JP2920665B2 - カメラのファインダ内表示装置 - Google Patents

カメラのファインダ内表示装置

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JP2920665B2 JP21550490A JP21550490A JP2920665B2 JP 2920665 B2 JP2920665 B2 JP 2920665B2 JP 21550490 A JP21550490 A JP 21550490A JP 21550490 A JP21550490 A JP 21550490A JP 2920665 B2 JP2920665 B2 JP 2920665B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、スチルカメラやビデオカメラ等に好適な表
示装置に関し、特にファインダ内の任意の位置に測距範
囲や測光範囲等の表示部を被写体像とともに観察可能と
した表示装置に関する。
B.従来の技術 この種の従来の表示装置として、例えば特開平1−27
7225号公報に開示されているようなものが知られてい
る。
これは例えば第6図に示すように、ファインダ光学系
を構成するピント板60の光入射面にフレネルレンズ61を
形成するとともに、光射出面には複数のプリズム集合体
から成る複数の表示部62(図では1個のみ図示)を形成
し、可視光により任意の表示部62を選択的に図示の如く
下方から照明するようにしたものである。この照明光の
うち表示部62を通過した光1は、プリズム作用によっ
て不図示のペンタプリズムの光反射面に導かれ(他の光
は光吸収面に導かれる)、光反射面で反射された後、被
写体像とともに接眼レンズ(不図示)を介して観察され
る。この表示部62は、例えば撮影画面中の焦点検出範囲
あるいは測光範囲などを示すものである。
ここで、ピント板60の光入射面にフレネルレンズを設
けたのは、ピント板60の被写体像からの光束が接眼レン
ズに効率よく導かれるようにするためである。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記表示部62の照明光(可視光)は、
ピント板60の表示部62以外の部分にもある程度は導かれ
るが、上記フレネルレンズ61が表示部62を構成するプリ
ズムと同様の作用をなし、第6図に示すように他の部分
に導かれた光l2もペンタプリズムの光反射面に導かれ、
これによりフレネルレンズ61の像が接眼レンズを介して
不所望に観察されてしまうという問題があった。
また上述した従来装置は、ピント板60の光射出面が光
拡散面とされており、このため第7図に示すように、光
束l2のうち光拡散面で拡散された一部の光がペンタプリ
ズムの光反射面に導かれて上述と同様に接眼レンズで観
察されてしまうという問題もある。
本発明の目的は、表示部以外の部分が不所望に観察さ
れることを防止したファインダ内の表示装置を提供する
ことにある。
D.課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図に対応付けて説明すると、本発
明は、被写体像とともに複数の表示部5a〜5eをファイン
ダ光学系6,7を介して観察可能とした表示装置に適用さ
れる。そして、上記複数の表示部5a〜5eを、赤外光また
は紫外光が照射されると可視光を射出するフォトルミネ
ッセンス素子にて構成するとともに、複数の表示部5a〜
5eを選択的に表示するように赤外光または紫外光を照射
する照射手段10を備え、これにより上記問題点を解決す
る。
E.作用 照射手段10により、フォトルミネッセンス素子から成
る複数の表示部5a〜5eに選択的に赤外光または紫外光を
照射すると、これらの表示部5a〜5eが可視光を射出し、
この光が被写体像とともにファインダ光学系6,7を介し
て観察される。上記照射手段10の照射光が可視光ではな
く赤外光または紫外光であるので、これがピント板5の
表示部5a〜5e以外の箇所に照射された後に接眼レンズ7
に導かれても、不所望に観察されることはない。
なお、本発明の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本発明が実施例に限定されるものではな
い。
F.実施例 第1図〜第3図により本発明を一眼レフカメラのファ
インダ内表示装置に適用した場合の一実施例を示す。
第1図(a)において、1はカメラ本体、2はカメラ
本体1に装着されたレンズ鏡筒であり、レンズ鏡筒2は
撮影レンズ3をその光軸方向に移動可能に保持してい
る。4は可動ハーフミラーであり、撮影レンズ3を通過
した被写体光の一部を通過させるとともに残りを反射さ
せてファインダー光学系に導光している。8は、上記可
動ハーフミラー4に固定もしくは独立に設けられた可動
ミラーであり、可動ハーフミラー4を通過した光束を反
射してカメラ底部の焦点検出装置9に入射せしめる。5,
6,7は、それぞれファインダ光学系を構成するピント
板、ペンタプリズム、接眼レンズである。
ここで、本実施例における焦点検出装置9は、上記ミ
ラー8を介して入射された光束により、例えば第2図に
示すように撮影画面内50内の5つの線上領域51〜55に位
置する被写体の焦点検出が可能なように構成されてい
る。
また上記ピント板5の光入射面5f側は第3図に示すよ
うなフレネルレンズ5hが設けられており、また光射出面
5g側には光拡散面5i(第1図(b))が形成されてい
る。そしてこの拡散面5i上には、フォトルミネッセンス
素子(以下、PL素子)から成る5つの表示部5a〜5eが配
置されている。これらの表示部5a〜5eは、上述した撮影
画面50(第2図)内の測距範囲51〜55の位置をそれぞれ
示すものである。ここで、PL素子は、赤外線あるいは紫
外線を照射すると可視光を射出する素子である。
第1図(a)において、10はパッケージ11に保持され
た発光器(照射手段)であり、例えば950nmを発光ピー
ク波長とする赤外光を射出する5つの発光素子から成
る。これらの発光素子からの赤外光は、投光レンズ12お
よびペンタプリズム6を介してピント板5上に導かれ、
上述した5つの発光部5a〜5eにそれぞれ選択的に照射さ
れる。
この赤外光を受けてPL素子から成る表示部5a〜5eは可
視光を射出し、その射出光はペンタプリズム6の光反射
面6a,6bで反射されて接眼レンズ7に導かれる。したが
って撮影画面50内には、第2図に示すように、上記表示
部5a〜5eの像501〜505が、表示され、これが撮影レンズ
3によりピント板5上に形成されている被写体像ととも
に観察される。
ここで、発光器10の照射光が例えばピント板5の表示
部5a〜5e以外の箇所に照射され、ペンタプリズム6を介
して接眼レンズ7に導かれても、この照射光は赤外光で
あるので従来のようにフレネルレンズ5hの像などが上記
撮影画面50上で観察されることはない。
なお発光器10の照射光は紫外光でもよい。また本実施
例では、PL素子から成る表示部5a〜5eをピント板5の拡
散面5i上に設けた例を示したが、例えば第4図に示すよ
うに、表示部71をピント板5に埋め込んでもよい。この
場合、図示の如く表示部71の下部に反射幕72を形成すれ
ば、表示部71から下方に射出される光がこの反射幕72で
反射されペンタプリズム6を介して接眼レンズ7に導か
れるので、その表示をより明確にすることができる。さ
らに第5図に示すように、ピント板5成形時にPL素子の
粒子を混入させて表示部81を形成するようにしてもよ
い。
さらにまた以上では、表示部として測距範囲を示すも
のについて説明したが、例えば測光範囲やその他のもの
を表示するものでもよい。したがって表示部の個数や配
置は実施例に限定されない。また一眼レフカメラについ
て説明したが、例えばレンズシャッタカメラのように撮
影レンズと無関係のファインダに用いられる表示装置に
も本発明を適用できる。さらにスチルカメラ以外にビデ
オカメラに用いられるファインダ表示装置にも同様に本
発明を適用できる。
G.発明の効果 本発明によれば、複数の表示部をフォトルミネッセン
ス素子にて構成するとともに、これらの表示部を選択的
に表示するように赤外光または紫外光を照射させること
により表示部を観察できるようにしたので、例えばピン
ト板の表示部以外の箇所に照射光が照射されこれが接眼
レンズに導かれても不所望に観察されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、第1図
(a)は一眼レフカメラの構成を示す断面図、第1図
(b)はピント板上の表示部を示す斜視図、第2図は撮
影画面中の表示例を示す図、第3図はフレネルレンズの
構成を示す図、第4図および第5図は表示部の変形例を
示す図である。 第6図および第7図は従来の問題点を説明する図であ
る。 1:カメラ本体、3:撮影レンズ 5:ピント板、5a〜5e:表示部 6:ペンタプリズム、7:接眼レンズ 10:発光器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像とともに複数の表示部をファイン
    ダ光学系を介して観察可能とした表示装置において、 前記複数の表示部を、赤外光または紫外光が照射される
    と可視光を射出するフォトルミネッセンス素子にて構成
    するとともに、該複数の表示部を選択的に表示するよう
    に赤外光または紫外光を照射する照射手段を備えたこと
    を特徴とするカメラのファインダ内表示装置。
  2. 【請求項2】前記複数の表示部は、撮影画面内の複数の
    焦点検出範囲を選択的に示すものであることを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラのファインダ内表示装置。
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