JP2920404B2 - ブーム式荷揚車両 - Google Patents

ブーム式荷揚車両

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JP2920404B2
JP2920404B2 JP12951190A JP12951190A JP2920404B2 JP 2920404 B2 JP2920404 B2 JP 2920404B2 JP 12951190 A JP12951190 A JP 12951190A JP 12951190 A JP12951190 A JP 12951190A JP 2920404 B2 JP2920404 B2 JP 2920404B2
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boom
cylinder
forklift
post
equilibrium
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博之 三瓶
政夫 中村
信一 常田
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Tokyu Sharyo Seizo KK
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Tokyu Sharyo Seizo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はブームの起伏、ブームの伸縮、更にフオー
ク部分の昇降により高揚程で更に作業範囲が広くでき、
また屋内、屋外共にオフセツトした位置への荷揚作業に
適するブーム式荷揚車両に関する。
〔従来の技術〕 従来の荷揚車両としてフオークリフトがあるが、これ
は真上に荷物を揚げることしかできない。
またクレーンで吊り下げる場合、ブーム先端部からク
レーンブロツク及び荷物まで、可成りのデツドゾーンが
あり適当でない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、特に屋内での荷物の取付工事は、フオークリフ
トやクレーンで行なつているが、各々上記欠点があつ
た。
この発明はその欠点を解消し、作業の効率化を計るも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの発明の走行可能な台車と、基端部に
おいて前記台車に回動可能に結合し伸縮可能なブーム
と、このブームの先端部に固設されているアームと、こ
のアームに回動可能に結合しているフオークリフト用ポ
ストと、両端においてそれぞれ前記台車及び前記ブーム
に回動可能に結合し伸縮して起伏角を制御するブーム用
起伏シリンダと、両端においてそれぞれ前記アーム及び
前記フオークリフト用ポストに回動可能に結合し伸縮し
て前記フオークリフト用ポストの傾動角を制御する平衡
シリンダと、前記ブームの起伏角に関係して前記平衡シ
リンダへの油圧を制御し前記フオークリフト用ポストを
垂直に保持する油圧装置と有してなり、前記油圧装置
は、前記ブーム用起伏シリンダのロツド側と前記平衡シ
リンダのヘツド側とを連通させており、前記ブーム用起
伏シリンダ側リンクと平衡シリンダ側リンクとの比が、
平衡シリンダのヘツド側油圧断面積と前記ブーム用起伏
シリンダのロツド側断面積との比に等しくすると共に、
前記油圧装置は、前記フオークリフト用ポストの傾動角
を検出する検出器と、この検出器の出力に基づく前記平
衡シリンダの油圧制御により前記平衡シリンダの伸縮量
を制御する制御弁とを含むものとするのである。
〔作用〕
ブーム用起伏シリンダの伸縮に伴なつて、ブームはそ
の基端部における回動点の周りを回動し、ブームの起伏
角が変化する。油圧装置は、ブーム用起伏シリンダの伸
縮に関係して平衡シリンダの油圧を制御する。この結
果、フオークリフト用ポストの傾動角が変化するので、
このフオークリフト用ポストは垂直に保持される。
〔実施例〕
以下にこの発明を図示の実施例について説明する。
第1図及び第2図はブーム式荷揚車両の側面図及び平
面図を示し、タイヤ式台車10の上面側にはブラケツト11
が固設され、上方へ突出している。ブーム12は、内部の
伸縮シリンダにより伸縮可能であり、基端部において軸
13を介して前記ブラケツト11の上端部に回動可能に結合
している。ブーム用起伏シリンダ14は、台車10及びブー
ム12にそれぞれ固設されているブラケツト15,16に軸17,
18を介して回動可能に結合し、伸縮してブーム12の起伏
角を制御する。フオークリフト用ポスト19の前面にはフ
オークリフト20が固設されている。
平衡シリンダ21はフオークリフト用ポスト19の軸方向
両側にそれぞれ配設され、両端においてそれぞれ軸22,2
3を介してブラケツト24の下端部及びブーム12の先端部
に固設されている垂下部25を有するアーム26に回動可能
に結合している。平衡シリンダ21の下端の回動点として
の軸23の位置がアーム26の下端の回動点としての軸27か
ら十分に離され、そして、これら軸27,23はブーム12自
体には取り付けられないので、ブーム12は大きな強度を
確保するための構造にする必要がなく、ブーム12の部分
を小径化及び軽量化することができる。
第3図はフオークリフト用ポスト19の移動範囲を示し
ている。ブーム用起伏シリンダ14の伸縮によりブーム12
の起伏角が変化し、ブーム12内のシリンダの伸縮により
ブーム12の長さが変化し、平衡シリンダ21の伸縮により
フオークリフト用ポスト19の傾動角が変化する。ブーム
12の任意の起伏角において、フオークリフト用ポスト19
が垂直に保持されるように、平衡シリンダ21が伸縮され
る。このようにフオークリフト用ポスト19は鉛直方向及
び台車10の前後方向へ移動可能となり、作業フオークリ
フト用ポスト19の移動範囲が大幅に増大する。また、ブ
ーム12を軽量化することができるので、フオークリフト
用ポスト19が水平方向へ台車10から遠去かつたときに
も、十分な安定性が得られ、フオークリフト用ポスト19
を水平方向の遠くまで、台車10に対して移動させること
ができる。さらに、フオークリフト用ポスト19の収納時
では、これを台車10の直上にするとともに、平面方向に
は台車10とフオークリフト用ポスト19との外径寸法はほ
ぼ等しくなるので、全体をコンパクトにすることがで
き、この荷揚車両を作業用エレベータに乗せて階上へ運
ぶような場合でも容易に運ぶことができる。
第4図はこの発明の油圧回路図を示し、油圧源からポ
ンプ27を介してコントロール弁28のブーム起伏用弁部分
29、ブーム伸縮用弁部分30、フオークリフト20のリフト
用弁部分31、調整用弁部分32を介してブーム用起伏シリ
ンダ14、平衡シリンダ21、ブーム用伸縮シリンダ12、フ
オークリフト20のリフトシリンダ33へ作動用油圧が供給
されるようになつており、各回路にそれぞれ安全弁34が
介設されている。なお35は調圧弁を示す。
上記構成からなる回路を有する油圧装置において、前
記ブーム用起伏シリンダ14のロツド側と前記平衡シリン
ダ21のヘツド側とを連通させており、前記ブーム用起伏
シリンダ側14のリンクと平衡シリンダ側21のリンクとの
比は、平衡シリンダ側21のヘツド側油室断面積と、前記
ブーム用起伏シリンダ14のロツド側油室断面積との比に
等しく設定し、また前記フオークリフト用ポスト19の傾
動角を検出する検出器と、この検出器の出力に基づく前
記平衡シリンダ21の油圧制御によりこの平衡シリンダ21
の伸縮量を制御する制御弁とを設けるものとする。
〔発明の効果〕
上述のように、この発明によれば、油圧装置は、ブー
ム用起伏シリンダの伸縮に関係してフオークリフト用ポ
ストの平衡シリンダへの油圧を制御し、この結果、フオ
ークリフト用ポストの傾動角が変化するので、積載容量
を増大させることができる。またフオークリフト用ポス
トはブームの任意の伸縮量及び起伏角において垂直に保
持されるので、フオークリフト用ポストの移動範囲を増
大して作業能率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に関し、第1図はブーム式荷揚
車両の側面図、第2図はその平面図、第3図はフオーク
リフト用ポストの移動範囲を示す図で、第4図はブーム
の起伏角に応じてフオークリフト用ポストを垂直に保持
するための油圧回路図である。 なお図において、 10……台車 12……ブーム 14……ブーム用起伏シリンダ 19……フオークリフト用ポスト 21……平衡シリンダ である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−167094(JP,U) 実開 昭59−100789(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行可能な台車10と、基端部において前記
    台車10に回動可能に結合し伸縮可能なブーム12と、この
    ブーム12の先端部に固設されているアームと、このアー
    ムに回動可能に結合しているフオークリフト用ポスト19
    と、両端においてそれぞれ前記台車10及び前記ブーム12
    に回動可能に結合し伸縮して前記ブーム12の起伏角を制
    御するブーム用起伏シリンダ14と、両端においてそれぞ
    れ前記アーム及び前記フオークリフト用ポスト19に回動
    可能に結合し伸縮してこのフオークリフト用ポスト19の
    傾動角を制御する平衡シリンダ21と、前記ブーム12の起
    伏角に関係して前記平衡シリンダ21への油圧を制御し前
    記フオークリフト用ポスト19を垂直に保持する油圧装置
    とを有してなり、前記油圧装置は、前記ブーム用起伏シ
    リンダ14のロツド側と前記平衡シリンダ21のヘツド側と
    を連通させており、前記ブーム用起伏シリンダ側14リン
    クと平衡シリンダ側21リンクとの比が、平衡シリンダ21
    のヘツド側油圧断面積と前記ブーム用起伏シリンダ14の
    ロツド側油圧断面積との比に等しくすると共に、前記油
    圧装置は、前記フオークリフト用ポスト19の傾動角を検
    出する検出器と、この検出器の出力に基づく前記平衡シ
    リンダ21の油圧制御によりこの平衡シリンダ21の伸縮量
    を制御する制御弁とを含むことを特徴とするブーム式荷
    揚車両。
JP12951190A 1990-05-19 1990-05-19 ブーム式荷揚車両 Expired - Lifetime JP2920404B2 (ja)

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