JP2005213022A - 連結自在・着脱式分別用ごみ箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡素な構造のユニット規格品を準備してこれを連結するだけで、分別するごみの種類に容易に対応が可能で、ごみの投入・廃棄が容易で清掃も容易な連結自在・着脱式分別用ごみ箱を提供することを目的とする。
【解決手段】 枠体1内にごみ箱2を着脱自在に収納して構成された分別用ごみ箱において、枠体1の前後、左右ならびに上下に位置が整合する連結部3を形成した複数のユニット規格品を準備するとともに、これらの枠体1を前記連結部3によって連結することにより、前後、左右ならびに上下のいずれかに複数個の枠体1を連結して構成したので、ごみ箱2を収納した簡素な構造のユニット規格品としての枠体1を準備してこれを連結するだけで枠体1の数を増加させて、分別するごみの種類に容易に対応させるとともに、枠体1からごみ箱2を取り外すことで、ごみの廃棄と清掃を容易に行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 枠体1内にごみ箱2を着脱自在に収納して構成された分別用ごみ箱において、枠体1の前後、左右ならびに上下に位置が整合する連結部3を形成した複数のユニット規格品を準備するとともに、これらの枠体1を前記連結部3によって連結することにより、前後、左右ならびに上下のいずれかに複数個の枠体1を連結して構成したので、ごみ箱2を収納した簡素な構造のユニット規格品としての枠体1を準備してこれを連結するだけで枠体1の数を増加させて、分別するごみの種類に容易に対応させるとともに、枠体1からごみ箱2を取り外すことで、ごみの廃棄と清掃を容易に行うことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成された分別用ごみ箱に関する。
近年、地球環境の劣化や資源の枯渇等の問題を解決するために、ごみ資源のリサイクル化が促進されている。ごみ資源のリサイクルにはごみの分別が欠かせないものであり、各家庭は言うに及ばず、各種の事業所、高速道路のサービスエリア、病院、鉄道の駅舎等人々が多く集まり、多量のごみが放出される施設では、ごみの分別・細分化には多くの苦労や努力がなされているものの、現状のごみ箱は比較的大型の箱状体から構成されており、多種類のごみの分別を行うには広いスペースを要して限界があり、頭を悩ませているところである。しかもこれらのごみの回収の際には、大型の箱状体を傾けたりして力を要する他、清掃作業にも労力を要した。そのようなことから、移動可能で間仕切りにより複数のごみの分別を可能にした折畳み式のゴミ集積器が提案された(例えば下記特許文献1参照)。
実用新案登録第3050950号(図2)
前記特許文献1に開示された考案、折畳み移動式ゴミ集積器は、図8に示すように、左蓋枠C”を降ろして、左側面枠D”と間仕切り枠Eの上枠上に左蓋枠C”を乗せた後、右側面枠D’を90°手前に回転させ、その後、右蓋枠C’を右側面枠D’の上枠上に乗せる。次に、右前面網F’および左前面網F”を前面に張設して組立を完了する。使用の際には、ごみの種類に応じて、右蓋枠C’あるいは左蓋枠C”をのいずれかを持ち上げてゴミ袋を投入する。
このような折畳み移動式ゴミ集積器の提案により、ゴミ集積器はごみ収集日のみに組み立てればよいので、通常は場所を専有することはない。しかしながら、ある程度の分別は可能になったものの、ゴミ集積器が大型であり製造にコストが嵩む上、取扱い性に劣り、ごみ収集日毎の組立作業は当番に負担を強いる上に、地面等が汚れて清掃が面倒であり、しかも、依然として分別の種類には限界があった。
そこで、本発明では、前記従来の分別用ごみ箱の諸課題を解決して、簡素な構造のユニット規格品を準備してこれを連結するだけで、分別するごみの種類に容易に対応が可能で、ごみの投入・廃棄が容易で清掃も容易な連結自在・着脱式分別用ごみ箱を提供することを目的とする。
そのため、本発明は、枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成された分別用ごみ箱において、前記枠体の前後、左右ならびに上下に位置が整合する連結部を形成した複数のユニット規格品を準備するとともに、これらの枠体を前記連結部によって連結することにより、前後、左右ならびに上下のいずれかに複数個の枠体を連結して構成したことを特徴とする。また本発明は、前記枠体に収納されたごみ箱を、ごみ箱下端のヒンジ軸により手前前方に揺動可能に構成したことを特徴とする。また本発明は、前記ヒンジ軸を軸支すべく枠体に固定された軸受金具に、ヒンジ軸を取り外すための脱出溝と、該脱出溝を中心として前後に振り分けられ上方に凸の円弧溝とを形成したことを特徴とする。また本発明は、前記ヒンジ軸を、前記軸受金具を収容できるごみ箱側面に形成された凹部に設け、かつヒンジ軸の先端がごみ箱側面から突出しないように構成したことを特徴とする。また本発明は、前記連結された複数の枠体の上面および側面を天板および側板にて覆うとともに、ごみ箱前面の上部の枠体から垂下蓋を蝶番を介して設置したことを特徴とする。また本発明は、前記連結された複数の枠体の側縁に添設された固定金具により、これらの枠体を地面等に固定したことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。
本発明では、枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成された分別用ごみ箱において、前記枠体の前後、左右ならびに上下に位置が整合する連結部を形成した複数のユニット規格品を準備するとともに、これらの枠体を前記連結部によって連結することにより、前後、左右ならびに上下のいずれかに複数個の枠体を連結して構成したので、ごみ箱を収納した簡素な構造のユニット規格品としての枠体を準備してこれを連結するだけで枠体の数を増加させて、分別するごみの種類に容易に対応させることを可能にするとともに、枠体からごみ箱を取り外すことで、ごみの廃棄と清掃を容易に行うことができる。
また、前記枠体に収納されたごみ箱を、ごみ箱下端のヒンジ軸により手前前方に揺動可能に構成した場合は、ごみ箱を手前前方に揺動させることで、ごみ箱を枠体から取り外すことなくごみの投入口(取出し口)を露出させて、ごみの投入および取出しを容易に行うことができる。しかも、ヒンジ構造を採用したので、長期間の手荒な作業にも耐え、引出し式のように引出し部の高い精度を要することも、建付け悪化によりごみ箱の取外しが不能に陥ることもない。さらに、前記ヒンジ軸を軸支すべく枠体に固定された軸受金具に、ヒンジ軸を取り外すための脱出溝と、該脱出溝を中心として前後に振り分けられ上方に凸の円弧溝とを形成した場合は、軸受金具の脱出溝からヒンジ軸を脱出させて、ごみ箱を枠体から容易に取り外し、ごみの廃棄および清掃を容易に行えるとともに、前部円弧溝端部でのヒンジ軸の支持によるごみ箱の揺動をごみ箱の自重により盲動することなく安定して円滑に行え、後部円弧溝端部にヒンジ軸を支持させた場合には、枠体の前後方向のほぼ中心部にごみ箱を安定して載置することができる。その際には、枠体の後部からごみの投入が可能となる。
さらにまた、前記ヒンジ軸を、前記軸受金具を収容できるごみ箱側面に形成された凹部に設け、かつヒンジ軸の先端がごみ箱側面から突出しないように構成した場合は、枠体のフレームから内側に突出して設置された軸受金具を収容することを可能にするとともに、枠体前面からごみ箱を取り出す際に、ヒンジ軸が枠体のフレームと干渉することなく円滑にごみ箱を取り出すことができる。また、前記連結された複数の枠体の上面および側面を天板および側板にて覆うとともに、ごみ箱前面の上部の枠体から垂下蓋を蝶番を介して設置した場合は、連結した多数の枠体を屋外に設置する際にも、塵埃ならびに雨水からごみ等を保護することを可能にするとともに、垂下蓋を押して容易にごみを投入することができる。
さらに、前記連結された複数の枠体の側縁に添設された固定金具により、これらの枠体を地面等に固定した場合は、枠体における連結部を利用して固定金具を枠体に添設して固定するとともに、該固定金具によって、連結された複数の枠体を地面等に確実に固定することができて、暴風等からごみを守ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図6は本発明の連結自在・着脱式分別用ごみ箱の第1実施例を示すもので、図1は連結前のごみ箱を含む枠体の全体斜視図、図2はごみ箱の枠体に対するヒンジ部の側面および断面図、図3はごみ箱の揺動状態を示す側面図、図4はごみ箱を取り外した状態を示す側面図、図5は枠体同士の連結形態例を示す断面図、図6は屋内用に上下左右に4個の枠体を連結した状態の全体斜視図である。図7は屋外用に上下左右に4個の枠体を連結した状態の本発明の第2実施例の全体斜視図である。本発明の基本的な構成は、図1に示すように、枠体1にごみ箱2を着脱自在に収納して構成された分別用ごみ箱において、前記枠体1の前後、左右ならびに上下に位置が整合する連結部3を形成した複数のユニット規格品を準備するとともに、これらの枠体1を前記連結部3によって連結することにより、前後、左右ならびに上下のいずれかに複数個の枠体1を連結して構成したことを特徴とする。
以下に詳述する。図1〜図6に示すものは屋内にて使用される分別用ごみ箱の第1実施例である。図1に示すように、立方体や直方体等のような箱状体の稜線部に相当する部位を残した形態にて構成された枠体1−1は、複数(図示の例では1つのユニット規格品であるが、辺材の長さを異にした大小の枠体からなる複数のユニット規格品を準備してもよい。その場合、連結部となるボルト孔3等の穿設間隔を等しく構成して位置の整合性を持たせる。ごみ箱についても、枠体の規格に合わせて大きさを異にする。)のユニット規格品として準備される。枠体1−2、1−3、・・・1−nは全て同一の形状を有する。図示の例では、断面L字形のアングル材を各辺の稜線部に用いている。長尺のアングル材を各辺材の長さに切断して、これらを溶接等により接続して構成してもよいし、左右の各側面部をプレス等により一体に成形して、左右の辺材にてこれらを接続して構成してもよい。あるいは、箱状体の稜線部に相当する部位を残した形態のみならず、収納されたごみ箱が取出しかつ揺動できるなら、枠体を手前前部と奥後部のみを開口させた筒状体により構成してもよい。また、プラスチック一体成形により、図示のような枠体を一挙に成形してもよい。その他の適宜の方法にて製造が可能である。なお、長尺のごみ等を収納できるように、枠体1の前面上部辺材1Aのみを取外し自在に構成することもできる。枠体1を構成する辺材は、鋼材やアルミ等の軽金属さらにはプラスチック等から構成される。
枠体1の各辺材には複数の連結部3、3・・・が形成される。図示の例は、1つの辺材に3つのボルト孔が穿設されている。したがって、アングル材からなる枠体1の各辺材のいずれの面にも穿設される。図1に示した例は、左右に2つの枠体1−1、1−2が連結されるもので、連結部となる対向する側面同士のアングル材の各辺材に穿設された連結部であるボルト孔3は互いに整合する。図5(A)に示すように、整合されたボルト孔3同士に連結ボルト16が挿入され、重合された側面同士が締結されて連結される。枠体1、1が上下に連結される場合は、それらの対向する底面と天面との間にて整合される連結孔3、3・・・を用いて枠体1、1同士が連結される。前記連結ボルト16は金属の他、強化プラスチック等で構成してもよい。ごみ箱を軽量物にて構成した場合は、連結ボルトに代えてプラスチック製のピン等も採用され得る。
連結部の形態は、図5(B)に示すように、一方の枠体1−1における辺材に突出形成された係止頭部3Aを、他方の枠体1−2における辺材に穿設されたダルマ孔3Bの大径部に挿入した後、矢印のように小径部に移動して抜け止めさせるように構成してもよい。枠体同士をこの抜止め位置に保持するには、ピン等の使用により相対変位を不能にする適宜の形態が採用される。このようなユニット規格品を構成する枠体としては、例えば、枠体1の左側面をだるま孔3B群とした場合は、右側面を係止頭部3A群とし、また枠体1の下面をだるま孔3B群とした場合は、上面を係止頭部3A群とすればよい。
前記各枠体1には、ごみ箱2が着脱自在に収納されている。ごみ箱2は上方が開口されてごみ投入口(取出し口)4が形成されており、ごみの投入および取り出しての廃棄を容易にする。ごみ箱2の手前への揺動とごみの投入を可能にするために、ごみ箱2の上部の前面上部辺材1Aとの間には所定の空間が形成されている。ごみ箱2の前面には、ごみ箱2の取出しと揺動を容易にする取手5と、分別すべきごみの種類を表示する表示部6が設置される。表示部6は表示札を挿入するポケット状体でも、表示シール体でもよい。枠体1の底面後部にはアングル材からなる受桟7が左右に渡設されて、ごみ箱2の後部底面を載置する(図1および図2(A)参照)。このような構成により、ごみ箱2の底面は手前前方が低位となり、回収されたごみが手前側に集積され易くなる。しかしながら、受桟7を平板状に構成して、ごみ箱2の底面をほぼ水平にしてもよいことは言うまでもない。
図1のA矢視図である枠体1の底部を説明する図2に示すように、枠体1の左右の底部辺材における前端部近傍には、一対の軸受金具8、8が設置され、ごみ箱2の対応部位に形成された凹部2A、2A内に形成されたヒンジ軸9が軸支される。軸受金具8は、ごみ箱2のヒンジ軸9を取り外すための脱出溝8Aと、該脱出溝8Aを中心として前後に振り分けられ上方に凸の円弧溝8B、8Cとが形成される。脱出溝8Aからヒンジ軸9を脱出させて、ごみ箱2を枠体1から容易に取り外してごみの廃棄および清掃を容易に行なうことができる。前部の円弧溝8Bの端部でヒンジ軸9を支持させた場合は、ごみ箱2の揺動が、ごみ箱2の自重により盲動することなく安定して円滑に行える。一方、後部の円弧溝8Cの端部でヒンジ軸9を支持させた場合は、枠体1の前後方向のほぼ中心部にごみ箱2を安定して載置することができる。その際には、枠体1の後部からごみの投入が可能となる。
図2(A)のB矢視図で、ごみ箱2と枠体1のヒンジ部の拡大断面図である図2(B)に示すように、軸受金具8はL字形を呈しており、前記各溝8A、8Bおよび8Cが刻設される部分は、辺材の幅(一点鎖線で示す)から僅かに間口方向の内側に位置する。この部分は、ごみ箱2の両側面の前端下部に形成された凹部2A内に収容される。そして、凹部2A内に間口方向に突設されたヒンジ軸9が設けられ、ヒンジ軸9の先端がごみ箱2の側面から突出しないように構成されて、枠体1の前面からごみ箱2を取り出す際に、ヒンジ軸9が枠体1のフレーム(辺材)と干渉することなく円滑にごみ箱2を取り出すことができるように構成されている。
図3はごみ箱の揺動状態を示す側面図である。枠体1の底部前部に設置された軸受金具8の前部円弧溝8Bにごみ箱2のヒンジ軸9を支持させた状態にて、ごみ箱2の前面上部の取手5を把持して枠体1の前面から手前(図面右方)に引き倒す。これにより、枠体1の前方に露出したごみ箱2の上部のごみ投入口4(図1参照)からごみを容易に投入することができる。あるいは、ごみが収集されていた場合には、該ごみ投入口(取出し口)4からごみを容易に取り出すことができる。このとき、ヒンジ軸9を支持した前部円弧溝8Bは上方に凸の円弧溝に形成されているので、ごみ箱の揺動を安定して円滑に行える。揺動角は、ごみ箱2の前面が枠体1の下部辺材に当接して規制されるまでの約80°程度までが可能とされる。
次に、ごみ箱2に収集されたごみを一気に回収したり、汚れたごみ箱2を清掃する場合には、図4(A)に示すように、軸受金具8の脱出溝8Aからごみ箱2のヒンジ軸9を脱出させることにより、ごみ箱2を枠体1から容易に取り外すことができる。このとき、図2(B)にて説明したように、ヒンジ軸9はごみ箱2の凹部2A内に設置されているので、枠体1における辺材で囲まれて構成された開口部と干渉することなく、難なく取り出すことができる。清掃等を終えたごみ箱2を枠体1に戻すには、ごみ箱2のヒンジ軸9を軸受金具8の脱出溝8Aを通じて前部円弧溝8Bあるいは後部円弧溝8Cに支持・収納させればよい。図4(B)に示すように、ごみ箱2におけるヒンジ軸9の軸受金具8の脱出溝8Aへの出し入れを円滑にするために、上部を拡開テーパ8Dに形成するとよい。
図6は屋内用に上下左右に4個の枠体を連結した状態の全体斜視図である。本実施例のものも断面L字形のアングル材から構成された枠体1の前後、左右ならびに上下にボルト孔からなる連結部3を形成した1つのユニット規格品を、対向する辺材のボルト孔3を連結ボルト(図5(A)の16参照)によって、上下・左右に4個連結して構成した。各枠体1−1、1−2、1−2、1−4にはそれぞれごみ箱2−1、2−2、2−3、2−4が収納され、いずれのごみ箱2も、図2〜図4にて説明したような形態によって、揺動自在にかつ取外し可能に軸受金具に軸支されている。増加するごみの分別の種類に応じてこのようなユニット規格をさらに上方等に連結して組み立てていくことができる。屋内用は製造コストを下げて使い勝手の良さを重視し、主として工場等に設置して有用である。
図7は屋外用に上下左右に4個の枠体を連結した状態の本発明の第2実施例の全体斜視図である。4個のユニット規格品を上下左右に連結した前記図6の実施例のものを基本構成として、前記連結された複数の枠体1の上面および側面をステンレス薄板やプラスチック等から構成された天板12および側板13にて覆うとともに、ごみ箱2前面の上部の枠体1から垂下蓋10を蝶番11を介して設置する。さらに、前記連結された複数の枠体1の側縁に添設された門形の固定金具14の下端部の設置孔15に挿入したアンカーボルト等により、これらの枠体1を地面等に固定する。前記固定金具14の枠体1への添設は、枠体1における各辺材に穿設された連結部であるボルト孔3を利用する。
また、前記枠体1への天板12および側板13の取付けも、前記固定金具14の添設と同様に連結部であるボルト孔3を利用する。かくして、連結した多数の枠体1を屋外に設置する際に、塵埃ならびに雨水からごみ等を保護することを可能にするとともに、垂下蓋10を押して容易にごみを投入することができる。さらに、前記固定金具14によって、連結された複数の枠体1を地面等に確実に固定することができて、暴風等からごみを守ることができる。本実施例の屋外用は、風雨や塵埃に晒されることを想定して、コストはやや高くなるものの、保護板の装着により外観も比較的自由にデザインすることができる。無論、屋内でも使用することが可能である。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内にて、枠体の形状(箱体の稜線部を残した状態の枠体の形状、例えば立方体、直方体の他、前後を開放した筒状体、正面視で六角形状等の多角形のものを亀甲形状に多数連結したもの等)、形式(枠体の辺材がアングル材、平板材、棒状体、パイプ状体等)、および材質(鋼板、アルミ等の軽金属、プラスチック材、木材等)、ごみ箱の形状(枠体の形状にほぼ適合させる有底状体を好適とする)、形式および材質(鋼板、アルミ等の金属、プラスチック、木材、強化紙材、ステンレス網状体等)、枠体における連結部の形状(円形、円形だるま孔、角形だるま孔)、形式(ボルト孔と連結ボルトとの組合せ、係止頭部とだるま孔との組合せ、クリップ孔とクリップとの組合せ等)、ごみ箱におけるヒンジ軸の形状、形式およびその設置形態(凹部におけるヒンジ軸の突設形態、例えばごみ箱と一体成形の他、別部材にてヒンジ軸を構成)、脱出溝および前後部円弧溝の形状を含む軸受金具の形状、形式およびその枠体への設置形態(溝形成部と取付部とを正面視でL字形とするのを好適とする)、また、ヒンジ構造についても、実施例に限定されることなく、ヒンジ軸をごみ箱の側面より突出させて構成し、枠体の対応部位に切欠きを形成してごみ箱を枠体と干渉することなく取り外すことを可能に構成することもできる。さらに、ヒンジ軸を枠体側に設置して、ごみ箱側面の前部下端に脱出溝および前後の円弧溝(この場合には下方に凸)を形成してもよい。天板および側板の形状、形式および材質(ステンレスやプラスチック等、腐食する虞れのないものが好適である)、垂下蓋の形状、形式(押し引き可等)および材質(ステンレス、プラスチック、透明板等)ならびに蝶番による設置形態、固定金具の形状、形式および材質ならびに地面等への固定形態(アンカーボルト、地中杭等による)等については適宜選定することができる。
1 枠体
1A 前面上部辺材
2 ごみ箱
2A 凹部
3 連結部(ボルト孔等)
3A 係止頭部
3B だるま孔
4 ごみ投入口(ごみ取出し口)
5 取手
6 表示部
7 受桟
8 軸受金具
8A 脱出溝
8B 前部円弧溝
8C 後部円弧溝
9 ヒンジ軸
10 垂下蓋
11 蝶番
12 天板
13 側板
14 固定金具
15 設置孔
16 連結ボルト
1A 前面上部辺材
2 ごみ箱
2A 凹部
3 連結部(ボルト孔等)
3A 係止頭部
3B だるま孔
4 ごみ投入口(ごみ取出し口)
5 取手
6 表示部
7 受桟
8 軸受金具
8A 脱出溝
8B 前部円弧溝
8C 後部円弧溝
9 ヒンジ軸
10 垂下蓋
11 蝶番
12 天板
13 側板
14 固定金具
15 設置孔
16 連結ボルト
Claims (6)
- 枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成された分別用ごみ箱において、前記枠体の前後、左右ならびに上下に位置が整合する連結部を形成した複数のユニット規格品を準備するとともに、これらの枠体を前記連結部によって連結することにより、前後、左右ならびに上下のいずれかに複数個の枠体を連結して構成したことを特徴とする連結自在・着脱式分別用ごみ箱。
- 前記枠体に収納されたごみ箱を、ごみ箱下端のヒンジ軸により手前前方に揺動可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の連結自在・着脱式分別用ごみ箱。
- 前記ヒンジ軸を軸支すべく枠体に固定された軸受金具に、ヒンジ軸を取り外すための脱出溝と、該脱出溝を中心として前後に振り分けられ上方に凸の円弧溝とを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の連結自在・着脱式分別用ごみ箱。
- 前記ヒンジ軸を、前記軸受金具を収容できるごみ箱側面に形成された凹部に設け、かつヒンジ軸の先端がごみ箱側面から突出しないように構成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の連結自在・着脱式分別用ごみ箱。
- 前記連結された複数の枠体の上面および側面を天板および側板にて覆うとともに、ごみ箱前面の上部の枠体から垂下蓋を蝶番を介して設置したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の連結自在・着脱式分別用ごみ箱。
- 前記連結された複数の枠体の側縁に添設された固定金具により、これらの枠体を地面等に固定したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の連結自在・着脱式分別用ごみ箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004025113A JP2005213022A (ja) | 2004-02-02 | 2004-02-02 | 連結自在・着脱式分別用ごみ箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004025113A JP2005213022A (ja) | 2004-02-02 | 2004-02-02 | 連結自在・着脱式分別用ごみ箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005213022A true JP2005213022A (ja) | 2005-08-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004025113A Pending JP2005213022A (ja) | 2004-02-02 | 2004-02-02 | 連結自在・着脱式分別用ごみ箱 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208850A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Sekisui Techno Seikei Kk | ごみ容器の固定設置装置 |
JP2015048880A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | トラスコ中山株式会社 | 機器設置用枠 |
EP3018076A1 (de) * | 2014-11-07 | 2016-05-11 | Robi Ag | Modulares Sammelsystem für Abfälle und Sammelbehälter mit Systembauteilen des Sammelsystems |
KR101904694B1 (ko) | 2018-04-04 | 2018-10-05 | 윤동미 | 폐생리대 수거함 |
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- 2004-02-02 JP JP2004025113A patent/JP2005213022A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060704 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061010 |