JP2923777B1 - フレキシブル手摺笠木継手 - Google Patents

フレキシブル手摺笠木継手

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JP2923777B1
JP2923777B1 JP13597998A JP13597998A JP2923777B1 JP 2923777 B1 JP2923777 B1 JP 2923777B1 JP 13597998 A JP13597998 A JP 13597998A JP 13597998 A JP13597998 A JP 13597998A JP 2923777 B1 JP2923777 B1 JP 2923777B1
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真一 仲川
英夫 鳳
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タカラ産業株式会社
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Abstract

【要約】 【目的】 曲げ角度に応じて自在に屈曲し、現場での加
工を必要としない新規構造のフレキシブル手摺笠木継手
を提供する。 【構成】 直線部手摺笠木端部と嵌合する構造をもった
一対の端部取付部材1,1間に軟質または半硬質合成樹
脂からなる軟性連結板杆4を掛架する。硬質合成樹脂に
よって多数の笠木外形板7,7…を、連結する手摺笠木
a,aの断面外形と略同一外形の板状に成形し、軟性連
結杆4に対して摺動自在に外挿してなり、隣接する笠木
外形板7に構成した周縁リップ10を順次重なり合わせ
て隙間なく笠木外形面を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屈曲部に構設する
手摺の改良に係り、殊に階段回りや階段と踊り場の境な
どに用いるフレキシブル手摺笠木継手に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されているアルミ形材など
金属製の手摺笠木は、階段から踊り場へ、または踊り場
から階段へ連続するとき、或は階段を回り降りる場所で
はベンダーなどの曲げ治具を使用して該部位の曲率に合
わせて予め屈曲した構造のものを使用しており、現場合
わせに頼らざるを得ないことから作業効率が悪いばかり
でなく熟練を要し、技術を継承することが非常に困難で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、曲げ角度に応じて自在に屈曲
し、現場での加工を必要としないだけでなく、曲げ方向
と直交する方向に強い剛力をもち、笠木の屈曲部に使用
する新規構造のフレキシブル手摺笠木継手を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフレキシブ
ル手摺笠木継手は、屈曲部に使用する手摺笠木であり、
直線部手摺笠木端部と嵌合する構造をもった一対の端部
取付部材と、該端部取付部材間に掛架した軟質または半
硬質合成樹脂からなる軟性連結板杆と、硬質合成樹脂に
よって連結する手摺笠木の断面外形と略同一外形の板状
に成形され、前記軟性連結杆に対して摺動自在に外挿し
てなる多数の笠木外形板とから構成したことを要旨とす
るものである。
【0005】上記端部取付部材間に掛架した軟質または
半硬質合成樹脂からなる上記軟性連結杆が、断面が偏平
角柱状になり該軟性連結板杆に対して笠木外形板を、回
動を阻止して摺動自在に外挿したことを要旨とするもの
である。また上記フレキシブル手摺笠木継手は、笠木外
形板が、該笠木外形板を軟性連結杆に外挿するための外
挿長孔の長軸方向に位置して該板厚を他の部分より厚く
する突起を構成し、また笠木外形板の外周部の少なくと
も一方の面に、周縁リップを構成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面に従って説明する。図1は一部切欠した
フレキシブル手摺笠木継手の断面図、図2は端部取付部
材、図3は笠木外形板、図4は軟性連結板杆である。
【0007】符号1,1は、例えばアルミニウムの形材
によって構成した直線部手摺笠木aの端部に固着する端
部取付部材であり、硬質合成樹脂により直線部手摺笠木
aの断面外形と略同一外形をもった基板部2の後面に該
直線部手摺笠木aの端部形状と対応する嵌合突襟3を一
体的に構成し、圧入嵌合して取り付けることができる。
【0008】符号4は、上記端部取付部材1,1間に掛
架する軟質または半硬質合成樹脂からなり適宜板幅と板
厚をもった断面偏平角柱状の軟性連結板杆であり、上記
端部取付部材1の軸心部位置に穿設したスリット状の外
挿長孔5に端部を摺動自在に内挿して架設するもので、
該軟性連結板杆4の両端部両側縁には該板幅方向に拡開
するように構成した戻り阻止用の返り構造6をそれぞれ
形成し、上記外挿長孔5に挿入組付した後の抜出を阻止
してなる。
【0009】また符号7は、硬質合成樹脂によって連結
する直線部手摺笠木aの断面外形と略同一外形の板状に
成形され、上記軟性連結杆4に対して摺動自在に外挿し
てなる笠木外形板であり、該軟性連結杆4にはその長さ
に応じて多数の笠木外形板7,7…が連珠状に設けられ
る。
【0010】上記笠木外形板7は、軸心部位置に前記軟
性連結杆4に外挿するスリット状の外挿長孔8を穿設す
ると共に、該外挿長孔8の長軸方向に位置して突起9,
9を一体的に成形し、該部の板厚を他の部分より厚くし
ている。また該笠木外形板の外周部には、一方に屈折し
た周縁リップ10を一体的に構成してなる。
【0011】尚、符号7aは符号5に示すように上記突
起9と周縁リップ10を板面の両側に構成した端部笠木
外形板である。
【0012】上記フレキシブル手摺笠木継手は、端部取
付部材1,1間に掛架した軟性連結板杆4に多数の笠木
外形板7,7…を連珠状に組み付けた構造であり、軟性
連結板杆4の板厚方向には当然のことながら屈曲変形が
可能である。従って屈曲を必要とする部位の直線部手摺
笠木a,a間に固設介装して使用することにより、隣接
する笠木外形板7,7の突起9が当接して該笠木外形板
7が傾斜すると共に、周縁リップ10が順次重なり合い
隙間なく笠木外形面を被覆形成するようになる。
【0013】
【実施例】図6は笠木外形板7の他の実施例を示すもの
で、周縁リップ10を本体部と異なる軟質樹脂によって
構成するか、または本体部から徐々に軟質化する樹脂構
造にした二色成形による軟質のリップ部としたものであ
る。この軟質の周縁リップに10より、隣接する周縁リ
ップ10が順次重なり合うとき、より隙間なく笠木外形
面を形成することができる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るフレキ
シブル手摺笠木継手は、屈曲部に使用する手摺笠木であ
り、直線部手摺笠木端部と嵌合する構造をもった一対の
端部取付部材と、該端部取付部材間に掛架した軟質また
は半硬質合成樹脂からなる断面偏平角柱状の軟性連結板
杆と、硬質合成樹脂によって連結する手摺笠木の断面外
形と略同一外形の板状に成形され、前記軟性連結杆に対
して摺動自在に外挿してなる多数の笠木外形板とから構
成し、端部取付部材間に掛架した軟性連結板杆に多数の
笠木外形板を連珠状に組み付けた構造になるため、屈曲
変形が可能であり隣接する笠木外形板の周縁リップが順
次重なり合い隙間なく笠木外形面を形成するようになる
ものであり、曲げ角度に応じて自在に屈曲し現場での加
工を必要としない等の特徴を有するものであり、本発明
の実施によって得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレキシブル手摺笠木継手の一部
切欠した断面図である。
【図2】同端部取付部材の正面図(a)と同縦断面図
(b)ある。
【図3】同笠木外形板の正面図(a)と同縦断面図
(b)ある。
【図4】同軟性連結板杆の正面図である。
【図5】同端部笠木外形板の縦断面図である。
【図6】笠木外形板の他の実施例を示す周縁リップ部の
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 端部取付部材 2 基板部 3 嵌合突襟 4 軟性連結板杆 5 外挿長孔 6 返り構造 7 笠木外形板 7a 端部笠木外形板 8 外挿長孔 9 突起 10 周縁リップ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲部に使用する手摺笠木であり、直線
    部手摺笠木端部と嵌合する構造をもった一対の端部取付
    部材と、該端部取付部材間に掛架した軟質または半硬質
    合成樹脂からなる軟性連結板杆と、硬質合成樹脂によっ
    て連結する手摺笠木の断面外形と略同一外形の板状に成
    形され、前記軟性連結杆に対して摺動自在に外挿してな
    る多数の笠木外形板とから構成したことを特徴とするフ
    レキシブル手摺笠木継手。
  2. 【請求項2】 端部取付部材間に掛架した軟質または半
    硬質合成樹脂からなる前記軟性連結杆が、断面が偏平角
    柱状になり該軟性連結板杆に対して笠木外形板を、回動
    を阻止して摺動自在に外挿したことを特徴とする請求項
    1記載のフレキシブル手摺笠木継手。
  3. 【請求項3】 前記笠木外形板が、該笠木外形板を軟性
    連結杆に外挿するための外挿長孔の長軸方向に位置して
    該板厚を他の部分より厚くする突起を構成したことを特
    徴とする請求項1または2記載のフレキシブル手摺笠木
    継手。
  4. 【請求項4】 前記笠木外形板の外周部の少なくとも一
    方の面に、周縁リップを構成したことを特徴とする請求
    項1または2記載のフレキシブル手摺笠木継手。
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