JP2921509B2 - 充填包装袋の自動切断装置 - Google Patents
充填包装袋の自動切断装置Info
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Description
容物を収容した袋状部が連包状に連なった帯状の充填包
装袋を連続搬送し、この充填包装袋を切断処理する充填
包装袋の自動切断装置に関するものである。
液体や粉体等の内容物を収容した袋状部が連包状に連な
った帯状の充填包装袋は、充填包装機により帯状のフィ
ルムを連続的に送り出して製袋しつつ縦方向に熱シール
した縦シール部と、この縦方向に対して所定間隔毎に横
方向に熱シールした横シール部とが施され、前記縦シー
ル部と前記横シール部とに包囲されたフィルム内に内容
物を充填した袋状部が形成され、各袋状部がこの横シー
ル部に区画されつつ縦方向に連なった帯状のものとなっ
て排出される。この内容物が充填されて密封された充填
包装袋は、例えば充填包装機に備え付けられたカッター
機構によって各充填包装袋の横シール部の中央を切断し
て単包の小袋として搬出したりする場合もあるが、内容
物を高熱殺菌する必要のある場合などは、切断搬出しな
いで連包状態のまま搬出させて冷却装置へ搬送し、冷却
処理後に切断機により切断処理する場合も多い。
の検知装置は、一般的に充填包装袋の厚みの変化を検出
することが成されていた。つまりこの充填包装袋におい
て、肉薄部である横シール部と、肉厚部である内容物を
充填した袋状部との厚み寸法の差異を例えば回動自在な
固定ローラと、その固定ローラに対設されると共にばね
力或いは磁石の吸着,反発力により押圧するように配設
された揺動ローラの変位として取り出し、この変位量が
所定値を越えたことを検知機構により検知して充填包装
袋の厚みの変化を捕らえる前後面接触型の検知装置であ
る(実公昭58−26322号公報或いは実公平4−1
6168号公報)。
ある横シール部と、肉厚部である内容物を充填した袋状
部との厚さ寸法の差異を揺動ローラの変位として検出し
ているため、たとえば袋状部に収容される内容物が少量
である場合には袋状部のふくらみが小さく揺動ローラの
変位が微小となり検出が困難である。また、逆に袋状部
に収容される内容物が大量である場合には袋状部のふく
らみが大きく揺動ローラの変位が大きくなるため、充填
包装袋を高速で搬送して検知する際には充填包装袋の形
状変化に揺動ローラの揺動が追従できなくなる恐れがあ
り、また揺動ローラの変位(可動量)が大きいため、チ
ャタリングも生じ易く、いずれの場合においても高速搬
送に際して正確な検知ができないことがあった。
水平可動して充填包装袋の所定位置を切断処理する構成
であった。
間は充填包装袋を搬送できないから、結局間欠搬送させ
ざるを得なく、高速搬送は望めない構成であった。
開平6−336233号)での横当たり接触型の検知装
置と、回転式の切断装置(特開平6−171623号)
とに着目し、これらを結合させて自動切断装置を構成す
ることで、前記問題点を解決し、高速搬送による切断処
理が可能となり、飛躍的に切断処理の高速化が図れる極
めて実用性に秀れた画期的な充填包装袋の自動切断装置
を提供するものである。
置の調整制御も容易に行え、処理能率も高く、しかも操
作性にも秀れた画期的な充填包装袋の自動切断装置を提
供するものである。
明の要旨を説明する。
しつつ折り返した折り返し部1Bを一端側に設け、前記
フィルムの重合端縁を縦方向に熱シールした縦シール部
1Cを他端側に設け、この縦方向に対して所定間隔毎に
横方向に熱シールした横シール部1Dを設け、前記縦シ
ール部1Cと前記横シール部1Dとにより包囲されたフ
ィルム内に内容物2を収容した袋状部1Aが連設した帯
状の充填包装袋1を連続状態で搬送する搬送装置3と、
この搬送装置3により搬送される充填包装袋1の前記横
シール部1Dの位置を検知する検知装置4と、この検知
装置4により検知した前記横シール部1Dより下方の前
記横シール部1D部分を切り離し切断若しくはミシン目
を形成する切断処理を行う切断装置5とから成り、前記
検知装置4が検知作動すると前記切断装置5が作動する
検知切断動作が繰り返されて、前記搬送装置3により連
続搬送される前記充填包装袋1に対して前記各袋状部
1’ A毎若しくは所定数袋状部1Aが送られる毎に前記
切断処理がなされるように構成し、前記検知装置4が検
知作動した時から、前記切断装置5が作動して前記充填
包装袋1の横シール部1D部分を切断処理するまでのタ
イミング差をこのタイミング差間での前記充填包装袋1
の搬送量に相当する数値として保存し、前記検知切断動
作毎の前記タイミング差をこの保存数値と比較し、この
比較結果に応じて前記切断装置5の前記回転刃体6の回
転速度を自動補正調整する回転速度自動補正制御機構を
設けたことを特徴とする充填包装袋の自動切断装置に係
るものである。
前記検知装置4により前記横シール部1D部分が検知さ
れる位置を零点とし、切断処理すべき横シール部1D部
分が前記切断装置5の切断位置となるように前記充填包
装袋1を搬送させて合わせ、この搬送させた調整搬送量
を前記回転速度補正制御機構の保存数値として初期設定
し得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の
充填包装袋の自動切断装置に係るものである。
ように構成したことを特徴とする請求項2記載の充填包
装袋の自動切断装置に係るものである。
填包装袋1の他端側の前記折り返し部1Bに当接する検
出子8を設け、この検出子8が前記充填包装袋1の搬送
により前記袋状部1Aの折り返し部1Bから前記横シー
ル部1D側縁に当接するときの検出子8の移動変位を検
知して前記横シール部1Dの位置を検知する検知機構9
を設けて前記検知装置4を構成し、この検知装置4の検
知作動により回転する回転刃体6を前記検知装置4の検
出子8より下方に配設し、この回転する回転刃体6によ
り前記切断処理を行うように前記切断装置5を構成した
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
充填包装袋の自動切断装置に係るものである。
10を設け、この検出子8が搬送される前記充填包装袋1
の他端側の折り返し部1Bに押圧当接するように設け、
前記充填包装袋1の搬送により前記検出子8が前記充填
包装袋1の袋状部1Aの折り返し部1B部分より硬質な
前記横シール部1Dに当接した際、この検出子8が外側
方へ前記弾圧体10に抗して移動したことを検知する移動
検知部11を設けて前記検知機構9を構成したことを特徴
とする請求項4記載の充填包装袋の自動切断装置に係る
ものである。
ラで構成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか
1項に記載の充填包装袋の自動切断装置に係るものであ
る。
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
送されて横シール部1Dの位置が検知装置4により検知
される。
5の回転刃体6が回転し、充填包装袋1の横シール部1
D部分を切断処理する。
る充填包装袋1に対して各袋状部1A毎に前記切断処理
がなされるように構成するが、検知装置4が検知作動し
た時から、切断装置5が作動して充填包装袋1の横シー
ル部1D部分を切断処理するまでのタイミング差を、こ
のタイミング差間での充填包装袋1の搬送量に相当する
数値として保存し、前記検知切断動作毎の前記タイミン
グ差をこの保存数値と比較し、この比較結果に応じて切
断装置5の回転刃体6の回転速度を自動補正調整する回
転速度自動補正制御機構を設けている。
シール部分1D部分Pが検知されると、前記予め初期設
定した作動遅延や回転刃体6の回転速度によって、一見
瞬時であるが、厳密には所定時間経過した後、切断処理
がなされる。
ミング差の間に、前記搬送量S(保存数値分)だけ丁度
搬送装置3により充填包装袋1は搬送され、本来なら位
置ズレしていた分がこの作動の遅れにより丁度相殺さ
れ、切断処理すべき横シール部1D部分Qを丁度切断処
理することとなる。
の検知作動時と回転刃体6の切断位置とが検知され、検
知装置4の検知作動からこの切断処理完了時までの時間
の毎回のサンプル数値と前記保存数値とが比較される。
り、保存数値と常に一致するはずであるが、特に高速搬
送においては充填包装袋1の重量(内容物2の多少)や
搬送構造或いは検知位置の微妙なバラツキ、更には回転
刃体6の初動の動きなどの様々な諸条件によってサンプ
ル数値が保存数値に比べて増減することがあり得る 。
ズレする。
毎回検出し、これと保存数値とを比較し、この比較結果
に応じて微妙に回転刃体6の回転速度を増減補正制御す
るように構成している。
補正されることにより、保存数値に対応する位置で切断
処理がなされるように常時補正されることになり、常に
横シール部1D部分を正確に切断処理するように構成し
ている。
いて説明する。
出された充填包装袋1を自動切断処理する切断機として
構成したものであり、本実施例の充填包装袋1は、帯状
のフィルムを連続的に送り出して製袋しつつ折り返した
折り返し部1Bを一端側に設け、前記フィルムの重合端
縁を縦方向に熱シールした縦シール部1Cを他端側に設
け、縦方向に対して所定間隔毎に2枚重ね合わせた状態
で横方向に熱シールした横シール部1Dを設け、前記縦
シール部1Cと横シール部1Dとにより包囲されたフィ
ルム内に内容物2を収容した袋状部1Aが連設したもの
である。つまり、液体や粉体等の内容物2が、一端側の
縦方向に設けられた縦シール部1Cと、上下に横方向に
設けられた横シール部1Dとにより三方から熱シールさ
れることによってその中央部分に袋状部1Aが形成され
たいわゆる三方シールの単包充填包装袋が連包状態に連
なったもので、この充填包装袋1を連続搬送させなが
ら、各横シール部1Dの位置を検知装置4により検知し
つつその都度連続的に各横シール部1D部分を切断装置
5により切り離し切断或いはミシン目を形成して排出す
る構成としている。
包装袋1を上方へ引き上げ搬送供給し、上方から下方の
切断装置5へと垂下搬送し、下方の排出口から切断処理
されたものが落下排出されるように構成している。
ル部1D部分を切り離し切断して単包状態に処理する場
合には、排出口から次々と単包状態の袋が排出されるこ
とになる。
送部の上部に検出装置4を配設し、この下部に切断装置
5を配設している。
する。
部を所定位置に回動可能に軸支し、このアーム部材13の
一端部に検出子8を突設し、この検出子8が垂下搬送さ
れる充填包装袋1の折り返し部1B側の側縁に横当たり
当接するように構成している。
対向する取付部14とをバネなどの弾性体10で連結し、検
出子8が充填包装袋1から離れる外方へ移動する場合に
検出子8に戻り付勢力が生じるように構成している。
支承されることになり、常に検出子8を所定位置に配す
るように付勢し、可動する場合は、この弾性体10に抗し
て可動するように構成している。
14に検出子8が可動したことを検知する移動検知部11を
設けている。
子8が充填包装袋1から離れる方向に可動することで前
記アーム部材13が回動してアーム部材13の他端部が取付
部14から離れる方向に回動したとき、アーム部材13が近
接スイッチ12から離れることで検知作動して検知信号を
出力するように構成している(例えば、この近接スイッ
チ12がアーム部材13と非接触となることでOFFとな
り、これにより検知信号を立ち上げて出力するように構
成しても良い。)。
過剰な力でアーム部材13と近接スイッチ12とが当たり接
触しないようにストッパー部15を設けている。
の折り返し部1Bに押圧当接するように位置させ、図3
に示すように充填包装袋1が下方へ搬送されることで、
横シール部1Dと比較して例えば軟質な1枚フィルムか
ら成る袋状部1Aにおいては折り返し部1Bにやや食い
込んだ位置となるが、1枚フィルムから成る袋状部1A
と比較して2枚重ねでヒートシールされた硬質な横シー
ル部1Dにおいては検出子8が弾性体10に抗して(図3
に示す変位量T)外方へ押し出されてアーム部材13が回
動し、近接スイッチ12により検知作動するように検出子
8の位置,弾性体10の弾性度,アーム部材13や近接スイ
ッチ12などから成る検知機構9を構成している。
シール部1D部分を順次切断処理する場合、前記検知装
置4は折り返し部1Bに横押し接触することにより横シ
ール部1Dを検知する構成のため、袋状部1Aの内容物
2の多少によって袋状部1Aのふくらみが多少しても、
この多少による影響を受けない側縁に検出子8を当接し
て横シール部1Dを検知するから、内容物2の多少によ
る検知誤動作や検知位置の不正確さなどの問題は生じに
くく、また、袋状部1Aのふくらみによる厚さの変化を
検知する場合に比べて検出子8の移動変位Tは少ないた
め、チャタリングも生じにくく、高速搬送においても追
従して正確に検知でき、高速搬送しても精度の高い検知
作動が行える。
ように検出子8を弾圧支承しているため、この弾性度の
適切な設定により、常に検出子8を所定位置に保持しつ
つ検知すべき横シール部1Dにおいては十分な移動変化
が生じ、チャタリングも極力生じにくい。
挿通された回転可能な筒状ローラを採用している。
後方向に対して長さを有する筒状体としているため、充
填包装袋1が搬送に対して前後方向に多少揺動しても検
知作動が良好に維持でき、また回転可能なローラとして
いるため、充填包装袋1の当接抵抗が少なく検知誤動作
も生じにくい。
側部に搬送横ブレを防止するガイド壁18を設け、このガ
イド壁18に開口孔19を設けてこの開口孔19に検出子8を
配するように構成している。
下搬送される充填包装袋1の前後の一方側に固定刃体7
を配設し、他方側に回転刃体6を回転自在に配設し、こ
の固定刃体7と回転刃体6間に充填包装袋1が垂下搬送
され、回転刃体6の回転によって固定刃体7の刃縁と回
転刃体6の刃縁とが対向するときに充填包装袋1が横方
向に切断処理されるように構成している。
が検知作動することで回転モータ16により回転し、充填
包装袋1を切断処理する構成である。
水平移動して充填包装袋1を横切って切断する構造に比
べて刃体が戻り退避する間充填包装袋1の搬送を止める
必要がないので、間欠搬送でなくて連続搬送を行っても
良好な切断処理が可能となり、前記検知装置4の構成と
相俟って高速切断処理が実現し得ることになる。
り離し切断用の刃体7Aを設け、下側に凹凸刃縁を有す
るミシン目形成用の刃体7Bを重合配設し、回転刃体6
は上側から回転してくる構成のため、図示した重合状態
では充填包装袋1は切断処理位置で切り離し切断され、
刃体7Aの先端を上方へ少し上昇退避させると、下側の
刃体7Bの刃縁で断続的に切断処理されることになり、
切り離されずにミシン目が形成されるように構成してい
る。
対して上昇下降させる切り替え操作をすることで、単包
毎に切り離し切断するように切断処理するだけでなく、
例えば三包毎に切り離し切断し、その間の横シール部1
D部分にはミシン目が形成されるように切断処理するこ
ともできるように構成している。
より切断装置5を作動して回転刃体6が回転し切断処理
されるように構成しているが、常に検知装置4により横
シール部1Dの位置を検知する毎にその下方の横シール
部1D部分を正確に切断処理するように切断装置5の切
断位置を調整する必要がある。
御について説明する。
すると前記切断装置5が作動する検知切断動作が繰り返
されて、前記搬送装置3により連続搬送される充填包装
袋1に対して各袋状部1A毎に前記切断処理がなされる
ように構成するが、検知装置4が検知作動した時から、
切断装置5が作動して充填包装袋1の横シール部1D部
分を切断処理するまでのタイミング差を、このタイミン
グ差間での充填包装袋1の搬送量に相当する数値として
保存し、前記検知切断動作毎の前記タイミング差をこの
保存数値と比較し、この比較結果に応じて切断装置5の
回転刃体6の回転速度を自動補正調整する回転速度自動
補正制御機構を設けている。
始する前(搬送装置3を作動させて充填包装袋1の搬送
を開始する前)に、図6に示すように、検知装置4によ
り横シール部1D部分が検知される位置Pを零点(基準
点)とし、切断処理すべき横シール部1D部分Qが切断
装置5の切断位置Rとなるように前記充填包装袋1を少
し搬送させて合わせ、この少し搬送させた調整搬送量S
を前記回転速度補正制御機構の保存数値として初期設定
する。
で手動で充填包装袋1を動かしてこの保存数値を設定す
る場合で説明すると、先ず横シール部1Dの検知作動ポ
イントPに検出子8が一致するように充填包装袋1を送
って合わせたところで制御パネル20のリセットスイッチ
を作動させて前記零点(基準点の)設定を行う。
切断すべき横シール部1D部分Qと一致している場合
は、このままで良いが、図6に示すように少しズレてい
る場合は、更に手で少し充填包装袋1を送り、前記切断
処理すべき横シール部1D部分Qと切断位置Rとを一致
させる。
て搬送装置3の駆動装置17に設けたパルス発生機構から
パルス信号が出力され、前記リセットスイッチの作動に
よりリセットされてたカウンタ装置によりカウントされ
る。
応じて回転する回転体の回転数に応じたパルスが発生す
るように構成することで、このカウンタ装置のカウント
量が前記調整搬送量Sに合致することになる。
ル20の登録設定スイッチを作動させることで、前記保存
数値が補正目標値として保存設定される。
する保存数値(この搬送量に見合った遅れ時間)だけ検
知作動から遅れて切断処理されるように、作動遅延設定
や切断装置5の回転刃体6の回転速度を初期設定する。
D部分Pが検知されると、前記予め初期設定した作動遅
延や回転刃体6の回転速度によって、一見瞬時である
が、厳密には所定時間経過した後、切断処理がなされ
る。
ミング差の間に、前記搬送量S(保存数値分)だけ丁度
搬送装置3により充填包装袋1は搬送され、本来なら位
置ズレしていた分がこの作動の遅れにより丁度相殺さ
れ、切断処理すべき横シール部1D部分Qを丁度切断処
理することとなる。
に対して前記保存数値に対応する作動遅延量や回転刃体
6の回転速度を求めて設定できるようにしておけば、図
6に示すように横シール部1D間隔の異なる充填包装袋
1を取り替え搬送して切断する場合においても、検知装
置4や切断装置5を移動調整するような厄介な操作も間
隔ピッチを測って入力するようなことも、また、複雑な
調整構造を施さなくても、単に前述のような充填包装袋
1を位置ズレ分だけ送って操作スイッチを操作するだけ
で、保存数値を改めて初期設定でき、これにより横シー
ル部1D間隔が異なる充填包装袋1に取り替えても簡単
な操作で常に正確な切断位置での切断処理が実現できる
こととなる。
断位置を自動微調整する回転速度補正制御機構について
説明する。
作動時と回転刃体6の切断位置とが検知され、検知装置
4の検知作動からこの切断処理完了時までの時間が前記
保存数値と同様に前記パルス発生機構からのパルス数を
リセットカウントして検出し、この毎回のサンプル数値
と前記保存数値とが比較される。
り、保存数値と常に一致するはずであるが、特に高速搬
送においては充填包装袋1の重量(内容物2の多少)や
搬送構造或いは検知位置の微妙なバラツキ、更には回転
刃体6の初動の動きなどの様々な諸条件によってサンプ
ル数値が保存数値に比べて増減することがあり得る。
ズレする。
毎回検出し、これと保存数値とを比較し、この比較結果
に応じて微妙に回転刃体6の回転速度を増減補正制御す
るように構成している。
補正されることにより、保存数値に対応する位置で切断
処理がなされるように常時補正されることになり、常に
横シール部1D部分を正確に切断処理するように構成し
ている。
パネル20の増減スイッチを操作するだけで簡単にワンタ
ッチで増減変更設定できるように構成している。
て切断処理されるが、実際の切断位置を確認した場合、
横シール部1D部分の中央が切断されておらず、若干上
下いずれかにズレていた場合には、この目視判断に応じ
て(前記検知切断動作に繰り返している作動中であって
も、)単に増減スイッチを押すことで保存数値を増減調
整し、切断位置を修正することができる。
以上のような制御操作を行うだけで、高速搬送しても、
充填包装袋1の横シール部1D間隔の異なるものに取り
替えても、簡単な調整操作により自動的に常に適格な位
置(横シール部1D部分の中間位置)を常に正確に切断
処理し続けることができる極めて画期的な充填包装袋の
自動切断装置となる。
正制御機構を設けるため、切断位置の 精度が高く、高速
搬送しても常に適切な位置で切断処理がなされる極めて
画期的な充填包装袋の自動切断装置となる。
記回転速度補正制御機構の補正目標値となる保存数値の
設定が容易にでき、例えば横シール部間隔の異なる充填
包装袋に取り替える場合においてもこの保存数値の設定
が簡単に行える一層秀れた画期的な充填包装袋の自動切
断装置となる。
記保存数値の調整変更ができるから、簡単に切断位置を
自動修正できることになり、そのため一層切断位置の精
度が高い切断処理が連続的に行える一層秀れた画期的な
充填包装袋の自動切断装置となる。
知装置の検出子を充填包装袋の折り返し部に横押し接触
することにより横シール部を検知する構成とし、且つ切
断装置を回転刃体を回転して切断する構成としたから、
袋状部の内容物の多少による検知誤動作や検知位置の不
正確さなどの問題も生じにくく、検出子の移動変位も少
なくて済み、チャタリングの問題も生じにくく、且つ横
断切断による戻り移動を考慮しなくて良いため、充填包
装袋を連続高速搬送しても連続切断処理が可能となり、
従って、切断処理の高速化が図れ、従来装置に比べて飛
躍的に切断処理能率が向上する極めて実用性に秀れた画
期的な充填包装袋の自動切断装置となる。
に検出子を所定位置に保持しつつ検知すべき横シール部
においては十分な移動変化が生じ、チャタリングも極力
生じにくい構成となり、一層高速搬送に適した画期的な
充填包装袋の自動切断装置となる。
填包装袋が搬送に対して前後方向に 多少揺動しても検知
作動が良好に維持でき、充填包装袋の当接抵抗が少なく
検知誤動作も生じにくい一層秀れた充填包装袋の自動切
断装置となる。
である。
である。
である。
初期設定説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 帯状のフィルムを連続的に送り出して製
袋しつつ折り返した折り返し部を一端側に設け、前記フ
ィルムの重合端縁を縦方向に熱シールした縦シール部を
他端側に設け、この縦方向に対して所定間隔毎に横方向
に熱シールした横シール部を設け、前記縦シール部と前
記横シール部とにより包囲されたフィルム内に内容物を
収容した袋状部が連設した帯状の充填包装袋を連続状態
で搬送する搬送装置と、この搬送装置により搬送される
充填包装袋の前記横シール部の位置を検知する検知装置
と、この検知装置により検知した前記横シール部より下
方の前記横シール部部分を切り離し切断若しくはミシン
目を形成する切断処理を行う切断装置とから成り、前記
検知装置が検知作動すると前記切断装置が作動する検知
切断動作が繰り返されて、前記搬送装置により連続搬送
される前記充填包装袋に対して前記各袋状部毎若しくは
所定数袋状部が送られる毎に前記切断処理がなされるよ
うに構成し、前記検知装置が検知作動した時から、前記
切断装置が作動して前記充填包装袋の横シール部部分を
切断処理するまでのタイミング差をこのタイミング差間
での前記充填包装袋の搬送量に相当する数値として保存
し、前記検知切断動作毎の前記タイミング差をこの保存
数値と比較し、この比較結果に応じて前記切断装置の前
記回転刃体の回転速度を自動補正調整する回転速度自動
補正制御機構を設けたことを特徴とする充填包装袋の自
動切断装置。 - 【請求項2】 前記検知切断動作を開始する前に、前記
検知装置により前記横シール部部分が検知される位置を
零点とし、切断処理すべき横シール部部分が前記切断装
置の切断位置となるように前記充填包装袋を搬送させて
合わせ、この搬送させた調整搬送量を前記回転速度補正
制御機構の保存数値として初期設定し得るように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の充填包装袋の自動切
断装置。 - 【請求項3】 前記保存数値を増減変更設定し得るよう
に構成したことを特徴とする請求項2記載の充填包装袋
の自動切断装置。 - 【請求項4】 前記搬送装置により搬送される充填包装
袋の他端側の前記折り返し部に当接する検出子を設け、
この検出子が前記充填包装袋の搬送により前記袋状部の
折り返し部から前記横シール部側縁に当接するときの検
出子の移動変位を検知して前記横シール部の位置を検知
する検知機構を設けて前記検知装置を構成し、この検知
装置の検知作動により回転する回転刃体を前記検知装置
の検出子より下方に配設し、この回転する回転刃体によ
り前記切断処理を行うように前記切断装置を構成したこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の充
填包装袋の自動切断装置。 - 【請求項5】 前記検出子を弾圧支承する弾圧体を設
け、この検出子が搬送される前記充填包装袋の他端側の
折り返し部に押圧当接するように設け、前記充填包装袋
の搬送により前記検出子が前記充填包装袋の袋状部の折
り返し部部分より硬質な前記横シール部に当接した際、
この検出子が外側方へ前記弾圧体に抗して移動したこと
を検知する移動検知部を設けて前記検知機構を構成した
ことを特徴とする請求項4記載の充填包装袋の自動切断
装置。 - 【請求項6】 前記検出子を回転可能な筒状ローラで構
成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか1項に
記載の充填包装袋の自動切断装置。
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---|---|---|---|
JP8258528A JP2921509B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 充填包装袋の自動切断装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8258528A JP2921509B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 充填包装袋の自動切断装置 |
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JPH10101034A JPH10101034A (ja) | 1998-04-21 |
JP2921509B2 true JP2921509B2 (ja) | 1999-07-19 |
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-
1996
- 1996-09-30 JP JP8258528A patent/JP2921509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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