JP2923377B2 - 多連結タイヤ - Google Patents
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- tires
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C23/001—Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving
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- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C29/00—Arrangements of tyre-inflating valves to tyres or rims; Accessories for tyre-inflating valves, not otherwise provided for
- B60C29/06—Accessories for tyre-inflating valves, e.g. housings, guards, covers for valve caps, locks, not otherwise provided for
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7771—Bi-directional flow valves
- Y10T137/778—Axes of ports co-axial
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T152/10—Tires, resilient
- Y10T152/10495—Pneumatic tire or inner tube
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Check Valves (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全性,走行性に優れ
た多連結タイヤに関するものである。
た多連結タイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用のタイヤとしては、図12に示す
ように、ホイール1の外周を構成するリム2の周囲に、
環状の空気タイヤ3を嵌合したもの(いわゆる「シング
ルタイヤ」が一般的であるが、最近、図13に示すよう
に、単一ホイール1の外周に、2個のリム2a,2bを
設け、タイヤ3を2個並列に取り付けた多連結タイヤ
(いわゆる「ツインタイヤ」)が提案されている(例え
ば特開昭60−12303号公報)。このものは、スポ
ーツカー仕様の自動車に装備される幅の大きいタイヤの
欠点を補うべく開発されたもので、水捌けがよい(ア
クアブレーニングを防ぐ),接地面積が少なく直線で
の安定性がよい,突然のパンクで急激に空気が抜けて
も2個のタイヤのうち一方はパンクしていない確率が高
いため、車体の振れが少なく大きくハンドルを取られる
割合が低く、安定性が高い,片方のタイヤがパンク等
により空気漏れした場合でも片方のタイヤは走行可能な
ので退避走行・徐行走行が可能になり、立ち往生するこ
とがない,等の利点を有している。
ように、ホイール1の外周を構成するリム2の周囲に、
環状の空気タイヤ3を嵌合したもの(いわゆる「シング
ルタイヤ」が一般的であるが、最近、図13に示すよう
に、単一ホイール1の外周に、2個のリム2a,2bを
設け、タイヤ3を2個並列に取り付けた多連結タイヤ
(いわゆる「ツインタイヤ」)が提案されている(例え
ば特開昭60−12303号公報)。このものは、スポ
ーツカー仕様の自動車に装備される幅の大きいタイヤの
欠点を補うべく開発されたもので、水捌けがよい(ア
クアブレーニングを防ぐ),接地面積が少なく直線で
の安定性がよい,突然のパンクで急激に空気が抜けて
も2個のタイヤのうち一方はパンクしていない確率が高
いため、車体の振れが少なく大きくハンドルを取られる
割合が低く、安定性が高い,片方のタイヤがパンク等
により空気漏れした場合でも片方のタイヤは走行可能な
ので退避走行・徐行走行が可能になり、立ち往生するこ
とがない,等の利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、片方の
タイヤがパンク等で徐々に空気漏れした場合、他方のタ
イヤによつて一定の走行性が確保されるため、ドライバ
ーは気付かないまま走行することになりやすい。また、
内側のタイヤが空気漏れしていても外側から見ただけで
は判別できない。このため、片方のタイヤが空気漏れし
た状態のままで、高速でカーブにかかると、車の重心が
ずれているため、車体が振れて大きくハンドルが取ら
れ、大事故につながる可能性が大きい(直進走行の場合
は殆ど異常なく運転できる)。したがつて、多連結タイ
ヤは、アイデアとしては興味深いものであるが、安全性
の観点から、実用化されていないのが実情である。
タイヤがパンク等で徐々に空気漏れした場合、他方のタ
イヤによつて一定の走行性が確保されるため、ドライバ
ーは気付かないまま走行することになりやすい。また、
内側のタイヤが空気漏れしていても外側から見ただけで
は判別できない。このため、片方のタイヤが空気漏れし
た状態のままで、高速でカーブにかかると、車の重心が
ずれているため、車体が振れて大きくハンドルが取ら
れ、大事故につながる可能性が大きい(直進走行の場合
は殆ど異常なく運転できる)。したがつて、多連結タイ
ヤは、アイデアとしては興味深いものであるが、安全性
の観点から、実用化されていないのが実情である。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、タイヤの空気漏れをドライバーが容易に感知す
ることができ、安全性の高い多連結タイヤの提供をその
目的とする。
もので、タイヤの空気漏れをドライバーが容易に感知す
ることができ、安全性の高い多連結タイヤの提供をその
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、単一ホイールの外周に複数個のタイヤが
並列的に嵌合されている多連結タイヤであつて、隣合う
タイヤの内部空間が互いに連通配管によつて連通されて
おり、上記連通配管上に、連通される左右のタイヤの空
気圧が等しい場合には閉じ、左右のタイヤの空気圧の差
が所定値Aを超えると開き、さらにその差が拡大して所
定値Bに達すると閉じる空気圧調整バルブを設けた多連
結タイヤを要旨とする。
め、本発明は、単一ホイールの外周に複数個のタイヤが
並列的に嵌合されている多連結タイヤであつて、隣合う
タイヤの内部空間が互いに連通配管によつて連通されて
おり、上記連通配管上に、連通される左右のタイヤの空
気圧が等しい場合には閉じ、左右のタイヤの空気圧の差
が所定値Aを超えると開き、さらにその差が拡大して所
定値Bに達すると閉じる空気圧調整バルブを設けた多連
結タイヤを要旨とする。
【0006】
【作用】すなわち、本発明者らは、多連結タイヤにおい
て、タイヤ、特に内側のタイヤの空気漏れを容易にドラ
イバーが感知でき、しかも前記〜の多連結タイヤの
利点は活かされるような方法について一連の研究を行つ
た。その結果、「多連結タイヤの各タイヤは互いに独立
したものであり、パンク等の事態が生じても片方のタイ
ヤが生きていることこそ、多連結タイヤの最大の利点で
ある」という業界の常識を破り、多連結タイヤのタイヤ
を互いに連通してはどうか、との着想を得た。すなわ
ち、タイヤ同士を互いに連通すると、片方がパンク等で
空気漏れを生じた場合、空気漏れの進行によつて無事な
方のタイヤも空気圧が下がるため、ドライバーが空気漏
れに気付きやすく、従来のシングルタイヤと同様の感覚
で運転できる。また、空気漏れが緩やかなものである場
合には、無事な方のタイヤから空気の流入を受けて両者
が均圧になろうとするので、運転に支障をきたすまでの
時間を後らせることができ、ドライバーが気付いてから
でも充分に退避走行・徐行走行を行うことができ立ち往
生することもない。しかも、この連通配管上に、タイヤ
の空気漏れの態様に応じて連通配管を開閉することので
きる空気圧調整バルブを設けることにより、多連結タイ
ヤの利点をより一層効果的に引き出すことができること
を見いだし本発明に到達した。
て、タイヤ、特に内側のタイヤの空気漏れを容易にドラ
イバーが感知でき、しかも前記〜の多連結タイヤの
利点は活かされるような方法について一連の研究を行つ
た。その結果、「多連結タイヤの各タイヤは互いに独立
したものであり、パンク等の事態が生じても片方のタイ
ヤが生きていることこそ、多連結タイヤの最大の利点で
ある」という業界の常識を破り、多連結タイヤのタイヤ
を互いに連通してはどうか、との着想を得た。すなわ
ち、タイヤ同士を互いに連通すると、片方がパンク等で
空気漏れを生じた場合、空気漏れの進行によつて無事な
方のタイヤも空気圧が下がるため、ドライバーが空気漏
れに気付きやすく、従来のシングルタイヤと同様の感覚
で運転できる。また、空気漏れが緩やかなものである場
合には、無事な方のタイヤから空気の流入を受けて両者
が均圧になろうとするので、運転に支障をきたすまでの
時間を後らせることができ、ドライバーが気付いてから
でも充分に退避走行・徐行走行を行うことができ立ち往
生することもない。しかも、この連通配管上に、タイヤ
の空気漏れの態様に応じて連通配管を開閉することので
きる空気圧調整バルブを設けることにより、多連結タイ
ヤの利点をより一層効果的に引き出すことができること
を見いだし本発明に到達した。
【0007】つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示している。この
多連結タイヤは、単一ホイール1の外周面に、平行に2
個のリム部2a,2bが一体的に形成され、各リム部2
a,2bの外側に、タイヤ3a,3bが嵌合されてい
る。そして、各リム部2a,2bには、本体部とステム
部とが着脱自在に構成されたコネクタ5の本体側が取り
付けられて各タイヤ3a,3b内部に連通している。ま
た、上記コネクタ5のステム側は、それぞれくの字状に
曲成された継手6を介して空気圧調整バルブ7の両端部
に接続されている。したがつて、この左右のコネクタ
5,継手6,空気圧調整バルブ7によつて連通配管8が
形成され、両タイヤ3a,3bが連通しうるようになつ
ている。
多連結タイヤは、単一ホイール1の外周面に、平行に2
個のリム部2a,2bが一体的に形成され、各リム部2
a,2bの外側に、タイヤ3a,3bが嵌合されてい
る。そして、各リム部2a,2bには、本体部とステム
部とが着脱自在に構成されたコネクタ5の本体側が取り
付けられて各タイヤ3a,3b内部に連通している。ま
た、上記コネクタ5のステム側は、それぞれくの字状に
曲成された継手6を介して空気圧調整バルブ7の両端部
に接続されている。したがつて、この左右のコネクタ
5,継手6,空気圧調整バルブ7によつて連通配管8が
形成され、両タイヤ3a,3bが連通しうるようになつ
ている。
【0009】上記空気圧調整バルブ7は、図2に示すよ
うに、円筒状のハウジング9と、このハウジング9の内
部空洞内を軸方向に摺動しうる弁体10と、これを左右
方向から均等な力で押し付けて位置決め保持する圧縮ば
ね11,12とを有している。そして、上記弁体10の
左右端面からは、軸方向に細径軸13,14が延びてお
り、その先端フランジ部15,16が、ハウジング9内
に設けられた斜面部17,18と係合して連通路を遮断
しうるようになつている。また、19は、継手6とハウ
ジング9の端面に挟持されたフイルターで、ハウジング
9の内部にタイヤ内部の粉塵が入り込まないようになつ
ている。
うに、円筒状のハウジング9と、このハウジング9の内
部空洞内を軸方向に摺動しうる弁体10と、これを左右
方向から均等な力で押し付けて位置決め保持する圧縮ば
ね11,12とを有している。そして、上記弁体10の
左右端面からは、軸方向に細径軸13,14が延びてお
り、その先端フランジ部15,16が、ハウジング9内
に設けられた斜面部17,18と係合して連通路を遮断
しうるようになつている。また、19は、継手6とハウ
ジング9の端面に挟持されたフイルターで、ハウジング
9の内部にタイヤ内部の粉塵が入り込まないようになつ
ている。
【0010】上記空気圧調整バルブ7に内蔵される弁体
10は、図3に示すように、その表面に、軸方向に沿う
6本の溝(1本は見えない)を有している。上部の溝2
0は左端面から右端面手前まで延び、下部の溝21は右
端面から左端面手前まで延びている。溝22は上記溝2
1と同様、右端面から左端面手前まで延びているが、そ
の幅が左にいくほど狭くなつている。また、溝23は上
記溝20と同様、左端面から右端面手前まで延びてお
り、その幅が右にいくほど狭くなつている。
10は、図3に示すように、その表面に、軸方向に沿う
6本の溝(1本は見えない)を有している。上部の溝2
0は左端面から右端面手前まで延び、下部の溝21は右
端面から左端面手前まで延びている。溝22は上記溝2
1と同様、右端面から左端面手前まで延びているが、そ
の幅が左にいくほど狭くなつている。また、溝23は上
記溝20と同様、左端面から右端面手前まで延びてお
り、その幅が右にいくほど狭くなつている。
【0011】したがつて、上記空気圧調整バルブ7はつ
ぎのように機能する。すなわち、左右のタイヤ3a,3
b(図1参照)がどちらも空気漏れがなく健全な状態で
は、両者の空気圧は等しいため、図2に示すように、弁
体10は左右から均等に押されて中央に位置している。
この状態では、弁体10の周面の溝20〜23(および
裏側の2本の溝)はハウジング9内の左右の空間部にま
たがつていないため左右のタイヤ3a,3bを連通する
連通配管8の連通路は、この弁体10によつて遮断され
ている。
ぎのように機能する。すなわち、左右のタイヤ3a,3
b(図1参照)がどちらも空気漏れがなく健全な状態で
は、両者の空気圧は等しいため、図2に示すように、弁
体10は左右から均等に押されて中央に位置している。
この状態では、弁体10の周面の溝20〜23(および
裏側の2本の溝)はハウジング9内の左右の空間部にま
たがつていないため左右のタイヤ3a,3bを連通する
連通配管8の連通路は、この弁体10によつて遮断され
ている。
【0012】ところが、片方のタイヤ(例えば3b)が
パンク等によつて緩やかな空気漏れを生じると、健全な
タイヤ3aの空気圧の方が高くなるため、弁体10は、
図4に示すように、右側から左に向かつて押され、左端
面手前まで延びる溝21,22(および裏側の1本の
溝)が、ハウジング9内の左の空間部に連通するように
なる。このため、左右のタイヤ3a,3bを連通する連
通配管8の連通路は、連通し、右のタイヤ3aから左の
タイヤ3bに向かつて徐々に空気が流れ込み、2つのタ
イヤ3a,3bは徐々に凹み、ドライバーはパンクの発
生を感知することができる。
パンク等によつて緩やかな空気漏れを生じると、健全な
タイヤ3aの空気圧の方が高くなるため、弁体10は、
図4に示すように、右側から左に向かつて押され、左端
面手前まで延びる溝21,22(および裏側の1本の
溝)が、ハウジング9内の左の空間部に連通するように
なる。このため、左右のタイヤ3a,3bを連通する連
通配管8の連通路は、連通し、右のタイヤ3aから左の
タイヤ3bに向かつて徐々に空気が流れ込み、2つのタ
イヤ3a,3bは徐々に凹み、ドライバーはパンクの発
生を感知することができる。
【0013】また、急激なパンクでは、一気に片方のタ
イヤ(例えば3b)が潰れ、左右の空気圧の差が非常に
大きくなるため、図5に示すように、弁体10が大きく
左に動く。このとき、弁体10の右側のフランジ部15
が、ハウジング9内の斜面部17に押し付けられ、連通
路を遮断する。したがつて、この場合には、健全なタイ
ヤ3aはやや空気圧が低くなつてドライバーにパンクを
感知させることができるが、タイヤ3bほどは潰れず、
走行の安全性も一定確保される。
イヤ(例えば3b)が潰れ、左右の空気圧の差が非常に
大きくなるため、図5に示すように、弁体10が大きく
左に動く。このとき、弁体10の右側のフランジ部15
が、ハウジング9内の斜面部17に押し付けられ、連通
路を遮断する。したがつて、この場合には、健全なタイ
ヤ3aはやや空気圧が低くなつてドライバーにパンクを
感知させることができるが、タイヤ3bほどは潰れず、
走行の安全性も一定確保される。
【0014】なお、上記空気圧調整バルブ7の両端部を
それぞれタイヤ3a,3b内に連通するためのコネクタ
5としては、図6に示すような、オートジヨイント(X
M−5,サンテクノ社製)を使用している。このコネク
タ5は、本体部30とステイ部31とが、本体部30側
に設けられたスリーブ32を矢印のように滑らせること
により、簡単に接続したり離したりすることができるた
め、指先での操作によつて、簡単に、図2において鎖線
で囲う部分を取り外すことができる。そして、取り外し
と同時に、本体部30において、それぞれの通路端が閉
じられるため、左右のタイヤ3a,3bは互いに独立し
た状態となる。したがつて、タイヤ3a,3bの空気圧
の低下によつて、パンクを感知したドライバーは、適当
な場所に車を止め、即座に上記コネクタ5を離して連通
配管8を縁切りすることができる。これにより、パンク
していない方のタイヤ3a(3b)からの空気漏れの進
行を防ぎ、常法に従つてパンク修理を行うことができ
る。
それぞれタイヤ3a,3b内に連通するためのコネクタ
5としては、図6に示すような、オートジヨイント(X
M−5,サンテクノ社製)を使用している。このコネク
タ5は、本体部30とステイ部31とが、本体部30側
に設けられたスリーブ32を矢印のように滑らせること
により、簡単に接続したり離したりすることができるた
め、指先での操作によつて、簡単に、図2において鎖線
で囲う部分を取り外すことができる。そして、取り外し
と同時に、本体部30において、それぞれの通路端が閉
じられるため、左右のタイヤ3a,3bは互いに独立し
た状態となる。したがつて、タイヤ3a,3bの空気圧
の低下によつて、パンクを感知したドライバーは、適当
な場所に車を止め、即座に上記コネクタ5を離して連通
配管8を縁切りすることができる。これにより、パンク
していない方のタイヤ3a(3b)からの空気漏れの進
行を防ぎ、常法に従つてパンク修理を行うことができ
る。
【0015】また、上記多連結タイヤの連通配管8は、
つぎのような観点から、空気の連通量が適宜の割合とな
るよう設定される。すなわち、例えば片方のタイヤ3b
がパンクして、当初両タイヤ3a,3bに10の空気が
充填されており、タイヤ3bから単位時間当たり2ずつ
空気が漏れるとすると、互いに連通されていないタイヤ
(従来品)では、図7に模式的に示すように、タイヤ3
bから空気が2ずつ漏れ、タイヤ3aは生き続ける。こ
のため、ドライバーは、タイヤ3aによつて走行の安定
性が確保されているため、タイヤ3bのパンクを感知す
ることができず、走行を続ける。このため、先に述べた
ように、高速でカーブしたときに大事故を招くという問
題を生じる。そこで、本発明では連通配管8を設けたわ
けであるが、連通量を多くして片方のタイヤ3bのパン
クによる空気漏れが、即座にタイヤ3aからの空気流入
で緩和され、両タイヤ3a,3bがほぼ同一の割合で空
気減少を生じるようにすると、図8に示すように、あた
かも単一のタイヤのように両タイヤ3a,3bがともに
潰れていく。このため、図7の場合のような危険がな
く、また走行不可能に至るまでの時間をある程度後らせ
ることができ一定の退避走行・徐行走行を行うことがで
きるという利点を有する反面、両タイヤ3a,3bのう
ちいずれがパンクしたかを見極めることが難しく、また
パンクしたタイヤ3bを交換した場合に、生きている方
のタイヤ3aに対しても空気充填を大量に行わなければ
ならないという問題が残る。そこで、連通配管8の連通
量を、図8の場合よりも少なく設定して、生きているタ
イヤ3aの潰れ方が、タイヤ3bよりも後れ気味になる
ようにすることが好適である。このように設定すると、
図9に示すように、生きている方のタイヤ3aによつ
て、より長く走行でき、しかもタイヤ3aもパンクの影
響で漸次潰れていくため、図7の場合のような惨事を招
く前にドライバーがパンクを感知でき、非常に好適であ
る。
つぎのような観点から、空気の連通量が適宜の割合とな
るよう設定される。すなわち、例えば片方のタイヤ3b
がパンクして、当初両タイヤ3a,3bに10の空気が
充填されており、タイヤ3bから単位時間当たり2ずつ
空気が漏れるとすると、互いに連通されていないタイヤ
(従来品)では、図7に模式的に示すように、タイヤ3
bから空気が2ずつ漏れ、タイヤ3aは生き続ける。こ
のため、ドライバーは、タイヤ3aによつて走行の安定
性が確保されているため、タイヤ3bのパンクを感知す
ることができず、走行を続ける。このため、先に述べた
ように、高速でカーブしたときに大事故を招くという問
題を生じる。そこで、本発明では連通配管8を設けたわ
けであるが、連通量を多くして片方のタイヤ3bのパン
クによる空気漏れが、即座にタイヤ3aからの空気流入
で緩和され、両タイヤ3a,3bがほぼ同一の割合で空
気減少を生じるようにすると、図8に示すように、あた
かも単一のタイヤのように両タイヤ3a,3bがともに
潰れていく。このため、図7の場合のような危険がな
く、また走行不可能に至るまでの時間をある程度後らせ
ることができ一定の退避走行・徐行走行を行うことがで
きるという利点を有する反面、両タイヤ3a,3bのう
ちいずれがパンクしたかを見極めることが難しく、また
パンクしたタイヤ3bを交換した場合に、生きている方
のタイヤ3aに対しても空気充填を大量に行わなければ
ならないという問題が残る。そこで、連通配管8の連通
量を、図8の場合よりも少なく設定して、生きているタ
イヤ3aの潰れ方が、タイヤ3bよりも後れ気味になる
ようにすることが好適である。このように設定すると、
図9に示すように、生きている方のタイヤ3aによつ
て、より長く走行でき、しかもタイヤ3aもパンクの影
響で漸次潰れていくため、図7の場合のような惨事を招
く前にドライバーがパンクを感知でき、非常に好適であ
る。
【0016】上記図9のように空気漏れを進行させよう
とすれば、タイヤの大きさ等にもよるが、両タイヤ3
a,3b間を連通する空気量を0.01〜12リツトル
/分に設定することが好適である。ただし、上記連通す
る空気量は、連通配管8を構成する各部材5,6,7の
内径および弁体10に形成する溝20〜23の形状,深
さ等によつて調整することができる。
とすれば、タイヤの大きさ等にもよるが、両タイヤ3
a,3b間を連通する空気量を0.01〜12リツトル
/分に設定することが好適である。ただし、上記連通す
る空気量は、連通配管8を構成する各部材5,6,7の
内径および弁体10に形成する溝20〜23の形状,深
さ等によつて調整することができる。
【0017】なお、上記実施例では、よりきめ細かく走
行の安全性を確保するために、空気圧調整バルブ7内の
弁体10に形成する溝20〜23のうち、溝21,23
の幅を徐々に狭くして、タイヤ3a,3b間の空気圧差
が大きければ大きいほど連通によつて移動する空気量が
多くなるよう設定しているが、このように空気圧差の大
小によつて移動空気量を増減させなくても差し支えはな
い。
行の安全性を確保するために、空気圧調整バルブ7内の
弁体10に形成する溝20〜23のうち、溝21,23
の幅を徐々に狭くして、タイヤ3a,3b間の空気圧差
が大きければ大きいほど連通によつて移動する空気量が
多くなるよう設定しているが、このように空気圧差の大
小によつて移動空気量を増減させなくても差し支えはな
い。
【0018】また、タイヤ3a,3bのいずれかが空気
漏れを生じた場合に、即座にどのタイヤがだめになつて
いるかがわかるように、ホイール1の外側に、図1で鎖
線で示すように、色の違う2個のランプ40,41を取
り付けておき、例えば外側のタイヤ3bが空気漏れの場
合はランプ40(例えば赤)が点灯し、内側のタイヤ3
aが空気漏れの場合はランプ41(例えば緑)が点灯す
るようにしておくと、肉眼で即座にタイヤ3a,3bの
空気漏れの有無がわかるため好適である。上記ランプ4
0,41は、上記実施例の空気圧調整バルブ7の弁体1
0の動きを利用して、簡単に点灯させることができる。
漏れを生じた場合に、即座にどのタイヤがだめになつて
いるかがわかるように、ホイール1の外側に、図1で鎖
線で示すように、色の違う2個のランプ40,41を取
り付けておき、例えば外側のタイヤ3bが空気漏れの場
合はランプ40(例えば赤)が点灯し、内側のタイヤ3
aが空気漏れの場合はランプ41(例えば緑)が点灯す
るようにしておくと、肉眼で即座にタイヤ3a,3bの
空気漏れの有無がわかるため好適である。上記ランプ4
0,41は、上記実施例の空気圧調整バルブ7の弁体1
0の動きを利用して、簡単に点灯させることができる。
【0019】すなわち、図10に示すように、空気圧調
整バルブ7内の、弁体10が摺動する内周面7aの両端
部に、端子45〜48を設けるとともに、弁体10の周
面に、環状の導電部49,50を設ける。このとき、空
気圧調整バルブ7および弁体10は樹脂等の非導電材で
形成しておく必要がある。そして、タイヤ3a,3bに
空気圧の差が生じて弁体10が右もしくは左に動いた場
合に、上記端子45,46と導電部49とが当接して通
電し、あるいは上記端子47,48と導電部50とが当
接して通電してその状態が所定時間(例えば1分間)以
上続いた場合に、図11に示すような電気回路上に組み
込まれたランプ40,41のいずれかが点灯するように
なつている。これは、走行時の衝撃等による圧変化とパ
ンク等による空気漏れを区別させるよう考慮したもので
ある。そして、この回路では、一旦いずれかのランプ4
0(41)が点灯すると、その後、いくら弁体10の位
置が変動してもランプ表示が消えることがないよう設定
されている。なお、図11において、52はバツテリ
ー,53はタイマー半導体,54,55は状態保持半導
体である。
整バルブ7内の、弁体10が摺動する内周面7aの両端
部に、端子45〜48を設けるとともに、弁体10の周
面に、環状の導電部49,50を設ける。このとき、空
気圧調整バルブ7および弁体10は樹脂等の非導電材で
形成しておく必要がある。そして、タイヤ3a,3bに
空気圧の差が生じて弁体10が右もしくは左に動いた場
合に、上記端子45,46と導電部49とが当接して通
電し、あるいは上記端子47,48と導電部50とが当
接して通電してその状態が所定時間(例えば1分間)以
上続いた場合に、図11に示すような電気回路上に組み
込まれたランプ40,41のいずれかが点灯するように
なつている。これは、走行時の衝撃等による圧変化とパ
ンク等による空気漏れを区別させるよう考慮したもので
ある。そして、この回路では、一旦いずれかのランプ4
0(41)が点灯すると、その後、いくら弁体10の位
置が変動してもランプ表示が消えることがないよう設定
されている。なお、図11において、52はバツテリ
ー,53はタイマー半導体,54,55は状態保持半導
体である。
【0020】なお、上記実施例では、タイヤが2個連結
されたものを示したが、本発明は、タイヤが3個以上連
結されたものにも適用することができる。この場合は、
隣合うタイヤ同士を互いに上記と同様にして連通するこ
とによつて、所期の目的を達することができる。
されたものを示したが、本発明は、タイヤが3個以上連
結されたものにも適用することができる。この場合は、
隣合うタイヤ同士を互いに上記と同様にして連通するこ
とによつて、所期の目的を達することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の多連結タイヤ
は、タイヤを連通配管によつて互いに連通したものであ
り、片方がパンク等で、急激な空気漏れを生じた場合に
空気漏れの進行によつて無事な方のタイヤも空気圧が下
がり、シングルタイヤと同様にドライバーが空気漏れを
感知しやすい。また、空気漏れが穏やかなものである場
合には、無事な方のタイヤから空気の流入を受けて両者
が均一になろうとするので、運転に支障をきたすまでの
時間を後らせることができ、ある程度の退避走行・徐行
走行ができる。したがつて、ドライバーがパンクの発生
に気付かずに大事故を招くような危険がなく、またパン
クによつてその場で立ち往生するようなこともない。そ
して、通常の走行時には、多連結タイヤならではの走行
安定性,水捌けのよさ等が活かされるという利点を有す
る。しかも、上記連通配管上に、空気漏れの態様に応じ
て連通路の開閉を行うことのできる空気圧調整バルブを
設けているため、きめ細かく各タイヤの空気圧を調整し
てタイヤの状態を安全に守ることができる。
は、タイヤを連通配管によつて互いに連通したものであ
り、片方がパンク等で、急激な空気漏れを生じた場合に
空気漏れの進行によつて無事な方のタイヤも空気圧が下
がり、シングルタイヤと同様にドライバーが空気漏れを
感知しやすい。また、空気漏れが穏やかなものである場
合には、無事な方のタイヤから空気の流入を受けて両者
が均一になろうとするので、運転に支障をきたすまでの
時間を後らせることができ、ある程度の退避走行・徐行
走行ができる。したがつて、ドライバーがパンクの発生
に気付かずに大事故を招くような危険がなく、またパン
クによつてその場で立ち往生するようなこともない。そ
して、通常の走行時には、多連結タイヤならではの走行
安定性,水捌けのよさ等が活かされるという利点を有す
る。しかも、上記連通配管上に、空気漏れの態様に応じ
て連通路の開閉を行うことのできる空気圧調整バルブを
設けているため、きめ細かく各タイヤの空気圧を調整し
てタイヤの状態を安全に守ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】上記実施例に用いる空気圧調整バルブの断面図
である。
である。
【図3】上記実施例に用いる弁体の斜視図である。
【図4】上記実施例に用いる空気圧調整バルブの作動状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図5】上記実施例に用いる空気圧調整バルブの作動状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図6】上記実施例に用いるコネクタの説明図である。
【図7】従来の多連結タイヤのパンク時の模式的な説明
図である。
図である。
【図8】上記実施例の多連結タイヤにおいて連通量が多
い場合のパンク時の模式的な説明図である。
い場合のパンク時の模式的な説明図である。
【図9】上記実施例の多連結タイヤにおいて連通量が少
ない場合のパンク時の模式的な説明図である。
ない場合のパンク時の模式的な説明図である。
【図10】本発明の他の実施例に用いる空気圧調整バル
ブの断面図である。
ブの断面図である。
【図11】上記他の実施例に用いる電気回路図である。
【図12】一般的なシングルタイヤの断面図である。
【図13】従来の多連結タイヤの断面図である。
1 ホイール 3a タイヤ 3b タイヤ 5 コネクタ 7 空気圧調整バルブ 8 連通配管 10 弁体
Claims (3)
- 【請求項1】 単一ホイールの外周に複数個のタイヤが
並列的に嵌合されている多連結タイヤであつて、隣合う
タイヤの内部空間が互いに連通配管によつて連通されて
おり、上記連通配管上に、連通される左右のタイヤの空
気圧が等しい場合には閉じ、左右のタイヤの空気圧の差
が所定値Aを超えると開き、さらにその差が拡大して所
定値Bに達すると閉じる空気圧調整バルブを設けたこと
を特徴とする多連結タイヤ。 - 【請求項2】 上記連通配管が、各タイヤに対し着脱自
在に取り付けられている請求項1記載の多連結タイヤ。 - 【請求項3】 ホイールの外側面に、上記請求項1記載
の空気圧調整バルブの開動作を受けて点灯するランプが
設けられている請求項1または2に記載の多連結タイ
ヤ。
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CA002054310A CA2054310C (en) | 1991-06-18 | 1991-10-28 | Multiple tires on a single wheel |
DE4136049A DE4136049A1 (de) | 1991-06-18 | 1991-11-01 | Mehrfachreifenkombination |
US07/788,202 US5244026A (en) | 1991-06-18 | 1991-11-05 | Multiple tires on a single wheel |
DK199101824A DK174528B1 (da) | 1991-06-18 | 1991-11-05 | Flere dæk på et enkelt hjul |
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FR9113895A FR2677926B1 (fr) | 1991-06-18 | 1991-11-12 | Pneumatiques multiples sur une seule roue. |
NL9101893A NL194392C (nl) | 1991-06-18 | 1991-11-14 | Combinatie van twee naast en evenwijdig aan elkaar opgestelde luchtbanden. |
ES09102617A ES2051178B1 (es) | 1991-06-18 | 1991-11-25 | Multiples cubiertas de neumatico en una sola rueda. |
MYPI91002178A MY110426A (en) | 1991-06-18 | 1991-11-26 | Multiple tires on a single wheel |
PH43539A PH30853A (en) | 1991-06-18 | 1991-11-27 | Multiple tires on a single wheel. |
SE9200461A SE506937C2 (sv) | 1991-06-18 | 1992-02-17 | Hjul |
ZA921362A ZA921362B (en) | 1991-06-18 | 1992-02-25 | Multiple tires on a single wheel |
ITRM920242A IT1253979B (it) | 1991-06-18 | 1992-04-03 | Ruota provvista di serie di pneumatici disposti in parallelo. |
SU925011372A RU2075402C1 (ru) | 1991-06-18 | 1992-04-20 | Составное колесо |
CH139892A CH686180A5 (fr) | 1991-06-18 | 1992-04-30 | Ensemble de pneus multiples montes sur une roue. |
LU88118A LU88118A1 (fr) | 1991-06-18 | 1992-05-20 | Multiples pneumatiques sur une seule roue |
EG26492A EG19800A (en) | 1991-06-18 | 1992-05-20 | Multiple tires on a single wheel |
MX9202510A MX9202510A (es) | 1991-06-18 | 1992-05-27 | Llantas multiples en una sola rueda. |
BR929202231A BR9202231A (pt) | 1991-06-18 | 1992-06-15 | Conjunto de multiplos pneus |
AR92322560A AR248100A1 (es) | 1991-06-18 | 1992-06-16 | Multiples cubiertas de neumatico en una sola rueda. |
CS921849A CZ284406B6 (cs) | 1991-06-18 | 1992-06-16 | Kombinace několika pneumatik |
SK1849-92A SK280583B6 (sk) | 1991-06-18 | 1992-06-16 | Zostava pneumatík a kolesa |
BE9200564A BE1006538A5 (fr) | 1991-06-18 | 1992-06-17 | Pneus multiples pour roue simple. |
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ID=15976307
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AR (1) | AR248100A1 (ja) |
AU (1) | AU649726B2 (ja) |
BE (1) | BE1006538A5 (ja) |
BR (1) | BR9202231A (ja) |
CA (1) | CA2054310C (ja) |
CH (1) | CH686180A5 (ja) |
CZ (1) | CZ284406B6 (ja) |
DE (1) | DE4136049A1 (ja) |
DK (1) | DK174528B1 (ja) |
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DE10037562A1 (de) * | 2000-08-02 | 2002-02-21 | Elisabeth Puchalla | Ein Sicherheitsreifenradsystem mit einem oder mehreren Reifen auf einer Felge und Einspeiskanälen in den Speichen der Felge und Einspeisventilen in der Nähe der Drehachse des Rades |
KR100371310B1 (ko) * | 2000-10-05 | 2003-02-07 | 한국과학기술원 | 전류밀도 제어를 이용한 전해가공방법 |
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KR100957291B1 (ko) * | 2008-06-10 | 2010-05-12 | 현대자동차주식회사 | 타이어의 이퀄라이저 기능을 포함한 공기압 충진장치 |
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CN104736356B (zh) * | 2012-05-16 | 2018-02-16 | 哈金森有限公司 | 设有内部空气通道的双式车轮 |
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