JP2918655B2 - 生体情報処理装置 - Google Patents

生体情報処理装置

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JP2918655B2
JP2918655B2 JP2208057A JP20805790A JP2918655B2 JP 2918655 B2 JP2918655 B2 JP 2918655B2 JP 2208057 A JP2208057 A JP 2208057A JP 20805790 A JP20805790 A JP 20805790A JP 2918655 B2 JP2918655 B2 JP 2918655B2
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敏之 宮下
博之 小池
一幸 木村
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は被測定体よりの収集生体情報が所定の予め定
めた一定範囲外となつたことを報知可能な生体情報処理
装置に関し、特に装置筐体より突出した棒状先端に一定
範囲外となつたことを表示可能とし、離れた位置からで
も容易に確認可能な生体情報処理装置に関するものであ
る。
【従来の技術】
近年、担当医の診断を補助するために、被検者の心電
図波形等の生体情報を収集し、収集生体情報を解析して
解析結果を出力する生体情報処理装置が登場してきてい
る。 これらの装置の内には、被検者よりの収集生体情報を
監視し、収集情報が予め設定した許容範囲内に収まつて
いるか否かを判断し、許容範囲内に無い場合(アラーム
が発生した場合)には警報を出力する装置がある。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のこれら装置においては、警報の出力と
して、内蔵スピーカ等よりの音響信号により警報音を出
力するものであつた。 また、オプシヨンとしての外付けのアラームポールが
あつた。この装置は、筐体を金属性とし、金属筐体に磁
石でアラーム表示を行なうアラームポールを取り付け
(磁力で取り付け状態を維持し)、このアラームポール
と本体筐体とをインタフエースケーブルで接続するとと
もに、アラームポール用のAC電源も必要とし、別に電源
コンセントが必要なものであつた。 このような外付けの棒状警報表示を行なうアラームポ
ールにあつては、外付けのため、本体装置への取り付け
を考慮しなければならず、上述の如くの金属筐体でない
場合には磁石を使えず、別途取り付けのための改造を行
なう必要があつた。又は予め取り付けのためツメ等を設
けておかなければならず、アラームポールを使用しない
場合には突出したままとなり、洋服などが引つ掛かる虞
れもあり、また見栄えも悪いものであつた。 更に外付けのためデザインに違和感があるものであつ
た。 また、外付けのため上述したように別途電源供給が必
要であり面倒なものであつた。
【問題点を解決するための手段】
本発明は上述の問題点を解決することを目的として成
されたもので、上述の問題点を解決する一手段として以
下の構成を備える。 即ち、被測定よりの生体情報を収集する情報収集手段
と、該収集手段での収集情報を解析処理する処理手段
と、該処理手段での処理の結果前記測定情報が所定の予
め定めた一定範囲内にあるか否かを判別する判別手段
と、装置筐体内への収納状態と棒状部が装置筐体内より
突出した状態とを取りえる棒状警報表示部とを備え、該
棒状警報表示部は棒状部先端部近傍に前記判別手段での
判別の結果前記測定情報が前記一定範囲外である旨を表
示する表示部を備える。 また、表示部は、装置筐体内への収納状態時には表示
を行なわず、装置筐体よりの突出状態時には判別手段で
の判別の結果測定情報が前記一定範囲外である旨を点灯
又は点滅表示を行なう。
【作用】
以上の構成において、他に特別の構成を附加すること
なく、例えば表示部を装置筐体内より突出させておくだ
けで、装置より離れた位置からでも容易に被検者の状態
を知ることができる。 例えば複数のベツドが置かれた病室においても、どの
ベツドに設置された装置で表示が行なわれているかを、
病室の外など、離れた位置からでも容易に識別すること
ができる。 このため、アラーム発生時等においても迅速な対処が
できる生体情報処理装置が提供できる。 また、表示部は筐体内に収納することもでき、持ち運
び時等にも表示部を破損することが無い、信頼性の高い
装置とすることがきる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に
説明する。 以下は生体情報として心電図波形を収集し、該心電図
波形を解析等する小型心電図解析装置を例に説明する。
しかし、本発明は係る心電図波形を処理する心電図解析
装置に限定されるものではなく、生体情報であれば任意
の情報処理装置に応用可能なことは勿論である。 第1図は本発明に係る一実施例のブロツク構成図であ
る。 同図において、1はROM2に格納された、例えば第4図
(A),(B)に示すプログラムに従い本実施例全体の
制御を司るCPU、2は上述のプログラムのほか本実施例
で使用する固定的パラメータ等を記憶するROM、3は処
理経過等を一時記憶するためのRAM、5は接続入出力装
置との間のデータ転送をDMAで行なうためのDMAコントロ
ーラ、21はCRT200を制御するデイスプレイインタフエー
ス、22は操作パネル250とのインタフエース及びキーボ
ード150とのを司る操作パネルインタフエース、23はス
ピーカ120より出力する音響信号を生成するサウンドジ
エネレータ、24はアラームポールの表示制御を司るアラ
ームポールインタフエース、27はサーマルプリンタ300
を制御するプリンタインタフエース、28はホスホ350等
の他の情報処理装置とのインタフエースを司る回線イン
タフエースであり、本実施例ではRS232C規格に準拠した
シリアルインタフエースで構成される。29はLAN500との
インタフエースを司るLANインタフエース、30は入力ボ
ツクス512とのインタフエースを司り、入力ボツクス512
よりのアナログ信号としての収集生体情報をデジタル信
号に変換する外部入力インタフエース、31はタイマ回
路、40は電源がオフされても再電源立ち上げ時に本実施
例装置を再度電源オフ時と矛盾なく動作させるためのス
タンバイ部である。 また、110は先端部近傍にアラーム発生時に該アラー
ム発生を表示するアラーム表示部111を備えた棒状のア
ラームポールであり、非使用時には筐体内に収納され、
使用時には筐体より突出させてアラーム表示が離れた所
からでも確認可能に構成されている。120はスピーカ、1
50は各種動作中に固定的指示入力を行なうためのスイツ
チ部、200はCRTである。250はCRT200の表示面に配設さ
れた操作パネルであり、感圧式座標入力装置であるタツ
チパネルとなつており、表示機能に対応したキー機能が
割当てられる。350は本実施例装置と接続可能なホスト
コンピユータ、400は電源ボードであり、商用電源の電
源がオフされても動作/監視状態を維持するため、専用
バツテリ410が収納可能に構成され、商用電源での動作
時に同時に当該収納専用バツテリの充電を行なうように
なつている。 また、本実施例装置では、専用バツテリ410のほか
に、カーバツテリより電源供給を受けることが可能な構
成となつている。500は通信媒体であるLAN、510はアナ
ログ入力インタフエースである入力ボツクス、513〜515
は入力ボツクス510に接続される生体アンプモジユール
である。該生体アンプモジユール513〜515には、各々心
電図用電極、血圧トランスデユーサ等が接続される。な
お、生体アンプモジユールが入力ボツクス510に直接接
続される場合に限定されるものではなく、誘導部をテレ
メータで構成し、収集被検者情報を無線で送信出来るよ
う構成し、入力ボツクスをこのテレメータ受信機を内蔵
する構成としてもよい。このように構成することによ
り、被検者に装着した誘導部と入力ボツクスとを信号線
等で接続する必要が無くなり、被検者への負荷を軽減す
ることができる。 また、体温を測定する検温部、呼吸数を測定する呼吸
数測定部等を備え、種々の被検者生体情報を測定するこ
とも可能である。なお、550は心電図情報や、該心電図
情報の解析結果等をプリントアウトするレコーダであ
る。 以上の構成より成る本実施例の外観斜視図を第2図に
示す。 第2図において、破線で示す111は装置本体より引き
出された状態のアラームポール110の先端部のアラーム
表示部であり、表示灯が内蔵されている。115は筐体表
面のアラーム確認窓であり、第2図に示すようにアラー
ムポール110を筐体内に収納した場合にも、アラーム表
示が確認可能なように透明度の高い素材で構成されてい
る。115は入/切スイツチであり、本実施例のほとんど
全ての部分の電源を入/切する。152は紙送りスイツチ
であり、短いタツチでサーマルプリンタ550の記録紙を
数mm紙送りし、長いタツチでペーパーマークまで紙送り
する。153はサーマルプリンタ550での記録速度を切り替
える記録速度切替スイツチであり、補実施例では記録速
度を550mm/sまたは25mm/sに切替え設定可能である。154
はCRT200の表示画面210に機能設定のためのメニユーキ
ーを表示させるためのメニユースイツチ、155はCRT200
の表示画面210に基本画面を表示させるための基本画面
スイツチ、156は発生中のアラーム音を止めると共に、
アラーム表示をブリンクより反転にするアラームリセツ
トスイツチである。なお、アラームリセツトスイツチ15
6でアラームをリセツトしても、新たな先にリセツトし
た以外のアラームが発生すると、再びアラーム音、アラ
ーム表示(ブリンク表示)が行なわれる。210はCRT200
の表示画面、251〜253はCRT200の表示画面210に表示さ
れているスイツチ機能の割当てられた操作パネル250の
機能スイツチ位置を示し、251がアラーム設定を行なう
アラームスイツチ、252が表示画面210への収集生体情報
の表示波形の停止、解除を指示する停止/解除スイツ
チ、253は波形にキヤルをのせる感度スイツチ、254はサ
ーマルプリンタ550による波形の記録、停止を指示する
記録/停止スイツチである。各スイツチの入力有効領域
は、当該スイツチの表示されている領域及び表示画面21
0の当該スイツチ表示領域の上部表示領域全部である。
また、411は専用バツテリを2本迄収納できるバツテリ
マガジン、551はサーマルプリンタ550の記録紙をセツト
するレコーダマガジンである。 本実施例のアラームポールインタフエース24のアラー
ム表示部11点灯制御回路の詳細構成を第3図に示す。 図中、300はラツチ回路であり、後述するCPU1よりの
制御信号をラツチする。310がアラーム表示部111の表示
ランプ111aの点灯制御ゲート、302が表示ランプ111aを
点灯させるドライバ回路であり、点灯制御ゲート301が
“1"のときに表示ランプ111aを点灯させる。303はイン
バータ回路、305はアラームポール110が筐体内に収納さ
れているか、又は表示ランプ11aを含むアラーム表示部1
11が筐体より突出しているかを検出する引出し検出部で
あり、アラームポール110が突出されたときに引出し信
号314を出力する。 点灯制御ゲート301の入力信号において、311は後述す
る処理でアラーム発生時に警報を出力するアラーム設定
が成されている場合に“1"となるアラーム設定ON信号、
312は被検者よりの収集心電図情報が後述するアラーム
設定処理で設定された許容範囲外になつた時(アラーム
状態になつた時)に“1"となるアラーム発生信号、313
は被検者よりの収集心電図信号のQRS検出時に“1"と成
るQRS同期信号、314は引出し検出部305よりのアラーム
ポールを筐体より引出した時に“1"となる引出し信号で
あり、表示ランプ111aの点灯によるアラーム発生元等を
速やかに離れた位置から確認可能な引出し時のみ表示ラ
ンプ11aを点灯させるよう制御される。 また、点灯制御ゲート301にはインバータ回路303を介
してQRS同期信号313が入力されており、該QRS同期信号3
13が“1"の時には表示ランプが消灯する。このため、被
検者の心電図信号のQRS同期が取れている間はアラーム
表示は点滅し、QRS同期が取れない場合にはアラーム表
示が点灯したままとなる。従つて、離れた所からでも、
容易に被検者の状態を確認することができる。 なお、点灯制御ゲート301に他の検出信号を入力さ
せ、点滅のタイミングを変えることにより、どの測定信
号においてアラームが発生したかを知ることができる。
例えば、血圧値により点滅タイミングを変える例等が考
えられる。 以上の構成より成る本実施例の被検者情報収集・解析
制御を第4図(A),(B)のフローチヤートを参照し
て以下に説明する。 まずステツプS1で被検者情報の収集準備処理を行なう
か否かを調べ、被検者情報の収集準備処理を行なう場合
にはステツプS2に進む。ステツプS2で入力ボツクス510
に接続された誘導コード513〜515の電極部等を被検者の
測定部位に装着し、集音マイクも集音位置に装着する。
被検者への電極部等の装着技術、集音マイクの装着方法
は公知であるので詳細説明は省略する。 これで測定準備が終了したため、ステツプS3でメニユ
ースイツチ154を押下入力し、メニユー画面を表示さ
せ、続くステツプS4、ステツプS5で該メニユー画面より
必要な各種設定入力画面表示を選択して必要な諸条件の
入力を行なつていく。設定入力が終了するとステツプ5
よりステツプS6を進み、基本画面キー155を押下入力し
て表示画面に誘導コードよりの測定波形及び該波形より
の解析結果を表示する。そしてステツプS7でキー入力が
あるか否かを調べ、キー入力の無い場合にはステツプS8
でアラーム設定が成されており、測定情報がアラーム設
定閾値外であるか否かを調べる。設定閾値内であり、ア
ラームが発生していない時にはステツプS6に戻り、キー
入力があるか、又はアラームが発生するまで基本画面表
示を行なう。 上述の基本画面での表示例を第5図に示す。第5図に
おいて、601,602は測定心電図波形、603は心拍数、604
はアラームOFFマークであり、後述するアラーム設定が
成され、アラームがONの時にはアラーム閾値の表示に替
わる。605はキヤラクタ・サイン・メツセージ表示領域
であり、各種解析結果に対応するキヤラクタで表示され
る。又、606はメツセージ表示であり、ここではサーマ
ルプリンタ550の記録紙が紙切れであることを表示して
いる。 この状態時に、キースイツチ入力があればステツプS7
よりステツプS10に進み、入力されたのが記録/停止ス
イツチ254の入力か否かを調べる。記録/停止スイツチ2
54の入力の時にはステツプS11に進み、現在サーマルプ
リンタ550よりプリント中か否かを調べる。プリント中
の場合にはステツプS12に進み、サーマルプリンタ500よ
りのプリントアウトを中止してステツプS6に戻る。 ステツプS11でサーマルプリンタ550がプリントアウト
中で無い場合にはステツプS12に進み、サーマルプリン
タ550よりのプリントアウトを開始してステツプS6に戻
る。 一方、ステツプS10で記録/停止スイツチ254の入力で
無い場合にはステツプS15に進み、波形の停止/解除ス
イツチ252の入力か否かを調べる。停止/解除スイツチ2
52の入力の時にはステツプS16に進み、現在CRT200の表
示画面にリアルタイムで波形表示が行なわれているか否
かを調べる。CRT200の表示画面にリアルタイムで波形表
示が行なわれている場合にはステツプS17に進み、CRT20
0の表示画面にあけるリアルタイムでの波形表示を停止
して直前の表示状態を維持してステツプS6に戻る。一
方、現在CRT200の表示画面にリアルタイムでの波形表示
が行なわれておらず、波形表示の停止状態である場合に
はステツプS18に進み、再びCRT200の表示画面にリアル
タイムで波形表示状態としてステツプS6に戻る。 又、ステツプS15で波形の停止/解除スイツチ252の入
力でない場合にはステツプS20に進み、アラームスイツ
チ251の入力か否かを調べる。アラームスイツチ251の入
力で無い場合にはステツプS21に進み、入力スイツチに
対応した処理を実行してステツプS6に戻る。 一方、アラームスイツチ251の入力である場合にはス
テツプS25に進み、CRT200にハートレートアラーム設定
設定画面を表示してハートレートアラームの設定入力を
促す。そして続くステツプS26でハートレートアラーム
設定入力を行なう。本実施例におけるハートレートアラ
ーム設定画面の例を第6図に示す。 第6図において、650は被検者よりの測定心電図波形
の圧縮波形表示領域であり、アラーム設定処理中におい
ても、係る圧縮表示波形により被検者の状態を確認可能
に構成している。即ち、本実施例においては、各種設定
ガイダンス画面等を表示している時でも、例えば画面向
かつて右下に圧縮測定心電図波形を表示するため、各種
設定入力時においても、被検者の状態を監視可能であ
る。このように、基本画面と略相似型の波形を圧縮表示
して同時監視可能としたのは、通常設定処理中は画面を
操作する程機器の近くにおり、圧縮波形としても十分認
識可能であるからである。また、このようにすることに
より、波形を圧縮せずに波形の更に一部を短い時間表示
する場合のように、極めて短時間しか一画面に表示され
ず、波形変化が十分に認識できないような事態が防止で
きる。 又、651はハートレート表示領域であり、現在のハー
トレートを▲印652で示している。また、653はアラーム
閾値自動設定指示スイツチ、654はアラーム下限閾値表
示、655はアラーム上限閾値表示、660はアラーム下限閾
値手動設定スイツチであり、661はアラーム上限閾値設
定スイツチである。ともに“”スイツチ入力で閾値が
下がり“”スイツチ入力で閾値が上がる。662はアラ
ームONスイツチであり、該スイツチ押下入力によりアラ
ーム閾値範囲外の時にアラーム報知を行なう。663はア
ラームOFFスイツチであり、該スイツチ入力がなされる
とアラーム発生時においてもアラーム報知を行なわな
い。664はアラーム中断スイツチであり、該スイツチ664
入力により約3分間アラームを中断する。 アラーム設定入力は、第6図の設定画面を見て自動ス
イツチ表示位置を押下すれば、現在ハートレートの(+
40BPM,−20BPM)に設定される。また、“”スイツチ
又は“”スイツチの入力で1回の入力毎に10BPM単位
でアラーム閾値が上下するため、このスイツチを入力す
ることにより所望のアラーム閾値に設定することができ
る。なお、本実施例では、このハートレートの上限は、
現在のハートレートを10BPM単位に切り上げて最大+40B
PMであり、下限は現在のハートレートを10BPM単位に切
り下げて最小−20BPMに設定可能となつている。 さらに、ハートレートアラームをON/OFF又は中断する
時にはそれぞれのスイツチを押下入力すればよい。アラ
ーム設定ONスイツチ662の入力時には第3図に示すアラ
ーム設定ON信号をセツトし、アラームOFFスイツチ663の
入力の時にはアラーム設定ON信号をリセツトする。又、
アラーム中断スイツチ664の入力時にはアラーム設定ON
信号をリセツトし、タイマ回路31を起動して3分間のタ
イマをセツトし、3分間経過後アラーム設定ON信号をセ
ツトする。 このようにしてハートレートアラームの設定入力が終
了するとステツプS27に進み、今度は別のメニュー画面
からの操作により不整脈アラーム設定画面を表示し、続
くステツプS28で不整脈アラームの設定入力を行なう。
なお、ここでは、解析する不整脈の種類の選択と、アラ
ーム閾値の設定を行なう。なお、以上の説明は心電図の
みについて行つたが、他のパラメータがある場合、ハー
トレートアラームと同様の設定画面があり、アラームON
/OFF、アラーム中段等の指定も各々にある。そして、ス
テツプS6に戻る。このステツプS6への戻りは、基本画面
キーを押下すればいつでも行えるが、基本画面キーを押
下しない時には、操作しなくなつて所定時間経過後(例
えば1分後)に自動的に戻る。 一方、ステツプS6〜ステツプS8のループ処理中に、測
定値がアラーム設定閾値外となり、アラーム発生状態な
つた時にはステツプS8よりステツプS30に進み、第3図
のアラーム発生信号312をセツトする。これにより、ア
ラームポール110が装置本体より引出され、アラームポ
ール引出し信号がセツトされている時には、QRS同期信
号出力タイミングに同期して点灯制御ゲート301が満足
され、アラームポールの表示灯111aが点滅し、アラーム
発生を報知する。この時、アラーム発生信号及びアラー
ム設定ON信号のセツトで同時にサウンドジエネレータ23
を付勢し、スピーカ120よりアラーム音を出力させても
よい。これにより、更に確実にアラーム発生を報知でき
る。なおこの時、QRS同期信号が検出されない時には、
アラーム表示灯111aは常時点灯した状態となり、この表
示灯により被検者の状態を認識可能である。 本実施例では上述したように表示灯として発光量の多
い白熱灯を使用した場合を想定しており、表示灯の寿命
を勘案して引出し時のみ点灯させ、通常は操作者が至近
距離にいると思われるアラームポール装置内収納時には
表示は行なわないよう制御し、例えばアラーム音の出力
のみの制御とした。しかし、このアラーム灯の点灯はア
ラームポール110の引出し時に限定されるものではな
く、アラームポールを引出さない場合にもアラーム発生
時には常時点灯するよう制御してもよい。 このようにしてステツプS30でアラーム発生を報知す
るとステツプS31、ステツプS32に進み、操作者がこのア
ラーム報知を認識してアラームOFFスイツチ663を入力し
たか、又はアラーム中断スイツチ664を入力したかを監
視し、これらの入力が無ければステツプS30に戻り、ア
ラーム発生報知を続ける。なお、本実施例では、このよ
うな表示画面によらず、第2図に156で示すアラームリ
セツトキーを押下することにより、アラーム音のみの出
力を停止させることができる。 ここで、アラームOFFスイツチ663が入力されればステ
ツプS31よりステツプS35に進み、アラーム設定ON信号31
2をリセツトしてアラーム報知状態を停止させてステツ
プS6に戻る。 アラーム中断スイツチ664の入力時にはステツプS32よ
りステツプS40に進み、アラーム設定ON信号をリセツト
し、タイマ回路31を起動して3分間のタイマをセツト
し、3分間経過後アラーム設定ON信号をセツトする。そ
してステツプS6に戻る。これにより、3分間アラーム報
知が中断する。 このように本実施例によれば、アラームの発生を、特
別な装置等の付加無く、従来のアラーム音出力のみなら
ず、アラーム発生を離れた所からでも直ちに認識可能な
アラームポール110上端部のアラーム表示111aにより認
識することができるため、例え、本実施例の如き装置が
1つの監視室に多数設置されている場合においても、ど
の装置でアラームが発生しているか、直ちに特定するこ
とができ、アラーム発生者に迅速な処置が施せる。 更に、病室等の外からでも、中の患者の状態を把握す
ることが可能となり、特に心臓に欠陥を有する被検者等
における事態の変化にも迅速かつ的確な対処を取ること
ができる。 他に、オプシヨンでアラームポールを購入するより
易い価格で備えることができる。 外筐体への取り付けではないので、不必要な時には収
納しておき、使う時には引出すだけでいつでもアラーム
ポールによるアラーム表示を利用できる。このため、ポ
ータブルな本実施例の例えば画面が5インチのモニタを
備えた本実施例装置の持ち運びにおいても邪魔に成るこ
とがない。 なお、据え置き型のタイプであつても、全く同様の効
果が得られる。 アラームポールとのケーブルの接続の必要がなく、ま
た接続ケーブルが筐体外に露出するようなこともないた
め、接続ミスを起こすこともなく、外観もスツキリす
る。 等の優れた効果を得ることができる。 以上の説明はアラームポール表示部の変更等はできな
い例について説明したが、本発明は以上の例に限定され
るものではなく、アラームポール上部のキヤツプを交換
可能にしても本発明に含まれることは勿論である。 このようにアラームポール上部の表示部を交換可能に
構成した他の実施例を第7図に示す。 第7図において、700がアラームポール本体、701がア
ラームポール本体700に取り付けられた表示光源である
電球、702がネジ部703でアラームポール本体700に取り
付け可能なキヤツプ(レンズ)である。なお、表示光源
は電球に限るものではなく、十分な光量の確保可能なも
のであればLED等であつてもよい。また、キヤツプ702の
アラームポール本体700への取り付け方法はネジ込みに
よる方法に限定されるものではなく、キヤツプ702をア
ラームポール本体700に取り付け、取り外し可能なもの
であればいずれの方法であつてもよい。 このように構成することにより、アラームポール本体
700の上部に取り付けるレンズの色を何色か用意してお
き、本実施例装置の設置されるベツドによつて異なる色
のキヤツプ702を取り付けて置けば、どの患者がアラー
ムなのかをより一層判別しやすくなる。
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、特に心臓に欠陥を
有する被検者等における事態の変化を離れた位置からで
も迅速に知ることができ、的確な対処を取ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の生体情報処理装置のブ
ロツク構成図、 第2図は本実施例装置の外観図、 第3図は本実施例装置のアラームポールインタフエース
の詳細構成を示す図、 第4図(A),(B)は本実施例の動作フローチヤー
ト、 第5図は本実施例の基本画面の表示例を示す図、 第6図は本実施例のアラーム設定画面の表示例を示す
図、 第7図は本発明に係る他の実施例のアラームポールの構
成を示す図である。 図中、1……CPU、2……ROM、3……RAM、5……DMAコ
ントローラ、21……デイスプレイコントローラ、22……
操作パネルインタフエース、24……アラームポールイン
タフエース、27……プリンタインタフエース、28……回
線インタフエース、29……LANインタフエース、30……
外部入力インタフエース、110……アラームポール、111
……アラーム表示部、115……アラーム確認窓、151……
入/切スイツチ、152……紙送りスイツチ、153……記録
速度切替スイツチ、154……メニユースイツチ、155……
基本画面スイツチ、156……アラームリセツトスイツ
チ、200……CRT、250……操作パネル、251……アラーム
スイツチ、252……停止/解除スイツチ、253……感度ス
イツチ、254……記録/停止スイツチ、300……ラツチ回
路、301……アラーム点灯制御ゲート、302……ドライバ
回路、303……インバータ回路、305……引出し検出部、
411……バツテリマガジン、500……LAN、510……入力ボ
ツクス、513〜515……生体アンプモジユール、550……
サーマルプリンタ、551……レコーダマガジン、700……
アラームポール本体、701……電球、702……キヤツプ
(レンズ)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 副島 良太 東京都文京区本郷2丁目35番8号 フク ダ電子株式会社本郷事業所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 5/00 A61B 5/04 - 5/0496

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定体よりの生体情報を収集する情報収
    集手段と、該収集手段での収集情報を解析処理する処理
    手段と、該処理手段での処理の結果前記測定情報が所定
    の予め定めた一定範囲内にあるか否かを判別する判別手
    段と、装置筐体内への収納状態と棒状部が装置筐体内よ
    り突出した状態とを取りえる棒状警報表示部とを備え、
    該棒状警報表示部は棒状部先端部近傍に前記判別手段で
    の判別の結果前記測定情報が前記一定範囲外である旨を
    表示する表示部を備えることを特徴とする生体情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】前記表示部は、装置筐体内への収納状態時
    には表示を行なわず、装置筐体よりの突出状態時には判
    別手段での判別の結果測定情報が前記一定範囲外である
    旨を点灯又は点滅表示を行なうことを特徴とする請求項
    第1項記載の情報処理装置。
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