JP2919823B1 - 段ボールの切断方法 - Google Patents

段ボールの切断方法

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Abstract

【要約】 【課題】 切断屑を生じさせることなく段ボールを切断
することができる切断方法を提供する。 【解決手段】 上下に配置されたドラム1、2のそれぞ
れ外周にナイフ4、5を取付ける。各ナイフ4、5の先
端縁全長にわたって突き刺し刃4a、5aを等間隔に形
成する。各ナイフ4、5の突き刺し刃4a、5aをドラ
ム1、2に送り込まれる段ボールAの表裏両面から突き
刺し、その両突き刺し刃4a、5aの刃先の周速度の相
違によって突き刺し刃4a、5aの刺通部間より段ボー
ルを引き裂くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段ボールを所定
の長さに切断する段ボールの切断方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】両面段ボールあるいは複両面段ボール
(以下、両段ボールを総称して段ボールという)を製造
する段ボール製造装置においては、片面段ボールとライ
ナ、あるいは、2枚の片面段ボールとライナとを貼り合
わせるダブルフェーサの下流側に切断装置を設け、その
切断装置によって段ボールを所定の長さに切断するよう
にしている。
【0003】段ボールを切断するこの種の切断装置は、
平行に配置された2本のドラムのそれぞれ外周に、ドラ
ムの両端方向に延びる一直線状の刃先を有するナイフを
取付け、そのドラムを相対的に逆方向に同期回転させ、
両ドラム間に送り込まれる段ボールを一対のナイフで切
断するようにしている。
【0004】ここで、段ボールは、図9(I)に示すよ
うに、波状に成形された中しんaの両側にライナb1
2 を貼り合わせた構造であるため、上記切断装置によ
り段ボールAを切断した場合、「ヒゲ」と称される細長
い切断屑を生じる場合が多くある。
【0005】すなわち、2枚のナイフによって段ボール
Aを切断する場合、段ボールAは完全に切断される前の
段階において、2枚のナイフによる厚み方向への押圧に
より圧縮される。このとき、中しんaは複雑に変形し、
図9(II)に示すように、山と谷の中間部分が略S字
形に押し潰されることがある。そのS字形に変形する部
分を2枚のナイフが切断線X−Xに沿って切断すると、
中しんaはC1 乃至C3 の3箇所において切断されて反
転部T1 、T2 が切り離される。
【0006】ここで、切断線X−Xは、中しんaの山の
稜線と平行でなく、中しんaの山や谷をわずかに斜めに
横切ることがある。
【0007】したがって、中しんaの反転部T1 、T2
は細長い切断屑となる。この切断屑は、段ボールAの切
断面から剥離したり、あるいは上記切断面に一部が繋が
る状態で垂れ下がり、所定の長さに切断された段ボール
を印刷する次工程において、切断屑が印刷面上にのり、
あるいは印刷版に付着して印刷不良の原因となる。
【0008】上記のような不都合を解決するため、特許
第2634357号公報に記載された段ボールカットオ
フ装置においては、ドラムの外周に取付けたナイフの刃
先部に所要の間隔をおいて複数のノッチを形成し、その
ノッチによって段ボールを切り離さずに一時的に切り残
し状態とし、両ナイフが係合を解除する瞬間の衝撃によ
って切り残し部分を引きちぎるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載された切断装置においては、ノッチと対向する切り
残し部分の引きちぎりによって切断屑を細分化し、その
細分化された切断屑を段ボール切断部の端部から離脱さ
せるものであり、ナイフはノッチ間において段ボールを
切断するため、細長い切断屑の発生を完全に防止するこ
とはできない。このため、切断屑が次工程まで搬送され
るおそれがある。
【0010】特公平4−55834号公報には、2枚の
ナイフの一方に直線状の切刃を形成し、他方のナイフに
鋸刃状切刃を設けた段ボール切断用のカッターが記載さ
れている。
【0011】ところで、上記のカッターにおいては、段
ボールの切断時に鋸刃状切刃により予めミシン目を入れ
てから、両ナイフによって段ボールを完全に切断するよ
うな構成であるため、切断力を小さくでき、ナイフやナ
イフ保持具への負荷を軽減することができるという特徴
を有する。しかし、両ナイフの接触によって段ボールを
幅方向に完全に切断することを必須としているものであ
って、「ヒゲ」と称される切断屑の発生を防止すること
に考慮を払っているものではないため、従来の技術で説
明したのと同様に切断屑の発生を避けることができな
い。
【0012】また、両ナイフを互に接触させて段ボール
を切断するため、ナイフを全長にわたって適切に接触す
るように各ナイフをきわめて高精度に取付ける必要があ
り、取付けに非常に手間がかかると共に、ナイフ同士は
切断時にメタルタッチになるため、摩耗し易く、寿命が
短いという問題もある。
【0013】この発明の課題は、切断屑の発生を略完全
に防止することができると共に、ナイフの取付けが容易
な段ボールの切断方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、逆方向に同期回転する上下
一対のドラムのそれぞれに、その幅方向に延びるよう取
付けたナイフによって走行中の段ボールを切断するよう
にした段ボールの切断方法において、上記ナイフのそれ
ぞれが全長にわたって間隔をおいて形成された先端の鋭
利な複数の突き刺し刃を有し、この突き刺し刃の刃先の
回転軌跡の円径を上下で異ならせて一方の周速度を速く
し、段ボールの表裏ライナーの略同一位置に上下の突き
刺し刃を突き刺し、その後、上下のドラムの中心を結ぶ
直線より段ボールの走行方向の上流側位置で上下の刃先
を略対向させて、各ナイフの突き刺し刃の突き刺しによ
り、段ボールの表裏ライナーと中しんの幅方向に断続的
に切断されない部分を形成したのち、その状態から上下
の突き刺し刃の周速度差でこれらの突き刺し刃の間隔を
次第に大きくすることにより表裏ライナーと中しんの上
記断続的に切断されていない部分から引き裂いて切断す
るようにした構成を採用している。
【0015】ここで、突き刺し刃は段ボールに対して容
易に突き刺さるものであればよく、V形や台形等の形状
を採用することができる。
【0016】また、上下の刃先を略対向させるとは、刃
先が完全に一致する状態又はそれに近い状態をいう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0018】図1および図2に示すように、2本のドラ
ム1、2は上下に平行に配置され、各ドラム1、2の外
周に取付けたナイフホルダ3にドラムの両端方向に長く
延びるナイフ4、5がボルト止め等の手段によって取付
けられている。
【0019】従来と同様に、ナイフ4、5は、ドラム
1、2の軸心に平行する取付けであってもよく、上記軸
心に対してねじれをもつ取付けであってもよい。上記ナ
イフ4、5の先端縁には、図3に示すように、全長にわ
たって先端が鋭利な多数の突き刺し刃4a、5aが等間
隔に形成されている。
【0020】突き刺し刃4a、5aは段ボールAに対し
て容易に突き刺すことができるようにしたものであれば
よく、図3に示すように、両側が円弧とされた山形や、
図4(I)に示すような台形状、あるいは図4(II)
に示すようなV形の形状を採ることができる。
【0021】上記突き刺し刃4a、5aによる段ボール
Aの幅方向への完全な切断を避けるために、その高さH
は段ボールAを扁平に押し潰した状態での厚みより高く
しておくのが好ましい。一般に、図9に示す段ボールA
においては、中しんaおよび2枚のライナーb1 、b2
のそれぞれの厚みが0.2mm程度であり、その段ボー
ルAを扁平に押し潰したときの厚みは0.6mmになる
ため、実施の形態における突き刺し刃4a、5aの高さ
Hは0.7mm程度としている。また、突き刺し刃4
a、5aのピッチPは2mm程度としている。
【0022】図2に示すように、上側ドラム1に取付け
られた上ナイフ4の突き刺し刃4aにおける刃先円径D
1 は、下側ドラム2に取付けられた下ナイフ5の突き刺
し刃5aにおける刃先円径D2 よりわずかに大径とされ
ている。
【0023】従来と同様に、上側ドラム1と下側ドラム
2のそれぞれ端部には互に噛合する同径、同歯数のギヤ
6、7が取付けられ、そのギヤ6、7によって両ドラム
1、2は同期回転される。
【0024】このとき、突き刺し刃4a、5aの刃先円
径の相違から、上側ドラム1側の突き刺し刃4aにおけ
る刃先4bの周速度V1 は、下側ドラム2側の突き刺し
刃5aにおける刃先5bの周速度V2 よりわずかに速い
速度で回転する。
【0025】2本のドラム1、2は、突き刺し刃4a、
5aの刃先4b、5bの回転軌跡が一部でオーバーラッ
プする配置とされ、上記回転軌跡の交点イ、ロのうち、
ドラム1、2間に供給される段ボールAの移送方向上流
側に位置する交点イにおいて、各ナイフ4、5における
突き刺し刃4a、5aの刃先が対向するよう、両ドラム
1、2は互に逆方向に同期回転される。
【0026】実施の形態では、上ナイフ4と下ナイフ5
の取付けにおいて、突き刺し刃4a、5aの1/2ピッ
チに相当する分の距離だけ、上ナイフ4と下ナイフ5と
をドラム1、2の軸方向に位置をずらして取付けている
が、突き刺し刃4a、5aの刃先4b、5bの相互間に
おいてドラム軸方向にずれの少ない、あるいはずれが全
くない取付けとしてもよく、その取付けは任意でよい。
【0027】上記の構成から成る切断装置において、上
下のドラム1、2の1回転中における回転速度は、段ボ
ールAの移動速度および切断長さに応じて従来通り制御
される。すなわち、上下ナイフ4、5のいずれか一方の
刃先の周速度が少なくとも段ボールAを切断開始する時
点から切断完了する時点までの間は段ボールAの移動速
度と同速となるよう、それ以外の間は段ボールAの移動
速度と所定切断長さに応じて適切に増減速するよう、従
来と同様の制御が行われる。
【0028】いま、上側ドラム1と下側ドラム2を図2
の矢印方向に回転させた状態において、両ドラム1、2
間に段ボールAを供給すると、各ドラム1、2に取付け
られたナイフ4、5の突き刺し刃4a、5aによって段
ボールAが所定の長さに引き裂かれるようにして切断さ
れる。
【0029】図5は、段ボールAを引き裂くナイフ4、
5の動きを段階的に示し、回転位置X1 は上ナイフ4お
よび下ナイフ5の突き刺し刃4a、5aの刃先4b、5
bが段ボールAの上下のライナーb1 、b2 に突き刺さ
った状態を示す。
【0030】図6(I)は、上下ナイフ4、5の回転位
置X1 における突き刺さり状態の詳細を示し、上ナイフ
4の突き刺し刃4aの刃先4bは段ボールAの上側ライ
ナーb1 および中しんaに突き刺り、下ナイフ5の突き
刺し刃5aの刃先5bは下側ライナーb2 に突き刺り、
各刃先4b、5bの突き刺りによって段ボールAは厚み
方向に多少圧縮変形する。
【0031】ここで、上ナイフ4の刃先4bの周速度は
下ナイフ5の刃先5bの周速度よりわずかに速くなるよ
う、各ナイフ4、5の刃先4b、5bは、回転位置X2
における回転軌跡の交点イで一致するよう、しかも、上
下のドラム1、2は同期回転するよう設定されているた
め、回転位置X1 での上ナイフ4の刃先4bの突き刺り
位置と下ナイフ5の刃先5bの突き刺り位置との間には
段ボールAの移動方向にずれδ(図6(I)参照)が生
じるが、そのずれはきわめて小さく、各ナイフ4、5の
突き刺し刃4a、5aは段ボールAの移送方向の略同一
位置に突き刺る。
【0032】上記各ナイフ4、5の突き刺し刃4a、5
aの突き刺りにより、段ボールAの表裏には図6(I
I)に示すように、台形状の窪みdが形成される。
【0033】上ナイフ4および下ナイフ5が図5に示す
回転位置X2 まで回転して、上ナイフ4の刃先4bと下
ナイフ5の刃先5bとが直線状に並ぶと、図7(I)、
(II)に示すように、段ボールAの幅方向の位置によ
って切断状況は異なるけれども上ナイフ4の突き刺し刃
4aの略全体が段ボールA内に侵入すると共に、下ナイ
フ5の突き刺し刃5aも略全体が段ボールA内に侵入
し、その各突き刺し刃4a、5aの突き刺り位置で段ボ
ールAはさらに圧縮する。各突き刺し刃4a、5aはそ
れぞれピッチPで設けられているため、それぞれの刃先
4b、5bのピッチ間においては、ライナーb1
2 、中しんaに段ボールAの幅方向において断続的に
切断されない部分が生じる。
【0034】突き刺し刃4a、5aの段ボールAへの突
き刺し深さおよび段ボールAの圧縮量は、両ドラム1、
2の中心を結ぶ直線上に上ナイフ4の刃先4bが臨む位
置、すなわち、図5に示す回転位置X3 において最大と
なる。その位置において、突き刺し刃4a、5aの部分
は段ボールAを貫通する。なお、突き刺し刃4a、5a
は段ボールAを必ずしも貫通するような設定でなくても
よい。
【0035】しかし、段ボールAの幅方向において断続
的に切断されない部分が残る。
【0036】ここで、上ナイフ4における突き刺し刃4
aの刃先4bの周速度V1 は、下ナイフ5における突き
刺し刃5aの刃先5bの周速度V2 より大きいため、図
5の回転位置X2 から回転位置X3 へ移動する間に上ナ
イフ4と下ナイフ5の間隔は次第に大きくなると共に、
この際、各突き刺し刃4a、5aは段ボールAへ次第に
深く突き刺さって行くので、図8に示すように、回転位
置X3 辺りにおいて、段ボールAは上記断続的に切断さ
れない部分から引き裂かれる状態で切断される。
【0037】一方のみが突き刺し刃を有するナイフであ
る場合には引き裂きによる段ボールAの切断が得られな
いが、本発明においては、双方が一定間隔のピッチPで
設けた突き刺し刃4a、5aを有するナイフ4、5であ
るため、引き裂きによる完全な切断を得ることができ
る。
【0038】なお、本実施の形態においては、図5の回
転位置X2 の時点で、上側の突き刺し刃4aと下側の突
き刺し刃5aとが接触するような状態になっているが、
回転位置X1 以降の切断作用中において、両者の突き刺
し刃4a、5aの相互が接触するような瞬間を必ずしも
必要としない。たとえば、回転位置X2 の時点で上側の
突き刺し刃4aはわずかに進んでいて、両者の突き刺し
刃4a、5aの相互間にわずかに間隔が生じるようなナ
イフ4、5の設定であってもよい。
【0039】このような状態であっても、上記と同様に
ナイフ4、5による引き裂きで段ボールAを充分に切断
できる。また、ナイフ4、5の取付に高い精度を必要と
しない。
【0040】従来技術で示したような一対のナイフによ
って段ボールを切断する場合、一対のナイフは段ボール
を圧縮させたのち、その段ボールを切断するため、段ボ
ールの中しんがS字形に変形し、そのS字形の部分が一
対のナイフによって切断されるおそれがある。しかしな
がら、この発明においては、突き刺し刃4a、5aの刃
先が段ボールAに侵入したのち、その段ボールAを圧縮
させるため、段ボールAの中しんaがS字形に変形する
ことが少なく、また、仮にS字形に変形したとしても、
そのS字形変形部に突き刺し刃4a、5aの刃先4b、
5bが段ボールAの幅方向の全体にわたって突き刺るこ
はない。
【0041】このため、段ボールAの中しんaは一方の
ナイフ4、5の突き刺し刃4a、5aの侵入によってミ
シン目状の切断が形成されるのみであり、そのミシン目
間が一対のナイフ4、5の周速度の相違によって引き裂
れるので、「ヒゲ」と称される切断屑が発生することは
殆んどない。
【0042】なお、上ナイフ4の構成、作用等と下ナイ
フ5のそれとを上記実施の形態の場合と逆にしてもよ
い。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ナ
イフの先端縁に形成した突き刺し刃を段ボールの表裏両
面から次第に深く突き刺し、表面側突き刺し刃と裏面側
突き刺し刃の周速度の相違によって突き刺し刃の突き刺
し位置から段ボールを引き裂くようにしたので、切断屑
を発生させることなく段ボールを切断することができ
る。
【0044】また、一対のナイフは、ドラムに対する取
付けに当って、ドラムの1回転中において、突き刺し刃
の刃先が他方のナイフにおける突き刺し刃の刃先と略対
向するように取付けるだけでよく、従来のように、一対
のナイフがドラムの1回転中において全体にわたって面
接触するきわめて精度の高い取付けを必要とせず、取付
けがきわめて容易であり、しかも、ナイフ同士が面接触
しないため、摩耗することが少なく、ナイフの寿命の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る切断装置の実施の形態を示す正
面図
【図2】同上の側面図
【図3】同上の上ナイフと下ナイフの突き刺し刃を示す
斜視図
【図4】(I)、(II)は同上の突き刺し刃の他の例
を示す正面図
【図5】段ボールの切断時のナイフの動きを示す正面図
【図6】(I)は図5のナイフの回転位置X1 における
段ボールの切断状態を示す断面図、(II)は(I)の
段ボールのみを示す平面図
【図7】(I)は図5のナイフ回転位置X2 における上
ナイフの突き刺し刃の突き刺し位置での断面図、(I
I)は下ナイフの突き刺し刃の突き刺し位置での断面図
【図8】図5のナイフ回転位置X3 における段ボールの
切断状態を示す断面図
【図9】(I)は段ボールの断面図、(II)は段ボー
ルの圧縮状態を示す断面図
【符号の説明】
1、2 ドラム 4、5 ナイフ 4a、5a 突き刺し刃 4b、5b 刃先
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B26D 1/40 501

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆方向に同期回転する上下一対のドラム
    のそれぞれに、その幅方向に延びるよう取付けたナイフ
    によって走行中の段ボールを切断するようにした段ボー
    ルの切断方法において、上記ナイフのそれぞれが全長に
    わたって間隔をおいて形成された先端の鋭利な複数の突
    き刺し刃を有し、この突き刺し刃の刃先の回転軌跡の円
    径を上下で異ならせて一方の周速度を速くし、段ボール
    の表裏ライナーの略同一位置に上下の突き刺し刃を突き
    刺し、その後、上下のドラムの中心を結ぶ直線より段ボ
    ールの走行方向の上流側位置で上下の刃先を略対向させ
    て、各ナイフの突き刺し刃の突き刺しにより、段ボール
    の表裏ライナーと中しんの幅方向に断続的に切断されな
    い部分を形成したのち、その状態から上下の突き刺し刃
    の周速度差でこれらの突き刺し刃の間隔を次第に大きく
    することにより表裏ライナーと中しんの上記断続的に切
    断されていない部分から引き裂いて切断するようにした
    ことを特徴とする段ボールの切断方法。
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