JP2926651B2 - マッチドフィルタ回路 - Google Patents

マッチドフィルタ回路

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JP2926651B2
JP2926651B2 JP31002195A JP31002195A JP2926651B2 JP 2926651 B2 JP2926651 B2 JP 2926651B2 JP 31002195 A JP31002195 A JP 31002195A JP 31002195 A JP31002195 A JP 31002195A JP 2926651 B2 JP2926651 B2 JP 2926651B2
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長明 周
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直 高取
衛 佐和橋
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • H04B1/7093Matched filter type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信や無線LA
N等のためのスペクトラム拡散通信システムのためのマ
ッチドフィルタ回路に係り、特に、小規模かつ省電力の
LSIによる高速処理が可能なマッチドフィルタ回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】マッチドフィルタ(整合フィルタ)は、
2つの信号の同一性を判定するためのフィルタであり、
スペクトラム拡散方式の通信において、信号を受信すべ
きユーザは受信信号を自らの拡散符号を用いたマッチド
フィルタで処理し、その相関ピークを検出して、同期捕
捉および保持を行う。
【0003】ここに拡散符号をPN(i)、チップ時間
Tc、拡散率M、ある時刻(t)における入力信号をS
(t)、ある時刻tにおける相関出力信号R(t)とす
ると、式(1)が得られる。
【数1】 となる。なおPN(i)は1ビットデータのデータ列
(拡散係数)である。
【0004】ここにS(t−i・Tc)はチップ時間ご
とにサンプリングされた値であるが、入力信号とサンプ
リングクロックとの同期が充分にとれていないと個々の
S(t−i・Tc)のレベルが低くなり、出力R(t)
のレベルも低下する。これはピーク検出の精度を悪化さ
せる。
【0005】また同期捕捉のためにはダブルサンプリン
グあるいはより多くのサンプリングを行う必要があり、
複数のマッチドフィルタを用い、上記式(1)の演算を
複数系統で同時に実行しその演算結果を加算する。この
ようなマッチドフィルタ装置(複数のマッチドフィルタ
その他の回路の組合せという意味でこのように表現す
る。)の実現のために従来はデジタル回路あるいはSA
W(表面音波)素子が使用されていたが、デジタル回路
では回路規模が大きくなって消費電力が大となり、移動
体通信には適さず、一方SAW素子では1素子による全
体回路実現が容易でなくまたS/N比が低いという問題
があった。
【0006】そこで発明者等は、特願平7−21243
8号において、拡散符号が1ビットデータ列であること
に注目し、入力信号を時系列のアナログ信号としてサン
プル・ホールドした後、これをマルチプレクサによって
「1」または「−1」の系列に分岐し、それぞれの系列
信号を容量結合によって並列加算し、小規模かつ省電力
のLSIによって高速処理を行うマッチドフィルタ回路
を提案している。
【0007】しかしこのマッチドフィルタ回路において
入力信号とサンプリングクロックの同期に関しては解決
策が明示されていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解消すべく創案されたもので、拡散符号を入力信
号に整合させ得るマッチドフィルタ回路を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッチドフ
ィルタ回路は、入力信号を、その時点のサンプリングク
ロックと同期しつつ、その1/2周期ずつ連続的に3点
の信号をサンプリングし、サンプリングされた入力信号
の符号に基づいて、サンプリングクロックが入力信号に
対して進んでいるか遅れているかを判断し、あらかじめ
用意された複数のクロックから1個のクロックを選択す
るものである。
【0010】
【実施例】次に本発明に係るマッチドフィルタ回路の1
実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1において、マッチドフィルタ回路MF
は入力信号S(t)に対応して出力信号R(t)を出力
し、そのサンプリングクロックACLKはサンプリング
クロック生成回路(図2)における位相調整回路PAか
ら入力されている。位相調整回路PAにはサンプリング
クロックの1/8の周期の基本クロックCLKが入力さ
れ、PAはCLKからサンプリングクロックを生成す
る。またマッチドフィルタMFは、内部でACLKと同
相のメインクロックMCLK(図3)およびこれを反転
させたサブクロックSCLK(同図)を生成し、これら
クロックを用いて、入力信号を1/2周期ずつ連続した
3点の信号をサンプリングした信号値の符号の組合せを
信号MSE、MSとして出力する。
【0012】図2において、サンプリングクロック生成
回路PHCは、調整クロック生成回路FDおよびクロッ
ク・マルチプレクサMUX2を有し、回路FDは前記ク
ロックCLKを8倍の長さに分周して、1/8周期ずつ
シフトした8種のサンプリングクロックを生成する。マ
ルチプレクサMUX2はこれら8種のサンプリングクロ
ックの1個をACLKとして選択的に出力する。
【0013】前記信号MSEおよびMSはマッチドフィ
ルタMFに設けられた位相信号生成回路PSGによって
生成され、サンプリングクロック生成回路PHCは、収
束判定回路CJにおいて信号MSE、MSを評価判定す
る。これら回路PSG、CJは全体として位相判断回路
PJを構成し、サンプリングクロックと入力信号の位相
関係を判断する。
【0014】図3において、回路PSGは直列なMOS
インバータI31、I32を有し、入力信号S(t)は
初段インバータI31に入力されている。I31、I3
2はS(t)が正の信号のときは電源電圧Vddを、負
の信号のときにはグランドの電圧を出力し、いわゆる符
号信号を生成する。I32の出力は並列なフリップフロ
ップFF31、FF32のデータ入力に入力され、FF
31のクロック入力には前記MCLKが、またFF32
には前記SCLKが入力されている。FF31、FF3
2はクロックの立上りに呼応してデータを取込み、従っ
てFF32がS(t)の符号信号を取込んだとすると、
FF31はS(t−Tc/2)の符号信号を既に保持し
ている。
【0015】FF31の非反転出力Qにはフリップフロ
ップFF33のデータ入力が接続され、FF33のクロ
ック入力にはMCLKが入力されている。従ってこの時
点でFF33はS(t−Tc)の符号信号を保持してい
る。一方FF32の非反転出力Qにはフリップフロップ
FF34のデータ入力が接続され、FF34のクロック
入力にはMCLKが入力されている。従ってこの時点で
FF34はS(t−Tc/2)の符号信号を保持してい
る。以上より、FF33、FF34、FF31、FF3
2により、1/2周期ずつシフトした入力信号の符号信
号が保持される。ここで、これら符号信号をSGN(t
−Tc)、SGN(t−Tc/2)、SGN(t)、S
GN(t+Tc/2)で表現する。前記フリップフロッ
プFF33、FF34の非反転出力Qは論理ゲートLG
1、LG2にそれぞれ接続され、LG1にはFF31の
非反転出力が、LG2にはFF33の非反転出力が同時
に入力されている。LG1、LG2はそれぞれEX_O
R、EX_NORのゲートであり、以下の論理演算によ
り前記MSE、MSを算出する。
【数2】
【0016】式(2)はある時点の入力信号とその前の
周期の入力信号の符号が相違することを意味し、位相判
定の前提条件を与えている。すなわち入力信号の符号が
連続して一定である場合には位相関係の判定は不可能で
あり、式(2)においてMSE=1となったときに回路
CJにおいて位相判定を行う。
【0017】式(3)はS(t)よりもTc/2だけ進
んだタイミングでの信号の符号と、さらにTc/2進ん
だ信号との符号の異同を示す。図12に示すように、入
力信号S(t)を1/2周期ずつ連続した3点A、B、
Cでサンプリングする場合、式(3)のS(t)、S
(t−Tc/2)、S(t−Tc)はそれぞれC、B、
Aに対応する。サンプリングクロックの位相が入力信号
に対して進んでいたとき、点Aの位置からその周期の始
端までの時間tAは(Tc/2)以下であり、点Bは点
Aと同一周期に含まれ、かつ点Cは点A、Bと異なる周
期となる。一方サンプリングクロックが遅れているとき
には(図示省略)、点Aの位置からその周期の始端まで
が(Tc/2)以上であり、点Bは点Aとは別個の周期
となり、かつ点Cは点Bと同一周期に含まれる。ここで
S(t−Tc/2)とS(t−Tc)が同一周期内であ
ればMSは「1」となり、異なる周期であればMSは
「0」となる。すなわちMS=1であればサンプリング
クロックは進んでおり、MS=0であればサンプリング
クロックは遅れている。
【0018】前記回路CJはこのような判断を行い、サ
ンプリングクロックが進んでいるか遅れているかを示す
信号を制御信号生成回路SGに入力する。回路SGはこ
の信号に呼応して、サンプリングクロックが進んでいる
ときには1/8周期遅れたクロックに変更するようにマ
ルチプレクサMUX2を切換え、遅れているときには1
/8周期進んだクロックに変更するようにマルチプレク
サMUX2を切換える。ここで回路FD、MUX2、S
Gは位相調整回路PAを構成するものとする。なお前記
クロックは必ずしも1/8周期ごとである必要はなく、
また一定間隔でなくともよい。
【0019】回路CJはMS=1とMS=0とがくり返
し入力されたとき、すなわち進みと遅れがくり返し生じ
たときには、入力信号とサンプリングクロックとの同期
がとれていると判断する。すなわちMS=1とMS=0
とが所定回数(例えば10回)くり返し入力されたとき
には、位相調整が収束したと判断し、以後所定期間(例
えば数十シンボルの期間)位相調整を行わない。
【0020】図4において、マッチドフィルタ回路MF
は複数のサンプル・ホールド回路SH1、SH2、SH
3、SH4、SH5、SH6に対して入力電圧S(t)
を並列接続してなり、各サンプル・ホールド回路からH
(ハイ)、L(ロー)の2系統の出力を生じる。サンプ
ル・ホールド回路にはコントロール回路CTRLが接続
され、順次いずれか1個のサンプル・ホールド回路にS
(t)が取り込まれるように制御を行う。
【0021】またサンプル・ホールド回路は、コントロ
ール回路の制御に基づき、入力電圧S(t)をH側また
はL側の一方に導き、他方には基準電圧Vrを接続す
る。この経路選択は入力信号に乗ずべき1ビット符号
(PN符号)に対応して行われ、この段階で乗算が完了
したことになる。
【0022】サンプル・ホールド回路SH1は、図5の
ように構成され、入力電圧S(t)はスイッチSWに接
続されている。スイッチSWの出力はキャパシタンスC
51に接続され、キャパシタンスC51の出力には3段
の直列なMOSインバータI1、I2、I3が接続され
ている。最終段のMOSインバータI3の出力Vo5は
帰還キャパシタンスC52を介してI1の入力に接続さ
れ、これによってS(t)が良好な線形性をもってI3
の出力に生じるようになっている。I3の出力は2個の
マルチプレクサMUX51、MUX52に入力され、ま
たこれらマルチプレクサには共通な基準電圧Vrが接続
されている。SWが閉成されると、C51はS(t)に
対応した電荷で充電され、I1〜I3のフィードバック
機能により出力の線形特性が保証される。そして、その
後スイッチSWが開放されたときにサンプル・ホールド
回路SH1はS(t)を保持することになる。
【0023】スイッチSW、マルチプレクサMUX5
1、MUX52はコントロール信号S1、S2、S3に
よってコントロールされ、S1は一旦閉成された後、入
力電圧を取り込むべき時点においてSWを開放する。S
2、S3は反転した信号であり、一方のマルチプレクサ
がVin5を出力するときには、他方のマルチプレクサ
はVrを出力する。MUX51は前記H(ハイ)の系統
の出力を生じ、MUX52はL(ロー)の系統の出力で
ある。このH、Lは拡散符号の「1」、「−1」に対応
しており、ある時点の入力電圧に符号「1」を乗ずるべ
きときには、MUX51からVin5を出力し、「−
1」を乗ずるべきときにはMUX52からVin5を出
力する。
【0024】最終段のI3の出力は接地キャパシタンス
C53を介してグランドに接続され、また第2段のI2
の出力は1対の平衡レジスタンスR51、RE52を介
して電源電圧Vddおよびグランドに接続されている。
このような構成により、フィードバック系を含む反転増
幅回路の発振が防止されている。
【0025】図6に示すように、スイッチSWはn型M
OSトランジスタのソース、ドレインをp型MOSトラ
ンジスタのドレイン、ソースとそれぞれ接続してなるト
ランジスタ回路T6よりなり、このトランジスタ回路の
nMOSのドレイン側の端子に入力電圧Vin6を接続
し、nMOSのソースの端子を同様の構成のダミートラ
ンジスタDT6を介して出力端子Vout6に接続して
なる。トランジスタ回路T6におけるnMOSトランジ
スタのゲートにはS1が入力され、pMOSトランジス
タのゲートにはS1をインバータI6で反転した信号が
入力されている。これによって、S1がハイレベルのと
きには、T6が導通し、ローレベルのときにはT6は遮
断される。
【0026】図7に示すように、マルチプレクサMUX
51はn型、p型の1対のMOSトランジスタのドレイ
ン、ソースを相互に接続してなるトランジスタ回路T7
1、T72のnMOSのソース側の端子を共通出力端子
Vout7に接続してなり、T71におけるnMOSの
ドレイン側の端子にはMOSインバータI3の出力Vo
5(図7ではVin71で示す。)を接続し、T72の
ドレインには基準電圧Vr(図7ではVin72で示
す。)が接続されている。トランジスタ回路T71にお
けるnMOSトランジスタのゲートおよびトランジスタ
回路T72におけるpMOSトランジスタのゲートには
信号S2が入力され、T71のpMOSおよびT72の
nMOSのゲートにはS2をインバータI7で反転した
信号が入力されている。これによって、S2がハイレベ
ルのときには、T71が導通してT72は遮断され、ロ
ーレベルのときにはT72が導通しT71が遮断され
る。すなわちMUX51は、S2のコントロールにより
Vo5またはVrを択一的に出力し得る。
【0027】図示は省略するが、マルチプレクサMUX
52はMUX51と同様に構成されVo5とVrの接続
が逆転している。すなわち、VrをT71に、Vo5を
T72に接続した構成となっている。これによって、M
UX52はMUX51と反対の出力、すなわちMUX5
1がVo3を出力するときにはVrを、MUX51がV
rを出力するときにはVo5を出力する。
【0028】信号S2は拡散符号に対応し、S2=1の
ときに1×S(t)=S(t)をADD41に出力す
る。このときS3は−1であり、0に対応したVrをA
DD42に出力する。一方、S2=−1のときには、0
に対応したVrをADD41に出力する。このとき、S
3は+1であり、1×S(t)=S(t)をADD42
に出力する。
【0029】前記式(1)のS(t−i・Tc)は各サ
ンプル・ホールド回路で保持された電圧であり、PN
(i)はその時点で各サンプル・ホールド回路に与える
べき信号S2(拡散符号)である。ある時点で保持され
た信号の順序に対して拡散符号は一定であり、新たな信
号を取り込むタイミングでは最も古い信号に替えて新た
な信号を取り込む。この際各サンプル・ホールド回路S
H1〜SH6とPN(i)の対応関係がずれることにな
り、コントロール回路はこれに応じたPN(i)のシフ
トを行う。このような符号供給のシフトを行わない場合
には、サンプル・ホールド回路間での符号転送を行うこ
とになり、データ転送に伴う誤差が発生することにな
る。すなわち、符号のシフトはデータ転送誤差を防止す
る上で有効である。
【0030】式(1)における積算は、前記加算部AD
D41〜ADD46で実行され、各サンプル・ホールド
回路の出力電圧VH、VLがADD45、ADD46に
おいてそれぞれ積算されている。この積算は直接実行さ
れず、サンプル・ホールド回路を複数のグループに分
け、各グループごとに出力VH、VLを一旦ADD41
〜ADD44で積算する。そしてVHを積算するADD
41、ADD43の出力を全てADD45に入力し、V
Lを積算するADD42、ADD44の出力を全てAD
D46に入力する。またADD46にはADD45の出
力も入力されている。ここに図4では6個のサンプル・
ホールド回路が図示され、これを3個ずつのグループに
分けているが、一般に拡散符号は100〜数100ビッ
トあるいはさらに長いコードであり、このビット数に対
応した個数のS/Hが設けられる。
【0031】図8に示すように、加算部ADD41は1
グループのサンプル・ホールド回路の個数に対応した個
数のキャパシタンスC81、C82、C83よりなる容
量結合CP8を有し、その出力は3段の直列なMOSイ
ンバータI81、I82、I83に接続されている。最
終段のMOSインバータI83の出力は帰還キャパシタ
ンスC84を介してI81の入力に接続され、これによ
ってCP8の出力が良好な線形性をもってI83の出力
に生じるようになっている。各キャパシタンスC81〜
C83の入力電圧をVin81、Vin82、Vin8
3とすると、I83の出力Vout8は、
【数3】 となる。ここに、Vin81〜Vin83およびVou
t8は基準電圧Vrを基準とした電圧であり、また、キ
ャパシタンスC81、C82、C83、C84の容量比
は1対1対1対3に設定されている。これにより、
【数4】 なる反転加算値の正規化出力が得られる。この正規化に
より、最大電圧が電源電圧を超えることが防止されてい
る。
【0032】最終段のI83の出力は接地キャパシタン
スC85を介してグランドに接続され、また第2段のI
82の出力は1対の平衡レジスタンスR81、R82を
介して電源電圧Vddおよびグランドに接続されてい
る。このような構成により、フィードバック系を含む反
転増幅回路の発振が防止されている。
【0033】図9に示すように、加算部ADD45は接
続された加算部ADD41、ADD43の個数に対応し
た個数のキャパシタンスC91、C92よりなる容量結
合CP9を有し、その出力は3段の直列なMOSインバ
ータI91、I92、I93に接続されている。最終段
のMOSインバータI93の出力は帰還キャパシタンス
C93を介してI91の入力に接続され、これによって
CP9の出力が良好な線形性をもってI93の出力に生
じるようになっている。各キャパシタンスC91、C9
2の入力電圧をVin91、Vin92とすると、I9
3の出力Vout9は、
【数5】 となる。ここに、Vin91、Vin92およびVou
t9は基準電圧Vrを基準とした電圧であり、またC9
1、C92、C93の容量比は1対1対2に設定されて
いる。これによって、
【数6】 なる加算値の正規化出力が得られる。この正規化によ
り、最大電圧が電源電圧を超えることが防止されてい
る。
【0034】最終段のI93の出力は接地キャパシタン
スC94を介してグランドに接続され、また第2段のI
92の出力は1対の平衡レジスタンスR91、R92を
介して電源電圧Vddおよびグランドに接続されてい
る。このような構成により、フィードバック系を含む反
転増幅回路の発振が防止されている。
【0035】図10に示すように、加算部ADD46は
接続された3個のADD42、ADD44およびADD
45に対応したキャパシタンスC101、C102、C
103よりなる容量結合CP10を有し、その出力は3
段の直列なMOSインバータI101、I102、I1
03に接続されている。最終段のMOSインバータI1
03の出力は帰還キャパシタンスC104を介してI1
01の入力に接続され、これによってCP10の出力が
良好な線形性をもってI103の出力に生じるようにな
っている。各キャパシタンスC101〜C103の入力
電圧(Vrを基準とした電圧)をVin101、Vin
102、Vin103とすると、I103の出力Vou
t10(Vrを基準とした電圧)は、
【数7】 となる。ここに、C101、C102、C103、C1
04の容量比は1対1対2対2に設定され、
【数8】 なる反転加算値の正規化出力が得られる。なお、C10
3の重みがC101、C102の2倍に設定されている
のは、ADD45で正規化された影響を除去する(正規
化されていないV101、V102と整合させる)ため
である。以上の正規化により、最大電圧が電源電圧を超
えることが防止されている。
【0036】最終段のI103の出力は接地キャパシタ
ンスC105を介してグランドに接続され、また第2段
のI102の出力は1対の平衡レジスタンスR101、
R102を介して電源電圧Vddおよびグランドに接続
されている。このような構成により、フィードバック系
を含む反転増幅回路の発振が防止されている。
【0037】前記基準電圧Vrは、図11に示す基準電
圧生成回路Vrefによって生成される。この基準電圧
生成回路は3段の直列なインバータI111、I11
2、I113の最終段出力を初段入力に帰還させた回路
であり、前記加算部と同様に接地キャパシタンスC11
6、平衡レジスタンスR111、R112による発振防
止処理が施されている。基準電圧生成回路Vrefはそ
の入出力電圧が等しくなる安定点に出力が収束し、各M
OSインバータの閾値設定により所望の基準電圧を生成
し得る。一般には正負両方向に充分大きなダイナミック
レンジを確保するために、Vr=Vdd/2と設定され
ることが多い。ここにVddはMOSインバータの電源
電圧である。
【0038】以上のマッチドフィルタ回路は容量結合に
よるアナログ加算を行うため、回路規模はデジタル処理
の場合に比較して大幅に縮小され、また並列加算である
ため処理速度は速い。さらにサンプル・ホールド回路や
加算部は入出力が全て電圧信号であるため、電流消費は
わずかであり、消費電力が少ない。
【0039】なお加算部等の出力精度はMOSインバー
タの特性のばらつきや、キャパシタンス容量比で決定さ
れるが、インバータに関しては相互に近接配置すること
によりばらつきを抑制し得る。またキャパシタンスに関
しては、複数の単位キャパシタンス配列の中で分散的な
接続により個々のキャパシタンスを構成することにより
容量比の精度を高め得る。
【0040】前記実施例においてはサンプリングクロッ
ク発生回路PHCは離散的な位相調整を行うものであっ
たが、図13に示すサンプリングクロック生成回路PH
Cは連続的な調整が可能である。
【0041】図13において、サンップリングクロック
生成回路PHCは図1、図3と同様の位相信号生成回路
PSG、収束判定回路CJを有し、回路CJには回路P
SGの出力MSE、MSが入力されている。回路CJの
出力は論理ゲートLG3に入力され、このゲートLG3
にはサンプリングクロックACLK、および信号MSE
が入力されている。ゲートLG3の出力はアップダウン
カウンタCNTのクロック入力に入力され、このアップ
ダウンカウンタCNTのアップ/ダウン指定入力U/D
には信号MSが入力されている。ゲートLG3はアンド
ゲートであり、位相の判断が不能のとき、すなわちMS
E=0のときにはゲートLG3は閉じられる。また回路
CJにおいて位相調整が収束したと判断されたときに
も、その出力信号によりゲートLG3が閉じられる。ゲ
ートが開いた状態ではクロックACLKがカウンタCN
Tに入力され、クロックACLKがカウントされる。M
Sはその時点の位相の進み、遅れを示し、これに呼応し
てカウンタCNTはアップカウントあるいはダウンカウ
ントを行う。
【0042】カウンタCNTのカウント値はデジタル出
力としてループフィルタLFに入力され、このループフ
ィルタにおいてカウントの時間積分を電圧値として算出
する。図14に示すようにループフィルタLFの出力
は、位相の進み、遅れに応じて上昇あるいは下降する。
ループフィルタはカウンタCNTの出力を平滑化した
後、対応した電圧を出力する。この出力の基準電圧はV
oである。ループフィルタLFの出力は電圧制御発振器
VCOに入力され、ここでクロックACLKの位相調整
が行われる。VCOにおいては、カウント値に対応する
電圧が基準電圧Voより高いときにはその差に応じて位
相を遅らせ、低いときはその差に応じて位相を進め、調
整されたクロックACLK‘を出力する。ここでACL
Kの位相調整は以下の式(10)に基づいて行われる
(参考文献:横山光雄著「スペクトル拡散通信システ
ム」、昭和63年5月10日科学技術出版社発行)。
【数9】 φ(t):サンプリングクロックの位相[ラジアン] t:時間[秒] fc:サンプリングクロックの周波数[Hz] K:VCOの利得常数[ラジアン/(秒・ボルト)] e(t):入力電圧[ボルト]
【0043】
【発明の効果】本発明に係るマッチドフィルタ回路は、
入力信号を、その時点のサンプリングクロックと同期し
つつ、その1/2周期ずつ連続的に3点の信号をサンプ
リングし、サンプリングされた入力信号の符号に基づい
て、サンプリングクロックが入力信号に対して進んでい
るか遅れているかを判断し、これに基づいて位相調整を
行うので、入力信号とサンプリングクロックを同期させ
得るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッチドフィルタ回路の1実施例
における全体構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるサンプリングクロック生成回
路を示すブロック図。
【図3】同実施例における位相信号生成回路を示す回路
図である。
【図4】同実施例におけるマッチドフィルタ回路の演算
部を示す回路図である。
【図5】図4におけるサンプルホールド回路を示す回路
図である。
【図6】図5におけるスイッチを示す回路図である。
【図7】図5におけるマルチプレクサを示す回路図であ
る。
【図8】図4における第1加算器を示す回路図である。
【図9】図4における第5加算器を示す回路図である。
【図10】図4にける第6加算器を示す回路図である。
【図11】基準電圧を生成するための回路を示す回路図
である。
【図12】入力信号とサンプリングクロックとの関係を
示すグラフである。
【図13】本発明の第2実施例におけるサンプリングク
ロック生成回路を示す回路図である。
【図14】図13のサンプリングクロック生成回路にお
けるループフィルタの出力を示すグラフである。
【符号の説明】
ADD21、ADD22、ADD23、ADD24、A
DD25、ADD26 ... 加算部 C31、C32、C33、C61、C62、C63、C
64、C65、C71、C72、C73、C74、C8
1、C82、C83、C84、C85、C101、C1
02、C103、C104、C105、C106
... キャパシタンス CJ ... 収束判定回路 CNT ... ダウンカウンタ CTRL ... コントロール回路 DT4 ... ダミートランジスタ FD ... 分周回路 I1、I2、I3、I61、I62、I63、I71、
I72、I73、I81、I82、I83、I91、I
92、I93、I101、I102、I103 ...
MOSインバータ LF ... ループフィルタ MF1、MF2 ... マッチドフィルタ回路演算部 MUX2、MUX51、MUX52 ... マルチプ
レクサ PA ... 位相調整回路 PHC ... サンプリングクロック生成回路 PJ ... 位相判定回路 PSG ... 位相信号生成回路 SG ... 制御信号生成回路 SH1、SH2、SH3、SH4、SH5、SH6
... サンプル・ホールド回路 R31、R32、R61、R62、R71、R72、R
81、R82、R91、R92、R101、R102
... レジスタンス SW ... スイッチ T4、T51、T52 ... トランジスタ回路 VCO ... 電圧制御発振器 Vref ... 基準電圧発生回路 ACLK、MCLK、SCLK、CLK、CLK1、C
LK2 ...クロック MS、MSE ... 信号 R(t) ... 出力電圧 S(t) ... 入力電圧 Vo ... 基準電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 誠 東京都世田谷区北沢3−5−18鷹山ビル 株式会社鷹山内 (72)発明者 高取 直 東京都世田谷区北沢3−5−18鷹山ビル 株式会社鷹山内 (72)発明者 佐和橋 衛 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 安達 文幸 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−4341(JP,A) 特開 昭64−90634(JP,A) 特開 平2−228142(JP,A) 特開 平2−226826(JP,A) 特開 平3−107228(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 13/00 H03H 15/00 H03H 17/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をアナログ信号として所定のサ
    ンプリングクロックに呼応しつつ時系列で保持する複数
    のサンプル・ホールド回路を有し、これらサンプル・ホ
    ールド回路により保持された入力信号に対して所定のP
    N符号を乗じ、その結果を積算するマッチドフィルタに
    おいて: サンプリングクロックを生成するためのサンプリングク
    ロック生成回路は: 前記入力信号を、その時点のサンプリングクロックと同
    期しつつ、その1/2周期ずつ3回サンプリングし、
    番目と3番目のサンプリングされた入力信号の符号が異
    なるときにのみ、サンプリングクロックが入力信号に対
    して進んでいるか遅れているかを判断し、1番目と2番
    目のサンプル値が同一符号のときにはサンプリングクロ
    ックが進んでいると判断し、これらサンプル値が異符号
    のときには遅れていると判断する位相判断回路と; この位相判断回路の出力に基づいてサンプリングクロッ
    クの位相を調整する位相調整回路とを備えたマッチドフ
    ィルタ回路。
  2. 【請求項2】 位相調整回路は、 サンプリングクロックの周波数を有し、かつその1周期
    内で順次シフトした複数のクロックを生成する調整クロ
    ック生成回路と; この調整クロック生成回路から出力される複数のクロッ
    クの1つを、サンプリングクロックとして、選択的に出
    力するクロック・マルチプレクサと; 前記位相判断回路の出力に基づいてこのクロック・マル
    チプレクサを切換え制御するクロック選択回路と; を備えていることを特徴とする請求項1記載のマッチド
    フィルタ回路。
  3. 【請求項3】 位相調整回路は、 サンプリングクロックの進み、遅れに応じてサンプリン
    グクロックをダウンカウントまたはアップカウントする
    アップダウンカウンタと; このアップダウンカウンタのカウント値を時間積分する
    ループフィルタと、このループフィルタの出力が入力さ
    れる電圧制御発振器と; を備えていることを特徴とする請求項1記載のマッチド
    フィルタ回路。
  4. 【請求項4】 位相調整回路は、サンプリングクロック
    の進みと遅れが交互に所定回数生じたときに位相が安定
    したものとみなし、その後所定期間位相調整を行わない
    ようになっている請求項2または3記載のマッチドフィ
    ルタ回路。
  5. 【請求項5】 入力電圧に接続されたスイッチと、この
    スイッチの出力に接続された第1キャパシタンスと、こ
    の第1キャパシタンスの出力に接続された奇数段のMO
    Sインバータよりなる第1反転増幅部と、この第1反転
    増幅部の出力を入力に接続する第1帰還キャパシタンス
    と、前記第1反転増幅部の出力または基準電圧を択一的
    に出力する第1マルチプレクサおよび第2マルチプレク
    サとを備えたサンプル・ホールド回路と; 各サンプル・ホールド回路の第1マルチプレクサの出力
    が接続された複数の第2キャパシタンスと、これら第2
    キャパシタンスの出力が統合されつつ接続された奇数段
    のMOSインバータよりなる第2反転増幅部と、この第
    2反転増幅部の出力を入力に接続する第2帰還キャパシ
    タンスとを有する第1加算部と; 各サンプル・ホールド回路の第2マルチプレクサの出力
    および第1加算部の出力が接続された複数の第3キャパ
    シタンスと、これら第3キャパシタンスの出力が統合さ
    れつつ接続された奇数段のMOSインバータよりなる第
    3反転増幅部と、この第3反転増幅部の出力を入力に接
    続する第3帰還キャパシタンスとを有する第2加算部
    と; 第1加算部の出力から第2加算部の出力を減ずる減算部
    と; 前記サンプル・ホールド回路のうちいずれか1個におけ
    る前記スイッチを閉成するとともに他のスイッチを開放
    しかつ所定の組合せで各サンプル・ホールド回路の第
    1、第2マルチプレクサを切換えるコントロール回路
    と; を備えた請求項1記載のマッチドフィルタ回路。
  6. 【請求項6】 サンプル・ホールド回路を複数のグルー
    プにグループ分けし、各グループについて、第1マルチ
    プレクサの出力が接続された第4加算部を設け、第2マ
    ルチプレクサが接続された第5加算部を設け、全グルー
    プの第4加算部の出力を第2加算部に入力し、全グルー
    プの第5加算部の出力を第1加算部に入力してあり、第
    4加算部は、各サンプル・ホールド回路の第1マルチプ
    レクサの出力が接続された複数の第4キャパシタンス
    と、これら第4キャパシタンスの出力が統合されつつ接
    続された奇数段のMOSインバータよりなる第4反転増
    幅部と、この第4反転増幅部の出力を入力に接続する第
    4帰還キャパシタンスとを有し、第5加算部は、各サン
    プル・ホールド回路の第2マルチプレクサの出力および
    第1加算部の出力が接続された複数の第5キャパシタン
    スと、これら第5キャパシタンスの出力が統合されつつ
    接続された奇数段のMOSインバータよりなる第5反転
    増幅部と、この第5反転増幅部の出力を入力に接続する
    第5帰還キャパシタンスとがマッチドフィルタ回路に設
    けられたことを特徴とする請求項記載のマッチドフィ
    ルタ回路。
  7. 【請求項7】 奇数段のMOSインバータよりなる第6
    反転増幅部の出力を入力に接続した基準電圧生成回路に
    より基準電圧が生成されていることを特徴とする請求項
    記載のマッチドフィルタ回路。
  8. 【請求項8】 反転増幅部は、出力とグランドとの間に
    は接地キャパシタンスが接続され、最終段のMOSイン
    バータより前段のMOSインバータの出力を1対の平衡
    レジスタンスによって電源およびグランドに接続してあ
    ることを特徴とする請求項5または7のいずれか1項に
    記載されたマッチドフィルタ回路。
  9. 【請求項9】 基準電圧はMOSインバータの電源電圧
    の1/2となるようにMOSインバータの閾値が設定さ
    れていることを特徴とする請求項記載のマッチドフィ
    ルタ回路。
  10. 【請求項10】 各サンプル・ホールド回路に対するコ
    ントロール回路の設定は、全てのサンプル・ホールド回
    路を循環するように切り換えられることを特徴とする請
    求項記載のマッチドフィルタ回路。
  11. 【請求項11】 第1マルチプレクサは第1反転増幅部
    の出力または基準電圧を択一的に出力し、第2マルチプ
    レクサと第1マルチプレクサとは逆の選択で第1反転増
    幅部出力または基準電圧を出力するようになっている請
    求項記載のマッチドフィルタ回路。
  12. 【請求項12】 第1マルチプレクサおよび第2マルチ
    プレクサは、いずれか一方が第1反転増幅部出力を出力
    し、あるいは両者が基準電圧を出力するようになってい
    る請求項記載のマッチドフィルタ回路。
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