JPH085122Y2 - ごみ収納庫 - Google Patents

ごみ収納庫

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JPH085122Y2
JPH085122Y2 JP10103191U JP10103191U JPH085122Y2 JP H085122 Y2 JPH085122 Y2 JP H085122Y2 JP 10103191 U JP10103191 U JP 10103191U JP 10103191 U JP10103191 U JP 10103191U JP H085122 Y2 JPH085122 Y2 JP H085122Y2
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JP
Japan
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panel
sub
storage
garbage
porous
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Application number
JP10103191U
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English (en)
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JPH0542203U (ja
Inventor
文彦 菅
裕史 野田
文夫 野口
Original Assignee
トーア・スチール株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はごみ収納庫に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】生活の営みに伴ってごみが発生する。そ
のごみはごみ袋に入れられ、週2〜3回のごみ収集日に
街角などの路上の決められた場所に置かれ、それを清掃
車が回収することによって処理されている。しかし、生
活の向上や人口の増加によりごみの発生量は著しく増
し、各収集場所でのごみ袋の回収に手間取るため、清掃
車が巡回して来るまでのかなりの時間路上にごみ袋は山
積み状態で放置される。このため、町の景観が損なわれ
るうえ、その山積みされたごみ袋が、犬や猫やカラス等
によって食い破られ、中のごみが路上に撒き散らかされ
たり、悪臭が漂うなど、衛生上の面からも問題があっ
た。もとより、収集場所にごみ箱類が設置されることも
あるが、従来のごみ箱類は、単に鉄製の密閉式の箱か、
金網または格子状のボックスでしかなかったため体裁が
悪く、また、衛生的でなく、しかも、単にごみを種別に
関係なく一定期間保管するだけで、ごみの分別回収機能
がなかったため、空き缶や空きビンなどの容器類や乾電
池類等が生ごみと一緒に捨てられ、ごみ処理場での焼却
に難渋をきたしたり、再資源化を的確に実現できないな
どの問題を生じさせていた。そのうえ、自動販売機が普
及とあいまっていわゆる立ち飲みが多くなっているが、
その空き缶や空きビンなどが路上に捨てられたりし、街
の景観を損ねることが多くなっていた。
【0003】
【考案が解決しようする課題】本考案は前記のような問
題点を解消しようとするもので、その目的とするところ
は、通常のごみの回収保管だけでなく、空き缶、空きび
ん、乾電池などを分別回収でき、しかも体裁が良好で、
衛生的なごみ収納庫を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本考案は、屋根パネルと多孔状の底パネルと一部を多孔
状とした側パネルを有し、かつ正面に開閉扉を設けた本
庫と、屋根パネルと底パネルと背面が開放された側パネ
ルを有しその側パネルに投入部を設けたキャスタ付きの
副庫からなり、前記副庫が本庫の側面に展開可能に取付
けられている構成としたものである。好ましくは、前記
本庫は多孔状の底パネルの下側には引出し可能な底板を
設ける。また、好ましくは、副庫は本庫に着脱可能に枢
着され、かつ内部に金網などからなる回収容器が配され
る。
【0005】
【実施例】以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1は本考案によるごみ収納庫の一実施例を示し
ており、全体として矩形ボックス状をなした本庫1と、
該本庫1の左右両側にアタッチメント状に配された副庫
2,2からなっている。図2と図3は本庫1を示してお
り、屋根パネル1aの4隅にアングル材などからなる4
本の柱とそれらを連結するさん部材からなるフレーム1
bを立設し、このフレーム1bに枠体に溶接金網やパン
チングメタルなどの多孔材を固着した底パネル1cを張
設し、この底パネル1cと屋根パネル1aの間には両側
面と背面用の3面の側パネル1dを張設し、正面側には
両開き式の2枚の開閉扉1eを枢着している。前記側パ
ネル1dと開閉扉1eは、枠体の所要領域例えば下半部
に外装板10を交換可能に取り付け、残る領域たとえば
上半部に溶接金網やアルミ、ステンレスなどのパンチン
グメタルで代表される多孔材11を張設することによっ
て構成され、外装板10には景観にマッチするように図
柄、図形などの装飾100が施され、開閉扉1eにはノ
ブ101が取付けられている。背面の側パネルは全部が
外装板であってもよい。また、前記底パネル1cの下位
には、図3に示すように支枠12が設けられ、この支枠
12と底パネル1c間に、浅箱状の底板1fが前方へ抜
き出し可能に嵌装されている。
【0006】図4は副庫2を単体で示している。この実
施例では、副庫2は、平面から見て台形状をなす屋根パ
ネル2aと底パネル2cの4隅を柱状のフレーム2bで
結合しており、そのフレーム2bにキャスタ2gが取付
けられている。そして、屋根パネル2aと底パネル2c
間のフレーム2bには、背面側を除く3面に側パネル2
d,2d’が張設されている。側パネル2dは、正面側
を除く2面が前記本庫1の側パネル1dと同じように枠
体に外装板20と多孔材21を張設しており、正面側の
側パネル2d’は、枠体の下半部に外装板20が、上半
部に合成樹脂などからなる透明板23が張設され、その
透明板23には空き缶、空きビン、乾電池などの不燃物
で代表される分別用ごみの投入部230が設けられてい
る。投入部230は開口であってもよいし、小扉であっ
てもよい。さらには、透明板23全体が枠体にヒンジで
連結された片開き扉となつていてもよい。前記副庫2に
は、投入部230から投入された分別用ごみを収容する
ための金網製のカゴ等からなる回収容器3が装脱自在に
内装される。
【0007】前記副庫2は本庫1の幅方向両側面で蝶番
4により展開可能に連結されている。そして、分別用ご
みの回収時やメンテナンス時を除いて副庫2が本庫1と
一体化されるようにするため、図6のように、本庫フレ
ームの正面側にはかぎ状の受け具5aが数個所に取付け
られ、副庫2の開口側部位には前記受け具5aに対する
引掛け片50を有する留め具5bが同数取付けられてい
る。より好適には、副庫2を本庫1と分離可能にするも
ので、このため、図5のように、本庫フレームの背面側
隅角部位に蝶番用スリーブ40を少なくとも上下2個所
に固着する一方、副庫2には前記留め具5bと反対側の
開口側隅角部位に蝶番用スリーブ41を少なくとも上下
2個所に固着しており、それら蝶番用スリーブ40,4
1に枢ピン42を挿脱させるようにしている。なお、副
庫2の底パネル2cはこの実施例では板であるが、本庫
1と同様に多孔状に構成し、その下に引出し可能な底板
を取付けてもよい。
【0008】
【実施例の作用】次に、本考案の実施例の使用法と作用
を説明する。本考案によるごみ収納庫は街角など所望の
収集場所に設置する。その場合、本庫単体でも使用でき
るが、図1のような形態にするには、図5のように、本
庫1の幅方向側面に副庫2を近づけ、蝶番用スリーブ4
0,41を同軸状に整合させ、枢ピン42を挿入するも
ので、これによって本庫1と副庫2は枢着される。そし
て、次に留め具5bを受け具5aに引掛けるもので、こ
れにより本庫1の幅方向の側パネル1dが共用パネルと
なって副庫2の開放背面側が閉じられ、一体状のごみ収
納庫となる。本考案は、鉄板などからなる密閉箱でな
く、開閉扉1eや側パネル1d,2dのたとえば上半部
が多孔材11,21、副庫2の正面の側パネル1d’が
透明となっていておのおの内部を透視可能であり、しか
も外装板10,20に図柄などの装飾を施すことができ
るので、明るく、景観にマッチしたクリーンなイメージ
を抱かすことができる。
【0009】使用に当たっては、ノブ101を引いて開
閉扉1e,1eを開き、内部にごみ袋を装入して開閉扉
1e,1eを閉じればよい。また、空き缶や空きびんが
あるときには一方を左側の副庫2に、他方を右側の副庫
2に各々投入することができるため、普通ごみと同じ場
所で簡単に分別収集を行うことができる。開閉扉1eや
側パネル1d,2dのたとえば上半部が多孔材11,2
1から構成されているため、通気性が良好であり、装入
したごみ袋が破れて汚水が流れても、多孔状の底パネル
1cの下に薄箱状の底板1fがあるため、路面が汚れる
ことがない。そして、底板1fは引き抜いて洗浄可能で
あり、また、底板1fを抜き取れば多孔状の底パネル1
cにより底部も開放されるため、内部も簡単に洗浄を行
える。また、副庫2も外転により背面側が全面開放され
るため洗浄が容易である。したがって、衛生的に使用す
ることができる。空き缶や空きびんなどを収集するとき
には、留め具5bを外し副庫2を外転させればよく、こ
れにより副庫2は蝶番4を支点としてチャスタ2gによ
り軽快に移動し、図1の仮想線のように開放した背面側
が正面を向くように展開するため、極めて簡単に回収容
器3を取り出すことができる。
【0010】
【考案の効果】以上説明した本考案によれば、屋根パネ
ル1aと多孔状の底パネル1cと一部を多孔状とした側
パネル1dを有し、かつ正面に開閉扉1eを設けた本庫
1と、屋根パネル2aと底パネル2cと背面が開放され
た側パネル2dを有しその側パネルに投入部を設けたキ
ャスタ付きの副庫2からなり、前記副庫2が本庫1の側
面に展開可能に取付けられているため、体裁が良好で街
の景観を損なわないものとすることができ、しかも、生
ごみ類と空き缶、空きびんなどを簡単かつ整然と分別回
収でき、空き缶、空きびんなどの収集も容易に行える等
のすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるごみ収納庫の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】本考案における本庫の斜視図である。
【図3】同じく本庫の部分切欠側面図である。
【図4】本考案における副庫の斜視図である。
【図5】本考案における本庫と副庫の連結部構造を示す
部分的斜視図である。
【図6】本考案における本庫と副庫の留め構造を示す部
分的斜視図である。
【符号の説明】
1 本庫 1a,2a 屋根 1c,2c 底パネル 1d,2d 側パネル 1e 開閉扉 1f 底板 2g キャスタ 4 蝶番

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根パネルと多孔状の底パネルと一部を多
    孔状とした側パネルを有し、かつ正面に開閉扉を設けた
    本庫と、屋根パネルと底パネルと背面が開放された側パ
    ネルを有しその側パネルに投入部を設けたキャスタ付き
    の副庫からなり、前記副庫が本庫の側面に展開可能に取
    付けられていることを特徴とするごみ収納庫。
  2. 【請求項2】本庫が多孔状の底パネルの下側に引出し可
    能な底板を有しているものを含む請求項1に記載のごみ
    収納庫。
JP10103191U 1991-11-13 1991-11-13 ごみ収納庫 Expired - Lifetime JPH085122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10103191U JPH085122Y2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 ごみ収納庫

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JP10103191U JPH085122Y2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 ごみ収納庫

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Publication Number Publication Date
JPH0542203U JPH0542203U (ja) 1993-06-08
JPH085122Y2 true JPH085122Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=14289809

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JP10103191U Expired - Lifetime JPH085122Y2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 ごみ収納庫

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