JP3035947U - 折り畳み出来るごみ収集箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】市街地等のごみ収集箱を不使用時には最小体積
に畳んでパネル状にしておき、使用時に必要な箱状の体
積となり形も堅固かつ収納機能を有するごみ収集箱の外
観を得る。 【構成】基本的には底板（２）と背面壁（４）が２枚貝
が閉じられた状態の中に各壁面（５，７，８）と天板
（６）ごみ投入ふた（１０）がそれぞれの丁番（９）に
より連結され折り畳まれて収納されている構造でそれを
手順通り開く事によって使用目的の収集箱状となる。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、折り畳みの出来るごみ収集箱に関するものである。

従来、市街地に於けるごみ袋のまとめ置きのごみ収集箱は、箱型状で前面や上 ぶたの開くものやネットをかぶせるタイプ等であった。そのため、道路や設置場 所をふさいだままとなってじゃまであり又見苦しかった。さらに、ネット等は鳥 ，猫の侵入を防ぎきれず町の景観を損ねたりその機能を果たすことができなかっ た。

本考案はその欠点を除くために通常は必要最小限の体積となるよう折り畳みが できる構造であってごみ回収日等収納必要な時にのみごみ収集箱の形状となり不 使用時の路上妨害にならない等のために考案されたものである。これを図面にて 説明すれば、トランク状、図１の底板（２）の上部についた把手（１）を手前に ９０度引き倒すと図２の如く内部に各壁面のパネルが収納されている。

背面壁（４）は杭，フェンス，ガードレールに固定しておき、前面壁（５）天 板（６）左側面壁（７）右側面壁（８）ごみ投入ふた（１０）が丁番（９）で連 結された状態で折り畳まれている。図３は天板（６）を上に跳ね上げ、前面壁（ ５）を手前に起こす。図４は天板（６）の内側に折込み収納されていたごみ投入 ふた（１０）が上部に折り返し取り出される。図６は左側面壁（７）右側面壁（ ８）が観音開きに左右側面に固定し投入ふた（１０）を前面に倒し投入ふた用把 手（１１）にてふたをする。

本考案はこのような構造であるから、逆に折り畳んで行くと最小体積のパネル となり必要最小限のスペースで済む、各々丁番（９）で連結された構造であるか ら最も簡素機構で組上げ組み立ができかかわる問題を解決したものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の折り畳んだ状態を示す斜視図である。

【図２】本考案の底板を開いた時の折り畳まれた内部を
示す斜視図である。

【図３】本考案の天板及び前面壁を起こした状態を示す
斜視図である。

【図４】本考案のごみ投入ふたを起こした状態を示す斜
視図である。

【図５】本考案の左右側面壁を観音開きにした右側壁と
開く途中の左側壁の状況を示す斜視図である。

【図６】本考案の最終組立が完成された時の状態を示す
斜視図である。

【符号の説明】

（１）は把手 （２）は底板 （３）は地面受けゴム
（４）は背面壁 （５）は前面壁 （６）は天板 （７）は左側面壁
（８）は右側面壁 （９）は丁番 （１０）はごみ投入ふた （１１）はご
み投入ふた把手

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】金属，木材又はプラスチックで各壁板を作
   り、各部を丁番で継ぎ、手動にて折り畳み組立が出来る
   ごみ収集箱。
2. 【請求項２】金属，木材又はプラスチックで各壁板を作
   り、各部を丁番で継ぎ、電動，油圧，空気圧又は水圧装
   置にて折り畳み組立が出来るごみ収集箱。
3. 【請求項３】金属，木材又はプラスチックで各壁板を作
   り、各部を丁番で継ぎ、手動にて折り畳み組立が出来る
   多目的収納箱。
4. 【請求項４】金属，木材又はプラスチックで各壁板を作
   り、各部を丁番で継ぎ、電動，油圧，空気圧又は水圧装
   置にて折り畳み組立が出来る多目的収納箱。