JP2924292B2 - スクリーン印刷装置におけるクリーム半田の回収補給方法 - Google Patents
スクリーン印刷装置におけるクリーム半田の回収補給方法Info
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- JP2924292B2 JP2924292B2 JP13399691A JP13399691A JP2924292B2 JP 2924292 B2 JP2924292 B2 JP 2924292B2 JP 13399691 A JP13399691 A JP 13399691A JP 13399691 A JP13399691 A JP 13399691A JP 2924292 B2 JP2924292 B2 JP 2924292B2
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- Japan
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- screen mask
- cream solder
- plate
- screen
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- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーンマスクに残
存するクリーム半田の回収並びにスクリーンマスクへの
クリーム半田の補給を簡単に行うためのスクリーン印刷
装置におけるクリーム半田の回収補給方法に関する。
存するクリーム半田の回収並びにスクリーンマスクへの
クリーム半田の補給を簡単に行うためのスクリーン印刷
装置におけるクリーム半田の回収補給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】基板に回路パターンを印刷するスクリー
ン印刷装置は、パターン孔が形成されたスクリーンマス
クの下面に基板を近接せしめ、スクリーンマスクの上面
を、スキージを摺動させることにより、クリーム半田を
基板に印刷するようになっている。そして基板の品種が
変更される場合は、使用済の旧いスクリーンマスクを装
置から取りはずし、所望のパターン孔が形成された新し
いスクリーンマスクを装置にセットするようになってい
る。
ン印刷装置は、パターン孔が形成されたスクリーンマス
クの下面に基板を近接せしめ、スクリーンマスクの上面
を、スキージを摺動させることにより、クリーム半田を
基板に印刷するようになっている。そして基板の品種が
変更される場合は、使用済の旧いスクリーンマスクを装
置から取りはずし、所望のパターン孔が形成された新し
いスクリーンマスクを装置にセットするようになってい
る。
【0003】この場合、旧いスクリーンマスクには、ク
リーム半田の使い残した残存分が付着しているが、従来
は、この残存分は、作業者が手作業によりへらなどで擦
り取って、クリーム半田の貯溜ポットに一旦回収し、次
いでこのポットのクリーム半田を、装置にセットされた
新しいスクリーンマスクに補給するようになっていた。
リーム半田の使い残した残存分が付着しているが、従来
は、この残存分は、作業者が手作業によりへらなどで擦
り取って、クリーム半田の貯溜ポットに一旦回収し、次
いでこのポットのクリーム半田を、装置にセットされた
新しいスクリーンマスクに補給するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記作業
は、すべて手作業で行われるため面倒であって、作業者
にかなりの労働負担を強いる問題があった。
は、すべて手作業で行われるため面倒であって、作業者
にかなりの労働負担を強いる問題があった。
【0005】そこで本発明は、上記のようなクリーム半
田の回収作業や補給作業を、自動的に行えるスクリーン
印刷装置におけるクリーム半田の回収補給方法を提供す
ることを目的とする。
田の回収作業や補給作業を、自動的に行えるスクリーン
印刷装置におけるクリーム半田の回収補給方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ス
クリーンマスクと、このスクリーンマスクの上面を摺動
して基板にクリーム半田を印刷するスキージとを備えた
スクリーン印刷装置において、上記スクリーンマスクの
上方を移動して、このスクリーンマスクに接離するプレ
ートを設け、このプレートをスクリーンマスクに着地さ
せて、上記スキージを上記スクリーンマスク上を摺動さ
せることにより、上記スクリーンマスク上のクリーム半
田をこのプレート上に回収し、またこのプレート上から
スクリーンマスク上に補給するようにしたものである。
クリーンマスクと、このスクリーンマスクの上面を摺動
して基板にクリーム半田を印刷するスキージとを備えた
スクリーン印刷装置において、上記スクリーンマスクの
上方を移動して、このスクリーンマスクに接離するプレ
ートを設け、このプレートをスクリーンマスクに着地さ
せて、上記スキージを上記スクリーンマスク上を摺動さ
せることにより、上記スクリーンマスク上のクリーム半
田をこのプレート上に回収し、またこのプレート上から
スクリーンマスク上に補給するようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ス
クリーンマスクと、このスクリーンマスクの上面を摺動
して基板にクリーム半田を印刷するスキージとを備えた
スクリーン印刷装置において、プレートをスクリーンマ
スクに着地させて、上記スキージを上記スクリーンマス
ク上を摺動させることにより、上記スクリーンマスク上
のクリーム半田をこのプレート上に回収し、またスクリ
ーンマスクの交換をした後、このプレートをスクリーン
マスクに着地させてこのプレート上に回収されたクリー
ム半田を上記スキージによりスクリーンマスク上に掻き
出して補給するようにしたものである。
クリーンマスクと、このスクリーンマスクの上面を摺動
して基板にクリーム半田を印刷するスキージとを備えた
スクリーン印刷装置において、プレートをスクリーンマ
スクに着地させて、上記スキージを上記スクリーンマス
ク上を摺動させることにより、上記スクリーンマスク上
のクリーム半田をこのプレート上に回収し、またスクリ
ーンマスクの交換をした後、このプレートをスクリーン
マスクに着地させてこのプレート上に回収されたクリー
ム半田を上記スキージによりスクリーンマスク上に掻き
出して補給するようにしたものである。
【0008】またスクリーンマスクの交換が終了したな
らば、プレートを新たなスクリーンマスク上に着地さ
せ、このプレート上のクリーム半田を、スキージにより
このスクリーンマスク上に掻き出す。
らば、プレートを新たなスクリーンマスク上に着地さ
せ、このプレート上のクリーム半田を、スキージにより
このスクリーンマスク上に掻き出す。
【0009】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0010】図1はスクリーン印刷装置の斜視図であ
る。1はスクリーンマスクであり、パターン孔2が開口
されている。3はスクリーンマスク1がセットされるマ
スクホルダであって、その上面にはガイドレール4が設
けられている。6は摺動板であって、スライダ5を介し
て、ガイドレール4上に載置されている。この摺動板6
上には、シリンダ7が2個設けられており、このシリン
ダ7のロッド8には、スキージ9が保持されている(図
2も参照)。ロッド8が突没すると、スキージ9は上下
動し、スクリーンマスク1に接離する。10は基板、2
0はクリーム半田である。
る。1はスクリーンマスクであり、パターン孔2が開口
されている。3はスクリーンマスク1がセットされるマ
スクホルダであって、その上面にはガイドレール4が設
けられている。6は摺動板であって、スライダ5を介し
て、ガイドレール4上に載置されている。この摺動板6
上には、シリンダ7が2個設けられており、このシリン
ダ7のロッド8には、スキージ9が保持されている(図
2も参照)。ロッド8が突没すると、スキージ9は上下
動し、スクリーンマスク1に接離する。10は基板、2
0はクリーム半田である。
【0011】図1において、摺動板6の側部にはナット
11が装着されている。このナット11にはボールねじ
12が螺合しており、モータ13が駆動してボールねじ
12が回転すると、スキージ9はスクリーンマスク1上
を摺動する。
11が装着されている。このナット11にはボールねじ
12が螺合しており、モータ13が駆動してボールねじ
12が回転すると、スキージ9はスクリーンマスク1上
を摺動する。
【0012】21はスクリーンマスク1上に設けられた
プレートである。このプレート21の両側部は、シリン
ダ22のロッド23に結合されている(図4も参照)。
24はスライド板であり、スライダ25を介して、上記
ガイドレール4上に載置されている。上記シリンダ22
は、このスライド板24に装着されている。またこのス
ライド板24にはシリンダ26が設置されている。図3
に示すように、上記摺動板6には、孔部28が形成され
たアーム29が設けられており、このシリンダ26のロ
ッド27は、この孔部28に係脱する。
プレートである。このプレート21の両側部は、シリン
ダ22のロッド23に結合されている(図4も参照)。
24はスライド板であり、スライダ25を介して、上記
ガイドレール4上に載置されている。上記シリンダ22
は、このスライド板24に装着されている。またこのス
ライド板24にはシリンダ26が設置されている。図3
に示すように、上記摺動板6には、孔部28が形成され
たアーム29が設けられており、このシリンダ26のロ
ッド27は、この孔部28に係脱する。
【0013】スライド板24の背面側には、立板31が
設けられている。この立板31にはロッドレスシリンダ
32が設けられており、このロッドレスシリンダ32に
は、クリーム半田の補給手段としてのディスペンサ33
が装着されている。したがってロッドレスシリンダ32
が作動することにより、ディスペンサ33はロッド34
に沿ってスライドし、スクリーンマスク1の所望位置に
クリーム半田を吐出する。
設けられている。この立板31にはロッドレスシリンダ
32が設けられており、このロッドレスシリンダ32に
は、クリーム半田の補給手段としてのディスペンサ33
が装着されている。したがってロッドレスシリンダ32
が作動することにより、ディスペンサ33はロッド34
に沿ってスライドし、スクリーンマスク1の所望位置に
クリーム半田を吐出する。
【0014】本装置は上記のような構成より成り、次に
動作の説明を行う。図2に示すように、モータ13を駆
動して、スキージ9を往復摺動させることにより、パタ
ーン孔2を通して、基板10にクリーム半田20が塗布
される。
動作の説明を行う。図2に示すように、モータ13を駆
動して、スキージ9を往復摺動させることにより、パタ
ーン孔2を通して、基板10にクリーム半田20が塗布
される。
【0015】基板10の品種変更にともない、スクリー
ンマスク1を交換するときは、スクリーンマスク1上に
残存するクリーム半田20を回収する。この場合、モー
タ13を駆動して、アーム29の孔部28をシリンダ2
6の直下に移動させ、ロッド27を突出させて、ロッド
27を孔部28に係合する。
ンマスク1を交換するときは、スクリーンマスク1上に
残存するクリーム半田20を回収する。この場合、モー
タ13を駆動して、アーム29の孔部28をシリンダ2
6の直下に移動させ、ロッド27を突出させて、ロッド
27を孔部28に係合する。
【0016】次いでモータ13を駆動すると、プレート
21は摺動板6にけん引されて、クリーム半田20の近
傍へ移動する(図4(a)参照)。そこで、ロッド27
を引き込ませて、孔部28から離脱させるとともに、シ
リンダ22のロッド23を突出させて、プレート21を
スクリーンマスク1に着地させる(同図鎖線参照)。
21は摺動板6にけん引されて、クリーム半田20の近
傍へ移動する(図4(a)参照)。そこで、ロッド27
を引き込ませて、孔部28から離脱させるとともに、シ
リンダ22のロッド23を突出させて、プレート21を
スクリーンマスク1に着地させる(同図鎖線参照)。
【0017】次いでモータ13を回転させることによ
り、スキージ9を右方へ摺動させ、スクリーンマスク1
上の半田20をプレート21上に掻き上げる(図4
(b)参照)。次いでスキージ9をプレート21上から
退去させるとともに、プレート21を元の位置に復帰さ
せることにより、クリーム半田20はプレート21上に
回収される(同図(c)参照)。
り、スキージ9を右方へ摺動させ、スクリーンマスク1
上の半田20をプレート21上に掻き上げる(図4
(b)参照)。次いでスキージ9をプレート21上から
退去させるとともに、プレート21を元の位置に復帰さ
せることにより、クリーム半田20はプレート21上に
回収される(同図(c)参照)。
【0018】スクリーンマスク1の交換が終了したなら
ば、上記と同様の動作により、図4(d)に示すように
プレート21をスクリーンマスク1の適所に着地させ、
スキージ9を摺動させて、プレート21上のクリーム半
田20をスクリーンマスク1上に掻き出して補給する。
ば、上記と同様の動作により、図4(d)に示すように
プレート21をスクリーンマスク1の適所に着地させ、
スキージ9を摺動させて、プレート21上のクリーム半
田20をスクリーンマスク1上に掻き出して補給する。
【0019】以上のように本装置によれば、基板の品種
変更にともなうクリーム半田の回収や補給を自動的に行
うことができる。
変更にともなうクリーム半田の回収や補給を自動的に行
うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
板の品種変更にともない、スクリーンマスク上に残存す
るクリーム半田の回収や補給を自動的に行うことができ
る。
板の品種変更にともない、スクリーンマスク上に残存す
るクリーム半田の回収や補給を自動的に行うことができ
る。
【図1】本発明に係るスクリーン印刷装置の斜視図
【図2】本発明に係るスクリーン印刷装置の部分側面図
【図3】本発明に係るスクリーン印刷装置の部分側面図
【図4】本発明に係るクリーム半田の回収補給中の側面
図
図
1 スクリーンマスク 9 スキージ 11 摺動手段 12 摺動手段 20 クリーム半田 21 プレート
Claims (1)
- 【請求項1】スクリーンマスクと、このスクリーンマス
クの上面を摺動して基板にクリーム半田を印刷するスキ
ージと、このスキージをスクリーンマスク上を摺動させ
る摺動手段とを備えたスクリーン印刷装置において、 プレートをスクリーンマスクに着地させて、上記スキー
ジを上記スクリーンマスク上を摺動させることにより、
上記スクリーンマスク上のクリーム半田をこのプレート
上に回収し、またスクリーンマスクの交換をした後、こ
のプレートをスクリーンマスクに着地させてこのプレー
ト上に回収されたクリーム半田を上記スキージによりス
クリーンマスク上に掻き出して補給するようにしたこと
を特徴とするスクリーン印刷装置におけるクリーム半田
の回収補給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13399691A JP2924292B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | スクリーン印刷装置におけるクリーム半田の回収補給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13399691A JP2924292B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | スクリーン印刷装置におけるクリーム半田の回収補給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358833A JPH04358833A (ja) | 1992-12-11 |
JP2924292B2 true JP2924292B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=15117951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13399691A Expired - Fee Related JP2924292B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | スクリーン印刷装置におけるクリーム半田の回収補給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2924292B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105365358B (zh) * | 2015-11-30 | 2018-07-03 | 中冶南方(武汉)自动化有限公司 | 一种涂料自动投送、回收装置 |
JP7162248B2 (ja) * | 2018-12-28 | 2022-10-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 印刷装置 |
JP7482455B2 (ja) * | 2018-12-28 | 2024-05-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半田ペースト回収装置およびスクリーン印刷装置 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP13399691A patent/JP2924292B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04358833A (ja) | 1992-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |