JP3787022B2 - 心電図確認システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は前記携帯型長時間心電図情報記録器(以下、「ホルタ記録器」と称す。)の心電図情報が正常に収集されているかを容易に確認できる心電図確認システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日常的な生活の中で、あるいは就寝中などに起こる一過性の狭心症発作などは、通常の安静時心電図検査や負荷心電図検査ではその実体を捉えられないケースが多い。このため、被検者の心電図を長時間にわたって収集するホルタ記録器を被検者に装着して長時間心電図情報を記録することが行われている。
【0003】
しかし、このホルタ記録器は、長時間、例えば24時間常時被検者に装着して心電図情報を記録する必要があるため、小型かつできるだけ軽量である必要があり、また、動作時間も24時間以上確保することが必要であり低消費電力化の必要性も高い。
一方、ホルタ記録器は、例えば24時間もの長時間にわたって被検者に装着してもらわなくてはならず、記録が終了後に収集心電図を別の心電図情報解析装置に入力して正常に心電図情報が収集されていなかったというような状態はぜひとも避けなければならない。
【0004】
しかし、ホルタ記録器の小型軽量化、あるいは低消費電力化の要請より、収集した心電図情報を確認するための表示器等を備えることは困難である。従って、ホルタ記録器のみで例えば心電図電極の装着状態が正常であるか否かを確認することはできなかった。
【0005】
以上の点に鑑み、例えば従来のホルタ記録器では、図7に示す方法により心電図電極などの装着が正常であるか否かを確認していた。従来のホルタ記録器における装着状態の確認方法を図7を参照して説明する。
【0006】
ホルタ記録器10に被検者15の心電図情報を記録させるには、まず被検者15の生体の所定部位に誘導コード12先端の心電図電極13を装着し、誘導コード12に導出される測定心電図情報を患者入力コード11を介してホルタ記録器10に入力させる。
【0007】
この状態で記録を開始しても良いが、後述したように電極13の装着状態が不良であった場合には所望の記録が行われないことになる。このため、従来のホルタ記録器では、収集した心電図情報を出力するモニタコネクタ16を設けており、ホルタ記録器のモニタコネクタ16に、特殊なモニタアダプタ17を接続し、更にこのモニタアダプタ17に例えば心電計20の四肢誘導のプラグ25を接続して収集した心電図を心電計20の表示画面21に表示させて電極13の装着状態を確認していた。
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上述したモニタアダプタ17は、接続方法が複雑で取り扱いも面倒であった。
【0008】
この結果、面倒な操作などなしに安全かつ確実にホルタ記録器の電極などの装着状態を確認できる装置の実現が待たれていた。
【0009】
本発明は上述した課題を解決することを目的としてなされたもので、簡単な構成で、かつ簡単な操作で安全かつ確実に携帯型長時間心電図情報記録器より正常に心電図情報が収集されているか否かを確認可能とする心電図確認システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために成されたもので、上述の課題を解決する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0011】
即ち、少なくとも心電図情報を収集する収集手段と、前記収集手段の収集情報のうち、少なくとも心電図情報を対応するデジタル情報に変換する変換手段と、前記変換手段の変換デジタル情報を対応する光信号として外部に送信する発光する発光手段とを備え、電源投入後一定時間の間、前記収集情報を前記発光手段より送信する前記携帯型長時間心電図情報記録器と、前記発光手段よりの光を受光して対応する電気信号に変換する受光手段と、前記受光手段よりの前記携帯型長時間心電図情報記録器よりの心電図情報を、受信ごとに時系列に可視表示する表示手段とを備える記録器情報確認装置とを有し、前記記録器情報確認装置の表示画面を参照することにより前記携帯型長時間心電図情報記録器より正常に心電図情報が収集されているか否かを確認可能とすることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明に係る発明の実施の形態の一例の心電図確認システムの構成例を示す図、図2は図1の心電図確認装置の詳細構成を示すブロック図、図3は図1の記録器の詳細構成を示すブロック図、図4は本実施の形態例における記録器の機能を説明するための図、図5は本実施の形態例における赤外線送受信における通信フォーマットの例を示す図、図6は本実施の形態例における心電図確認装置における表示画面での表示例を示す図である。
【0017】
以下、図1乃至図6を参照して本発明に係る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0018】
本発明の実施の形態例の心電図確認システムの概略構成を図1を参照して説明する。
【0019】
図1において、100はホルタ記録器200の電極装着状態を含む動作状況を確認するための心電図確認装置、200はホルタ記録器、300は心電計であり、本実施の形態例のホルタ記録器200が図7に示す従来のホルタ記録器と同様の装着状態確認を可能とするためのモニタアダプタも備えているため、このモニタアダプタを用いた装着状態の確認を行う場合に使用する。
【0020】
また、250は心電図情報を収集する心電図電極の接続される誘導コードである。260はホルタ記録器200の収集データを記録するためのフラッシュメモリカードであり、24時間分の収集データを記憶可能な記憶容量、例えば40Mバイトの記憶容量を有している。また、270はオプションで接続可能な入出力デバイスを示しており、例えば呼吸データの収集部等が該当する。
【0021】
以上の構成において、本実施の形態例のホルタ記録器200は、収集データを内蔵する赤外線発光素子よりの赤外線データとして送信することができる。更に、心電図確認装置100はこの赤外線データを受光する受光素子を内蔵しており、この受光素子で受光して赤外線データの内容を内蔵する表示器の表示画面より表示することが可能に構成されている。このため、この表示画面を確認することにより、心電図情報が正確に表示されているか否かを容易に確認でき、ホルタ記録器200の心電図電極などの装着状態を確認することが出る。以下、詳細に説明する。
【0022】
次に心電図確認装置100の詳細を図2を参照して説明する。図2において、110は赤外線受光器120よりの受信データを受け取ってLCD制御部140に送り、LCDVRAM145に対応する選択画像データに変換して描画させるとともに、他の心電図確認装置100の全体制御を司るCPUである。CPU110は、ROM115に格納されている制御手順に従って各種の制御を行う。
【0023】
また、115はCPU110の制御手順等が記憶されているROMである。120はホルタ記録器200よりの赤外線データを受光して対応するデジタル電気信号に変換する赤外線受光器、130は受信データや処理途中のデータを一時記憶するためのSRAMであり、本例では128Kバイトの記憶容量としている。このSRAM130の記憶容量は更に大きくてもよいことは勿論である。
【0024】
140は表示器150の表示制御を行うLCD制御部であり、例えばCPU110よりの受信データに対応する表示データを受け取って表示画面に表示する表示パターンデータとしてLCDVRAM145に記録描画する。そして、LCDVRAM145の記録パターンをLCD表示装置150に表示させる。また、150はLCD表示装置である。
【0025】
160はリアルタイムクロック(RTC)であり、計時時刻を出力する。また、RTC160はリチウム電池でバックアップされており、電源オフとなっても計時時刻情報などが常時保持されている。このリチウム電池によるバックアップ機能を利用するため、RTC160には不図示のSRAMが内蔵されており、このSRAMには記録器の予約状況などの管理情報を記憶させて電源オフでこれらの管理情報が消去されるのを防いでいる。
【0026】
170はCPU110の制御でブザー175の鳴動制御を行うブザー制御回路、175はブザーである。また、180は赤外線出力部を備えていない他のホルタ記録器のアナログ心電図データを本実施の形態例の心電図確認装置100で確認するための3チャンネルA/Dコンバータである。このように、3チャンネルA/Dコンバータ180は、赤外線出力部を備えていない他のホルタ記録器のモニタ出力端子と直接信号線で接続されるため、赤外線出力部を持たないホルタ記録器でも、心電計を用いずに心電図を確認することができる。
【0027】
また、190はオプションで接続可能なシリアル入出力部であり、赤外線入力のほかに例えば有線ケーブルなどを介してデジタルデータを出力したい場合に装着可能である。例えば、図1に示すホルタ記録器と接続して記録器やフラッシュメモリカードの動作確認をすることができる。また、このシリアル入出力部190を用いて記録器の設定を行うこともできる。更に、パーソナルコンピュータ等のコンピュータと接続して記録器の管理情報の管理などを行うことも可能である。
【0028】
なお、心電図確認装置100は電池(単三アルカリ電池)により駆動されるように構成されている。このため、他にケーブル等を接続しなくてもホルタ記録器200よりの収集データを受け取って表示することができ、ケーブル接続などのわずらわしさなく、容易にホルタ記録器200の状況を確認することが可能である。
【0029】
次に図3を参照してホルタ記録器200の詳細構成を説明する。図3において、201はホルタ記録器200の全体制御を司るCPUであり、ROM202に格納されている例えば図4に示す機能を実現する制御手順に従って各種の制御を行う。202はCPU201の制御手順等を記憶するROM、203は処理経過などを一時記憶するスタティックRAM(SRAM)である。
【0030】
204はフラッシュメモリカード260が接続され、フラッシュメモリカード260とのインタフェースを司るフラッシュメモリインタフェース(I/F)、205は計時時刻を出力するリアルタイムクロック(RTC)である。
【0031】
本実施の形態例においては、心電図情報を長時間記録する際に、時間情報も併せて記録可能に構成されており、RTC205はこのための時刻の計時及び更新を行っている。また、このRTC205には、SRAMが内蔵されており、リチウム電池でバックアップされている。このため、常時電源が供給されているRTC205は時刻情報を更新している。更に、本実施の形態例では記録器の設定情報等をこのSRAMに記憶しておく様に制御することにより、電源オフ時にもこの設定情報が保持される。
【0032】
また、210はLCD表示器である。ホルタ記録器200においては、小型軽量化及び省消費電力化の要請より、LCD表示器としては最小限の表示のみが可能に構成されており、電源を投入してからの所定時間(例えば10分間)は記録器の設定画面とRTC205での計時時刻情報を任意に切り替えて表示し、その後はRTC205での計時時刻情報を表示する機能を備えているのみである。
【0033】
220はアナログ−デジタル変換部(A/D変換部)であり、生体よりの各種アナログ信号としての収集データを対応するデジタルデータに変換してCPU201に出力する。
【0034】
230はペースメーカパルス検出回路であり、心電図電極より収集した心電図情報中にペースメーカパルスが含まれているか否かを監視し、ペースメーカパルスが含まれていた場合にはCPU201の割込み入力端子(INT)に割込み信号を出力する。
【0035】
また、240は各種の設定を行うためのスイッチ回路であり、電源スイッチ(ON/ENTER)、設定項目を切り替えるセレクトスイッチ、カーソルスイッチ、イベントスイッチ等より構成されている。後述するように、このスイッチ回路で設定した設定情報を心電図確認装置100で表示させることができる。
【0036】
245は加速度データを収集する加速度データ収集部、251〜253は心電図情報を収集する図1に示す誘導コード250に接続される心電図電極1〜nである。また、255はオプションで接続することが可能な呼吸データを収集可能な呼吸データ収集部である。
【0037】
更に、270は赤外線発光素子271を備え、ホルタ記録器200の収集生体情報や各種の設定情報などに従って赤外線発光素子271を発光させ、心電図確認装置100に赤外線データとして送信する赤外線送信部である。また、280は赤外線ではなく、有線ケーブルによりホルタ記録器200の収集生体情報や各種の設定情報などをシリアルデータとして外部と入出力可能なシリアル通信部である。
【0038】
以上の構成を備えるホルタ記録器200の機能を図4を参照して説明する。CPU201はROM202に記憶されている制御手順に従って各種制御を行うわけであるが、メイン機能ブロック410により下位の各種の具体的機能を実現する各ブロックを制御している。
【0039】
420は心電入出力ブロックであり、心電図電極251〜253よりの心電図情報を一定時間毎にサンプリングしてA/D変換部220で対応するデジタル信号に変換し、送信コントロールブロック450に渡したり、あるいはフラッシュメモリ260にRTC205での計時時刻とともに記録させたりする制御を行う。
【0040】
430は心電図情報よりペースメーカパルスを検出するペースメーカ検出ブロック、440は記録コントロールブロックであり、記録コントロールブロック440は例えば電源スイッチ(ON/ENTER)で電源投入後、所定時間(例えば10分間)が経過した後自動的に記録を開始する。又は、イベントスイッチで強制的に記録を開始する時に収集データをフラッシュメモリ260に記録する制御等の記録制御を司る。
【0041】
450は赤外線送信部260の送信制御を行う送信コントロールブロックであり、本発明の実施の形態例においては、ホルタ記録器の電源を投入するのは、被検者に心電図電極や呼吸データ検出部を装着した後であることより、ホルタ記録器200に電源が投入されたのち一定の時間、例えば10分間の間、赤外線送信部260を介して収集データに対応した光通信データを出力する。
【0042】
460は其の他の入出力を制御するブロックであり、LCD210への出力制御、スイッチ回路240設定データの入力制御を司る。
【0043】
以上の構成を備える本実施の形態例の心電図確認システムの動作を説明する。上述したようにホルタ記録器200は、被検者に各種の電極などが装着され記録可能状態となると電源スイッチを投入して記録器の各構成に電源を供給する。すると、一定時間、本実施の形態例では10分間の間送信コントロールブロック450を起動し、例えば8ms毎に図5に示す送信フォーマット{6バイト(31250bps)}に従って赤外線送信部260の赤外線発光素子271を発光させ、ホルタ記録器200の収集データ、設定データを赤外線送信部260より送信する。
【0044】
このため、ホルタ記録器200よりの収集データを心電図確認装置100の赤外線受光器120で受光可能な様に心電図確認装置100の位置を調整し、心電図確認装置100の赤外線受光器120で受光させる。
【0045】
心電図確認装置100のCPU110は、この受光データを取り込んでLCD制御部140を制御して対応するドットパターンデータの形式でLCDVRAM145に描画する。そして描画結果はそのまま表示器(LCD)の表示画面上に表示されることになる。
【0046】
ホルタ記録器200よりの例えば8ms毎に送られる6バイトの送信データは、図5に示すように、当初はホルタ記録器200よりの送信データであることを表すヘッダ部501(4ビット)、以後の送信データ長を表すバイト数502(4ビット)、ホルタ記録器のスイッチ部240の設定設定状態を各スイッチを1ビットのON/OFFデータとして表わしている記録器設定情報部(5ビット)503、ダミーデータ504(3ビット)の順で順次送られる。
【0047】
なお、この記録器設定情報(5ビット)中の1ビットは、記録器200のペースメーカパルス検出回路230がペースメーカパルスを検出した時にセットされるペースメーカパルス検出フラグとして割り当てられている。
【0048】
また、オプションとして呼吸データの収集が行なわれる場合には、このダミーデータ504を検出した呼吸データ送信部とすることができる。この様に制御することにより、全体としての送信ビット数を増加させることなく呼吸データを送信することができる。例えば、この部分が全て「1」であればダミーデータ、それ以外であれば呼吸データとして取り扱うことにより、容易に呼吸データが送信されてきたか否かを判別できる。
【0049】
ダミーデータ504に続いて、心電図電極よりの収集データを1チャンネル分1バイトで合計3バイトの3チャンネル分の505〜507として送信し、最後に1バイトのチェックサムデータが格納されているフォーマットである。
【0050】
本実施の形態例では、ホルタ記録器200は図5に示すフォーマットの送信データを、シリアルデータとして連続して心電図確認装置100に送信する。これを一定時間ごとに(例えば心電図情報のサンプリングタイミング毎に)くり返して送信する。上述したように本実施の形態例では8ms毎に送信している。このように、一定時間毎に送信し、その他の間は赤外線発光素子271を発光させないため、低消費電力の装置とできる。
【0051】
なお、図5の例では、送信フォーマットは固定であったが、収集心電図情報の数によって心電図収集データ部分を増減することができる。この結果、全体としてのデータ量が変わることがあり、送信バイト数502が設けられている。
【0052】
心電図確認装置100では、受信した心電図情報を受信ごとに時系列にLCDVRAM145に描画していき、表示器150の表示画面に表示していくことにより、ホルタ記録器200での収集心電図情報を目視確認することができる。この心電図確認装置100の表示器150の表示例を図6に示す。
【0053】
図6に示すように、ホルタ記録器200での収集心電図を表示画面に表示させることができ、心電図電極の装着ミスなどで表示波形が異常となっている場合にはこれを容易に認識できる。また、設定状態も併せて表示することにより、設定状況の確認もでき、最適な設定状態とすることが容易である。
【0054】
そして、装着状態及び設定状態が正常である場合にはそのままホルタ記録器200を被検者に装着して記録を開始すれば良い。また、装着状態に不良が発見された場合にはホルタ記録器200の電源スイッチを切って電源を落し、再び装着をし直して再び上述した心電図確認を行えば良い。なお、スイッチ回路240などの設定状態を変更する場合には、そのまま設定状態を変えれば良い。
【0055】
なお、ホルタ記録器200にオプションで種々の検出器が接続された時には、この検出器よりの収集データも赤外線送信部260より出力し、心電図確認装置100で表示器150に表示することにより、オプション検出器の装着状態に確認も可能である。
【0056】
以上に説明したように、本発明の実施の形態例では、赤外線発光素子271よりの出射光を赤外線受光器120で受光する構成としたため、例えば周辺に医療機器があっても、又被検者にペースメーカが装着されていても、無線電波を用いた場合のような悪影響を与えることがなく、どのような場所であっても安心して使用することができる。
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、簡単な構成で、かつ簡単な操作で安全かつ確実に携帯型長時間心電図情報記録器より正常に心電図情報が収集されているか否かを確認可能とする心電図確認システムを提供することができる。
【0057】
この場合においても、面倒なケーブル等を接続する煩わしさなく携帯型長時間心電図情報記録器よりの収集データを容易に目視確認することができ、装着異常などを簡単に認識可能とできる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の心電図確認システムの構成例を示す図である。
【図2】図1の心電図確認装置の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】図1の記録器の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態例における記録器の機能を説明するための図である。
【図5】本実施の形態例における赤外線送受信における通信フォーマットの例を示す図である。
【図6】本実施の形態例における心電図確認装置における表示画面での表示例を示す図である。
【図7】従来の心電図情報収集状態の確認方法を説明するための図である。
Claims (4)
- 少なくとも心電図情報を収集する収集手段と、前記収集手段の収集情報のうち、少なくとも心電図情報を対応するデジタル情報に変換する変換手段と、前記変換手段の変換デジタル情報を対応する光信号として外部に送信する発光する発光手段とを備え、電源投入後一定時間の間、前記収集情報を前記発光手段より送信する前記携帯型長時間心電図情報記録器と、
前記発光手段よりの光を受光して対応する電気信号に変換する受光手段と、前記受光手段よりの前記携帯型長時間心電図情報記録器よりの心電図情報を、受信ごとに時系列に可視表示する表示手段とを備える記録器情報確認装置とを有し、
前記記録器情報確認装置の表示画面を参照することにより前記携帯型長時間心電図情報記録器より正常に心電図情報が収集されているか否かを確認可能とすることを特徴とする心電図確認システム。 - 更に、前記携帯型長時間心電図情報記録器に、前記携帯型長時間心電図情報記録器が収集した心電図情報及び、前記携帯型長時間心電図情報記録器の設定情報と他の収集情報のうち所望の情報を切り換えて前記発光手段に供給して発光させる送信情報選択手段を備えることを特徴とする請求項1記載の心電図確認システム。
- 前記発光手段は、赤外線を発光し、前記携帯型長時間心電図情報記録器の他の収集情報には呼吸データが含まれることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の心電図確認システム。
- 前記発光手段による送信は所定時間毎に行われ、少なくとも送信データであることを表すヘッダ部、以後の送信データ長を表す送信バイト数指示部、記録器の設定状態を表わしている記録器設定情報部、心電図情報部、チェックサムデータ部とを含む送信フォーマットで発光送信されることを特徴とする請求項3記載の心電図確認システム。
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