JP2917969B2 - 論理等価性検証方法および論理等価性検証装置 - Google Patents

論理等価性検証方法および論理等価性検証装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は論理等価性検証方法
およびその装置に関し、特にレジスタの入力コーンおよ
び出力コーン上の情報を用いて未対応レジスタを対応付
けする論理等価性検証方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路の機能の検証手法として、従来から
シミュレーションによる検証手法が多くとられている。
特に、回路の機能をハードウェア記述言語(以下、HD
Lと記述する)で記述する設計手法においては、設計者
は、初めにHDLで記述した回路の機能動作をシミュレ
ーションによって確認し、さらにHDL記述から論理合
成システムや人手による変換によって生成された回路の
論理検証を、HDL記述に対するシミュレーション結果
をリファレンスとして、再びシミュレーションによる検
証を行っている。
【0003】しかし近年の回路の大規模化によって、十
分な検証精度をもつテストパターンを生成することが困
難になっており、また仮に十分な品質のテストパターン
が得られても、膨大な長さのテストパターンのシミュレ
ーションに多くの時間を要している。
【0004】このようなシミュレーションによる論理検
証手法に対して、特開平8−22485号公報(以下、
公報1と記述する)に記載されているように、リファレ
ンスとなる回路の論理と検証対象となる回路の論理とを
直接比較することによって、等価性検証を数学的に行う
論理比較手法が行われている。
【0005】論理比較手法は、組み合わせ回路の検証を
対象としている。組み合わせ回路に対して検証点の論理
を作成し、それを比較することによって行う。このとき
の論理表現としては、特開平06−20000号公報
(以下、公報2と記述する)に記載されているように、
2分決定グラフ(Binary Decision D
iagrams;以下、BDDと記述する)を用いるこ
とが多い。BDDは、入力変数の順序付けを行えば、等
価な論理のBDD表現が一意に決まるという特徴を持っ
ている。これは、検証点の論理をBDDとして表現する
ことができれば、等価性の判定が一瞬でできるというこ
とを表している。
【0006】一般に、順序回路の論理をBDDのように
一意に決まる形式で表現することは困難であるので、順
序回路の論理等価性検証は、順序回路を組み合わせ回路
に変換して行うことによって、組み合わせ回路の場合と
同じ手法で行う。順序回路を組み合わせ回路に変換する
ために、レジスタの出力端子を組み合わせ回路の入力と
して扱い、レジスタの入力端子を組み合わせ回路の出力
として扱う。
【0007】図10は、従来例における順序回路の論理
等価性検証を組合せ回路の論理等価性検証に変換する手
法のブロック図である。図10(a)は検証しようとす
る順序回路を示し、図10(b)は変換された組合わせ
回路を示している。図10(a)に示した順序回路は、
外部入力端子1001,1002と、外部出力端子10
03,1004と、レジスタ1005,1006と、組
合せ回路1007,1008とを有する構成となってい
る。図10(b)に示した組合わせ回路は、図10
(a)を検証するために、レジスタ1005,1006
が組合わせ回路1007の外部出力端子1009,10
10に置き換えられ、組合わせ回路1008の外部入力
端子1011,1012に置き換えられている。
【0008】論理比較法によって論理等価性検証を行う
場合には、検証する回路同士で外部入力端子および外部
出力端子を1対1に対応付けする必要がある。一般的
に、外部端子の名称は回路の表現方法が変わっても同じ
なので、名称によって容易に対応付けをすることが可能
である。
【0009】一方、順序回路の論理検証を組合せ回路の
論理検証に置き換える場合には、レジスタを入出力端子
に置き換えるだけでなく、さらに検証する回路同士でレ
ジスタを1対1に対応付けする必要がある。この場合に
おいても、レジスタの名称は対応付けを行うための有力
な情報となる。しかし、HDL記述を論理合成システム
によって合成した場合には、元のHDL記述の変数名な
どがレジスタの名称として残ることもあるが、最適化の
段階で全く関連のない名称になってしまうことも多い。
また、レジスタの命名規則は論理合成システムが異なれ
ば全く異なる場合がある。このような場合には、名称に
よる対応で全てのレジスタを1対1に対応付けることは
困難である。
【0010】図11は、従来例における論理比較による
論理等価性検証手法を示すブロック図であり、公報1に
記載されているものである。図11に示した論理等価性
検証手段1103は、検証対象となる回路記述110
1,1102を入力する。この回路記述1101,11
02は、一般的にはHDL記述やネットリストなどの回
路の動作を表現することができる記述の任意の組合せが
可能である。回路解析手段1104は、入力された回路
記述を解析し、外部端子、レジスタ、組合せ回路の認識
などを行う。レジスタ対応手段1105は、与えられた
2つの回路記述間で、自動または人手によってレジスタ
の対応を行う。論理抽出手段1106は、組合せ回路の
論理を、検証点毎のBDDなどの論理表現として抽出を
行う。抽出論理1107,1108はそれぞれ、回路記
述1101,1102から抽出された検証点毎の論理で
ある。論理比較手段1109は、抽出された検証点毎の
論理を比較して、論理が一致しているか否かを判定す
る。レポートファイル1110は、検証結果のレポート
および不一致箇所を特定するための情報が出力される。
不一致箇所を特定するための情報としては、不一致とな
った検証点の名称、不一致を起こさせる入力パタン、不
一致の度合を示す論理表現すなわち不一致となった論理
式同士の排他的論理和をとった論理などが出力される。
【0011】レジスタ対応手段1105におけるレジス
タの対応付け手段としては、公報1の請求項2および請
求項4に記載されているように、名称による対応付け処
理を行うことが一般的に行われている。しかし、前述の
ように名称による対応付け処理では完全な対応がとれな
い場合がある。
【0012】次に、図11に示した論理等価性検証手段
の動作を説明する。図12は、図11に示した論理等価
性検証手段の処理を説明するためのフローチャートであ
る。図12の動作は公報1の図2と同じであるので詳細
な説明は省略し、概要のみを説明する。
【0013】初めに、比較回路C1,C2に対してレジ
スタの段数であるレベル(到達レベル)Lを求める(S
1201)。次に、レジスタのレベル毎に、入力コーン
上に同じ入力を持つレジスタ同士を対応候補とし、その
ような対応候補R1,R2を1組ずつ選択し、R1,R
2の論理比較を行う。論理が一致した場合にはR1とR
2とを対応付けし、一致しない場合には別の組合せを試
みる(S1202〜S1214)。なお、回路中にフィ
ードバックレジスタが存在する場合には、S1203で
求める入力コーン上の入力端子集合φには、レベルLよ
りも大きなレベルを持つレジスタを含む場合がある。
【0014】図13は、図12に示したレジスタの到達
レベルを説明するためのブロック図である。図13に示
した回路は、外部入力端子1301,1302と、外部
出力端子1303,1304と、組合せ回路1305,
1308,1311と、レジスタ1306,1307,
1309,1310とを有する構成となっている。レジ
スタの到達レベルLは、外部入力端子1301,130
2から出力方向に、組合せ回路1305,1308,1
311を辿ることによって得られる。まず、外部入力端
子1301,1302から、組合せ回路1305のみを
経由して到達可能なレジスタ1306,1307のレベ
ルLをレベル1とする。その後、組合わせ回路のみを辿
っていき、組合せ回路のみを経由して到達可能なレジス
タに到達する度に、レジスタのレベルLを1増やしてい
く。したがって、レジスタ1309,1310のレベル
Lはレベル2となる。なお、回路中にフィードバックル
ープが存在する場合には、既にレベルが決定しているレ
ジスタに到達してフィードバックループを検出した時点
で、それ以降の探索は中止して、既に定まっていたレジ
スタのレベルLを優先する。フィードバックループ13
12がある場合には、レベル2のレジスタから探索を行
って到達するレジスタ1307は既にレベル付けが終っ
ているので、そこで探索を中止する。
【0015】図13に示した例においては、図12のS
1203の処理におけるレベル1のレジスタ1307の
入力端子集合φには、レベル2のレジスタ1310など
が含まれる。この場合には、レベル2のレジスタはまだ
対応がとれていない。このため、このようなレジスタに
ついては、順に仮の対応付けを行ってから論理比較を行
う。そこで論理が一致していれば、その仮の対応付けを
正しいものとする。また、自動で対応付けを行うことが
困難な場合には、ある程度人手で指定する方法もある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】順序回路にはレジスタ
を経由したフィードバックループが存在することが一般
的であるが、上記従来の処理では、フィードバックルー
プが存在する場合にはφ中の未対応レジスタに対して仮
対応を行って処理している。ここで、仮対応が間違った
対応であった場合には、論理は一致しない。その場合に
は、異なった仮対応の組合せを試みることになる。φ中
に存在する未対応レジスタの数は、一般に回路中のフィ
ードバックループの数に応じて増加すると考えられる。
N個ずつの要素の1対1の対応付けの組合せ数はN!に
なるので、Nが大きくなると全ての組合せを試みること
は不可能である。したがってフィードバックループの数
が多い回路に対しては、仮対応の繰り返し処理が非常に
多くなり、多くの処理時間を要するという問題点があ
る。
【0017】また、回路の設計段階において、設計初期
の回路には含まれなかったテスト用の回路が挿入される
場合がある。図14は、設計段階においてテスト用回路
が挿入された回路を示す図である。図14(a)は単純
なDフリップフロップを有する回路であり、図14
(b)は、図14(a)に示した回路にテスト用回路を
付加したものである。図14(a)に示したDフリップ
フロップ1404は、データ入力端子1401およびク
ロック入力端子1402からデータおよびクロックを入
力し、データ出力端子1403から出力する。図14
(b)に示したDフリップフロップ1410は、リセッ
ト端子1417が付いている。テスト用リセット端子1
405の値を1にセットすることによって、レジスタの
状態値を0に初期化する。マルチプレクサ1408およ
びバッファ1409は付加されたテスト用回路である。
テスト用制御端子1407に値1をセットすることによ
って回路はテストモードとなり、テスト用データ入力端
子1406から入力された信号がマルチプレクサ140
8を経由してDフリップフロップ1410に入力され
る。図14(c)に示すように、テスト用リセット端子
1405に値0をセットし、テスト用制御端子1407
に値0をセットすることによって、図14(b)に示し
た回路は図14(a)と同じ通常動作モードとなり、デ
ータ入力端子1401から入力された信号が、マルチマ
ルチプレクサ1408を経由してDフリップフロップ1
410に入力される。
【0018】図14(a)と図14(b)とのレジスタ
の論理等価性検証を行う場合には、回路が通常動作とな
るようにテスト用入力信号に対して定数信号を入力した
状態で行う必要がある。しかし、その場合でもレジスタ
の対応付けを行うために従来技術による入力コーンの入
力信号による分類を行ったのでは、レジスタの対応付け
が不可能となる。例えば、Dフリップフロップ1404
のデータ入力に対する入力コーン上の入力信号の集合は
φ1401であるが、Dフリップフロップ1410のデ
ータ入力に対する入力コーン上の入力信号の集合はφ1
401,1406,1407となり、Dフリップフロッ
プ1404とDフリップフロップ1410との対応付け
を行うことができない。すなわち、テスト用回路が挿入
された回路と挿入される前の回路との論理等価性検証に
は、従来技術の方法を適用することができないという問
題点がある。
【0019】このような点に鑑み本発明は、効率良く論
理等価性検証を行うことが可能な論理等価性検証装置お
よび論理等価性検証方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の論理等価性検証
方法は、回路の動作を表現することができる回路記述を
用いて第1の回路および第2の回路の情報を入力し、該
第1の回路と第2の回路との間で、該第1の回路が備え
る第1の外部入力端子と該第2の回路が備える第2の外
部入力端子との対応付けと、該第1の回路が備える第1
の外部出力端子と該第2の回路が備える第2の外部出力
端子との対応付けと、該第1の回路が備える第1のレジ
スタと該第2の回路が備える第2のレジスタとの対応付
けとを1対1に行い、該第1の外部入力端子と該第1の
外部出力端子との間の組合わせ回路部分と、該第2の外
部入力端子と該第2の外部出力端子との間の組合わせ回
路部分との論理等価性の検証と、該第1の外部入力端子
と該第1のレジスタとの間の組合わせ回路部分と、該第
2の外部入力端子と該第2のレジスタとの間の組合わせ
回路部分との論理等価性の検証と、該第1のレジスタと
該第1の外部出力端子との間の組合わせ回路部分と、該
第2のレジスタと該第2の外部出力端子との間の組合わ
せ回路部分との論理等価性の検証とを行って、該第1の
回路と該第2の回路との論理等価性を検証する論理等価
性検証方法であって、該第1の回路および該第2の回路
のそれぞれが備える第1の対象レジスタおよび第2の対
象レジスタの第1の入力コーンおよび第2の入力コーン
を求める第1のステップと、該第1の入力コーンおよび
該第2の入力コーンの入力信号となる該第1の外部入力
端子および該第2の外部入力端子と、第1の対応済みレ
ジスタおよび第2の対応済みレジスタと、第1の未対応
レジスタおよび第2の未対応レジスタと、第1のセルフ
ループの有無および第2のセルフループの有無とを抽出
する第2のステップと、該第1の回路および該第2の回
路のそれぞれが備える該第1の対象レジスタおよび該第
2の対象レジスタの第1の出力コーンおよび第2の出力
コーンを求める第3のステップと、該第1の出力コーン
および該第2の出力コーンの出力信号となる該第1の外
部出力端子および該第2の外部出力端子と、第3の対応
済みレジスタおよび第4の対応済みレジスタと、第3の
未対応レジスタおよび第4の未対応レジスタと、第3の
セルフループの有無および第4のセルフループの有無と
を抽出する第4のステップと、該第1および第2の外部
入力端子の情報と、該第1および第2の対応済みレジス
タの情報と、該第1および第2の未対応レジスタの情報
と、該第1および第2のセルフループの有無の情報と、
該第1および第2の外部出力端子の情報と、該第3およ
び第4の対応済みレジスタの情報と、該第3および第4
の未対応レジスタの情報と、該第3および第4のセルフ
ループの有無の情報との、全部または一部を用いて該第
1ないし第4の未対応レジスタを分類し、共通に分類さ
れるレジスタ群をグループ分けする第5のステップと、
該グループ分けによって同じグループに属する該第1の
回路の該第1または第3の未対応レジスタと該第2の回
路の該第2または第4の未対応レジスタとが、それぞれ
1個ずつになるように、該第1の回路の該第1および第
3の未対応レジスタと該第2の回路の該第2および第4
の未対応レジスタとを対応付けする第6のステップとを
有する。
【0021】上記本発明の論理等価性検証方法は、前記
第1のステップの前に、定数信号の伝搬処理を行い、該
定数信号によって動作しなくなる部分回路の接続を切断
する第7のステップを備えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。本発明の実施の形態におけ
る論理比較による論理等価性検証手法を示すブロック図
は、図11に示した従来例におけるブロック図と同様で
ある。
【0023】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるレジスタ対応手段の動作を示す
フローチャートである。以下に、図1に示した各ステッ
プの概要について説明する。
【0024】初めに、レジスタの初期固有情報を収集す
る(S101)。等価な固有情報を持つレジスタをグル
ープ分けする(S102)。グループ分けによって1対
1の対応が可能となったレジスタを対応付ける(S10
3)。S103の処理で新しい対応付けが発生したか否
かを判定し(S104)、発生していればS105に進
み、発生していなければS106に進む。新しい対応付
けが発生していれば、全てのレジスタが対応付けられて
いるか否かを判定し(S105)、対応済みならば処理
を終了し、未対応レジスタが残っていればS101以降
の処理を繰り返す。新しい対応付けが発生していなけれ
ば、レジスタに対する未収集情報が存在するか否かを判
定し(S106)、存在すればS107に進み、存在し
なければ処理を終了する。レジスタに対する新たな固有
情報の収集を行い(S107)、S102以降の処理を
繰り返す。
【0025】図2は、図1の処理でグループ分けされた
レジスタのグループ内の要素数と対応付けの可否との関
係を示す図であり、未対応レジスタの1対1の対応の可
否を示している。
【0026】図2において、グループaの場合には、回
路1には1個のレジスタが含まれ、回路2には0個のレ
ジスタが含まれるので、対応付けをすることができな
い。グループbの場合には、回路1には1個のレジスタ
が含まれ、回路2には1個のレジスタが含まれるので、
1対1の対応が可能となり、対応付けが行われる。グル
ープcの場合には、回路1に複数のレジスタが含まれる
ので、回路2のレジスタ数に関わりなく、対応付けをす
ることができない。なお、回路1の要素数と回路2の要
素数とが逆の場合も同じである。
【0027】図3は、図1におけるレジスタの固有情報
を収集する動作の詳細を示すフローチャートであり、S
101およびS107の動作の詳細を示している。以下
に、各ステップの概要について説明する。
【0028】収集の対象となる未対応レジスタを1個選
択する(S301)。レジスタに対する入力コーンを求
める(S302)。入力コーンの入力端子の分類を行う
(S303)。レジスタに対する出力コーンを求め(S
304)、出力コーンの出力端子の分類を行う(S30
5)。未処理の未対応レジスタが存在するか否かを判定
する(S306)。未処理の未対応レジスタが残ってい
れば、S301以降の処理を繰り返す。未処理の未対応
レジスタが残っていなければ、処理を終了する。
【0029】図4は、図3に示した処理を説明するため
のブロック図である。図4を用いて図3の処理を説明す
る。
【0030】図4に示した回路は、固有情報を求めよう
とするレジスタ401と、レジスタ401に対する入力
コーン402と、入力コーン402の入力端における外
部入力端子404,405と、入力コーン402の入力
端における対応済みレジスタ406と、入力コーン40
2の入力端における未対応レジスタ407と、レジスタ
401に対する出力コーン403と、出力コーン403
の出力端における外部入力端子408,409と、出力
コーン403の出力端における対応済みレジスタ410
と、出力コーン403の出力端における未対応レジスタ
411とを有する構成となっている。入力コーン402
と出力コーン403とは、組合せ回路のみを経由する自
己フィードバックループ412で接続されている。
【0031】対象となるレジスタ401を起点として、
入力側に組合せ回路を辿ることによって、入力コーン4
02およびその入力端における外部入力端子404,4
05の集合、対応済みレジスタ406,410の集合、
未対応レジスタ407,411の集合、自己フィードバ
ックループ412の有無を、容易に求めることができ
る。
【0032】このようなレジスタ固有の入力コーン情報
CIを、CI(レジスタ)={(入力端子集合),(対
応済みレジスタ集合),(未対応レジスタ集合),自己
フィ−ドバックの有無}と表現する。ここで、自己フィ
ードバックの有無は、自己フィードバックループが存在
する場合には1を記述し、存在しない場合には0を記述
するものとする。レジスタ401の入力コーン情報CI
は、 CI(401)={(404,405),(406),(407),1} (1) となる。
【0033】出力コーンに関する情報も入力コーンと同
様に求めることができる。これらの出力コーン情報CO
を、CO(レジスタ)={(出力端子集合),(対応済
みレジスタ集合),(未対応レジスタ集合),自己フィ
−ドバックの有無}と表現する。レジスタ401の出力
コーン情報COは、 CO(401)={(408,409),(410),(411),1} (2) となる。
【0034】なお、実際の処理においては、最初から全
ての入力コーン情報と出力コーン情報を求める必要はな
い。例えば、図1に示したS101の初期固有情報とし
て入力コーン情報のみを収集し、その情報だけでは全て
のレジスタの対応をとることができなかった場合には、
S107の追加固有情報として出力コーン情報を収集す
ることができる。
【0035】図5は、図4における入力コーン情報を用
いてレジスタを分類する動作を示すフローチャートであ
り、レジスタの2個の入力コーン情報CIを比較して、
一致するか否かを判定する方法を示している。以下に、
入力コーン情報による比較の各ステップの概要について
説明する。
【0036】初めに、入力端子の集合が全て同じ要素で
構成されているか否かを比較し(S501)、1個でも
不一致があれば、入力コーン情報は不一致であるとして
処理を終了する。対応済みレジスタ集合を同じように比
較し(S502)、1個でも不一致があれば、入力コー
ン情報は不一致であるとして処理を終了する。未対応レ
ジスタの要素の個数を比較し(S503)、一致してい
なければ、入力コーン情報は不一致であるとして処理を
終了する。自己フィードバック情報の有無を比較し(S
504)、一致していなければ、入力コーン情報は不一
致であるとして処理を終了する。一致していれば、入力
コーン情報は一致しているとして処理を終了する。出力
コーン情報による比較も同様に処理することができる。
【0037】図6は、図3に示したレジスタの固有情報
を収集する動作を実際にレジスタ対応付け処理に適用し
た場合のブロック図である。
【0038】図6における以下の説明では、全ての外部
端子の対応はとれているが、全てのレジスタの対応はと
れていないものと仮定する。また、本来は2個の回路同
士のレジスタの対応をとる必要があるが、ここでは1回
路内のレジスタを分類するための手順を示す。各々の回
路のレジスタを分類することによって、それぞれの回路
同士で同じ固有情報を持つレジスタ対は1対1の対応が
可能となるので、上述の手順を示すだけで十分である。
【0039】まず、図6(a)について説明する。図6
(a)に示した回路は、外部入力端子601,602,
603と、外部出力端子604,605,606と、レ
ジスタ607〜611とを有する構成となっている。ま
た、例えば外部入力端子601とレジスタ607とを接
続する線は、外部入力端子601からレジスタ607へ
の組合せパスが存在することを示している。さらに、外
部入出力端子とレジスタとを接続する線およびレジスタ
とレジスタとを接続する線も、同じことを示している。
図1に示したS101におけるレジスタの初期固有情報
として、ここでは入力コーン情報を用いる。各レジスタ
の入力コーン情報CIは、 CI(607)={(601,602),(),(),0} (3) CI(608)={(602,603),(),(),0} (4) CI(609)={(602,603),(),(),0} (5) CI(610)={(),(),(607,608,609),0} (6) CI(611)={(),(),(607,608,609),0} (7) となる。
【0040】ここで、S102におけるレジスタのグル
ープ分けを入力コーン情報を用いて行うと、グループ1
=(607),グループ2=(608,609),グル
ープ3=(610,611)となる。このとき、レジス
タ607は1個だけのグループとなっているので、1対
1の対応付けが可能となる。一方、例えばレジスタ60
8とレジスタ609とは同じ情報を持っているので、1
対1の対応付けをすることができない。
【0041】ここではレジスタ607が対応付けされた
ものとして、S103以降の処理を継続する。S104
においては、新しい対応付けがあったので、S105に
処理を移す。S105においては、未対応レジスタが残
っているので、再びS101に戻る。S101において
は、レジスタ607を対応済みレジスタとして、再び未
対応レジスタの入力コーン情報CIを求めると、 CI(608)={(602,603),(),(),0 } (8) CI(609)={(602,603),(),(),0 } (9) CI(610)={(),(),(607),(608,609),0} (10) CI(611)={(),(),(607),(608,609),0} (11) となる。
【0042】ここでは新たな対応付けが起こらないの
で、S106に処理が移る。S106においては、未収
集情報として出力コーン情報があるので、S107に処
理が移る。S107において、追加情報として出力コー
ン情報COを求めると、 CO(608)={(605),(),(610,611),0} (12) CO(609)={(),(),(610,611),0} (13) CO(610)={(604),(),(),0} (14) CO(611)={(606),(),(),0} (15) となる。
【0043】ここで、S102におけるレジスタのグル
ープ分けを出力コーン情報を用いて行うと、グループ1
=(608),グループ2=(609),グループ3=
(610),グループ4=(611)となる。このよう
にして、全てのレジスタが1個だけのグループに分類す
ることができたので、全てのレジスタの対応付けが可能
となる。
【0044】図6(b)を用いて、レジスタを経由した
フィードバックループのあるレジスタの場合を説明す
る。図6(b)に示した回路は、外部入力端子620,
621と、外部出力端子622と、レジスタ623〜6
26とを有する構成となっている。フィードバックルー
プ627は、レジスタ623からレジスタ625,62
6を経由してフィードバックする。フィードバックルー
プ628は、レジスタ624からレジスタ625,62
6を経由してフィードバックする。初期入力コーン情報
CIは、 CI(623)={(620),(),(626),0} (16) CI(624)={(621),(),(626),0} (17) CI(625)={(),(),(623,624),0} (18) CI(626)={(),(),(625),0} (19) となる。
【0045】レジスタ623,624は対応付け可能で
あるので、これを対応済みとし、再度入力コーン情報C
Iを作成すると、 CI(625)={(),(623,624),(),0} (20) CI(626)={(),(),(625),0} (21) となる。
【0046】これで、残りのレジスタ625,626も
対応付けされる。このようにフィードバックループを複
数含む回路であっても、未対応レジスタを未対応レジス
タ集合として分類することによって、レジスタの対応付
けが可能となる。
【0047】図6(c)を用いて、セルフループを持つ
レジスタを含む回路の場合を説明する。図6(c)に示
した回路は、外部入力端子640,641と、外部出力
端子642,643と、レジスタ644〜647とを有
する構成となっている。フィードバックループ648
は、レジスタ644におけるセルフループである。初期
入力コーン情報CIは、 CI(644)={(640,641),(),(),1} (22) CI(645)={(640,641),(),(),0} (23) CI(646)={(),(),(644),0} (24) CI(647)={(),(),(645),0} (25) となる。
【0048】ここで、レジスタ644,645はセルフ
ループの有無で区別が可能であるので、それぞれ対応付
けが可能となる。レジスタ644,645を対応済みと
して再度入力コーン情報CIを作成すると、 CI(646)={(),(644),(),0} (26) CI(647)={(),(645),(),0} (27) となる。
【0049】このように、レジスタ646,647は対
応付けが可能となる。このようにセルフループを持つレ
ジスタを含む回路であっても、セルフループの情報を有
効に用いることによって、レジスタの対応付けが可能と
なる。
【0050】[第2の実施の形態]図7は、本発明の第
2の実施の形態におけるレジスタ対応手段の動作を示す
フローチャートであり、請求項2の定数信号の伝搬処理
を行って定数信号によって動作しなくなる部分回路の接
続を切断する動作を示している。
【0051】初めに、回路内の定数信号を全て登録する
(S701)。未処理の定数信号を1個選択し(S70
2)、未処理の定数信号が存在しなければ処理を終了す
る。選択した信号の未処理のファンアウトを選択し(S
703)、未処理のファンアウトが存在しなければS7
02以降の処理を繰り返す。選択したファンアウト先の
ゲートの入力端子に、定数であることを示す定数フラグ
およびカット点であることを示すカットフラグを設定す
る(S704)。ゲートの入力端子が組合わせ回路の終
点であるか否かを判定し(S705)、ゲートが組合せ
回路の終点であればS703以降の処理を繰り返す。ゲ
ートが組合わせ回路の終点でなければ、ゲートの論理を
入力端子の定数フラグを考慮して計算する(S70
6)。ゲートの論理で使用されなくなった入力端子に対
してカットフラグを設定する(S707)。ゲートの出
力端子が定数になったか否かを判定し(S708)、定
数でなければS703以降の処理を繰り返す。定数であ
れば、ゲートの出力信号を定数信号として登録する(S
709)。
【0052】図7に示した処理を図14に示した回路に
適用した例を以下に示す。図14(b)に示した回路を
通常動作で用いる場合には、テスト用リセット端子14
05は、信号値を0に固定しておく。また、テスト用制
御端子1407は、回路が通常モードで動作するように
信号値を0に固定しておく。以上の2個の入力端子を定
数に固定しておくことによって、図14(b)は通常動
作をとるので、この状態で図14(a)と検証すること
ができる。
【0053】次に、図7に示した処理を図14(b)に
示した回路に適用した例を以下に示す。S701におい
て、初期定数信号としてテスト用リセット端子1405
とテスト用制御端子1407とを、共に値を0として登
録する。ここで、定数信号として登録された信号には、
図14(b)中で‘/’および定数値を示している。例
えば、1418はテスト用リセット端子1405からの
外部入力信号に値0が設定されていることを示してい
る。S702において、未処理の定数信号としてテスト
用リセット端子1405からの外部入力信号を選択す
る。S703において、テスト用リセット端子1405
のファンアウト先の未処理のDフリップフロップのリセ
ット端子1417を選択する。S704において、リセ
ット端子1417に値0の定数フラグおよびカットフラ
グを設定する。S705において、リセット端子141
7は組合せ回路の終点であるので、S703に戻る。S
703においては、テスト用リセット端子1405には
未処理のファンアウトが存在しないので、S702に戻
る。
【0054】S702においては、次の未処理の定数信
号であるテスト用制御端子1407を選択する。S70
3においては、ファンアウト先の未処理のバッファ14
09の入力端子1415を選択し、S704において、
入力端子1415に値0の定数フラグおよびカットフラ
グを設定する。S706においては、バッファ1409
の出力端子1416の論理を入力端子1415の定数フ
ラグを考慮して計算すると、定数0となる。S707に
おいては、未使用の入力端子1415にカットフラグを
設定する。S708,S709においては、出力端子1
416は定数の論理をもつので値0の定数信号として登
録し、S703に戻る。S703においては、未処理の
ファンアウトが存在しないので、S702に戻る。
【0055】S702においては、次の未処理の定数信
号である出力端子1416を選択する。値は0である。
S703〜S706の処理で入力端子の定数フラグを考
慮したマルチプレクサ1408の出力端子1414の論
理式は、(1414)=(1401)となる。S707
においては、上記の論理式で使用されていないマルチプ
レクサ1408の入力端子1412および1413にカ
ットフラグを設定する。これ以外に未処理の定数信号は
存在しないので、処理を終了する。
【0056】図14(c)は、図14(b)に上記の手
法を適用した結果を示す。図14(c)中では、定数信
号として登録されたテスト用リセット端子1405、テ
スト用制御端子1407、バッファ1409の出力端子
1416には、‘/’および定数値が記されている。カ
ットフラグが設定された端子1410,1415,14
13,1412には×印が記されており、定数フラグが
設定された端子1410,1415,1413には定数
値が記されている。点線で示した信号線はカットフラグ
によって切断されたものを示している。
【0057】図8は、図7に示した処理で得られた回路
の入力コーンを求める全体の動作を示すフローチャート
である。図8においては、1個のレジスタに対して処理
を行う。
【0058】処理対象となるレジスタを選択する(S8
01)。未処理の入力端子が存在するか否かを判定する
(S802)。未処理の入力端子が存在しなければ、処
理を終了する。未処理の入力端子が存在すれば、選択し
た入力端子にカットフラグが存在するか否かを判定する
(S803)。選択した入力端子がカットフラグを持っ
ていれば、S802以降の処理を繰り返す。選択した入
力端子がカットフラグを持っていなければ、ファンイン
側のゲートに移動し(S804)、移動したゲートを引
数にしてサブルーチンSEARCH_CIをコールし
(S805)、S802以降の処理を繰り返す。
【0059】図9は、図8に示したサブルーチンSEA
RCH_CIの動作を示すフローチャートであり、再帰
的なサブルーチンとなっている。図9に示した処理は、
与えられたゲートのファンイン側を探索して、入力端子
集合を設定する。
【0060】初めに、ゲートが処理済みであるか否かを
判定する(S901)。ゲートが処理済みであれば、処
理を終える。ゲートが処理済みでなければ、ゲートに探
索済みであることを示すフラグを設定する(S90
2)。ゲートが外部入力端子であるか否かを判定する
(S903)。ゲートが外部入力端子である場合には、
ゲートを入力コーン上の入力端子として登録して(S9
04)、処理を終了する。ゲートが外部入力端子でなけ
れば、ゲートがレジスタであるか否かを判定する(S9
05)。ゲートがレジスタである場合には、ゲートが探
索を開始したレジスタであるか否かを判定する(S90
6)。ゲートが探索を開始したレジスタであれば、セル
フループがあったことを記録する(S907)。ゲート
が探索を開始したレジスタでなければ、ゲートをレジス
タを入力コーン上のレジスタとして登録する(S90
8)。S905においてゲートがレジスタでなければ、
ゲートの未処理の入力端子があるか否かを判定する(S
909)。ゲートの未処理の入力端子がなければ、処理
を終了する。ゲートの未処理の入力端子があれば、選択
した入力端子にカットフラグがあるか否かを判定する
(S910)。選択した入力端子にカットフラグがあれ
ば、S909以降の処理を繰り返す。選択した入力端子
にカットフラグがなければ、入力側ゲートを選択する
(S911)。入力側ゲートを引数としてサブルーチン
SEARCH_PIをコールし(S912)、S909
以降の処理を繰り返す。
【0061】図8および図9の処理を図14(a)およ
び図14(b)に適用すると、いずれの場合も、入力コ
ーン情報CIは、 CI={(1401,1402),(),(),0} (28) となる。
【0062】したがって、レジスタ1404とレジスタ
1410とを対応付けることが可能となる。このよう
に、あらかじめ定数信号によって切断される信号線を検
出しておくことによって、テスト用回路などが付加され
た回路についても、レジスタの対応付けが可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、請求項1
および請求項3によれば、未対応レジスタの入力コーン
上の外部入力端子の情報と、対応済みレジスタの情報
と、未対応レジスタの情報と、未対応レジスタの出力コ
ーン上の外部出力端子の情報と、対応済みレジスタの情
報と、未対応レジスタの情報と、セルフループの有無の
情報との全部または一部を用いて未対応レジスタを対応
付けることによって、フィードバックループを含む回路
であっても、自動的にレジスタの対応をとることがで
き、効率良く論理等価性検証を行うことができるという
効果を有する。
【0064】また、請求項2および請求項4によれば、
レジスタ同士を対応付ける処理の前に定数信号の伝搬処
理を行い、定数信号によって動作しなくなる部分回路の
接続を切断することによって、テスト回路が挿入された
回路のレジスタとテスト回路が挿入される前の回路のレ
ジスタとの対応を自動的にとることができ、効率良く論
理等価性検証を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるレジスタ対
応手段の動作を示すフローチャート
【図2】図1の処理でグループ分けされたレジスタのグ
ループ内の要素数と対応付けの可否との関係を示す図
【図3】図1におけるレジスタの固有情報を収集する動
作を示すフローチャート
【図4】図3に示した処理を説明するためのブロック図
【図5】図4における入力コーン情報を用いてレジスタ
を分類する動作を示すフローチャート
【図6】図3に示したレジスタの固有情報を収集する動
作を実際にレジスタ対応付け処理に適用した場合のブロ
ック図
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるレジスタ対
応手段の動作を示すフローチャート
【図8】図7に示した処理で得られた回路の入力コーン
を求める全体の動作を示すフローチャート
【図9】図8に示したサブルーチンSEARCH_CI
の動作を示すフローチャート
【図10】従来例における順序回路の論理等価性検証を
組合せ回路の論理等価性検証に変換する手法のブロック
【図11】従来例における論理比較による論理等価性検
証手法を示すブロック図
【図12】図11に示した論理等価性検証手段の処理を
説明するためのフローチャート
【図13】図12に示したレジスタの到達レベルを説明
するためのブロック図
【図14】設計段階においてテスト用回路が挿入された
回路を示す図
【符号の説明】
401 レジスタ 402 入力コーン 403 出力コーン 406,410 対応済レジスタ 407,411 未対応レジスタ 607〜611,623〜626,644〜647
レジスタ 1005,1006 レジスタ 1007,1008 組合わせ回路 1101,1102 回路記述 1103 論理等価性検証手段 1104 回路解析手段 1105 レジスタ対応手段 1106 論理抽出手段 1107,1108 抽出論理 1109 論理比較手段 1110 レポートファイル 1305,1308,1311 レジスタ 1306,1307,1309,1310 組合わせ
回路 1404 Dフリップフロップ 1408 マルチプレクサ 1409 バッファ 1410 リセット端子付きDフリップフロップ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路の動作を表現することができる回路
    記述を用いて第1の回路および第2の回路の情報を入力
    し、該第1の回路と第2の回路との間で、該第1の回路
    が備える第1の外部入力端子と該第2の回路が備える第
    2の外部入力端子との対応付けと、該第1の回路が備え
    る第1の外部出力端子と該第2の回路が備える第2の外
    部出力端子との対応付けと、該第1の回路が備える第1
    のレジスタと該第2の回路が備える第2のレジスタとの
    対応付けとを1対1に行い、該第1の外部入力端子と該
    第1の外部出力端子との間の組合わせ回路部分と、該第
    2の外部入力端子と該第2の外部出力端子との間の組合
    わせ回路部分との論理等価性の検証と、該第1の外部入
    力端子と該第1のレジスタとの間の組合わせ回路部分
    と、該第2の外部入力端子と該第2のレジスタとの間の
    組合わせ回路部分との論理等価性の検証と、該第1のレ
    ジスタと該第1の外部出力端子との間の組合わせ回路部
    分と、該第2のレジスタと該第2の外部出力端子との間
    の組合わせ回路部分との論理等価性の検証とを行って、
    該第1の回路と該第2の回路との論理等価性を検証する
    論理等価性検証方法において、 該第1の回路および該第2の回路のそれぞれが備える第
    1の対象レジスタおよび第2の対象レジスタの第1の入
    力コーンおよび第2の入力コーンを求める第1のステッ
    プと、 該第1の入力コーンおよび該第2の入力コーンの入力信
    号となる該第1の外部入力端子および該第2の外部入力
    端子と、第1の対応済みレジスタおよび第2の対応済み
    レジスタと、第1の未対応レジスタおよび第2の未対応
    レジスタと、第1のセルフループの有無および第2のセ
    ルフループの有無とを抽出する第2のステップと、 該第1の回路および該第2の回路のそれぞれが備える該
    第1の対象レジスタおよび該第2の対象レジスタの第1
    の出力コーンおよび第2の出力コーンを求める第3のス
    テップと、 該第1の出力コーンおよび該第2の出力コーンの出力信
    号となる該第1の外部出力端子および該第2の外部出力
    端子と、第3の対応済みレジスタおよび第4の対応済み
    レジスタと、第3の未対応レジスタおよび第4の未対応
    レジスタと、第3のセルフループの有無および第4のセ
    ルフループの有無とを抽出する第4のステップと、 該第1および第2の外部入力端子の情報と、該第1およ
    び第2の対応済みレジスタの情報と、該第1および第2
    の未対応レジスタの情報と、該第1および第2のセルフ
    ループの有無の情報と、該第1および第2の外部出力端
    子の情報と、該第3および第4の対応済みレジスタの情
    報と、該第3および第4の未対応レジスタの情報と、該
    第3および第4のセルフループの有無の情報との、全部
    または一部を用いて該第1ないし第4の未対応レジスタ
    を分類し、共通に分類されるレジスタ群をグループ分け
    する第5のステップと、 該グループ分けによって同じグループに属する該第1の
    回路の該第1または第3の未対応レジスタと該第2の回
    路の該第2または第4の未対応レジスタとが、それぞれ
    1個ずつになるように、該第1の回路の該第1および第
    3の未対応レジスタと該第2の回路の該第2および第4
    の未対応レジスタとを対応付けする第6のステップとを
    有することを特徴とする、論理等価性検証方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のステップの前に、定数信号の
    伝搬処理を行い、該定数信号によって動作しなくなる部
    分回路の接続を切断する第7のステップを備えることを
    特徴とする、請求項1に記載の論理等価性検証方法。
  3. 【請求項3】 回路の動作を表現することができる回路
    記述を用いて第1の回路および第2の回路の情報を入力
    する手段と、該第1の回路と第2の回路との間で、該第
    1の回路が備える第1の外部入力端子と該第2の回路が
    備える第2の外部入力端子との対応付けと、該第1の回
    路が備える第1の外部出力端子と該第2の回路が備える
    第2の外部出力端子との対応付けと、該第1の回路が備
    える第1のレジスタと該第2の回路が備える第2のレジ
    スタとの対応付けとを1対1に行う手段と、該第1の外
    部入力端子と該第1の外部出力端子との間の組合わせ回
    路部分と、該第2の外部入力端子と該第2の外部出力端
    子との間の組合わせ回路部分との論理等価性の検証と、
    該第1の外部入力端子と該第1のレジスタとの間の組合
    わせ回路部分と、該第2の外部入力端子と該第2のレジ
    スタとの間の組合わせ回路部分との論理等価性の検証
    と、該第1のレジスタと該第1の外部出力端子との間の
    組合わせ回路部分と、該第2のレジスタと該第2の外部
    出力端子との間の組合わせ回路部分との論理等価性の検
    証とを行う手段とを有し、該第1の回路と該第2の回路
    との論理等価性を検証する論理等価性検証装置におい
    て、 該第1の回路および該第2の回路のそれぞれが備える第
    1の対象レジスタおよび第2の対象レジスタの第1の入
    力コーンおよび第2の入力コーンを求める第1の手段
    と、 該第1の入力コーンおよび該第2の入力コーンの入力信
    号となる該第1の外部入力端子および該第2の外部入力
    端子と、第1の対応済みレジスタおよび第2の対応済み
    レジスタと、第1の未対応レジスタおよび第2の未対応
    レジスタと、第1のセルフループの有無および第2のセ
    ルフループの有無とを抽出する第2の手段と、 該第1の回路および該第2の回路のそれぞれが備える該
    第1の対象レジスタおよび該第2の対象レジスタの第1
    の出力コーンおよび第2の出力コーンを求める第3の手
    段と、 該第1の出力コーンおよび該第2の出力コーンの出力信
    号となる該第1の外部出力端子および該第2の外部出力
    端子と、第3の対応済みレジスタおよび第4の対応済み
    レジスタと、第3の未対応レジスタおよび第4の未対応
    レジスタと、第3のセルフループの有無および第4のセ
    ルフループの有無とを抽出する第4の手段と、 該第1および第2の外部入力端子の情報と、該第1およ
    び第2の対応済みレジスタの情報と、該第1および第2
    の未対応レジスタの情報と、該第1および第2のセルフ
    ループの有無の情報と、該第1および第2の外部出力端
    子の情報と、該第3および第4の対応済みレジスタの情
    報と、該第3および第4の未対応レジスタの情報と、該
    第3および第4のセルフループの有無の情報との、全部
    または一部を用いて該第1ないし第4の未対応レジスタ
    を分類し、共通に分類されるレジスタ群をグループ分け
    する第5の手段と、 該グループ分けによって同じグループに属する該第1の
    回路の該第1または第3の未対応レジスタと該第2の回
    路の該第2または第4の未対応レジスタとが、それぞれ
    1個ずつになるように、該第1の回路の該第1および第
    3の未対応レジスタと該第2の回路の該第2および第4
    の未対応レジスタとを対応付けする第6の手段とを有す
    ることを特徴とする、論理等価性検証装置。
  4. 【請求項4】 定数信号の伝搬処理を行い、該定数信号
    によって動作しなくなる部分回路の接続を切断する第7
    の手段を備えることを特徴とする、請求項3に記載の論
    理等価性検証装置。
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