JP2005263484A - 分別用システムごみ箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多種類のごみの分別に対応が可能で、積み重ねても転倒の虞れがなく、既設柱等との融合により設置場所の有効利用も図れる連結型分別ごみ箱を提供する。
【解決手段】 複数の枠体ユニット1を各ユニット1の左右側面、上下面あるいは後面に設けた連結部3、3・・・により連結構成した連結型分別ごみ箱において、既設柱10の周囲に連結構成した複数の枠体ユニット1、1・・・を環状に配設したことにより、既設柱10と融合させてその周囲に環状に連結した複数の枠体ユニット1、1・・・は、既設柱10の周囲のスペースを有効利用して多種類のごみの分別に対応させることが可能となる上に、上下方向に多段に連結した場合も含めて連結構成した枠体ユニット1、1・・・全体の転倒防止体として既設柱10を活用することができて安全である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成した分別用ごみ箱に関する。
近年、地球環境の劣化や資源の枯渇等の問題を解決するために、ごみ資源のリサイクル化が促進されている。ごみ資源のリサイクルにはごみの分別が欠かせないものであり、各家庭は言うに及ばず、各種の事業所、高速道路のサービスエリア、病院、鉄道の駅舎等人々が多く集まり、多量のごみが放出される施設では、ごみの分別・細分化には多くの苦労や努力がなされているものの、現状のごみ箱は比較的大型の箱状体から構成されており、多種類のごみの分別を行うには広いスペースを要して限界があり、頭を悩ませているところである。しかもこれらのごみの回収の際には、大型の箱状体を傾けたりして力を要する他、清掃作業にも労力を要した。そのようなことから、移動可能で間仕切りにより複数のごみの分別を可能にした折畳み式のゴミ集積器が提案された(例えば下記特許文献1参照)。
実用新案登録第3050950号(図2)
前記特許文献1に開示された考案、折畳み移動式ゴミ集積器は、図9に示すように、左蓋枠C”を降ろして、左側面枠D”と間仕切り枠Eの上枠上に左蓋枠C”を乗せた後、右側面枠D’を90°手前に回転させ、その後、右蓋枠C’を右側面枠D’の上枠上に乗せる。次に、右前面網F’および左前面網F”を前面に張設して組立を完了する。使用の際には、ごみの種類に応じて、右蓋枠C’あるいは左蓋枠C”をのいずれかを持ち上げてゴミ袋を投入する。
このような折畳み移動式ゴミ集積器の提案により、ゴミ集積器はごみ収集日のみに組み立てればよいので、通常は場所を専有することはない。しかしながら、ある程度の分別は可能になったものの、ゴミ集積器が大型であり製造にコストが嵩む上、取扱い性に劣り、ごみ収集日毎の組立作業は当番に負担を強いる上に、地面等が汚れて清掃が面倒であり、しかも、依然として分別の種類には限界があった。
そのようなことから、本件出願人は前記従来の分別用ごみ箱の諸課題を解決して、簡素な構造のユニット規格品を準備してこれを連結するだけで、分別するごみの種類に容易に対応が可能で、ごみの投入・廃棄が容易で清掃も容易な連結自在・着脱式分別用ごみ箱を提案した(特願2004−25113)。
本発明では、前記本件出願人の提案になる連結自在・着脱式分別用ごみ箱をさらに改良して、多種類のごみの分別に対応が可能で、ごみ箱に対するごみの投入・廃棄がさらに容易で清掃も容易なコンパクトな分別用システムごみ箱を提供することを目的とする。
そのため本発明は、1つの枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成した分別用ごみ箱において、前記1つの枠体に複数のごみ箱をヒンジ軸により手前に揺動可能に収納するとともに、ごみ箱上方と枠体の枠部との間に所定のごみ投入空間を形成したことを特徴とする。また本発明は、前記枠体を、平面視で方形に構成し、該枠体の前面に複数のごみ箱を手前に揺動可能に収納するとともに、枠体の後面上部に各ごみ箱に対応して複数の投入空間を穿設したことを特徴とする。また本発明は、前記枠体を、平面視で方形に構成し、該枠体の前面および後面に複数のごみ箱をそれぞれの面から手前に揺動可能に収納したことを特徴とする。また本発明は、前記枠体を、平面視で少なくとも三角形以上の多角形あるいは円形に構成するとともに、これらの多角形あるいは円形の枠体の各面にそれぞれごみ箱を手前に揺動可能に収納したことを特徴とする。また本発明は、前記枠体を静止台座上に回転自在に載置したことを特徴とする。また本発明は、前記枠体と静止台座との間に節度機構を設けたことを特徴とする。また本発明は、前記静止台座上に載置された枠体をシステムキッチン等に組み込んだことを特徴とする。また本発明は、前記枠体の連結面に穿設された連結用孔に把手を着脱可能に係止するともに前記ごみ箱の側面に把手取付孔を穿設し、枠体から取り外したごみ箱の前記把手取付孔に前記把手を着脱可能に係止するように構成したことを特徴とするもので、これらを課題解決のための手段とするものである。
本発明では、1つの枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成した分別用ごみ箱において、前記1つの枠体に複数のごみ箱をヒンジ軸により手前に揺動可能に収納するとともに、ごみ箱上方と枠体の枠部との間に所定のごみ投入空間を形成したことにより、1つの枠体内に多数のごみ箱をコンパクトに収納することができるにも拘わらず、ごみ投入空間を利用して容易にごみを投入することができる、しかも、ヒンジ構造を採用したので、長期間の手荒な作業にも耐え、引出し式のように引出し部の高い精度を要することも、建付け悪化によりごみ箱の取外しが不能に陥ることもないし、ごみ箱を枠体から取り外すことなく揺動するだけでさらに大きなごみの投入も可能となる。さらに、枠体からごみ箱を取り外すことで、ごみの廃棄と清掃を容易に行うことができる。
また、前記枠体を、平面視で方形に構成し、該枠体の前面に複数のごみ箱を手前に揺動可能に収納するとともに、枠体の後面上部に各ごみ箱に対応して複数の投入空間を穿設した場合は、全てのごみを前面から取り出すことができる単純な構造にも拘らず、枠体の後面からもごみを投入することができる。ごみ箱も平面視で方形に形成して容量を比較的大きくできる。さらに、前記枠体を、平面視で方形に構成し、該枠体の前面および後面に複数のごみ箱をそれぞれの面から手前に揺動可能に収納した場合は、枠体の前後からごみ箱をそれぞれ揺動させてごみの出し入れ行うことができる上、奥行きは半分になるもののごみ箱も平面視で方形に形成できる。さらにまた、前記枠体を、平面視で少なくとも三角形以上の多角形あるいは円形に構成するとともに、これらの多角形あるいは円形の枠体の各面にそれぞれごみ箱を手前に揺動可能に収納した場合は、これらの多角形あるいは円形の枠体の各面からごみの出し入れが行え、あらゆる方向からのアプローチが可能な比較的広い工場の床面等に設置して有効であり、意匠的にも優れる。
また、前記枠体を静止台座上に回転自在に載置した場合は、枠体を回転させて、分別すべきごみの種類に応じたごみ箱をごみの投入者の正面に位置させることが可能となり、投入者自身が廻り込むことなく容易にごみの出し入れができる。さらに、前記枠体と静止台座との間に節度機構を設けた場合は、枠体を回転し過ぎて目的のごみ箱が通り過ぎることを防止できる。さらにまた、前記静止台座上に載置された枠体をシステムキッチン等に組み込んだ場合は、ごみ箱を取り外して清掃を容易に行える利点を活かして、清潔な家具調等に構成することでシステム化することが可能となる他、枠体を回転させることで容易にシステムキッチン等の正面に分別すべきごみ箱を位置させて容易にごみを投入できる。
また、前記枠体の連結面に穿設された連結用孔に把手を着脱可能に係止するともに前記ごみ箱の側面に把手取付孔を穿設し、枠体から取り外したごみ箱の前記把手取付孔に前記把手を着脱可能に係止するように構成した場合は、枠体から取り外したごみ箱を把手を用いてごみ集積所まで容易に運搬してごみを廃棄することができる。しかも、把手を使用しない場合には、枠体の側面等に係止して一時的に保管することができて紛失する虞れがない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は本発明の分別用システムごみ箱の第1実施例を示すもので、図1(A)は全体斜視図、図1(B)はごみ箱を取り出した状態の枠体の側断面図、図2はごみ箱の枠体に対するヒンジ部の側断面図、図3はごみ箱を取り外した状態図および軸受金具の拡大図、図4は本発明の分別用システムごみ箱の第2実施例を示す全体斜視図、図5は本発明の分別用システムごみ箱の第3実施例を示す全体斜視図、図6は本発明の分別用システムごみ箱の第4実施例を示す分解図も含めた全体斜視図、図7はシステムキッチン等に組み込んだ本発明の分別用システムごみ箱の第5実施例を示す全体斜視図である。本発明の基本的な構成は、図1に示すように、1つの枠体1にごみ箱2・・・を着脱自在に収納して構成した分別用ごみ箱において、前記1つの枠体1に複数のごみ箱2・・・をヒンジ軸9により手前に揺動可能に収納するとともに、ごみ箱2の上方と枠体1の枠部1Aとの間に所定のごみ投入空間7を形成したことを特徴とする。
以下に詳述する。図1〜図3に示すものは工場等において使用される分別用システムごみ箱の第1実施例である。図1(A)に示すように、立方体や直方体等のような平面視で方形の箱状体から構成される1つの枠体1には、複数(図示の例では大型のごみ箱2Lを2個と、小型のごみ箱2Sを上下2段に配置したもの2組)のごみ箱2・・・が収納される。図1(B)に示すように、各ごみ箱2はヒンジ軸9により手前に揺動可能に収納されるとともに、各ごみ箱2の上方と枠体1の枠部1Aとの間に所定のごみ投入空間7が形成されている。前記ごみ箱2におけるヒンジ軸9は、枠体1における各ごみ箱2の収容部の左右の底部辺材における前端部近傍に設置された一対の軸受金具8、8に支持される。前記ヒンジ軸9は、ごみ箱2の前面両側下部に形成された凹部2A、2A内に形成され、軸受金具8のヒンジ溝8A内に支持される。ヒンジ軸9の挿入を容易にするために、図3(B)に示すようなテーパ面8Bが形成される。図3(C)に示すように、ヒンジ溝8Aから分岐させて前方に第2ヒンジ溝8Cを設けてもい。このように構成することによって、該第2ヒンジ溝8Cにヒンジ軸9を軸支させて、ごみ箱2の軸支部を前方に移動させ、相対的にごみ投入口4を拡大させることが可能となる。
かくして、ヒンジ軸9を軸受金具8のヒンジ結合から開放させることで、各ごみ箱2を枠体1から容易に取り外してごみの廃棄および清掃を迅速に行なうことができる。ヒンジ軸9を軸受金具8のヒンジ溝8A内にて支持させることで、ごみ箱2の揺動をごみ箱2の自重により盲動することなく安定して円滑に行える。図1(B)に示すように、枠体1の後面上部には各ごみ箱2に対応して複数の投入空間7を穿設し、全てのごみを前面(図面右側)から取り出すことができる単純な構造にも拘らず、枠体1の後面(図面左側)からもごみを投入することができる。本実施例ではごみ箱2も平面視で方形に形成して容量を比較的大きくできる。また、後述するように、1つの枠体1を上下に積層・連結する場合を想定して、枠体1の天板と底板(図示省略)の周縁には複数の孔16が穿設される。天板の孔は連結用の孔として、底板の孔は搬送に便利なようにキャスタ用の孔として利用される。上下に重合した枠体1の天板と底板間の孔16を利用した連結は、ボルト・ナットやワンタッチ式クリップ、ピン等によりなされる以下の各実施例についても同様に構成される。
図示しての詳述は省略するが、本実施例の変形例として、前記枠体1を、図1のように平面視で方形に構成し、該枠体1の前面および後面に複数のごみ箱2をそれぞれの面から手前に揺動可能に収納することによって、枠体1の前後からごみ箱2をそれぞれ揺動させてごみの出し入れを行うように構成することもできる。したがって、その場合は、枠対1の奥行きをやや大きめに採り、奥行きの前後の略中心位置にて背中合わせに一対のごみ箱2を、それぞれ反対方向(前方および後方)に揺動可能に収容するものである。このような構成によって、枠体1の前後からそれぞれのごみ箱2を揺動させてごみの出し入れ行うことができる上、奥行きは半分になるもののごみ箱も平面視で方形に形成できる。
前記枠体1に着脱自在に収容されるごみ箱2は、上方が開口されてごみ投入口(取出し口)4が形成されており、ごみの投入および廃棄を容易にする。ごみ箱2の手前への揺動とごみの投入を可能にするために、ごみ箱2の上部の前面上部枠部1Aとの間には所定の空間が形成されて、ごみ投入空間7を形成している。ごみ箱2の前面には、ごみ箱2の取出しと揺動を容易にする取手5と、分別すべきごみの種類を表示する表示部6が設置される。表示部6は表示札を挿入するポケットでも表示シール体でもよい。
図1(B)に示すように、ごみ箱2のヒンジ軸9と枠体1の軸受金具8との関係については、軸受金具8におけるヒンジ溝8Aが設けられる部位が、枠体1の間口を構成する部分(縦方向のフレーム)から僅かに間口方向の内側に位置する。この部分は、ごみ箱2の両側面の前端下部に形成された凹部2A内に収容される。そして、凹部2A内に間口方向に突設されたヒンジ軸9の先端がごみ箱2の側面から突出しないように構成されて、枠体1の前面からごみ箱2を取り出す際に、ヒンジ軸9が枠体1のフレームと干渉することなく円滑にごみ箱2を取り出すことができるように構成されている。
枠体1の構成としては、長尺のアングル材を各辺材の長さに切断して、これらを溶接等により接続して構成してもよいし、左右の各側面部をプレス等により一体に成形して、左右の辺材にてこれらを接続して構成してもよい。あるいは、箱状体の稜線部に相当する部位を残した形態のみならず、収納されたごみ箱が取出しかつ揺動できるなら、枠体を手前前部と奥後部のみを開口させた筒状体により構成してもよい。また、プラスチック一体成形により、図示のような枠体を一挙に成形してもよい。その他の適宜の方法にて製造が可能である。枠体1を構成する辺材は、鋼材やアルミ等の軽金属さらにはプラスチック等から構成される。このように構成したシステムごみ箱を上下に連結して、さらに多数のごみの種類に対応させて分別を行うように構成することもできる。このようなシステムの上下の積層は以下の実施例の全てに適応できる構成である。
図2、3はごみ箱の揺動状態および取外し状態を示す側面図である。枠体1の底部前部に設置された軸受金具8のヒンジ溝8Aにごみ箱2のヒンジ軸9を支持させた状態にて、ごみ箱2の前面上部の取手5を把持して枠体1の前面から手前(図面右方)に引き倒す。この揺動により、枠体1の前方に露出したごみ箱2の上部のごみ投入口4(図1参照)からごみを容易に投入することができる。あるいは、ごみが収集されていた場合には、該ごみ投入口(取出し口)4からごみを容易に取り出すことができる。揺動角はごみ箱2の前面が枠体1の下部辺材に当接して規制されるまでの約80°程度までが可能とされる。
次に、ごみ箱2に収集されたごみを一気に回収したり、汚れたごみ箱2を清掃する場合には、図3(A)に示すように、軸受金具8のヒンジ溝8Aからごみ箱2のヒンジ軸9を脱出させることにより、ごみ箱2を枠体1から容易に取り外すことができる。このとき、前述したように、ヒンジ軸9はごみ箱2の凹部2A内に設置されているので、枠体1におけるフレームで囲まれて構成された開口部と干渉することなく、難なく取り出すことができる。清掃等を終えたごみ箱2を枠体1に戻すには、ごみ箱2のヒンジ軸9を軸受金具8のテーパ面8Bを通じて容易にヒンジ溝8Aに支持・収納させればよい。
図4は本発明の分別用システムごみ箱の第2実施例の全体斜視図である。本実施例では枠体を平面視で少なくとも三角形以上の多角形として、図示のように四角形状に構成したものである。枠体1は四方が開放されて、各面に平面視で三角形状のごみ箱2が手前に揺動可能に収納される。軸受金具へのヒンジ軸の支持形態は前記第1実施例のものと同様なので説明を省略する。ごみ箱2の上部の前面上部枠部1Aとの間には所定の空間が形成されて、ごみ投入空間7を形成している。これらの4つのごみ箱2は、前記実施例のものと同様に枠体1から取り外すことができ、ごみの取出しやごみ箱の清掃を容易に行える。このように、四方の各面からごみの投入が可能なため、あらゆる方向からのアプローチが可能な比較的広い工場の床面等に設置して有効であり、意匠的にも優れる。符号18は枠体1の底部に突起19(釘等)により取り付けられる転倒防止用台座を示す。前述した底板に穿設した孔16(図示省略)と前記突起19を整合させて、転倒防止用台座18を取り付けることもできる。本実施例のものも、後述する実施例のように、静止台座に対して回転自在に構成される。符号16は連結用孔、17は枠体1を上下に積層・連結する場合に、回転軸12(図5(B)と同様のもの)を取り付けるための孔である。この構成は以下の実施例においても採用される構成である。
図5は本発明の分別用システムごみ箱の第3実施例の全体斜視図である。本実施例では図5(A)に示すように、枠体1を平面視で六角形に構成して、これらの各面にそれぞれごみ箱2を手前に揺動可能かつ着脱自在に収納したものである。ごみ箱2の上部の前面上部枠部1Aとの間には所定の空間が形成されて、ごみ投入空間7を形成している。各面に収容されるごみ箱2は平面視で円周を6等分した台形状を呈しており、底辺を前面に、頂部を枠体1の中心部に位置させている。図示はされていないが、枠体1の中心部には上下方向に回転筒が設置されており、図5(B)に示すような静止台座11の中心部に植設された回転軸12を受け入れて、枠体1全体が回転自在に構成される。13は枠体1の底面と静止台座11との間に設けられた節度機構を示す。このような構成により、ごみの投入のために六方向からのアプローチが可能となる。そして、枠体1を回転させることで、ごみの投入者の正面に分別すべきごみ箱を容易に位置させることが可能となり、投入者自身が廻り込むことなく容易にごみの出し入れができる。その際、節度機構13により、各面毎に回転を一時的に停止させることで、回転し過ぎを防止することができる。枠体1の多角形としての角数はさらに増加させることが可能である。
図6は本発明の分別用システムごみ箱の第4実施例の全体斜視図である。本実施例では枠体1を平面視で円形に構成するとともに、これらの円形の枠体1の各面(図示の例では円周を6分割した)にそれぞれごみ箱2を手前に揺動可能かつ着脱自在に収納したものである。図6(B)に示すような上下の円板体を縦方向で円周を6等分した6本のフレームで連結し、枠体1の中心部に回転筒14を設置した。枠体1における各ごみ箱収容部の底部両側には軸受金具8、8が設置されて、ごみ箱2のヒンジ軸9を支持する。枠体1に揺動かつ着脱自在に収容されるごみ箱2は、図6(D)に示すように、平面視で円周を6等分した扇形を有し、6つのごみ箱が集合する枠体1における中心部側も円弧状に形成されて前記回転筒14と干渉しないようにされる。該円形の枠体1も、図6(C)に示すような円形の静止台座11上の回転軸12に回転筒14を挿入して、回転自在に支持される。
本実施例においても、枠体1の底面と静止台座11との間には節度機構13が設けられている。このような構成により、ごみの投入のために六方向からのアプローチが可能となる。そして、枠体1を回転させることで、ごみの投入者の正面に分別すべきごみ箱を容易に位置させることが可能となり、投入者自身が廻り込むことなく容易にごみの出し入れができる。その際、節度機構13により、各面毎に回転を一時的に停止させることで、回転し過ぎを防止することができる。本実施例では、枠体1が円形を呈していることから、さらに多数のごみ箱2を配置させることが可能である。
図7はシステムキッチンに組み込んだ本発明の分別用システムごみ箱の第5実施例の全体斜視図である。前記図6の第4実施例の円形の静止台座11上に載置された枠体1をシステムキッチン15等に組み込んだものである。1つのごみ箱2が前面に露出する形態にて調理台の下方等に収納配設される。前述の節度機構13により、分別するごみの種類毎に目的のごみ箱2が正面に来るようにしてもよいし、節度機構13の一時停止間隔をごみ箱2の回転角の1/2として、2つのごみ箱2の境界を正面に来させて、比較的頻繁に廃棄する2種類のごみに対応させることも容易にできる。かくして、ごみ箱2を取り外して清掃を容易に行える利点を活かして、清潔な家具調等に構成することでシステム化することが可能となる他、枠体を回転させることで容易にシステムキッチン等の正面に分別すべきごみ箱を位置させてごみを投入することが可能となる。
図8は本発明の分別用システムごみ箱の第6実施例で、図8(A)は全体斜視図、図8(B)は取り出した状態のごみ箱の斜視図である。本実施例のものは、枠体1の連結面に穿設された連結用孔16、・・・に把手20を着脱可能に係止するともに前記ごみ箱2の側面に把手取付孔21、21・・を穿設し、枠体1から取り外したごみ箱2の前記把手取付孔21、21・・に前記把手20、20を着脱可能に係止するように構成したものである。図示の例では、図8(A)に示すように、枠体1の連結面である側面に3列3段の合計9個の連結用孔16が穿設され、その中の2個を利用して把手20の端部に形成した曲折部が係止される。そして、図8(B)に示すように、枠体から取り外したごみ箱2の側面上部の把手取付孔21、21・・に、前記一対の把手20の前記曲折部を係止し、これらの把手20、20を用いてごみ箱2を吊り下げ、ごみ集積所まで容易に運搬してごみを廃棄することができる。把手20を使用しない場合には、図8(A)のように、把手20を枠体1の側面の前記連結用孔16に係止して一時的に保管することができて紛失する虞れがない。
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明の趣旨の範囲内にて、枠体の形状(立方体や直方体の方形の場合は、前面のみ開放で後面上部にごみ投入口だけ穿設したものの他、前後を開放した筒状体、場合によっては、両側面に一列分のみのごみ箱をさらに着脱かつ揺動可能に収納させてもよい。平面視の形状は三角形以上の多角形から円形に至るまであらゆる形状が可能である)、形式(枠体の辺材がアングル材、平板材、棒状体、パイプ状体等)、材質(鋼板、アルミ等の軽金属、プラスチック材、木材等)および数(枠体を上下に積層してもよい)、ごみ箱の形状(平面視形状に基づいて形成された枠体における正面等の各面に整合した前面を有する有底状のごみ箱形状とされる)、形式(揺動形式を好適とする)および材質(鋼板、アルミ等の金属、プラスチック、木材、強化紙材、ステンレス網状体等)、ごみ箱におけるヒンジ軸の形状、形式およびその設置形態(凹部におけるヒンジ軸の突設形態、例えばごみ箱と一体成形の他、別部材にてヒンジ軸を構成)、ヒンジ溝の形状を含む軸受金具の形状、形式およびその枠体への設置形態(溝形成部と取付部とを正面視でL字形とするのを好適とする)、また、ヒンジ構造についても、実施例に限定されることなく、ヒンジ軸をごみ箱の側面より突出させて構成し、枠体の対応部位に切欠きを形成してごみ箱を枠体と干渉することなく取り外すことを可能に構成することもできる。さらに、ヒンジ軸を枠体側に設置して、ごみ箱側面の前部下端にヒンジ溝を形成してもよい)、ごみ投入空間の間隔、静止台座の形状(枠体の平面視形状に適合させるのを好適とするが、必ずしもこれに拘泥しない)、枠体と静止台座との間の節度機構の形状、形式(一方の部材に設置されたスプリング付勢された突起と、他方の部材に設置された所定間隔五との凹部との組合せ等)およびその設置部位(いずれの側に突起を設置してもよい)、システムキッチン等への組込み位置、把手の形状(実施例のような門型、半円弧状の他、両側面間に渡設される形態でもよい。把手取付孔の形状、間隔、数等)、形式および材質等については適宜選定することができる。
本発明の分別用システムごみ箱の第1実施例を示すもので、図1(A)は全体斜視図、図1(B)はごみ箱を取り出した状態の枠体の側断面図である。 同、ごみ箱の枠体に対するヒンジ部の側断面図である。 同、ごみ箱を取り外した状態図および軸受金具の拡大図である。 本発明の分別用システムごみ箱の第2実施例を示す全体斜視図である。 本発明の分別用システムごみ箱の第3実施例を示す全体斜視図である。 本発明の分別用システムごみ箱の第4実施例を示す分解図も含めた全体斜視図である。 システムキッチン等に組み込んだ本発明の分別用システムごみ箱の第5実施例を示す全体斜視図である。 本発明の分別用システムごみ箱の第6実施例を示すもので、図8(A)は全体斜視図、図8(B)は取り出した状態のごみ箱の斜視図である。 従来の折畳み移動式ゴミ集積器の全体斜視図である。
符号の説明
1 枠体
1A 枠部
2 ごみ箱
2A 凹部
4 ごみ投入口(ごみ取出し口)
5 取手
6 表示部
7 ごみ投入空間
8 軸受金具
8A ヒンジ溝
8B テーパ面
8C 第2ヒンジ溝
9 ヒンジ軸
11 静止台座
12 回転軸
13 節度機構
14 回転筒
15 システムキッチン
16 孔(連結用あるいはキャスタ用)
17 回転軸用孔
18 転倒防止用台座
19 突起
20 把手
21 把手取付孔

Claims (8)

  1. 1つの枠体にごみ箱を着脱自在に収納して構成した分別用ごみ箱において、前記1つの枠体に複数のごみ箱をヒンジ軸により手前に揺動可能に収納するとともに、ごみ箱上方と枠体の枠部との間に所定のごみ投入空間を形成したことを特徴とする分別用システムごみ箱。
  2. 前記枠体を、平面視で方形に構成し、該枠体の前面に複数のごみ箱を手前に揺動可能に収納するとともに、枠体の後面上部に各ごみ箱に対応して複数の投入空間を穿設したことを特徴とする請求項1に記載の分別用システムごみ箱。
  3. 前記枠体を、平面視で方形に構成し、該枠体の前面および後面に複数のごみ箱をそれぞれの面から手前に揺動可能に収納したことを特徴とする請求項1に記載の分別用システムごみ箱。
  4. 前記枠体を、平面視で少なくとも三角形以上の多角形あるいは円形に構成するとともに、これらの多角形あるいは円形の枠体の各面にそれぞれごみ箱を手前に揺動可能に収納したことを特徴とする請求項1に記載の分別用システムごみ箱。
  5. 前記枠体を静止台座上に回転自在に載置したことを特徴とする請求項4に記載の分別用システムごみ箱。
  6. 前記枠体と静止台座との間に節度機構を設けたことを特徴とする請求項5に記載の分別用システムごみ箱。
  7. 前記静止台座上に載置された枠体をシステムキッチン等に組み込んだことを特徴とする請求項5または6に記載の分別用システムごみ箱。
  8. 前記枠体の連結面に穿設された連結用孔に把手を着脱可能に係止するともに前記ごみ箱の側面に把手取付孔を穿設し、枠体から取り外したごみ箱の前記把手取付孔に前記把手を着脱可能に係止するように構成したことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の分別用システムごみ箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113023157A (zh) * 2021-03-11 2021-06-25 浙江金实乐环境工程有限公司 一种无人值守的智能垃圾分类装置

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