JP2016196096A - 塗膜転写具のヘッドユニット及び塗膜転写具 - Google Patents
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Abstract
【課題】転写操作における直進性を向上させることができる塗膜転写具を提供する。【解決手段】塗膜転写具10は、ケース本体5と、ケース本体5の先端に設けられるヘッドユニット30と、を有する。ヘッドユニット30は、ヘッド本体31と、ヘッド支持体32を備える。ヘッド本体31は、ヘッド支持体32に前後方向回動自在に支持される。転写突起部は、転写テープTの裏面と当接して転写テープTの転写層を被転写面に転写する。また、ヘッド本体31は、転写テープTの両側縁外方の二箇所にそれぞれ位置され前後方向に回転自在なサイドローラを備える。サイドローラの支持軸は、転写テープTと離間して設けられる。【選択図】 図1
Description
本発明は、転写テープの転写層を被転写面に転写する塗膜転写具及びこの塗膜転写具に用いられるヘッドユニットに関する。
従来から、修正テープやテープ糊等に適用される塗膜転写具が提供されている。例えば、特許文献1には、ヘラ状の転写部と、この転写部の上流側にローラが設けられた塗膜転写具が開示されている。この塗膜転写具は、上流側のローラにより転写テープが送り出されるので、転写操作を軽くすることができる。また、特許文献2には、同様にヘラ状の転写部と、この転写部の上流側にローラが配置される塗膜転写具が開示されている。この特許文献2の塗膜転写具のローラには、両端に側面視円形の鍔部が形成されている。転写テープは、側縁をこの鍔部によりガイドされながら転写部に送り出される。
特許文献1における塗膜転写具では、ヘラ状の転写部だけではなく、転写部よりも上流側のローラでも転写テープが被転写面に当接されているので、ヘラ状の転写部で転写される前にローラで転写が行われてしまうことがある。この場合、使用者が意図しない箇所の被転写面に転写が行われてしまうことがある。さらには、ローラと転写部の両方で転写テープが押圧されるので、転写操作における使用者による押圧力が転写部に十分に掛からない場合があり、この場合、転写不良となってしまう。さらに、転写部とローラ間で転写テープに過剰な張力が発生して、塗膜転写具の蛇行等の走行不良が懸念される。
また、特許文献2における塗膜転写具では、ローラ両端部に設けられる側面視円形の鍔部間に転写テープが位置されて転写部に送られる。被転写面とは鍔部が接触し、これによりローラが回転する。従って、ローラは被転写面と離間しているので、ローラにより転写が行われることはない。しかしながら、転写テープはローラの幅方向に渡って接触されている。このとき、塗膜転写具の走行時における鍔部の外周とローラの外周との速度差により、転写テープの送り速度とローラの回転が同期せず、転写テープとローラとの間の転写テープに過剰な張力が生じる場合がある。すると、塗膜転写具の転写操作が重くなってしまうばかりでなく、転写テープがヘラ状の転写部から外れたり、塗膜転写具の蛇行等の不具合が生じる恐れがある。
本発明の目的は、塗膜転写具の走行時における直進性を向上させることができる塗膜転写具のヘッドユニットと、このヘッドユニットを備える塗膜転写具を提供する。
本発明の塗膜転写具のヘッドユニットは、ヘッド本体と、前記ヘッド本体を支持するヘッド支持体と、前記ヘッド本体に設けられ、転写テープの裏面に当接して転写テープの転写層を被転写面に転写する転写突起部と、を有し、前記ヘッド本体は、被転写面に接して転写テープの両側縁外方の二箇所にそれぞれ位置して前後方向に回転自在なサイドローラを有し、前記サイドローラを回転自在に支持する支持軸は転写テープと離間して配置される。
また、前記ヘッド本体は、前記ヘッド支持体に、前後方向に回動自在に支持される。
また、前記ヘッド本体が前後方向に回動される回動中心は、前記転写突起部における転写テープとの接触点と、前記サイドローラの回転中心との間における前後方向中点よりも前記転写突起部寄りに位置される。
また、前記ヘッド本体は、前後方向に回転自在に支持されるテープ送り部材を備え、前記テープ送り部材は、前記サイドローラの回転力により回転される駆動軸と、前記駆動軸に設けられ、転写テープの裏面に当接される環状の膨出部と、を有し、前記サイドローラの外径と前記膨出部の外径は同一とされる。
また、前記テープ送り部材の前記駆動軸は、軸心が被転写面に対して角度αで傾斜するよう前記ヘッド本体に支持される。
また、前記テープ送り部材の前記膨出部は、前記駆動軸の軸心に対する開き角度が角度αとされる円錐台形状であって、この円錐台形状における上面側が、前記駆動軸の傾斜下側となるよう設けられる。
また、前記サイドローラは、前記駆動軸に固定される駆動部材と、前記ヘッド本体に設けられるサイドガイド部材支持軸により回転自在に支持されるサイドガイド部材とにより形成される。
本発明の塗膜転写具は、ケース本体と、前記ケース本体の先端に設けられるヘッドユニットと、を有し、前記ヘッドユニットは、ヘッド本体と、前記ヘッド本体を前後方向に回動自在に支持するヘッド支持体と、前記ヘッド本体に設けられ、転写テープの裏面に当接して転写テープの転写層を被転写面に転写する転写突起部と、を有し、前記ヘッド本体は、転写テープの両側縁外方の二箇所にそれぞれ位置して前後方向に回転自在なサイドローラを備える。
本発明に係る塗膜転写具のヘッドユニットを塗膜転写具に適用すれば、転写テープの両側縁外方に設けられたサイドローラにより安定した直進性を実現しつつ、転写突起部で確実に転写テープの転写層を被転写面に転写させることができる。そして、サイドローラを回転自在に支持する支持軸は、転写テープと離間して設けられているので、転写突起部とサイドローラ及び転写突起部とサイドローラの支持軸との間の転写テープに過剰なテンションが掛かることもない。従って、このヘッドユニットを塗膜転写具に備えることにより、転写テープの蛇行等の走行不良が低減される。
また、ヘッド本体は、ヘッド支持体に、前後方向回動自在に支持される。これにより、ヘッド支持体と連結される塗膜転写具の本体が、被転写面に対して種々の角度であっても、転写操作を行うことができる。
また、ヘッド本体の回動中心は、前後方向の位置をサイドローラの回転中心よりも転写突起部寄りに形成した。これにより、ヘッド支持体と連結される塗膜転写具の本体が被転写面に対して種々の角度とされても、使用者が塗膜転写具を被転写面に押しつける押圧力が常に転写突起部に多く掛かることとなる。従って、塗膜転写具の本体の角度が被転写面に対して種々の角度であっても、転写操作を確実に行うことができる。
また、ヘッド本体には、前後方向に回転されるテープ送り部材が設けられる。このテープ送り部材には、転写テープの裏面と当接される膨出部が設けられている。そして、このテープ送り部材は、サイドローラの回転力により回転される。従って、ヘッドユニットは、膨出部を被転写面と当接させずに転写テープを送る構造とすることができる。さらに、サイドローラの外径と膨出部の外径が同一とされるので、転写テープの送り速度と膨出部の回転とを同期させることができる。従って、膨出部と転写突起部との間においても転写テープに過剰なテンションが掛からないので、膨出部により転写テープの送りについて適切に補助することができる。よって、軽い転写操作の塗膜転写具とすることができる。
また、テープ送り部材の駆動軸は、被転写面に対して角度αで傾斜して設けられる。これにより、一方側のサイドローラを駆動軸上に配置しても、膨出部を被転写面から離間させて配置する構造を簡単に形成することができる。
膨出部は、上面側を傾斜下側とされる円錐台形状として形成し、その開き角度は角度αで設定される。これにより、駆動軸の軸心が角度αで傾斜して設けられても、転写テープとの当接は転写テープと平行とすることができる。従って、膨出部を転写テープに対して確実に当接させることができるので、さらに軽い転写操作を実現することができる。
また、サイドローラは、駆動軸に設けられる駆動部材と、ヘッド本体に回転自在に支持されるサイドガイド部材とにより形成される。これにより、駆動部材の回転力で膨出部を回転させることができる。従って、サイドローラを簡単な構成により形成することができる。
また、塗膜転写具は、サイドローラを有するヘッド本体を備えたヘッドユニットが設けられる。そして、塗膜転写具のケース本体は、ヘッド本体に対して回動自在とされる。従って、被転写面に対するケース本体の角度を種々の角度として転写操作を行うことができる。よって、サイドローラにより安定した直進性を備え、さらに転写操作がし易い塗膜転写具を提供することができる。
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は塗膜転写具10の斜視図である。塗膜転写具10は、二点鎖線で示すケース本体5を備える。ケース本体5の先端には、ヘッドユニット支持部材20が設けられる。このヘッドユニット支持部材20の先端にヘッドユニット30が設けられる。塗膜転写具10による転写テープTの転写操作は、ケース本体5を把持し、ヘッドユニット30を被転写面に押し付けるようにして引くことで行われる。ここで、以下の説明においては、転写操作において塗膜転写具10を引く方向を後とし、その反対方向を前とする。また、塗膜転写具10を後方から前方に向かって見たときの左側を左、右側を右、図1の上側を上、下側を下として説明する。
塗膜転写具10は、修正テープやテープ糊として使用されるものである。ケース本体5の内部には、図示しないが、未使用の転写テープTが巻装されて転写テープTを供給する供給ボビンや、転写された使用済みの転写テープTを巻き取る巻取ボビンや、この供給ボビンと巻取ボビンが連動して回転するよう連結する歯車機構及び供給ボビンと巻取ボビンの回転速度の差を補正するクラッチ機構等の公知の構造が内装されている。
そして、ヘッドユニット30は、ヘッド本体31と、ヘッド本体31を前後方向に回動自在に支持するヘッド支持体32が備えられている。ヘッド支持体32には、その基端部に板状の支持ベース部32aが形成されている。支持ベース部32aには、略中央に係止孔32a1が設けられている。係止孔32a1には、ヘッドユニット支持部材20の係止軸20aが係止される。このようにして、ヘッドユニット支持部材20にヘッドユニット30が支持される。
転写操作における転写テープTは、先ず未使用の転写テープTがケース本体5の先端部における開口部6の下側から送り出されて、ヘッドユニット30の下側を通り、ヘッド本体31の下面で被転写面に転写される。その後、転写済みの転写テープTは、ヘッド本体31及びヘッド支持体32の上側を通って再び開口部6からケース本体5の内部に入り、巻取ボビンにより巻き取られる。
また、図2は、ヘッドユニット30を下方から見た斜視図である。図3はヘッドユニット30を左下方からみた分解斜視図であり、図4はヘッドユニット30を右下方から見た分解斜視図である。図2〜図4に示すように、ヘッド支持体32の基端部の支持ベース部32aの左右両端からは、それぞれ支持側板32b,32cが前方に向けた板状に形成されている。支持側板32b,32cは、側面視において前端側が窄まるように形成されている。
支持側板32b,32cの窄まった先端部分近傍には、ヘッド本体31の左右のヘッド回動軸31a,31bを回動自在に支持する回動支持孔32b1,32c1がそれぞれ設けられている。回動支持孔32b1,32c1は、それぞれ側面視における前側に側面視円弧形状の孔とされる回動軸受部81b,81cが形成され、後側に側面視扇形状の孔とされる回動規制部82b,82cが形成されている。また、左右の支持側板32b,32cの内側面の先端部には、それぞれ凹部32b2,32c2が形成されている。凹部32b2,32c2は、ヘッド本体31がスムーズに回動されるように、それぞれヘッド本体31の左右の側面形状に合わせた形状とされている。
ヘッド支持体32の支持側板32b,32cの内側面間には、ヘッド本体31が配置されている。ヘッド本体31の上面は、側面視凸湾曲状とされる湾曲面31cが形成されている。湾曲面31cの幅方向の両端からは、先端に向けて板状のガイド突起31d,31eが形成されている。ガイド突起31d,31eの上面は、側面視凸湾曲状に形成されている。ガイド突起31d,31eは、それぞれの内面が転写テープTの側縁近傍に位置される。従って、このガイド突起31d,31eにより、使用済みの転写テープTがガイドされる。
図1に示すように、ヘッド本体31の上面後方には、上面から下方に向けて開口される開口孔部31fが設けられている。開口孔部31fは、上面視横長矩形に形成されている。この開口孔部31fは、塗膜転写具10の使用時に、転写済みの転写テープTを介して開口孔部31fから未使用の転写テープTの位置を見ることができる。これにより、使用者は、被転写面S上の所望の部位に転写されるように未使用の転写テープTが送られていることを確認することができる。
図2〜図4に示すように、ヘッド本体31の下面には、側面視略三角形状の転写突起部31gが設けられている。転写突起部31gは、転写テープTの裏面に当接して転写テープTの転写層を被転写面に転写する。転写突起部31gは、ヘッド本体31の幅方向に渡って長く形成されるとともに下方に突出して形成されている。転写突起部31gは、側面視略三角形状の頂点とされる下端部がR面取り状に形成されている。この転写突起部31gの下端部は、前方寄りに形成されている。換言すれば、図6に示すように、転写突起部31gの後方側の面は傾斜面31g1とされ、側面視において被転写面Sに対して鋭角の角度範囲として形成される。これにより、転写操作の際、転写テープTに対して徐々に押圧力が加えられることとなるので、転写層の一部欠損等の転写不良が低減される。
さらに、転写突起部31gの前面31g2は、側面視凸湾曲状の転写突起部31gの下端部から上方に向かってほぼ垂直に形成されている。そして、図2〜図4に示すように、前面31g2と湾曲面31cは連続して形成されている。これにより、転写済みの転写テープTがスムーズに上方に送り出される。
転写突起部31gの後側やや左寄りには、テープ送り部材33を回転自在に支持する支持部31hが設けられている。支持部31hは、テープ送り部材33の主軸33a1を回転自在に支持する主軸支持部60と、テープ送り部材33の端部軸33a2を回転自在に支持する端部軸支持部70が形成されている。
主軸支持部60には、下側に開口される開口部61が形成され、上側は主軸33a1の外形に合わせた側面視円弧状の上主軸受部62が形成されている。開口部61には、前後に対向して突出する下主軸受部63,64が形成されている。下主軸受部63,64は、開口部61における右側に設けられている(図2参照)。下主軸受部63,64間の距離は、主軸33a1の外径よりも小さく形成されている。従って、テープ送り部材33をヘッド本体31に組み付ける際には、主軸33a1を下主軸受部63,64間に圧入して挿入する。すると、下主軸受部63,64の先端部上面と、上主軸受部62とにより、主軸33a1が回転自在に支持されている。そして、図5のヘッドユニット30の縦断面図に示すように、上主軸受部62及び下主軸受部(63),64の主軸33a1を受ける面は、主軸33a1を傾斜して支持するように、右側が上方となるよう傾斜して形成されている。
また、図5に示すように、端部軸支持部70の上面は、端部軸33a2の下側を支持できるよう凹湾曲状に端部軸受部71が形成されている。端部軸支持部70の上面は、端部軸33a2を傾斜して支持できるように、右側が上方となるよう傾斜して形成されている。
端部軸支持部70の右側には、仕切壁31jが形成されている。仕切壁31jの右側面からは、図3及び図4にも示されるように、右側に向けてサイドガイド部材支持軸31kが立設される。サイドガイド部材支持軸31kの軸心は、駆動部材35の回転中心と略一致される。サイドガイド部材支持軸31kは、端部に抜け止め突起31k1が下方に向けて突出して形成されている(図4参照)。そして、サイドガイド部材支持軸31kには、サイドガイド部材34が遊嵌して回動自在に支持される。サイドガイド部材34は、抜け止め突起31k1により抜け止めされる。なお、サイドガイド部材34は、円環状に形成されるローラである。
また、図3及び図4に示されるように、ヘッド本体31の左右の側面部には、左右それぞれの方向に向けて立設するヘッド回動軸31a,31bが形成されている。このヘッド回動軸31a,31bが回動支持孔32b1,32c1と回動自在に係合して、ヘッド本体31は、ヘッド支持体32により、前後方向に回動自在に支持される。
ヘッド回動軸31a,31bは、略円柱状の軸部31a1,31b1と、規制突起31a2,31b2とによりなる。規制突起31a2,31b2は、下辺を軸部31a1,31b1側とする側面視略台形状に形成されている。規制突起31a2,31b2は、軸部31a1,31b1の外周面から上後方に向けて突出して形成されている。
ヘッド回動軸31a,31bの回動支持孔32b1,32c1への係合は、具体的には、軸部31a1,31b1が回動軸受部81b,81cにより回動自在に支持される。そして、規制突起31a2,31b2は、回動規制部82b,82cと係合される。すなわち、規制突起31a2,31b2の前後方向の両側面が、それぞれ回動規制部82b,82cの扇形状の端縁の面と当接可能とされている。
規制突起31a2,31b2の前後の面が回動規制部82b,82cの端縁の面と当接する状態は、図6及び図7により説明される。例えば、図6で示す状態の場合には、規制突起31a2,31b2の一方側の側面(前側の側面)は、回動規制部82b,82cの一方側の端縁の面(前側の端縁の面)と当接される。図7で示す状態の場合には、規制突起31a2,31b2の他方側の側面(後側の側面)は、回動規制部82b,82cの他方側の端縁の面(後側の端縁の面)と当接される。このようにして、ヘッド支持体32がヘッドユニット支持部材20を介して連結されるケース本体5は、被転写面Sに対して約30度〜90度の角度範囲で回動させることができる。
また、図6及び図7に示すヘッドユニット30の側面視において、ヘッド回動軸31a,31bが回動支持孔32b1,32c1に回動自在に支持される回動中心Qは、転写突起部31gの下端が転写テープTの裏面に当接して押圧する接触点Pと、駆動部材35の回転中心Cとの間における前後方向中点よりも転写突起部31g寄りに位置している。
一方、図8(a)に示すように、テープ送り部材33は、駆動軸33aが設けられている。駆動軸33aは、主軸33a1と、端部軸33a2とにより形成される。主軸33a1と端部軸33a2は、同心とされている。主軸33a1の外径は、端部軸33a2の外径よりも大きく形成されている。主軸33a1の左端には、ローラ状とされる環状の駆動部材35が固定されている。駆動部材35には、略円柱状に形成される駆動ホイール35aが設けられる。駆動ホイール35aは、周方向に溝35a1が形成され、紙面等の被転写面と接するシリコン材料からなる駆動輪35bが嵌め込まれている。駆動輪35bは環状に形成されている。
主軸33a1の右端には、略環状に駆動軸33aから膨出される膨出部36が設けられている。膨出部36には、略円柱状に形成される膨出部ホイール36aが設けられる。膨出部ホイール36aは、周方向に溝36a1が形成されている。溝36a1の底部の面は、右側方向に向けて開くように傾斜して形成されている。図8(a)に示すように、駆動軸33aの軸心Lに対する溝36a1の底部の面の開き角度は、角度αで表される。
さらに、溝36a1には、転写テープTの裏面に当接されるシリコン材料からなる送りローラ36bが嵌め込まれる。そして、送りローラ36bの外周面も、右側方向に開くように傾斜して形成されている。換言すれば、膨出部36における転写テープTと当接される送りローラ36bは、上面を左側に向けた円錐台形状とされている。ここで、溝36a1の底部の面と送りローラ36bの外周面は平行に形成されている。従って、軸心Lに対する送りローラ36bの外周面の開き角度は、角度αとなる。そして、駆動部材35の駆動輪35bの外径D1と、円錐台形状とされる送りローラ36bの上面側の外径D2は略同一とされている。
このように形成されるテープ送り部材33は、図5に示すように、ヘッド本体31の支持部31hにより、円錐台形状とされる膨出部36の上面側が傾斜下側となるよう傾斜させて回転自在に支持される。そして、傾斜して支持されるテープ送り部材33の駆動軸33aの軸心Lが紙等の被転写面Sに対してなす角度は、角度αで設定されている。そうすると、軸心Lに対して角度αで開かれる膨出部36の送りローラ36bの下端縁(換言すれば、転写テープTの裏面との当接部)は、被転写面Sと略平行とされる。さらに、駆動部材35は被転写面Sと接するが、膨出部36の送りローラ36bは被転写面Sから離間して配置されることとなる。
また、駆動部材35の駆動輪35bと対向して設けられるサイドガイド部材34の外径は、駆動輪35bの外径D1(図8(a)参照)と略同一とされている。そして、転写テープTは、サイドガイド部材34と駆動部材35との間に位置される。サイドガイド部材34と駆動部材35は、それぞれの内面が転写テープTの側縁近傍となるよう配置される。従って、転写テープTは、サイドガイド部材34と駆動部材35とによりガイドされる。
このようにして、サイドガイド部材34と駆動部材35は、被転写面Sに当接して前後方向に回転し、ヘッド本体31の後方移動の直進性を向上させるサイドローラを構成する。すなわち、サイドローラは、転写テープTの両側縁外方の二箇所にそれぞれサイドガイド部材34及び駆動部材35として配置される。そして、サイドローラの支持軸、すなわち、サイドガイド部材34を回転自在に支持するサイドガイド部材支持軸31k及び駆動部材35が固定される駆動軸33aは、ともに転写テープTとは離間して設けられる。
次に、塗膜転写具10の転写操作における動作を説明する。図6に示すように、塗膜転写具10を後方に引くと、転写テープTに裏面から当接する膨出部36の送りローラ36bにより転写テープTが転写突起部31gに向けて送り出される。そしてこの操作と同時に、転写突起部31gにより転写テープTが被転写面Sに押し付けられて、転写テープTの表面に設けられた転写層が被転写面Sに転写される。
このとき、塗膜転写具10は、サイドローラとされるサイドガイド部材34及び駆動部材35により、安定して真っ直ぐに後方移動される。また、送りローラ36bにより転写テープTが転写突起部31gに向けて送られるので、軽い引き心地を実現することができる。さらに、転写突起部31gにより、転写テープTの転写層が確実に被転写面に転写される。
そして、駆動輪35bの外径D1(図8(a)参照)と、円錐台形状に形成される送りローラ36bの上面側の外径D2(図8(a)参照)は略同一とされているので、駆動輪35bの外周における速度と、送りローラ36bの外周における速度は略同一とされる。一方、転写テープTが送られる速度(以下、「送り速度」という。)は、被転写面Sに接地されて回転する駆動輪35bの外周における速度と略同一となる。従って、送りローラ36bの外周における速度と転写テープTの送り速度が略同一となるので、送りローラ36bは、転写テープTを確実に転写突起部31g側に送ることができる。
なお、駆動輪35bは、図5では傾斜して被転写面Sと当接しているが、駆動輪35bは軟質のシリコン材料により形成されているため、被転写面Sとはほぼ平行に当接して転動される。
転写突起部31gで転写された転写テープTは、転写突起部31gの前面31g2上を上がって、ガイド突起31d,31eによりガイドされながら湾曲面31c上を伝って、ケース本体5の内部に巻き取られる。このとき、転写突起部31gの前面と湾曲面31cとの接続部は連続して形成されているので、スムーズに転写済みの転写テープTを巻き取ることができる。
また、ヘッド本体31は、ヘッド支持体32に対して回動自在に支持されている。従って、図6に示すように、被転写面Sに対してケース本体5を寝かせて転写操作を行うこともできるし、図7に示すように、被転写面Sに対してケース本体5を起こして転写操作を行うこともできる。
このとき、ヘッド回動軸31a,31bと回動支持孔32b1,32c1による回動中心Qは、転写突起部31gの接触点Pと駆動部材35の回転中心Cとの中間点よりも転写突起部31g寄りに位置されるので、ケース本体5がヘッド本体31に対していずれの角度であっても(すなわち、図6の場合であっても図7の場合であっても)、ケース本体5から伝達される押圧力は、駆動部材35(及びサイドガイド部材34)よりも転写突起部31gに多く掛かることとなる。従って、ケース本体5を被転写面に対していずれの角度で転写操作を行っても、転写突起部31gへの押圧力不足による転写層の密着不良が低減される。
次に、図8(b)〜(d)に基づいて、テープ送り部材33の変形例について説明する。なお、図8(a)のテープ送り部材33と同じ部材、箇所には同じ符号を付して、その説明は省略又は簡略化する。図8(b)のテープ送り部材133は、図8(a)のテープ送り部材33の膨出部36を変更し、縁部をR面取り状とされる環状に形成された膨出部136とされている。この膨出部136は、シリコン材料や熱可塑性エラストマ等の軟質材料で形成され、接着や二色成形等により駆動軸33aに固定される。この膨出部136の外径は、駆動部材35の外径と略同一とされている。
図8(c)のテープ送り部材233は、は、図8(a)のテープ送り部材33の膨出部36を変更し、側面から見て多角形状に形成される膨出部236としたものである。この膨出部236も同様に、シリコン材料や熱可塑性エラストマ等の軟質材料で形成され、接着や二色成形等により駆動軸33aに固定される。この膨出部236の外径も駆動部材35の外径と略同一とされている。
さらに、図8(c)のテープ送り部材233においては、転写テープTをガイドするガイドローラ238が駆動部材35と膨出部236との間の駆動軸33a上に固定して設けられる。このように、駆動部材35とは別に、転写テープTをガイドする部材を設けるようにしてもよい。
図8(d)のテープ送り部材333は、図8(a)のテープ送り部材33及びサイドガイド部材34(図5参照)に換えてヘッド本体に設けることができる。テープ送り部材333は、駆動軸333aを備える。駆動軸333aは、主軸333a1と、端部軸333a2からなる。主軸333a1は、端部軸333a2よりも大きい外径として形成されている。主軸333a1の左端には、駆動部材35が固定して設けられる。一方、主軸333a1の右端であって、端部軸333a2との接続部分には、膨出部336が形成されている。この膨出部336も、同様に軟質材料で形成されて、駆動軸333aに固定して設けられる。
膨出部336は、円錐台形状に形成されている。そして、円錐台形状における上面に相当する膨出部336の直径は、駆動輪35bと同一とされている。そして、膨出部336は、駆動軸333aの軸心Lに対して膨出部336が右方向に開く角度は、角度αで設定されている。
さらに、端部軸333a2には、サイドガイド部材334が設けられる。サイドガイド部材334は、円環状に形成され、端部軸333a2に遊嵌される。すなわち、サイドガイド部材334には、駆動軸333aからの回転力は伝達されない。また、サイドガイド部材334の直径は、駆動輪35bよりも大きく形成されている。
このように形成されるテープ送り部材333は、サイドガイド部材334と駆動輪35bが被転写面Sに接触するようにしてヘッド本体に回転自在に設けられる。ここで、サイドガイド部材334の外径は、駆動輪35bの外径よりも大きい。従って、駆動軸333aは、サイドガイド部材334側(すなわち右側)を高くするように傾斜してヘッド本体に設けられる。このとき、膨出部336の位置における転写テープTは、被転写面Sに接触しない。換言すれば、膨出部336は、被転写面Sとは離間している。そして、本実施形態においては、駆動軸333aの軸心Lの被転写面Sに対して傾斜する角度は、角度αに設定される。従って、膨出部336の正面視における下端縁は、被転写面Sと平行とされる。すなわち、膨出部336は、転写テープTの裏面に対して平行に当接される。
このようにして、図8(a)〜(d)に示すように、駆動軸から膨出して形成される膨出部は、種々の形状とすることができる。そして、膨出部は、駆動軸から膨出して形成されることにより、転写テープTの裏面の一部に当接される。従って、転写テープTの幅方向に渡って当接される場合に比べ当接部分の面圧を高くすることができるので、より確実に転写テープTを転写突起部31g側に送ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は以上の実施形態によっては限定されず、種々の態様で実施することができる。例えば、被転写面Sと接触して駆動軸を回転駆動させる駆動部材を、膨出部が設けられる駆動軸とは別体としたテープ送り部材とすることもできる。この場合、駆動部材の回転力を、膨出部が設けられる駆動軸に伝達するための伝達機構が設けられる。
また、本実施形態においては、ヘッド本体31の前側に転写突起部31gを配置し、後側にテープ送り部材33を配置したが、この配置を逆にすることができる。すなわち、ヘッド本体31の前側にテープ送り部材33を配置し、後側に転写突起部31gを配置することができる。この場合、使用済みの転写テープTは、テープ送り部材により、引っ張られるようにして、ケース本体5に送られる。
また、サイドガイド部材34は、前後方向における取付位置は限定されない。しかしながら、より安定した塗膜転写具10の直進性を得るためには、駆動部材35と対向する位置に設けることが好適である。
また、本実施形態におけるサイドローラは、サイドガイド部材34と駆動部材35とにより形成し、それぞれ転写テープTの側縁近傍に配置したが、これに限られず、転写テープTの側縁と十分に離れた外方に配置させることもできる。
また、テープ送り部材33は、被転写面Sに対して平行に配置して、膨出部36を駆動部材35及びサイドガイド部材34よりも外径が小さい膨出部とすることもできる。
また、本実施形態においては、転写突起部31gを側面視略三角形状に形成したが、これに限られず、先端薄板状としたヘラ部等種々の形状を用いることができる。
また、本実施形態においては、ヘッド本体31にヘッド回動軸31a,31bを設け、ヘッド支持体32の回動支持孔32b1,32c1と係合するようにして、ヘッド本体31が前後方向に回動するよう形成したが、この軸と孔の関係を逆にしてもよい。
5 ケース本体 6 開口部
10 塗膜転写具 20 ヘッドユニット支持部材
20a 係止軸 30 ヘッドユニット
31 ヘッド本体 31a ヘッド回動軸
31a1 軸部 31a2 規制突起
31b ヘッド回動軸 31b1 軸部
31b2 規制突起 31c 湾曲面
31d ガイド突起 31e ガイド突起
31f 開口孔部 31g 転写突起部
31g1 傾斜面 31g2 前面
31h 支持部 31j 仕切壁
31k サイドガイド部材支持軸 31k1 抜け止め突起
32 ヘッド支持体 32a 支持ベース部
32a1 係止孔 32b 支持側板
32b1 回動支持孔 32b2 凹部
32c 支持側板 32c1 回動支持孔
32c2 凹部
33 テープ送り部材 33a 駆動軸
33a1 主軸 33a2 端部軸
34 サイドガイド部材 35 駆動部材
35a 駆動ホイール 35a1 溝
35b 駆動輪 36 膨出部
36a 膨出部ホイール 36a1 溝
36b 送りローラ 60 主軸支持部
61 開口部 62 上主軸受部
63 下主軸受部 64 下主軸受部
70 端部軸支持部 71 端部軸受部
81b 回動軸受部 81c 回動軸受部
82b 回動規制部 82c 回動規制部
133 テープ送り部材 136 膨出部
233 テープ送り部材 236 膨出部
238 ガイドローラ 333 テープ送り部材
333a 駆動軸 333a1 主軸
333a2 端部軸 334 サイドガイド部材
336 膨出部
10 塗膜転写具 20 ヘッドユニット支持部材
20a 係止軸 30 ヘッドユニット
31 ヘッド本体 31a ヘッド回動軸
31a1 軸部 31a2 規制突起
31b ヘッド回動軸 31b1 軸部
31b2 規制突起 31c 湾曲面
31d ガイド突起 31e ガイド突起
31f 開口孔部 31g 転写突起部
31g1 傾斜面 31g2 前面
31h 支持部 31j 仕切壁
31k サイドガイド部材支持軸 31k1 抜け止め突起
32 ヘッド支持体 32a 支持ベース部
32a1 係止孔 32b 支持側板
32b1 回動支持孔 32b2 凹部
32c 支持側板 32c1 回動支持孔
32c2 凹部
33 テープ送り部材 33a 駆動軸
33a1 主軸 33a2 端部軸
34 サイドガイド部材 35 駆動部材
35a 駆動ホイール 35a1 溝
35b 駆動輪 36 膨出部
36a 膨出部ホイール 36a1 溝
36b 送りローラ 60 主軸支持部
61 開口部 62 上主軸受部
63 下主軸受部 64 下主軸受部
70 端部軸支持部 71 端部軸受部
81b 回動軸受部 81c 回動軸受部
82b 回動規制部 82c 回動規制部
133 テープ送り部材 136 膨出部
233 テープ送り部材 236 膨出部
238 ガイドローラ 333 テープ送り部材
333a 駆動軸 333a1 主軸
333a2 端部軸 334 サイドガイド部材
336 膨出部
Claims (8)
- ヘッド本体と、
前記ヘッド本体を支持するヘッド支持体と、
前記ヘッド本体に設けられ、転写テープの裏面に当接して転写テープの転写層を被転写面に転写する転写突起部と、を有し、
前記ヘッド本体は、被転写面に接して転写テープの両側縁外方の二箇所にそれぞれ位置して前後方向に回転自在なサイドローラを有し、
前記サイドローラを回転自在に支持する支持軸は転写テープと離間して配置されることを特徴とする塗膜転写具のヘッドユニット。 - 前記ヘッド本体は、前記ヘッド支持体に、前後方向に回動自在に支持されることを特徴とする請求項1に記載の塗膜転写具のヘッドユニット。
- 前記ヘッド本体が前後方向に回動される回動中心は、前記転写突起部における転写テープとの接触点と、前記サイドローラの回転中心との間における前後方向中点よりも前記転写突起部寄りに位置されることを特徴とする請求項2に記載の塗膜転写具のヘッドユニット。
- 前記ヘッド本体は、前後方向に回転自在に支持されるテープ送り部材を備え、
前記テープ送り部材は、
前記サイドローラの回転力により回転される駆動軸と、
前記駆動軸に設けられ、転写テープの裏面に当接される環状の膨出部と、
を有し、
前記サイドローラの外径と前記膨出部の外径は同一とされることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の塗膜転写具のヘッドユニット。 - 前記テープ送り部材の前記駆動軸は、軸心が被転写面に対して角度αで傾斜するよう前記ヘッド本体に支持されることを特徴とする請求項4に記載の塗膜転写具のヘッドユニット。
- 前記テープ送り部材の前記膨出部は、前記駆動軸の軸心に対する開き角度が角度αとされる円錐台形状であって、この円錐台形状における上面側が、前記駆動軸の傾斜下側となるよう設けられることを特徴とする請求項5に記載の塗膜転写具のヘッドユニット。
- 前記サイドローラは、前記駆動軸に固定される駆動部材と、前記ヘッド本体に設けられるサイドガイド部材支持軸により回転自在に支持されるサイドガイド部材とにより形成されることを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか記載の塗膜転写具のヘッドユニット。
- ケース本体と、
前記ケース本体の先端に設けられるヘッドユニットと、
を有し、
前記ヘッドユニットは、
ヘッド本体と、
前記ヘッド本体を前後方向に回動自在に支持するヘッド支持体と、
前記ヘッド本体に設けられ、転写テープの裏面に当接して転写テープの転写層を被転写面に転写する転写突起部と、を有し、
前記ヘッド本体は、転写テープの両側縁外方の二箇所にそれぞれ位置して前後方向に回転自在なサイドローラを備えることを特徴とする塗膜転写具。
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