JP2930017B2 - 転着ヘッド - Google Patents
転着ヘッドInfo
- Publication number
- JP2930017B2 JP2930017B2 JP8177689A JP17768996A JP2930017B2 JP 2930017 B2 JP2930017 B2 JP 2930017B2 JP 8177689 A JP8177689 A JP 8177689A JP 17768996 A JP17768996 A JP 17768996A JP 2930017 B2 JP2930017 B2 JP 2930017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- head
- curved
- head portion
- tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H37/00—Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
- B65H37/002—Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
- B65H37/005—Hand-held apparatus
- B65H37/007—Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings
Landscapes
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Description
更に詳しくは、被転着面に対して適度な押圧力で転着テ
ープを密着させることのできる転着ヘッドに関する。
積層した転着テープを一対のローラ間に掛け回し、前記
転着剤を紙等の被転着面に押圧しながら転着テープを回
行操作することで転着剤の転着を可能とした転着器が普
及するに至っている。
いる。この図において、転着器40は、内部空間を備え
たケース41と、このケース41内に回転自在に支持さ
れた繰り出しローラ42及び巻き取りローラ43と、こ
れらの各ローラ42,43を同期回転させる歯車47,
48と、前記ケース41内に支持されるとともに、当該
ケース41の一端側に形成された開口部49より部分的
に突出する転着ヘッド50と、この転着ヘッド50を介
して反転方向に掛け回されるとともに、リード端が巻き
取りローラ43に固定された転着テープTとを備えて構
成されている。転着テープTの一方の面には粘着剤或い
は修正剤等の転着剤層が積層されており、この転着剤層
を表側に露出させた状態で転着テープTが転着ヘッド5
0に掛け回されている。従って、転着ヘッド50の先端
が図示しない被転着面を押圧するように、所定の角度を
もって突き立てられた姿勢で転着器40を移動させるこ
とにより、転着テープTを順次繰り出しつつ転着剤層の
転着が可能となる一方、転着済みの転着テープTを巻き
取りローラ43で巻き取り可能となっている。
ように、ケース41の長手方向に沿って延びる長寸の軸
部51と、この軸部51の先端側に形成されたヘラ状の
ヘッド部52と、当該ヘッド部52の両端側に形成され
た一対のテープ脱落防止片53とを備えて構成されてい
る。軸部51は、その中間部分に二箇所の絞り部51A
を備えており、これらの絞り部51Aには、ケース41
内に位置する一対の挟持片54に形成されたピン55が
係合可能となっている。また、軸部51は、その基部5
1B及び中間部51C位置にてケース41側に支持され
ている。
ド部52は、図7及び図8中、矢印で示される方向、す
なわち上下及び左右方向に弾性変形でき、この弾性を利
用して転着テープTを被転着面に密着させることが可能
となっている。
転着ヘッド50は、ヘッド部52に弾性を付与するため
に、軸部51が長く形成されることとなり、これが転着
ヘッド50全体の軸方向長さを長寸化させる原因となっ
ている。そのため、転着器40が必然的に細長いタイプ
のものとならざるを得ず、転着器のデザイン選択に一定
の制約が課されるという不都合を招来する。
して案出されたものであり、その目的は、被転着面に転
着テープを密着させるための弾性を確保しつつ小型化を
図ることができ、且つ、転着器のデザインも種々多様な
タイプを選択することのできる転着ヘッドを提供するこ
とにある。
め、本発明は、所定の転着層が積層されてなる転着テー
プを反転方向に掛け回し、前記転着テープを被転着面に
押し付けながら転着器を移動させることで前記転着層の
転着を可能とする転着ヘッドにおいて、前記転着テープ
の幅方向に延びるヘッド部と、このヘッド部に連設され
るとともに当該ヘッド部の延出方向と交差する方向に向
けられた湾曲部と、この湾曲部の反ヘッド部側に設けら
れて前記転着器内に固定される基部とを備え、前記湾曲
部はヘッド部の両側に連設された一対の湾曲アームによ
り構成され、これらの湾曲アーム間を転着テープが通過
可能に設けられている、という構成を採っている。この
構成によれば、ヘッド部と基部との間に形成された湾曲
部が弾性変形できる領域として作用するようになり、ヘ
ッド部を被転着面に押し付けたときの反力によってヘッ
ド部が変位でき、これによって転着剤を適度な押圧力で
被転着面に密着させることが可能となる。また、湾曲部
の存在によって、転着ヘッド全体としての軸方向長さを
コンパクトなものとすることができ、転着器全体として
の小型化達成をもとより実現する他、デザイン選択の幅
も拡大することができる。更に、湾曲部が転着テープの
脱落を規制する部材としても作用することとなり、別途
の脱落防止片等を設けた従来構造に比べて転着ヘッドの
形状をシンプルなものとすることができ、その製造コス
トの低廉化も達成することができる。
向に向けられる、という構成を採用することが好まし
い。基部をヘッド部と略平行とすることで、基部からヘ
ッド部までの全長を短くすることができ、この点からも
小型化を達成することができる。
円形となる軸形状とし、当該ヘッド部の外周面にメッキ
被膜を施すとよい。メッキ被膜の存在によって、転着テ
ープがヘッド部を滑り易くなり、当該転着テープの繰り
出しと、その回行若しくは走行操作をスムースに行うこ
とができる。
説明する。
れたペン一体型転着器の概略構成図が示されている。こ
の図において、転着器10は、長手方向に向かって二分
割型となるケース11と、このケース11内に回転自在
に支持された繰り出しローラ12及び巻き取りローラ1
3と、前記繰り出しローラ12に巻回されるとともに、
一方の面に粘着剤或いは修正剤等の転着剤が積層された
転着テープTを被転着面に押し付けて転着剤を転着する
転着ヘッド14とを備えて構成されている。
る第1のケース11Aと、この第1のケース11Aに連
結されて上半部を形成する第2のケース11Bとにより
構成されている。各ケース11A,11Bは、それぞれ
二つの皿状部材を相互に嵌合することによって組み立て
られている。また、各ケース11A,11Bは、それら
の相対する端部領域を受入れ可能な凹部形状を備えた連
結部材16を介して相互に着脱可能に連結されている。
ここで、第1のケース11A側が前記繰り出しローラ1
2等を収容した転着器として機能する一方、第2のケー
ス側11B側が筆記具として機能するようになってい
る。
20が設けられているとともに、このギヤ20に噛合す
るギヤ21が巻き取りローラ13の下面側に設けられ、
これにより各ローラ12,13が同期回転可能となって
いる。
ス11Bと反対側となる端部領域には開放口23が形成
され、この開放口23の内外に向かって転着ヘッド14
が配置されている。この転着ヘッド14は、第1のケー
ス11内に設けられた支持筒24に嵌合可能な略円柱状
の基部25と、この基部25の外周面部分に設けられる
とともに、当該基部25の軸方向に沿って延びる支持台
26と、この支持台26に連設された湾曲部としての一
対の湾曲アーム27と、これら湾曲アーム27の軸方向
と交差する方向において、各湾曲アーム27の先端間を
結ぶように連設されたヘッド部28とにより構成されて
いる。ここで、基部25及びヘッド部28は、それらの
軸方向が略平行となる関係にあり、基部25からヘッド
部28に至る長さが抑制されている。
料を用いて一体成形品として形成することができる他、
鋼材等の各種金属によっても形成することができる。金
属材料を用いて転着ヘッド14を形成した場合には、少
なくとも前記ヘッド部28の外周面にメッキ被膜が設け
られ、転着テープTの滑らかなる回行若しくは走行が可
能に設けられている。
れるものではないが、図1及び図2に示されるように、
各湾曲アーム27の間を転着テープTが通過でき、且
つ、転着テープTが湾曲アーム27を乗り越えることが
困難となる程度に設定されている。従って、転着テープ
Tは、湾曲アーム27によって幅方向への移動が規制さ
れることとなり、ヘッド部28に接する回行位置を安定
して維持できるようになっている。
はペン先30及びキャップ31が設けられており、必要
に応じて筆記具としての利用が可能となっている。
は、転着ヘッド14のヘッド部28を紙等の被転着面に
斜めの方向から突き立てるように押圧する。そして、転
着器10全体を手に持ったまま手前側(図1中右側)に
移動させることにより、転着テープTと被転着面との間
に摩擦抵抗が生じ、この抵抗によって転着テープTが順
次繰り出しできるとともに、被転着面に転着剤を転着す
ることができる。そして、転着済み転着テープTは、前
記巻き取りローラ13によって巻き取られることとな
る。
れるように、湾曲アーム27の軸方向に対して上下及び
左右に変位し易くなり、被転着面に押圧されたときに、
この押圧による反力でヘッド部28が自在に撓むことと
なり、適度な押圧力を被転着面に付与することとなる。
従って、例えば、被転着面に粗さや、小さな段差等が存
在していても、これに追従して転着テープTを密着させ
ることができ、安定した転着を行うことができる。
ヘッド部と基部との間に湾曲部を設けるとともに、当該
湾曲部が弾性変形できる領域として作用するよう構成し
たから、ヘッド部の適度な弾性変形によって転着剤を被
転着面に密着させることが可能となり、転着不良を生じ
させることなく綺麗に転着を行うことができる。また、
湾曲部の存在によって、転着ヘッド全体としての軸方向
長さがコンパクトなものとなり、転着器全体としての小
型化を達成すると同時に、デザイン選択の幅の拡大も図
ることができる。
能な構成としたから、この湾曲アームが転着テープの脱
落を規制する部材としても作用することとなり、別途の
脱落防止片等を設けた場合に比べて、転着ヘッドの形状
をシンプルなものとすることができ、製造コストの低廉
化を達成することができる。
係となるように形成することで、転着ヘッド全体の長さ
を短くすることができ、この点からも転着器の小型化を
達成することができる。
した構成によれば、転着テープがヘッド部を滑り易くな
り、スムースなる転着テープの繰り出しと、回行操作を
実現することができ、操作性にも優れた転着器を提供す
ることが可能となる。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の転着層が積層されてなる転着テー
プを反転方向に掛け回し、前記転着テープを被転着面に
押し付けながら転着器を移動させることで前記転着層の
転着を可能とする転着ヘッドにおいて、前記転着テープ
の幅方向に延びるヘッド部と、このヘッド部に連設され
るとともに当該ヘッド部の延出方向と交差する方向に向
けられた湾曲部と、この湾曲部の反ヘッド部側に設けら
れて前記転着器内に固定される基部とを備え、前記湾曲
部はヘッド部の両側に連設された一対の湾曲アームによ
り構成され、これらの湾曲アーム間を転着テープが通過
可能に設けられていることを特徴とする転着ヘッド。 - 【請求項2】 前記基部はヘッド部と略平行な方向に向
けられていることを特徴とする請求項1記載の転着ヘッ
ド。 - 【請求項3】 前記ヘッド部は断面形状が略円形となる
軸形状を備え、その外周面にはメッキ被膜が施されてい
ることを特徴とする請求項1又は2記載の転着ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8177689A JP2930017B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 転着ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8177689A JP2930017B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 転着ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1025056A JPH1025056A (ja) | 1998-01-27 |
JP2930017B2 true JP2930017B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=16035392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8177689A Expired - Fee Related JP2930017B2 (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | 転着ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2930017B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000021761A1 (fr) * | 1998-10-15 | 2000-04-20 | Kabushiki Kaisha Pilot | Dispositif de report |
AU2001100177A4 (en) * | 2000-07-28 | 2001-08-02 | Beautone Co., Ltd. | Double sided dispenser |
JP2004074470A (ja) | 2002-08-12 | 2004-03-11 | Fujicopian Co Ltd | 筆記具一体式塗膜転写具 |
JP4359033B2 (ja) | 2002-10-15 | 2009-11-04 | フジコピアン株式会社 | 複合保持具 |
US20050082011A1 (en) * | 2003-08-29 | 2005-04-21 | C/O Fujicopian Co., Ltd. | Structure for coupling a coating film transfer tool with stationery |
JP2005178158A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Fujicopian Co Ltd | 筆記具一体型塗膜転写具 |
JP2006116749A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Fujicopian Co Ltd | 複合保持具 |
JP4824470B2 (ja) * | 2006-05-22 | 2011-11-30 | ゼネラル株式会社 | 転写具 |
EP2070857B1 (en) * | 2007-12-14 | 2013-02-13 | Société BIC | A hand-held device for applying a deposit of for example adhesive, covering or coloured material onto a correction surface |
WO2014084114A1 (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | コクヨS&T株式会社 | 転写具 |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP8177689A patent/JP2930017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1025056A (ja) | 1998-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2930017B2 (ja) | 転着ヘッド | |
JP3953114B2 (ja) | 供給リールに巻かれた細条ベースからフィルムを対象物へと送り出すための把持具 | |
US6422284B1 (en) | Material transfer device | |
USRE40202E1 (en) | Ink ribbon cassette for thermal transfer printer | |
JPH11227385A (ja) | 塗膜転写具 | |
JPH04333473A (ja) | ケーブルリール | |
AU753374B2 (en) | Dispenser for applying a material to a surface | |
JP5070567B2 (ja) | 転写具 | |
JP2007292164A (ja) | 一方向トルク伝達ユニット及び一方向間欠送りユニット | |
KR0155026B1 (ko) | 클럭 스프링 커넥터 | |
JP2675228B2 (ja) | 紙押え装置 | |
JP5023356B2 (ja) | 転写具 | |
JP2000021533A (ja) | 回転コネクタ | |
JPH08227775A (ja) | 回転コネクタ | |
JP2016196096A (ja) | 塗膜転写具のヘッドユニット及び塗膜転写具 | |
JP2996192B2 (ja) | 転着テープヘッド | |
JP3712723B2 (ja) | 転写テープ式修正具 | |
EP3312020B1 (en) | Coating-film transfer tool | |
JP3169566B2 (ja) | 綴じ具 | |
JP3834388B2 (ja) | 塗膜転写具 | |
JP2002012000A (ja) | 修正膜転写具 | |
JPH04328071A (ja) | ケーブルリール | |
JP2698230B2 (ja) | ケーブルリール | |
JP2698231B2 (ja) | ケーブルリール | |
JPH11170776A (ja) | 転写具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990420 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |