JP6875898B2 - 携帯型医療用測定装置、及び、医療用測定プログラム - Google Patents

携帯型医療用測定装置、及び、医療用測定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯型医療用測定装置、及び、医療用測定プログラムに関し、特に、ステータスを容易に把握することができる携帯型医療用測定装置(例えば、携帯型ホルター心電計)、及び、医療用測定プログラムに関する。
従来、医療機器の分野においては、携帯型心電計等の携帯型医療用測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−279385号公報
しかしながら、特許文献1に記載の携帯型心電計においては、携帯型心電計がどの被検者に用意されたものであるか、被検者の生体情報の測定が可能な状態であるか、測定情報が再生済みか未再生であるか等のステータスを容易に把握することができないという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、どの被検者に用意されたものであるか、被検者の生体情報の測定が可能な状態であるか、測定情報が再生済みか未再生であるか等のステータスを容易に把握することができる携帯型医療用測定装置(例えば、携帯型ホルター心電計)、及び、医療用測定プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、自装置外部の第1給電部から供給される電力で駆動される携帯型医療用測定装置において、表示部と、表示制御部と、を備え、前記第1給電部から電力が供給された場合、前記表示制御部が前記表示部にステータス情報を表示することを特徴とする。
この側面によれば、どの被検者に用意されたものであるか、被検者の生体情報の測定が可能な状態であるか、測定情報が再生済みか未再生であるか等のステータスを容易に把握することができる携帯型医療用測定装置を提供することができる。
どの被検者に用意されたものであるかを容易に把握することができるのは、測定装置に第1給電部からの電力を供給するだけで、表示部にステータス情報(例えば、被検者情報)が表示されることによるものである。
被検者の生体情報の測定が可能な状態であるかを容易に把握することができるのは、測定装置に第1給電部からの電力を供給するだけで、表示部にステータス情報(例えば、被検者の生体情報の測定が可能か不可であるかを表す情報)が表示されることによるものである。
測定情報が再生済みか未再生であるかを容易に把握することができるのは、測定装置に第1給電部からの電力を供給するだけで、表示部にステータス情報(例えば、測定情報が再生済みか未再生であるかを表す情報)が表示されることによるものである。
測定装置10、解析器50を備えたシステムの概略構成図である。 測定装置10のハード構成図である。 SDカード42に記憶される情報の例である。 ステータス情報表示モードと測定モードとの切替動作例を説明するためのフローチャートである。 ステータス情報表示モードの動作例を説明するためのフローチャートである。 測定モードの動作例を説明するためのフローチャートである。 (a)被検者IDの確認画面の例、(b)心電図の波形確認画面の例である。 測定装置10等の使用例を説明するためのシーケンス図である。 ディスプレイ54に表示される入力画面の例である。 変形例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態である携帯型医療用測定装置10(以下、測定装置10という)について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
[測定装置10及び解析器50を備えたシステムの概要]
図1は、測定装置10及び解析器50を備えたシステムの概略構成図である。図2は、測定装置10のハード構成図である。
測定装置10は、被検者が携帯し、生活環境下で長時間(例えば、24時間)被検者の生体情報(本実施形態では心電図)の測定及び記憶(記録)を行う装置(本実施形態ではホルター心電計)である。心電図データは、測定装置10に着脱可能に装着されたSDカード42にファイルとして記憶される。
測定装置10は、第1給電部44(例えば、解析器50を構成するコンピュータ本体52)又は第2給電部26(電池装着部26aに装着された電池)から供給される電力で駆動される。測定装置10は、第1給電部44から電力が供給された場合、表示制御部18が表示部16にステータス情報(例えば、図5中の画面G1〜G6参照)を表示する第1モード(以下、ステータス情報表示モードという)で駆動され、第2給電部26から電力が供給された場合、心電図の測定が可能な第2モード(以下、測定モードという)で駆動される。このように、測定装置10は、電力の供給経路に応じたモードで駆動される。
解析器50は、コンピュータ本体52、当該コンピュータ本体52に接続されたディスプレイ54、キーボードやマウス等の入力装置(図示せず)等を備える。コンピュータ本体52には専用アプリケーションプログラムがインストールされており、コンピュータ本体52は、当該専用アプリケーションプログラムを実行することで、SDカード42に入力装置から入力された被検者情報を記憶する処理、SDカード42から心電図データを読み込み、ディスプレイ54に表示する処理等を実行する。
[測定装置10のハード構成]
図2に示すように、測定装置10は、心電図測定回路12、A/D変換器14、表示部16、表示制御部18、スイッチ20、メモリ装着部22、I/F24、第2給電部26、CPU28、ROM30、RAM32等を備える。
測定装置10(CPU28等の電子部品)は、自装置外部の第1給電部44から供給される電力、又は、第2給電部26(電池装着部26aに装着された電池)から供給される電力で駆動される。
第1給電部44は、例えば、コンピュータ本体52(USBケーブルC1が接続されるUSBコネクタ)又は商用電源(USBケーブルC1が接続されるUSB電源アダプタ)である。第1給電部44からの電力は、測定装置10(I/F24)と第1給電部44とをUSBケーブルC1で接続した場合、当該USBケーブルC1を介して測定装置10に供給される。
第2給電部26からの電力は、電池装着部26aに電池を装着した場合(さらに、電源スイッチ20aをオンした場合)、測定装置10に供給される。
心電図測定回路12には、被検者に装着される電極40が誘導コードC2を介して接続される。心電図測定回路12は、誘導コードC2を介して入力される信号を増幅等して心電図信号(ECG信号)として出力する。
A/D変換器14は、心電図測定回路12から入力される心電図信号(アナログ信号)を所定周波数でサンプリングして心電図データ(ディジタル値)に変換する。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)である。
表示制御部18は、CPU28からの制御に従って表示部16にステータス情報(例えば、図5中の画面G1〜G6参照)等を表示する。
スイッチ20は、電源スイッチ20a、測定者等が心電図の測定の開始の際に操作(例えば、押下)する測定開始スイッチ20b、測定者等が心電図の測定の終了の際に操作する測定終了スイッチ20cを含む。なお、一つのスイッチが複数のスイッチ(電源スイッチ20a、測定開始スイッチ20b、及び、測定終了スイッチ20cのうち少なくとも2つのスイッチ)を兼ねてもよい。
メモリ装着部22は例えばSDカードスロットで、メモリ装着部22には、SDカード42が着脱可能に装着される。SDカード42が本発明のメモリに相当する。
図3は、SDカード42に記憶される情報の例である。
SDカード42には、被検者の生体情報の測定に関する情報が記憶される。具体的には、図3に示すように、SDカード42には、被検者氏名、被検者ID等の被検者情報42a、被検者情報42aによって識別される被検者の生体情報としての心電図データ42b、及び、心電図データ42bがコンピュータ本体52に読み込み済みであること(再生済みであること)を識別する情報42c(以下、読み込み済み識別情報42cという)が記憶される。
I/F24は、例えば、USBケーブルC1が接続されるUSBコネクタである。
第2給電部26は、電池装着部26aを含む。電池装着部26aには、測定装置10に電力を供給する電池(例えば、アルカリ乾電池や充電式乾電池)が着脱可能に装着される。
CPU28は、ROM30からRAM32に読み込まれた制御プログラムを実行することで、図3に示す各情報をメモリ装着部22に装着されたSDカード42に記憶する処理、表示制御部18が表示部16にステータス情報を表示するステータス情報表示モード又は被検者の生体情報(本実施形態では心電図)の測定が可能な測定モードに移行する処理等を実行する。制御プログラムが本発明の医療用測定プログラムに相当する。
[ステータス情報表示モードと測定モードとの切替動作例]
図4は、ステータス情報表示モードと測定モードとの切替動作例を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、I/F24にUSBケーブルC1が接続されて、第1給電部44から電力が供給された場合(ステップS10:Yes)、測定装置10は、ステータス情報表示モードで駆動される(ステップS12)。これは、例えば、CPU28が、制御プログラムを実行して、ステータス情報表示モードに移行する処理を実行することで実現される。
一方、電池装着部26aに電池が装着されて(さらに、電源スイッチ20aがオンされて)、第2給電部26から電力が供給された場合(ステップS14:Yes)、測定装置10は、測定モードで駆動される(ステップS16)。これは、例えば、CPU28が、制御プログラムを実行して、測定モードに移行する処理を実行することで実現される。
[ステータス情報表示モードの動作例]
図5は、ステータス情報表示モードの動作例を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、主に、CPU28がROM30からRAM32に読み込まれた制御プログラムを実行することで実現される。なお、以下の説明では、電池装着部26aに電池が装着されていないものとする。
測定装置10(主に、CPU28。以下同様)は、ステータス情報表示モードで駆動された場合、まず、SDカード42がメモリ装着部22に装着されているか否かを判定する(ステップS1202)。
その結果、SDカード42がメモリ装着部22に装着されていない場合(ステップS1202:No)、表示制御部18は、表示部16にステータス情報として「測定不可 SDカードが装着されていません」のように、SDカード未装着を表す情報を含む画面G1を表示する。
一方、ステップS1202の判定の結果、SDカード42がメモリ装着部22に装着されている場合(ステップS1202:Yes)、測定装置10は、当該測定装置10が認識していないファイル(例えば、文書ファイル)がSDカード42に記憶されているか否かを判定する(ステップS1204)。
その結果、測定装置10が認識していないファイルがSDカード42に記憶されている場合(ステップS1204:Yes)、表示制御部18は、表示部16にステータス情報として「測定不可 不明ファイルがあります」の画面G2を表示する。
一方、ステップS1204の判定の結果、測定装置10が認識していないファイルがSDカード42に記憶されていない場合(ステップS1204:No)、測定装置10は、SDカード42に読み込み済み識別情報42cが記憶されているか否かを判定する(ステップS1206)。
その結果、SDカード42に読み込み済み識別情報42cが記憶されている場合(ステップS1206:Yes)、表示制御部18は、表示部16にステータス情報として「測定可 再生済データ有 ID:123456789 氏名:コンデンタロコ」の画面G3を表示する。
一方、ステップS1206の判定の結果、SDカード42に読み込み済み識別情報42cが記憶されていない場合(ステップS1206:No)、測定装置10は、SDカード42に未読み込みファイル(心電図データ42b)が記憶されているか否かを判定する(ステップS1208)。
その結果、SDカード42に未読み込みファイル(心電図データ42b)が記憶されている場合(ステップS1208:Yes)、表示制御部18は、表示部16にステータス情報として「未再生データ有 ID:123456789 氏名:コンデンタロコ」の画面G4を表示する。
一方、ステップS1208の判定の結果、SDカード42に未読み込みファイル(心電図データ42b)が記憶されていない場合(ステップS1208:No)、測定装置10は、SDカード42に被検者情報42aが記憶されているか否かを判定する(ステップS1210)。
その結果、SDカード42に被検者情報が記憶されている場合(ステップS1210:Yes)、表示制御部18は、表示部16にステータス情報として「測定可:測定準備済 ID:123456789 氏名:コンデンタロコ」の画面G5を表示する。
一方、ステップS1210の判定の結果、SDカード42に被検者情報が記憶されていない場合(ステップS1210:No)、表示制御部18は、表示部16にステータス情報として「測定可:測定情報未登録」の画面G6を表示する。
[ステータス情報の例]
測定装置10がステータス情報表示モードで駆動された場合に表示部16に表示されるステータス情報には、SDカード42の記憶内容に応じて変化する第1ステータス情報と、SDカード42の記憶内容に応じて変化しない第2ステータス情報と、がある。
第1ステータス情報は、例えば、被検者情報(例えば、図5に示す画面G3〜G5中の「ID」、「氏名」参照)、心電図の測定が可能か不可であるかを表す情報(例えば、図5に示す画面G1〜G3、G5、G6中の「測定不可」、「測定可」参照)、測定情報未登録を表す情報(例えば、図5に示す画面G6中の「測定情報未登録」参照)、測定準備済を表す情報(例えば、図5に示す画面G5中の「測定準備済」参照)、測定情報(心電図データ42b)が再生済みか未再生であるかを表す情報(例えば、図5に示す画面G3、G4中の「再生済データ有」、「未再生データ有」参照)のうち少なくとも一つである。
具体的には、図5に示す画面G2〜G6が第1ステータス情報の一例である。
第2ステータス情報は、例えば、メモリ未装着を表す情報(例えば、図5に示す画面G1中の「SDカードが装着されていません」参照)、バージョン情報(図示せず)、シリアル番号(図示せず)、体位情報(図示せず)、メンテナンスモード(図示せず)のうち少なくとも一つである。
具体的には、図5に示す画面G1が第2ステータス情報の一例である。
なお、バージョン情報は、ROM30に記憶された制御プログラム(ファームウェア)のバージョン情報である。シリアル番号は、測定装置10の製造番号である。体位情報は、測定装置10が備える被検者の体位を計測する3軸の加速度センサ(図示せず)が正常に動作しているかの情報(アイコン又は文字列)である。メンテナンスモードは、例えば、Bluetooth(登録商標)の接続名称である。
[測定モードの動作例]
図6は、測定モードの動作例を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、主に、CPU28がROM30からRAM32に読み込まれた制御プログラムを実行することで実現される。なお、以下の説明では、I/F24にUSBケーブルC1が接続されていないものとする。
表示制御部18は、測定モードで駆動された場合、まず、表示部16に被検者IDの確認画面(図7(a)参照)、被検者氏名の確認画面(図示せず)、心電図の波形確認画面(図7(b)参照)等を表示する(ステップS1602)。図7(a)は被検者IDの確認画面の例、図7(b)は心電図の波形確認画面の例である。
次に、測定装置10(主に、CPU28。以下同様)は、測定開始スイッチ20bが押下されたか否かを判定する(ステップ S1604)。
その結果、測定開始スイッチ20bが押下された場合(ステップS1604:Yes)、測定装置10は、SDカード42に心電図データを記憶する(ステップS1606)。
次に、測定装置10は、測定終了スイッチ20cが押下されたか否かを判定する(ステップ S1608)。
その結果、測定終了スイッチ20cが押下された場合(ステップS1608:Yes)、測定装置10は、SDカード42への心電図データの記憶を終了する(ステップS1608:Yes)。
一方、ステップS1608の判定の結果、測定終了スイッチ20cが押下されていない場合、上記ステップS1606、S1608の処理が繰り返し実行される。
[測定装置10等の使用例]
図8は、測定装置10等の使用例を説明するためのシーケンス図である。
なお、以下の説明では、SDカード42が解析器50を構成するコンピュータ本体52のSDカードスロットに装着されているか、又は、メモリ装着部22にSDカード42が装着された測定装置10(I/F24)とコンピュータ本体52とが、USBケーブルC1で接続されているものとする。なお、この時点でSDカード42には、図3に示す各情報は記憶されていないものとする。
まず、測定者等がコンピュータ本体52に接続されたキーボード等の入力装置(図示せず)から被検者氏名、被検者ID等の被検者情報を入力し(ステップS20)、当該入力した被検者情報をSDカード42に記憶する(ステップS22)。被検者情報は、例えば、解析器50を構成するディスプレイ54に表示される入力画面(図9参照)を介して入力される。図9は、ディスプレイ54に表示される入力画面の例である。
次に、測定者等は、ステップS20で入力された被検者情報が記憶されたSDカード42が装着された測定装置10を被検者に装着する前に、その測定装置10が該当の被検者に用意されたものであるかを把握するために、その測定装置10(I/F24)にUSBケーブルC1を接続する(ステップS24)。これにより、第1給電部44から電力が供給され、測定装置10は、ステータス情報表示モードで駆動され(ステップS12)、表示部16にステータス情報として例えば図5に示す画面G5を表示する。もちろん、測定装置10は、SDカード42の装着状態、SDカード42の記憶内容に応じて画面G5以外の画面G1〜G4、G6を表示する場合がある。
測定者等は、その表示部16に表示されたステータス情報(ここでは、図5に示す画面G5中の「ID」、「氏名」、「測定可:測定準備済」)を確認して、測定装置10が該当の被検者に用意されたものであり、かつ、心電図の測定が可能な状態であることを把握する。そして、測定者等は、測定装置10からUSBケーブルC2を取り外し(ステップS26)、その取り外した測定装置10や電極40を該当の被検者に装着する(ステップS28)。
次に、測定者等は、測定装置10(電池装着部26a)に電池を装着し(ステップS30)、電源スイッチ20aをオンにする(ステップS32)。これにより、第2給電部26から電力が供給され、測定装置10は、測定モードで駆動される(ステップS16)。このように測定装置10(電池装着部26a)に電池を心電図の測定開始の直前に装着するのは、電池の消耗をできる限り抑制するためである。
表示制御部18は、測定モードで駆動された場合、まず、表示部16に被検者IDの確認画面(図7(a)参照)、被検者氏名の確認画面、心電図の波形確認画面(図7(b)参照)等を表示する(ステップS34)。
次に、測定者等が測定開始スイッチ20bを押下した場合(ステップS36)、測定装置10は、SDカード42への心電図データの記憶を開始する(ステップS38)。
そして、測定者等が測定終了スイッチ20cを押下した場合(ステップS40)、測定装置10は、SDカード42への心電図データの記憶を終了する(ステップS42)。
次に、測定者等が上記のようにして心電図データが記憶されたSDカード42を、解析器50を構成するコンピュータ本体52のSDカードスロットに装着する。又は、メモリ装着部22にSDカード42が装着された測定装置10(I/F24)とコンピュータ本体52とを、USBケーブルC1で接続する。
次に、測定者等が解析器50を構成するコンピュータ本体52に接続されたキーボード等の入力装置(図示せず)からSDカード42に記憶された心電図データ42bの読み込みを入力(指示)する(ステップS44)。
次に、解析器50を構成するコンピュータ本体52が、SDカード42から心電図データ42bを読み込み(ステップS46)、心電図データの読み込み完了後、読み込み済み識別情報をSDカード42に記憶する(ステップS48)。
[実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態によれば、どの被検者に用意されたものであるか、被検者の生体情報(心電図)の測定が可能な状態であるか、測定情報(心電図データ42b)が再生済みか未再生であるか等のステータスを容易に把握することができる携帯型医療用測定装置10、及び、医療用測定プログラムを提供することができる。
どの被検者に用意されたものであるかを容易に把握することができるのは、測定装置10(I/F24)にUSBケーブルC1を接続し、当該測定装置10に第1給電部44からの電力を供給するだけで、表示部16にステータス情報(例えば、被検者情報を含む画面G5)が表示されることによるものである。
このステータス情報(例えば、被検者情報を含む画面G5)を確認することで、例えば、生体情報の測定を行う人数分(例えば、30人分)のSDカード42と測定装置10とをセットで用意した場合であっても、各々の被検者に該当の被検者情報が記憶されたSDカード42が装着された測定装置10を誤りなく装着することができる。
被検者の生体情報(心電図)の測定が可能な状態であるかを容易に把握することができるのは、測定装置10(I/F24)にUSBケーブルC1を接続し、当該測定装置10に第1給電部44からの電力を供給するだけで、表示部16にステータス情報(例えば、「測定可」を含む画面G5)が表示されることによるものである。
測定情報(心電図データ42b)が再生済みか未再生であるかを容易に把握することができるのは、測定装置10(I/F24)にUSBケーブルC1を接続し、当該測定装置10に第1給電部44からの電力を供給するだけで、表示部16にステータス情報(例えば、「再生済みデータ有」又は「未再生データ有」を含む画面G3、G4)が表示されることによるものである。
また、本実施形態によれば、測定装置10を電力の供給経路に応じたモードで駆動させることができる。
例えば、第1給電部44から電力が供給された場合、測定装置10をステータス情報表示モードで駆動させることができる。また、第2給電部26から電力が供給された場合、測定装置10を測定モードで駆動させることができる。
これにより、例えば、測定装置10がステータス情報表示モードで駆動されている間に、心電図の測定が意図せず開始するのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、SDカード42の装着状態及びSDカード42の記憶内容に応じたステータス情報を表示することができる。
例えば、SDカード42がメモリ装着部22に装着され、かつ、第1給電部44から電力が供給された場合、表示部16にSDカード42の記憶内容に応じて変化する第1ステータス情報を表示することができる。また、SDカード42がメモリ装着部22に装着されず、かつ、第1給電部44から電力が供給された場合、表示部16にSDカード42の記憶内容に応じて変化しない第2ステータス情報を表示することができる。
また、本実施形態によれば、測定装置10に電池を装着することなく、ステータス情報を確認することができる。これは、測定装置10(I/F24)にUSBケーブルC1を接続し、当該測定装置10に第1給電部44からの電力を供給するだけで、表示部16にステータス情報が表示されることによるものである。
これにより、測定装置10に電池を装着するタイミングを心電図の測定開始の直前まで遅らせることができる。その結果、電池の消耗をできる限り抑制することができる。
[変形例]
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、本発明の携帯型医療用測定装置を長時間心電用データレコーダ(ホルター心電計)に適用した例について説明したが、これに限らない。すなわち、本発明の携帯型医療用測定装置は、被検者または医療従事者が携帯する生体情報の測定及び記憶(記録)を行う装置であれば良く、例えば、睡眠中の鼻呼吸、気道音等の測定及び記憶(記録)を行う携帯型睡眠時無呼吸測定装置にも本発明の携帯型医療用測定装置を適用してもよい。
また、上記実施形態では、測定モードで測定される被検者の生体情報が心電図である例について説明したが、これに限らない。測定モードで測定される被検者の生体情報は、睡眠中の鼻呼吸、気道音等であってもよいし、その他の生体情報であってもよい。
また、上記実施形態では、第1給電部44からの電力を測定装置10に有線(例えば、USBケーブルC1)で供給する例について説明したが、これに限らない。例えば、第1給電部44からの電力を測定装置10に無線(ワイヤレス)で供給してもよい。
また、上記実施形態では、メモリ装着部22に着脱可能に装着されるメモリとして、SDカード42を用いた例について説明したが、これに限らない。例えば、メモリ装着部22に着脱可能に装着されるメモリとして、USBメモリ等の他の可搬記憶媒体を用いてもよい。また、USB接続(または他の接続方式)によってデータを読み出すことが可能な着脱不可の記憶媒体を用いてもよい。例えば、メモリ装着部22が無い、またはメモリ装着部22からメモリが読み出せない構成であってもよい。)。
また、上記実施形態では、図3に示す各情報を記憶する記憶媒体として、SDカード42等の可搬記憶媒体を用いた例について説明したが、これに限らない。例えば、図3に示す各情報を記憶する記憶媒体として、ROM30やRAM32等の他の記憶媒体を用いてもよい。
また、上記実施形態では、第1給電部44から電力が供給された場合、ステータス情報を測定装置10の表示部16に表示する例について説明したが、これに限らない。例えば、第1給電部44から電力が供給された場合、ステータス情報を測定装置10外部に設けられたディスプレイ(例えば、解析器50のディスプレイ54)に表示してもよい。このようにすれば、より大きな画面でステータス情報を確認することができる。なお、ディスプレイに限られず、表示色や点灯パターンによりステータス情報を報知するインジケータを用いることも可能である。すなわち表示部16は、好適にはディスプレイであるものの、ランプ等のインジケータであってもよい。
また、上記実施形態では、測定装置10がステータス情報表示モードで駆動された場合に表示部16に表示されるステータス情報が図5に示す画面G1〜G6である例について説明したが、これに限らない。
例えば、測定装置10がステータス情報表示モードで駆動された場合に表示部16にステータス情報として、さらに、記録日数(測定装置10を何日間動作させる設定にしているか)、電池種別(アルカリまたはニッケル水素のどちらの電池で動作させる設定にしているか)、ペーシング検出チャネル(ペースメーカのパルスの検出をどの誘導で行う設定にしているか)、時定数(どの時定数で心電図波形を記録する設定にしているか)等を追加表示してもよい。
記録日数、電池種別、ペーシング検出チャネル、時定数は、画面G1〜G6と同じ画面に表示してもよいし、画面G1〜G6と別の画面に表示してもよい。
例えば、図10(a)に示すように、表示部16の表示可能行数を3行から5行に増やすことで、記録日数等を画面G1〜G6と同じ画面に表示することができる。
また、図10(b)に示すように、例えば、画面G5から画面G7に切り替えることで、記録日数等を画面G1〜G6と別の画面に表示することができる。
なお、画面の切り替え(例えば、画面G5から画面G7への切り替え)は、測定装置10に画面切り替えスイッチを設け、これを手動操作することで行ってもよいし、予め設定された時間経過するごとに自動的に行ってもよい。これが本発明のステータス情報切替部に相当する。このように画面を切り替えることで、より多くのステータス情報を確認することができる。
また、図10(b)に示すように、画面全体を切り替えてもよいし、図10(a)、図10(c)に示すように、画面の一部(例えば、下2行)を切り替えてもよい。
上記実施形態で示した各数値は全て例示であり、これと異なる適宜の数値を用いることができるのは無論である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…携帯型医療用測定装置、12…心電図測定回路、14…A/D変換器、16…表示部、18…表示制御部、20…スイッチ、20a…電源スイッチ、20b…測定開始スイッチ、20c…測定終了スイッチ、22…メモリ装着部、24…I/F、26…第2給電部、26a…電池装着部、28…CPU、30…ROM、32…RAM、40…電極、42…SDカード、42a…被検者情報、42b…心電図データ、42c…識別情報、44…第1給電部、50…解析器、52…コンピュータ本体、54…ディスプレイ、C1…USBケーブル、C2…誘導コード、G1〜G7…画面

Claims (12)

  1. 自装置外部の第1給電部から供給される電力で駆動される携帯型医療用測定装置において、
    表示部と、
    表示制御部と、
    第2給電部を備え、
    前記第1給電部から電力が供給された場合、前記表示制御部が前記表示部にステータス情報を表示し、
    前記第2給電部から電力が供給された場合、被検者の生体情報の測定が可能なモードで動作する携帯型医療用測定装置。
  2. 前記第2給電部は、前記電力を供給する電池が着脱可能に装着される電池装着部を含む請求項に記載の携帯型医療用測定装置。
  3. 前記第1給電部から電力が供給された場合、前記電池が装着されてなくても、前記表示制御部が前記表示部にステータス情報を表示する、請求項2に記載の携帯型医療用測定装置。
  4. 前記ステータス情報は、メモリの記憶内容に応じて変化する第1ステータス情報、又は、メモリの記憶内容に応じて変化しない第2ステータス情報である請求項に記載の携帯型医療用測定装置。
  5. 前記メモリが着脱可能に装着されるメモリ装着部をさらに備え、
    前記メモリが前記メモリ装着部に装着され、かつ、前記第1給電部から電力が供給された場合、前記表示制御部が前記表示部に前記第1ステータス情報を表示する請求項に記載の携帯型医療用測定装置。
  6. 前記第1ステータス情報は、被検者情報、被検者の生体情報の測定が可能か不可であるかを表す情報、測定情報未登録を表す情報、測定準備済を表す情報、測定情報が再生済みか未再生であるかを表す情報のうち少なくとも一つである請求項又はに記載の携帯型医療用測定装置。
  7. 前記メモリが前記メモリ装着部に装着されず、かつ、前記第1給電部から電力が供給された場合、前記表示制御部が前記表示部に前記第2ステータス情報を表示する請求項又はに記載の携帯型医療用測定装置。
  8. 前記第2ステータス情報は、メモリ未装着を表す情報、バージョン情報、シリアル番号、体位情報、メンテナンスモードのうち少なくとも一つである請求項に記載の携帯型医療用測定装置。
  9. 前記メモリには、被検者の生体情報の測定に関する情報が記憶される請求項からのいずれか1項に記載の携帯型医療用測定装置。
  10. 前記被検者の生体情報の測定に関する情報は、被検者情報、前記被検者情報によって識別される被検者の生体情報の測定情報、及び、前記測定情報が再生済か未再生であるかを識別する識別情報のうち少なくとも一つである請求項に記載の携帯型医療用測定装置。
  11. 前記表示制御部が前記表示部に表示するステータス情報を切り替えるステータス情報切替部をさらに備える請求項1から10のいずれか1項に記載の携帯型医療用測定装置。
  12. 表示部と表示制御部と第2給電部を備え、自装置外部の第1給電部から供給される電力で駆動される携帯型医療用測定装置に、
    前記第1給電部から電力が供給された場合、前記表示制御部が前記表示部にステータス情報を表示し、
    前記第2給電部から電力が供給された場合、被検者の生体情報の測定が可能なモードで動作する処理を実行させる医療用測定プログラム。
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