JP2925993B2

JP2925993B2 - 食品包装用吸水吸油性剥離紙

Info

Publication number: JP2925993B2
Application number: JP7327593A
Authority: JP
Inventors: 藤靖夫斉; 研一原
Original assignee: TAIKOSEISHI KK
Current assignee: TAIKOSEISHI KK
Priority date: 1995-12-15
Filing date: 1995-12-15
Publication date: 1999-07-28
Anticipated expiration: 2015-12-15
Also published as: JPH09158096A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、粘着性の
ある物を包む包装材料や、電子レンジ用の暖め袋、ある
いは、調理用のクッキングシートの素材として用剥離紙
に係り、特に、凹凸のある原紙の凸部にのみ剥離剤をコ
ートすることにより、剥離性のみならず最終使用用途に
応じて原紙の特性を活かした特性をもたせ、用途を大幅
に拡大することのできる食品包装用吸水吸油性剥離紙に
関する。

【０００２】

【従来の技術】紙に二次加工を施すことにより、特定の
用途に応じた性質を付与した加工紙の中には、特に、剥
離性を良くした紙として剥離紙がある。この剥離紙は、
もともと粘着糊のぬられた紙の表面に貼って、使用直前
に剥ぎ取ることができるようなラベル、封緘紙などの用
途に用いられてきた。

【０００３】最近では、この種の剥離紙は、粘着性の高
い内容物を保護するために包む業務用の物流包装材料
や、粘着性のある食品の包装、調理用のクッキングシー
トとして、剥離性が良好という特徴を活用できるいろい
ろな分野に用途が拡大している。例えば、電子レンジで
食品を暖めるための再加熱用袋の素材や、食品のなかで
もとりわけ米飯のように粘り気のあるものをのせる下敷
き、台紙として利用されてきている。

【０００４】従来、剥離紙は、紙の表面にシリコン樹脂
を二次加工したものである。紙には、その表面に無数の
凹凸があることから、剥離剤の量を節約するため、ま
た、剥離剤が滲みこまないようにして剥離性を良くする
必要がある。従来の剥離紙では、図１８に示すように、
合成樹脂フイルムまたはポリビニルアルコールあるいは
硝化綿塗料などに代表される目止メ剤４１を原紙４０の
表面に積層し、その上にシリコン系剥離剤４２をコーテ
ィングしているものが主流である。

【０００５】一方、紙の表面の平滑度の非常に高い紙、
例えば、グラシン紙のような高密度の紙や、耐油紙のよ
うな耐溶剤性のある紙を原紙として用いる場合には、目
止メ剤を塗らずに、その紙の表面にシリコン系剥離剤を
直接コーティングしたもの、あるいは、シリコン系樹脂
エマルジョンとアクリル系樹脂エマルジョンに代表され
るようなバインダーとの混合塗料や、シリコン樹脂とバ
インダー樹脂とのコーポリマーなどの剥離剤を紙にコー
トした剥離紙がある。

【０００６】このような剥離紙には、表面に模様を付け
てその装飾性を高めるために、上記のような剥離紙にさ
らにエンボス加工を施した剥離紙も公知である。

【０００７】特殊用途の剥離紙の中には、平滑性の高い
紙の上にグラビア版などを利用して剥離剤を部分的に印
刷している剥離紙もある。この剥離紙の場合、例えば、
肉まんなどのように適度の接着性と、剥離性が必要な食
品の包装用途に用いられる。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基本的
に従来の剥離紙は、紙に剥離性を付加するために、紙の
平滑にした上で、その表面全面に亘って均一な剥離剤層
を形成しているという構造を有する。このために、図１
８に模式的に示すように、水蒸気の通気性が低下した
り、水、油が吸収されにくくなったりというように、本
来、その原紙のもっている通気性、吸水性、耐水性、吸
油性といった性質と、剥離性とは両立せず、本来の特性
が失われているのが現状である。

【０００９】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、剥離性の特性と、本来その紙の
もっている、通気性、吸水性、吸油性、耐油性、防水性
などの特性を両立させることにより、紙本来の性質を活
用するとととに、従来の食品包装用の剥離紙にない性質
を付加することのできる食品包装用吸水吸油性剥離紙を
提供することにある。

【００１０】また、本発明の他の目的は、特に、食品包
装用途として優れた性質を有する部分コート剥離紙を提
供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、吸水性且つ吸油性を有する食品包装用
の原紙の表面に連続的な凹凸が加工され、その凸部の頂
面にのみ剥離剤層が形成されていることにより、剥離性
と両立し難い原紙本来の性質に調和するように剥離性が
付与されていることを特徴とするものである。前記凹凸
は、好適なものとしては、エンボス加工またはクレープ
加工により形成される。

【００１２】前記原紙としては、ノーサイズ紙または白
板紙のいずれかが好適である。

【００１３】また、本発明は、吸水性且つ吸油性を有す
る食品包装用の原紙の表面に連続的な凹凸が加工され、
その凸部の頂面にのみ剥離剤層が形成された剥離紙を含
む多層積層構造を有することを特徴とするものである。

【００１４】前記積層構造は、剥離紙の他に、高サイズ
紙、撥水紙、耐油紙、白板紙、段ボール、プラスチック
フィルム、樹脂コート層のうち、少なくとも一層を含む
積層構造となっている。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明による部分コート剥
離紙の一実施形態について添付の図面を参照して説明す
る。

【００１６】図１は、本発明の実施形態の一例による剥
離紙を示した断面図である。１は原紙、２は原紙１の表
面に一定のピッチでライン状に形成された細溝であり、
３は、細溝２の間の凸条を示す。このように原紙１の表
面には、細溝２、凸条３からなるライン状の凹凸模様が
連続的にできていて、剥離剤層４は、凸条の頂面にのみ
形成されるものである。

【００１７】原紙１としては、最終的に剥離紙を使用す
る用途に応じて紙の特性を選択するため、グラシン紙、
ノーサイズ紙、高サイズ紙、撥水紙、耐油紙、白板紙な
ど種々の紙を使用することができる。

【００１８】また、隔離剤としては、シリコン系樹脂、
およびワックス系の、一般に剥離紙の製造に使用される
剥離剤を使用することができる。

【００１９】次に、図２、図３は剥離紙の製造方法の説
明図である。まず、図２に示すように、最初の工程で原
紙１の表面には、エンボス加工により、細溝２、凸条３
からなるライン状の凹凸が加工される。このエンボス加
工は、ニップロール１０と、細溝２に対応する凸部が形
成された彫刻ロール１１の間で原紙２を挟持しながら回
すことによって加工することができる。

【００２０】エンボス加工の場合、原紙の表面に形成す
る凹凸の模様は、図７のライン状ストライプ模様の凹凸
に限られるものではない。例えば、図８に示すような格
子型模様の凹凸、あるいは、図９に示すような稲妻型の
凹凸模様、また、図１０に示すような紙の表面に丸溝を
多数形成した凹部により凹凸模様を形成したものであっ
てもよい。さらには、図示はしないが、特定の図柄、模
様の散点状の凹凸や、絵模様を構成する凹凸など、エン
ボス加工できるものであれば種々の凹凸模様が可能であ
る。

【００２１】次に、図３は、凹凸を形成した後、剥離剤
層４を加工する方法を示す図で、細溝２、凸条３からな
る凹凸の形成された原紙１を剥離剤の塗工機のニップロ
ール１０と、グラビアロール１２の間に挟さみながら、
凸条３の頂面にのみ選択的に剥離剤４を塗付することが
できる。

【００２２】次に、図４は、本発明の剥離紙６に粘着テ
ープ１４を張り付けた時の状態を表わした断面拡大図で
ある。

【００２３】剥離紙６では、粘着テープ１４に一面に塗
付されている粘着剤層１５と、凸条３の頂面の剥離剤層
４とが接触し合う。このため、剥離性が付加されて粘着
テープ１４を容易に剥がすことができる。

【００２４】図５は、剥離紙６に粘着性固形物１５の付
着した様子を模式的に表わした断面拡大図である。剥離
紙の剥離性は、細溝２の巾Ｗ、深さＤと関係する。粘着
物１５の大きさとの相対的な関係で、細溝２の巾Ｗが広
いと、凸状３以外の剥離剤の未塗工部の面積が増え、粘
着物１５と剥離剤層４の接触面積が小さくなり、剥離効
果の低下がみられる。また、巾Ｗが広くなると、その深
さＤが浅いと、粘着物が未塗工部分の細溝２と接触しや
すくなる。したがって、深さＤについては、巾Ｗの狭い
場合は、浅くてもよいが、巾Ｗを広くするにしたがっ
て、深くする必要がある。

【００２５】以上は、本発明の剥離紙の剥離性について
の説明であるが、次に、原紙の特性との関連においてそ
の有利な特性について説明する。

【００２６】図６は、剥離紙６での水、油の吸収および
水蒸気、ガスの透過作用を説明する図である。この剥離
紙６の場合、表面の凹凸のうち、剥離剤４が塗付されて
いないため紙の表面が直接露出している細溝２では、紙
の表面を通して水蒸気、ガスが透過し、また、水や、油
の流体が容易に浸透することができる。

【００２７】次に、本発明の具体的な実施例について、
説明する。

【００２８】実施例本発明の剥離紙の実施例として、原紙１として無サイズ
ストライプタイプエンボス紙（凸条の巾１．１ｍｍ、細
溝巾０．４ｍｍ、深さ２０μｍ）を用い、凸条３にグラ
ビアコータを用いることによって、シリコン系剥離剤を
コートした剥離紙を製造し、剥離特性を有する市販のク
ッキングシートおよびラベル用剥離紙と性能試験を行な
った。その結果を表１に示す。

【００２９】この性能試験方法は、次のとおりである。

【００３０】・テープ剥離 … セロテープ（商標
名）を一定荷重で試験紙に張り付けその剥離性を調べ
る。

【００３１】・透気度 … ＪＩＳＰ８１１７紙および板紙の透気度試験方法に準ずる。

【００３２】・透湿度 … ＪＩＳＺ０２０８防湿包装材料の透湿度試験方法に準じて行ない、剥離面を上向きで測定し、吸湿条件は４０℃、９０％ＲＨとした。

【００３３】・吸水度 … ＪＩＳＰ８１４０紙および板紙の吸水度試験方法（コッブ）に準じて行ない、吸水時間１分間で剥離面から吸水させて測定した。

【００３４】・吸油度 … ＪＩＳＺ８１４０に準じ、水の替わりにサラダ油を用いて、吸油時間１分間で剥離面から吸油させて測定した。

【００３５】

【表１】以上の試験結果から明らかなように、従来の市販剥離紙
では、剥離性以外には、防水性、耐油性といった剥離性
と調和する性質は得られるのに較べ、本実施例の剥離紙
では、市販剥離紙と同等の剥離性を確保しながらも、剥
離性と相反する特性である吸水性、吸油性、さらには、
透気度、透湿度などの通気性にもすぐれた剥離紙を得る
ことができる。

【００３６】次に、本発明の剥離紙の他の実施形態につ
いて説明する。

【００３７】第２の実施形態による剥離紙は、紙、フィ
ルム、不織布と組み合わせて積層することにより最終使
用用途に応じた特性を付加するようにしたものである。

【００３８】図１１に示す剥離紙は、凸条３の頂面にア
ンダーコート２０をしておいてから剥離剤２０をコート
したものである。

【００３９】この剥離紙は、原紙１に吸水性のある一般
紙を用いることによって、例えば、粘りのあるご飯が粘
着しないように、かつ適度に水を吸収できるようにする
ことができる。従って、この剥離紙をおひつや米飯コン
テナの吸水シートとして、また、中華饅頭を蒸篭で蒸す
場合に用いる台紙などとして利用することができる。

【００４０】図１２は、エンボス紙を用いた原紙１のエ
ンボス加工面の裏面にプラスチックフィルム２１をラミ
ネートして積層した剥離紙を示す。この積層型剥離紙の
場合、プラスチックフィルムを裏面に積層することによ
り、表面では剥離性、吸水性などを持たせ、さらにこれ
に加えて、防水性、防汚性、密閉性などの性質を付加す
ることができる。従って、この剥離紙は、電子レンジや
オーブンなどでの暖め袋として用いることができる。特
に、米飯の暖め袋としては、密閉性により米飯がむれて
おいしく加温できる。

【００４１】次に、図１３の剥離紙は、図１２のフィル
ムラミネート剥離紙にさらに白板紙２２を貼合させた三
層積層構造の剥離紙である。この積層剥離紙では、白板
紙２２を積層することにより、紙に剛性を付加すること
ができ、例えば、弁当箱などの食品包装用の箱の素材と
して利用することができる。

【００４２】図１４の剥離紙は、エンボス紙の原紙１に
接着剤層２３を介して袋油紙２４または防水紙２５を貼
合させた二層積層構造の剥離紙である。

【００４３】この剥離紙では、水蒸気、水分を外部に逃
がすことのできる通気性、吸水性に加えて、耐油性を表
面に付加できるので、唐揚げ、コロッケなどの油ものの
暖め袋の素材として好適である。

【００４４】図１５は、エンボス紙の表面に、特定の性
質の紙の替わりに、耐油剤２６または防水剤２７をコー
ティングした２層積層構造の剥離紙である。この剥離紙
は、パン、ケーキを焼く場合の工程紙として適してお
り、また、コート層を耐油紙、防水紙の替わりに用いて
同等の効果を得られることから、廃棄するときの処理が
環境上問題とならないという利点がある。

【００４５】次に、図１６は、原紙としてクレープ紙３
０を用いた実施形態である。クレープ紙３０は、クレー
プ加工により凹凸があるので、この実施形態では、クレ
ープ紙３０の凸部３１の頂面に剥離剤４が塗布される。

【００４６】図１７は、片段ボール３２において、コル
ゲート加工された山３３の頂部に剥離剤４を塗布した実
施形態である。

【００４７】このように、図１６、図１７に示した実施
形態では、二次加工によって凹凸を形成することなく、
その紙自体の凹凸を利用して剥離剤４を塗布できる。

【００４８】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、剥離性の特性と、本来その紙のもっている、
通気性、吸水性、吸油性、耐油性、防水性などの特性を
両立されることを実現でき、紙本来の性質を活用すると
ととに、従来の剥離紙にない吸水性、吸油性、通気性、
透湿性などの性質を発揮する在来の剥離紙にない製品に
なるので、その用途を大幅に拡大することができる。ま
た、本発明の剥離紙は、特に、食品包装用途の素材とし
て優れた性質を付加できるので、食品の包装材料、電子
レンジ用の暖め袋の素材として優れた紙を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による剥離紙の一実施形態を示す断面図
である。

【図２】図１の剥離紙を製造する工程のうち、エンボス
紙に凹凸をつける工程を示す説明図。

【図３】図１の剥離紙を製造する工程のうち、凸部に剥
離剤を塗布する工程を示す説明図。

【図４】図１の剥離紙に粘着テープが接着した状態の断
面図。

【図５】粘着性固形物が付着している図１の剥離紙の断
面図。

【図６】本発明による剥離紙の有する吸水性、吸油性、
通気性の作用の説明図。

【図７】原紙の表面のエンボス凹凸模様の例の一つとし
てストライプ型凹凸を示す模式図。

【図８】原紙の表面のエンボス凹凸模様の例の一つとし
て格子型凹凸を示す模式図。

【図９】原紙の表面のエンボス凹凸模様の例の一つとし
て稲妻型凹凸を示す模式図。

【図１０】原紙の表面のエンボス凹凸模様の例の一つと
して丸溝型凹凸を示す模式図。

【図１１】凸条の頂面にアンダーコートを介して剥離剤
２０をコートした本発明の剥離紙の他の実施形態の断面
図。

【図１２】エンボス紙を用いた原紙のエンボス加工面の
裏面にプラスチックフィルムをラミネートして積層した
剥離紙の断面図。

【図１３】図１２のフィルムラミネート剥離紙にさらに
白板紙を貼合させた三層積層構造の剥離紙の断面図。

【図１４】エンボス紙の原紙に接着剤層を介して袋油紙
または防水紙を貼合させた二層積層構造の剥離紙断面
図。

【図１５】、エンボス紙の裏面に、特定の性質の紙の替
わりに、耐油剤または防水剤をコーティングした２層積
層構造の剥離紙断面図。

【図１６】原紙としてクレープ紙を用いた他の実施形態
の説明図。

【図１７】片段ボールの山の頂部に剥離剤を塗布した他
の実施形態の説明図。

【図１８】従来の剥離紙の構造を示す説明図。

【符号の説明】

１原紙２細溝（凹部）３凸条（凸部）４剥離剤１０ニップロール１１彫刻ロール１２グラビアロール１４粘着テープ１５粘着性固形物

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号ＦＩＤ２１Ｈ 27/40 Ｄ２１Ｈ 27/40 (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) D21H 27/00 C09J 7/02 - 7/04 A23L 1/10 A21D 8/04 A21B 3/00 B65D 81/34 B32B 29/00 - 29/08

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】吸水性且つ吸油性を有する食品包装用の原
紙の表面に連続的な凹凸が加工され、その凸部の頂面に
のみ剥離剤層が形成されていることにより、剥離性と両
立し難い原紙本来の性質に調和するように剥離性が付与
されていることを特徴とする食品包装用吸水吸油性剥離
紙。
【請求項２】前記凹凸は、エンボス加工またはクレープ
加工により形成された凹凸であることを特徴とする請求
項１に記載の食品包装用吸水吸油性剥離紙。
【請求項３】前記原紙は、ノーサイズ紙または白板紙の
いずれかであることを特徴とする請求項１にに記載の食
品包装用吸水吸油性剥離紙。
【請求項４】吸水性且つ吸油性を有する食品包装用の原
紙の表面に連続的な凹凸が加工され、その凸部の頂面に
のみ剥離剤層が形成された剥離紙を含む多層積層構造を
有することを特徴とする食品包装用吸水吸油性剥離紙。
【請求項５】前記凹凸は、エンボス加工またはクレープ
加工により形成された凹凸であることを特徴とする請求
項４に記載の食品包装用吸水吸油性剥離紙。
【請求項６】前記原紙は、ノーサイズ紙または白板紙の
いずれかであることを特徴とする請求項４に記載の食品
包装用吸水吸油性剥離紙。
【請求項７】前記積層構造は、剥離紙の他に、高サイズ
紙、撥水紙、耐油紙、白板紙、段ボール、プラスチック
フィルム、樹脂コート層のうち、少なくとも一層を含む
ことを特徴とする請求項４に記載の食品包装用吸水吸油
性剥離紙。