JP2925941B2 - 流体シリンダ - Google Patents
流体シリンダInfo
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- JP2925941B2 JP2925941B2 JP6201692A JP20169294A JP2925941B2 JP 2925941 B2 JP2925941 B2 JP 2925941B2 JP 6201692 A JP6201692 A JP 6201692A JP 20169294 A JP20169294 A JP 20169294A JP 2925941 B2 JP2925941 B2 JP 2925941B2
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- fluid
- head
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/204—Control means for piston speed or actuating force without external control, e.g. control valve inside the piston
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リリーフ弁を内蔵する
流体シリンダに関する。
流体シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流体シリンダとしては、例えば、
特開昭57−37109号公報に開示されるように、シ
リンダチューブ内をヘッド側室とロッド側室とに仕切る
ピストンがシリンダ軸方向に摺動自在に設けられ、上記
シリンダチューブに、ヘッド側室に対して流体を給排す
る給排路を開口させる第1及び第2連通路が並設され、
該各連通路のうちの一方の連通路に、ヘッド側室の流体
の圧力が所定圧になったときに、ヘッド側室の流体を該
一方の連通路を介して上記給排路にリリーフさせるリリ
ーフ弁を設けたものが知られている。この場合、ヘッド
側室の流体の圧力は、ヘッド側室方向へのピストンの摺
動により所定圧に高められるようになっている。
特開昭57−37109号公報に開示されるように、シ
リンダチューブ内をヘッド側室とロッド側室とに仕切る
ピストンがシリンダ軸方向に摺動自在に設けられ、上記
シリンダチューブに、ヘッド側室に対して流体を給排す
る給排路を開口させる第1及び第2連通路が並設され、
該各連通路のうちの一方の連通路に、ヘッド側室の流体
の圧力が所定圧になったときに、ヘッド側室の流体を該
一方の連通路を介して上記給排路にリリーフさせるリリ
ーフ弁を設けたものが知られている。この場合、ヘッド
側室の流体の圧力は、ヘッド側室方向へのピストンの摺
動により所定圧に高められるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
流体シリンダでは、リリーフ弁がシリンダチューブに設
けられているため、以下のような欠点を有することにな
る。
流体シリンダでは、リリーフ弁がシリンダチューブに設
けられているため、以下のような欠点を有することにな
る。
【0004】すなわち、リリーフ弁を設けるに当たって
シリンダチューブの少なくとも一部を厚肉に形成しなけ
ればならず、流体シリンダが大型化するとともに、流体
シリンダの外観の見栄えが著しく悪化する。
シリンダチューブの少なくとも一部を厚肉に形成しなけ
ればならず、流体シリンダが大型化するとともに、流体
シリンダの外観の見栄えが著しく悪化する。
【0005】しかも、上記従来の流体シリンダでは、ヘ
ッド側室の流体を給排路にリリーフさせる構造となるた
め、給排路から供給される流体によってヘッド側室の流
体の圧力が所定圧になったときに、このヘッド側室の流
体をリリーフさせることができない。そのため、上記流
体シリンダを、例えばヘッド側室に供給される流体によ
りダンプ車両の荷箱を傾動させる流体シリンダとして使
用する場合には、ヘッド側室の圧力が所定圧になったと
きに該流体をオイルリザーバ側に環流させることができ
ず、過積載時の荷箱の傾動を制止することができない。
ッド側室の流体を給排路にリリーフさせる構造となるた
め、給排路から供給される流体によってヘッド側室の流
体の圧力が所定圧になったときに、このヘッド側室の流
体をリリーフさせることができない。そのため、上記流
体シリンダを、例えばヘッド側室に供給される流体によ
りダンプ車両の荷箱を傾動させる流体シリンダとして使
用する場合には、ヘッド側室の圧力が所定圧になったと
きに該流体をオイルリザーバ側に環流させることができ
ず、過積載時の荷箱の傾動を制止することができない。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、シリンダチューブ内の構
成部材にリリーフ弁を設けて、流体シリンダのコンパク
ト化及び外観の見栄えの向上を図り、かつヘッド側室の
流体のオイルリザーバ側への環流(リリーフ)を可能に
して過積載時の荷箱の傾動を制止することにある。さら
には、ヘッド側室からの流体排出時、ピストンの摺動動
作を緩慢にして倒伏直前時から荷箱の倒伏動作をゆっく
りと行うことにある。
で、その目的とするところは、シリンダチューブ内の構
成部材にリリーフ弁を設けて、流体シリンダのコンパク
ト化及び外観の見栄えの向上を図り、かつヘッド側室の
流体のオイルリザーバ側への環流(リリーフ)を可能に
して過積載時の荷箱の傾動を制止することにある。さら
には、ヘッド側室からの流体排出時、ピストンの摺動動
作を緩慢にして倒伏直前時から荷箱の倒伏動作をゆっく
りと行うことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が講じた解決手段は、シリンダチューブ内を
ヘッド側室とロッド側室とに仕切るピストンがシリンダ
軸方向に摺動自在に設けられた流体シリンダにおいて、
上記ピストンの中心部にピストンロッドの基端を貫通し
て設けるとともに、該ピストンロッドの基端部に、上記
ヘッド側室とロッド側室との間を連通する連通路を設け
る。さらに、上記連通路に、ヘッド側室の流体の圧力が
所定圧になったとき、ヘッド側室の流体を連通路を介し
てロッド側室にリリーフさせるリリーフ弁を設ける。ま
た、上記ピストンロッドの基端に、弁体を有するととも
に外周面に溝部が形成されたロッド部材を上記ヘッド側
室に突出して設ける。加えて、上記シリンダチューブ
に、上記ヘッド側室に流体を供給する給排口を設ける。
さらにまた、該給排口に、流体供給源と上記ヘッド側室
とを連絡する給排通路を接続する。そして、上記ヘッド
側室がピストンの摺動により縮小して流体が上記給排口
から排出される際、上記ロッド部材の先端が給排口に侵
入するとともに、上記弁体が給排口を塞ぎ、かつ上記ヘ
ッド側室と給排通路とが上記溝部を介して連通されるよ
うに構成されていることを特徴とする。
め、本発明が講じた解決手段は、シリンダチューブ内を
ヘッド側室とロッド側室とに仕切るピストンがシリンダ
軸方向に摺動自在に設けられた流体シリンダにおいて、
上記ピストンの中心部にピストンロッドの基端を貫通し
て設けるとともに、該ピストンロッドの基端部に、上記
ヘッド側室とロッド側室との間を連通する連通路を設け
る。さらに、上記連通路に、ヘッド側室の流体の圧力が
所定圧になったとき、ヘッド側室の流体を連通路を介し
てロッド側室にリリーフさせるリリーフ弁を設ける。ま
た、上記ピストンロッドの基端に、弁体を有するととも
に外周面に溝部が形成されたロッド部材を上記ヘッド側
室に突出して設ける。加えて、上記シリンダチューブ
に、上記ヘッド側室に流体を供給する給排口を設ける。
さらにまた、該給排口に、流体供給源と上記ヘッド側室
とを連絡する給排通路を接続する。そして、上記ヘッド
側室がピストンの摺動により縮小して流体が上記給排口
から排出される際、上記ロッド部材の先端が給排口に侵
入するとともに、上記弁体が給排口を塞ぎ、かつ上記ヘ
ッド側室と給排通路とが上記溝部を介して連通されるよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成により、本発明では、リリーフ弁
は、ピストンロッド内を介してヘッド側室とロッド側室
との間を連通する連通路に設けられているので、リリー
フ弁をシリンダチューブに設けたもののようにそのシリ
ンダチューブの少なくとも一部を厚肉に形成する必要は
なく、流体シリンダがコンパクトなものとなるととも
に、流体シリンダの外観の見栄えが高められる。
は、ピストンロッド内を介してヘッド側室とロッド側室
との間を連通する連通路に設けられているので、リリー
フ弁をシリンダチューブに設けたもののようにそのシリ
ンダチューブの少なくとも一部を厚肉に形成する必要は
なく、流体シリンダがコンパクトなものとなるととも
に、流体シリンダの外観の見栄えが高められる。
【0009】しかも、ヘッド側室の流体の圧力が所定圧
になったときには、ヘッド側室の流体が連通路を介して
ロッド側室にリリーフされるので、例えばヘッド側室に
供給される流体によりダンプ車両の荷箱を傾動させる流
体シリンダとして使用することが可能となり、過負荷時
にヘッド側室の流体の圧力が所定圧になるように設定す
ることで、過負荷状態での荷箱の傾動を制止することが
できる。
になったときには、ヘッド側室の流体が連通路を介して
ロッド側室にリリーフされるので、例えばヘッド側室に
供給される流体によりダンプ車両の荷箱を傾動させる流
体シリンダとして使用することが可能となり、過負荷時
にヘッド側室の流体の圧力が所定圧になるように設定す
ることで、過負荷状態での荷箱の傾動を制止することが
できる。
【0010】さらに、ヘッド側室がピストンの摺動によ
り縮小して流体が給排口から排出される際、ロッド部材
の先端が給排口に侵入するとともに、弁体が給排口を塞
ぎ、かつ上記ヘッド側室と給排通路とが溝部を介して連
通されるので、この状態では上記ヘッド側室から排出さ
れる流体の排出量は狭い溝部からの少量だけになり、そ
の結果、ピストンの摺動動作が緩慢になる。したがっ
て、上記と同様に、ヘッド側室に供給される流体により
ダンプ車両の荷箱を傾動させる流体シリンダとして使用
すると、倒伏直前時から荷箱の倒伏動作をゆっくりと行
う緩衝装置が構成される。
り縮小して流体が給排口から排出される際、ロッド部材
の先端が給排口に侵入するとともに、弁体が給排口を塞
ぎ、かつ上記ヘッド側室と給排通路とが溝部を介して連
通されるので、この状態では上記ヘッド側室から排出さ
れる流体の排出量は狭い溝部からの少量だけになり、そ
の結果、ピストンの摺動動作が緩慢になる。したがっ
て、上記と同様に、ヘッド側室に供給される流体により
ダンプ車両の荷箱を傾動させる流体シリンダとして使用
すると、倒伏直前時から荷箱の倒伏動作をゆっくりと行
う緩衝装置が構成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図3は本発明の実施例に係る流体シリンダ
を用いたダンプ車両を示し、1はキャビン2の後部に連
設された車両Vの車体枠、3は該車体枠1上に搭載され
た傾倒自在な荷箱である。上記車体枠1は、車体左右側
部を前後方向へ延びるフレーム4(図では一方のみ示
す)と、該両フレーム4間を所定位置において繋ぐクロ
スメンバ(図示せず)とからなる。上記車体枠1の後端
部左右位置、つまり各フレーム4の後端部には、車体枠
1に対する荷箱3の後方への傾倒中心を構成するヒンジ
部材5が設けられている。
を用いたダンプ車両を示し、1はキャビン2の後部に連
設された車両Vの車体枠、3は該車体枠1上に搭載され
た傾倒自在な荷箱である。上記車体枠1は、車体左右側
部を前後方向へ延びるフレーム4(図では一方のみ示
す)と、該両フレーム4間を所定位置において繋ぐクロ
スメンバ(図示せず)とからなる。上記車体枠1の後端
部左右位置、つまり各フレーム4の後端部には、車体枠
1に対する荷箱3の後方への傾倒中心を構成するヒンジ
部材5が設けられている。
【0013】上記荷箱3の下面には、その左右両側端部
を車体前後方向へ延びる荷箱フレーム11(図では一方
のみ示す)が設けられている。また、上記荷箱フレーム
11と上記フレーム4との間には、後述する油圧ポンプ
22からの圧油の供給により伸長する伸縮自在な流体シ
リンダとしての油圧シリンダ12が連携されている。該
油圧シリンダ12は、一端側がホイスト機構10を介し
て上記荷箱フレーム11に、他端側が上記フレーム4に
それぞれ回転自在に支持されている。この場合、油圧シ
リンダ12への圧油の供給によりホイスト機構10が伸
長するように油圧シリンダ12を伸長させることによっ
て、荷箱3を車体枠1に対して傾動させる一方、油圧シ
リンダ12からの圧油の排出によりホイスト機構10が
屈曲するように油圧シリンダ12を収縮させることによ
って、荷箱3を車体枠1に対して倒伏させるようにして
いる。
を車体前後方向へ延びる荷箱フレーム11(図では一方
のみ示す)が設けられている。また、上記荷箱フレーム
11と上記フレーム4との間には、後述する油圧ポンプ
22からの圧油の供給により伸長する伸縮自在な流体シ
リンダとしての油圧シリンダ12が連携されている。該
油圧シリンダ12は、一端側がホイスト機構10を介し
て上記荷箱フレーム11に、他端側が上記フレーム4に
それぞれ回転自在に支持されている。この場合、油圧シ
リンダ12への圧油の供給によりホイスト機構10が伸
長するように油圧シリンダ12を伸長させることによっ
て、荷箱3を車体枠1に対して傾動させる一方、油圧シ
リンダ12からの圧油の排出によりホイスト機構10が
屈曲するように油圧シリンダ12を収縮させることによ
って、荷箱3を車体枠1に対して倒伏させるようにして
いる。
【0014】また、図2に示すように、上記油圧シリン
ダ12には、該油圧シリンダ12への圧油の給排状態を
切換える3位置切換弁21、油圧ポンプ22およびオイ
ルリザーバ23が順次連結管24を介して連結されてい
る。該連結管24は、油圧ポンプ22とオイルリザーバ
23との間に位置する第1連結管部24aと、油圧ポン
プ22と油圧シリンダ12との間に位置する第2連結管
部24bとからなる。上記第2連結管部24bの下流端
(図では上端)は、上記油圧シリンダ12のシリンダチ
ューブ12aに開設された給排口12bに接続されてヘ
ッド側室25aに連通されている。一方、上記油圧シリ
ンダ12のロッド側室25bには、上記オイルリザーバ
23と油圧ポンプ22との間に位置する第1連結管部2
4aに一端が接続された排出管20の他端が接続されて
いる。また、上記第2連結管部24bの中途部は、2分
岐されていて、一方が3位置切換弁21を通る第1分岐
管26aに、他方が3位置切換弁21を迂回する第2分
岐管26bにそれぞれ形成されている。上記3位置切換
弁21よりも油圧シリンダ12側の第1分岐管26aに
は、油圧シリンダ12のヘッド側室25aからの圧油の
排出を緩慢にするためのオリフィス27が介設されてい
る。上記第2分岐管26bには、油圧ポンプ22から油
圧シリンダ12のヘッド側室25aへの圧油の供給のみ
を可能とする逆止弁28が介設されている。さらに、上
記第1連結管24aには、3位置切換弁21を通して油
圧シリンダ12のヘッド側室25aからの圧油又は油圧
ポンプ22からの圧油をオイルリザーバ23に環流可能
とする環流管29の一端が接続されている。
ダ12には、該油圧シリンダ12への圧油の給排状態を
切換える3位置切換弁21、油圧ポンプ22およびオイ
ルリザーバ23が順次連結管24を介して連結されてい
る。該連結管24は、油圧ポンプ22とオイルリザーバ
23との間に位置する第1連結管部24aと、油圧ポン
プ22と油圧シリンダ12との間に位置する第2連結管
部24bとからなる。上記第2連結管部24bの下流端
(図では上端)は、上記油圧シリンダ12のシリンダチ
ューブ12aに開設された給排口12bに接続されてヘ
ッド側室25aに連通されている。一方、上記油圧シリ
ンダ12のロッド側室25bには、上記オイルリザーバ
23と油圧ポンプ22との間に位置する第1連結管部2
4aに一端が接続された排出管20の他端が接続されて
いる。また、上記第2連結管部24bの中途部は、2分
岐されていて、一方が3位置切換弁21を通る第1分岐
管26aに、他方が3位置切換弁21を迂回する第2分
岐管26bにそれぞれ形成されている。上記3位置切換
弁21よりも油圧シリンダ12側の第1分岐管26aに
は、油圧シリンダ12のヘッド側室25aからの圧油の
排出を緩慢にするためのオリフィス27が介設されてい
る。上記第2分岐管26bには、油圧ポンプ22から油
圧シリンダ12のヘッド側室25aへの圧油の供給のみ
を可能とする逆止弁28が介設されている。さらに、上
記第1連結管24aには、3位置切換弁21を通して油
圧シリンダ12のヘッド側室25aからの圧油又は油圧
ポンプ22からの圧油をオイルリザーバ23に環流可能
とする環流管29の一端が接続されている。
【0015】上記3位置切換弁21は、機械操作式のス
プール弁よりなり、上記第2連結管24bの第1分岐管
26aの途中にかつ環流管29の他端に臨むように配置
され、第1位置(図2に示す左位置)に切換わったとき
に油圧ポンプ22からの圧油を第2連結管部24b(第
2分岐管26b)を介して油圧シリンダ12のヘッド側
室25aに圧油を供給して荷箱3を傾動させ、第2位置
(図2に示す右位置)に切換わったときに油圧シリンダ
12のヘッド側室25aからの圧油を第2連結管部24
b(第1分岐管26a)及び環流管29を介してオイル
リザーバ23に排出して荷箱3を倒伏させ、第3位置
(図2に示す中央位置)に切換わったときに油圧ポンプ
22からの圧油を第2連結管部24b(第1分岐管26
a)及び環流管29を介してオイルリザーバ23に戻す
ことで油圧シリンダ12のヘッド側室25aに対する圧
油の給排を中止して荷箱3を停止させるように構成され
ている。
プール弁よりなり、上記第2連結管24bの第1分岐管
26aの途中にかつ環流管29の他端に臨むように配置
され、第1位置(図2に示す左位置)に切換わったとき
に油圧ポンプ22からの圧油を第2連結管部24b(第
2分岐管26b)を介して油圧シリンダ12のヘッド側
室25aに圧油を供給して荷箱3を傾動させ、第2位置
(図2に示す右位置)に切換わったときに油圧シリンダ
12のヘッド側室25aからの圧油を第2連結管部24
b(第1分岐管26a)及び環流管29を介してオイル
リザーバ23に排出して荷箱3を倒伏させ、第3位置
(図2に示す中央位置)に切換わったときに油圧ポンプ
22からの圧油を第2連結管部24b(第1分岐管26
a)及び環流管29を介してオイルリザーバ23に戻す
ことで油圧シリンダ12のヘッド側室25aに対する圧
油の給排を中止して荷箱3を停止させるように構成され
ている。
【0016】そして、上記油圧シリンダ12には、図1
にも示すように、シリンダチューブ12a内をヘッド側
室25aとロッド側室25bとに仕切るピストン31が
シリンダ軸方向に摺動自在に設けられている。上記ピス
トン31の中心部にはピストンロッド32の基端が貫通
して設けられている。上記ピストンロッド32の基端
は、ピストン31よりもヘッド側室25a側に突出して
おり、その突出部にはネジ部32aが形成されている。
このネジ部32aには、ヘッド側室25aから袋ナット
43が螺着されて、ピストンロッド32の基端に対する
ピストン31の固着がなされるようになっている。上記
ピストンロッド32の基端部には、上記ヘッド側室25
aとロッド側室25bとの間を連通する断面略L字状の
連通路34が設けられている。該連通路34は、シリン
ダ軸方向に延びて設けられ、一端がヘッド側室25aに
開口する第1油路35aと、該第1油路35aの他端よ
りシリンダ軸方向と直交する半径方向に延びて設けら
れ、外方端がロッド側室25bに開口する第2油路35
bとからなる。
にも示すように、シリンダチューブ12a内をヘッド側
室25aとロッド側室25bとに仕切るピストン31が
シリンダ軸方向に摺動自在に設けられている。上記ピス
トン31の中心部にはピストンロッド32の基端が貫通
して設けられている。上記ピストンロッド32の基端
は、ピストン31よりもヘッド側室25a側に突出して
おり、その突出部にはネジ部32aが形成されている。
このネジ部32aには、ヘッド側室25aから袋ナット
43が螺着されて、ピストンロッド32の基端に対する
ピストン31の固着がなされるようになっている。上記
ピストンロッド32の基端部には、上記ヘッド側室25
aとロッド側室25bとの間を連通する断面略L字状の
連通路34が設けられている。該連通路34は、シリン
ダ軸方向に延びて設けられ、一端がヘッド側室25aに
開口する第1油路35aと、該第1油路35aの他端よ
りシリンダ軸方向と直交する半径方向に延びて設けら
れ、外方端がロッド側室25bに開口する第2油路35
bとからなる。
【0017】また、上記連通路34の第1油路35aに
は、第2連結管部24b(第2分岐管26b)を介して
ヘッド側室25a内に供給された圧油の圧力が所定圧に
なったとき、ヘッド側室25aの圧油を連通路34を介
してロッド側室25bにリリーフさせるリリーフ弁36
が設けられている。該リリーフ弁36は、上記第1油路
35aに嵌装された略筒形状の弁本体36aと、該弁本
体36a内に設けられ、上記第2油路35bに第2油路
側開口36bを介して常時連通するチャンバ室36c
と、該チャンバ室36cに摺動自在に設けられた受部材
36dと、該受部材36dのヘッド側室25a側に固着
され、上記チャンバ室36cの第1油路側開口36eを
ヘッド側室25aに対して開閉させる球状の開閉弁36
fと、上記第1油路側開口36eを閉塞する方向に上記
開閉弁36f(受部材36d)を付勢するスプリング3
6gとからなる。この場合、第2連結管部24b(第2
分岐管26b)内の圧油の圧力が所定圧以上になると、
この圧油によって、リリーフ弁36は、開閉弁36f
(受部材36d)がスプリング36gの付勢力に抗して
第1油路側開口36eを開放させる方向に作動し、ヘッ
ド側室25a内の圧油が第1油路側開口36eからチャ
ンバ室36c、第2油路側開口36bおよび第2油路3
5bを介してロッド側室25b内に導入(リリーフ)さ
れる。
は、第2連結管部24b(第2分岐管26b)を介して
ヘッド側室25a内に供給された圧油の圧力が所定圧に
なったとき、ヘッド側室25aの圧油を連通路34を介
してロッド側室25bにリリーフさせるリリーフ弁36
が設けられている。該リリーフ弁36は、上記第1油路
35aに嵌装された略筒形状の弁本体36aと、該弁本
体36a内に設けられ、上記第2油路35bに第2油路
側開口36bを介して常時連通するチャンバ室36c
と、該チャンバ室36cに摺動自在に設けられた受部材
36dと、該受部材36dのヘッド側室25a側に固着
され、上記チャンバ室36cの第1油路側開口36eを
ヘッド側室25aに対して開閉させる球状の開閉弁36
fと、上記第1油路側開口36eを閉塞する方向に上記
開閉弁36f(受部材36d)を付勢するスプリング3
6gとからなる。この場合、第2連結管部24b(第2
分岐管26b)内の圧油の圧力が所定圧以上になると、
この圧油によって、リリーフ弁36は、開閉弁36f
(受部材36d)がスプリング36gの付勢力に抗して
第1油路側開口36eを開放させる方向に作動し、ヘッ
ド側室25a内の圧油が第1油路側開口36eからチャ
ンバ室36c、第2油路側開口36bおよび第2油路3
5bを介してロッド側室25b内に導入(リリーフ)さ
れる。
【0018】尚、図1中37は、第1油路35a内にリ
リーフ弁36の弁本体36aを保持するための保持リン
グである。
リーフ弁36の弁本体36aを保持するための保持リン
グである。
【0019】さらに、上記ナット41には、その中心部
よりヘッド側室25aに突出するロッド部材42の一端
が固着されているとともに、ヘッド側室25aと第1油
路側開口36eとの間を連通する複数の連通穴41a,
…が設けられている。上記ロッド部材42には、傘形状
の弁体43が軸方向へ摺動自在に支持されている。ま
た、上記油圧シリンダ12のヘッド側室25a側の壁部
外面には、第2連結管部24bの第1分岐管26a一端
を給排口12bに連結するための連結部44が突設され
ている。該連結部44内には、ヘッド側室25aと第2
連結管部24bの第1分岐管26aとの間を連通する給
排通路45が設けられている。上記ロッド部材42の他
端は、上記連結部44の給排通路45内に給排口12b
を経て侵入可能とされているとともに、上記給排口12
bには、上記弁体43を当接により受止める円管状の弁
座46が嵌着されている。また、上記弁体43とナット
41との間には圧縮スプリング47が縮装されている。
さらに、上記ロッド部材42の外周面上における周方向
に180°隔てた対向位置には、その他端から一端側
(ナット41の直近傍)に向かって軸方向へ連続的に延
びる溝部48(図では一方のみ示す)が凹設されてい
る。
よりヘッド側室25aに突出するロッド部材42の一端
が固着されているとともに、ヘッド側室25aと第1油
路側開口36eとの間を連通する複数の連通穴41a,
…が設けられている。上記ロッド部材42には、傘形状
の弁体43が軸方向へ摺動自在に支持されている。ま
た、上記油圧シリンダ12のヘッド側室25a側の壁部
外面には、第2連結管部24bの第1分岐管26a一端
を給排口12bに連結するための連結部44が突設され
ている。該連結部44内には、ヘッド側室25aと第2
連結管部24bの第1分岐管26aとの間を連通する給
排通路45が設けられている。上記ロッド部材42の他
端は、上記連結部44の給排通路45内に給排口12b
を経て侵入可能とされているとともに、上記給排口12
bには、上記弁体43を当接により受止める円管状の弁
座46が嵌着されている。また、上記弁体43とナット
41との間には圧縮スプリング47が縮装されている。
さらに、上記ロッド部材42の外周面上における周方向
に180°隔てた対向位置には、その他端から一端側
(ナット41の直近傍)に向かって軸方向へ連続的に延
びる溝部48(図では一方のみ示す)が凹設されてい
る。
【0020】この場合、荷箱倒伏時に弁座46内および
給排通路45内を介して第2連結管部24bの第1分岐
管26aに排出されるヘッド側室25a内の圧油は、ヘ
ッド側室25aの縮小に伴い弁体43が弁座46に当接
した時点つまり倒伏直前時から、各溝部48を介して第
2連結管部24bの第1分岐管26aに排出される。こ
の各溝部48を介して排出される圧油の量は少量とさ
れ、ピストン31のヘッド側室25a側への摺動を遅ら
せる圧縮スプリング47の付勢力と相俟って、倒伏直前
時から荷箱3の倒伏動作をゆっくりと行う緩衝装置を構
成している。
給排通路45内を介して第2連結管部24bの第1分岐
管26aに排出されるヘッド側室25a内の圧油は、ヘ
ッド側室25aの縮小に伴い弁体43が弁座46に当接
した時点つまり倒伏直前時から、各溝部48を介して第
2連結管部24bの第1分岐管26aに排出される。こ
の各溝部48を介して排出される圧油の量は少量とさ
れ、ピストン31のヘッド側室25a側への摺動を遅ら
せる圧縮スプリング47の付勢力と相俟って、倒伏直前
時から荷箱3の倒伏動作をゆっくりと行う緩衝装置を構
成している。
【0021】したがって、この実施例では、リリーフ弁
36は、ピストンロッド32内を介してヘッド側室25
aとロッド側室25bとの間を連通する連通路34に設
けられているので、リリーフ弁をシリンダチューブに設
けたもののようにそのシリンダチューブの少なくとも一
部を厚肉に形成する必要がなく、油圧シリンダ12のシ
リンダチューブ12aを薄肉にしてコンパクト化を図る
ことができるとともに、油圧シリンダ12の外観の見栄
えの向上を図ることができる。
36は、ピストンロッド32内を介してヘッド側室25
aとロッド側室25bとの間を連通する連通路34に設
けられているので、リリーフ弁をシリンダチューブに設
けたもののようにそのシリンダチューブの少なくとも一
部を厚肉に形成する必要がなく、油圧シリンダ12のシ
リンダチューブ12aを薄肉にしてコンパクト化を図る
ことができるとともに、油圧シリンダ12の外観の見栄
えの向上を図ることができる。
【0022】しかも、ヘッド側室25aの圧油の圧力が
所定圧になったときには、ヘッド側室25aの圧油が第
1油路側開口36eからチャンバ室36c、第2油路側
開口36bおよび第2油路35bを介してロッド側室2
5b内にリリーフされるので、ヘッド側室25aに供給
される圧油によりダンプ車両Vの荷箱3を傾動させる油
圧シリンダ12として使用することによって、過負荷時
にヘッド側室25aに供給された圧油の圧力が所定圧に
なれば、リリーフ弁36によりロッド側室25bにリリ
ーフして過負荷状態での荷箱3の傾動を制止することが
でき、過負荷時での荷箱3の傾動を制止する過負荷防止
装置を構成することができる。
所定圧になったときには、ヘッド側室25aの圧油が第
1油路側開口36eからチャンバ室36c、第2油路側
開口36bおよび第2油路35bを介してロッド側室2
5b内にリリーフされるので、ヘッド側室25aに供給
される圧油によりダンプ車両Vの荷箱3を傾動させる油
圧シリンダ12として使用することによって、過負荷時
にヘッド側室25aに供給された圧油の圧力が所定圧に
なれば、リリーフ弁36によりロッド側室25bにリリ
ーフして過負荷状態での荷箱3の傾動を制止することが
でき、過負荷時での荷箱3の傾動を制止する過負荷防止
装置を構成することができる。
【0023】さらに、荷箱倒伏直前に、弁体43で給排
口12bを塞いでヘッド側室25a内の圧油をロッド部
材42の溝部48から少しずつ排出させるようにしたの
で、ピストン31の摺動動作が緩慢になり、かつピスト
ン31のヘッド側室25a側への摺動を遅らせる圧縮ス
プリング47の付勢力と相俟って、倒伏直前時から荷箱
3の倒伏動作をゆっくりと行うことができる。
口12bを塞いでヘッド側室25a内の圧油をロッド部
材42の溝部48から少しずつ排出させるようにしたの
で、ピストン31の摺動動作が緩慢になり、かつピスト
ン31のヘッド側室25a側への摺動を遅らせる圧縮ス
プリング47の付勢力と相俟って、倒伏直前時から荷箱
3の倒伏動作をゆっくりと行うことができる。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、過負荷時の荷箱3の傾動を制
止する過負荷防止装置の油圧シリンダ12として用いた
が、単にヘッド側室とロッド側室との間で流体をリリー
フする構成を採用するどのような装置の流体シリンダに
も適用できる。
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、過負荷時の荷箱3の傾動を制
止する過負荷防止装置の油圧シリンダ12として用いた
が、単にヘッド側室とロッド側室との間で流体をリリー
フする構成を採用するどのような装置の流体シリンダに
も適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明におけるリリーフ弁
内蔵型流体シリンダによれば、ピストンロッド内を介し
てヘッド側室とロッド側室とを連通する連通路にリリー
フ弁を設けたので、流体シリンダのコンパクト化および
外観の見栄えの向上を図ることができる。しかも、ダン
プ車両の荷箱を傾動させる流体シリンダなどに使用する
ことで、過負荷時にヘッド側室の流体の圧力が所定圧に
なるように設定して、過負荷状態での荷箱の傾動を制止
する過負荷防止装置とすることができる。さらに、ヘッ
ド側室から流体を排出する際、給排口を弁体で塞いで狭
い溝部から少しずつ排出するので、ピストンの摺動動作
を緩慢にし得、よって、ダンプ車両の荷箱を傾動させる
流体シリンダなどに使用することで、倒伏直前時から荷
箱の倒伏動作をゆっくりと行う緩衝機能を付与すること
ができる。
内蔵型流体シリンダによれば、ピストンロッド内を介し
てヘッド側室とロッド側室とを連通する連通路にリリー
フ弁を設けたので、流体シリンダのコンパクト化および
外観の見栄えの向上を図ることができる。しかも、ダン
プ車両の荷箱を傾動させる流体シリンダなどに使用する
ことで、過負荷時にヘッド側室の流体の圧力が所定圧に
なるように設定して、過負荷状態での荷箱の傾動を制止
する過負荷防止装置とすることができる。さらに、ヘッ
ド側室から流体を排出する際、給排口を弁体で塞いで狭
い溝部から少しずつ排出するので、ピストンの摺動動作
を緩慢にし得、よって、ダンプ車両の荷箱を傾動させる
流体シリンダなどに使用することで、倒伏直前時から荷
箱の倒伏動作をゆっくりと行う緩衝機能を付与すること
ができる。
【図1】本発明の実施例に係るリリーフ弁付近の縦断側
面図である。
面図である。
【図2】過負荷防止装置の油圧回路図である。
【図3】ダンプ車両の側面図である。
12 油圧シリンダ(流体シリンダ) 12a シリンダチューブ 12b 給排口 25a ヘッド側室 25b ロッド側室 31 ピストン 32 ピストンロッド 34 連通路 36 リリーフ弁 42 ロッド部材 43 弁体 45 給排通路 48 溝部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 15/00 - 15/28
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダチューブ内をヘッド側室とロッ
ド側室とに仕切るピストンがシリンダ軸方向に摺動自在
に設けられた流体シリンダにおいて、 上記ピストンの中心部にはピストンロッドの基端が貫通
して設けられているとともに、該ピストンロッドの基端
部には、上記ヘッド側室とロッド側室との間を連通する
連通路が設けられ、 該連通路には、ヘッド側室の流体の圧力が所定圧になっ
たとき、ヘッド側室の流体を連通路を介してロッド側室
にリリーフさせるリリーフ弁が設けられ、 上記ピストンロッドの基端には、弁体を有するとともに
外周面に溝部が形成されたロッド部材が上記ヘッド側室
に突出して設けられ、 上記シリンダチューブには、上記ヘッド側室に流体を供
給する給排口が設けられ、 該給排口には、流体供給源と上記ヘッド側室とを連絡す
る給排通路が接続され、 上記ヘッド側室がピストンの摺動により縮小して流体が
上記給排口から排出される際、上記ロッド部材の先端が
給排口に侵入するとともに、上記弁体が給排口を塞ぎ、
かつ上記ヘッド側室と給排通路とが上記溝部を介して連
通されるように構成され ていることを特徴とする流体シ
リンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201692A JP2925941B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 流体シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6201692A JP2925941B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 流体シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861309A JPH0861309A (ja) | 1996-03-08 |
JP2925941B2 true JP2925941B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16445331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6201692A Expired - Fee Related JP2925941B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 流体シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925941B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5080612B2 (ja) * | 2010-05-17 | 2012-11-21 | 株式会社鷺宮製作所 | 流路切換弁 |
AU2011101589B4 (en) * | 2011-05-27 | 2012-04-12 | Myles Huntly | Tripper unit |
CN104747534B (zh) * | 2013-12-27 | 2017-04-12 | 稳多企业股份有限公司 | 液压缸冲击缓冲装置 |
CN110529454B (zh) * | 2019-09-05 | 2020-11-17 | 台州百特工具有限公司 | 一种具有过载保护液压油的液压杆 |
IT202100005060A1 (it) * | 2021-03-04 | 2022-09-04 | A M A S P A | Cilindro idraulico provvisto di una valvola di massima pressione |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6201692A patent/JP2925941B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0861309A (ja) | 1996-03-08 |
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