JP2926588B1 - 防水筐体構造 - Google Patents

防水筐体構造

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JP2926588B1
JP2926588B1 JP22974998A JP22974998A JP2926588B1 JP 2926588 B1 JP2926588 B1 JP 2926588B1 JP 22974998 A JP22974998 A JP 22974998A JP 22974998 A JP22974998 A JP 22974998A JP 2926588 B1 JP2926588 B1 JP 2926588B1
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lid
housing structure
fixing member
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waterproof housing
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敦夫 浦田
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 蓋体の開閉に際して、その作業性を改善し、
筐体に対する蓋体の取付け、取外しを容易にするため、
ネジを大幅に削減した防水筐体構造を提供する。 【解決手段】 筐体に対する蓋体の固定手段が、前記蓋
体の中央に位置してこれに着脱可能に螺合されるネジを
装備した固定部材と、前記蓋体の外周に位置してその四
隅に装備された門型の支持体と、先端側を該支持体に係
止すると共に基端側を前記固定部材の隅部に取り付けた
返し付きの梃子バーとを具備してなり、前記ネジを前記
蓋体に螺合することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、主として、屋外な
どに設置される、定期点検を要する電気機器、電子機器
などの防水筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防水筐体構造は、例え
ば、図に示すように、電子機器などを内蔵した筐体構
造であって、この内蔵部品を雨風から保護するのに、上
部を開口した筐体10と、この筐体10の開口を塞ぐ蓋
体30と、雨風を防ぎ、内部の気密性・液密性を確保す
るための弾性パッキング20とで構成されている。
【0003】そして、筐体10の開口周縁には、パッキ
ング20を嵌合・保持するための溝12が形成されてい
て、ここにパッキング20が挿入される。また、蓋体3
0で開口を塞いだ後、ネジ40により、筐体10の開口
周縁に形成したネジ孔11に螺合して、パッキング20
を押圧変形し、液密状態にするのである。
【0004】このようにして、筐体10の溝12にパッ
キング20を嵌合させ、パッキング20を潰すようにし
て、蓋体30をネジ40にて筐体10に固定することに
より、内部の気密が保持され、内蔵部品を雨風から保護
するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の防
水筐体構造では、防水性を満足するために、筐体10の
開口の縁の、少なくとも四隅において、ネジなどの固定
手段を用いる必要があるから、その結果、筐体10と蓋
体30との固定のためのネジ本数は、必然的に4本以上
となってしまうことが、一般的だった。
【0006】従って、装置の設置、保守などをするため
に、蓋体30を開ける時、また、閉じる時には、ネジ4
0を全て、外し、また、取り付ける必要があり、作業工
数が多く掛かってしまう。
【0007】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、蓋体の開閉に際して、
その作業性を改善し、筐体に対する蓋体の取付け、取外
しを容易にするため、ネジを大幅に削減した防水筐体構
造を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
方形筐体の開放口に、液密パッキング材を介して、固定
手段により、方形蓋体を密閉・装着した防水筐体構造に
おいて、前記固定手段は、前記蓋体の中央に位置してこ
れに着脱可能に螺合されるネジを装備した固定部材と、
前記方形蓋体の外周に位置して前記方形筐体の隅部にそ
れぞれ装備された門型の支持体と、先端側を該支持体に
係止すると共に基端側を前記固定部材の隅部に取り付け
た返し付きの梃子バーとを具備してなり、前記ネジを前
記蓋体に螺合することで、前記固定部材を蓋体側に接近
し、これによって、各支持体に対応して、前記各梃子バ
ーの先端側を支点として、前記各梃子バーの中間の押圧
部を、それぞれ、力点として、前記蓋体の上面に押し付
けるように構成したことを特徴とする。
【0009】この場合、その実施の形態として、前記梃
子バーが、その基端を前記固定部材の隅部に枢支させる
と共に、その先端の返し部を、前記支持体のビーム部下
側に当接させた状態で押圧部を介して、蓋体に力を作用
させることが、また、前記梃子バーが、力点に前記液密
パッキング材を変形するに足る押圧力を発揮できる強度
で、作用する弾性部材で構成されていることが好まし
い。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態を、図面
を参照して説明する。なお、上述の従来技術と同様な構
成、機能を持った部材については、同一符号を付与して
いる。
【0011】図1および図2の(a)、(b)に示すよ
うに、本発明に係わる防水筐体構造は、方形筐体10の
開放口に、液密パッキング材20を介して、固定手段に
より、方形蓋体30を密閉・装着した構造であって、前
記固定手段は、蓋体30の中央に位置してこれに形成し
たネジ孔30aに着脱可能に螺合されるネジ40を装備
した固定部材50と、方形蓋体30の外周に位置して方
形筐体10の四隅にそれぞれ装備された門型の支持体1
3と、先端側を支持体13に係止すると共に基端側を固
定部材50の隅部に取り付けた返し52付きの梃子バー
51とを具備している。
【0012】そして、ネジ40を蓋体30のネジ孔30
aに螺合することで、固定部材50を蓋体30側に接近
し、これによって、各支持体13に対応して、それぞれ
の梃子バー51の先端側(返し52の先端部分)を支点
aとして、また、各梃子バー51の中間の押圧部(返し
52の付け根部分)を、それぞれ、力点bとして、蓋体
30の上面に押し付けるように構成している。この状態
は、図2の(a)及び(b)に示されている。なお、こ
の実施の形態において、梃子バー51は、その基端を固
定部材50の隅部に、支持軸53を介して、枢支させる
構成になっている。また、ネジ40は、固定部材50の
中央に形成した貫通孔50aに挿通されており、その頭
部40aで、固定部材50の上面に支えられている。
【0013】しかして、梃子バー51の返し52は、こ
の実施の形態では、図2の(b)に示すように、支持体
13のビーム部13aの下側をくぐり抜けて、その縁に
当接した状態で、下向きに押圧され、その付け根部分を
下向きに押し下げるように、弾性変形されている(拡大
部分:Aを参照)が、ビーム部13aの下側に位置し
て、その下面に当接した状態で、下向きに押圧され、そ
の付け根部分を下向きに押し下げるように、弾性変形さ
れる(拡大部分:Bを参照)構成にしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、方
形蓋体の中央部にネジ1本で、固定部材を固定する際
に、方形筐体の隅部に設けた門型の支持体に梃子バーの
返しを当てて、梃子作用で、前記蓋体を前記筐体の開口
に液密に当接、固定する構成にしたので、従来のよう
に、筐体と蓋体との、液密状態での固定とは異なり、ネ
ジ本数を大幅に削減することができるので、設置や保守
の際の作業工数を大幅に削減する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同じく、使用態様を示す縦断面図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
10 筐体 11 ネジ孔 12 溝 13 門型保持体 20 液密パッキング材 30 蓋体 30a ネジ孔 40 ネジ 40a 頭部 50 固定部材 50a 貫通孔 51 梃子バー 52 返し 53 支持軸 a 支点 b 力点

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形筐体の開放口に、液密パッキング材
    を介して、固定手段により、方形蓋体を密閉・装着した
    防水筐体構造において、前記固定手段は、前記蓋体の中
    央に位置してこれに着脱可能に螺合されるネジを装備し
    た固定部材と、前記方形蓋体の外周に位置して前記方形
    筐体の隅部にそれぞれ装備された門型の支持体と、先端
    側を該支持体に係止すると共に基端側を前記固定部材の
    隅部に取り付けた返し付きの梃子バーとを具備してな
    り、前記ネジを前記蓋体に螺合することで、前記固定部
    材を蓋体側に接近し、これによって、各支持体に対応し
    て、前記各梃子バーの先端側を支点として、前記各梃子
    バーの中間の押圧部を、それぞれ、力点として、前記蓋
    体の上面に押し付けるように構成したことを特徴とする
    防水筐体構造。
  2. 【請求項2】 前記梃子バーは、その基端を前記固定部
    材の隅部に枢支させると共に、その先端の返し部を、前
    記支持体のビーム部下側に当接させた状態で押圧部を介
    して、蓋体に力を作用させることを特徴とする請求項1
    に記載の防水筐体構造。
  3. 【請求項3】 前記梃子バーは、力点に前記液密パッキ
    ング材を変形するに足る押圧力を発揮できる強度で、作
    用する弾性部材で構成されていることを特徴とする請求
    項1あるいは2に記載の防水筐体構造。
JP22974998A 1998-08-14 1998-08-14 防水筐体構造 Expired - Lifetime JP2926588B1 (ja)

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