JP2922245B2 - ドア用取手及びドアの取手部の構造 - Google Patents

ドア用取手及びドアの取手部の構造

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JP2922245B2 JP4547490A JP4547490A JP2922245B2 JP 2922245 B2 JP2922245 B2 JP 2922245B2 JP 4547490 A JP4547490 A JP 4547490A JP 4547490 A JP4547490 A JP 4547490A JP 2922245 B2 JP2922245 B2 JP 2922245B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、トイレブース等に仕用されるドア用取手お
よびドアの取手部の構造に関するものである。 一般に、トイレブース等におけるドアには、右開き仕
様のものと左開き仕様のものがあり、同一のビルディン
グ内においても間取り等により、全体としては両方の仕
様のドアが混在した状態となっているため、ラッチ装
置、あるいは取手装置等のドア付属品も右勝手仕様のも
のと左勝手仕様のものとを用意する必要がある。 かかる事情の下、左右勝手の共用化が可能なドア付属
品が求められている。
【従来の技術】
従来、外開き仕様のドアパネルの外側壁に固着される
取手には、長手方向端部にドアパネルの内方へ開放を防
止するための戸当りを形成したものが使用されており、
また、かかる取手を使用したドアに施錠装置を付加する
には、ドアパネルの内側壁面に別途ラッチ装置を取り付
けることが行われていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例における取手は、利用者にドア開
放時の手掛け部を与える引出突条が設けられていたり、
あるいは表面部に模様、文字等が表わされて上下非対称
となっている場合には、そのまま反転して左右勝手違い
に対応することができないという欠点を有するものであ
った。 本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであっ
て、左右勝手違いに対応することができるドア用取手お
よびドア取手部の構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的は、第一の発明によれば、実施例に対応する
第1図に示すように、ドアパネル1の外壁面2に固定さ
れ、中央部に開口3を配して少なくとも左右対称形状に
形成される取手ベース4のいずれか一方の端部裏面に戸
当り部材5を固着するとともに、取手ベース4の表面部
には、前面下端縁から引出突条6を突設した取手カバー
7を冠着してなるドア用取手Aを提供することにより達
成され、かかるドア用取手Aを使用したドアパネル1に
施錠装置を付加した構造は、第3図および第4図に示す
ように、ドアパネル1の外壁面2aには、前記取手ベース
4の開口3に表面部を色分けした表示部材8を収容する
とともに、取手カバー7の中央部に表示孔9を穿設した
請求項1記載のドア用取手Aを固定し、前記ドアパネル
1の内壁面2bには、該ドアパネル1に固定されるラッチ
ベース11のストローク規制溝12にストッパ13を挿通させ
て該ラッチベース11に所定ストローク間摺動自在にラッ
チカバー14を被冠してなり、前記ストッパ13をラッチカ
バー14の底面壁15から突出させるとともに、前記ストロ
ーク規制溝12をラッチベース11の上面16から底面17に至
るまで貫通状に形成したドア用ラッチ装置Bを固定し、
前記ドア用ラッチ装置Bのストッパ13の先端を前記ドア
用取手A側に折曲して形成された操作杆18により前記ド
ア用取手Aの表示部材8を移動させて表示孔9からの表
示色を変更するようにしたドアの取手部の構造を提供す
ることにより達成される。
【作用】
上記構成に基づき、第一の発明においては、第1図
(a)に示す左開きのドアパネル1に対応したドア用取
手Aは、第1図(b)に示すように、そのままの状態
で、戸当り部材5の固定位置を変更するだけで右開き仕
様のドアパネル1に対応するドア用取手Aに変更するこ
とができる。 さらに、第二の発明に係るドアの取手部の構造におい
ては、上述した第一の発明に係るドア用取手Aの反転使
用に加え、第4図(a)に示すように、左開きのドアパ
ネル1に対応したドア用ラッチ装置Bは、第4図(b)
に示すように、ラッチベース11を反転させた後、該ラッ
チベース11にラッチカバー14を左開き仕様と同様の姿勢
で被冠することにより右開きのドアパネル1に対応する
ドア用ラッチ装置Bに変更することができる。 この場合、いずれの仕様においてもラッチカバー14の
被冠姿勢は異なることはないので、該ラッチカバー14に
上下非対称の模様等があっても上下反転することはな
く、かつ、常にストッパ13はラッチカバー14の底面壁15
から打ち込まれるために、利用者の視線上に位置するこ
とがなく、美観が向上する。 さらに、表示部材8を含む構成は、外部の人にドアパ
ネル1の施錠状態を知らせることを可能にする。
【実施例】
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 第1図は本発明の実施例を示すもので、図中1は矢印
方向に開放可能とされた外開き仕様のドアパネル、19は
固定パネルであり、これらドアパネル1および固定パネ
ル19の材端部には、エッジ材20が固定されている。 ドア用取手Aは、第1図および第2図に示すように、
上下左右対称形状に形成される取手ベース4に取手カバ
ー7を冠着して構成され、取手ベース4の中央部には、
後述する凹部21を形成する開口3が形成されるととも
に、その両側方にドアパネル1への固定ネジ46の挿通孔
23が設けられている。また、この取手ベース4の左右両
端部には、ドアパネル1側に開口する戸当り部材固定用
凹部24が設けられており、第1図に示すように、ドア用
取手Aの左右勝手仕様により選択されるいずれかの戸当
り部材固定用凹部24に戸当り部材5を装着させて固定ビ
ス25により固定されている。 一方、取手カバー7は、第1図および第2図に示すよ
うに、上記取手ベース4の側壁部および表面部を覆うボ
ックス形状に形成されており、取手ベース4に冠着さ
れ、その底面壁10から挿通される固定ビス26により固定
され、上述した取手ベース4の開口3を表面側から閉塞
して凹部21が形成される。また、この取手カバー7の前
面部下端縁には、下方に向かって突出する引出突条6が
長手通しに突設されており、使用者に手掛け部を提供し
ている。 第3図ないし第5図は、第二の発明に係るドアの取手
部の構造を示すもので、図中Bはドアパネル1の内壁面
2bに装着されるラッチ装置、27は固定パネル19に固定さ
れてラッチカバー14を進退させるラッチ受である。 ラッチ受27は、固定パネル19への固定片28の先端を屈
曲して立ち上がり片29を形成してなり、立ち上がり片29
から固定片28にかけて開設された係止窓30にラッチカバ
ー14を進退させてドアパネル1を施解錠するように構成
されている。 ラッチ装置Bは、ラッチベース11にラッチカバー14を
被冠して構成されている。上記ラッチベース11は、ドア
パネル1への固定部31と、後述するラッチカバー14の中
空部32が嵌合する嵌合部33との間に摺動溝34を形成して
なり、上述したドア用取手Aの取手ベース4に挿通され
る固定ボルト22により、該取手ベース4と共締めされて
ドアパネル1の内壁面2bに固定される。また、固定部31
の中央部には、後述する操作杆18が挿通する挿通窓35が
形成されるとともに、上記嵌合部33における挿通窓35に
対応する部位はその上面16から底面17に至るまで切り込
まれてストローク規制溝12が形成されており、このスト
ローク規制溝12内に後述するラッチカバー14のストッパ
13を位置させることにより、ストッパ13が一方のストッ
パ壁36aに当接した第4図において実線で示す施錠位置
から該ストッパ13が他のストッパ壁36bに当接する解錠
位置までの摺動ストロークSをラッチカバー14に与えて
いる。 ラッチカバー14は、解錠位置において材端部がラッチ
ベース11の一方の端縁よりわずかに突出し、かつ施錠位
置において反対端がラッチベース11の反対端縁よりわず
かに突出して解錠および施錠位置においてラッチベース
11の端縁が露呈しないように、全長をラッチベース11の
長手方向寸法と摺動ストロークSとよりわずかに長くし
た断面C字状部材であり、中空部32をラッチベース11の
嵌合部33に嵌合させて、該ラッチカバー11に摺動自在に
冠着されている。また、このラッチカバー14の底面壁15
には二個のストッパ止着孔37,37が穿設されており、第
4図に示すように、ラッチ装置Bの左右勝手仕様により
選択されるいずれかのストッパ止着孔37にストッパ部38
の先端から操作杆18を折曲してL字状に形成されるスト
ッパ13が固定されている。 さらに、この実施例におけるラッチカバー14は、摺動
ストロークS終端位置においてクリックストップするよ
うに構成されている。このクリックストップ機構は、第
3図に示すように、ラッチベース11の嵌合部33に明けら
れたクリックボール挿入穴39に固定部31側から挿入され
るクリックボール40と、このクリックボール40をラッチ
カバー14側に付勢する圧縮スプリング41と、上記クリッ
クボール挿入穴39の固定部31側の形成された開口を閉塞
するために嵌合部33にカシメ固定される蓋部材42とから
構成され、ストローク終端位置においてクリックボール
40をラッチカバー14裏面に凹設した嵌合凹部43に弾発的
に嵌合させることにより、クリック感を付与するように
されている。これら嵌合凹部43は、摺動ストロークSに
等しい間隔において二対形成されており、左右勝手違い
の仕様に対応している。 一方、ドア用取手Aの取手ベース4と取手カバー7と
により形成される凹部21には、開放縁をドアパネル1側
に向けて箱状の表示部材8が左右方向に移動自在に遊嵌
されている。この表示部材8の空間部44には、ラッチベ
ース11の挿通窓35を経由してドアパネル1の外面壁側に
突出する操作杆18が遊嵌されており、該表示部材8がラ
ッチカバー14の施解錠操作に伴って凹部21内を移動する
ようにされている。さらに、表示部材8の表面は中央に
おいて二色に色分けされており、ラッチカバー14のスト
ローク終端位置においていずれかの区画が凹部21に連通
するようにケース表面壁に穿設された表示孔9に臨むよ
うにされている。 したがって、この実施例によればラッチカバー14を施
錠位置まで摺動させると表示部材8の内壁面45が操作杆
18により押されて凹部21内を摺動し、この状態において
表示部材8の着色部の一方の区画が表示孔9に対応する
ために、表示孔9には該一方の区画に対する着色が示さ
れ、ドアパネル1が施錠状態であることを外部の人に知
らせることができる。 さらに、ラッチカバー14を解錠方向に摺動させると表
示部材8は、他の区画が表示孔9に臨む位置まで移動す
ることから、表示孔9には該他の区画に対する着色が示
され、ドアパネル1が解錠状態であることを知らせるこ
とができる。 この時、表示部材8は、該表示部材8の空間部に遊嵌
される操作杆18により内壁面45が押圧されることにより
移動するようになっていて、操作杆18との間に遊び寸法
LCが設けられているので、ラッチカバー14の摺動ストロ
ークSに比して表示部材8の摺動ストロークが小さくな
り、ケースを小型化することが可能なようにされてい
る。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるドア用
取手によれば、そのままの状態で左右勝手違いの仕様に
対応することができるので、部品等の共用化を図ること
ができる。 さらに、第二の発明のように構成する場合には、ラッ
チ装置を付与することもでき、その利用範囲を広げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の取手を右開き仕様のドアパネル
に装着した状態を示す断面図、 第1図(b)は本発明の取手を左開きの仕様のドアパネ
ルに装着した状態を示す断面図、 第2図はその分解斜視図、 第3図は第二の発明に係るドアの取手部を示す断面図、 第4図(a)はラッチ装置を右開き仕様のドアパネルに
装置した状態を示す断面図、 第4図(b)はラッチ装置を左開き仕様のドアパネルに
装置した状態を示す断面図、 第5図はその分解斜視図である。 A……ドア用取手、B……ラッチ装置、1……ドアパネ
ル、2a……外壁面、2b……内壁面、、3……開口、4…
…取手ベース、5……戸当り部材、6……引出突状、7
……取手カバー、8……表示部材、9……表示孔、11…
…ラッチベース、12……ストローク規制溝、13……スト
ッパ、14……ラッチカバー、15……ラッチベース11の底
面壁、16……上面、17……底面、18……操作杆。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 1/04 E05B 41/00 E05C 1/04 E05C 1/02 E05F 5/02 - 5/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネルの外壁面に固定され、中央部に
    開口を配して少なくとも左右対称形状に形成される取手
    ベースのいずれか一方の端部裏面に戸当り部材を固着す
    るとともに、取手ベースの表面部には、前面下端縁から
    引出突条を突設した取手カバーを冠着してなるドア用取
    手。
  2. 【請求項2】ドアパネルの外壁面には、前記取手ベース
    の開口に表面部を色分けした表示部材を収容するととも
    に、取手カバーの中央部に表示孔を穿設した請求項1記
    載のドア用取手を固定し、 前記ドアパネルの内壁面には、該ドアパネルに固定され
    るラッチベースのストローク規制溝にストッパを挿通さ
    せて該ラッチベースに所定ストローク間摺動自在にラッ
    チカバーを被冠してなり、前記ストッパをラッチカバー
    の底面壁から突出させるとともに、前記ストローク規制
    溝をラッチベースの上面から底面に至るまで貫通状に形
    成したドア用ラッチ装置を固定し、 前記ドア用ラッチ装置のストッパの先端を前記ドア用取
    手側に折曲して形成された操作杆により前記ドア用取手
    の表示部材を移動させて表示孔からの表示色を変更する
    ようにしたドアの取手部の構造。
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