JP2923215B2 - 金属帯コイルの照合方法 - Google Patents

金属帯コイルの照合方法

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JP2923215B2
JP2923215B2 JP6294587A JP29458794A JP2923215B2 JP 2923215 B2 JP2923215 B2 JP 2923215B2 JP 6294587 A JP6294587 A JP 6294587A JP 29458794 A JP29458794 A JP 29458794A JP 2923215 B2 JP2923215 B2 JP 2923215B2
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coil
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武夫 一口
義正 森川
澄雄 福元
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Fuji Suchiiru Waaku Kk
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Fuji Suchiiru Waaku Kk
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は精整ラインから梱包ライ
ンへ移載される金属帯コイルの寸法をチェックして異種
の金属帯コイルが誤って出荷されることをなくすために
行う金属帯コイルの照合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼帯等の金属帯コイルは、圧延、精整後
にその外径、内径、肉厚、巾等を計算機に登録するとと
もに、当該金属帯コイルの証明カードを発行する。その
後、この金属帯コイルは梱包ラインへ移載されるが、そ
のとき証明カードをもとにして人手により金属帯コイル
の外径、内径、肉厚、巾等を計測し、証明カード記載の
寸法と照合して当該金属帯コイルであることを確認した
うえ移載機の移載アームに把持させて梱包ラインへ移送
している。ところが、上記のごとき人手による金属帯コ
イルの計測と証明カードとの照合では間違いが生じ、異
材金属帯コイルが梱包ラインに流れ梱包機器の作動停止
又は故障の原因になり、梱包ライン停止につながる、ま
た、人手による計測には多数の要員を必要とし、省力化
の観点からも好ましくないなどの問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明方法が解決しよ
うとするところは前記のような問題を解消して、精整ラ
インから梱包ラインへ移載される間において人手を介入
させることなく移載機の移載アームに付設されているコ
イル内径穴検出用のセンサとコイル挟み検出用のセンサ
により金属帯コイルの外径、内径、肉厚、巾等を自動的
に計測し、梱包すべき金属帯コイルであるか否かを照合
するようにした金属帯コイルの照合方法を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明に係る金属帯コイルの照合方法は、金属帯コ
イルを移載機の移載アーム間に把持させてコイル梱包ラ
インへ移載するに際し、移載用アームに付設されたコイ
ル内径穴検出用のセンサとコイル挟み検出用のセンサの
作動位置を計測してこの計測値をもとに金属帯コイルの
外径、内径、肉厚、幅を演算し、この算出値を予め当該
金属帯コイルの外径、内径、肉厚、幅の基準値が記憶さ
れている計算機に入力して両者を比較照合することを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明方法では、仮置きされた金属帯コイルを
移載機により梱包ラインへ移載するとき、つまり梱包ラ
イン入側で移載機を作動させてコイル内径穴検出用のセ
ンサとコイル挟み検出用のセンサを備えた一対の移載ア
ームが下降し、移載アーム相互の間隔が狭められて仮置
きされた金属帯コイルの適正把持位置に到達し、爪がコ
イル内径穴に介入された状態で移載アーム間に金属帯コ
イルを挟持したならば、移載アームはコイル梱包ライン
まで移動して所定の作動がなされることとなるが、移載
アーム間に金属帯コイルが把持される適正把持位置にま
で移載アームが達すると、コイル内径穴検出用のセンサ
とコイル挟み検出用のセンサからの信号が作動位置計測
機に送られてこの作動位置計測機により作動位置が計測
されてその計測値は演算機に送られ、この計測値と移載
アームの作動する前の基準位置との比較から得られる移
動量をもとに金属帯コイルの外径、内径、肉厚、幅が演
算されるから、あとはこの算出値を上位の計算機に入力
してこの計算機に予め記憶させておいた金属帯コイルの
外径、内径、肉厚、幅の基準値と比較照合し、移載しよ
うとする金属帯コイルの適・不適を判断すればよい。
【0006】
【実施例】次に、本発明方法の実施例を挙げる。梱包ラ
インの入側床1に設けられた仮置き台2に載置された金
属帯コイル3は移載機4により梱包ラインまで移載され
る。移載機4は昇降動自在で且つ左右の間隔調整自在な
一対の移載アーム6、6aを有しており、この移載アー
ム6、6aにはその先端に形成された内向きの爪5、5
aにコイル内径穴検出用のセンサ7、7aが付設される
とともに、中間にコイル挟み検出用のセンサ10、10
aが付設されている。コイル内径穴検出用のセンサ7、
7aは、金属帯コイル3の肉厚部Bでは遮光され他の部
位では通光するものとしている。8はコイル内径穴検出
用のセンサ7、7aに接続されて移載アーム6、6aの
上下位置を測定する作動位置計測機で、この作動位置計
測機8は待機位置にある移載アーム6、6aの爪5、5
aの位置と下降した後における爪5、5aの位置から作
動位置を計測する。11、11aはコイル挟み検出用の
センサ10、10aに接続されて移載アーム6、6aの
左右位置を測定する作動位置計測機であって、前記作動
位置計測機8および作動位置計測機11、11aはいず
れも演算器9に接続されていてコイル内径穴検出用のセ
ンサ7、7aとコイル挟み検出用のセンサ10、10a
の作動位置が作動位置計測機8および作動位置計測機1
1、11aにより計測されると、その測定値が演算器9
に自動的に入力されて移載アーム6、6aの移動量から
金属帯コイル3の外径、内径、肉厚、幅を演算する。
【0007】12は演算器9に接続された上位の計算機
であって、この計算機12には予め金属帯コイル3の外
径、内径、肉厚、幅の基準値のデータを記憶させてあ
り、演算器9により演算された移載しようとする金属帯
コイル3の外径、内径、肉厚、幅の算出値が自動的に入
力されてくると、この算出値を記憶させてある基準値と
比較し両者を比較照合して移載しようとする金属帯コイ
ル3が基準値内の適品であるか不適品であるかを知らせ
るように構成されている。なお、図中14は比較する金
属帯コイルを呼び出す端末器である。
【0008】なお、仮置き台2に載置した移載しようと
する金属帯コイル3の寸法計測は、図1及び図3におい
て、H:待機位置での爪の高さ、A:待機位置での爪の
位置からコイル頂部までの距離、B:コイルの肉厚、
C:外径の1/2、D:コイル中央点と仮置き台の最低
位置間の距離、E:床と仮置き台の最低位置間の距離、
Do:コイル外径、Di:コイル内径、W:コイル巾
(W1 +W2 )としたとき、下記の、、の式によ
り算出される。金属帯コイル3の外径、内径、肉厚、巾
を算出する式 外径(Do)の算出 H=A+C+D+E=A+(Do/2)+(Do/2×
1/ cosθ)+E Do=(H−A−E)×2/(1+1/ cosθ) 内径(Di)の算出 Di=Do−(B×2) 巾(W)の算出 W=W1 +W2
【0009】仮置き台2に仮置きされた金属帯コイル3
を移載機4により梱包ラインへ移載するときは、移載機
4の作動により移載アーム6、6aが降下すると、金属
帯コイル3の肉厚部Bでは爪5、5aに設けられている
コイル内径穴検出用のセンサ7、7a間が遮光されて内
径Diで通光し、この信号が作動位置計測機8に送られ
て作動前の基準値から作動位置を計測し、この計測値が
予め前記した外径Do、内径Di、コイル巾Wのそれぞ
れの算出数式を記憶させた演算機9へ送られてA、B、
C、D、E、Hを算出し、また、同様に金属帯コイル3
を吊り上げるため、内径Diへ移載アーム6、6aの爪
5、5aを位置させるとき、移載アーム6、6aの中間
のコイル挟み検出用のセンサ10、10aからの信号が
作動位置計測機11、11aに送られて作動前の基準値
から作動位置を計測し、この計測値が演算機9へ導かれ
て移載アーム6、6aの開限位置から金属帯コイル3に
接触した時点での移載アーム6、6a間の距離W1 、W
2 を算出する。なお、コイル肉厚は前記遮光間距離で測
定される。
【0010】すなわち、金属帯コイル3を梱包ラインへ
移載するときは移載機4の移載アーム6、6aを作動さ
せれば、コイル内径穴検出用のセンサ7、7aとコイル
挟み検出用のセンサ10、10aを備えた一対の移載ア
ーム6、6aは下降するとともに相互間隔が狭められて
仮置きされた金属帯コイル3の適正把持位置に到達し、
爪5、5aが金属帯コイル3のコイル内径穴に介入され
た状態で移載アーム6、6a間に金属帯コイル3を挟持
したうえ、移載アームがコイル梱包ラインまで移動する
所定の作動がなされることとなるが、本発明ではこのコ
イル内径穴検出用のセンサ7、7aが移載アーム6、6
aの上下位置を測定する作動位置計測機8に接続され、
コイル挟み検出用のセンサ10、10aは移載アーム
6、6aの左右位置を測定する作動位置計測機11、1
1aに接続されているうえに、この作動位置計測機8と
作動位置計測機11、11aを演算器9に接続させ、コ
イル内径穴検出用のセンサ7、7aとコイル挟み検出用
のセンサ10、10aの作動位置が作動位置計測機8お
よび作動位置計測機11、11aにより計測されると、
その測定値が演算器9に自動的に入力されて移載アーム
6、6aの移動量から移載しようとする金属帯コイル3
の外径、内径、肉厚、幅を演算するように構成されてい
るので、移載しようとする金属帯コイル3の外径、内
径、肉厚、幅は即座に算出される。
【0011】そして、この演算器9により演算された移
載しようとする金属帯コイル3の外径、内径、肉厚、幅
の算出値がこの演算器9に接続されている上位の計算機
12に入力され、予めこの計算機12に記憶させてある
金属帯コイル3の外径、内径、肉厚、幅の基準値と比較
され、基準値内の金属帯コイルと判定されると、移載機
4の移載アーム6、6aは吊り上げ梱包ラインへ移行
し、基準値内にない当該金属帯コイルとは別コイルと判
定したときは、その旨表示器13へ表示するとともに移
載を停止することとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記説明から明らかなように、
移載用アームに付設されたコイル内径穴検出用のセンサ
とコイル挟み検出用のセンサの作動位置を計測してこの
計測値をもとに金属帯コイルの外径、内径、肉厚、幅を
演算し、この算出値を予め当該金属帯コイルの外径、内
径、肉厚、幅の基準値が記憶されている計算機に入力し
て両者を比較照合するようにしたので、精整ラインから
梱包ラインへ移載される間において人手を介入させるこ
となく移載機の移載アームに付設されているコイル内径
穴検出用のセンサとコイル挟み検出用のセンサを有効に
利用して金属帯コイルの外径、内径、肉厚、巾等を自動
的に計測して出荷すべき金属帯コイルであるか否かの判
別が正確にでき、異材金属帯コイルの出荷を確実に防止
することができ、また、人手によるチエックをなくすこ
とができ省力化することができる等の優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施例を説明する正面図である。
【図2】本発明方法の金属帯コイルの計測状態を説明す
る正面図である。
【図3】本発明方法の金属帯コイルの計測状態を説明す
る側面図である。
【符号の説明】
3 金属帯コイル 4 移載機 6 移載アーム 6a 移載アーム 7 コイル内径穴検出用のセンサ 7a コイル内径穴検出用のセンサ 8 作動位置計測機 9 演算機 10 コイル挟み検出用のセンサ 10a コイル挟み検出用のセンサ 11 作動位置計測機 11a 作動位置計測機 12 計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 57/10 B65B 25/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属帯コイルを移載機の移載アーム間に
    把持させてコイル梱包ラインへ移載するに際し、移載用
    アームに付設されたコイル内径穴検出用のセンサとコイ
    ル挟み検出用のセンサの作動位置を計測してこの計測値
    をもとに金属帯コイルの外径、内径、肉厚、幅を演算
    し、この算出値を予め当該金属帯コイルの外径、内径、
    肉厚、幅の基準値が記憶されている計算機に入力して両
    者を比較照合することを特徴とする金属帯コイルの照合
    方法。
JP6294587A 1994-11-29 1994-11-29 金属帯コイルの照合方法 Expired - Lifetime JP2923215B2 (ja)

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KR20020046718A (ko) * 2000-12-15 2002-06-21 이구택 코일제품 폭 검출장치
KR101314040B1 (ko) * 2011-12-22 2013-10-01 주식회사 삼정제이피에스 래핑장치
KR101312767B1 (ko) * 2011-12-22 2013-09-27 (주)포스코엠텍 포장장치

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