JP2543121B2 - リフト装置 - Google Patents
リフト装置Info
- Publication number
- JP2543121B2 JP2543121B2 JP2760588A JP2760588A JP2543121B2 JP 2543121 B2 JP2543121 B2 JP 2543121B2 JP 2760588 A JP2760588 A JP 2760588A JP 2760588 A JP2760588 A JP 2760588A JP 2543121 B2 JP2543121 B2 JP 2543121B2
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- Japan
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- boom
- tip
- winch
- building
- wire
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、伸縮自在のブーム装置の上面に沿って昇降
自在の荷台によって、建物の上部と地上との間を、荷物
を昇降運搬せしめるためのリフト装置に係るものであ
る。
自在の荷台によって、建物の上部と地上との間を、荷物
を昇降運搬せしめるためのリフト装置に係るものであ
る。
（従来技術および解決しようとする課題） 従来、この種のリフト装置においては、ブーム装置の
伸長、起伏作動を行なうにあたっては、油圧シリンダー
あるいはスクリューを用いて起伏作動を行ない、また油
圧シリンダーあるいは、各ブーム間を折り返して連結す
るワイヤーを巻取るウインチによってブームの伸縮を行
なっていた。これらの従来の構成は、構造複雑で重量が
重く、軽便なリフト装置には適当でなく、伸長したブー
ム装置の先端を建物の目的位置に位置決めすることが困
難であった。
伸長、起伏作動を行なうにあたっては、油圧シリンダー
あるいはスクリューを用いて起伏作動を行ない、また油
圧シリンダーあるいは、各ブーム間を折り返して連結す
るワイヤーを巻取るウインチによってブームの伸縮を行
なっていた。これらの従来の構成は、構造複雑で重量が
重く、軽便なリフト装置には適当でなく、伸長したブー
ム装置の先端を建物の目的位置に位置決めすることが困
難であった。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段および作用） 本発明は、ブーム装置の先端部に一端を係止するワイ
ヤーの他端を、建物の上部に設置したウインチ装置に連
結して設け、伸長したブーム装置の上面に沿って昇降自
在の荷台を設けたもので、建物の上部に設けたウインチ
装置によって、ウインチ装置の先端部に係止したワイヤ
ーの他端を巻き取って、ブーム装置を伸長せしめるとと
もに起立せしめて、ブーム装置の先端を、ウインチ装置
を設けた建物の目的位置に引き寄せて位置決めを容易
に、正確に行なうものである。
ヤーの他端を、建物の上部に設置したウインチ装置に連
結して設け、伸長したブーム装置の上面に沿って昇降自
在の荷台を設けたもので、建物の上部に設けたウインチ
装置によって、ウインチ装置の先端部に係止したワイヤ
ーの他端を巻き取って、ブーム装置を伸長せしめるとと
もに起立せしめて、ブーム装置の先端を、ウインチ装置
を設けた建物の目的位置に引き寄せて位置決めを容易
に、正確に行なうものである。
（実施例） 以下、図面により本発明の一実施例について詳細な説
明を行なう。
明を行なう。
図において、ブーム装置１はつぎのように構成されて
いる。すなわち、基ブーム３の内部に中間ブーム５が摺
動自在に嵌合し、中間ブーム５の内部には先端ブーム７
が嵌合している。先端ブーム７、中間ブーム５が伸長し
た状態のブーム装置１の上面には転動する車輪９、９を
備えた台車11が昇降自在に設けられ、台車11の上端に一
端を係止されたワイヤー13は先端ブーム７の上端のプー
リー15、基ブーム３の下部に設けたプーリー17を介して
他端は、基ブーム３に設けた電動ウインチ19に連結して
いる。ブーム装置１は通常用いられる伸縮式の様子を用
いてもよい。台車11には、一端を枢着され、他端を連結
杆21によって支持された荷台23が、水平姿勢を保持する
よう固定ピン25により連結杆21の長さを調節自在に設け
ている。基ブーム３には起立した姿勢のとき下端を地面
に支える支持台27が自在接手を介して装着され、またス
テー29の上端を枢着するブラケット31が設けられてい
る。ステー29は電動ポンプ（図示せず）で伸縮する油圧
シリンダ装置33を備え、下端には地面に支える支持台35
が自在接手を介して装着されている。また基ブーム３に
は、運搬時の水平姿勢のとき、地面を転動する車輪37お
よびブーム装置１の収縮時に、先端ブーム７、中間ブー
ム５を固定するための固定装置39が設けられている。ま
たステー29は走行時には基ブーム３の両側に適宜手段に
よって固定されている。基ブーム３の一側面には、重力
の方向を示す指針を備えた傾斜計41が設けられている。
建物43の上部のベランダ45の側壁47にはウインチ装置49
が固着された枠体51が懸架されて蝶ねじ53によって固定
されている。ウインチ装置49にはハンドル50によって巻
回されるワイヤー55の他端に、先端ブーム７の先端に設
けた係止環57に係止するフック59が設けられている。
いる。すなわち、基ブーム３の内部に中間ブーム５が摺
動自在に嵌合し、中間ブーム５の内部には先端ブーム７
が嵌合している。先端ブーム７、中間ブーム５が伸長し
た状態のブーム装置１の上面には転動する車輪９、９を
備えた台車11が昇降自在に設けられ、台車11の上端に一
端を係止されたワイヤー13は先端ブーム７の上端のプー
リー15、基ブーム３の下部に設けたプーリー17を介して
他端は、基ブーム３に設けた電動ウインチ19に連結して
いる。ブーム装置１は通常用いられる伸縮式の様子を用
いてもよい。台車11には、一端を枢着され、他端を連結
杆21によって支持された荷台23が、水平姿勢を保持する
よう固定ピン25により連結杆21の長さを調節自在に設け
ている。基ブーム３には起立した姿勢のとき下端を地面
に支える支持台27が自在接手を介して装着され、またス
テー29の上端を枢着するブラケット31が設けられてい
る。ステー29は電動ポンプ（図示せず）で伸縮する油圧
シリンダ装置33を備え、下端には地面に支える支持台35
が自在接手を介して装着されている。また基ブーム３に
は、運搬時の水平姿勢のとき、地面を転動する車輪37お
よびブーム装置１の収縮時に、先端ブーム７、中間ブー
ム５を固定するための固定装置39が設けられている。ま
たステー29は走行時には基ブーム３の両側に適宜手段に
よって固定されている。基ブーム３の一側面には、重力
の方向を示す指針を備えた傾斜計41が設けられている。
建物43の上部のベランダ45の側壁47にはウインチ装置49
が固着された枠体51が懸架されて蝶ねじ53によって固定
されている。ウインチ装置49にはハンドル50によって巻
回されるワイヤー55の他端に、先端ブーム７の先端に設
けた係止環57に係止するフック59が設けられている。
以上の構成において、地上の荷物を建物のベランダ45
に搬送するにあたっては、まず収縮した状態のブーム装
置１を水平姿勢で車輪37によってベランダ45の下方の位
置に搬送して第３図に示す姿勢に置く。またベランダ45
の側壁47にウインチ装置49を固着した枠体51を懸架して
蝶ねじ53によって固定する。ワイヤー55を引き出して先
端のフック59を先端ブーム７の係止環59に係止して、ハ
ンドル50によってワイヤー55を巻き込むと、ブーム装置
１は地上に接した支持台27を中心として起立するととも
に、先端ブーム７、中間ブーム５が引き出され、先端ブ
ーム７の先端が側壁47の所定の位置に引き寄せられて位
置決めされる。ステー29を第１図に示す姿勢として適宜
長さに調節してブーム装置１を安定せしめる。連結杆21
を適宜長さに調節して荷台23を水平姿勢として、荷物を
載置する。電動ウインチ19を建物あるいは運搬自動車の
電源によって駆動してワイヤー13を巻き込むと荷台23は
ベランダ45まで上昇する。作業者は荷物をベランダ49に
取り出すものである。また反対に操作することによって
ベランダ45から地上に荷物を降すこともできるものであ
る。
に搬送するにあたっては、まず収縮した状態のブーム装
置１を水平姿勢で車輪37によってベランダ45の下方の位
置に搬送して第３図に示す姿勢に置く。またベランダ45
の側壁47にウインチ装置49を固着した枠体51を懸架して
蝶ねじ53によって固定する。ワイヤー55を引き出して先
端のフック59を先端ブーム７の係止環59に係止して、ハ
ンドル50によってワイヤー55を巻き込むと、ブーム装置
１は地上に接した支持台27を中心として起立するととも
に、先端ブーム７、中間ブーム５が引き出され、先端ブ
ーム７の先端が側壁47の所定の位置に引き寄せられて位
置決めされる。ステー29を第１図に示す姿勢として適宜
長さに調節してブーム装置１を安定せしめる。連結杆21
を適宜長さに調節して荷台23を水平姿勢として、荷物を
載置する。電動ウインチ19を建物あるいは運搬自動車の
電源によって駆動してワイヤー13を巻き込むと荷台23は
ベランダ45まで上昇する。作業者は荷物をベランダ49に
取り出すものである。また反対に操作することによって
ベランダ45から地上に荷物を降すこともできるものであ
る。
［発明の効果］ 本発明によれば、つぎのような効果を有するものであ
る。すなわち、（１）ウインチ装置によってブーム装置
の起伏、伸縮をともに行うことができるので、別途の装
置、操作を必要としない。したがって構造、操作が簡単
となり、軽量となり、しかも安定性、強度において有利
となる。（２）ウインチ装置によってブーム装置の先端
が引き寄せられるので、建物の所定の位置にブーム装置
の先端を容易に位置決めすることができる。
る。すなわち、（１）ウインチ装置によってブーム装置
の起伏、伸縮をともに行うことができるので、別途の装
置、操作を必要としない。したがって構造、操作が簡単
となり、軽量となり、しかも安定性、強度において有利
となる。（２）ウインチ装置によってブーム装置の先端
が引き寄せられるので、建物の所定の位置にブーム装置
の先端を容易に位置決めすることができる。
なお、本発明においては、基ブーム３の下端の支持台
27は車輪としてもよく、また連結杆21、ステー29は固定
ピン方式、手動ポンプ式または電動ポンプ式による油圧
方式、スクリュー方式等適宜手段によって長さを調節自
在としてもよい。
27は車輪としてもよく、また連結杆21、ステー29は固定
ピン方式、手動ポンプ式または電動ポンプ式による油圧
方式、スクリュー方式等適宜手段によって長さを調節自
在としてもよい。
第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図は要部の側
断面図、第３図は他の姿勢における他の要部の側面図で
ある。 １……ブーム装置 ３、５、７……ブーム 23……荷台 49……ウインチ装置 55……ワイヤー
断面図、第３図は他の姿勢における他の要部の側面図で
ある。 １……ブーム装置 ３、５、７……ブーム 23……荷台 49……ウインチ装置 55……ワイヤー
Claims (1)
- 【請求項１】複数のブーム３、５、７を内外に重ね合わ
せて伸縮自在に設けた起状自在のブーム装置１を設け、
前記ブーム装置１の先端部に一端を係止するワイヤー55
の他端を、建物の上部に設置したウインチ装置49に連結
して設け、伸長した前記ブーム装置１の上面に沿って昇
降自在の荷台23を設けたことを特徴とするリフト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2760588A JP2543121B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | リフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2760588A JP2543121B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | リフト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01203200A JPH01203200A (ja) | 1989-08-15 |
| JP2543121B2 true JP2543121B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=12225557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2760588A Expired - Fee Related JP2543121B2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | リフト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543121B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6308802B1 (en) * | 2000-08-17 | 2001-10-30 | Michel Briere | Mobile elevator assembly |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP2760588A patent/JP2543121B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01203200A (ja) | 1989-08-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |