JP2919217B2 - 排気ブレーキの制御装置 - Google Patents

排気ブレーキの制御装置

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JP2919217B2
JP2919217B2 JP5036890A JP3689093A JP2919217B2 JP 2919217 B2 JP2919217 B2 JP 2919217B2 JP 5036890 A JP5036890 A JP 5036890A JP 3689093 A JP3689093 A JP 3689093A JP 2919217 B2 JP2919217 B2 JP 2919217B2
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繁 平山
修治 奈良田
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Hino Motors Ltd
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Hino Jidosha Kogyo KK
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関を備えた自動車
に利用する。本発明は、内燃機関の排気通路に開閉弁を
設け、この排気通路の一部を閉塞することにより自動車
にブレーキをかける排気ブレーキ装置の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の進行方向にパルス変調を施した
電磁波または超音波を送信し、この電磁波または超音波
がその自動車の前方の障害物に反射する反射波を受信
し、この送信から受信までの時間によりその障害物まで
の距離を検出し、その検出された距離とその自動車の走
行速度を関数として、その自動車の障害物に対する異常
接近を警報する車間距離警報装置が広く用いられるよう
になった。
【0003】従来装置では、この車間距離警報装置の警
報はブザー音、チャイム音あるいは録音もしくは合成さ
れた音声などの音響表示、および警報ランプの点灯その
他による光学的表示によるものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】音響表示あるいは光学
的表示による警報に運転者が慣れてくると、運転者の警
報に対する反応が緩慢になることがある。
【0005】本発明は、車間距離警報装置の警報出力に
より自動的にその自動車の速度を減速させて安全性を向
上させる装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車間距離警報
装置の警報出力に応じて警報を作動させるとともに自動
的に排気ブレーキを作動状態に設定する手段を備え、前
記警報出力が0.5ないし2秒間の所定の時間にわたり
継続するまで、前記排気ブレーキを作動状態に設定する
手段の動作を遅延させる手段を含むことを特徴とする。
【0007】
【作用】車間距離警報装置の警報出力が排気ブレーキの
制御信号となり、運転者の操作によらずに、排気ブレー
キを作動状態に設定し、その自動車の速度が自動的に減
速される。
【0008】何らかの原因により車間距離警報装置の警
報出力がきわめて短時間だけ送出されたときに、その都
度排気ブレーキを作動状態に設定することが適当でない
場合があり、所定の時間(0.5 〜2秒程度の時間)にわ
たり継続的に警報出力が送出されているときに限り、排
気ブレーキを作動状態に設定する構成とすることがで
き、その場合には無用に設定および解除が繰り返される
ことがなく、動作音も静かである。
【0009】車間距離警報装置の警報出力が危険度に応
じて段階的に送出される場合には、所定の段階以上の警
報出力に本発明の装置が応動するように構成することが
できる。
【0010】本発明の装置では、排気ブレーキが自動的
に作動状態に設定されると、その解除はアクセルペダル
の踏込みにより、あるいはその他の制御に連動して自動
的に、もしくは運転者の解除操作により行われる。
【0011】本発明とは別に、車間距離警報装置の警報
出力が送出されると、自動的にアクセルペダルに機械的
振動を与える装置が、本発明と同一の出願人から特許出
願されている。一般に、排気ブレーキは運転者がアクセ
ルペダルを踏んでいる間はその作動が禁止されるように
構成されているから、車間距離警報装置の警報出力が送
出されたときにアクセルペダルを解放させることが必要
であり、本発明の装置は、そのアクセルペダルに振動を
与える装置と共に実施することが有用である。
【0012】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図、図2
は本発明実施例における遅延手段の構成例を示す図であ
る。
【0013】本発明実施例は、車間距離装置1の警報出
力に応じて自動的に排気ブレーキ2を作動状態に設定す
る駆動リレー3を備え、車間距離警報装置1の駆動リレ
ー3へのインタフェース回路の位置29には警報出力が
所定時間にわたり継続するまで駆動リレー3の動作を遅
延させる遅延手段を含み、さらに、プログラム制御回路
4aを含む自動ブレーキ制御装置(ABS)4内に設け
られ回転センサ5からの出力により車輪のスリップがあ
ることを検出するスリップ状態検出回路4bの検出出力
に応じて排気ブレーキ2の作動状態を解除する解除リレ
ー6を備えており、この解除リレー6は通常閉状態に設
定されている。
【0014】排気ブレーキ2は、排気管7内の排気ガス
の通路を開閉するバタフライバルブ8とこのバタフライ
バルブ8を動作させるコントロールシリンダ9と、駆動
リレー3に電気的に接続されコントロールシリンダ9に
エアタンク10内のエアの供給を行う電磁弁11とによ
り構成される。
【0015】また、電源21と解除リレー6との間に
は、クラッチが接続しているときにオン状態となるクラ
ッチスイッチ22とアクセルペダルが踏まれていないと
きにオン状態となるアクセルスイッチ23とが直列に接
続され、車間距離警報装置1には警報出力を受けたとき
に警報を発する警報器24が接続されるとともに、車間
距離警報装置1からの警報出力の開閉を手動で行うオン
・オフスイッチ25が接続され、このオン・オフスイッ
チ25は電源21と駆動リレー3との間に配置されたリ
レー回路26の励磁コイル26aに接続される。
【0016】さらに、解除リレー6と電磁弁11との間
には、手動で操作される排気ブレーキスイッチ27と排
気ブレーキ状態が設定されていることを示す表示灯28
とが接続され、解除リレー6の励磁コイル6aにはスリ
ップ状態検出回路4bの出力が接続され、駆動リレー3
の励磁コイル3aはリレー回路26の接点に接続され
る。
【0017】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
【0018】オン・オフスイッチ25がオン状態にある
ときに車間距離警報装置1が障害物との異常接近を検出
し警報出力を送出すると、警報器24が警報を発すると
ともに、リレー回路26の励磁コイル26aを励磁す
る。この励磁により接点26bが閉状態となり、電源2
1から駆動リレー3の励磁コイル3aに電流が供給され
て接点3bを閉状態にする。
【0019】一方、警報器24による警報が発生したと
きに、運転者はクラッチをふまずに、減速させようとし
てアクセルペダルから足を離すために、クラッチスイッ
チ22およびアクセルスイッチ23はオン状態となり、
電源21からの電流が常時閉状態にある解除リレー6の
接点6bから駆動リレー3の接点3bを経由して電磁弁
11に供給される。これにより電磁弁11は動作しエア
通路を開状態にしてエアタンク10に蓄積されたエアを
コントロールシリンダ9に供給し、排気管7に設けられ
たバタフライバルブ8を閉状態にする。
【0020】このような動作により、車間距離警報装置
1の警報出力に応じて自動的に排気ブレーキ2が作動状
態に設定されるが、この状態のときに自動ブレーキ制御
装置(ABS)4に設けられたスリップ状態検出回路4
bが各車輪の回転センサ5からの出力により車輪にスリ
ップがあることを検出すると、解除リレー6の励磁コイ
ル6aに電流を供給し接点6bを開状態にする。接点6
bが開放されることにより電源21から電磁弁11への
電流供給は停止され、電磁弁11はエアタンク10から
コントロールシリンダ9へのエアの供給路を遮断する。
これによりコントロールシリンダ9はもとの位置に復帰
してバタフライバルブ8を開状態にし排気ブレーキ2の
動作を停止する。
【0021】なお、運転者の意志により排気ブレーキ2
の動作を停止しておきたい場合には、オン・オフスイッ
チ25を開状態にしておくことにより排気ブレーキ2の
動作は行われない。排気ブレーキスイッチ27は、車間
距離警報に関係なく、排気ブレーキを使用するときに運
転者が操作するスイッチである。
【0022】図1の位置29に図2に示す遅延手段を挿
入することができる。この遅延手段の時定数は例えば
0.5〜2秒に設定され、車間距離警報装置1が警報出
力を送出し、それが時定数を越える時間にわたり継続す
るときにはじめてリレー回路26のコイル26aを付勢
する。すなわち、警報出力がきわめて短時間で消滅した
ときには、その都度排気ブレーキが作動することがなく
なる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
間距離警報装置からの警報出力信号を受けたときに、自
動的に排気ブレーキを動作させ、自動車の走行速度を減
速させて走行安全性を向上させるとともに、車間距離警
報装置からの警報出力が頻発して消滅するような走行状
況の場合には排気ブレーキを動作させないので、排気ブ
レーキ作動に伴う燃料消費を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例における遅延手段の構成例を示す
図。
【符号の説明】
1 車間距離警報装置 2 排気ブレーキ 3 駆動リレー 3a、6a、26a 励磁コイル 3b、6b、26b 接点 4 自動ブレーキ制御装置(ABS) 4a プログラム制御回路 4b スリップ状態検出回路 5 回転センサ 6 解除リレー 7 排気管 8 バタフライバルブ 9 コントロールシリンダ 10 エアタンク 11 電磁弁 21 電源 22 クラッチスイッチ 23 アクセルスイッチ 24 警報器 25 オン・オフスイッチ 26 リレー回路 27 排気ブレーキスイッチ 28 表示灯 29 遅延手段を挿入する位置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−163734(JP,A) 特開 昭60−163733(JP,A) 特開 昭60−163732(JP,A) 特開 平2−179550(JP,A) 特開 平4−193631(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 31/00 F02D 9/06 F02D 29/02 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車間距離警報装置の警報出力に応じて
    報を作動させるとともに自動的に排気ブレーキを作動状
    態に設定する手段を備え 前記警報出力が0.5ないし2秒間の所定の時間にわた
    り継続するまで、前記排気ブレーキを作動状態に設定す
    る手段の動作を遅延させる手段を含む ことを特徴とする
    排気ブレーキの制御装置。
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