JP2922639B2 - 自動車の風防ガラスの洗浄システムへの二方向給水ポンプ - Google Patents

自動車の風防ガラスの洗浄システムへの二方向給水ポンプ

Info

Publication number
JP2922639B2
JP2922639B2 JP2506327A JP50632790A JP2922639B2 JP 2922639 B2 JP2922639 B2 JP 2922639B2 JP 2506327 A JP2506327 A JP 2506327A JP 50632790 A JP50632790 A JP 50632790A JP 2922639 B2 JP2922639 B2 JP 2922639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
groove
delivery
pump according
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2506327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04500489A (ja
Inventor
エクナー―ワルター、ブルノ
プライス、エバーハード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AI TEII TEII OOTOMOOTEIBU YOOROTSUPU GmbH
Original Assignee
AI TEII TEII OOTOMOOTEIBU YOOROTSUPU GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AI TEII TEII OOTOMOOTEIBU YOOROTSUPU GmbH filed Critical AI TEII TEII OOTOMOOTEIBU YOOROTSUPU GmbH
Publication of JPH04500489A publication Critical patent/JPH04500489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2922639B2 publication Critical patent/JP2922639B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/481Liquid supply therefor the operation of at least part of the liquid supply being controlled by electric means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/0005Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems by using valves
    • F04D15/0016Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems by using valves mixing-reversing- or deviation valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/46Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable
    • F04D29/48Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable for unidirectional fluid flow in reversible pumps
    • F04D29/486Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable for unidirectional fluid flow in reversible pumps especially adapted for liquid pumps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S415/00Rotary kinetic fluid motors or pumps
    • Y10S415/911Pump having reversible runner rotation and separate outlets for opposing directions of rotation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に自動車の風防ガラスの洗浄システムへの
二方向給水ポンプに関し、請求項1の前段に記載した特
徴を持つ。
独逸特許開示資料第35 32 580号にこの種のポンプが
開示されており、このポンプはその回転方向によって洗
浄液を自動車の風防ガラスの洗浄位置又はヘッドランプ
レンズの洗浄位置へ送り出す。このポンプは2つのハウ
ジング部分を含んでいる。2つの出口溝、2つの弁座、
シール膜の2つの送出し室、及び2つの圧力溝が上記ハ
ウジング部分の1つの中に置かれ、従って構造が複雑
で、製造が難しい。
本発明の基本的目的は、簡単な構造を持ち、製作の容
易な二方向給水ポンプを開発することである。
この課題が本発明によって解決され、このポンプが、
請求項1の前段に記載した特徴を持つ二方向ポンプにお
いて、二つのハウジング半体の境界面にシール膜が設け
られ、各ハウジング半体に、出口溝と、一方のシール膜
のための弁座を持つ前室と、他の一方のシール膜のため
の後室と、及び上記前後の室の間の圧力溝と、を備えて
いる。従って、本発明による二方向給水ポンプにおいて
は、水運搬室及び溝が、二つのハウジング半体の両方の
上記シール膜が設けられる境界面に均等に分散してい
る。これによって、この2つの部分が比較的単純な形状
を持ち、製造が容易になる。
本発明による二方向給水ポンプの好ましい実施例が従
属クレームに記載されている。
いわゆるロータリーポンプが自動車に洗浄水を供給す
るポンプとして使用され、このポンプにおいて、インペ
ラーが電動モーターによって駆動され、このインペラー
が中央接続片を介して液体を取り入れ、二方向給水ポン
プに関する限りにおいて、送出し室から分岐する2つの
送出し溝にこれを押し込む。インペラーの回転方向によ
って、一方の送出し溝の圧力が他の一方の溝の圧力より
高くなる。請求項3により、この2つの送出し溝の内の
少なくとも一方がシール膜に当てがわれた前室に通じ
る。請求項4により、この2つの送出し溝の内の少なく
とも一方がシール膜に当てがわれた後室に通じる。この
場合、好ましい実施例として、請求項5によって、1つ
の送出し溝が一方のハウジング半体に、又他の一方の送
出し溝が他の一方のハウジング半体に置かれる。
この構造は至って簡単で、請求項6により、1つの出
口溝が圧力溝として作用し、シール上の問題を持ってい
ない。1つのシール膜の前室から分岐した上記出口溝
が、好ましくは、第2のシール膜の方向に向かって延
び、そこで第2のシール膜の後室に向かって開口する。
請求項10により、圧力溝を、上記ハウジング半体の境
界面に向かって開口するダクトとして形成すれば、この
ハウジング半体の形状も又簡単である。両方の圧力溝を
この境界面に向かって開口するダクトとすれば、これら
の側部が仕切られ、互いにシールすることが出来る。
圧力溝は又送出し溝から分岐させることが出来る。
この2つのシール膜の取扱い及び装着は、移行部を介
してこれらを互いに接続することによって、簡単にする
ことが出来る。2つの圧力溝が完全に又は部分的に重な
る場合は、移行部を用いて2つのシール膜を互いに連結
し、これによって、2つの圧力溝を仕切ることが出来
る。
請求項15によれば、シール膜、室、送出し溝、及び出
口溝が、軸に対し対称に対をなして設けられる。従っ
て、ポンプの1つの回転方向における一方の膜上の圧力
条件が、ポンプの別の回転方向における他の一方の膜上
のものと同じである。2つのシール膜に関し溝の配置を
変形することによって、2つのシール膜の圧力条件を異
なったものにすることが出来る。
2つの送出し溝がほぼ同じレベルで送出し室から分岐
するようにするのが好ましい場合がある。送出し溝が斜
めに延びないようにするためには、請求項19によれば、
2つの送出し溝が実質的に同一平面でシール膜の2つの
室に開口するようにすると良い。2つの送出し溝を前室
又は後室に開口させるためには、2つのシール膜を、そ
れらが直立する方向に離し、この2つの前室又は2つの
後室が実質的に同じレベルに置かれるようにする。この
場合は、2つのハウジング半体のシール膜の間に段又は
斜面を設けることが出来る。
本発明による二方向給水ポンプの幾つかの実施例が図
面に示されている。以下これらの図面を用いて本発明の
詳細を説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の長手方向の断面
図、 第2図は、第1図を矢印Aの方向から見たポンプの正
面図、 第3図は、第2図の線III-IIIに沿う断面図、 第4図は、第2図の線IV-IVに沿う断面図、 第5図は、1つのハウジング部分の内面を示す正面
図、 第6図は、本発明の第2の実施例を第3図と同様に示
す断面図、 第7図は、出口溝が圧力溝として作用し、別の圧力溝
を使うことが出来る第3の実施例のハウジング半体の内
面を示す図、 第8図は、第7図の線VIII-VIIIに沿う断面図、 第9図は、シール膜の前後の室が側部に設けられた圧
力溝を介して互いに接続されている第4の実施例のハウ
ジング半体の内部を示す図、 第10図は、第9図の線X-Xに沿う断面図、 第11図は、第9図の線XI-XIに沿う断面図、 第12図は、圧力溝が送出し溝から分岐し、互いに交差
し、且つシール薄膜の間の移行部によって互いに分離さ
れている、第5の実施例のハウジング半体の内部を示す
図、 第13図は、第12図の線XIII-XIIIに沿う断面図、 第14図は、上に載る圧力溝が、2つのシール膜の間の
移行部によって互いに分離されている、第6の実施例の
内部を示す図、 第15図は、第14図の線XV-XVに沿う断面図、 第16図は、移行部と一体に作られた、第6の実施例の
2つのシール膜の図、 第17図は、第3図と同様に示す第7の実施例で、2つ
のシール膜がそれ自身に対して直角の方向に互いに仕切
られている状態を示す断面図、である。
第1図に示す自動車の風防ガラス洗浄システムに用い
られる洗浄ポンプのハウジング20が、板状のボトム半体
21(以下単にボトムと言う)と、ボトム21の反対側をカ
バー23によって閉ざされたコップ状のトップ半体22(以
下単にトップと言う)とを持つ。小いさな電動モーター
25がトップ22の中空円筒形の凹部24の中に差し込まれ、
このモーターのモーターシャフト26がトップ22のコップ
の底を通って、ボトム21とトップ22とによって形成され
る送出し室30の中に突き出ている。取込み溝31が送出し
室の中央に開口し、この取込み溝が、ボトム21に一体に
形成された取込み接続片32の中に伸びている。送出し室
30の中にインペラー33が収められ、モーターシャフト26
に回動不能に固定されている。
第2から5図に示す如く、ボトム21とトップ22とが2
つのバルブ室34,35を形成し、この室が互いに隣り合っ
て送出し室30の側部に設けられ、送出し室の軸に対して
直交する面上にある。各バルブ室34,35がシール膜36,37
によって弁座39を持つ前室38と後室40とに分割され、こ
の前室38と後室40とが送出し室30の軸方向に対して互い
に前後に設けられている。ポンプが休止状態のときは、
これらのシール膜36,37がその内部ストレスによって弁
座39に当接する。
第3,4図に示す如く、シール膜36,37が環状のリング41
によってハウジング20のボトム21とトップ22との間に張
られ、2つの半体に別れたハウジングの境界面に互いに
隣り合って設けられる。更に第3図に示す如く、バルブ
室34の前室38とバルブ室35の後室40とがボトム21の中
に、又、バルブ室35の前室38とバルブ室34の後室40とが
ハウジングのトップ22の中に設けられ、これらが全てボ
トムとトップとの境界面に向かって開口している。
送出し室30から直線状の2つの送出し溝45,46が2つ
の異なったレベルで分岐し、且つその接線方向に延出
し、その内の送出し溝45がボトム21の中に延びて、バル
ブ室34の前室38に開口し、又一方の送出し溝46がトップ
22の中に延出して、バルブ室35の前室に開口する。この
2つの送出し溝45,46が各半体21又は22の境界面に向か
って開口し、第4図の溝45に示す如く、組み立てた状態
でこれらがボトム21及びトップ22によって覆われる。
直線状の出口溝47又は48がそれぞれ弁座39から、即
ち、バルブ室34又は35の前室38から、分岐する。この出
口溝がボトム21とトップ22との境界面から、境界面に平
行に一方のバルブ室から他の一方のバルブ室に向かう方
向に延び、接続具49によって上記他の一方のバルブ室を
越えて延びている。即ち出口溝47又は48はハウジングの
半体21及び22のいずれかに属する。出口溝47がバルブ室
35の後室40に向かって開口し、出口溝48がバルブ室34の
後室40に向かって開口し、後室は、溝47又は48を完全に
横断するだけの十分の深さを持っている。即ち溝47,48
は後室に開口し、更にこの開口部分の先まで延びてい
る。
電動モーター25のスイッチが切られているときは、シ
ール膜36,37が弁座39に当接し、出口溝が洗浄液を洗浄
液容器に排出することを防ぐか、又は洗浄液容器がそれ
より低いレベルに置かれた洗浄位置を介して空になるこ
とを防ぐ。電動モーター25にスイッチが入れられると、
異なる水柱高さの圧力が2つの送出し溝45,46に発生す
る。この水柱高さはシール膜36,37を弁座39から離すこ
との出来る高さである。例えば送出し溝45の方の圧力が
高いとすると、これによってシール膜36が弁座39から離
され、この圧力が出口溝47を介してバルブ室35の後室40
に伝えられ、バルブ室35の前室38における、送出し溝46
の低い圧力に対抗してシール膜37に作用する。従って、
シール膜37がその弁座39に保持される。従って、洗浄液
は出口溝48には流れない。しかも、シール膜37がしっか
りと閉鎖状態に保たれる。これは、後室40の中の閉鎖圧
力に晒されている膜面が前室の中の低い解放圧力に晒さ
れている膜面より大きいからである。この解放圧力は弁
座39によって閉ざされている面には全く作用しない。
電動モーター25が逆の極性の電圧に接続されると、イ
ンペラー33が反対方向に回転し、送出し室46の圧力が送
出し室45より高くなる。従って洗浄液は出口溝48にのみ
流れる。
第1から5図に示すポンプにおいては、フロート室55
がボトム21及びトップ22によって形成され、この室の中
を、洗浄液の液体レベルセンサーのフロート56が移動す
ることが出来る。このフロート室が電動モーター25の凹
部に沿って延び、ボトム21及びトップ22の下部の区域に
位置し、送出し室30と、第5図に示す三角形の隅に配置
されている2つのバルブ室34,35との中間にある。この
様にすれば、わずかなスペースにフロート室55を収める
ことが出来る。
第6図に示す実施例の構造は上述した給水ポンプの延
長線上にあるものだが、第1から5図の実施例と比較し
て、バルブ室34,35の後室40の高さが低く、これらの部
分が、出口溝の半径のほぼ半分の探さの接平面で出口溝
47,48を切断しているだけである。従って、後室40の部
分の出口溝47,48の切断面が細長くとられ、洗浄液がこ
こを層流として流れることが出来る。
以上の2つの実施例においては、送出し溝、圧力溝、
及び出口溝が2つのシール膜に対して同じように設けら
れているが、第7及び8図に示す実施例においては、一
方のシール膜の配置が他の一方のシール膜の配置と異な
っている。この実施例のハウジング20もボトム21とトッ
プ22とを持ち、その間に2つのシール膜36,37が掛け渡
され、ポンプのスイッチが切れているときは、これらが
弁座39の上に自らの内部ストレスによって当接してい
る。シール膜36に向かう方向で、出口溝48が、上述した
2つの実施例と同様にトップ22に形成されたバルブ室35
の前室38からボトム21とトップ22との間の境界面に対し
て平行に分岐する。この出口溝がシール膜36の置かれた
バルブ室34の後室40に向かって開口する。従って、この
出口溝48が、バルブ室35の前室38とバルブ室34の後室40
との間の1つの圧力溝としての働きをする。従って、ト
ップ22に関しては第7,8図の実施例は第1から6図の実
施例と同様である。
ボトム21の出口溝47はバルブ室35の方向には延びず、
弁座39からこの方向に対して直角に又出口溝48に対して
直角に分岐する。
出口溝47とは別に、バルブ室34の前室38とバルブ室35
の後室40とが、圧力溝60によって互いに連絡され、この
圧力溝がボトム21の中に全体が置かれており、ボトム21
とトップ22との間の境界面に向かって開口し、この開口
部が、この2つの部分が組み立てられたときトップ22に
よって閉ざされる。
第7図に示すごとく、圧力溝、及び送出し室30から分
岐した送出し溝45,46が2つのシール膜36,37に対して違
った形で配置される。ボトム21の中の送出し溝45がバル
ブ室35の後室40に開口する。トップ22の中に全体が置か
れ、従って第7図には破線のみで描かれている送出し溝
46がバルブ室35の前室38に開口する。
第7図で言って、インペラー33が反時計回りの方向に
回転すると、送出し溝45の圧力が送出し溝46のそれより
高くなる。この高い圧力がバルブ室35の後室の中にもあ
り、前室38の低圧に打ち勝ってシール膜37を弁座39上に
保持する。この圧力が圧力溝60を介してバルブ室34の前
室38に伝えられ、シール膜36を弁座39から持ち上げる。
従って、洗浄液が出口溝47から送出される。
インペラー33が逆方向に回転すると、バルブ室35の前
室38が高圧になる。シール膜37が弁座39から離され、水
が出口溝48に流れ、この溝の高圧によってシール膜36を
弁座39の上に保持する。インペラー33が反時計回りの方
向に回転するときは出口溝48には圧力が掛かっていない
ので、シール膜36はこの回転方向のときは常に弁座39か
ら離れている。
第9から11図に示す実施例においては、ボトム21及び
トップ22の出口溝47及び48が弁座39から外に向かって、
ハウジング半体の他の一方のバルブ室の反対側にそれぞ
れ突出する。一方のバルブ室の前室38がハウジング半体
21又は22のいずれか一方の中にあり、又他の一方のバル
ブ室の後室40がこのハウジング半体の中にあり、この2
つの室が、出口溝47及び48から独立した圧力溝60及び61
によって互いに連絡されている。上記圧力溝はハウジン
グ半体の境界面に向かって開口しているが、第11図に示
すごとく、これらは互いに横にずれて設けられ、一方の
ハウジング半体の圧力溝が他の一方のハウジング半体に
よって覆われ、これらの溝の間は導通していない。
ボトム21の送出し溝45が、送出し室30と、シール膜37
を持つバルブ室35の後室40とを繋ぐ。第9図に破線で示
すごとく、トップ22の中の送出し溝46が、送出し室30
と、シール膜36を持つバルブ室34の後室40とを繋ぐ。第
9図の図面上で、インペラー33が反時計回りの方向に回
転すると、高圧が送出し溝45よりも送出し溝46の中に作
り出される。この高圧がバルブ室34の後室40及び圧力溝
61を介して、バルブ室35の前室38の中に伝えられる。送
出し溝45の低圧がバルブ室35の後室40の中と、圧力溝60
の中と、及びバルブ室34の前室の中とにある。従って、
シール膜37が出口溝48を開き、シール膜36が出口溝47を
閉鎖状態に保つ。インペラー33がこれと逆の方向に回転
する場合は、この逆が行われる。
第12及び13図に示す実施例においては、ボトム21の送
出し溝45がバルブ室34の前室38に開口する。第12図のみ
に破線で示す送出し溝46はバルブ室35の前室38に開口す
る。送出し溝45から圧力溝60が分岐し、ボトム21の中で
バルブ室35の後室40に至る。第12図に破線で示す、トッ
プ22の圧力溝61を介して、送出し溝46がバルブ室34の後
室と連絡する。
これらの2つの圧力溝60,61が2つのハウジング半体2
1,22の境界面に向かって開口し、それらが交差する付近
において、互いに相手をシールする。このために、2つ
のシール膜36,37が移行部62で互いに結合され、一体構
造のユニットを形成する。組み立てた後は、移行部がハ
ウジング20のボトム21とトップ22との間にあり、交差す
る2つの圧力溝60と61とを互いに分離する。
第14から15図に示す実施例は第9から11図に示す実施
例に非常に良く似ている。ボトム21又はトップ22の送出
し溝45及び46が、それぞれ、バルブ室34,35の後室40に
開口する。バルブ室35の後室40が、圧力溝60を介してバ
ルブ室34の前室38と連絡し、バルブ室34の後室が圧力溝
61を介してバルブ室35の前室38と連絡する。2つのハウ
ジング半体21,22の境界面に向かって共に開口する2つ
の圧力溝60,61が、この場合は第9から11図の実施例と
異なり、横にずれておらず、互いに正確に重なり合って
いる。2つのシール膜36,37の間の移行部62がこれらを
互いに繋ぎ、一体構造のユニットを形成し、組み立てた
状態で2つの圧力溝60,61を分離する。
この実施例の2つのシール膜36,37はその環状のリン
グ部分41で同一平面上に並んでいる。送出し室30及びバ
ルブ室34,35の軸方向で送出し溝45,46が異なったレベル
で送出し室30から分岐し、異なったレベルでバルブ室3
4,35に開口している。
第17図の実施例においては、出口溝47,48が再び圧力
溝として使用され、2つのバルブ室34,35及びその中に
置かれるシール膜36,37が、軸方向に、2つのバルブ室
の前室38が同じレベルにあるようにして互いに配置され
る。2つのハウジング半体21,22の間の境界面が2つの
バルブ室34,35の間で傾斜して違ったレベルに進む。階
段状の転移も考えられるが、この場合は、例えば超音波
溶接等により2つのハウジング半体の細かい接続が難し
くなる。第17図に詳しくは示されていないが、2つの送
出し溝45,46がバルブ室34,35の前室38に同じレベルで開
口し、又、送出し室30から同じレベルで分岐することが
出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 1/48

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の風防ガラス洗浄システムの二方向
    給水ポンプで、給水要素の回転方向によって液体を選択
    的に送る2つの出口溝(47,48)と、 上記出口溝(47,
    48)に1個づつあてがわれ、バルブ室(34,35)を、そ
    れぞれ、弁座(39)を持つ前室(38)と、後室(40)と
    に分割する可動の2つのシール膜(36,37)と、を含
    み、一方のバルブ室(34,35)の各々1つの前室(38)
    及び他の一方のバルブ室(35,34)の後室(40)が圧力
    溝(47,48,60,61)を介して互いに連絡されている、も
    のにおいて、上記2つのシール膜(36,37)が、2つの
    半体から形成されるハウジング(20)の境界面に互いに
    隣り合って設けられ、上記ハウジングの各半体(21,2
    2)に、それぞれ、1つのシール膜(36,37)に対応して
    1つの出口溝(47,48)と、弁座(39)を持つ1つの前
    室(38)と、が設けられ、他の一方のシール膜(37,3
    6)に対応しては1つの後室(40)が設けられ、上記の
    前後の室(38,40)の間に圧力溝(60,61)が設けられ
    る、ことを特徴とする、自動車の風防ガラス洗浄システ
    ムの二方向給水ポンプ。
  2. 【請求項2】少なくとも1つの弁座(39)が上記出口溝
    (47,48)に設けられる、請求項1記載のポンプ。
  3. 【請求項3】上記給水要素(33)が置かれる送出し室
    (30)から分岐して、2つの上記送出し溝(45,46)の
    少なくとも一方が上記バルブ室(34,35)の上記前室(3
    8)に開口する、請求項1又は2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】上記給水要素(33)が置かれる送出し室
    (30)から分岐して、2つの上記送出し溝(45,46)の
    少なくとも一方が上記バルブ室(34,35)の上記後室(4
    0)に開口する、請求項1から3のいずれか1つに記載
    のポンプ。
  5. 【請求項5】一方の送出し溝(45)が一方の上記ハウジ
    ング半体(21)の中に、又他の一方の送出し溝(46)が
    他の一方のハウジング半体(22)の中に設けられる、請
    求項3又は4記載のポンプ。
  6. 【請求項6】出口溝(47,48)が上記圧力溝の働きをす
    る、上記請求項のいずれか1つに記載のポンプ。
  7. 【請求項7】一方のバルブ室(34,35)の前室(38)か
    ら分岐する出口溝(47,48)が、他の一方のバルブ室(3
    5,34)に向かう方向に伸び、上記他の一方のバルブ室
    (35,34)の後室(40)に向かって開口する、請求項6
    記載のポンプ。
  8. 【請求項8】上記後室(40)が上記出口溝(47,48)を
    その接平面のみで切断する、請求項7記載のポンプ。
  9. 【請求項9】上記出口溝(47,48)が2つの上記ハウジ
    ング半体(21,22)の境界面に沿って平行に延びてい
    る、請求項6から8のいずれか1つに記載のポンプ。
  10. 【請求項10】少なくとも1つの圧力溝(60,61)が1
    つのハウジング半体(21,22)のダクトとして形成さ
    れ、このダクトが上記境界面に向かって開口している、
    請求項1から5のいずれか1つに記載のポンプ。
  11. 【請求項11】2つの圧力溝(60,61)が、上記境界面
    に向かって開口するダクトとして形成され、互いに横に
    ずれている、請求項10記載のポンプ。
  12. 【請求項12】圧力溝(60,61)が送出し溝(45,46)か
    ら分岐している、上記請求項のいずれか1つに記載のポ
    ンプ。
  13. 【請求項13】2つのシール膜(36,37)が移行部(6
    2)によって一体に結合されている、上記請求項のいず
    れか1つに記載のポンプ。
  14. 【請求項14】2つの圧力溝(60,61)が少なくとも一
    部分で互いに面し合い、2つのシール膜(36,37)を互
    いに接続する上記移行部(62)によってこの部分が互い
    に分離されている、請求項13記載のポンプ。
  15. 【請求項15】上記シール膜(36,37)、室(30,34,3
    5)、送出し溝(45,46)、及び出口溝(47,48)、が軸
    対称に対を成して設けられる、上記請求項のいずれか1
    つに記載のポンプ。
  16. 【請求項16】一方のシール膜(36)に関する、送出し
    溝(45,46)及び又は圧力溝(48,60)及び又は出口溝
    (47,48)の配置が、他の一方のシール膜(37)におけ
    る配置と異なっている、請求項1から14のいずれか1つ
    に記載のポンプ。
  17. 【請求項17】上記給水要素(33)を含む送出し室(3
    0)から分岐する2つの送出し溝(45,46)の一方が上記
    前室(38)に開口し、他の一方が同じバルブ室(35)の
    上記後室(40)に開口している、請求項16記載のポン
    プ。
  18. 【請求項18】出口溝(48)を介して第1のバルブ室
    (34)の後室(40)が、又仕切られた圧力溝(60)を介
    して第2のバルブ室(35)の後室(40)が、それぞれ他
    の一方のバルブ室(35,34)の前室(38)と繋がってい
    る、請求項16又は17記載のポンプ。
  19. 【請求項19】給水要素(33)を持つ送出し室(30)か
    ら分岐する2つの送出し溝(45,46)が少なくとも実質
    的に同じ平面で2つの上記室(38)に開口する、請求項
    1から18のいずれか1つに記載のポンプ。
  20. 【請求項20】2つのシール膜(36,37)をそれらの直
    立方向に対して離して設け、2つの前室(38)又は2つ
    の後室(40)が少なくとも実質的に同じレベルに置かれ
    るごとくにし、又、2つの送出し溝(45,46)が同じレ
    ベルにある上記室(38)にそれぞれ開口する、請求項19
    記載のポンプ。
  21. 【請求項21】休止状態において、2つのシール膜(3
    6,37)の内の少なくとも1つがそれ自身の持つ内部応力
    によって弁座(39)に当接する、請求項1から20のいず
    れか1つに記載のポンプ。
  22. 【請求項22】閉ざそうとする圧力に晒された、シール
    膜(36,37)の表面が開こうとする圧力に晒される表面
    よりも大きい、請求項21記載のポンプ。
JP2506327A 1989-04-29 1990-04-25 自動車の風防ガラスの洗浄システムへの二方向給水ポンプ Expired - Lifetime JP2922639B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3914228A DE3914228C2 (de) 1989-04-29 1989-04-29 Doppelförderpumpe, insbesondere für Scheibenwaschanlagen in Kraftfahrzeugen
DE3914228.0 1989-04-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04500489A JPH04500489A (ja) 1992-01-30
JP2922639B2 true JP2922639B2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=6379765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2506327A Expired - Lifetime JP2922639B2 (ja) 1989-04-29 1990-04-25 自動車の風防ガラスの洗浄システムへの二方向給水ポンプ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5186606A (ja)
EP (1) EP0425613B1 (ja)
JP (1) JP2922639B2 (ja)
BR (1) BR9006743A (ja)
DE (1) DE3914228C2 (ja)
ES (1) ES2044576T3 (ja)
WO (1) WO1990013460A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5344293A (en) * 1990-12-21 1994-09-06 Transpar Iberica S.A. Double diaphragm leakproof sealing device for electric windscreen washer pumps
DE4116099B4 (de) * 1991-05-17 2005-12-15 Itt Automotive Europe Gmbh Wisch- und Waschanlage, insbesondere für Scheiben an Kraftfahrzeugen
BE1005308A3 (nl) * 1991-09-18 1993-06-22 Gen Coatings Inrichting voor het waterdicht maken van een caisson.
US6530758B1 (en) * 2001-06-28 2003-03-11 Valeo Electrical Systems, Inc. Composite fluid control membrane for windshield washer pump and method of manufacturing same
US6675989B1 (en) 2001-06-28 2004-01-13 Valeo Electrical Systems, Inc. Windshield washer pump with integrated fluid level sensor
EP2139731B1 (en) * 2007-03-26 2011-10-05 Magna International Inc. Automotive fluid distribution system
KR101027631B1 (ko) * 2009-06-19 2011-04-07 주식회사 캐프 자동차용 워셔액 펌프
KR101813742B1 (ko) * 2010-10-05 2017-12-29 가부시키가이샤 니프코 유체분배밸브 및 이것을 구비한 유체공급 시스템 및 그 제어 방법
US20130177451A1 (en) * 2012-01-11 2013-07-11 Continental Automotive Systems, Inc. Washer system and pump for same

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3851993A (en) * 1973-04-16 1974-12-03 Franklin Mfg Co Washing machine pump
IT1159458B (it) * 1983-06-08 1987-02-25 Mes Sa Pompa a doppia mandata selezionabile particolarmente per impianti di bordo di autoveicoli
DE3430653C2 (de) * 1984-08-21 1994-02-17 Bosch Gmbh Robert Waschanlage für Scheiben von Kraftfahrzeugen
IT206424Z2 (it) * 1985-08-01 1987-08-10 Mes Sa Pompa a doppia mandata per impianti di bordo di autoveicoli incorporante mezzi valvolari di non ritorno impedenti lo svuotamento delle tubazioni di impianto
DE3532580A1 (de) * 1985-09-12 1987-03-26 Swf Auto Electric Gmbh Pumpe
GB8603367D0 (en) * 1986-02-11 1986-03-19 Lucas Elect Electron Syst Fluid pump
JPS62261693A (ja) * 1986-04-30 1987-11-13 Maruko Keihouki Kk 選択型送出ポンプ
GB8629455D0 (en) * 1986-12-09 1987-01-21 Trico Folberth Ltd Valve arrangement
DE3708327A1 (de) * 1987-03-14 1988-09-22 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zum foerdern von fluessigkeit auf zwei ueber spritzduesen zu netzende, mit abstand voneinander angeordnete scheibenbereiche eines kraftfahrzeugs
IT1210354B (it) * 1987-03-17 1989-09-14 Nuova Sme S P A Pompa a doppia mandata selezionabile
DE3729025C2 (de) * 1987-08-31 1996-06-20 Vdo Schindling Pumpe
US4900235A (en) * 1988-03-07 1990-02-13 Mccord Winn Textron Inc. Reversible pump assembly

Also Published As

Publication number Publication date
WO1990013460A1 (de) 1990-11-15
EP0425613B1 (de) 1993-08-11
JPH04500489A (ja) 1992-01-30
ES2044576T3 (es) 1994-01-01
EP0425613A1 (de) 1991-05-08
DE3914228A1 (de) 1990-10-31
DE3914228C2 (de) 1999-04-01
BR9006743A (pt) 1991-08-06
US5186606A (en) 1993-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2922639B2 (ja) 自動車の風防ガラスの洗浄システムへの二方向給水ポンプ
FR2598183A1 (fr) Pompe de distribution a direction selective
FR2545770A1 (fr) Installation de lave-glace pour vehicule automobile
US4838488A (en) Device for delivering washing liquid to two spaced spraying nozzles for moistening a windshield of a motor vehicle
US4874298A (en) Double selectable delivery pump
EP1399342B1 (en) Windshield washer pump with integrated fluid level sensor
US3759290A (en) Windshield washer system having submerged air driven pump
EP0234802A2 (en) Fluid pump
FR2636417A1 (fr) Dispositif de raccord rapide d'une boite a fluide d'echangeur de chaleur
EP1289633B1 (fr) Dispositif de filtration integrant une boucle de circulation
JP2001065418A (ja) 供給モジュールのための容器及び燃料供給モジュール
GB2276987A (en) Waterproof casing for pump/motor combination
JPH0686880B2 (ja) 車両用燃料タンク装置のエゼクタポンプ
WO1993019962A1 (fr) Servomoteur pneumatique
US3010476A (en) Pump valve assembly
FR2867127A1 (fr) Reservoir de liquide de lavage pour vehicule automobile
JP4527352B2 (ja) ポンプ装置及び車両用ウォッシャポンプ装置
KR20210036034A (ko) 차량용 워셔펌프
EP0113278B1 (fr) Dispositif à pompe immergée, notamment pour l'alimentation d'un brûleur en combustible
JP4130034B2 (ja) 燃料供給装置
JP3783230B2 (ja) ポンプモジュール
EP1410965A1 (en) Electrically-driven pump for motor vehicle windscreen washers
FR2845435A1 (fr) Pompe a vide a palette comportant un dispositif de securite
JPH0581757B2 (ja)
FR2781015A1 (fr) Pompe monodirectionnelle a deux sorties, ses utilisations, dispositif de lavage de surfaces d'un vehicule automobile comportant une telle pompe