JP2926948B2 - 印字ヘッド - Google Patents

印字ヘッド

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JP2926948B2
JP2926948B2 JP2254925A JP25492590A JP2926948B2 JP 2926948 B2 JP2926948 B2 JP 2926948B2 JP 2254925 A JP2254925 A JP 2254925A JP 25492590 A JP25492590 A JP 25492590A JP 2926948 B2 JP2926948 B2 JP 2926948B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ドットインパクト型のプリンタに使用する
印字ヘッドに関し、更に詳細には低印字騒音の印字のヘ
ッドに関するものである。
[従来の技術] 従来の印字ヘッドの一例を第6図及び第7図を参照し
て説明する。第6図に示すように本印字ヘッドのノーズ
体23内にはガイド板24が取り付けられている。このガイ
ド板24には9個の案内穴が設けられ、各穴に印字ワイヤ
25が通されている。また印字ヘッド内には、断面「U」
字の円環状のヨーク21が取り付けられている。このヨー
ク21は周方向に9分割され、各々にはコイル27が取り付
けられている。そしてこのコイル27により構成される9
個の電磁石に対向して、アーマチュア28が放射状に配置
されている。そしてこのアーマチュア28の後方にはバッ
クストッパ30が取り付けられている。前記アーマチュア
28の中央寄り先端部には前記印字ワイヤ25が固着されて
いる。またこのアーマチュア28の中央寄り先端位置には
コイルバネ26が取り付けられ、アーマチュア28の中央は
バックストッパ30側に押圧されている。更にアーマチュ
ア28の外側先端は、板ばね29によりヨーク21側に押圧さ
れている。
前記バックストッパ30は第7図に示すように断面
「コ」字の円環状となっている。そしてアーマチュア28
が後退したときに、バックストッパ30における衝突する
位置については如何なる配慮もされていなかった。
上記印字ヘッドは前記コイル27を励磁してアーマアチ
ュア28を吸引し、前記印字ワイヤ25を高速でインクリボ
ンを介して印字用紙に衝突させることにより印字を行な
う。印字動作時には印字ワイヤ25、アーマチュア28等の
可動部品が他の部材と衝突する。特に印字後印字ワイヤ
25は高速で元の位置に戻り、アーマチュア28は後退位置
後方に取り付けられたバックストッパ30に高速で衝突す
る。この衝突によりバックストッパ30が振動し、この振
動に基づく振動音がプリンタ騒音の主因となっている。
そのためかかるプリンタ騒音を低下させ得る構成とし
て、従来印字ワイヤ25の衝突スピードを低下させた構成
及び印字ヘッドを構成する各部品の剛性を上げた構成が
知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述のように衝突スピードを低くする
と、必然的にインパクト力が小さくなる。このため印字
ワイヤによってインクリボンを叩く力が弱くなり、イン
クが印字用紙に十分に転写されず、印字品質が悪くなる
といった問題点があった。
また、印字ヘッドを構成する各部品の剛性を上げれ
ば、一般に印字ヘッドの重量が増し、製品の重量が増す
とともに、印字ヘッドのラインフィードに多大なトルク
を必要とし、ラインフィードのために大型のモータを用
いる必要が生じるといった問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、その目的は、印字品質を悪くすることな
く、且つ、印字ヘッドの重量を大きくすることなく、ド
ットインパクトプリンタの印字騒音を低下させることで
ある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明の印字ヘッドは、
先端部に印字ワイヤが接合固定されているアーマチュア
を駆動し、この駆動に伴い前記印字ワイヤの先端を印字
媒体上に衝突させ印字を行なう印字ヘッドにおいて、前
記アーマチュアの後退時に前記アーマチュアと衝突する
当接部を有するバックストッパを備え、前記バックスト
ッパの前記当接部は、前記バックストッパ全体の固有振
動モードにおける節の位置に設けられたことを特徴とす
る。
[作用] 上記の構成を有する本発明によれば、印字終了後退避
位置に戻るアーマチュアは、バックストッパの当接部に
衝突して所定位置に止まる。このときバックストッパに
は衝突に伴う振動のエネルギーが励起される。しかし、
その衝突点は前記バックストッパ全体の固有振動モード
における節の位置となっている。このため、この衝突に
よって励起される振動は非常に小さい。従って前記振動
に伴う騒音はほとんど発生しない。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第1図において、一点鎖線上方は本印字ヘッドの外形
を表わし、下側はその断面構造を表わす。印字ヘッドの
主要部分を成すヨーク1の前面(第1図に於いて左側)
中央部から細い角筒状のノーズ体3が伸び出している。
このノーズ体3内には複数(例えば、9本)の印字ワイ
ヤ5が配設され、印字ワイヤ5の先端部は、ノーズ体3
の先端に設けられたワイヤガイド4の孔から外部に突き
出すように構成されている。このノーズ体3内には他に
2枚のワイヤガイド4が設けられ、印字ワイヤ5を正規
の位置へとガイドしている。
印字ワイヤ5の基部は、アーマチュア8の可動先端部
に、銀ろう付け等の手段により接合固定されている。ア
ーマチュア8はアーマチュア戻しバネ6により正規の停
止位置に戻すべく付勢されている。ヨーク1に形成され
たコアポール1aに装着したコイル7は、コアポール1aと
ともに電磁石を構成している。このコイル7に電気を通
すとヨーク1のコアポール1aとアーマチュア8との間に
は磁気吸気力が発生する。アーマチュア8の外側後端部
はホールドバネ9によりヨーク1に支持されている。
アーマチュア8の後方には、アーマチュア8の非励磁
時の位置決めを行なうとともに衝撃を吸収するバックス
トッパ2が取り付けられている。このバックストッパ2
は第2図に示すように断面「F」字の円環形状である。
このバックストッパ2におけるアーマチュア8と衝突す
る位置すなわち内側の円環状凸部2aは、このバックスト
ッパ2全体の固有振動モードの節部となっている。第3
図はこのバックストッパ2の固有振動モードを示す図で
あり、破線が静止状態を示し、実線が本振動モードの変
位状態を示す。この図において常に振幅が零になるとこ
ろがこの振動モードでの節であり、太い実線で示す。前
記円環状凸部2aはこの位置に設けられている。
以上のような構成において、コイル7に通電を行なう
と、コイル7には磁束が発生し、この磁束はコアポール
1aを通ってアーマチュア8に入る。そしてアーマチュア
8からヨーク1を通ってコアポール1aに還流する。この
時アーマチュア8にはコアポール1a側への磁気吸引力が
働き、アーマチュア8は矢印a方向に移動する。この移
動により印字ワイヤ5の先端がインクリボンを介して印
字用紙を叩き、該印字用紙に印字する。この印字用紙に
印字をした後、アーマチュア戻しバネ6の力によりアー
マチュア8はb方向に戻され、バックストッパ2の円環
状凸部2aに衝突して正規の停止位置に戻る。
この時、アーマチュア8がバックストッパ2に衝突す
ることにより、バックストッパ2が加振される。アーマ
チュア8はバックストッパ2の固有振動モードの節の位
置に当たる位置に衝突するので、従来のように節以外の
位置に衝突する場合よりも、発生する振動が小さい。
第4図は節の位置で加振した時(本実施例品)の第3
図における点N1及び点N2の振動加速度を示す図、第5図
は節の位置以外の点で加振した時(「従来の技術」の欄
で説明した装置と等価)の第3図における点N1及び点N2
の振動加速度を示す図である。円環状凸部2aはこの振動
モードの節になっており、アーマチュア8がこの位置に
衝突することによってバックストッパ2を加振しても、
それにより発生するバックストッパ2の振動加速度(振
動振幅と相関する)は小さい。印字ヘッドから発生され
る騒音の主な原因は、このバックストッパの振動による
ものなので、このバックストッパ2の振動を小さくする
ことによって、前記騒音を小さくすることができる。
尚、本発明は以上記述した実施例に限定されるもので
はなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於いて種々の変更
を加えることができる。
例えば、上述の実施例に於いては、磁気吸引力により
アーマチュアに駆動力を発生させ、この駆動力により印
字ワイヤを往復運動させて印字を行なう方式の印字ヘッ
ドを例示して記述したが、この方式に限定されるもので
はなく、機械的駆動力、或は積層圧電素子に電圧を印加
した時に発生する駆動力によりによりアーマチュアを駆
動して印字する方式の印字ヘッドに適用しても同様の効
果が得られる。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、印字ヘッドのアーマチュアが衝突するバックストッ
パの当接部が、バックストッパ全体の固有振動モードに
おける節の位置に設けられているので、アーマチュアと
当接部との衝突の結果発生するバックストッパの振動は
小さくなり、印字ヘッドの剛性を上げて重量を大きくす
ることなく、且つ、インパクト力を小さくして印字品質
を落とすことなく印字ヘッドから発生する騒音が小さく
なる。
また、インパクトプリンタの騒音の主な原因である印
字ヘッドの振動を、根本から低減させているので、印字
ヘッドの外周に防音用のカバーを設けたり、前記プリン
タの匡体の密閉度を高める必要も無くなり、部品点数が
増えて構造が複雑になることもないので、従って製造コ
ストが低く且つ低騒音のインパクトプリンタを得ること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を説明するもの
で、第1図は上記実施例の印字ヘッドの一部を破断して
示す側面図、第2図は上記実施例におけるバックストッ
パの形状を示す斜視図、第3図は上記バックストッパの
固有振動モードの様子を示す説明図、第4図は節の位置
で加振した時の第3図における点N1及び点N2の振動波形
を示すグラフ、第5図は比較の為に例示するバックスト
ッパを節の位置以外の位置で加振した時(従来品と等
価)の第3図における点N1及び点N2の振動加速度を示す
グラフである。 また第6図乃至第7図は従来の装置を説明するもので第
6図は従来の印字ヘッドの一部断面図、第7図は上記印
字ヘッドにおけるバックストッパの斜視図である。 図中、2はバックストッパ、2aは固有振動モードの定在
波の節部にある円環状凸部、5は印字ワイヤ、8はアー
マチュアである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/235 B41J 2/275

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に印字ワイヤが接合固定されている
    アーマチュアを駆動し、この駆動に伴い前記印字ワイヤ
    の先端を印字媒体上に衝突させ印字を行なう印字ヘッド
    において、 前記アーマチュアの後退時に前記アーマチュアと衝突す
    る当接部を有するバックストッパを備え、 前記バックストッパの前記当接部は、前記バックストッ
    パ全体の固有振動モードにおける節の位置に設けられた
    ことを特徴とする印字ヘッド。
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