JP2922770B2 - 着火検知方法 - Google Patents

着火検知方法

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JP2922770B2
JP2922770B2 JP5335970A JP33597093A JP2922770B2 JP 2922770 B2 JP2922770 B2 JP 2922770B2 JP 5335970 A JP5335970 A JP 5335970A JP 33597093 A JP33597093 A JP 33597093A JP 2922770 B2 JP2922770 B2 JP 2922770B2
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基好 佐々木
茂夫 中村
悟 谷口
達夫 河野
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Tohoku Electric Power Co Inc
Kobe Steel Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/16Systems for controlling combustion using noise-sensitive detectors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業炉等における主バ
ーナーと点火バーナの着火/消火を個別に検知するため
の着火検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用炉等では、各主バーナに対して点
火バーナ(パイロッバーナ)を対で設けている。主バー
ナは、点火バーナに比し、燃焼容量も大きく、炉によっ
ては、負荷に合わせ、点消火を頻繁に繰り返すため、主
バーナの着火が確実に検知する必要がある。これに対
し、点火バーナは保炎性能から燃焼性が良く、失火する
可能性が少ないため、小規模の工業用炉では、点火バー
ナの着火検知を行なわない場合が多い。
【0003】しかし、発電用ボイラや大形の工業用炉で
は、点火バーナといっても燃焼量が大きく、万一失火し
た場合には、大きい事故になりかねないので、点火バー
ナ専用に着火検知手段を備えて安全対策を実施している
ことが多い。
【0004】この種の着火検知手段としては、光学方式
のものと音響方式(例えば、実公平4−49482号公
報に開示)のものとがあるが、光学方式のものは、主バ
ーナと点火バーナを1台のセンサが監視することが難し
く、それぞれのバーナに対し個別にセンサを設けるよう
にしている。
【0005】また、上記音響方式のものは、主バーナと
点火バーナの燃焼音の周波数の違いを用いて、両バーナ
の着火・消火を識別するものであり、1台のセンサで済
む利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年の排ガ
ス規制等により、主バーナだけでなく、点火バーナも燃
焼性のよい急速燃焼から、NOxやSOxの排出量が低
い緩慢燃焼に移行する傾向にあり、主バーナ、点火バー
ナの燃焼時・消火時に大きな周波数差が無い場合が起こ
っており、主バーナ、点火バーナの状態判別の信頼性が
低下しているという問題があった。
【0007】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、主バーナと点火バーナの着火/消火を、炉の
型式にかかわらず、精度よく判別することができる信頼
性の高い、経済的な、そして炉運転の安全性を大幅に向
上することができる着火検知方法をを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、対をなす主バーナと点火バー
ナの着火・消火からなる4つのケースを、これらバーナ
により発生する微小圧力振動を共通の手段を用いて電気
信号として取り出し、当該電気信号と予め設定する判定
値を利用することにより判別する着火検知方法であっ
て、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分
の振動エネルギと、第1の判定値とを比較して大小比較
を行うと共に、 上記電気信号が含む気流音に対応する低
周波数成分の振動エネルギと、上記燃焼音に対応する高
周波数成分の振動エネルギとの比で表される振動エネル
ギ比と第2の判定値との大小比較を行い、 これらの比較
結果の組合せによって、上記4つのケースを判別する
成とした。
【0009】請求項2では、対をなす主バーナと点火バ
ーナの着火・消火からなる4つのケースを、これらバー
ナにより発生する微小圧力振動を共通の手段を用いて電
気信号として取り出し、当該電気信号と予め設定する判
定値を利用することにより判別する着火検知方法であっ
て、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分
の振動エネルギと、第1の判定値とを比較して大小比較
を行うと共に、 上記電気信号が含む全燃焼音に対応する
全周波数成分の振動エネルギと、上記燃焼音に対応する
高周波数成分の振動エネルギとの比で表される振動エネ
ルギ比と第2の判定値との大小比較を行い、 これらの比
較結果の組合せによって、上記4つのケースを判別する
構成とした。
【0010】請求項3では、対をなす主バーナと点火バ
ーナの着火・消火からなる4つのケースを、これらバー
ナにより発生する微小圧力振動を共通の手段を用いて電
気信号として取り出し、当該電気信号と予め設定する判
定値を利用することにより判別する着火検知方法であっ
て、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分
の振幅と、第1の判定値とを比較して大小比較を行うと
共に、 上記電気信号が含む気流音に対応する低周波数成
分の振幅と、上記燃焼音に対応する高周波数成分の振幅
との比で表される振幅比と第2の判定値との大小比較を
行い、 これらの比較結果の組合せによって、上記4つの
ケースを判別する構成とした。
【0011】請求項4では、対をなす主バーナと点火バ
ーナの着火・消火からなる4つのケースを、これらバー
ナにより発生する微小圧力振動を共通の手段を用いて電
気信号として取り出し、当該電気信号と予め設定する判
定値を利用することにより判別する着火検知方法であっ
て、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分
の振幅と、第1の判定値とを比較して大小比較を行うと
共に、 上記電気信号が含む全燃焼音に対応する全周波数
成分の振幅と、上記燃焼音に対応する高周波数成分の振
幅との比で表される振幅比と第2の判定値との大小比較
を行い、 これらの比較結果の組合せによって、上記4つ
のケースを判別する構成とした。
【0012】
【作用】本発明は、気流音に対応する周波数成分または
燃焼音に対応する周波数成分と判定値との大小比較ある
いは気流音に対応する振動エネルギーまたは燃焼音に対
応する振動エネルギと判定値との大小比較データによ
り、主バーナが作動(着火、失火を含む)しているか否
かを(点火バーナが作動しているか否かを)判別し、気
流音に対応する周波数成分と燃焼音に対応する周波数成
分との振動振幅比と判定値との大小比較あるいは気流音
に対応する振動エネルギーと燃焼音に対応する振動エネ
ルギーの比と判定値との大小比較により、上記作動と判
定したバーナの着火/消火を判別する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0014】図1において、1はマイクロフォンであっ
て、図2に示すように炉40の炉壁41を通して主バー
ナ42と点火バーナ43の先端部近傍に臨ませたプロー
ブ2の炉外側の端部に設けられている。
【0015】3は第1の帯域通過フィルタ、4は第2の
帯域通過フィルタである。第1の帯域通過フィルタ3は
高周波数成分(例えば200Hz〜1kHz)を通過帯
域とするフィルタであって、当該帯域通過フィルタ3の
出力は平滑回路5で平滑される。この平滑回路5の出力
をAとする。第2の帯域通過フィルタ4は低周波数成分
(例えば20Hz〜200Hz)を通過帯域とするフィ
ルタであって、当該帯域通過フィルタ2の出力は平滑回
路6で平滑される。この平滑回路6の出力をBとする。
7は第1の振動エネルギ演算回路(自乗演算回路)であ
って、A2 を演算する。8は第2の振動エネルギ演算回
路(自乗演算回路)であって、B2 を演算する。9は比
率演算回路であって、振動エネルギ演算回路7と8の演
算値A2とB2 の比E1 =A2 /B2 を演算する。10
は第1の判定回路(エネルギ判定回路)であって、第1
の振動エネルギ演算回路7の出力A2 を判定値U(しき
い値)と比較し、A2 >Uの場合、主バーナ42運転
(着火もしくは失火)であると判定して、「H」レベル
の信号を出力し、A2 <Uの場合、主バーナ42停止で
あると判定して、「L」レベルの信号を出力する。11
は判定値Uを設定するための判定値設定回路である。1
2は第2の判定回路(エネルギ比判定回路)であって、
比率演算回路9の出力E1 を判定値(しきい値)Vとを
比較し、E1 >Vの場合、「着火」であると判定して、
「H」レベルの信号を出力し、E1 <Vの場合、「消
火」であると判定して、「L」レベルの信号を出力す
る。13は判定値Vを設定するための判定値設定回路で
ある。
【0016】14はバーナ状態判定部であって、4箇の
ゲート回路15〜18と反転回路19、20を備えてい
る。ゲート回路15は主バーナ着火検知用ゲート回路で
あって、第1の判定回路10の出力と第2の判定回路1
2の出力とが導かれ、両出力が共に「H」レベルである
時に、主バーナ42着火検知出力を発生する。ゲート回
路16は主バーナ失火検知用ゲート回路であって、第1
の判定回路10の出力と第2の判定回路12の出力を反
転した信号が導かれ、前者が「H」レベルであり、後者
が「L」レベルである時に、主バーナ42失火検知出力
を発生する。
【0017】ゲート回路17は点火バーナ着火検知用ゲ
ート回路であって、第2の判定回路12の出力と第1の
判定回路10の出力とが導かれ、前者が「H」レベルで
あり、後者が「L」レベルである時に、点火バーナ43
着火検知出力を発生する。ゲート回路18は点火バーナ
失火検知用ゲート回路であって、第1の判定回路10の
出力を反転した信号と第2の判定回路12の出力を反転
した信号が導かれ、両出力が共に「L」レベルである時
に、全バーナ消火(完全消火)検知出力を発生する。
【0018】本発明者等は、燃焼空気の流速が速く、そ
の気流音の影響を受けやすいボイラ等におけるボイラ内
の発生音を解析したところ、図6に示す結果を得た。こ
の図6は、ある燃焼量における発生音の解析結果を代表
的に示したものである。
【0019】(a)失火時には、気流音と考えられる低
周波成分(例えば20Hz〜200Hz)の信号レベル
が、燃焼時と比較して、大きくなる。
【0020】(b)燃焼音に起因すると考えられる高周
波成分(例えば200Hz〜1kHz)の失火時のレベ
ルは、燃焼時と比較して、同程度かもしくは小さい。
【0021】ことを示している。
【0022】このことから、本発明者等は、マイクロフ
ォン1が出力する信号のレベル(振動振幅)の比、すな
わち、 が、図7に示す如く、失火時には、当該(1)式の分母
Bが大きくなるので小さく、燃焼時には、当該(1)式
の分母Bが小さくなるので大きくなることに着目し、燃
焼量を変えて、実験を繰り返したところ、上記振動振幅
比Y1 は、燃焼量を変えても、殆ど変化しないことを知
った。
【0023】上記考察に基づき、本発明者等は、主バー
ナと点火バーナとを備える炉について、振動振幅でな
く、振動エネルギーについて同様の考察を試みたとこ
ろ、図8に示すような結果を得た。この図8から明らか
なように、失火時の低周波成分が高周波成分よりも相当
に大きいので、 (1)主バーナ42と点火バーナ43とが共に消火して
いる完全消火時には、気流音Sと考えられる低周波成分
(20Hz〜200Hz)の振動エネルギーが、燃焼音
に起因すると考えられる高周波成分(200Hz〜1k
Hz)の振動エネルギより大きい。
【0024】(2)上記(1)の状態から点火バーナ4
3が着火すると、低周波成分の振動エネルギが、高周波
成分の振動エネルギよりも小さくなる。
【0025】(3)着火していた主バーナ42が失火す
ると、低周波成分の振動エネルギが高周波成分の振動エ
ネルギよりも大きくなるが、このとき、低周波成分の振
動エネルギ、高周波成分の振動エネルギ共に、上記
(1)の完全消火の場合に比して、相当に大きなレベル
である。
【0026】(4)主バーナ42が着火している時は、
低周波成分の振動エネルギが高周波成分の振動エネルギ
よりも小さくなるが、このとき、低周波成分の振動エネ
ルギ、高周波成分の振動エネルギ共に、上記(1)の完
全消火の場合および(2)の場合に比して、相当に大き
なレベルである。
【0027】図9は、上記(1)〜(4)の状態におけ
る低周波成分の振動エネルギと高周波成分の振動エネル
ギとの下記エネルギ比E1 を示したものである。
【0028】 (5)主バーナ42と点火バーナ43とが共に失火して
いる完全消火時には、エネルギ比E1 は小さい。
【0029】(6)点火バーナ43のみが着火している
時は、エネルギ比E1 は相当に大きい。
【0030】(7)着火していた主バーナ42が失火す
ると、エネルギ比E1 は充分に小さくなる。
【0031】(8)主バーナ42が着火している時は、
エネルギ比E1 は相当に大きい。
【0032】従って、図8に示すように、(1)、
(2)の状態と(3)、(4)の状態を識別するための
判定値Uを設定し、また、図9に示すように、(5)、
(7)の状態と(6)、(8)の状態を識別するための
判定値Vを設定すれば、下表に示すように、「主バーナ
の燃焼」、「主バーナの失火」、「点火バーナの燃
焼」、「完全消火」を明確に判別することができる。
【0033】 図1の実施例では、第1の判定回路10で、上記
(1)、(2)の状態と(3)、(4)の状態、即ち、
主バーナ42の燃焼もしくは失火/点火バーナ43の燃
焼もしくは失火を識別し、第2の判定回路12で、上記
(5)、(7)の状態と(6)、(8)の状態、即ち、
主バーナ42もしくは点火バーナ43の着火/消火を識
別している。
【0034】本実施例では、主バーナ42のみの燃焼時
は、点火バーナ43のみの燃焼時に比し、高周波数成分
のエネルギが充分識別可能に大きく、また、主バーナ4
2のみの失火時は、点火バーナ43の失火時に比し、低
周波数成分のエネルギが充分識別可能に大きいことを利
用して、主バーナ42と点火バーナ43の判別を行い、
主バーナ42の燃焼時/点火バーナ43の燃焼時のエネ
ルギ比は、主バーナ42の燃焼時/点火バーナ43の失
火時のエネルギ比に比し、充分識別可能に大きいことを
利用して、上記判別したバーナの「着火」、「失火」を
判別するから、主バーナ42の着火/失火、点火バーナ
43の着火/失火の4つのケースを明確に判別すること
ができる。
【0035】しかも、この判別は、対をなす主バーナ4
2と点火バーナに対して共通のセンサ(上記実施例で
は、マイクロフォン1)を用いて行なうことができる利
点がある。
【0036】このように、本実施例を用いれば、主バー
ナ42の着火/失火、点火バーナ43の着火/失火の4
つのケースを明確に判別することができるから、点火バ
ーナの燃焼指令→点火バーナの燃焼確認→主バーナの燃
焼指令→主バーナの燃焼確認という一連のシーケンスを
順次確認しながら炉の運転を行なうことができ、当然の
ことながら、消火時のシーケンスについてもインターロ
ックの確認が可能となり、安全性が大幅に向上する。
【0037】図1の回路では、高周波数成分の信号振幅
2 /低周波数成分の信号振幅B2を求めているが、エ
ネルギ比E1 に代えて、全燃焼音中に占める高周波数成
分の信号振幅A2 の割合、即ち、 を用いることができる。振動振幅比E2 を利用する場合
の回路を図3に示す。
【0038】図1、図3の回路では、エネルギA2 とB
2 およびエネルギ比Eを用いているが、図4に示すよう
に、振動振幅A、Cおよび振幅比Y1 を用いてもよいこ
とは上記説明から明らかである。図において、21は判
定値Xを設定するための判定値設定回路、22は判定値
Zを設定するための判定値設定回路である。
【0039】また、図5に示すように、振動振幅A、C
および振幅比Y2 を用いることもできる。
【0040】 なお、上記説明では、振幅と振幅比との組合わせ、また
振動エネルギと振動エネルギ比との組合わせから、主バ
ーナと点火バーナを判別しているが、振幅と振動エネル
ギ比との組合わせ、振動エネルギーと振幅比との組合わ
せからも、同様の判別が可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、気流音に対
応する周波数成分または燃焼音に対応する周波数成分と
判定値との大小比較あるいは気流音に対応する振動エネ
ルギまたは燃焼音に対応する振動エネルギと判定値との
大小比較データにより、主バーナが作動(着火、失火を
含む)しているか否かを(点火バーナが作動しているか
否かを)判別し、気流音に対応する周波数成分と燃焼音
に対応する周波数成分との振動振幅比と判定値との大小
比較あるいは気流音に対応する振動エネルギーと燃焼音
に対応する振動エネルギーの比と判定値との大小比較に
より、上記作動と判定したバーナの着火/失火を判別す
るから、主バーナの着火、失火、点火バーナの着火、失
火を、炉の型式を問わず、かつ共通の手段を用いて、明
確に判別することができ、炉運転の安全性向上に大幅に
寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】上記実施例の主バーナと点火バーナの配置図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】失火/着火時の周波数成分信号レベルを示す図
である。
【図7】失火/着火時の信号振幅比を示す図である。
【図8】失火/着火時の振動エネルギ振幅を示す図であ
る。
【図9】失火/着火時の振動エネルギー振幅比を示す図
である。
【符号の説明】
1 マイクロフォン 2 プローブ 3、4 帯域通過フィルタ 5、6 8平滑回路 6、8 振動エネルギ演算回路 9 比率演算回路 10、12 判定回路 11 13 判定値設定回路 14 バーナ状態判別部 15〜18 ゲート回路 19、20 反転回路 42 主バーナ 43 点火バーナ
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 基好 青森県八戸市大字河原木字宇兵衛河原1 −1東北電力株式会社 八戸火力発電所 内 (72)発明者 中村 茂夫 青森県八戸市大字河原木字宇兵衛河原1 −1東北電力株式会社 八戸火力発電所 内 (72)発明者 谷口 悟 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5−5 株式会社 神戸製鋼所 神戸総合技術研 究所内 (72)発明者 河野 達夫 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社 神戸製鋼所 神戸総合技術 研究所内 (56)参考文献 特公 昭57−35379(JP,B2) 特公 昭61−46727(JP,B1) 実公 平4−49482(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対をなす主バーナと点火バーナの着火・
    消火からなる4つのケースを、これらバーナにより発生
    する微小圧力振動を共通の手段を用いて電気信号として
    取り出し、当該電気信号と予め設定する判定値を利用
    ることにより判別する着火検知方法であって、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分の振
    動エネルギと、第1の判定値とを比較して大小比較を行
    うと共に、 上記電気信号が含む気流音に対応する低周波数成分の振
    動エネルギと、上記燃焼音に対応する高周波数成分の振
    動エネルギとの比で表される振動エネルギ比と第2の判
    定値との大小比較を行い、 これらの比較結果の組合せによって、上記4つのケース
    を判別する ことを特徴とする着火検知方法。
  2. 【請求項2】 対をなす主バーナと点火バーナの着火・
    消火からなる4つのケースを、これらバーナにより発生
    する微小圧力振動を共通の手段を用いて電気信号として
    取り出し、当該電気信号と予め設定する判定値を利用
    ることにより判別する着火検知方法であって、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分の振
    動エネルギと、第1の判定値とを比較して大小比較を行
    うと共に、 上記電気信号が含む全燃焼音に対応する全周波数成分の
    振動エネルギと、上記燃焼音に対応する高周波数成分の
    振動エネルギとの比で表される振動エネルギ比と第2の
    判定値との大小比較を行い、 これらの比較結果の組合せによって、上記4つのケース
    を判別する ことを特徴とする着火検知方法。
  3. 【請求項3】 対をなす主バーナと点火バーナの着火・
    消火からなる4つのケースを、これらバーナにより発生
    する微小圧力振動を共通の手段を用いて電気信号として
    取り出し、当該電気信号と予め設定する判定値を利用
    ることにより判別する着火検知方法であって、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分の振
    幅と、第1の判定値とを比較して大小比較を行うと共
    に、 上記電気信号が含む気流音に対応する低周波数成分の振
    幅と、上記燃焼音に対応する高周波数成分の振幅との比
    で表される振幅比と第2の判定値との大小比較を行い、 これらの比較結果の組合せによって、上記4つのケース
    を判別する ことを特徴とする着火検知方法。
  4. 【請求項4】 対をなす主バーナと点火バーナの着火・
    消火からなる4つのケースを、これらバーナにより発生
    する微小圧力振動を共通の手段を用いて電気信号として
    取り出し、当該電気信号と予め設定する判定値を利用
    ることにより判別する着火検知方法であって、 上記電気信号が含む燃焼音に対応する高周波数成分の振
    幅と、第1の判定値とを比較して大小比較を行うと共
    に、 上記電気信号が含む全燃焼音に対応する全周波数成分の
    振幅と、上記燃焼音に対応する高周波数成分の振幅との
    比で表される振幅比と第2の判定値との大小比較を行
    い、 これらの比較結果の組合せによって、上記4つのケース
    を判別する ことを特徴とする着火検知方法。
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JPH07190352A (ja) 1995-07-28

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