JP2928774B1 - プラスチック廃棄物処理施設 - Google Patents
プラスチック廃棄物処理施設Info
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- JP2928774B1 JP2928774B1 JP10004298A JP10004298A JP2928774B1 JP 2928774 B1 JP2928774 B1 JP 2928774B1 JP 10004298 A JP10004298 A JP 10004298A JP 10004298 A JP10004298 A JP 10004298A JP 2928774 B1 JP2928774 B1 JP 2928774B1
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract
【要約】
【課題】 硬質プラスチック用破砕機と軟質プラスチッ
ク用破砕機を別々に設置することによって、プラスチッ
クの性質に応じた効率の良い破砕処理を行なう。 【解決手段】 硬質プラスチック用破砕機２及び軟質プ
ラスチック用破砕機３を備え、さらに大型廃棄物用の切
断機４を備えた。
ク用破砕機を別々に設置することによって、プラスチッ
クの性質に応じた効率の良い破砕処理を行なう。 【解決手段】 硬質プラスチック用破砕機２及び軟質プ
ラスチック用破砕機３を備え、さらに大型廃棄物用の切
断機４を備えた。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は廃プラスチックを破
砕処理するプラスチック廃棄物処理施設に関する。
砕処理するプラスチック廃棄物処理施設に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来都市ゴミ、産業廃棄物等に含まれて
いるプラスチック類は不燃物として回収され、破砕処理
された後、燃料、原料として再利用可能なものについて
はリサイクル処理され、その他のものは埋立て処分とさ
れている。そして、プラスチックを破砕処理する破砕機
としては、一本の回転刃に廃プラスチックをプッシャー
で押圧しながら破砕する一軸破砕機、あるいは複数の回
転刃がかみ合いながら、回転刃同士の剪断によって廃プ
ラスチックを破砕する多軸破砕機等が使用されている。
いるプラスチック類は不燃物として回収され、破砕処理
された後、燃料、原料として再利用可能なものについて
はリサイクル処理され、その他のものは埋立て処分とさ
れている。そして、プラスチックを破砕処理する破砕機
としては、一本の回転刃に廃プラスチックをプッシャー
で押圧しながら破砕する一軸破砕機、あるいは複数の回
転刃がかみ合いながら、回転刃同士の剪断によって廃プ
ラスチックを破砕する多軸破砕機等が使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チック類の廃材は種類、形状がさまざまであり、単一の
破砕機では硬質、軟質、短尺、長尺等すべての形状、性
質のプラスチックを処理することは困難であるという問
題があった。特に、長尺のビニールやフィルム、ゴム等
の軟質プラスチックは破砕機の刃にからまって、効率良
く破砕処理ができないという問題があり、自動車のバン
パー、プラスチックケース等の硬質プラスチックは刃に
接触して飛びはねたり、空回り等を起こし破砕できない
という問題があった。本発明はかかる従来の問題点を解
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、硬質プラスチック用破砕機と軟質プラスチック
用破砕機を別々に設置することによって、プラスチック
の性質に応じた効率の良い破砕処理を行なうプラスチッ
ク廃棄物処理施設を提供することにある。
チック類の廃材は種類、形状がさまざまであり、単一の
破砕機では硬質、軟質、短尺、長尺等すべての形状、性
質のプラスチックを処理することは困難であるという問
題があった。特に、長尺のビニールやフィルム、ゴム等
の軟質プラスチックは破砕機の刃にからまって、効率良
く破砕処理ができないという問題があり、自動車のバン
パー、プラスチックケース等の硬質プラスチックは刃に
接触して飛びはねたり、空回り等を起こし破砕できない
という問題があった。本発明はかかる従来の問題点を解
決するためになされたものであって、その目的とすると
ころは、硬質プラスチック用破砕機と軟質プラスチック
用破砕機を別々に設置することによって、プラスチック
の性質に応じた効率の良い破砕処理を行なうプラスチッ
ク廃棄物処理施設を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として、本発明請求項１記載のプラスチック廃棄
物処理施設では、硬質プラスチック用破砕機及び軟質プ
ラスチック用破砕機を備え、さらに大型廃棄物用の切断
機を備え、前記硬質プラスチック用破砕機及び／又は軟
質プラスチック用破砕機に圧縮減容梱包装置を接続し、
前記硬質プラスチック用破砕機として一軸破砕機を使用
し、前記軟質プラスチック用破砕機として二軸破砕機を
使用し、前記硬質プラスチック用破砕機と軟質プラスチ
ック用破砕機の両方に、それぞれ硬質プラスチック排出
コンベアと、軟質プラスチック排出コンベアを連結し、
それぞれの破砕機がお互いに助け合いながら破砕を行な
う構成とした。
の手段として、本発明請求項１記載のプラスチック廃棄
物処理施設では、硬質プラスチック用破砕機及び軟質プ
ラスチック用破砕機を備え、さらに大型廃棄物用の切断
機を備え、前記硬質プラスチック用破砕機及び／又は軟
質プラスチック用破砕機に圧縮減容梱包装置を接続し、
前記硬質プラスチック用破砕機として一軸破砕機を使用
し、前記軟質プラスチック用破砕機として二軸破砕機を
使用し、前記硬質プラスチック用破砕機と軟質プラスチ
ック用破砕機の両方に、それぞれ硬質プラスチック排出
コンベアと、軟質プラスチック排出コンベアを連結し、
それぞれの破砕機がお互いに助け合いながら破砕を行な
う構成とした。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施の形態にか
かるプラスチック廃棄物処理施設の平面図、図２は図１
におけるＢ−Ｂ断面図、図３は図１におけるＣ−Ｃ断面
図、図４は図１におけるＤ−Ｄ断面図、図５は一軸破砕
機の斜視図、図６は一軸破砕機の平面図、図７は二軸破
砕機の断面図、図８は二軸破砕機の平面図である。
に基づいて説明する。図１は本発明の一実施の形態にか
かるプラスチック廃棄物処理施設の平面図、図２は図１
におけるＢ−Ｂ断面図、図３は図１におけるＣ−Ｃ断面
図、図４は図１におけるＤ−Ｄ断面図、図５は一軸破砕
機の斜視図、図６は一軸破砕機の平面図、図７は二軸破
砕機の断面図、図８は二軸破砕機の平面図である。
【０００６】本発明の一実施の形態にかかるプラスチッ
ク廃棄物処理施設は、図１〜図４に示すように、排出元
から回収した廃プラスチックを貯留する廃プラスチック
貯留場１と、廃プラスチックを破砕処理する硬質プラス
チック用破砕機２と、同じく廃プラスチックを破砕処理
する軟質プラスチック用破砕機３と、大型の廃プラスチ
ックを切断する切断機４と、破砕後の硬質プラスチック
片を搬送する硬質プラスチック搬送コンベア５と、破砕
後の軟質プラスチック片を搬送する軟質プラスチック搬
送コンベア６と、前記硬質プラスチック搬送コンベア５
の終点に設けられた硬質物貯留バンカー７と、前記軟質
プラスチック搬送コンベア６の終点に設けられた圧縮減
容梱包装置８を主要な構成としている。
ク廃棄物処理施設は、図１〜図４に示すように、排出元
から回収した廃プラスチックを貯留する廃プラスチック
貯留場１と、廃プラスチックを破砕処理する硬質プラス
チック用破砕機２と、同じく廃プラスチックを破砕処理
する軟質プラスチック用破砕機３と、大型の廃プラスチ
ックを切断する切断機４と、破砕後の硬質プラスチック
片を搬送する硬質プラスチック搬送コンベア５と、破砕
後の軟質プラスチック片を搬送する軟質プラスチック搬
送コンベア６と、前記硬質プラスチック搬送コンベア５
の終点に設けられた硬質物貯留バンカー７と、前記軟質
プラスチック搬送コンベア６の終点に設けられた圧縮減
容梱包装置８を主要な構成としている。
【０００７】前記硬質プラスチック用破砕機２は図５、
図６に示すように、一本の回転刃１０を有した一軸破砕
機によって構成され、廃プラスチック投入用のホッパ１
１と、該ホッパ１１の下方に配置された回転刃１０と、
該回転刃１０とかみ合う固定刃１２と、該回転刃１０と
固定刃１２の方向に廃材を押圧するプッシャー１３とを
有して構成されている。ホッパ１１に投入された廃材は
回転刃１０の横方向に堆積し、プッシャー１３で徐々に
回転刃１０に押し付けられて、回転刃１０と固定刃１２
のかみ合いによってプラスチックが破砕されるようにな
っている。そのため、硬質の大きなプラスチックであっ
ても飛びはね、空回りを防止して確実に破砕することが
できる。
図６に示すように、一本の回転刃１０を有した一軸破砕
機によって構成され、廃プラスチック投入用のホッパ１
１と、該ホッパ１１の下方に配置された回転刃１０と、
該回転刃１０とかみ合う固定刃１２と、該回転刃１０と
固定刃１２の方向に廃材を押圧するプッシャー１３とを
有して構成されている。ホッパ１１に投入された廃材は
回転刃１０の横方向に堆積し、プッシャー１３で徐々に
回転刃１０に押し付けられて、回転刃１０と固定刃１２
のかみ合いによってプラスチックが破砕されるようにな
っている。そのため、硬質の大きなプラスチックであっ
ても飛びはね、空回りを防止して確実に破砕することが
できる。
【０００８】前記軟質プラスチック用破砕機３は図７、
図８に示すように、二本の回転刃１５，１５を有した二
軸破砕機によって構成され、廃プラスチック投入用のホ
ッパ１６と、該ホッパ１６の下方に配置された二本の回
転刃１５，１５とを有して構成され、ホッパ１６に投入
された廃材は二本の回転刃１５の上方に堆積し、二本回
転刃１５のかみ合いによって剪断されるようになってい
る。二軸破砕機は二本の刃が摺動して回転するので、軟
質物でも刃にからまらず細かく剪断することができ、軟
質物の破砕に優れた効果を発揮する。
図８に示すように、二本の回転刃１５，１５を有した二
軸破砕機によって構成され、廃プラスチック投入用のホ
ッパ１６と、該ホッパ１６の下方に配置された二本の回
転刃１５，１５とを有して構成され、ホッパ１６に投入
された廃材は二本の回転刃１５の上方に堆積し、二本回
転刃１５のかみ合いによって剪断されるようになってい
る。二軸破砕機は二本の刃が摺動して回転するので、軟
質物でも刃にからまらず細かく剪断することができ、軟
質物の破砕に優れた効果を発揮する。
【０００９】前記切断機４は油圧等の動力により刃を往
復させ、大型のプラスチックを切断する装置であり、タ
ンク、大型のロール等を切断して、破砕機のホッパに入
る程度の大きさまでプラスチックを切断する。
復させ、大型のプラスチックを切断する装置であり、タ
ンク、大型のロール等を切断して、破砕機のホッパに入
る程度の大きさまでプラスチックを切断する。
【００１０】次に廃材の処理工程について説明する。廃
材の排出元から回収された廃材は、硬質プラスチックと
軟質プラスチックに分別されて廃プラスチック貯留場１
に一時蓄えられる。ここで、プラスチックの回収元とし
ては食料品製造業、化学製品製造業、印刷関連、プラス
チック製品製造業、電気製品製造業、自動車整備工場等
があり、これらから回収された廃プラスチックの中には
自動車のバンパー、電化製品のプリント基盤、プラスチ
ックケース等の硬質プラスチック、またはビニール袋、
シート、タイヤ等の軟質プラスチック、あるいはタン
ク、大型のロール、冷蔵庫、ＦＲＰ製のフロ釜等の大型
プラスチック廃材が含まれている。
材の排出元から回収された廃材は、硬質プラスチックと
軟質プラスチックに分別されて廃プラスチック貯留場１
に一時蓄えられる。ここで、プラスチックの回収元とし
ては食料品製造業、化学製品製造業、印刷関連、プラス
チック製品製造業、電気製品製造業、自動車整備工場等
があり、これらから回収された廃プラスチックの中には
自動車のバンパー、電化製品のプリント基盤、プラスチ
ックケース等の硬質プラスチック、またはビニール袋、
シート、タイヤ等の軟質プラスチック、あるいはタン
ク、大型のロール、冷蔵庫、ＦＲＰ製のフロ釜等の大型
プラスチック廃材が含まれている。
【００１１】廃プラスチック貯留場に蓄えられたプラス
チックは、ベイローダーによって硬質プラスチックは硬
質プラスチック用破砕機２へ、軟質プラスチックは軟質
プラスチック用破砕機３へ投入される。ホッパへ投入さ
れた廃プラスチックは投入コンベア１７によって回転刃
へ送られ小片、チップに破砕され、硬質プラスチック搬
送コンベア５、または軟質プラスチック搬送コンベア６
上に排出される。また、大型プラスチックについては切
断機４で適当な大きさに切断された後に、性質に応じ硬
質プラスチック用破砕機２あるいは軟質プラスチック用
破砕機３へ投入される。
チックは、ベイローダーによって硬質プラスチックは硬
質プラスチック用破砕機２へ、軟質プラスチックは軟質
プラスチック用破砕機３へ投入される。ホッパへ投入さ
れた廃プラスチックは投入コンベア１７によって回転刃
へ送られ小片、チップに破砕され、硬質プラスチック搬
送コンベア５、または軟質プラスチック搬送コンベア６
上に排出される。また、大型プラスチックについては切
断機４で適当な大きさに切断された後に、性質に応じ硬
質プラスチック用破砕機２あるいは軟質プラスチック用
破砕機３へ投入される。
【００１２】硬質プラスチック用破砕機２によって破砕
されたプラスチックは、硬質プラスチック搬送コンベア
５に排出され、硬質物貯留バンカー７に送られ、そこで
一旦蓄えられた後トラックで搬出される。軟質プラスチ
ック用破砕機３によって破砕されたプラスチックは、軟
質プラスチック搬送コンベア６に排出され、圧縮減容梱
包装置８に送られ、そこで梱包されて積み上げられた後
トラックで搬出される。
されたプラスチックは、硬質プラスチック搬送コンベア
５に排出され、硬質物貯留バンカー７に送られ、そこで
一旦蓄えられた後トラックで搬出される。軟質プラスチ
ック用破砕機３によって破砕されたプラスチックは、軟
質プラスチック搬送コンベア６に排出され、圧縮減容梱
包装置８に送られ、そこで梱包されて積み上げられた後
トラックで搬出される。
【００１３】そして、硬質プラスチック用破砕機２と軟
質プラスチック用破砕機３の両方には、それぞれ硬質プ
ラスチック排出コンベア５と、軟質プラスチック排出コ
ンベア６が連結されている。これは、それぞれの破砕機
において硬質、軟質の両方のプラスチックを処理可能と
するためであり、硬質プラスチック用破砕機２に軟質プ
ラスチックを投入した場合には、軟質プラスチック排出
コンベア６にラインを切り替えることにより、通常通り
作業を行なうことができる。また、軟質プラスチック用
破砕機３に硬質プラスチックを投入した場合には、硬質
プラスチック排出コンベア５にラインを切り替えること
により、通常通り作業を行なうことができる。このよう
にそれぞれの破砕機に臨機応変に硬質プラスチックまた
は軟質プラスチックを投入して処理を行なうことが可能
となり、それぞれの破砕機がお互いに助け合いながら破
砕を行なうことができる。
質プラスチック用破砕機３の両方には、それぞれ硬質プ
ラスチック排出コンベア５と、軟質プラスチック排出コ
ンベア６が連結されている。これは、それぞれの破砕機
において硬質、軟質の両方のプラスチックを処理可能と
するためであり、硬質プラスチック用破砕機２に軟質プ
ラスチックを投入した場合には、軟質プラスチック排出
コンベア６にラインを切り替えることにより、通常通り
作業を行なうことができる。また、軟質プラスチック用
破砕機３に硬質プラスチックを投入した場合には、硬質
プラスチック排出コンベア５にラインを切り替えること
により、通常通り作業を行なうことができる。このよう
にそれぞれの破砕機に臨機応変に硬質プラスチックまた
は軟質プラスチックを投入して処理を行なうことが可能
となり、それぞれの破砕機がお互いに助け合いながら破
砕を行なうことができる。
【００１４】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形
態において説明した圧縮減容梱包装置として、熱を加え
て固形物等を製造する減容固形機を使用することも可能
である。
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形
態において説明した圧縮減容梱包装置として、熱を加え
て固形物等を製造する減容固形機を使用することも可能
である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項１
記載のプラスチック廃棄物処理施設においては、硬質プ
ラスチック用破砕機を備えたので、自動車のバンパー、
電化製品のプリント基盤、プラスチックケース等の硬質
プラスチックを破砕する場合においても、プラスチック
が跳ねたり、空回りをせず確実に破砕することができ
る。また、軟質プラスチック用破砕機を備えたので、合
成樹脂の袋、シート、フィルム等の軟質プラスチックを
破砕する場合においても、それらがからまったりせずに
効率良く破砕することができる。大型廃棄物用の切断機
を備えたので、タンク、大型のロール、冷蔵庫、ＦＲＰ
製のフロ釜等の大型プラスチックは切断機で一次処理
し、硬質プラスチック用破砕機または軟質プラスチック
用破砕機で破砕することができる。
記載のプラスチック廃棄物処理施設においては、硬質プ
ラスチック用破砕機を備えたので、自動車のバンパー、
電化製品のプリント基盤、プラスチックケース等の硬質
プラスチックを破砕する場合においても、プラスチック
が跳ねたり、空回りをせず確実に破砕することができ
る。また、軟質プラスチック用破砕機を備えたので、合
成樹脂の袋、シート、フィルム等の軟質プラスチックを
破砕する場合においても、それらがからまったりせずに
効率良く破砕することができる。大型廃棄物用の切断機
を備えたので、タンク、大型のロール、冷蔵庫、ＦＲＰ
製のフロ釜等の大型プラスチックは切断機で一次処理
し、硬質プラスチック用破砕機または軟質プラスチック
用破砕機で破砕することができる。
【００１６】硬質プラスチック用破砕機及び／又は軟質
プラスチック用破砕機に圧縮減容梱包装置を接続したの
で、破砕後のプラスチックをコンパクトにまとめ、輸送
しやすい形状、あるいは埋立処理しやすい形状に加工す
ることができる。前記硬質プラスチック用破砕機とし
て、回転刃が一本の一軸破砕機を使用したので、廃プラ
スチックはプッシャーで回転刃に押圧されて破砕され
る。そのため、大きな硬質プラスチックであっても飛び
はね、空回り等を防止して確実に破砕することができ
る。また、軟質プラスチック用破砕機として、回転刃が
二本の二軸破砕機を使用したので、廃プラスチックは回
転刃同士の剪断によって細かく破砕される。そのため、
ビニール袋、フィルム等の長尺物であっても、からみ付
きを防止して確実に破砕することができる。
プラスチック用破砕機に圧縮減容梱包装置を接続したの
で、破砕後のプラスチックをコンパクトにまとめ、輸送
しやすい形状、あるいは埋立処理しやすい形状に加工す
ることができる。前記硬質プラスチック用破砕機とし
て、回転刃が一本の一軸破砕機を使用したので、廃プラ
スチックはプッシャーで回転刃に押圧されて破砕され
る。そのため、大きな硬質プラスチックであっても飛び
はね、空回り等を防止して確実に破砕することができ
る。また、軟質プラスチック用破砕機として、回転刃が
二本の二軸破砕機を使用したので、廃プラスチックは回
転刃同士の剪断によって細かく破砕される。そのため、
ビニール袋、フィルム等の長尺物であっても、からみ付
きを防止して確実に破砕することができる。
【００１７】さらに、硬質プラスチック用破砕機と軟質
プラスチック用破砕機の両方に、それぞれ硬質プラスチ
ック排出コンベアと、軟質プラスチック排出コンベアを
連結したので、それぞれの破砕機がお互いに助け合いな
がら効率良く破砕を行なうことができる。
プラスチック用破砕機の両方に、それぞれ硬質プラスチ
ック排出コンベアと、軟質プラスチック排出コンベアを
連結したので、それぞれの破砕機がお互いに助け合いな
がら効率良く破砕を行なうことができる。
【図１】本発明の一実施の形態にかかるプラスチック廃
棄物処理施設の平面図である。
棄物処理施設の平面図である。
【図２】図１におけるＢ−Ｂ断面図である。
【図３】図１におけるＣ−Ｃ断面図である。
【図４】図１におけるＤ−Ｄ断面図である。
【図５】一軸破砕機の斜視図である。
【図６】一軸破砕機の平面図である。
【図７】二軸破砕機の断面図である。
【図８】二軸破砕機の平面図である。
Ａ プラスチック廃棄物処理施設 １ 廃プラスチック貯留場 ２ 硬質プラスチック用破砕機 ３ 軟質プラスチック用破砕機 ４ 切断機 ５ 硬質プラスチック搬送コンベア ６ 軟質プラスチック搬送コンベア ７ 硬質物貯留バンカー ８ 圧縮減容梱包装置 １０ 回転刃 １１ ホッパ １２ 固定刃 １３ プッシャー １５ 回転刃 １６ ホッパ １７ 廃プラスチック投入コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−238057（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−248107（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−142552（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−57139（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−281138（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B02C 21/00 B09B 1/00 - 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】 硬質プラスチック用破砕機及び軟質プラ
スチック用破砕機を備え、さらに大型廃棄物用の切断機
を備え、 前記硬質プラスチック用破砕機及び／又は軟質プラスチ
ック用破砕機に圧縮減容梱包装置を接続し、 前記硬質プラスチック用破砕機として一軸破砕機を使用
し、前記軟質プラスチック用破砕機として二軸破砕機を
使用し、 前記硬質プラスチック用破砕機と軟質プラスチック用破
砕機の両方に、それぞれ硬質プラスチック排出コンベア
と、軟質プラスチック排出コンベアを連結し、それぞれ
の破砕機がお互いに助け合いながら破砕を行なうことを
特徴とするプラスチック廃棄物処理施設。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10004298A JP2928774B1 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | プラスチック廃棄物処理施設 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10004298A JP2928774B1 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | プラスチック廃棄物処理施設 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2928774B1 true JP2928774B1 (ja) | 1999-08-03 |
| JPH11276925A JPH11276925A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14263470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10004298A Expired - Fee Related JP2928774B1 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | プラスチック廃棄物処理施設 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2928774B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104908175A (zh) * | 2015-05-22 | 2015-09-16 | 洛阳蓝斯利科技有限公司 | 一种便于收集粉碎物的塑钢带粉碎机 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104150055B (zh) * | 2014-07-31 | 2016-01-27 | 中国恩菲工程技术有限公司 | 多晶硅自动破碎包装设备 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10004298A patent/JP2928774B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104908175A (zh) * | 2015-05-22 | 2015-09-16 | 洛阳蓝斯利科技有限公司 | 一种便于收集粉碎物的塑钢带粉碎机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11276925A (ja) | 1999-10-12 |
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