JP2918220B2 - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JP2918220B2 JP8076153A JP7615396A JP2918220B2 JP 2918220 B2 JP2918220 B2 JP 2918220B2 JP 8076153 A JP8076153 A JP 8076153A JP 7615396 A JP7615396 A JP 7615396A JP 2918220 B2 JP2918220 B2 JP 2918220B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科装置に関し、
より詳しくは、撮影態様に応じてこの眼科装置が形成す
る光路に対し選択的に挿脱される光学部材としての各種
フィルターを備えた眼科装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、眼科装置の一種である眼底カメ
ラにおいては、被検者の眼の蛍光撮影等を行う際等に撮
影態様に応じて各種フィルターを選択的に光路内に挿脱
することが行われている。
【0003】そして、このような各種のフィルターは、
眼底カメラの外壁部に設けたつまみの操作に連動するよ
うになっている。
【0004】ところで、従来の眼底カメラにおいては、
上述したつまみの位置を示すためにこのつまみの近くに
LED等の発光表示部を設けたものがあり、眼底カメラ
が暗い場所で用いられる際の便宜を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の眼底カメラの場所、発光表示部は単色構成であ
くまでつまみの位置を示すものにすぎず、この発光表示
部を見ただけではつまみに連動している前記光路内のフ
ィルターの種類を判断することは困難であるという問題
がある。
【0006】また、従来においては、眼底カメラの光路
内に、本来挿入されなければならないあるフィルターの
代りに別のフィルターが挿入された状態で、又は何も光
路内に挿入されないまま眼の撮影等が行われる事態も生
じ、このような場所には必要以上の光量が被検者の眼に
照射されてしまい眼に悪影響を及ぼしたり、誤診となっ
たりするという問題もある。
【0007】さらに、上述したような誤ったフィルター
挿入状態のまま写真撮影を行うと、フィルムの無駄や現
像時間の浪費を招くという問題もある。
【0008】そこで、本発明は、撮影態様に応じて光路
内に挿入される任意数の光学部材等の撮影に関する情報
を各々適確に把握して眼への悪影響やフィルムの無駄等
を回避でき適切な眼科診断を行い得る眼科装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検眼の撮影
手段と、この撮影手段での撮影に供される被検眼像を表
示する表示手段とを有し、この表示手段には前記撮影に
供される被検眼像と、前記撮影手段の撮影に使用される
部材の情報とを表示するようにしたことを特徴とするも
のである。また、前記撮影に使用される部材の情報を光
学部材の名称としたことを特徴とするものである。
【0010】上述した眼科装置によれば、被検眼像と撮
影に使用される部材の情報(例えば光学部材の名称)
表示手段に同時表示されるので、撮影態様を容易に判別
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0012】図1は眼科装置の一例である眼底カメラを
示すものである。
【0013】この眼底カメラ1は、平坦なテーブル2上
にこのテーブル上を変位可能な支持機構部3を設け、こ
の支持機構部3上に箱型状の装置本体4を設置した構成
となっている。
【0014】装置本体4の図1において左側端部側に
は、被検者Mの眼と対峙する対物鏡筒5を取付け、ま
た、装置本体4の右側端部側には被検眼の観察を行う観
察手段としての観察筒6及び被検眼の撮影を行う撮影手
段としてのスチールカメラ7を取付けている。そして、
光源から被検眼、被検眼からスチールカメラ7へ光束を
導くための同図には図示しない光路L(照明光路及び撮
影光路)を装置本体4内に設けている。
【0015】前記装置本体4には、さらに撮影手段とし
てのTVカメラ30を取り付け、このTVカメラ30に
記録手段としてのメモリ31,表示手段としてのディス
プレイ32を接続している。
【0016】また、前記光路Lに対しては、後述するよ
うに撮影条件に応じて用いられる3個の光学部材、例え
ば、赤外カットフィルター8,可視蛍光フィルター9,
赤外蛍光フィルター10が選択的に挿脱されるようにな
っている。また、撮影用補助レンズ操作部が設けられて
おり、撮影条件に応じて補助レンズの挿脱が行えるよう
になっている。
【0017】上記表示手段としてのディスプレイ32に
は後述するように、被検眼像と共に撮影に使用される部
材の情報(例えばフィルターの名称)が同時表示される
ようになっている。
【0018】尚、可視蛍光フィルターには、可視蛍光エ
キサイターフィルターと、可視蛍光バリアフィルターと
があり、各々表示を設けることができる。また、照明光
路中には可視蛍光エキサイターフィルターが、撮影光路
中には可視蛍光バリアフィルターが用いられる。
【0019】図3に示すように、装置本体4の一方の側
壁板の外側から前記光路Lの近傍に至る範囲に光学部材
操作部12が設けられている。この光学部材操作部12
は、前記側壁板に対し回転可能に取付けた操作つまみ1
3と、この操作つまみ13に取付けた回転軸14と、こ
の回転軸14の突出端部に取付けたフィルター支持円板
15とを具備し、このフィルター支持円板15の外周部
において、その半径方向に前記赤外カットフィルター
8,可視蛍光フィルター9,赤外蛍光フィルター10を
所定の間隔をもって取付けている。この構成により、前
記操作つまみ13を回転操作することで、前記赤外カッ
トフィルター8,可視蛍光フィルター9,赤外蛍光フィ
ルター10が光路L内に選択的に挿脱されるようになっ
ている。
【0020】前記操作つまみ13の近傍及び前記側壁板
の内部には、色別に各赤外カットフィルター8,可視蛍
光フィルター9,赤外蛍光フィルター10が光路Lに挿
入していることを表示する表示手段16が設けられてい
る。
【0021】この表示手段16は、前記操作つまみ13
の近くに配置した表示筒17と、前記側壁板の内方に配
置した切換スイッチ部18とを具備し、表示筒17には
図4に示すように黄色,青色,赤色で各々発光する第1
乃至第3のLED(Light Emitting Diode)19a,1
9b,19cを内蔵している。尚、図3中、17aは表
示筒17の突出端面に設けた透明ガラスである。
【0022】前記切換スイッチ部18は、図3に示すよ
うに前記回転軸14が貫通する状態に配置した回路基板
20と、この回路基板20に前記各赤外カットフィルタ
ー8,可視蛍光フィルター9,赤外蛍光フィルター10
と対応する間隔で設けた第1乃至第3の接点21,2
2,23と、前記回転軸14に固着した導体製のスイッ
チ円板24と、このスイッチ円板24から前記各接点2
1,22,23に接触する状態に突設した導体製の操作
片25とを具備している。
【0023】次に、前記切換スイッチ部18及び第1乃
至第3のLED19a,19b,19cの回路系につい
て図5を参照して説明する。
【0024】この回路系は、前記操作片25を電源26
の陽極に接続するとともに、前記第1乃至第3のLED
19a,19b,19cの各一方の端子を電源26の陰
極に共通接続し、さらに、第1のLED19aの他方の
端子を前記第1の接点21に、第2のLED19bの他
方の端子を前記第2の接点22に、前記第3のLED1
9cの他方の端子を前記第3の接点23に各々接続して
いる。
【0025】以上のように、本発明では表示手段として
のディスプレイ32(第1の表示手段)及び光学部材操
作部に設けられた表示手段16(第2の表示手段)の2
種類が設けられている。
【0026】以下に、本発明の眼科装置の作用を説明す
る。
【0027】本発明では、第1の表示手段としてのディ
スプレイ32と、第2の表示手段としての光学部材操作
部に設けられた表示手段16にフィルター名称等の撮影
に関する情報を表示することを特徴とするものである
が、先ず第1の表示手段であるディスプレイ32の表示
について図2をも参照して説明する。
【0028】前記切換スイッチ部18の切換動作をTV
カメラ30を介してディスプレイ32の画像表示に連動
させて、被検眼像(眼底像)の表示を行うとともに、光
路Lに挿入されている赤外カットフィルター8,可視蛍
光フィルター(可視エキサイターフィルター,可視蛍光
バリアフィルター)9,赤外蛍光フィルター10の名称
を図2に示すように画面表示するようにしている。これ
によって、操作者は現在使用されているフィルター名を
知ることができ、どのような撮影が行われているかを容
易に判別することができる。
【0029】次に、上述した構成の眼底カメラ1の作用
を説明する。
【0030】先ず光学部材操作部における前記各赤外カ
ットフィルター8,可視蛍光フィルター9,赤外蛍光フ
ィルター10の光路Lへの挿脱動作と、前記表示手段
(第2の表示手段)を構成する各LED19a,19
b,19cの表示態様とを主にして説明する。
【0031】眼底カメラ1のオペレータ(検者)が操作
つまみ13を操作して例えば赤外カットフィルター8を
光路Lに挿入すると、このとき、前記操作片25は赤外
カットフィルター8に対応して第1の接点21に接触す
る。これにより、電源26,操作片25,第1の接点2
1,第1のLED19a,電源26に至る閉回路が形成
され、表示筒17内の第1のLEDは赤外カットフィル
ター8が光路Lに入っていることを示す黄色で発光す
る。これにより、オペレータは、赤外カットフィルター
8が光路Lに入っていることを認識できる。
【0032】同様に、可視蛍光フィルター9が光路Lに
挿入されたときは第2のLED19bが青色で発光し、
赤外蛍光フィルター10が光路Lに挿入されたときは第
3のLED19cが赤色で発光するので、オペレータは
表示筒17を見ることでこれらの状態を直ちに認識でき
る。
【0033】尚、上述した場合のほか、光路L内に撮影
用補助レンズを選択的に挿脱する補助レンズ操作部に上
述した場合と同様な表示手段を設けることも可能であ
る。
【0034】また、前記表示筒17内にLEDを設ける
代りに、スチールカメラ7におけるファインダーでLE
Dの発光を視認できるようにすることも可能である。
【0035】本発明は上述した実施例のほか、その要旨
の範囲内で種々の変形が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、撮影に使
用されている部材の情報が表示手段に表示されるように
したので、使用されている部材を直ちに認識して撮影態
様を容易に判別することができる。これにより、眼への
悪影響やフィルムの無駄等を回避しつつ撮影を行うこと
ができ、この結果適切な眼科診断を行うことが可能な眼
科装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である眼底カメラの側面図
【図2】本発明の実施例による表示手段の表示例を示す
【図3】本発明の実施例である眼底カメラの部分拡大斜
視図
【図4】本発明の実施例である眼底カメラの表示筒の拡
大断面図
【図5】本実施例の切換スイッチ部及び第1乃至第3の
LEDの回路図
【符号の説明】
1 眼底カメラ 4 装置本体 8 赤外カットフィルター 9 可視蛍光フィルター 10 赤外蛍光フィルター 12 光学部材操作部 16 表示手段 L 光路 M 被検者

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の撮影手段と、この撮影手段での
    撮影に供される被検眼像を表示する表示手段とを有し、
    この表示手段には前記撮影に供される被検眼像と、前記
    撮影手段の撮影に使用される部材の情報とを表示したこ
    とを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影に使用される部材の情報は、光
    学部材の名称であることを特徴とする請求項1記載の眼
    科装置。
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