開口方向が異なる多数の通気孔28が形成されてな
る構成を採用するものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、底板部材1a、
前板部材1b、後板部材1c及び左右一対の側板部材1
d,1eによりごみ箱本体が形成され、そのごみ箱本体
の開口部が左右一対の天板部材1f,1fにより塞がれ
ているから、ごみを収集する場合には、前記各天板部材
1f,1fを開動させて前記ごみ箱本体の開口部を開放
し、その開口部からごみ箱本体内にごみ袋を投入し、前
記各天板部材1f,1fを閉動させればよい。これによ
って、猫やカラスなどによりごみ袋が破られて、その中
の生ごみなどが周囲に撒き散らされる虞れがなくなり、
周辺環境を良好に維持することができる。
【0014】ごみ回収日に前記ごみ箱内からごみ袋を取
り出した後、各天板部材1f,1fを各側板部材1d,
1eから取り外すと共に、その各側板部材1d,1eを
底板部材1aから取り外し、前記前板部材1b及び後板
部材1cを底板部材1a上に倒すことにより、ごみ箱を
嵩張らないように小さく折り畳んで、通行の障害になら
ない所まで簡単に持ち運ぶことができる。
【0015】また請求項1記載の発明によれば、前記各
天板部材1f,1fが、一側縁部が互いに回動自在に枢
着され、その枢着部を中心にして折り畳み可能に構成さ
れた一対の天板プレート7a,7bからなっており、し
かも、その内側の各天板プレート7aの他側縁部両側に
横振れ防止用ガイド片8,8が突設されているから、各
天板部材1f,1fを外側に押すだけで、その各天板部
材1f,1fを横振れさせることなく円滑に折り畳み、
ごみ箱本体の開口部を簡単に開放することができる。
【0016】また、各天板部材1f,1fを折り畳んだ
後、前記各ガイド片8,8を前記前板部材1bの上縁部
両端に突設された係合片11,11に係合させるだけ
で、その各天板部材1f,1fの折り畳み状態を確実に
保持することができ、各天板部材1f,1fが不測に閉
動したり外側に倒れたりするのを防止することができ
る。
【0017】請求項2記載の発明によれば、各天板部材
1f,1fの外側の天板プレート7bと各側板部材1
d,1eとを連結するヒンジ4,4のヒンジ軸4eをヒ
ンジ孔4fから引き抜くだけで、前記各天板部材1f,
1fを各側板部材1d,1eから簡単に取り外すことが
できる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、各側板部材
1d,1eの下端部に突設した突起片14,14を底板
部材1aの両側縁部に貫設した貫通孔15,15に嵌挿
するだけで、その各側板部材1d,1eを底板部材1a
の両側縁部上に起立状態で簡単に取り付けることができ
ると共に、その取り付け状態から各側板部材1d,1e
を持ち上げるだけで、その各側板部材1d,1eを底板
部材1aから簡単に取り外すことができる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、補強桁18
を前板部材1bと後板部材1cとの間に架設することに
より、その前板部材1bと後板部材1cとを互いに一体
的に連結して補強することができると共に、前記補強桁
18の一端部18aを前板部材1bまたは後板部材1c
から取り外して、該補強桁18を前板部材1bまたは後
板部材1cに沿って格納することにより、ごみ箱の折り
畳み作業に支障が生じないようにできる。
【0020】請求項5記載の発明によれば、前板部材1
bが底板部材1aに若干前側に傾斜するように枢着さ
れ、後板部材1cが底板部材1aに若干後側に傾斜する
ように枢着されているから、ごみ箱を組み立てたり折り
畳んだりする際に、その前板部材1b及び後板部材1c
が不測に倒れる虞れがなく、ごみ箱の組み立て作業及び
折り畳み作業を迅速容易に行なうことができる。
【0021】請求項6記載の発明によれば、前記底板部
材1aが底板部22と該底板部22から直角方向に立ち
上がる高さの異なる一対の側板部23,24とから構成
されており、前板部材1b及び後板部材1cを底板部2
2上に倒すことにより、前板部材1b及び後板部材1c
と前記底板部22との三者の間に2つの収納空間25,
26が形成されるから、その各収納空間25,26に両
側板部材1d,1e及び天板部材1f,1fを収納する
ことにより、ごみ箱を一まとめに小さく折り畳むことが
できる。
【0022】請求項7記載の発明によれば、前板部材1
b、後板部材1c及び各側板部材1d,1eに、その各
部材の側面に沿って右向きの風と左向きの風を受け入れ
る開口方向が異なる多数の通気孔28が形成されている
から、どの方向から吹いて来た風でもごみ箱内に取り込
むことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図6は、本発明の一実施例である組立式ご
み箱を示すものであって、平面視矩形状の底板部材1a
と、該底板部材1aの前縁部及び後縁部にヒンジ2,3
を介してそれぞれ前後方向に回動可能に枢着された前板
部材1b及び後板部材1cと、前記底板部材1aの両側
縁部にそれぞれ着脱可能に取り付けられた左右一対の側
板部材1d,1eとで鋼板製ごみ箱本体1が形成され、
該ごみ箱本体1の開口部1Aを被う左右一対の鋼板製天
板部材1f,1fが各側板部材1d,1eの上縁部にヒ
ンジ4,4を介してそれぞれ左右方向に回動可能に枢着
されると共に、前板部材1b及び後板部材1cの上縁部
に載置されている。
【0024】前記各天板部材1f,1fは、図3に示す
ように、一側縁部がヒンジ6,6を介して互いに回動自
在に枢着され、そのヒンジ6,6を中心にして折り畳み
可能に構成された一対の天板プレート7a,7bからな
り、その両天板プレート7a,7bのうち、内側の天板
プレート7aの他側縁部両側に前板部材1b及び後板部
材1cの側面に摺動自在に当接する一対の横振れ防止用
ガイド片8,8が突設されており、各天板プレート7
a,7bに形成した通気孔を兼ねた把手孔9を把持し
て、各天板部材1f,1fを外側に押すことにより、そ
の各天板部材1f,1fを横振れさせることなく開動し
て折り畳み、ごみ箱本体1の開口部1Aを簡単に開放す
ることができ(図1仮想線参照)、その開放された開口
部1Aからごみ箱本体1内にごみ袋を投入した後、両天
板部材1f,1fを閉動させることにより、猫やカラス
などによりごみ袋が破られて、その中の生ごみなどが周
囲に撒き散らされる虞れがなくなり、周辺環境を良好に
維持することができる。
【0025】図1に示すように、前記各ガイド片8,8
に対向して前板部材1bの上縁部両端に係合片11,1
1が突設されている。この係合片11は、図7に示すよ
うに、前板部材1bに固着した支持板部11aと、該支
持板部11aの上端縁から所定間隔をおいて前方に突出
する一対の略L字状突出部11b,11cとから構成さ
れており、各天板部材1f,1fを折り畳んで各ガイド
片8の先端部8aを前記両突出部11b,11b間に嵌
入させた状態で、各天板部材1f,1fが外側に押され
ても、図7(a)実線に示すように、ガイド片8の先端
部8aが外側の突出部11bに係合するため、その各天
板部材1f,1fが外側に不測に倒れる虞れがなく、ま
た、各天板部材1f,1fが内側に押されても、図7
(a)仮想線に示すように、ガイド片8の先端部8aが
内側の突出部11cに係合するため、その各天板部材1
f,1fが内側に不測に閉動する虞れがなく、各天板部
材1f,1fの折り畳み状態を確実に保持することがで
きる。なお、支持板部11aの上端中央部に切欠部12
を形成することにより、その支持板部11aにガイド片
8が接触しないようにして、ガイド片8が前板部材1b
の側面に沿って円滑に摺動できるようにしている。
【0026】前記各天板部材1f,1fを側板部材1
d,1eに連結するヒンジ4は、図8に示すように、各
天板部材1f,1fの外側の天板プレート7bの他側縁
部に固着された一方のヒンジ片4aと、各側板部材1
d,1eの上端部に固着された他方のヒンジ片4bとを
有し、その各ヒンジ片4a,4bにヒンジ筒部4c,4
dが同心状に形成され、ヒンジ軸4eの一端部が一方の
ヒンジ筒部4cに嵌着されると共に、そのヒンジ軸4e
の他端部が他方のヒンジ筒部4dのヒンジ孔4fに挿抜
自在に嵌挿されており、各天板部材1f,1fを各側板
部材1d,1eの上端部に沿って後方に押すだけで、ヒ
ンジ軸4eをヒンジ孔4fから抜き出してヒンジ4を分
解し〔図8(a)仮想線参照〕、各天板部材1f,1f
を各側板部材1d,1eから簡単に取り外すことができ
る〔図2仮想線参照〕。
【0027】図9に示すように、前記各側板部材1d,
1eの下部に所定間隔をおいて略U字状の切れ目を入れ
ることにより切り残された複数の舌片を略L字状に折曲
して突起片14,14が下向きに形成されると共に、該
各突起片14,14に対向して底板部材1aの両側縁部
に貫通孔15,15が貫設され、また、図10に示すよ
うに、前板部材1b及び後板部材1cの両側縁部に側板
部材用ガイド枠16,16が一体延設されており、前記
各側板部材1d,1eを各ガイド枠16,16に当接さ
せて下降させるだけで、各突起片14,14を各貫通孔
15,15に嵌挿して、その各側板部材1d,1eを底
板部材1aの両側縁部上に起立状態で簡単に取り付ける
ことができると共に、その取り付け状態から各側板部材
1d,1eを持ち上げるだけで、その各側板部材1d,
1eを底板部材1aから簡単に取り外すことができる。
【0028】図10に示すように、前板部材1bと後板
部材1cとの間に側板部材1d,1eに沿って一対の補
強桁18が架設されており、この各補強桁18は、鋼棒
からなり、その直角に折曲した両端部18a,18bが
前板部材1b及び後板部材1cの両側縁部にそれぞれ固
着した支持枠19の貫通孔20に嵌挿されており、前板
部材1bと後板部材1cとを互いに一体的に連結して補
強している。また、この補強状態から、一端部18aを
貫通孔20から引き抜いてその他端部18bを中心に回
動させ、図4仮想線に示すように、他端部18bを後板
部材1cの内側面に突設した支持片21に係合させるこ
とにより、その補強桁18を後板部材1cに沿って格納
することができ、これによって、ごみ箱の折り畳み作業
に支障が生じないようにしている。なお、補強桁18の
他端部18bを貫通孔20から引く抜いてその一端部1
8aを中心に回動させることにより、その補強桁18を
前板部材1bに沿って格納するようにしてもよい。
【0029】図11仮想線に示すように、前板部材1b
がヒンジ2を介して底板部材1aにに若干前側に傾斜す
るように枢着され、また、後板部材1cがヒンジ3を介
して若干後側に傾斜するように枢着されており、これに
よって、ごみ箱を組み立てたり折り畳んだりする際に、
その前板部材1b及び後板部材1cが不測に倒れるのを
防止し、その組み立て及び折り畳みの作業を迅速容易に
行なうことができるようにしている。
【0030】前記底板部材1aは、図11に示すよう
に、側面視上向き略コ字状に形成されて、底板部22
と、該底板部22から直角方向に立ち上がる高さH1,
H2の異なる一対の側板部23,24とから構成され、
図11仮想線に示すように、前板部材1b及び後板部材
1cを底板部材1a上に倒すことにより、その前板部材
1b及び後板部材1cと底板部22との三者の間に側板
部材1d,1eと、天板部材1f,1fとを収納するた
めの2つの収納空間25,26が形成されるようになっ
ており、ごみ箱を一まとめに小さく折り畳むことができ
る。
【0031】前記前板部材1b、後板部材1c及び各側
板部材1d,1eに、その各部材1b〜1eの側面に沿
って右向きの風と左向きの風を受け入れる開口方向が異
なる多数の通気孔28が形成されており、どの方向から
吹いて来た風でもごみ箱内に取り込むことができる。な
お、図6に示すように、底板部22にも脱水孔を兼ねた
通気孔29が多数貫設されている。
【0032】図2中、30は連結金具であって、両側板
部材1d,1eの上部に固着された金具本体30aと、
前板部材1b及び後板部材1cの上部に固着された略L
字状の連結片30bとを有し、金具本体30aの連結環
30cを連結片30bに係合させることにより、両側板
部材1d,1eと前板部材1b及び後板部材1cとを一
体的に連結している。図4中、31は底板部22の下面
に固着した支持枠、図2中、32は後板部材1cの上端
部に設けた連結環33に締結した連結用紐体であって、
その連結用紐体32に対向して支持枠31に紐体用連結
環34を取り付けている。
【0033】上記構成に基づいて、ごみ箱の折り畳み手
順を説明すると、まず、図12(a)に示すように、各
天板部材1f,1fを折り畳んだ後、その各天板部材1
f,1fを側板部材1d,1e沿って後方に押す。これ
によって、ヒンジ4,4のヒンジ軸4eがヒンジ孔4f
から抜けて該ヒンジ4,4が分解され、各天板部材1
f,1fを各側板部材1d,1eから取り外すことがで
きる。次に、補強桁18の一端部18aを前板部材1b
側の貫通孔20から引き抜いてその他端部18bを中心
に回動させ、後板部材1cに沿って格納する。
【0034】その後、図12(b)に示すように、連結
金具30の連結を解除し、側板部材1d,1eを持ち上
げることにより、その側板部材1d,1eを底板部材1
aから取り外す。この場合、前板部材1bが前側に若干
傾斜した状態で起立すると共に、後板部材1cが後側に
若干傾斜した状態で起立し、その前板部材1b及び後板
部材1cと側板部材1d,1eとの間に間隙が形成され
るため、その側板部材1d,1eを容易に取り外すこと
ができる。
【0035】続いて、図13(a)に示すように、折り
畳んだ天板部材1f,1fを底板部材1a上に載置した
後、その天板部材1f,1f上に前板部材1bを倒し、
図13(b)に示すように、倒れた前板部材1b上に側
板部材1d,1eを載置した後、その側板部材1d,1
e上に後板部材1cを倒す。次に、図13(c)に示す
ように、連結用紐体32を連結環34に締結することに
より、ごみ箱を小さく折り畳んで一まとめにすることが
でき、所望の場所まで容易に運ぶことができる。
【0036】ごみ箱を使用する場合には、上述した折り
畳み手順とは逆の手順でごみ箱を組み立てればよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各天板部
材を各側板部材から取り外すと共に、その各側板部材を
底板部材から取り外し、前板部材及び後板部材を底板部
材上に倒すだけで、ごみ箱を嵩張らないように小さく折
り畳んで、通行の障害にならない所まで簡単に持ち運ぶ
ことができる。
【0038】また請求項1記載の発明によれば、各天板
部材の内側の天板プレートの他側縁部両側に、横振れ防
止用ガイド片が突設されているから、天板部材を外側に
押すだけで、該各天板部材を横振れさせることなく円滑
に折り畳んで、ごみ箱本体の開口部を簡単に開放するこ
とができる。また、前記各ガイド片を前板部材の上縁部
両端に突設された係合片に係合させるだけで、その各天
板部材の折り畳み状態を確実に保持することができ、天
板部材が不測に閉動したり外側に倒れたりするのを防止
することができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、各天板部材
の外側の天板プレートと左右側板部材とを連結するヒン
ジのヒンジ軸をヒンジ孔から引き抜くだけで、前記各天
板部材を各側板部材から簡単に取り外すことができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、各側板部材
の下端部に突設した突起片を底板部材の両側縁部に貫設
した貫通孔に嵌挿するだけで、その各側板部材を底板部
材の両側縁部上に起立状態で簡単に取り付けることがで
きると共に、その起立状態から各側板部材を持ち上げる
だけで、その各側板部材を底板部材から簡単に取り外す
ことができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、補強桁によ
り前板部材と後板部材とを互いに一体的に連結して補強
することができると共に、前記補強桁の一端部を前板部
材または後板部材から取り外して、該補強桁を前板部材
または後板部材に沿って格納することにより、ごみ箱の
折り畳み作業に支障が生じないようにできる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、前板部材が
底板部材に若干前側に傾斜するように枢着され、後板部
材が底板部材に若干後側に傾斜するように枢着されてい
るから、ごみ箱を組み立てたり折り畳んだりする際に、
その前板部材及び後板部材が不測に倒れる虞れがなく、
ごみ箱の組み立て作業及び折り畳み作業を迅速容易に行
なうことができる。
【0043】請求項6記載の発明によれば、前板部材及
び後板部材を底板部材上に倒すことにより、その前板部
材及び底板部材と底板部材との三者の間に2つの収納空
間が形成されるから、その各収納空間に両側板部材及び
天板部材を収納することにより、ごみ箱を一まとめに小
さく折り畳むことができる。
【0044】請求項7記載の発明によれば、前板部材、
後板部材及び各側板部材に、開口方向が異なる多数の通
気孔が形成されているから、どの方向から吹いて来た風
でもごみ箱内に取り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である組立式ごみ箱の正面図
である。
【図2】同側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同縦断面図である。
【図5】同横断面図である。
【図6】同水平断面図である。
【図7】(a)は同ガイド片と係合片との係合状態を示
す要部の一部切欠き正面図、(b)はA−A矢視図であ
る。
【図8】(a)は側板部材と天板部材とを連結するヒン
ジの一部切欠き側面図、(b)はB−B矢視図である。
【図9】(a)は同側板部材の底板部材に対する取り付
け状態を示す要部の縦断面図、(b)は同要部の分解斜
視図である。
【図10】同要部の拡大水平断面図である。
【図11】同要部の拡大横断面図である。
【図12】(a)及び(b)は折り畳み手順の前半を示
す概略側面図である。
【図13】(a)〜(c)は折り畳み手順の後半を示す
概略側面図である。
【符号の説明】
1 ごみ箱本体 1a 底板部材 1b 前板部材 1c 後板部材 1d 側板部材 1e 側板部材 1f 天板部材 4 ヒンジ 4e ヒンジ軸 4f ヒンジ孔 7a 天板プレート 7b 天板プレート 8 ガイド片 11 係合片 14 突起片 15 貫通孔 18 補強桁 22 底板部 23 側板部 24 側板部 25 収納空間 26 収納空間 28 通気孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−122447(JP,A) 特開 平5−124639(JP,A) 特開 平5−270609(JP,A) 特開 平5−16940(JP,A) 特開 平6−345091(JP,A) 実開 平5−37701(JP,U) 実開 昭56−175430(JP,U) 実開 平5−72802(JP,U) 実開 平5−42201(JP,U) 実開 平4−121902(JP,U) 実開 平5−44819(JP,U) 実開 昭60−161037(JP,U) 実開 昭61−156621(JP,U) 実公 昭57−11491(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 1/00 - 1/16 B65F 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視矩形状の底板部材と、該底板部材
    の前縁部及び後縁部にそれぞれ前後方向に回動可能に枢
    着された前板部材及び後板部材と、前記底板部材の両側
    縁部にそれぞれ着脱可能に取り付けられると共に、前記
    前板部材及び後板部材の側縁部に着脱可能に連結された
    左右一対の側板部材と、該各側板部材の上縁部にそれぞ
    れ左右方向に回動可能に枢着されると共に、前記前板部
    材及び後板部材の上縁部に載置され、且つ前記各側板部
    材から取り外し可能とされた左右一対の天板部材とから
    り、前記各天板部材は、一側縁部が互いに回動自在に
    枢着され、その枢着部を中心にして折り畳み可能に構成
    された一対の天板プレートからなり、その両天板プレー
    トのうち、内側の天板プレートの他側縁部両側に前記前
    板部材及び後板部材の側面に摺動自在に当接する一対の
    横振れ防止用ガイド片が突設され、該各ガイド片に対向
    して前記前板部材の上縁部両端に係合片が突設され、そ
    の各係合片に前記ガイド片を係合させることにより、各
    天板部材の折り畳み状態を保持できるようにしてなる
    立式ごみ箱。
  2. 【請求項2】 前記内外両天板プレートのうち、外側の
    天板プレートの他側縁部が前記各側板部材の上縁部にヒ
    ンジを介して枢着され、該ヒンジは、そのヒンジ軸をヒ
    ンジ孔から抜き出すことにより、分解可能に構成されて
    なる請求項1記載の組立式ごみ箱。
  3. 【請求項3】 前記各側板部材は、その下端部に突設し
    た突起片を前記底板部材の両側縁部に貫設した貫通孔に
    嵌挿することにより、その底板部材の両側縁部上にそれ
    ぞれ着脱可能に取り付けられてなる請求項1または2記
    載の組立式ごみ箱。
  4. 【請求項4】 前記前板部材と後板部材との間に補強桁
    が架設され、該補強桁は、その一端部を前記前板部材ま
    たは後板部材から取り外してその他端部を中心に回動す
    ることにより、前記前板部材または後板部材に沿って格
    納可能に構成さてなる請求項1、2または3記載の組立
    式ごみ箱。
  5. 【請求項5】 前記前板部材は前記底板部材に若干前側
    に傾斜するように枢着され、前記後板部材は前記底板部
    材に若干後側に傾斜するように枢着されてなる請求項
    1、2、3または4記載の組立式ごみ箱。
  6. 【請求項6】 前記底板部材は、側面視上向き略コ字状
    に形成されて、底板部と、該底板部から直角方向に立ち
    上がる高さの異なる一対の側板部とから構成され、前記
    各側板部の上縁部に枢着された前記前板部材及び後板部
    材を倒すことにより、その前板部材及び後板部材と前記
    底板部との三者の間に前記側板部材と天板部材とを収納
    するための2つの収納空間が形成されるように構成して
    なる請求項1、2、3、4または5記載の組立式ごみ
    箱。
  7. 【請求項7】 前記前板部材、後板部材及び各側板部材
    には、その各部材の側面に沿って右向きの風と左向きの
    風を受け入れる開口方向が異なる多数の通気孔が形成さ
    れてなる請求項1、2、3、4、5または6記載の組立
    式ごみ箱。
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