JP2917790B2 - アドレス変換装置 - Google Patents

アドレス変換装置

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JP2917790B2
JP2917790B2 JP5355491A JP35549193A JP2917790B2 JP 2917790 B2 JP2917790 B2 JP 2917790B2 JP 5355491 A JP5355491 A JP 5355491A JP 35549193 A JP35549193 A JP 35549193A JP 2917790 B2 JP2917790 B2 JP 2917790B2
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原生 野崎
清 三根
正実 道野
敦子 杉浦
正 宗友
勇次 古田
宏 仲野
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムにお
けるアドレス変換装置に関する。
【従来の技術】従来の情報処理システムにおいては、中
央処理装置から出力されるアドレスが直接入出力装置へ
入力されており、中央処理装置すなわちソフトウェアか
ら見たアドレスと入出力装置に入力されるアドレスとが
常に一致している。また、そのアドレスで指定可能な領
域の内、どの領域を入出力装置が使用するかは入出力装
置によって決定される。その決定方法としては、S3 Inc
orporated社 86C928 GUIAccelerator の Section 4:CGA
-Compatible Register Description に示される様に固
定されたアドレスを使用する方法、および PCI Local B
us SpecificationRevision 2.0 の 6.2.5.Base Address
es に示される様にレジスタによって指定されたアドレ
スを使用する方法などがある。
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
ある入出力装置をその入出力装置が本来想定していた情
報処理システムとは別の情報処理システムで使用する場
合、その情報処理システムで用いている他の入出力装置
のアドレスと、上記入出力装置が固定的に使用している
アドレスとが重なることがあり、そのままでは使用する
ことが出来ない。また、上記入出力装置でレジスタによ
ってアドレスを指定されるものの場合でも、情報処理シ
ステムのアドレス領域中の未使用領域の最大のサイズよ
りも大きな領域を入出力装置が必要とする場合は、やは
り使用することが出来ない。これを解決する方法とし
て、他の入出力装置のアドレスを変更する方法が考えら
れるが、この場合は従来のソフトウェアが使用出来なく
なるという問題がある。
【課題を解決するための手段】上記従来の問題を解決す
るため本発明は、CPUがメモリアドレス空間をアクセ
スした時のホストアドレスがローカルバス上でI/Oア
ドレス空間へのアクセスに変換される領域のメモリアド
レスである事を判別するメモリレンジコンパレータと、
ローカルバスの上位アドレスとしてホストバスアドレス
の一部をそのまま出力するか変換されたアドレスを出力
するかを選択するレンジアドレスマルチプレクサと、各
マルチプレクサをコントロールしホストバスのサイクル
をローカルバスのサイクルに変換するバスコントロール
ロジックとを少なくとも備え、ホストバス上のメモリア
ドレス空間の一領域へのアクセスをローカルバス上のI
/Oアドレス空間の一領域へのアクセスに変換し、ホス
トバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカル
バス上のメモリアドレス空間の一領域へのアクセスに変
換する。更に本発明は、CPUがI/Oアドレス空間を
アクセスする時のホストアドレスがローカルバス上でI
/Oアドレス空間へのアクセスに変換される領域のI/
Oアドレスである事を判別するI/Oホールコンパレー
タを少なくとも備え、ホストバス上のI/Oアドレス空
間の一領域へのアクセスをローカルバス上のI/Oアド
レス空間の一領域へのアクセスに変換する。
【実施例】次に本願発明のアドレス変換装置の第一の実
施例について図面を参照して詳細に説明する。図1を参
照すると、本願発明の第一の実施例のアドレス変換装置
のブロック図において、CPU(中央処理装置)1は、
ホストデータバス21、ホストアドレスバス22、及び
ホストコントロールバス23に接続している。アドレス
ラッチ2は、バスコントロールロジック4からのアドレ
スラッチイネーブル信号4Aを受けて、ホストアドレス
バス22のラッチを行い、ラッチアドレス[31:1
6]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッ
チアドレス[7:2]2Lを出力する。ここで、ラッチ
アドレスは第0ビットから第31ビットまでの32ビッ
トを有するものとし、例えばラッチアドレス[7:2]
とは、ラッチアドレスの内第7ビットから第2ビットま
でを意味するものとする。なお、ラッチアドレスの第0
ビットと第1ビットとを参照していないのは、4バイト
を1ワードとして扱っているからである。但し、ここで
使用している値は一例を示したものであり、本発明の特
徴がこれに限定されるものでないことはいうまでもな
い。バスコントロールロジック4は、ホストコントロー
ルバス23、ローカルコントロールバス25、メモリレ
ンジアドレス比較結果通知信号5Aと接続しており、こ
れらの信号群の入力を受けて、アドレスラッチイネーブ
ル信号4A、レンジアドレスマルチプレクサコントロー
ル信号4H、及びアドレスデータマルチプレクサコント
ロール信号4Iを生成し、またホストバスとローカルバ
スのコントロールを行う。メモリレンジコンパレータ5
は、ラッチアドレス[31:16]2Hとあらかじめ与
えられたアドレス(klmn)hを比較し、その結果を
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。レンジアドレス
マルチプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレクサ
で、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hによって制御され、ラッチアドレス[31:16]2
H、あらかじめ与えられたアドレス(klmn)hまた
は(0000)hのいずれかを選択して、ローカルアド
レス[31:16]12Aに出力する。アドレスデータ
マルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチプレクサ
で、アドレスデータマルチプレクサコントロール信号4
Iによって制御され、ローカルアドレス[31:16]
12A、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッチ
アドレス[7:2]2L、及びホストデータバス21を
入力し、ローカルアドレスデータバス24にアドレスも
しくはデータを出力する。ホストデータバス21は、C
PU1及びアドレスデータマルチプレクサ14に接続さ
れている。ホストアドレスバス22は、CPU1、及び
アドレスラッチ2と接続されている。ホストコントロー
ルバス23は、ホストバスをコントロールするための信
号の集まりであり、CPU1、及びバスコントロールロ
ジック4と接続されている。ローカルアドレスデータバ
ス24は、時分割でアドレスかデータがドライブされる
バスであり、アドレスデータマルチプレクサ14によっ
てアドレスとデータが切り替えられドライブされる。ロ
ーカルコントロールバス25は、ローカルバスをコント
ロールするための信号の集まりであり、バスコントロー
ルロジック4と接続されている。図22を参照すると、
本発明のアドレス変換装置の第一の実施例における、ホ
ストバス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空
間、及びローカルバス上のメモリアドレス空間とI/O
アドレス空間とを示したものである。ホストバス上のメ
モリアドレス空間の(klmn0000)h〜(klm
nFFFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上で
はI/Oアドレス空間の(00000000)h〜(0
000FFFF)hの領域へのアクセスに変換される。
ホストバス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜
(FFFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜(k
lmnFFFF)hの領域へのアクセスに変換される。
ここで(klmn)hは、あらかじめ与えられた値であ
る。次に図1及び図22を用いて本発明のアドレス変換
装置の第一の実施例における動作について説明する。C
PU1がメモリサイクルを起動すると、バスコントロー
ルロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介
してホストバスアドレス22の値をラッチするように指
示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストア
ドレスバス22の値をラッチする。メモリレンジコンパ
レータ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hとあら
かじめ与えられたメモリレンジアドレス7Aとを比較
し、比較結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号
5Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[31:16]
2Hが(klmn)h以外のアドレス、であった場合、
バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマルチ
プレクサコントロール信号4Hを介してレンジアドレス
マルチプレクサ12を制御してラッチアドレス[31:
16]2Hをローカルアドレス[31:16]12Aに
出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。
比較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:16]2
Hが(klmn)h、であった場合、バスコントロール
ロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロ
ール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ1
2を制御してあらかじめ与えられたアドレス(000
0)hをローカルアドレス[31:16]12Aに出力
し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。以上
により、ホストバス上のメモリアドレス空間の(000
00000)h〜(klmn0000−1)hの領域へ
のメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(00000000)h〜(klmn0000
−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上のメ
モリアドレス空間の(klmn0000)h〜(klm
nFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(00000000)
h〜(0000FFFF)hへのI/Oサイクルにな
る。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmnF
FFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域へのメ
モリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空
間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/Oサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。バスコントロールロジック4は、レン
ジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介し
てレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してあらか
じめ与えられたメモリレンジアドレス7A、即ち(kl
mn)h、をローカルアドレス[31:16]12Aに
出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。
以上により、ホストバス上のI/Oアドレス空間の(0
000)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klm
n0000)h〜(klmnFFFF)hへのメモリサ
イクルになる。次に本願発明のアドレス変換装置の第二
の実施例について図面を参照して詳細に説明する。図2
を参照すると、本願発明の第二の実施例のアドレス変換
装置のブロック図において、CPU1は、ホストデータ
バス21、ホストアドレスバス22、及びホストコント
ロールバス23に接続している。アドレスラッチ2は、
バスコントロールロジック4からのアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを受けて、ホストアドレスバス22のラ
ッチを行い、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッ
チアドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス
[7:2]2Lを出力する。アドレスデコーダ3は、ホ
ストコントロールバス23、ラッチアドレス[31:1
6]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッ
チアドレス[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコー
ドの結果をアドレスデコード信号3Aを介してバスコン
トロールロジック4に通知する。バスコントロールロジ
ック4は、ホストコントロールバス23、ローカルコン
トロールバス25、アドレスデコード信号3A、メモリ
レンジアドレス比較結果通知信号5Aと接続しており、
これらの信号群の入力を受けて、アドレスラッチイネー
ブル信号4A、ホストメモリレンジレジスタコントロー
ル信号4B、レンジアドレスマルチプレクサコントロー
ル信号4H、及びアドレスデータマルチプレクサコント
ロール信号4Iを生成し、またホストバスとローカルバ
スのコントロールを行う。ホストメモリレンジレジスタ
7は、ホストバス上のメモリアドレス空間へのアクセス
をローカルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに
変換する際に必要となる、ホストバス上のメモリアドレ
ス空間の一領域のアドレスの上位16ビット(31:1
6)を保持している。ホストメモリレンジレジスタ7
は、データバス21を入力とし、ホストメモリレンジレ
ジスタコントロール信号4Bによってコントロールされ
てアドレス値を保持し、メモリレンジアドレス7Aを出
力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレ
ス[31:16]2Hとメモリレンジアドレス7Aとを
比較し、その結果をメモリレンジアドレス比較結果通知
信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入力1出
力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Hによって制御され、ラッチアドレ
ス[31:16]2H、メモリレンジアドレス7A、及
びあらかじめ与えられたアドレス(0000)hのいず
れかを選択して、ローカルアドレス[31:16]12
Aに出力する。アドレスデータマルチプレクサ14は、
2入力1出力のマルチプレクサで、アドレスデータマル
チプレクサコントロール信号4Iによって制御され、ロ
ーカルアドレス[31:16]12A、ラッチアドレス
[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2
L、及びホストデータバス21を入力し、ローカルアド
レスデータバス24にアドレスもしくはデータを出力す
る。ホストデータバス21は、CPU1、ホストメモリ
レンジレジスタ7及びアドレスデータマルチプレクサ1
4に接続されている。ホストアドレスバス22は、CP
U1、及びアドレスラッチ2と接続されている。ホスト
コントロールバス23は、ホストバスをコントロールす
るための信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコ
ーダ3、及びバスコントロールロジック4と接続されて
いる。ローカルアドレスデータバス24は、時分割でア
ドレスかデータがドライブされるバスであり、アドレス
データマルチプレクサ14によってアドレスとデータが
切り替えられドライブされる。ローカルコントロールバ
ス25は、ローカルバスをコントロールするための信号
の集まりであり、バスコントロールロジック4と接続さ
れている。図23を参照すると、本発明のアドレス変換
装置の第二の実施例における、ホストバス上のメモリア
ドレス空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス上
のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示した
ものである。ホストバス上のメモリアドレス空間の(k
lmn0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(00000000)h〜(0000FFFF)hの領
域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oア
ドレス空間の(0000)h〜(FFFF)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(klmn0000)h〜(klmnFFFF)hの領
域へのアクセスに変換される。ここで(klmn)h
は、ソフトウェアによって設定可能な値である。次に図
2及び図23を用いて本発明のアドレス変換装置の第二
の実施例における動作について説明する。CPU1がホ
ストメモリレンジレジスタ7へのサイクルを起動する
と、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値を
ラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの指
示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。
アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホストメモリレ
ンジレジスタ7へのアクセスである事をアドレスデコー
ド信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知
する。バスコントロールロジック4はホストメモリレン
ジレジスタコントロール信号4Bを介して、ホストメモ
リレンジレジスタ7にホストデータバス21にドライブ
されている値を保持するように指示する。ホストメモリ
レンジレジスタ7はこの指示を受けてホストデータバス
21の値を保持する。ここで(klmn)hの値がホス
トメモリレンジレジスタ7に保持される。CPU1がメ
モリサイクルを起動すると、バスコントロールロジック
4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホスト
バスアドレス22の値をラッチするように指示する。ア
ドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス
22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサ
イクルがローカルバスへのアクセスである事をアドレス
デコード信号3Aを介してバスコントロールロジック4
に通知する。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチア
ドレス[31:16]2Hとホストメモリレンジレジス
タ7に保持されたメモリレンジアドレス7Aとを比較
し、比較結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号
5Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[31:16]
2Hが(klmn)hの以外のアドレス、であった場
合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジアド
レスマルチプレクサ12を制御してラッチアドレス[3
1:16]2Hをローカルアドレス[31:16]12
Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動す
る。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:1
6]2Hが(klmn)h、であった場合、バスコント
ロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコ
ントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレ
クサ12を制御してあらかじめ与えられたアドレス(0
000)hをローカルアドレス[31:16]12Aに
出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。
以上により、ホストバス上のメモリアドレス空間の(0
0000000)h〜(klmn0000−1)hの領
域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリア
ドレス空間の(00000000)h〜(klmn00
00−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上
のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜(k
lmnFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、ロー
カルバス上ではI/Oアドレス空間の(0000000
0)h〜(0000FFFF)hへのI/Oサイクルに
なる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn
FFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域への
メモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス
空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/Oサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクル
がローカルバスへのアクセスである事をアドレスデコー
ド信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知
する。バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してメモリレンジアド
レス7A、即ち(klmn)h、をローカルアドレス
[31:16]12Aに出力し、ローカルバスにはメモ
リサイクルを起動する。以上により、ホストバス上のI
/Oアドレス空間の(0000)h〜(FFFF)hの
領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリ
アドレス空間の(klmn0000)h〜(klmnF
FFF)hへのメモリサイクルになる。この第二の実施
例は第一の実施例に比べて、ホストメモリレンジレジス
タ7を設けたことにより、ホストバスメモリアドレス空
間を固定値でなく任意の値によって設定することができ
る。次に本願発明のアドレス変換装置の第三の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図3を参照する
と、本願発明の第三の実施例のアドレス変換装置のブロ
ック図において、CPU1は、ホストデータバス21、
ホストアドレスバス22、及びホストコントロールバス
23に接続している。アドレスラッチ2は、バスコント
ロールロジック4からのアドレスラッチイネーブル信号
4Aを受けて、ホストアドレスバス22のラッチを行
い、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチアドレ
ス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2
Lを出力する。アドレスデコーダ3は、ホストコントロ
ールバス23、ラッチアドレス[31:16]2H、ラ
ッチアドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス
[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4は、
ホストコントロールバス23、ローカルコントロールバ
ス25、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアド
レス比較結果通知信号5Aと接続しており、これらの信
号群の入力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4
A、ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4
B、ローカルメモリレンジレジスタコントロール信号4
D、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
H、及びアドレスデータマルチプレクサコントロール信
号4Iを生成し、またホストバスとローカルバスのコン
トロールを行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホ
ストバス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカ
ルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する
際に必要となる、ホストバス上のメモリアドレス空間の
一領域のアドレスの上位16ビット(31:16)を保
持している。ホストメモリレンジレジスタ7は、データ
バス21を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコン
トロール信号4Bによってコントロールされてアドレス
値を保持し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メ
モリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:
16]2Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、そ
の結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを
介してバスコントロールロジック4に通知する。ローカ
ルメモリレンジレジスタ9は、ホストバス上のI/Oア
ドレス空間へのアクセスをローカルバス上のメモリアド
レス空間へのアクセスに変換する際に必要となる、ロー
カルバス上のメモリアドレス空間の変換先のアドレスの
上位16ビット(31:16)を保持している。ローカ
ルメモリレンジレジスタ9は、データバス21を入力と
し、ローカルメモリレンジレジスタコントロール信号4
Dによってコントロールされてアドレス値を保持し、メ
モリレンジリマップアドレス9Aを出力する。レンジア
ドレスマルチプレクサ12は、3入力1出力のマルチプ
レクサで、レンジアドレスマルチプレクサコントロール
信号4Hによって制御され、ラッチアドレス[31:1
6]2H、メモリレンジリマップアドレス9A、及びあ
らかじめ与えられたアドレス(0000)hのいずれか
を選択して、ローカルアドレス[31:16]12Aに
出力する。アドレスデータマルチプレクサ14は、2入
力1出力のマルチプレクサで、アドレスデータマルチプ
レクサコントロール信号4Iによって制御され、ローカ
ルアドレス[31:16]12A、ラッチアドレス[1
5:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2L、及
びホストデータバス21を入力し、ローカルアドレスデ
ータバス24にアドレスもしくはデータを出力する。ホ
ストデータバス21は、CPU1、ホストメモリレンジ
レジスタ7、ローカルメモリレンジレジスタ9、及びア
ドレスデータマルチプレクサ14に接続されている。ホ
ストアドレスバス22は、CPU1、及びアドレスラッ
チ2と接続されている。ホストコントロールバス23
は、ホストバスをコントロールするための信号の集まり
であり、CPU1、アドレスデコーダ3、及びバスコン
トロールロジック4と接続されている。ローカルアドレ
スデータバス24は、時分割でアドレスかデータがドラ
イブされるバスであり、アドレスデータマルチプレクサ
14によってアドレスとデータが切り替えられドライブ
される。ローカルコントロールバス25は、ローカルバ
スをコントロールするための信号の集まりであり、バス
コントロールロジック4と接続されている。図24を参
照すると、本発明のアドレス変換装置の第三の実施例に
おける、ホストバス上のメモリアドレス空間とI/Oア
ドレス空間、及びローカルバス上のメモリアドレス空間
とI/Oアドレス空間とを示したものである。ホストバ
ス上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜
(klmnFFFF)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(00000000)
h〜(0000FFFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(000
0)h〜(FFFF)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(pqrs0000)
h〜(pqrsFFFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ここで(klmn)h、(pqrs)hは、ソ
フトウェアによって設定可能な値である。次に図3及び
図24を用いて本発明のアドレス変換装置の第三の実施
例における動作について説明する。CPU1がホストメ
モリレンジレジスタ7へのサイクルを起動すると、バス
コントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信
号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチす
るように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受け
てホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレス
デコーダ3は現在のサイクルがホストメモリレンジレジ
スタ7へのアクセスである事をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。バ
スコントロールロジック4はホストメモリレンジレジス
タコントロール信号4Bを介して、ホストメモリレンジ
レジスタ7にホストデータバス21にドライブされてい
る値を保持するように指示する。ホストメモリレンジレ
ジスタ7はこの指示を受けてホストデータバス21の値
を保持する。ここで(klmn)hの値がホストメモリ
レンジレジスタ7に保持される。CPU1がローカルメ
モリレンジレジスタ9へのサイクルを起動すると、バス
コントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信
号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチす
るように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受け
てホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレス
デコーダ3は現在のサイクルがローカルメモリレンジレ
ジスタ9へのアクセスである事をアドレスデコード信号
3Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
バスコントロールロジック4はローカルメモリレンジレ
ジスタコントロール信号4Dを介して、ローカルメモリ
レンジレジスタ9にホストデータバス21にドライブさ
れている値を保持するように指示する。ローカルメモリ
レンジレジスタ9はこの指示を受けてホストデータバス
21の値を保持する。ここで(pqrs)hの値がロー
カルメモリレンジレジスタ9に保持される。CPU1が
メモリサイクルを起動すると、バスコントロールロジッ
ク4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホス
トバスアドレス22の値をラッチするように指示する。
アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバ
ス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在の
サイクルがローカルバスへのアクセスである事をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチ
アドレス[31:16]2Hとホストメモリレンジレジ
スタ7に保持されたメモリレンジアドレス7Aとを比較
し、比較結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号
5Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[31:16]
2Hが(klmn)hの以外のアドレス、であった場
合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジアド
レスマルチプレクサ12を制御してラッチアドレス[3
1:16]2Hをローカルアドレス[31:16]12
Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動す
る。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:1
6]2Hが(klmn)h、であった場合、バスコント
ロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコ
ントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレ
クサ12を制御してあらかじめ与えられたアドレス(0
000)hをローカルアドレス[31:16]12Aに
出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。
以上により、ホストバス上のメモリアドレス空間の(0
0000000)h〜(klmn0000−1)hの領
域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリア
ドレス空間の(00000000)h〜(klmn00
00−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上
のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜(k
lmnFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、ロー
カルバス上ではI/Oアドレス空間の(0000000
0)h〜(0000FFFF)hへのI/Oサイクルに
なる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn
FFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域への
メモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス
空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/Oサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクル
がローカルバスへのアクセスである事をアドレスデコー
ド信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知
する。バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してメモリレンジリマ
ップアドレス9A、即ち(pqrs)h、をローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ローカルバスに
はメモリサイクルを起動する。以上により、ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(FFF
F)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(pqrs0000)h〜(p
qrsFFFF)hへのメモリサイクルになる。この第
三の実施例は第二の実施例に比較して、ローカルメモリ
レンジレジスタ9を設けたことにより、ホストバスメモ
リアドレス空間とは独立してローカルバスメモリアドレ
ス空間を設定することができる。次に本願発明のアドレ
ス変換装置の第四の実施例について図面を参照して詳細
に説明する。図4を参照すると、本願発明の第四の実施
例のアドレス変換装置のブロック図において、CPU1
は、ホストデータバス21、ホストアドレスバス22、
及びホストコントロールバス23に接続している。アド
レスラッチ2は、バスコントロールロジック4からのア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを受けて、ホストアド
レスバス22のラッチを行い、ラッチアドレス[31:
16]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラ
ッチアドレス[7:2]2Lを出力する。アドレスデコ
ーダ3は、ホストコントロールバス23、ラッチアドレ
ス[31:16]2H、ラッチアドレス[15:8]2
M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを入力とし、ア
ドレスデコードの結果をアドレスデコード信号3Aを介
してバスコントロールロジック4に通知する。バスコン
トロールロジック4は、ホストコントロールバス23、
ローカルコントロールバス25、アドレスデコード信号
3A、メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aと接
続しており、これらの信号群の入力を受けて、アドレス
ラッチイネーブル信号4A、ホストメモリレンジレジス
タコントロール信号4B、ローカルI/Oレンジレジス
タコントロール信号4E、レンジアドレスマルチプレク
サコントロール信号4H、及びアドレスデータマルチプ
レクサコントロール信号4Iを生成し、またホストバス
とローカルバスのコントロールを行う。ホストメモリレ
ンジレジスタ7は、ホストバス上のメモリアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ホストバス上の
メモリアドレス空間の一領域のアドレスの上位16ビッ
ト(31:16)を保持している。ホストメモリレンジ
レジスタ7は、データバス21を入力とし、ホストメモ
リレンジレジスタコントロール信号4Bによってコント
ロールされてアドレス値を保持し、メモリレンジアドレ
ス7Aを出力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラ
ッチアドレス[31:16]2Hとメモリレンジアドレ
ス7Aとを比較し、その結果をメモリレンジアドレス比
較結果通知信号5Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、
ホストバス上のメモリアドレス空間へのアクセスをロー
カルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換す
る際に必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空
間の変換先のアドレスの上位16ビット(31:16)
を保持している。ローカルI/Oレンジレジスタ10
は、データバス21を入力とし、ローカルI/Oレンジ
レジスタコントロール信号4Eによってコントロールさ
れてアドレス値を保持し、I/Oレンジリマップアドレ
ス10Aを出力する。レンジアドレスマルチプレクサ1
2は、3入力1出力のマルチプレクサで、レンジアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4Hによって制御さ
れ、ラッチアドレス[31:16]2H、メモリレンジ
アドレス7A、及びI/Oレンジリマップアドレス10
Aのいずれかを選択して、ローカルアドレス[31:1
6]12Aに出力する。アドレスデータマルチプレクサ
14は、2入力1出力のマルチプレクサで、アドレスデ
ータマルチプレクサコントロール信号4Iによって制御
され、ローカルアドレス[31:16]12A、ラッチ
アドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2L、及びホストデータバス21を入力し、ローカ
ルアドレスデータバス24にアドレスもしくはデータを
出力する。ホストデータバス21は、CPU1、ホスト
メモリレンジレジスタ7、ローカルI/Oレンジレジス
タ10、及びアドレスデータマルチプレクサ14に接続
されている。ホストアドレスバス22は、CPU1、及
びアドレスラッチ2と接続されている。ホストコントロ
ールバス23は、ホストバスをコントロールするための
信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコーダ3、
及びバスコントロールロジック4と接続されている。ロ
ーカルアドレスデータバス24は、時分割でアドレスか
データがドライブされるバスであり、アドレスデータマ
ルチプレクサ14によってアドレスとデータが切り替え
られドライブされる。ローカルコントロールバス25
は、ローカルバスをコントロールするための信号の集ま
りであり、バスコントロールロジック4と接続されてい
る。図25を参照すると、本発明のアドレス変換装置の
第四の実施例における、ホストバス上のメモリアドレス
空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス上のメモ
リアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示したもので
ある。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn
0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へアクセ
スは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vw
xy0000)h〜(vwxyFFFF)hの領域への
アクセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス
空間の(0000)h〜(FFFF)hの領域へアクセ
スは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(kl
mn0000)h〜(klmnFFFF)hの領域への
アクセスに変換される。ここで(klmn)h、(vw
xy)hは、ソフトウェアによって設定可能な値であ
る。次に図4及び図25を用いて本発明のアドレス変換
装置の第四の実施例における動作について説明する。C
PU1がホストメモリレンジレジスタ7へのサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホスト
メモリレンジレジスタ7へのアクセスである事をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4はホストメ
モリレンジレジスタコントロール信号4Bを介して、ホ
ストメモリレンジレジスタ7にホストデータバス21に
ドライブされている値を保持するように指示する。ホス
トメモリレンジレジスタ7はこの指示を受けてホストデ
ータバス21の値を保持する。ここで(klmn)hの
値がホストメモリレンジレジスタ7に保持される。CP
U1がローカルI/Oレンジレジスタ10へのサイクル
を起動すると、バスコントロールロジック4はアドレス
ラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス
22の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ
2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラ
ッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがロー
カルI/Oレンジレジスタ10へのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4はロ
ーカルI/Oレンジレジスタコントロール信号4Eを介
して、ローカルI/Oレンジレジスタ10にホストデー
タバス21にドライブされている値を保持するように指
示する。ローカルI/Oレンジレジスタ10はこの指示
を受けてホストデータバス21の値を保持する。ここで
(vwxy)hの値がローカルI/Oレンジレジスタ1
0に保持される。CPU1がメモリサイクルを起動する
と、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値を
ラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの指
示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。
アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルバスへ
のアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介し
てバスコントロールロジック4に通知する。メモリレン
ジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2
Hとホストメモリレンジレジスタ7に保持されたメモリ
レンジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメモリレン
ジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコントロ
ールロジック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラ
ッチアドレス[31:16]2Hが(klmn)hの以
外のアドレス、であった場合、バスコントロールロジッ
ク4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信
号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制
御してラッチアドレス[31:16]2Hをローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ローカルバスに
はメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、即ちラ
ッチアドレス[31:16]2Hが(klmn)h、で
あった場合、バスコントロールロジック4は、レンジア
ドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介してレ
ンジアドレスマルチプレクサ12を制御してI/Oレン
ジリマップアドレス10A、即ち(vwxy)h、をロ
ーカルアドレス[31:16]12Aに出力し、ローカ
ルバスにはI/Oサイクルを起動する。以上により、ホ
ストバス上のメモリアドレス空間の(0000000
0)h〜(klmn0000−1)hの領域へのメモリ
サイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(00000000)h〜(klmn0000−1)h
へのメモリサイクルになる。ホストバス上のメモリアド
レス空間の(klmn0000)h〜(klmnFFF
F)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上で
はI/Oアドレス空間の(vwxy0000)h〜(v
wxyFFFF)hへのI/Oサイクルになる。ホスト
バス上のメモリアドレス空間の(klmnFFFF+
1)h〜(FFFFFFFF)hの領域へのメモリサイ
クルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(k
lmnFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hへの
メモリサイクルになる。CPU1がI/Oサイクルを起
動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラッ
チイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22
の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2は
この指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチ
する。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカル
バスへのアクセスである事をアドレスデコード信号3A
を介してバスコントロールロジック4に通知する。バス
コントロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hを介してレンジアドレスマル
チプレクサ12を制御してメモリレンジアドレス7A、
即ち(klmn)h、をローカルアドレス[31:1
6]12Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクル
を起動する。以上により、ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(0000)h〜(FFFF)hの領域へのI
/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空
間の(klmn0000)h〜(klmnFFFF)h
へのメモリサイクルになる。この第四の実施例は第二の
実施例に比較して、ローカルI/Oレンジレジスタ10
を設けたことにより、ローカルバスI/Oアドレス空間
を任意の位置に設定することができる。次に本願発明の
アドレス変換装置の第五の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図5を参照すると、本願発明の第五
の実施例のアドレス変換装置のブロック図において、C
PU1は、ホストデータバス21、ホストアドレスバス
22、及びホストコントロールバス23に接続してい
る。アドレスラッチ2は、バスコントロールロジック4
からのアドレスラッチイネーブル信号4Aを受けて、ホ
ストアドレスバス22のラッチを行い、ラッチアドレス
[31:16]2H、ラッチアドレス[15:8]2
M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを出力する。ア
ドレスデコーダ3は、ホストコントロールバス23、ラ
ッチアドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[1
5:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを入
力とし、アドレスデコードの結果をアドレスデコード信
号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。バスコントロールロジック4は、ホストコントロー
ルバス23、ローカルコントロールバス25、アドレス
デコード信号3A、メモリレンジアドレス比較結果通知
信号5A、と接続しており、これらの信号群の入力を受
けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、ホストメモ
リレンジレジスタコントロール信号4B、ローカルメモ
リレンジレジスタコントロール信号4D、ローカルI/
Oレンジレジスタコントロール信号4E、レンジアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4H、及びアドレス
データマルチプレクサコントロール信号4Iを生成し、
またホストバスとローカルバスのコントロールを行う。
ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバス上のメモ
リアドレス空間へのアクセスをローカルバス上のI/O
アドレス空間へのアクセスに変換する際に必要となる、
ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域のアドレス
の上位16ビット(31:16)を保持している。ホス
トメモリレンジレジスタ7は、データバス21を入力と
し、ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4B
によってコントロールされてアドレス値を保持し、メモ
リレンジアドレス7Aを出力する。メモリレンジコンパ
レータ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hとメモ
リレンジアドレス7Aとを比較し、その結果をメモリレ
ンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコント
ロールロジック4に通知する。ローカルメモリレンジレ
ジスタ9は、ホストバス上のI/Oアドレス空間へのア
クセスをローカルバス上のメモリアドレス空間へのアク
セスに変換する際に必要となる、ローカルバス上のメモ
リアドレス空間の変換先のアドレスの上位16ビット
(31:16)を保持している。ローカルメモリレンジ
レジスタ9は、データバス21を入力とし、ローカルメ
モリレンジレジスタコントロール信号4Dによってコン
トロールされてアドレス値を保持し、メモリレンジリマ
ップアドレス9Aを出力する。ローカルI/Oレンジレ
ジスタ10は、ホストバス上のメモリアドレス空間への
アクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へのア
クセスに変換する際に必要となる、ローカルバス上のI
/Oアドレス空間の変換先のアドレスの上位16ビット
(31:16)を保持している。ローカルメモリレンジ
レジスタ10は、データバス21を入力とし、ローカル
メモリレンジレジスタコントロール信号4Eによってコ
ントロールされてアドレス値を保持し、I/Oレンジリ
マップアドレス10Aを出力する。レンジアドレスマル
チプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレクサで、
レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hに
よって制御され、ラッチアドレス[31:16]2H、
メモリレンジリマップアドレス9A、及びI/Oレンジ
リマップアドレス10Aのいずれかを選択して、ローカ
ルアドレス[31:16]12Aに出力する。アドレス
データマルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチプ
レクサで、アドレスデータマルチプレクサコントロール
信号4Iによって制御され、ローカルアドレス[31:
16]12A、ラッチアドレス[15:8]2M、及び
ラッチアドレス[7:2]2L、及びホストデータバス
21を入力し、ローカルアドレスデータバス24にアド
レスもしくはデータを出力する。ホストデータバス21
は、CPU1、ホストメモリレンジレジスタ7、ローカ
ルメモリレンジレジスタ9、ローカルI/Oレンジレジ
スタ10、及びアドレスデータマルチプレクサ14に接
続されている。ホストアドレスバス22は、CPU1、
及びアドレスラッチ2と接続されている。ホストコント
ロールバス23は、ホストバスをコントロールするため
の信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコーダ
3、及びバスコントロールロジック4と接続されてい
る。ローカルアドレスデータバス24は、時分割でアド
レスかデータがドライブされるバスであり、アドレスデ
ータマルチプレクサ14によってアドレスとデータが切
り替えられドライブされる。ローカルコントロールバス
25は、ローカルバスをコントロールするための信号の
集まりであり、バスコントロールロジック4と接続され
ている。図26を参照すると、本発明のアドレス変換装
置の第五の実施例における、ホストバス上のメモリアド
レス空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス上の
メモリアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示したも
のである。ホストバス上のメモリアドレス空間の(kl
mn0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へア
クセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(vwxy0000)h〜(vwxyFFFF)hの領
域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oア
ドレス空間の(0000)h〜(FFFF)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(pqrs0000)h〜(pqrsFFFF)hの領
域へのアクセスに変換される。ここで(klmn)h、
(pqrs)h、(vwxy)hは、ソフトウェアによ
って設定可能な値である。次に図5及び図26を用いて
本発明のアドレス変換装置の第五の実施例における動作
について説明する。CPU1がホストメモリレンジレジ
スタ7へのサイクルを起動すると、バスコントロールロ
ジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介して
ホストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがホストメモリレンジレジスタ7へのアク
セスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。バスコントロール
ロジック4はホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bを介して、ホストメモリレンジレジスタ7にホ
ストデータバス21にドライブされている値を保持する
ように指示する。ホストメモリレンジレジスタ7はこの
指示を受けてホストデータバス21の値を保持する。こ
こで(klmn)hの値がホストメモリレンジレジスタ
7に保持される。CPU1がローカルメモリレンジレジ
スタ9へのサイクルを起動すると、バスコントロールロ
ジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介して
ホストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルメモリレンジレジスタ9へのア
クセスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。バスコントロー
ルロジック4はローカルメモリレンジレジスタコントロ
ール信号4Dを介して、ローカルメモリレンジレジスタ
9にホストデータバス21にドライブされている値を保
持するように指示する。ローカルメモリレンジレジスタ
9はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保持
する。ここで(pqrs)hの値がローカルメモリレン
ジレジスタ9に保持される。CPU1がローカルI/O
レンジレジスタ10へのサイクルを起動すると、バスコ
ントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号
4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチする
ように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けて
ホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデ
コーダ3は現在のサイクルがローカルI/Oレンジレジ
スタ10へのアクセスである事をアドレスデコード信号
3Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
バスコントロールロジック4はローカルI/Oレンジレ
ジスタコントロール信号4Eを介して、ローカルI/O
レンジレジスタ10にホストデータバス21にドライブ
されている値を保持するように指示する。ローカルI/
Oレンジレジスタ10はこの指示を受けてホストデータ
バス21の値を保持する。ここで(vwxy)hの値が
ローカルI/Oレンジレジスタ10に保持される。CP
U1がメモリサイクルを起動すると、バスコントロール
ロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介し
てホストバスアドレス22の値をラッチするように指示
する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアド
レスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は
現在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。メモリレンジコンパレータ5は、
ラッチアドレス[31:16]2Hとホストメモリレン
ジレジスタ7に保持されたメモリレンジアドレス7Aと
を比較し、比較結果をメモリレンジアドレス比較結果通
知信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通知
する。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[31:
16]2Hが(klmn)hの以外のアドレス、であっ
た場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジ
アドレスマルチプレクサ12を制御してラッチアドレス
[31:16]2Hをローカルアドレス[31:16]
12Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起
動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:
16]2Hが(klmn)h、であった場合、バスコン
トロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプ
レクサ12を制御してI/Oレンジリマップアドレス1
0A、即ち(vwxy)h、をローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサ
イクルを起動する。以上により、ホストバス上のメモリ
アドレス空間の(00000000)h〜(klmn0
000−1)hの領域へのメモリサイクルは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(00000000)
h〜(klmn0000−1)hへのメモリサイクルに
なる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn
0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へのメモ
リサイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間
の(vwxy0000)h〜(vwxyFFFF)hへ
のI/Oサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレ
ス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFF
FF)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上
ではメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h
〜(FFFFFFFF)hへのメモリサイクルになる。
CPU1がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロ
ールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを
介してホストバスアドレス22の値をラッチするように
指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホスト
アドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ
3は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスである
事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。バスコントロールロジック4
は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御し
てメモリレンジリマップアドレス9A、即ち(pqr
s)h、をローカルアドレス[31:16]12Aに出
力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。以
上により、ホストバス上のI/Oアドレス空間の(00
00)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqr
s0000)h〜(pqrsFFFF)hへのメモリサ
イクルになる。この第五の実施例は第四の実施例に比較
して、ローカルメモリレンジレジスタ9を設けたことに
より、ホストバスメモリアドレス空間とは独立してロー
カルバスメモリアドレス空間を設定することができる。
次に本願発明のアドレス変換装置の第六の実施例につい
て図面を参照して詳細に説明する。図6を参照すると、
本願発明の第六の実施例のアドレス変換装置のブロック
図において、CPU1は、ホストデータバス21、ホス
トアドレスバス22、及びホストコントロールバス23
に接続している。アドレスラッチ2は、バスコントロー
ルロジック4からのアドレスラッチイネーブル信号4A
を受けて、ホストアドレスバス22のラッチを行い、ラ
ッチアドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[1
5:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを出
力する。アドレスデコーダ3は、ホストコントロールバ
ス23、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチア
ドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4は、ホスト
コントロールバス23、ローカルコントロールバス2
5、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアドレス
比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス比較
結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群の入
力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、ホス
トメモリレンジレジスタコントロール信号4B、レンジ
アドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及びア
ドレスデータマルチプレクサコントロール信号4Iを生
成し、またホストバスとローカルバスのコントロールを
行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバス上
のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス上の
I/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要と
なる、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域のア
ドレスの上位16ビット(31:16)を保持してい
る。ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス21
を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bによってコントロールされてアドレス値を保持
し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレン
ジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2
Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果を
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。I/Oホールコ
ンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]2Mと
あらかじめ与えられたアドレス(αβ)h〜(γδ)h
とを比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結果
通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入力
1出力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hによって制御され、ラッチア
ドレス[31:16]2H、メモリレンジアドレス7
A、及びあらかじめ与えられたアドレス(0000)h
のいずれかを選択して、ローカルアドレス[31:1
6]12Aに出力する。アドレスデータマルチプレクサ
14は、2入力1出力のマルチプレクサで、アドレスデ
ータマルチプレクサコントロール信号4Iによって制御
され、ローカルアドレス[31:16]12A、ラッチ
アドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2L、及びホストデータバス21を入力し、ローカ
ルアドレスデータバス24にアドレスもしくはデータを
出力する。ホストデータバス21は、CPU1、ホスト
メモリレンジレジスタ7及びアドレスデータマルチプレ
クサ14に接続されている。ホストアドレスバス22
は、CPU1、及びアドレスラッチ2と接続されてい
る。ホストコントロールバス23は、ホストバスをコン
トロールするための信号の集まりであり、CPU1、ア
ドレスデコーダ3、及びバスコントロールロジック4と
接続されている。ローカルアドレスデータバス24は、
時分割でアドレスかデータがドライブされるバスであ
り、アドレスデータマルチプレクサ14によってアドレ
スとデータが切り替えられドライブされる。ローカルコ
ントロールバス25は、ローカルバスをコントロールす
るための信号の集まりであり、バスコントロールロジッ
ク4と接続されている。図27を参照すると、本発明の
アドレス変換装置の第六の実施例における、ホストバス
上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空間、及びロ
ーカルバス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空
間とを示したものである。ホストバス上のメモリアドレ
ス空間の(klmn0000)h〜(klmnFFF
F)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではI/O
アドレス空間の(00000000)h〜(0000F
FFF)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバ
ス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ0
0−1)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではメ
モリアドレス空間の(klmn0000)h〜(klm
nαβ00−1)hの領域へのアクセスに変換される。
ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)
h〜(FFFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス
上ではメモリアドレス空間の(klmnγδFF+1)
h〜(klmnFFFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ0
0)h〜(γδFF)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(0000αβ00)
h〜(0000γδFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ここで(klmn)h、は、ソフトウェアによ
って設定可能な値であり、(αβ)h、(γδ)hはあ
らかじめ与えられた値である。次に図6及び図27を用
いて本発明のアドレス変換装置の第六の実施例における
動作について説明する。CPU1がホストメモリレンジ
レジスタ7へのサイクルを起動すると、バスコントロー
ルロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介
してホストバスアドレス22の値をラッチするように指
示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストア
ドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3
は現在のサイクルがホストメモリレンジレジスタ7への
アクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。バスコントロ
ールロジック4はホストメモリレンジレジスタコントロ
ール信号4Bを介して、ホストメモリレンジレジスタ7
にホストデータバス21にドライブされている値を保持
するように指示する。ホストメモリレンジレジスタ7は
この指示を受けてホストデータバス21の値を保持す
る。ここで(klmn)hの値がホストメモリレンジレ
ジスタ7に保持される。CPU1がメモリサイクルを起
動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラッ
チイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22
の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2は
この指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチ
する。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカル
バスへのアクセスである事をアドレスデコード信号3A
を介してバスコントロールロジック4に通知する。メモ
リレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:1
6]2Hとホストメモリレンジレジスタ7に保持された
メモリレンジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメモ
リレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。比較結果が不一致、
即ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klmn)
hの以外のアドレス、であった場合、バスコントロール
ロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロ
ール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ1
2を制御してラッチアドレス[31:16]2Hをロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ローカル
バスにはメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、
即ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klmn)
h、であった場合、バスコントロールロジック4は、レ
ンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介
してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してあら
かじめ与えられたアドレス(0000)hをローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ローカルバスに
はI/Oサイクルを起動する。以上により、ホストバス
上のメモリアドレス空間の(00000000)h〜
(klmn0000−1)hの領域へのメモリサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(000
00000)h〜(klmn0000−1)hへのメモ
リサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレス空間
の(klmn0000)h〜(klmnFFFF)hの
領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではI/O
アドレス空間の(00000000)h〜(0000F
FFF)hへのI/Oサイクルになる。ホストバス上の
メモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h〜
(FFFFFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、
ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klmnF
FFF+1)h〜(FFFFFFFF)hへのメモリサ
イクルになる。CPU1がI/Oサイクルを起動する
と、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値を
ラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの指
示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。
アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルバスへ
のアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介し
てバスコントロールロジック4に通知する。I/Oホー
ルコンパレータ6は、ラッチアドレス[15:8]2M
とあらかじめ与えられたI/Oホールアドレス8Aとを
比較し、比較結果をI/Oホールアドレス比較結果通知
信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[15:
8]2Mが(00)h〜(αβ−1)の範囲か(γδ+
1)h〜(FF)hの範囲のアドレス、であった場合、
バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマルチ
プレクサコントロール信号4Hを介してレンジアドレス
マルチプレクサ12を制御してメモリレンジアドレス7
A、即ち(klmn)h、をローカルアドレス[31:
16]12Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイク
ルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス
[15:8]2Mが(αβ)h〜(γδ)hの範囲のア
ドレス、であった場合、バスコントロールロジック4
は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御し
てあらかじめ与えられたアドレス(0000)hをロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ローカル
バスにはI/Oサイクルを起動する。以上により、ホス
トバス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(α
β00−1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(klmn0000)
h〜(klmnαβ00−1)hへのメモリサイクルに
なる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ0
0)h〜(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(0000α
β00)h〜(0000γδFF)hへのI/Oサイク
ルになる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδ
FF+1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイク
ルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(kl
mnγδFF+1)h〜(klmnFFFF)hへのメ
モリサイクルになる。この第六の実施例は第二の実施例
に比較して、I/Oホールコンパレータ6を設けたこと
により、ホストバスI/Oアドレス空間の一部をローカ
ルバスI/Oアドレス空間にマッピングし、残りの空間
をローカルバスメモリアドレス空間にマッピングするこ
とができる。次に本願発明のアドレス変換装置の第七の
実施例について図面を参照して詳細に説明する。図7を
参照すると、本願発明の第七の実施例のアドレス変換装
置のブロック図において、CPU1は、ホストデータバ
ス21、ホストアドレスバス22、及びホストコントロ
ールバス23に接続している。アドレスラッチ2は、バ
スコントロールロジック4からのアドレスラッチイネー
ブル信号4Aを受けて、ホストアドレスバス22のラッ
チを行い、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチ
アドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2Lを出力する。アドレスデコーダ3は、ホストコ
ントロールバス23、ラッチアドレス[31:16]2
H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッチアド
レス[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結
果をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。バスコントロールロジック4
は、ホストコントロールバス23、ローカルコントロー
ルバス25、アドレスデコード信号3A、メモリレンジ
アドレス比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアド
レス比較結果通知信号6Aと接続しており、これらの信
号群の入力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4
A、ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4
B、ローカルI/Oホールレジスタコントロール信号4
F、ホールアドレスマルチプレクサコントロール信号4
G、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
H、及びアドレスデータマルチプレクサコントロール信
号4Iを生成し、またホストバスとローカルバスのコン
トロールを行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホ
ストバス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカ
ルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する
際に必要となる、ホストバス上のメモリアドレス空間の
一領域のアドレスの上位16ビット(31:16)を保
持している。ホストメモリレンジレジスタ7は、データ
バス21を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコン
トロール信号4Bによってコントロールされてアドレス
値を保持し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メ
モリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:
16]2Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、そ
の結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを
介してバスコントロールロジック4に通知する。I/O
ホールコンパレータ6は、ラッチアドレス[15:0
8]2Mとあらかじめ与えられたアドレス(αβ)h〜
(γδ)hとを比較し、その結果をI/Oホールアドレ
ス比較結果通知信号6Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。ローカルI/Oホールレジスタ11
は、ホストバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスを
ローカルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変
換する際に必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレ
ス空間の変換先のアドレスの下位8ビット(15:8)
を保持している。ローカルI/Oホールレジスタ11
は、データバス21を入力とし、ローカルI/Oホール
レジスタコントロール信号4Fによってコントロールさ
れてアドレス値を保持し、I/Oホールリマップアドレ
ス11Aを出力する。レンジアドレスマルチプレクサ1
2は、3入力1出力のマルチプレクサで、レンジアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4Hによって制御さ
れ、ラッチアドレス[31:16]2H、メモリレンジ
アドレス7A、及びあらかじめ与えられたアドレス(0
00)hのいずれかを選択して、ローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力する。ホールアドレスマルチプ
レクサ13は、2入力1出力のマルチプレクサで、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gによっ
て制御され、ラッチアドレス[15:8]2M、及びI
/Oホールリマップアドレス11Aのいずれかを選択し
て、ローカルアドレス[15:8]13Aに出力する。
アドレスデータマルチプレクサ14は、2入力1出力の
マルチプレクサで、アドレスデータマルチプレクサコン
トロール信号4Iによって制御され、ローカルアドレス
[31:16]12A、ローカルアドレス[15:8]
13A、及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホス
トデータバス21を入力し、ローカルアドレスデータバ
ス24にアドレスもしくはデータを出力する。ホストデ
ータバス21は、CPU1、ホストメモリレンジレジス
タ7、ローカルI/Oホールレジスタ11、及びアドレ
スデータマルチプレクサ14に接続されている。ホスト
アドレスバス22は、CPU1、及びアドレスラッチ2
と接続されている。ホストコントロールバス23は、ホ
ストバスをコントロールするための信号の集まりであ
り、CPU1、アドレスデコーダ3、及びバスコントロ
ールロジック4と接続されている。ローカルアドレスデ
ータバス24は、時分割でアドレスかデータがドライブ
されるバスであり、アドレスデータマルチプレクサ14
によってアドレスとデータが切り替えられドライブされ
る。ローカルコントロールバス25は、ローカルバスを
コントロールするための信号の集まりであり、バスコン
トロールロジック4と接続されている。図28を参照す
ると、本発明のアドレス変換装置の第七の実施例におけ
る、ホストバス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレ
ス空間、及びローカルバス上のメモリアドレス空間とI
/Oアドレス空間とを示したものである。ホストバス上
のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜(k
lmnFFFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス
上ではI/Oアドレス空間の(00000000)h〜
(0000FFFF)hの領域へのアクセスに変換され
る。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(0000)
h〜(αβ00−1)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(klmn0000)
h〜(klmnαβ00−1)hの領域へのアクセスに
変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γ
δFF+1)h〜(FFFF)hの領域へアクセスは、
ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klmnγ
δFF+1)h〜(klmnFFFF)hの領域へのア
クセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空
間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領域へアクセス
は、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(000
0εζ00)h〜(0000ηθFF)hの領域へのア
クセスに変換される。ここで(klmn)h、(εζ)
hおよび(ηθ)hは、ソフトウェアによって設定可能
な値であり、(αβ)hおよび(γδ)hは、あらかじ
め与えられた値である。次に図7及び図28を用いて本
発明のアドレス変換装置の第七の実施例における動作に
ついて説明する。CPU1がホストメモリレンジレジス
タ7へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジ
ック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホ
ストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがホストメモリレンジレジスタ7へのアク
セスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。バスコントロール
ロジック4はホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bを介して、ホストメモリレンジレジスタ7にホ
ストデータバス21にドライブされている値を保持する
ように指示する。ホストメモリレンジレジスタ7はこの
指示を受けてホストデータバス21の値を保持する。こ
こで(klmn)hの値がホストメモリレンジレジスタ
7に保持される。CPU1がローカルI/Oホールレジ
スタ11へのサイクルを起動すると、バスコントロール
ロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介し
てホストバスアドレス22の値をラッチするように指示
する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアド
レスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は
現在のサイクルがローカルI/Oホールレジスタ11へ
のアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介し
てバスコントロールロジック4に通知する。バスコント
ロールロジック4はローカルI/Oホールレジスタコン
トロール信号4Fを介して、ローカルI/Oホールレジ
スタ11にホストデータバス21にドライブされている
値を保持するように指示する。ローカルI/Oホールレ
ジスタ11はこの指示を受けてホストデータバス21の
値を保持する。ここで(εζ)h、(ηθ)hの値がロ
ーカルI/Oホールレジスタ11に保持される。CPU
1がメモリサイクルを起動すると、バスコントロールロ
ジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介して
ホストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事をア
ドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。メモリレンジコンパレータ5は、ラ
ッチアドレス[31:16]2Hとホストメモリレンジ
レジスタ7に保持されたメモリレンジアドレス7Aとを
比較し、比較結果をメモリレンジアドレス比較結果通知
信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[31:1
6]2Hが(klmn)hの以外のアドレス、であった
場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してラッチアドレス
[31:16]2Hをローカルアドレス[31:16]
12Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサコント
ロール信号4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ
13を制御してラッチアドレス[15:8]2Mをロー
カルアドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバ
スにはメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、即
ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klmn)
h、であった場合、バスコントロールロジック4は、レ
ンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介
してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してあら
かじめ与えられたアドレス(0000)hをローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ホールアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Gを介してホールア
ドレスマルチプレクサ13を制御してラッチアドレス
[15:8]2Mをローカルアドレス[15:8]13
Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動す
る。以上により、ホストバス上のメモリアドレス空間の
(00000000)h〜(klmn0000−1)h
の領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモ
リアドレス空間の(00000000)h〜(klmn
0000−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバ
ス上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜
(klmnFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(00000
000)h〜(0000FFFF)hへのI/Oサイク
ルになる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(kl
mnFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域
へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアド
レス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFF
FFF)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/
Oサイクルを起動すると、バスコントロールロジック4
はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバ
スアドレス22の値をラッチするように指示する。アド
レスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス2
2の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイ
クルがローカルバスへのアクセスである事をアドレスデ
コード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアド
レス[15:8]2Mとあらかじめ与えられたI/Oホ
ールアドレス8Aとを比較し、比較結果をI/Oホール
アドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッ
チアドレス[15:8]2Mが(00)h〜(αβ−
1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)hの範囲のアド
レス、であった場合、バスコントロールロジック4は、
レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを
介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してメ
モリレンジアドレス7A、即ち(klmn)h、をロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホールア
ドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介してホ
ールアドレスマルチプレクサ13を制御してラッチアド
レス[15:8]2Mをローカルアドレス[15:8]
13Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起
動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[15:
8]2Mが(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、
であった場合、バスコントロールロジック4は、レンジ
アドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介して
レンジアドレスマルチプレクサ12を制御してあらかじ
め与えられたアドレス(vwxy)hをローカルアドレ
ス[31:16]12Aに出力し、ホールアドレスマル
チプレクサコントロール信号4Gを介してホールアドレ
スマルチプレクサ13を制御してI/Oホールリマップ
アドレス11A、即ち(εζ)h〜(ηθ)hの範囲の
一アドレス、をローカルアドレス[15:8]13Aに
出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。
以上により、ホストバス上のI/Oアドレス空間の(0
000)h〜(αβ00−1)hの領域へのI/Oサイ
クルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(k
lmn0000)h〜(klmnαβ00−1)hへの
メモリサイクルになる。ホストバス上のI/Oアドレス
空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領域へのI/
Oサイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間
の(0000εζ00)h〜(0000ηθFF)hへ
のI/Oサイクルになる。ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域へ
のI/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(klmnγδFF+1)h〜(klmnFF
FF)hへのメモリサイクルになる。この第七の実施例
は第六の実施例に比較して、ローカルI/Oホールレジ
スタ11を設けたことにより、ホストバスI/Oアドレ
ス空間のホール位置とは独立してローカルバスI/Oア
ドレス空間のホール位置を設定することができる。次に
本願発明のアドレス変換装置の第八の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。図8を参照すると、本願
発明の第八の実施例のアドレス変換装置のブロック図に
おいて、CPU1は、ホストデータバス21、ホストア
ドレスバス22、及びホストコントロールバス23に接
続している。アドレスラッチ2は、バスコントロールロ
ジック4からのアドレスラッチイネーブル信号4Aを受
けて、ホストアドレスバス22のラッチを行い、ラッチ
アドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[15:
8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを出力す
る。アドレスデコーダ3は、ホストコントロールバス2
3、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチアドレ
ス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2
Lを入力とし、アドレスデコードの結果をアドレスデコ
ード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。バスコントロールロジック4は、ホストコント
ロールバス23、ローカルコントロールバス25、アド
レスデコード信号3A、メモリレンジアドレス比較結果
通知信号5A、及びI/Oホールアドレス比較結果通知
信号6Aと接続しており、これらの信号群の入力を受け
て、アドレスラッチイネーブル信号4A、ホストメモリ
レンジレジスタコントロール信号4B、ホストI/Oホ
ールレジスタコントロール信号4C、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4H、及びアドレスデー
タマルチプレクサコントロール信号4Iを生成し、また
ホストバスとローカルバスのコントロールを行う。ホス
トメモリレンジレジスタ7は、ホストバス上のメモリア
ドレス空間へのアクセスをローカルバス上のI/Oアド
レス空間へのアクセスに変換する際に必要となる、ホス
トバス上のメモリアドレス空間の一領域のアドレスの上
位16ビット(31:16)を保持している。ホストメ
モリレンジレジスタ7は、データバス21を入力とし、
ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4Bによ
ってコントロールされてアドレス値を保持し、メモリレ
ンジアドレス7Aを出力する。メモリレンジコンパレー
タ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hとメモリレ
ンジアドレス7Aとを比較し、その結果をメモリレンジ
アドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。ホストI/Oホールレジスタ
8は、ホストバス上のI/Oアドレス空間へのアクセス
をローカルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに
変換する際に必要となる、ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の一領域のアドレスの下位8ビット(15:8)
を保持している。ホストI/Oホールレジスタ8は、デ
ータバス21を入力とし、ホストI/Oホールレジスタ
コントロール信号4Cによってコントロールされてアド
レス値を保持し、I/Oホールアドレス8Aを出力す
る。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアドレス
[15:08]2MとI/Oホールアドレス8Aとを比
較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結果通知信
号6Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入力1出
力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Hによって制御され、ラッチアドレ
ス[31:16]2H、メモリレンジアドレス7A、及
びあらかじめ与えられたアドレス(0000)hのいず
れかを選択して、ローカルアドレス[31:16]12
Aに出力する。アドレスデータマルチプレクサ14は、
2入力1出力のマルチプレクサで、アドレスデータマル
チプレクサコントロール信号4Iによって制御され、ロ
ーカルアドレス[31:16]12A、ラッチアドレス
[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2
L、及びホストデータバス21を入力し、ローカルアド
レスデータバス24にアドレスもしくはデータを出力す
る。ホストデータバス21は、CPU1、ホストメモリ
レンジレジスタ7、ホストI/Oホールレジスタ8、及
びアドレスデータマルチプレクサに接続されている。ホ
ストアドレスバス22は、CPU1、及びアドレスラッ
チ2と接続されている。ホストコントロールバス23
は、ホストバスをコントロールするための信号の集まり
であり、CPU1、アドレスデコーダ3、及びバスコン
トロールロジック4と接続されている。ローカルアドレ
スデータバス24は、時分割でアドレスかデータがドラ
イブされるバスであり、アドレスデータマルチプレクサ
14によってアドレスとデータが切り替えられドライブ
される。ローカルコントロールバス25は、ローカルバ
スをコントロールするための信号の集まりであり、バス
コントロールロジック4と接続されている。図29を参
照すると、本発明のアドレス変換装置の第八の実施例に
おける、ホストバス上のメモリアドレス空間とI/Oア
ドレス空間、及びローカルバス上のメモリアドレス空間
とI/Oアドレス空間とを示したものである。ホストバ
ス上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜
(klmnFFFF)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(00000000)
h〜(0000FFFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(000
0)h〜(αβ00−1)hの領域へアクセスは、ロー
カルバス上ではメモリアドレス空間の(klmn000
0)h〜(klmnαβ00−1)hの領域へのアクセ
スに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域へアクセス
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klm
nγδFF+1)h〜(klmnFFFF)hの領域へ
のアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領域へアク
セスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(0
000εζ00)h〜(0000ηθFF)hの領域へ
のアクセスに変換される。ここで(klmn)h、(α
β)h、(γδ)hは、ソフトウェアによって設定可能
な値である。次に図8及び図29を用いて本発明のアド
レス変換装置の第八の実施例における動作について説明
する。CPU1がホストメモリレンジレジスタ7へのサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクル
がホストメモリレンジレジスタ7へのアクセスである事
をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロール
ロジック4に通知する。バスコントロールロジック4は
ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4Bを介
して、ホストメモリレンジレジスタ7にホストデータバ
ス21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ホストメモリレンジレジスタ7はこの指示を受けて
ホストデータバス21の値を保持する。ここで(klm
n)hの値がホストメモリレンジレジスタ7に保持され
る。CPU1がホストI/Oホールレジスタ8へのサイ
クルを起動すると、バスコントロールロジック4はアド
レスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアド
レス22の値をラッチするように指示する。アドレスラ
ッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値
をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルが
ホストI/Oホールレジスタ8へのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4はホ
ストI/Oホールレジスタコントロール信号4Cを介し
て、ホストI/Oホールレジスタ8にホストデータバス
21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ホストI/Oホールレジスタ8はこの指示を受けて
ホストデータバス21の値を保持する。ここで(αβ)
h、(γδ)hの値がホストI/Oホールレジスタ8に
保持される。CPU1がメモリサイクルを起動すると、
バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネーブ
ル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッ
チするように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を
受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。アド
レスデコーダ3は現在のサイクルがローカルバスへのア
クセスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。メモリレンジコ
ンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hと
ホストメモリレンジレジスタ7に保持されたメモリレン
ジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメモリレンジア
ドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコントロール
ロジック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッチ
アドレス[31:16]2Hが(klmn)hの以外の
アドレス、であった場合、バスコントロールロジック4
は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御し
てラッチアドレス[31:16]2Hをローカルアドレ
ス[31:16]12Aに出力し、ローカルバスにはメ
モリサイクルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチ
アドレス[31:16]2Hが(klmn)h、であっ
た場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジ
アドレスマルチプレクサ12を制御してあらかじめ与え
られたアドレス(0000)hをローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサ
イクルを起動する。以上により、ホストバス上のメモリ
アドレス空間の(00000000)h〜(klmn0
000−1)hの領域へのメモリサイクルは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(00000000)
h〜(klmn0000−1)hへのメモリサイクルに
なる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn
0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へのメモ
リサイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間
の(00000000)h〜(0000FFFF)hへ
のI/Oサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレ
ス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFF
FF)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上
ではメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h
〜(FFFFFFFF)hへのメモリサイクルになる。
CPU1がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロ
ールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを
介してホストバスアドレス22の値をラッチするように
指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホスト
アドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ
3は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスである
事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。I/Oホールコンパレータ6
は、ラッチアドレス[15:8]2MとホストI/Oホ
ールレジスタ7に保持されたI/Oホールアドレス8A
とを比較し、比較結果をI/Oホールアドレス比較結果
通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[1
5:8]2Mが(00)h〜(αβ−1)の範囲か(γ
δ+1)h〜(FF)hの範囲のアドレス、であった場
合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジアド
レスマルチプレクサ12を制御してメモリレンジアドレ
ス7A、即ち(klmn)h、をローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ローカルバスにはメモリサ
イクルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレ
ス[15:8]2Mが(αβ)h〜(γδ)hの範囲の
アドレス、であった場合、バスコントロールロジック4
は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御し
てあらかじめ与えられたアドレス(vwxy)hをロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ローカル
バスにはI/Oサイクルを起動する。以上により、ホス
トバス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(α
β00−1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(klmn0000)
h〜(klmnαβ00−1)hへのメモリサイクルに
なる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ0
0)h〜(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(0000α
β00)h〜(0000γδFF)hへのI/Oサイク
ルになる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδ
FF+1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイク
ルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(kl
mnγδFF+1)h〜(klmnFFFF)hへのメ
モリサイクルになる。この第八の実施例は第六の実施例
に比較して、ホストI/Oホールレジスタ8を設けたこ
とにより、ホストバスI/Oアドレス空間のホール位置
を固定値ではなく任意の値により設定することができ
る。次に本願発明のアドレス変換装置の第九の実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図9を参照する
と、本願発明の第九の実施例のアドレス変換装置のブロ
ック図において、CPU1は、ホストデータバス21、
ホストアドレスバス22、及びホストコントロールバス
23に接続している。アドレスラッチ2は、バスコント
ロールロジック4からのアドレスラッチイネーブル信号
4Aを受けて、ホストアドレスバス22のラッチを行
い、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチアドレ
ス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2
Lを出力する。アドレスデコーダ3は、ホストコントロ
ールバス23、ラッチアドレス[31:16]2H、ラ
ッチアドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス
[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4は、
ホストコントロールバス23、ローカルコントロールバ
ス25、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアド
レス比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス
比較結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群
の入力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、
ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4B、ホ
ストI/Oホールレジスタコントロール信号4C、ロー
カルI/Oホールレジスタコントロール信号4F、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4G、レン
ジアドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及び
アドレスデータマルチプレクサコントロール信号4Iを
生成し、またホストバスとローカルバスのコントロール
を行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバス
上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス上
のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要
となる、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域の
アドレスの上位16ビット(31:16)を保持してい
る。ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス21
を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bによってコントロールされてアドレス値を保持
し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレン
ジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2
Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果を
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。ホストI/Oホ
ールレジスタ8は、ホストバス上のI/Oアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ホストバス上の
I/Oアドレス空間の一領域のアドレスの下位8ビット
(15:8)を保持している。ホストI/Oホールレジ
スタ8は、データバス21を入力とし、ホストI/Oホ
ールレジスタコントロール信号4Cによってコントロー
ルされてアドレス値を保持し、I/Oホールアドレス8
Aを出力する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチ
アドレス[15:08]2MとI/Oホールアドレス8
Aとを比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結
果通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。ローカルI/Oホールレジスタ11は、ホス
トバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカル
バス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際
に必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の
変換先のアドレスの下位8ビット(15:8)を保持し
ている。ローカルI/Oホールレジスタ11は、データ
バス21を入力とし、ローカルI/Oホールレジスタコ
ントロール信号4Fによってコントロールされてアドレ
ス値を保持し、I/Oホールリマップアドレス11Aを
出力する。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入
力1出力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプ
レクサコントロール信号4Hによって制御され、ラッチ
アドレス[31:16]2H、メモリレンジリマップア
ドレス9A、及びあらかじめ与えられたアドレス(00
00)hのいずれかを選択して、ローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力する。ホールアドレスマルチプ
レクサ13は、2入力1出力のマルチプレクサで、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gによっ
て制御され、ラッチアドレス[15:8]2M、及びI
/Oホールリマップアドレス11Aのいずれかを選択し
て、ローカルアドレス[15:8]13Aに出力する。
アドレスデータマルチプレクサ14は、2入力1出力の
マルチプレクサで、アドレスデータマルチプレクサコン
トロール信号4Iによって制御され、ローカルアドレス
[31:16]12A、ローカルアドレス[15:8]
13A、及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホス
トデータバス21を入力し、ローカルアドレスデータバ
ス24にアドレスもしくはデータを出力する。ホストデ
ータバス21は、CPU1、ホストメモリレンジレジス
タ7、ホストI/Oホールレジスタ8、ローカルI/O
ホールレジスタ11、及びアドレスデータマルチプレク
サに接続されている。ホストアドレスバス22は、CP
U1、及びアドレスラッチ2と接続されている。ホスト
コントロールバス23は、ホストバスをコントロールす
るための信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコ
ーダ3、及びバスコントロールロジック4と接続されて
いる。ローカルアドレスデータバス24は、時分割でア
ドレスかデータがドライブされるバスであり、アドレス
データマルチプレクサ14によってアドレスとデータが
切り替えられドライブされる。ローカルコントロールバ
ス25は、ローカルバスをコントロールするための信号
の集まりであり、バスコントロールロジック4と接続さ
れている。図30を参照すると、本発明のアドレス変換
装置の第九の実施例における、ホストバス上のメモリア
ドレス空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス上
のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示した
ものである。ホストバス上のメモリアドレス空間の(k
lmn0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(00000000)h〜(0000FFFF)hの領
域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oア
ドレス空間の(0000)h〜(αβ00−1)hの領
域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空
間の(klmn0000)h〜(klmnαβ00−
1)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバス上
のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FFF
F)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリ
アドレス空間の(klmnγδFF+1)h〜(klm
nFFFF)hの領域へのアクセスに変換される。ホス
トバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γ
δFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではI
/Oアドレス空間の(0000εζ00)h〜(000
0ηθFF)hの領域へのアクセスに変換される。ここ
で(klmn)h、(αβ)h、(γδ)h、(εζ)
h、及び(ηθ)hは、ソフトウェアによって設定可能
な値である。次に図9及び図30を用いて本発明のアド
レス変換装置の第九の実施例における動作について説明
する。CPU1がホストメモリレンジレジスタ7へのサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクル
がホストメモリレンジレジスタ7へのアクセスである事
をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロール
ロジック4に通知する。バスコントロールロジック4は
ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4Bを介
して、ホストメモリレンジレジスタ7にホストデータバ
ス21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ホストメモリレンジレジスタ7はこの指示を受けて
ホストデータバス21の値を保持する。ここで(klm
n)hの値がホストメモリレンジレジスタ7に保持され
る。CPU1がホストI/Oホールレジスタ8へのサイ
クルを起動すると、バスコントロールロジック4はアド
レスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアド
レス22の値をラッチするように指示する。アドレスラ
ッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値
をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルが
ホストI/Oホールレジスタ8へのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4はホ
ストI/Oホールレジスタコントロール信号4Cを介し
て、ホストI/Oホールレジスタ8にホストデータバス
21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ホストI/Oホールレジスタ8はこの指示を受けて
ホストデータバス21の値を保持する。ここで(αβ)
h、(γδ)hの値がホストI/Oホールレジスタ8に
保持される。CPU1がローカルI/Oホールレジスタ
11へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジ
ック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホ
ストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルI/Oホールレジスタ11への
アクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。バスコントロ
ールロジック4はローカルI/Oホールレジスタコント
ロール信号4Fを介して、ローカルI/Oホールレジス
タ11にホストデータバス21にドライブされている値
を保持するように指示する。ローカルI/Oホールレジ
スタ11はこの指示を受けてホストデータバス21の値
を保持する。ここで(εζ)h、(ηθ)hの値がロー
カルI/Oホールレジスタ11に保持される。CPU1
がメモリサイクルを起動すると、バスコントロールロジ
ック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホ
ストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事をア
ドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。メモリレンジコンパレータ5は、ラ
ッチアドレス[31:16]2Hとホストメモリレンジ
レジスタ7に保持されたメモリレンジアドレス7Aとを
比較し、比較結果をメモリレンジアドレス比較結果通知
信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[31:1
6]2Hが(klmn)hの以外のアドレス、であった
場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してラッチアドレス
[31:16]2Hをローカルアドレス[31:16]
12Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサコント
ロール信号4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ
13を制御してラッチアドレス[15:8]2Mをロー
カルアドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバ
スにはメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、即
ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klmn)
h、であった場合、バスコントロールロジック4は、レ
ンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介
してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してあら
かじめ与えられたアドレス(0000)hをローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ホールアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Gを介してホールア
ドレスマルチプレクサ13を制御してラッチアドレス
[15:8]2Mをローカルアドレス[15:8]13
Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動す
る。以上により、ホストバス上のメモリアドレス空間の
(00000000)h〜(klmn0000−1)h
の領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモ
リアドレス空間の(00000000)h〜(klmn
0000−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバ
ス上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜
(klmnFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(00000
000)h〜(0000FFFF)hへのI/Oサイク
ルになる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(kl
mnFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域
へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアド
レス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFF
FFF)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/
Oサイクルを起動すると、バスコントロールロジック4
はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバ
スアドレス22の値をラッチするように指示する。アド
レスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス2
2の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイ
クルがローカルバスへのアクセスである事をアドレスデ
コード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアド
レス[15:8]2MとホストI/Oホールレジスタ7
に保持されたI/Oホールアドレス8Aとを比較し、比
較結果をI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを
介してバスコントロールロジック4に通知する。比較結
果が不一致、即ちラッチアドレス[15:8]2Mが
(00)h〜(αβ−1)の範囲か(γδ+1)h〜
(FF)hの範囲のアドレス、であった場合、バスコン
トロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプ
レクサ12を制御してメモリレンジアドレス7A、即ち
(klmn)h、をローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロ
ール信号4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ1
3を制御してラッチアドレス[15:8]2Mをローカ
ルアドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバス
にはメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、即ち
ラッチアドレス[15:8]2Mが(αβ)h〜(γ
δ)hの範囲のアドレス、であった場合、バスコントロ
ールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコン
トロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレク
サ12を制御してあらかじめ与えられたアドレス(vw
xy)hをローカルアドレス[31:16]12Aに出
力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロール信号
4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ13を制御
してI/Oホールリマップアドレス11A、即ち(ε
ζ)h〜(ηθ)hの範囲の一アドレス、をローカルア
ドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバスには
I/Oサイクルを起動する。以上により、ホストバス上
のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ00−
1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜(k
lmnαβ00−1)hへのメモリサイクルになる。ホ
ストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜
(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(0000εζ00)
h〜(0000ηθFF)hへのI/Oサイクルにな
る。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF+
1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクルは、
ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klmnγ
δFF+1)h〜(klmnFFFF)hへのメモリサ
イクルになる。この第九の実施例は第八の実施例に比較
して、ローカルI/Oホールレジスタ11を設けたこと
により、ホストバスI/Oアドレス空間のホール位置と
は独立してローカルバスI/Oアドレス空間のホール位
置を設定することができる。次に本願発明のアドレス変
換装置の第十の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。図10を参照すると、本願発明の第十の実施例
のアドレス変換装置のブロック図において、CPU1
は、ホストデータバス21、ホストアドレスバス22、
及びホストコントロールバス23に接続している。アド
レスラッチ2は、バスコントロールロジック4からのア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを受けて、ホストアド
レスバス22のラッチを行い、ラッチアドレス[31:
16]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラ
ッチアドレス[7:2]2Lを出力する。アドレスデコ
ーダ3は、ホストコントロールバス23、ラッチアドレ
ス[31:16]2H、ラッチアドレス[15:8]2
M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを入力とし、ア
ドレスデコードの結果をアドレスデコード信号3Aを介
してバスコントロールロジック4に通知する。バスコン
トロールロジック4は、ホストコントロールバス23、
ローカルコントロールバス25、アドレスデコード信号
3A、メモリレンジアドレス比較結果通知信号5A、及
びI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aと接続し
ており、これらの信号群の入力を受けて、アドレスラッ
チイネーブル信号4A、ホストメモリレンジレジスタコ
ントロール信号4B、ローカルメモリレンジレジスタコ
ントロール信号4D、レンジアドレスマルチプレクサコ
ントロール信号4H、及びアドレスデータマルチプレク
サコントロール信号4Iを生成し、またホストバスとロ
ーカルバスのコントロールを行う。ホストメモリレンジ
レジスタ7は、ホストバス上のメモリアドレス空間への
アクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へのア
クセスに変換する際に必要となる、ホストバス上のメモ
リアドレス空間の一領域のアドレスの上位16ビット
(31:16)を保持している。ホストメモリレンジレ
ジスタ7は、データバス21を入力とし、ホストメモリ
レンジレジスタコントロール信号4Bによってコントロ
ールされてアドレス値を保持し、メモリレンジアドレス
7Aを出力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラッ
チアドレス[31:16]2Hとメモリレンジアドレス
7Aとを比較し、その結果をメモリレンジアドレス比較
結果通知信号5Aを介してバスコントロールロジック4
に通知する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチア
ドレス[15:08]2Mとあらかじめ与えられたアド
レス(αβ)h〜(γδ)hとを比較し、その結果をI
/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。ローカルメモリレ
ンジレジスタ9は、ホストバス上のI/Oアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のメモリアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ローカルバス上
のメモリアドレス空間の変換先のアドレスの上位16ビ
ット(31:16)を保持している。ローカルメモリレ
ンジレジスタ9は、データバス21を入力とし、ローカ
ルメモリレンジレジスタコントロール信号4Dによって
コントロールされてアドレス値を保持し、メモリレンジ
リマップアドレス9Aを出力する。レンジアドレスマル
チプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレクサで、
レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hに
よって制御され、ラッチアドレス[31:16]2H、
メモリレンジリマップアドレス9A、及びあらかじめ与
えられたアドレスのいずれかを選択して、ローカルアド
レス[31:16]12Aに出力する。アドレスデータ
マルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチプレクサ
で、アドレスデータマルチプレクサコントロール信号4
Iによって制御され、ローカルアドレス[31:16]
12A、ローカルアドレス[15:8]13A、及びラ
ッチアドレス[7:2]2L、及びホストデータバス2
1を入力し、ローカルアドレスデータバス24にアドレ
スもしくはデータを出力する。ホストデータバス21
は、CPU1、ホストメモリレンジレジスタ7、ローカ
ルメモリレンジレジスタ10、及びアドレスデータマル
チプレクサ14に接続されている。ホストアドレスバス
22は、CPU1、及びアドレスラッチ2と接続されて
いる。ホストコントロールバス23は、ホストバスをコ
ントロールするための信号の集まりであり、CPU1、
アドレスデコーダ3、及びバスコントロールロジック4
と接続されている。ローカルアドレスデータバス24
は、時分割でアドレスかデータがドライブされるバスで
あり、アドレスデータマルチプレクサ14によってアド
レスとデータが切り替えられドライブされる。ローカル
コントロールバス25は、ローカルバスをコントロール
するための信号の集まりであり、バスコントロールロジ
ック4と接続されている。図31を参照すると、本発明
のアドレス変換装置の第十の実施例における、ホストバ
ス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空間、及び
ローカルバス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス
空間とを示したものである。ホストバス上のメモリアド
レス空間の(klmn0000)h〜(klmnFFF
F)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではI/O
アドレス空間の(00000000)h〜(0000F
FFF)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバ
ス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ0
0−1)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではメ
モリアドレス空間の(pqrs0000)h〜(pqr
sαβ00−1)hの領域へのアクセスに変換される。
ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)
h〜(FFFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス
上ではメモリアドレス空間の(pqrsγδFF+1)
h〜(pqrsFFFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ0
0)h〜(γδFF)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(0000αβ00)
h〜(0000γδFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ここで(klmn)h、(pqrs)h、は、
ソフトウェアによって設定可能な値であり、(αβ)
h、(γδ)hはあらかじめ与えられた値である。次に
図10及び図31を用いて本発明のアドレス変換装置の
第十の実施例における動作について説明する。CPU1
がホストメモリレンジレジスタ7へのサイクルを起動す
ると、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイ
ネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値
をラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの
指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチす
る。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホストメモ
リレンジレジスタ7へのアクセスである事をアドレスデ
コード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。バスコントロールロジック4はホストメモリ
レンジレジスタコントロール信号4Bを介して、ホスト
メモリレンジレジスタ7にホストデータバス21にドラ
イブされている値を保持するように指示する。ホストメ
モリレンジレジスタ7はこの指示を受けてホストデータ
バス21の値を保持する。ここで(klmn)hの値が
ホストメモリレンジレジスタ7に保持される。CPU1
がローカルメモリレンジレジスタ9へのサイクルを起動
すると、バスコントロールロジック4はアドレスラッチ
イネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の
値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこ
の指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチす
る。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルメ
モリレンジレジスタ9へのアクセスである事をアドレス
デコード信号3Aを介してバスコントロールロジック4
に通知する。バスコントロールロジック4はローカルメ
モリレンジレジスタコントロール信号4Dを介して、ロ
ーカルメモリレンジレジスタ9にホストデータバス21
にドライブされている値を保持するように指示する。ロ
ーカルメモリレンジレジスタ9はこの指示を受けてホス
トデータバス21の値を保持する。ここで(pqrs)
hの値がローカルメモリレンジレジスタ9に保持され
る。CPU1がメモリサイクルを起動すると、バスコン
トロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4
Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチするよ
うに指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホ
ストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコ
ーダ3は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスで
ある事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコント
ロールロジック4に通知する。メモリレンジコンパレー
タ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hとホストメ
モリレンジレジスタ7に保持されたメモリレンジアドレ
ス7Aとを比較し、比較結果をメモリレンジアドレス比
較結果通知信号5Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス
[31:16]2Hが(klmn)hの以外のアドレ
ス、であった場合、バスコントロールロジック4は、レ
ンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介
してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してラッ
チアドレス[31:16]2Hをローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ローカルバスにはメモリサ
イクルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレ
ス[31:16]2Hが(klmn)h、であった場
合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジアド
レスマルチプレクサ12を制御してあらかじめ与えられ
たアドレス(0000)hをローカルアドレス[31:
16]12Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイク
ルを起動する。以上により、ホストバス上のメモリアド
レス空間の(00000000)h〜(klmn000
0−1)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス
上ではメモリアドレス空間の(00000000)h〜
(klmn0000−1)hへのメモリサイクルにな
る。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn0
000)h〜(klmnFFFF)hの領域へのメモリ
サイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(00000000)h〜(0000FFFF)hへの
I/Oサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレス
空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h〜
(FFFFFFFF)hへのメモリサイクルになる。C
PU1がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロー
ルロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介
してホストバスアドレス22の値をラッチするように指
示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストア
ドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3
は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事
をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロール
ロジック4に通知する。I/Oホールコンパレータ6
は、ラッチアドレス[15:8]2Mとあらかじめ与え
られたI/Oホールアドレス8Aとを比較し、比較結果
をI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。比較結果が不
一致、即ちラッチアドレス[15:8]2Mが(00)
h〜(αβ−1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)h
の範囲のアドレス、であった場合、バスコントロールロ
ジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロー
ル信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12
を制御してメモリレンジリマップアドレス9A、即ち
(pqrs)h、をローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動
する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[15:
8]2Mが(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、
であった場合、バスコントロールロジック4は、レンジ
アドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介して
レンジアドレスマルチプレクサ12を制御してあらかじ
め与えられたアドレス(0000)hをローカルアドレ
ス[31:16]12Aに出力し、ローカルバスにはI
/Oサイクルを起動する。以上により、ホストバス上の
I/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ00−
1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(pqrs0000)h〜(p
qrsαβ00−1)hへのメモリサイクルになる。ホ
ストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜
(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(0000αβ00)
h〜(0000γδFF)hへのI/Oサイクルにな
る。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF+
1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクルは、
ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqrsγ
δFF+1)h〜(pqrsFFFF)hへのメモリサ
イクルになる。この第十の実施例は第六の実施例に比較
して、ローカルメモリレンジレジスタ9を設けたことに
より、ホストバスメモリアドレス空間とは独立してロー
カルバスメモリアドレス空間を設定することができる。
次に本願発明のアドレス変換装置の第十一の実施例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図11を参照する
と、本願発明の第十一の実施例のアドレス変換装置のブ
ロック図において、CPU1は、ホストデータバス2
1、ホストアドレスバス22、及びホストコントロール
バス23に接続している。アドレスラッチ2は、バスコ
ントロールロジック4からのアドレスラッチイネーブル
信号4Aを受けて、ホストアドレスバス22のラッチを
行い、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチアド
レス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]
2Lを出力する。アドレスデコーダ3は、ホストコント
ロールバス23、ラッチアドレス[31:16]2H、
ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス
[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4は、
ホストコントロールバス23、ローカルコントロールバ
ス25、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアド
レス比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス
比較結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群
の入力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、
ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4B、ロ
ーカルメモリレンジレジスタコントロール信号4D、ロ
ーカルI/Oホールレジスタコントロール信号4F、ホ
ールアドレスマルチプレクサコントロール信号4G、レ
ンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及
びアドレスデータマルチプレクサコントロール信号4I
を生成し、またホストバスとローカルバスのコントロー
ルを行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバ
ス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス
上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必
要となる、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域
のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持して
いる。ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス2
1を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロー
ル信号4Bによってコントロールされてアドレス値を保
持し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレ
ンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]
2Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果
をメモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。I/Oホール
コンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]2M
とあらかじめ与えられたアドレス(αβ)h〜(γδ)
hとを比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結
果通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。ローカルメモリレンジレジスタ9は、ホスト
バス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバ
ス上のメモリアドレス空間へのアクセスに変換する際に
必要となる、ローカルバス上のメモリアドレス空間の変
換先のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持
している。ローカルメモリレンジレジスタ9は、データ
バス21を入力とし、ローカルメモリレンジレジスタコ
ントロール信号4Dによってコントロールされてアドレ
ス値を保持し、メモリレンジリマップアドレス9Aを出
力する。ローカルI/Oホールレジスタ11は、ホスト
バス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバ
ス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に
必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の変
換先のアドレスの下位8ビット(15:8)を保持して
いる。ローカルI/Oホールレジスタ11は、データバ
ス21を入力とし、ローカルI/Oホールレジスタコン
トロール信号4Fによってコントロールされてアドレス
値を保持し、I/Oホールリマップアドレス11Aを出
力する。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入力
1出力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hによって制御され、ラッチア
ドレス[31:16]2H、メモリレンジリマップアド
レス9A、及びあらかじめ与えられたアドレス(000
0)hのいずれかを選択して、ローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力する。ホールアドレスマルチプ
レクサ13は、2入力1出力のマルチプレクサで、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gによっ
て制御され、ラッチアドレス[15:8]2M、及びI
/Oホールリマップアドレス11Aのいずれかを選択し
て、ローカルアドレス[15:8]13Aに出力する。
アドレスデータマルチプレクサ14は、2入力1出力の
マルチプレクサで、アドレスデータマルチプレクサコン
トロール信号4Iによって制御され、ローカルアドレス
[31:16]12A、ローカルアドレス[15:8]
13A、及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホス
トデータバス21を入力し、ローカルアドレスデータバ
ス24にアドレスもしくはデータを出力する。ホストデ
ータバス21は、CPU1、ホストメモリレンジレジス
タ7、ローカルメモリレンジレジスタ9、ローカルI/
Oホールレジスタ11、及びアドレスデータマルチプレ
クサ14に接続されている。ホストアドレスバス22
は、CPU1、及びアドレスラッチ2と接続されてい
る。ホストコントロールバス23は、ホストバスをコン
トロールするための信号の集まりであり、CPU1、ア
ドレスデコーダ3、及びバスコントロールロジック4と
接続されている。ローカルアドレスデータバス24は、
時分割でアドレスかデータがドライブされるバスであ
り、アドレスデータマルチプレクサ14によってアドレ
スとデータが切り替えられドライブされる。ローカルコ
ントロールバス25は、ローカルバスをコントロールす
るための信号の集まりであり、バスコントロールロジッ
ク4と接続されている。図32を参照すると、本発明の
アドレス変換装置の第十一の実施例における、ホストバ
ス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空間、及び
ローカルバス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス
空間とを示したものである。ホストバス上のメモリアド
レス空間の(klmn0000)h〜(klmnFFF
F)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではI/O
アドレス空間の(00000000)h〜(0000F
FFF)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバ
ス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ0
0−1)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではメ
モリアドレス空間の(pqrs0000)h〜(pqr
sαβ00−1)hの領域へのアクセスに変換される。
ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)
h〜(FFFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス
上ではメモリアドレス空間の(pqrsγδFF+1)
h〜(pqrsFFFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ0
0)h〜(γδFF)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(0000εζ00)
h〜(0000ηθFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ここで(klmn)h、(pqrs)h、(ε
ζ)h、及び(ηθ)hは、ソフトウェアによって設定
可能な値であり、(αβ)h、(γδ)hはあらかじめ
与えられた値である。次に図11及び図32を用いて本
発明のアドレス変換装置の第十一の実施例における動作
について説明する。CPU1がホストメモリレンジレジ
スタ7へのサイクルを起動すると、バスコントロールロ
ジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介して
ホストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがホストメモリレンジレジスタ7へのアク
セスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。バスコントロール
ロジック4はホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bを介して、ホストメモリレンジレジスタ7にホ
ストデータバス21にドライブされている値を保持する
ように指示する。ホストメモリレンジレジスタ7はこの
指示を受けてホストデータバス21の値を保持する。こ
こで(klmn)hの値がホストメモリレンジレジスタ
7に保持される。CPU1がローカルメモリレンジレジ
スタ9へのサイクルを起動すると、バスコントロールロ
ジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介して
ホストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルメモリレンジレジスタ9へのア
クセスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。バスコントロー
ルロジック4はローカルメモリレンジレジスタコントロ
ール信号4Dを介して、ローカルメモリレンジレジスタ
9にホストデータバス21にドライブされている値を保
持するように指示する。ローカルメモリレンジレジスタ
9はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保持
する。ここで(pqrs)hの値がローカルメモリレン
ジレジスタ9に保持される。CPU1がローカルI/O
ホールレジスタ11へのサイクルを起動すると、バスコ
ントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号
4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチする
ように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けて
ホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデ
コーダ3は現在のサイクルがローカルI/Oホールレジ
スタ11へのアクセスである事をアドレスデコード信号
3Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
バスコントロールロジック4はローカルI/Oホールレ
ジスタコントロール信号4Fを介して、ローカルI/O
ホールレジスタ11にホストデータバス21にドライブ
されている値を保持するように指示する。ローカルI/
Oホールレジスタ11はこの指示を受けてホストデータ
バス21の値を保持する。ここで(εζ)h、(ηθ)
hの値がローカルI/Oホールレジスタ11に保持され
る。CPU1がメモリサイクルを起動すると、バスコン
トロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4
Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチするよ
うに指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホ
ストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコ
ーダ3は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスで
ある事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコント
ロールロジック4に通知する。メモリレンジコンパレー
タ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hとホストメ
モリレンジレジスタ7に保持されたメモリレンジアドレ
ス7Aとを比較し、比較結果をメモリレンジアドレス比
較結果通知信号5Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス
[31:16]2Hが(klmn)hの以外のアドレ
ス、であった場合、バスコントロールロジック4は、レ
ンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介
してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してラッ
チアドレス[31:16]2Hをローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ホールアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Gを介してホールアドレスマル
チプレクサ13を制御してラッチアドレス[15:8]
2Mをローカルアドレス[15:8]13Aに出力し、
ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。比較結果
が一致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが(k
lmn)h、であった場合、バスコントロールロジック
4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号
4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御
してあらかじめ与えられたアドレス(0000)hをロ
ーカルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホール
アドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介して
ホールアドレスマルチプレクサ13を制御してラッチア
ドレス[15:8]2Mをローカルアドレス[15:
8]13Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイクル
を起動する。以上により、ホストバス上のメモリアドレ
ス空間の(00000000)h〜(klmn0000
−1)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上
ではメモリアドレス空間の(00000000)h〜
(klmn0000−1)hへのメモリサイクルにな
る。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn0
000)h〜(klmnFFFF)hの領域へのメモリ
サイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(00000000)h〜(0000FFFF)hへの
I/Oサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレス
空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h〜
(FFFFFFFF)hへのメモリサイクルになる。C
PU1がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロー
ルロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介
してホストバスアドレス22の値をラッチするように指
示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストア
ドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3
は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事
をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロール
ロジック4に通知する。I/Oホールコンパレータ6
は、ラッチアドレス[15:8]2Mとあらかじめ与え
られたI/Oホールアドレス8Aとを比較し、比較結果
をI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。比較結果が不
一致、即ちラッチアドレス[15:8]2Mが(00)
h〜(αβ−1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)h
の範囲のアドレス、であった場合、バスコントロールロ
ジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロー
ル信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12
を制御してメモリレンジリマップアドレス9A、即ち
(pqrs)h、をローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロ
ール信号4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ1
3を制御してラッチアドレス[15:8]2Mをローカ
ルアドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバス
にはメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、即ち
ラッチアドレス[15:8]2Mが(αβ)h〜(γ
δ)hの範囲のアドレス、であった場合、バスコントロ
ールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコン
トロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレク
サ12を制御してあらかじめ与えられたアドレス(00
00)hをローカルアドレス[31:16]12Aに出
力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロール信号
4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ13を制御
してI/Oホールリマップアドレス11A、即ち(ε
ζ)h〜(ηθ)hの範囲の一アドレス、をローカルア
ドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバスには
I/Oサイクルを起動する。以上により、ホストバス上
のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ00−
1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(pqrs0000)h〜(p
qrsαβ00−1)hへのメモリサイクルになる。ホ
ストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜
(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(0000εζ00)
h〜(0000ηθFF)hへのI/Oサイクルにな
る。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF+
1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクルは、
ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqrsγ
δFF+1)h〜(pqrsFFFF)hへのメモリサ
イクルになる。この第十一の実施例は第十の実施例に比
較して、ローカルI/Oホールレジスタ11を設けたこ
とにより、ホストバスI/Oアドレス空間のホール位置
とは独立してローカルバスI/Oアドレス空間のホール
位置を設定することができる。次に本願発明のアドレス
変換装置の第十二の実施例について図面を参照して詳細
に説明する。図12を参照すると、本願発明の第十二の
実施例のアドレス変換装置のブロック図において、CP
U1は、ホストデータバス21、ホストアドレスバス2
2、及びホストコントロールバス23に接続している。
アドレスラッチ2は、バスコントロールロジック4から
のアドレスラッチイネーブル信号4Aを受けて、ホスト
アドレスバス22のラッチを行い、ラッチアドレス[3
1:16]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及
びラッチアドレス[7:2]2Lを出力する。アドレス
デコーダ3は、ホストコントロールバス23、ラッチア
ドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[15:
8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを入力と
し、アドレスデコードの結果をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。バ
スコントロールロジック4は、ホストコントロールバス
23、ローカルコントロールバス25、アドレスデコー
ド信号3A、メモリレンジアドレス比較結果通知信号5
A、及びI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aと
接続しており、これらの信号群の入力を受けて、アドレ
スラッチイネーブル信号4A、ホストメモリレンジレジ
スタコントロール信号4B、ホストI/Oホールレジス
タコントロール信号4C、ローカルメモリレンジレジス
タコントロール信号4D、レンジアドレスマルチプレク
サコントロール信号4H、及びアドレスデータマルチプ
レクサコントロール信号4Iを生成し、またホストバス
とローカルバスのコントロールを行う。ホストメモリレ
ンジレジスタ7は、ホストバス上のメモリアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ホストバス上の
メモリアドレス空間の一領域のアドレスの上位16ビッ
ト(31:16)を保持している。ホストメモリレンジ
レジスタ7は、データバス21を入力とし、ホストメモ
リレンジレジスタコントロール信号4Bによってコント
ロールされてアドレス値を保持し、メモリレンジアドレ
ス7Aを出力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラ
ッチアドレス[31:16]2Hとメモリレンジアドレ
ス7Aとを比較し、その結果をメモリレンジアドレス比
較結果通知信号5Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。ホストI/Oホールレジスタ8は、ホス
トバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカル
バス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際
に必要となる、ホストバス上のI/Oアドレス空間の一
領域のアドレスの下位8ビット(15:8)を保持して
いる。ホストI/Oホールレジスタ8は、データバス2
1を入力とし、ホストI/Oホールレジスタコントロー
ル信号4Cによってコントロールされてアドレス値を保
持し、I/Oホールアドレス8Aを出力する。I/Oホ
ールコンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]
2MとI/Oホールアドレス8Aとを比較し、その結果
をI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。ローカルメモ
リレンジレジスタ9は、ホストバス上のI/Oアドレス
空間へのアクセスをローカルバス上のメモリアドレス空
間へのアクセスに変換する際に必要となる、ローカルバ
ス上のメモリアドレス空間の変換先のアドレスの上位1
6ビット(31:16)を保持している。ローカルメモ
リレンジレジスタ9は、データバス21を入力とし、ロ
ーカルメモリレンジレジスタコントロール信号4Dによ
ってコントロールされてアドレス値を保持し、メモリレ
ンジリマップアドレス9Aを出力する。レンジアドレス
マルチプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレクサ
で、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hによって制御され、ラッチアドレス[31:16]2
H、メモリレンジリマップアドレス9A、及びあらかじ
め与えられたアドレス(0000)hのいずれかを選択
して、ローカルアドレス[31:16]12Aに出力す
る。アドレスデータマルチプレクサ14は、2入力1出
力のマルチプレクサで、アドレスデータマルチプレクサ
コントロール信号4Iによって制御され、ローカルアド
レス[31:16]12A、ラッチアドレス[15:
8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホ
ストデータバス21を入力し、ローカルアドレスデータ
バス24にアドレスもしくはデータを出力する。ホスト
データバス21は、CPU1、ホストメモリレンジレジ
スタ7、ホストI/Oホールレジスタ8、ローカルメモ
リレンジレジスタ9、及びアドレスデータマルチプレク
サに接続されている。ホストアドレスバス22は、CP
U1、及びアドレスラッチ2と接続されている。ホスト
コントロールバス23は、ホストバスをコントロールす
るための信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコ
ーダ3、及びバスコントロールロジック4と接続されて
いる。ローカルアドレスデータバス24は、時分割でア
ドレスかデータがドライブされるバスであり、アドレス
データマルチプレクサ14によってアドレスとデータが
切り替えられドライブされる。ローカルコントロールバ
ス25は、ローカルバスをコントロールするための信号
の集まりであり、バスコントロールロジック4と接続さ
れている。図33を参照すると、本発明のアドレス変換
装置の第十二の実施例における、ホストバス上のメモリ
アドレス空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス
上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示し
たものである。ホストバス上のメモリアドレス空間の
(klmn0000)h〜(klmnFFFF)hの領
域へアクセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空
間の(00000000)h〜(0000FFFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/
Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ00−1)h
の領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(pqrs0000)h〜(pqrsαβ00
−1)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FF
FF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモ
リアドレス空間の(pqrsγδFF+1)h〜(pq
rsFFFF)hの領域へのアクセスに変換される。ホ
ストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜
(γδFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上で
はI/Oアドレス空間の(0000εζ00)h〜(0
000ηθFF)hの領域へのアクセスに変換される。
ここで(klmn)h、(pqrs)h、(αβ)h、
(γδ)hは、ソフトウェアによって設定可能な値であ
る。次に図12及び図33を用いて本発明のアドレス変
換装置の第十二の実施例における動作について説明す
る。CPU1がホストメモリレンジレジスタ7へのサイ
クルを起動すると、バスコントロールロジック4はアド
レスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアド
レス22の値をラッチするように指示する。アドレスラ
ッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値
をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルが
ホストメモリレンジレジスタ7へのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4はホ
ストメモリレンジレジスタコントロール信号4Bを介し
て、ホストメモリレンジレジスタ7にホストデータバス
21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ホストメモリレンジレジスタ7はこの指示を受けて
ホストデータバス21の値を保持する。ここで(klm
n)hの値がホストメモリレンジレジスタ7に保持され
る。CPU1がホストI/Oホールレジスタ8へのサイ
クルを起動すると、バスコントロールロジック4はアド
レスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアド
レス22の値をラッチするように指示する。アドレスラ
ッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値
をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルが
ホストI/Oホールレジスタ8へのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4はホ
ストI/Oホールレジスタコントロール信号4Cを介し
て、ホストI/Oホールレジスタ8にホストデータバス
21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ホストI/Oホールレジスタ8はこの指示を受けて
ホストデータバス21の値を保持する。ここで(αβ)
h、(γδ)hの値がホストI/Oホールレジスタ8に
保持される。CPU1がローカルメモリレンジレジスタ
9へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジッ
ク4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホス
トバスアドレス22の値をラッチするように指示する。
アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバ
ス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在の
サイクルがローカルメモリレンジレジスタ9へのアクセ
スである事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。バスコントロールロ
ジック4はローカルメモリレンジレジスタコントロール
信号4Dを介して、ローカルメモリレンジレジスタ9に
ホストデータバス21にドライブされている値を保持す
るように指示する。ローカルメモリレンジレジスタ9は
この指示を受けてホストデータバス21の値を保持す
る。ここで(pqrs)hの値がローカルメモリレンジ
レジスタ9に保持される。CPU1がメモリサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカ
ルバスへのアクセスである事をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。メ
モリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:
16]2Hとホストメモリレンジレジスタ7に保持され
たメモリレンジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメ
モリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。比較結果が不一
致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klm
n)hの以外のアドレス、であった場合、バスコントロ
ールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコン
トロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレク
サ12を制御してラッチアドレス[31:16]2Hを
ローカルアドレス[31:16]12Aに出力し、ロー
カルバスにはメモリサイクルを起動する。比較結果が一
致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klm
n)h、であった場合、バスコントロールロジック4
は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御し
てあらかじめ与えられたアドレス(0000)hをロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ローカル
バスにはI/Oサイクルを起動する。以上により、ホス
トバス上のメモリアドレス空間の(00000000)
h〜(klmn0000−1)hの領域へのメモリサイ
クルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(0
0000000)h〜(klmn0000−1)hへの
メモリサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレス
空間の(klmn0000)h〜(klmnFFFF)
hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではI
/Oアドレス空間の(00000000)h〜(000
0FFFF)hへのI/Oサイクルになる。ホストバス
上のメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h
〜(FFFFFFFF)hの領域へのメモリサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klm
nFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hへのメモ
リサイクルになる。CPU1がI/Oサイクルを起動す
ると、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイ
ネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値
をラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの
指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチす
る。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルバ
スへのアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを
介してバスコントロールロジック4に通知する。I/O
ホールコンパレータ6は、ラッチアドレス[15:8]
2MとホストI/Oホールレジスタ7に保持されたI/
Oホールアドレス8Aとを比較し、比較結果をI/Oホ
ールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコント
ロールロジック4に通知する。比較結果が不一致、即ち
ラッチアドレス[15:8]2Mが(00)h〜(αβ
−1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)hの範囲のア
ドレス、であった場合、バスコントロールロジック4
は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御し
てメモリレンジリマップアドレス9A、即ち(pqr
s)h、をローカルアドレス[31:16]12Aに出
力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。比
較結果が一致、即ちラッチアドレス[15:8]2Mが
(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、であった場
合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジアド
レスマルチプレクサ12を制御してあらかじめ与えられ
たアドレス(0000)hをローカルアドレス[31:
16]12Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイク
ルを起動する。以上により、ホストバス上のI/Oアド
レス空間の(0000)h〜(αβ00−1)hの領域
へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリアド
レス空間の(pqrs0000)h〜(pqrsαβ0
0−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上の
I/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδFF)h
の領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではI/
Oアドレス空間の(0000αβ00)h〜(0000
γδFF)hへのI/Oサイクルになる。ホストバス上
のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FFF
F)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(pqrsγδFF+1)h〜
(pqrsFFFF)hへのメモリサイクルになる。こ
の第十二の実施例は第十の実施例に比較して、ホストI
/Oホールレジスタ8を設けたことにより、ホストバス
I/Oアドレス空間の一部をローカルバスI/Oアドレ
ス空間にマッピングする際、固定値ではなく任意の値に
よりマッピング位置を設定することができる。次に本願
発明のアドレス変換装置の第十三の実施例について図面
を参照して詳細に説明する。図13を参照すると、本願
発明の第十三の実施例のアドレス変換装置のブロック図
において、CPU1は、ホストデータバス21、ホスト
アドレスバス22、及びホストコントロールバス23に
接続している。アドレスラッチ2は、バスコントロール
ロジック4からのアドレスラッチイネーブル信号4Aを
受けて、ホストアドレスバス22のラッチを行い、ラッ
チアドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[1
5:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを出
力する。アドレスデコーダ3は、ホストコントロールバ
ス23、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチア
ドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4は、ホスト
コントロールバス23、ローカルコントロールバス2
5、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアドレス
比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス比較
結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群の入
力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、ホス
トメモリレンジレジスタコントロール信号4B、ホスト
I/Oホールレジスタコントロール信号4C、ローカル
メモリレンジレジスタコントロール信号4D、ローカル
I/Oホールレジスタコントロール信号4F、ホールア
ドレスマルチプレクサコントロール信号4G、レンジア
ドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及びアド
レスデータマルチプレクサコントロール信号4Iを生成
し、またホストバスとローカルバスのコントロールを行
う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバス上の
メモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス上のI
/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要とな
る、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域のアド
レスの上位16ビット(31:16)を保持している。
ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス21を入
力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロール信号
4Bによってコントロールされてアドレス値を保持し、
メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレンジコ
ンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hと
メモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果をメモ
リレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。ホストI/Oホール
レジスタ8は、ホストバス上のI/Oアドレス空間への
アクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へのア
クセスに変換する際に必要となる、ホストバス上のI/
Oアドレス空間の一領域のアドレスの下位8ビット(1
5:8)を保持している。ホストI/Oホールレジスタ
8は、データバス21を入力とし、ホストI/Oホール
レジスタコントロール信号4Cによってコントロールさ
れてアドレス値を保持し、I/Oホールアドレス8Aを
出力する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアド
レス[15:08]2MとI/Oホールアドレス8Aと
を比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結果通
知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通知
する。ローカルメモリレンジレジスタ9は、ホストバス
上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバス上
のメモリアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要
となる、ローカルバス上のメモリアドレス空間の変換先
のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持して
いる。ローカルメモリレンジレジスタ9は、データバス
21を入力とし、ローカルメモリレンジレジスタコント
ロール信号4Dによってコントロールされてアドレス値
を保持し、メモリレンジリマップアドレス9Aを出力す
る。ローカルI/Oホールレジスタ11は、ホストバス
上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバス上
のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要
となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の変換先
のアドレスの下位8ビット(15:8)を保持してい
る。ローカルI/Oホールレジスタ11は、データバス
21を入力とし、ローカルI/Oホールレジスタコント
ロール信号4Fによってコントロールされてアドレス値
を保持し、I/Oホールリマップアドレス11Aを出力
する。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入力1
出力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプレク
サコントロール信号4Hによって制御され、ラッチアド
レス[31:16]2H、メモリレンジリマップアドレ
ス9A、及びあらかじめ与えられたアドレス(000
0)hのいずれかを選択して、ローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力する。ホールアドレスマルチプ
レクサ13は、2入力1出力のマルチプレクサで、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gによっ
て制御され、ラッチアドレス[15:8]2M、及びI
/Oホールリマップアドレス11Aのいずれかを選択し
て、ローカルアドレス[15:8]13Aに出力する。
アドレスデータマルチプレクサ14は、2入力1出力の
マルチプレクサで、アドレスデータマルチプレクサコン
トロール信号4Iによって制御され、ローカルアドレス
[31:16]12A、ローカルアドレス[15:8]
13A、及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホス
トデータバス21を入力し、ローカルアドレスデータバ
ス24にアドレスもしくはデータを出力する。ホストデ
ータバス21は、CPU1、ホストメモリレンジレジス
タ7、ホストI/Oホールレジスタ8、ローカルメモリ
レンジレジスタ9、ローカルI/Oホールレジスタ1
1、及びアドレスデータマルチプレクサに接続されてい
る。ホストアドレスバス22は、CPU1、及びアドレ
スラッチ2と接続されている。ホストコントロールバス
23は、ホストバスをコントロールするための信号の集
まりであり、CPU1、アドレスデコーダ3、及びバス
コントロールロジック4と接続されている。ローカルア
ドレスデータバス24は、時分割でアドレスかデータが
ドライブされるバスであり、アドレスデータマルチプレ
クサ14によってアドレスとデータが切り替えられドラ
イブされる。ローカルコントロールバス25は、ローカ
ルバスをコントロールするための信号の集まりであり、
バスコントロールロジック4と接続されている。図34
を参照すると、本発明のアドレス変換装置の第十三の実
施例における、ホストバス上のメモリアドレス空間とI
/Oアドレス空間、及びローカルバス上のメモリアドレ
ス空間とI/Oアドレス空間とを示したものである。ホ
ストバス上のメモリアドレス空間の(klmn000
0)h〜(klmnFFFF)hの領域へアクセスは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(00000
000)h〜(0000FFFF)hの領域へのアクセ
スに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(0000)h〜(αβ00−1)hの領域へアクセス
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqr
s0000−1)h〜(pqrsαβ00)hの領域へ
のアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(pqrsγδFF+1)h〜(pqrsFFFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/
Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領
域へアクセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空
間の(0000εζ00)h〜(0000ηθFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ここで(klmn)
h、(pqrs)h、(αβ)h、(γδ)h、(ε
ζ)h、及び(ηθ)hは、ソフトウェアによって設定
可能な値である。次に図13及び図34を用いて本発明
のアドレス変換装置の第十三の実施例における動作につ
いて説明する。CPU1がホストメモリレンジレジスタ
7へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジッ
ク4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホス
トバスアドレス22の値をラッチするように指示する。
アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバ
ス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在の
サイクルがホストメモリレンジレジスタ7へのアクセス
である事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコン
トロールロジック4に通知する。バスコントロールロジ
ック4はホストメモリレンジレジスタコントロール信号
4Bを介して、ホストメモリレンジレジスタ7にホスト
データバス21にドライブされている値を保持するよう
に指示する。ホストメモリレンジレジスタ7はこの指示
を受けてホストデータバス21の値を保持する。ここで
(klmn)hの値がホストメモリレンジレジスタ7に
保持される。CPU1がホストI/Oホールレジスタ8
へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジック
4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホスト
バスアドレス22の値をラッチするように指示する。ア
ドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス
22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサ
イクルがホストI/Oホールレジスタ8へのアクセスで
ある事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコント
ロールロジック4に通知する。バスコントロールロジッ
ク4はホストI/Oホールレジスタコントロール信号4
Cを介して、ホストI/Oホールレジスタ8にホストデ
ータバス21にドライブされている値を保持するように
指示する。ホストI/Oホールレジスタ8はこの指示を
受けてホストデータバス21の値を保持する。ここで
(αβ)h、(γδ)hの値がホストI/Oホールレジ
スタ8に保持される。CPU1がローカルメモリレンジ
レジスタ9へのサイクルを起動すると、バスコントロー
ルロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介
してホストバスアドレス22の値をラッチするように指
示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストア
ドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3
は現在のサイクルがローカルメモリレンジレジスタ9へ
のアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介し
てバスコントロールロジック4に通知する。バスコント
ロールロジック4はローカルメモリレンジレジスタコン
トロール信号4Dを介して、ローカルメモリレンジレジ
スタ9にホストデータバス21にドライブされている値
を保持するように指示する。ローカルメモリレンジレジ
スタ9はこの指示を受けてホストデータバス21の値を
保持する。ここで(pqrs)hの値がローカルメモリ
レンジレジスタ9に保持される。CPU1がローカルI
/Oホールレジスタ11へのサイクルを起動すると、バ
スコントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル
信号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチ
するように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受
けてホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレ
スデコーダ3は現在のサイクルがローカルI/Oホール
レジスタ11へのアクセスである事をアドレスデコード
信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。バスコントロールロジック4はローカルI/Oホー
ルレジスタコントロール信号4Fを介して、ローカルI
/Oホールレジスタ11にホストデータバス21にドラ
イブされている値を保持するように指示する。ローカル
I/Oホールレジスタ11はこの指示を受けてホストデ
ータバス21の値を保持する。ここで(εζ)h、(η
θ)hの値がローカルI/Oホールレジスタ11に保持
される。CPU1がメモリサイクルを起動すると、バス
コントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信
号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチす
るように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受け
てホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレス
デコーダ3は現在のサイクルがローカルバスへのアクセ
スである事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。メモリレンジコンパ
レータ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hとホス
トメモリレンジレジスタ7に保持されたメモリレンジア
ドレス7Aとを比較し、比較結果をメモリレンジアドレ
ス比較結果通知信号5Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッチアド
レス[31:16]2Hが(klmn)hの以外のアド
レス、であった場合、バスコントロールロジック4は、
レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを
介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してラ
ッチアドレス[31:16]2Hをローカルアドレス
[31:16]12Aに出力し、ホールアドレスマルチ
プレクサコントロール信号4Gを介してホールアドレス
マルチプレクサ13を制御してラッチアドレス[15:
8]2Mをローカルアドレス[15:8]13Aに出力
し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。比較
結果が一致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが
(klmn)h、であった場合、バスコントロールロジ
ック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール
信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を
制御してあらかじめ与えられたアドレス(0000)h
をローカルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホ
ールアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介
してホールアドレスマルチプレクサ13を制御してラッ
チアドレス[15:8]2Mをローカルアドレス[1
5:8]13Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイ
クルを起動する。以上により、ホストバス上のメモリア
ドレス空間の(00000000)h〜(klmn00
00−1)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバ
ス上ではメモリアドレス空間の(00000000)h
〜(klmn0000−1)hへのメモリサイクルにな
る。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn0
000)h〜(klmnFFFF)hの領域へのメモリ
サイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(00000000)h〜(0000FFFF)hへの
I/Oサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレス
空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h〜
(FFFFFFFF)hへのメモリサイクルになる。C
PU1がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロー
ルロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介
してホストバスアドレス22の値をラッチするように指
示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストア
ドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3
は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事
をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロール
ロジック4に通知する。I/Oホールコンパレータ6
は、ラッチアドレス[15:8]2MとホストI/Oホ
ールレジスタ7に保持されたI/Oホールアドレス8A
とを比較し、比較結果をI/Oホールアドレス比較結果
通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[1
5:8]2Mが(00)h〜(αβ−1)の範囲か(γ
δ+1)h〜(FF)hの範囲のアドレス、であった場
合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジアド
レスマルチプレクサ12を制御してメモリレンジリマッ
プアドレス9A、即ち(pqrs)h、をローカルアド
レス[31:16]12Aに出力し、ホールアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Gを介してホールアド
レスマルチプレクサ13を制御してラッチアドレス[1
5:8]2Mをローカルアドレス[15:8]13Aに
出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。
比較結果が一致、即ちラッチアドレス[15:8]2M
が(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、であった
場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してあらかじめ与えら
れたアドレス(0000)hをローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ホールアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Gを介してホールアドレスマル
チプレクサ13を制御してI/Oホールリマップアドレ
ス11A、即ち(εζ)h〜(ηθ)hの範囲の一アド
レス、をローカルアドレス[15:8]13Aに出力
し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。以上
により、ホストバス上のI/Oアドレス空間の(000
0)h〜(αβ00−1)hの領域へのI/Oサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqr
s0000)h〜(pqrsαβ00−1)hへのメモ
リサイクルになる。ホストバス上のI/Oアドレス空間
の(αβ00)h〜(γδFF)hの領域へのI/Oサ
イクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(0000εζ00)h〜(0000ηθFF)hへの
I/Oサイクルになる。ホストバス上のI/Oアドレス
空間の(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域への
I/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス
空間の(pqrsγδFF+1)h〜(pqrsFFF
F)hへのメモリサイクルになる。この第十三の実施例
は第十二の実施例に比較して、ローカルI/Oホールレ
ジスタ11を設けたことにより、ホストバスI/Oアド
レス空間のホール位置とは独立してローカルバスI/O
アドレス空間のホール位置を設定することができる。次
に本願発明のアドレス変換装置の第十四の実施例につい
て図面を参照して詳細に説明する。図14を参照する
と、本願発明の第十四の実施例のアドレス変換装置のブ
ロック図において、CPU1は、ホストデータバス2
1、ホストアドレスバス22、及びホストコントロール
バス23に接続している。アドレスラッチ2は、バスコ
ントロールロジック4からのアドレスラッチイネーブル
信号4Aを受けて、ホストアドレスバス22のラッチを
行い、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチアド
レス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]
2Lを出力する。アドレスデコーダ3は、ホストコント
ロールバス23、ラッチアドレス[31:16]2H、
ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス
[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4は、
ホストコントロールバス23、ローカルコントロールバ
ス25、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアド
レス比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス
比較結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群
の入力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、
ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4B、ロ
ーカルI/Oレンジレジスタコントロール信号4E、レ
ンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及
びアドレスデータマルチプレクサコントロール信号4I
を生成し、またホストバスとローカルバスのコントロー
ルを行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバ
ス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス
上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必
要となる、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域
のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持して
いる。ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス2
1を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロー
ル信号4Bによってコントロールされてアドレス値を保
持し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレ
ンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]
2Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果
をメモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。I/Oホール
コンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]2M
とあらかじめ与えられたアドレス(αβ)h〜(γδ)
hとを比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結
果通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、ホス
トバス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカル
バス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際
に必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の
変換先のアドレスの上位16ビット(31:16)を保
持している。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、デ
ータバス21を入力とし、ローカルI/Oレンジレジス
タコントロール信号4Eによってコントロールされてア
ドレス値を保持し、I/Oレンジリマップアドレス10
Aを出力する。レンジアドレスマルチプレクサ12は、
3入力1出力のマルチプレクサで、レンジアドレスマル
チプレクサコントロール信号4Hによって制御され、ラ
ッチアドレス[31:16]2H、メモリレンジアドレ
ス7A、及びI/Oレンジリマップアドレス10Aのい
ずれかを選択して、ローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力する。アドレスデータマルチプレクサ14
は、2入力1出力のマルチプレクサで、アドレスデータ
マルチプレクサコントロール信号4Iによって制御さ
れ、ローカルアドレス[31:16]12A、ラッチア
ドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2L、及びホストデータバス21を入力し、ローカ
ルアドレスデータバス24にアドレスもしくはデータを
出力する。ホストデータバス21は、CPU1、ホスト
メモリレンジレジスタ7、ローカルI/Oレンジレジス
タ11、及びアドレスデータマルチプレクサ14に接続
されている。ホストアドレスバス22は、CPU1、及
びアドレスラッチ2と接続されている。ホストコントロ
ールバス23は、ホストバスをコントロールするための
信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコーダ3、
及びバスコントロールロジック4と接続されている。ロ
ーカルアドレスデータバス24は、時分割でアドレスか
データがドライブされるバスであり、アドレスデータマ
ルチプレクサ14によってアドレスとデータが切り替え
られドライブされる。ローカルコントロールバス25
は、ローカルバスをコントロールするための信号の集ま
りであり、バスコントロールロジック4と接続されてい
る。図35を参照すると、本発明のアドレス変換装置の
第十四の実施例における、ホストバス上のメモリアドレ
ス空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス上のメ
モリアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示したもの
である。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klm
n0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へアク
セスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(v
wxy0000)h〜(vwxyFFFF)hの領域へ
のアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(0000)h〜(αβ00−1)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(klmn0000)h〜(klmnαβ00−1)h
の領域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/
Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FFFF)h
の領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(klmnγδFF+1)h〜(klmnFF
FF)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδF
F)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではI/O
アドレス空間の(vwxyαβ00)h〜(vwxyγ
δFF)hの領域へのアクセスに変換される。ここで
(klmn)h、(vwxy)h、ソフトウェアによっ
て設定可能な値であり、(αβ)h、(γδ)hは、あ
らかじめ与えられた値である。次に図14及び図35
用いて本発明のアドレス変換装置の第十四の実施例にお
ける動作について説明する。CPU1がホストメモリレ
ンジレジスタ7へのサイクルを起動すると、バスコント
ロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4A
を介してホストバスアドレス22の値をラッチするよう
に指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホス
トアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコー
ダ3は現在のサイクルがホストメモリレンジレジスタ7
へのアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介
してバスコントロールロジック4に通知する。バスコン
トロールロジック4はホストメモリレンジレジスタコン
トロール信号4Bを介して、ホストメモリレンジレジス
タ7にホストデータバス21にドライブされている値を
保持するように指示する。ホストメモリレンジレジスタ
7はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保持
する。ここで(klmn)hの値がホストメモリレンジ
レジスタ7に保持される。CPU1がローカルI/Oレ
ンジレジスタ10へのサイクルを起動すると、バスコン
トロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4
Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチするよ
うに指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホ
ストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコ
ーダ3は現在のサイクルがローカルI/Oレンジレジス
タ10へのアクセスである事をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。バ
スコントロールロジック4はローカルI/Oレンジレジ
スタコントロール信号4Eを介して、ローカルI/Oレ
ンジレジスタ10にホストデータバス21にドライブさ
れている値を保持するように指示する。ローカルI/O
レンジレジスタ10はこの指示を受けてホストデータバ
ス21の値を保持する。ここで(vwxy)hの値がロ
ーカルI/Oレンジレジスタ10に保持される。CPU
1がメモリサイクルを起動すると、バスコントロールロ
ジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介して
ホストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事をア
ドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。メモリレンジコンパレータ5は、ラ
ッチアドレス[31:16]2Hとホストメモリレンジ
レジスタ7に保持されたメモリレンジアドレス7Aとを
比較し、比較結果をメモリレンジアドレス比較結果通知
信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[31:1
6]2Hが(klmn)hの以外のアドレス、であった
場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してラッチアドレス
[31:16]2Hをローカルアドレス[31:16]
12Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起
動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:
16]2Hが(klmn)h、であった場合、バスコン
トロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプ
レクサ12を制御してI/Oレンジリマップアドレス1
0A、即ち(vwxy)h、をローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサ
イクルを起動する。以上により、ホストバス上のメモリ
アドレス空間の(00000000)h〜(klmn0
000−1)hの領域へのメモリサイクルは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(00000000)
h〜(klmn0000−1)hへのメモリサイクルに
なる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn
0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へのメモ
リサイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間
の(vwxy0000)h〜(vwxyFFFF)hへ
のI/Oサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレ
ス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFF
FF)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上
ではメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h
〜(FFFFFFFF)hへのメモリサイクルになる。
CPU1がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロ
ールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを
介してホストバスアドレス22の値をラッチするように
指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホスト
アドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ
3は現在のサイクルがローカルバスへのアクセスである
事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。I/Oホールコンパレータ6
は、ラッチアドレス[15:8]2Mとあらかじめ与え
られたI/Oホールアドレス8Aを比較し、比較結果を
I/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。比較結果が不一
致、即ちラッチアドレス[15:8]2Mが(00)h
〜(αβ−1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)hの
範囲のアドレス、であった場合、バスコントロールロジ
ック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール
信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を
制御してメモリレンジアドレス7A、即ち(klmn)
h、をローカルアドレス[31:16]12Aに出力
し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。比較
結果が一致、即ちラッチアドレス[15:8]2Mが
(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、であった場
合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマ
ルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジアド
レスマルチプレクサ12を制御してI/Oレンジリマッ
プアドレス10A、即ち(vwxy)h、をローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ローカルバスに
はI/Oサイクルを起動する。以上により、ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ00
−1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上
ではメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜
(klmnαβ00−1)hへのメモリサイクルにな
る。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)
h〜(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、ロー
カルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwxyαβ0
0)h〜(vwxyγδFF)hへのI/Oサイクルに
なる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF
+1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klm
nγδFF+1)h〜(klmnFFFF)hへのメモ
リサイクルになる。この第十四の実施例は第六の実施例
に比較して、ローカルI/Oレンジレジスタ10を設け
たことにより、ホストバスI/Oアドレス空間とは独立
してローカルバスI/Oアドレス空間を設定することが
できる。次に本願発明のアドレス変換装置の第十五の実
施例について図面を参照して詳細に説明する。図15を
参照すると、本願発明の第十五の実施例のアドレス変換
装置のブロック図において、CPU1は、ホストデータ
バス21、ホストアドレスバス22、及びホストコント
ロールバス23に接続している。アドレスラッチ2は、
バスコントロールロジック4からのアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを受けて、ホストアドレスバス22のラ
ッチを行い、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッ
チアドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス
[7:2]2Lを出力する。アドレスデコーダ3は、ホ
ストコントロールバス23、ラッチアドレス[31:1
6]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッ
チアドレス[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコー
ドの結果をアドレスデコード信号3Aを介してバスコン
トロールロジック4に通知する。バスコントロールロジ
ック4は、ホストコントロールバス23、ローカルコン
トロールバス25、アドレスデコード信号3A、メモリ
レンジアドレス比較結果通知信号5A、及びI/Oホー
ルアドレス比較結果通知信号6Aと接続しており、これ
らの信号群の入力を受けて、アドレスラッチイネーブル
信号4A、ホストメモリレンジレジスタコントロール信
号4B、ローカルI/Oレンジレジスタコントロール信
号4E、ローカルI/Oホールレジスタコントロール信
号4F、ホールアドレスマルチプレクサコントロール信
号4G、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信
号4H、及びアドレスデータマルチプレクサコントロー
ル信号4Iを生成し、またホストバスとローカルバスの
コントロールを行う。ホストメモリレンジレジスタ7
は、ホストバス上のメモリアドレス空間へのアクセスを
ローカルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変
換する際に必要となる、ホストバス上のメモリアドレス
空間の一領域のアドレスの上位16ビット(31:1
6)を保持している。ホストメモリレンジレジスタ7
は、データバス21を入力とし、ホストメモリレンジレ
ジスタコントロール信号4Bによってコントロールされ
てアドレス値を保持し、メモリレンジアドレス7Aを出
力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレ
ス[31:16]2Hとメモリレンジアドレス7Aとを
比較し、その結果をメモリレンジアドレス比較結果通知
信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアドレス
[15:08]2Mとあらかじめ与えられたアドレス
(αβ)h〜(γδ)hとを比較し、その結果をI/O
ホールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコン
トロールロジック4に通知する。ローカルI/Oレンジ
レジスタ10は、ホストバス上のメモリアドレス空間へ
のアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間への
アクセスに変換する際に必要となる、ローカルバス上の
I/Oアドレス空間の変換先のアドレスの上位16ビッ
ト(31:16)を保持している。ローカルI/Oレン
ジレジスタ11は、データバス21を入力とし、ローカ
ルI/Oレンジレジスタコントロール信号4Eによって
コントロールされてアドレス値を保持し、I/Oレンジ
リマップアドレス10Aを出力する。ローカルI/Oホ
ールレジスタ11は、ホストバス上のI/Oアドレス空
間へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間
へのアクセスに変換する際に必要となる、ローカルバス
上のI/Oアドレス空間の変換先のアドレスの下位8ビ
ット(15:8)を保持している。ローカルI/Oホー
ルレジスタ11は、データバス21を入力とし、ローカ
ルI/Oホールレジスタコントロール信号4Fによって
コントロールされてアドレス値を保持し、I/Oホール
リマップアドレス11Aを出力する。レンジアドレスマ
ルチプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレクサ
で、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hによって制御され、ラッチアドレス[31:16]2
H、メモリレンジアドレス7A、及びI/Oレンジリマ
ップアドレス10Aのいずれかを選択して、ローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力する。ホールアドレ
スマルチプレクサ13は、2入力1出力のマルチプレク
サで、ホールアドレスマルチプレクサコントロール信号
4Gによって制御され、ラッチアドレス[15:8]2
M、及びI/Oホールリマップアドレス11Aのいずれ
かを選択して、ローカルアドレス[15:8]13Aに
出力する。アドレスデータマルチプレクサ14は、2入
力1出力のマルチプレクサで、アドレスデータマルチプ
レクサコントロール信号4Iによって制御され、ローカ
ルアドレス[31:16]12A、ローカルアドレス
[15:8]13A、及びラッチアドレス[7:2]2
L、及びホストデータバス21を入力し、ローカルアド
レスデータバス24にアドレスもしくはデータを出力す
る。ホストデータバス21は、CPU1、ホストメモリ
レンジレジスタ7、ローカルI/Oレンジレジスタ1
0、ローカルI/Oホールレジスタ11、及びアドレス
データマルチプレクサに接続されている。ホストアドレ
スバス22は、CPU1、及びアドレスラッチ2と接続
されている。ホストコントロールバス23は、ホストバ
スをコントロールするための信号の集まりであり、CP
U1、アドレスデコーダ3、及びバスコントロールロジ
ック4と接続されている。ローカルアドレスデータバス
24は、時分割でアドレスかデータがドライブされるバ
スであり、アドレスデータマルチプレクサ14によって
アドレスとデータが切り替えられドライブされる。ロー
カルコントロールバス25は、ローカルバスをコントロ
ールするための信号の集まりであり、バスコントロール
ロジック4と接続されている。図36を参照すると、本
発明のアドレス変換装置の第十五の実施例における、ホ
ストバス上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空
間、及びローカルバス上のメモリアドレス空間とI/O
アドレス空間とを示したものである。ホストバス上のメ
モリアドレス空間の(klmn0000)h〜(klm
nFFFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上で
はI/Oアドレス空間の(vwxy0000)h〜(v
wxyFFFF)hの領域へのアクセスに変換される。
ホストバス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜
(αβ00−1)hの領域へアクセスは、ローカルバス
上ではメモリアドレス空間の(klmn0000−1)
h〜(klmnαβ00)hの領域へのアクセスに変換
される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδF
F+1)h〜(FFFF)hの領域へアクセスは、ロー
カルバス上ではメモリアドレス空間の(klmnγδF
F+1)h〜(klmnFFFF)hの領域へのアクセ
スに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(αβ00)h〜(γδFF)hの領域へアクセスは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwxyε
ζ00)h〜(vwxyηθFF)hの領域へのアクセ
スに変換される。ここで(klmn)h、(vwxy)
h、(εζ)h、及び(ηθ)hは、ソフトウェアによ
って設定可能な値であり、(αβ)h、(γδ)hは、
あらかじめ与えられた値である。次に図15及び図36
を用いて本発明のアドレス変換装置の第十五の実施例に
おける動作について説明する。CPU1がホストメモリ
レンジレジスタ7へのサイクルを起動すると、バスコン
トロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4
Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチするよ
うに指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホ
ストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコ
ーダ3は現在のサイクルがホストメモリレンジレジスタ
7へのアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを
介してバスコントロールロジック4に通知する。バスコ
ントロールロジック4はホストメモリレンジレジスタコ
ントロール信号4Bを介して、ホストメモリレンジレジ
スタ7にホストデータバス21にドライブされている値
を保持するように指示する。ホストメモリレンジレジス
タ7はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保
持する。ここで(klmn)hの値がホストメモリレン
ジレジスタ7に保持される。CPU1がローカルI/O
レンジレジスタ10へのサイクルを起動すると、バスコ
ントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号
4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチする
ように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けて
ホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデ
コーダ3は現在のサイクルがローカルI/Oレンジレジ
スタ10へのアクセスである事をアドレスデコード信号
3Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
バスコントロールロジック4はローカルI/Oレンジレ
ジスタコントロール信号4Eを介して、ローカルI/O
レンジレジスタ10にホストデータバス21にドライブ
されている値を保持するように指示する。ローカルI/
Oレンジレジスタ10はこの指示を受けてホストデータ
バス21の値を保持する。ここで(vwxy)hの値が
ローカルI/Oレンジレジスタ10に保持される。CP
U1がローカルI/Oホールレジスタ11へのサイクル
を起動すると、バスコントロールロジック4はアドレス
ラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス
22の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ
2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラ
ッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがロー
カルI/Oホールレジスタ11へのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4はロ
ーカルI/Oホールレジスタコントロール信号4Fを介
して、ローカルI/Oホールレジスタ11にホストデー
タバス21にドライブされている値を保持するように指
示する。ローカルI/Oホールレジスタ11はこの指示
を受けてホストデータバス21の値を保持する。ここで
(εζ)h、(ηθ)hの値がローカルI/Oホールレ
ジスタ11に保持される。CPU1がメモリサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカ
ルバスへのアクセスである事をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。メ
モリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:
16]2Hとホストメモリレンジレジスタ7に保持され
たメモリレンジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメ
モリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。比較結果が不一
致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klm
n)hの以外のアドレス、であった場合、バスコントロ
ールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコン
トロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレク
サ12を制御してラッチアドレス[31:16]2Hを
ローカルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介し
てホールアドレスマルチプレクサ13を制御してラッチ
アドレス[15:8]2Mをローカルアドレス[15:
8]13Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクル
を起動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[3
1:16]2Hが(klmn)h、であった場合、バス
コントロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hを介してレンジアドレスマル
チプレクサ12を制御してI/Oレンジリマップアドレ
ス10A、即ち(vwxy)h、をローカルアドレス
[31:16]12Aに出力し、ホールアドレスマルチ
プレクサコントロール信号4Gを介してホールアドレス
マルチプレクサ13を制御してラッチアドレス[15:
8]2Mをローカルアドレス[15:8]13Aに出力
し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。以上
により、ホストバス上のメモリアドレス空間の(000
00000)h〜(klmn0000−1)hの領域へ
のメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(00000000)h〜(klmn0000
−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上のメ
モリアドレス空間の(klmn0000)h〜(klm
nFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(vwxy0000)
h〜(vwxyFFFF)hへのI/Oサイクルにな
る。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmnF
FFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域へのメ
モリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空
間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/Oサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクル
がローカルバスへのアクセスである事をアドレスデコー
ド信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知
する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアドレス
[15:8]2Mとあらかじめ与えられたI/Oホール
アドレス8Aとを比較し、比較結果をI/Oホールアド
レス比較結果通知信号6Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッチア
ドレス[15:8]2Mが(00)h〜(αβ−1)の
範囲か(γδ+1)h〜(FF)hの範囲のアドレス、
であった場合、バスコントロールロジック4は、レンジ
アドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介して
レンジアドレスマルチプレクサ12を制御してメモリレ
ンジアドレス7A、即ち(klmn)h、をローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ホールアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Gを介してホールア
ドレスマルチプレクサ13を制御してラッチアドレス
[15:8]2Mをローカルアドレス[15:8]13
Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動す
る。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[15:8]
2Mが(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、であ
った場合、バスコントロールロジック4は、レンジアド
レスマルチプレクサコントロール信号4Hを介してレン
ジアドレスマルチプレクサ12を制御してI/Oレンジ
リマップアドレス10A、即ち(vwxy)h、をロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホールア
ドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介してホ
ールアドレスマルチプレクサ13を制御してI/Oホー
ルリマップアドレス11A、即ち(εζ)h〜(ηθ)
hの範囲の一アドレス、をローカルアドレス[15:
8]13Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイクル
を起動する。以上により、ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(0000)h〜(αβ00−1)hの領域へ
のI/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(klmn0000)h〜(klmnαβ00
−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上のI
/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの
領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではI/O
アドレス空間の(vwxyεζ00)h〜(vwxyη
θFF)hへのI/Oサイクルになる。ホストバス上の
I/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FFF
F)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上で
はメモリアドレス空間の(klmnγδFF+1)h〜
(klmnFFFF)hへのメモリサイクルになる。こ
の第十五の実施例は第十四の実施例に比較して、ローカ
ルI/Oホールレジスタ11を設けたことにより、ホス
トバスI/Oアドレス空間のホール位置とは独立してロ
ーカルバスI/Oアドレス空間のホール位置を設定する
ことができる。次に本願発明のアドレス変換装置の第十
六の実施例について図面を参照して詳細に説明する。図
16を参照すると、本願発明の第十六の実施例のアドレ
ス変換装置のブロック図において、CPU1は、ホスト
データバス21、ホストアドレスバス22、及びホスト
コントロールバス23に接続している。アドレスラッチ
2は、バスコントロールロジック4からのアドレスラッ
チイネーブル信号4Aを受けて、ホストアドレスバス2
2のラッチを行い、ラッチアドレス[31:16]2
H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッチアド
レス[7:2]2Lを出力する。アドレスデコーダ3
は、ホストコントロールバス23、ラッチアドレス[3
1:16]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及
びラッチアドレス[7:2]2Lを入力とし、アドレス
デコードの結果をアドレスデコード信号3Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。バスコントロー
ルロジック4は、ホストコントロールバス23、ローカ
ルコントロールバス25、アドレスデコード信号3A、
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aと接続して
おり、これらの信号群の入力を受けて、アドレスラッチ
イネーブル信号4A、ホストメモリレンジレジスタコン
トロール信号4B、ホストI/Oホールレジスタコント
ロール信号4C、ローカルI/Oレンジレジスタコント
ロール信号4E、レンジアドレスマルチプレクサコント
ロール信号4H、及びアドレスデータマルチプレクサコ
ントロール信号4Iを生成し、またホストバスとローカ
ルバスのコントロールを行う。ホストメモリレンジレジ
スタ7は、ホストバス上のメモリアドレス空間へのアク
セスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセ
スに変換する際に必要となる、ホストバス上のメモリア
ドレス空間の一領域のアドレスの上位16ビット(3
1:16)を保持している。ホストメモリレンジレジス
タ7は、データバス21を入力とし、ホストメモリレン
ジレジスタコントロール信号4Bによってコントロール
されてアドレス値を保持し、メモリレンジアドレス7A
を出力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチア
ドレス[31:16]2Hとメモリレンジアドレス7A
とを比較し、その結果をメモリレンジアドレス比較結果
通知信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。ホストI/Oホールレジスタ8は、ホストバス
上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバス上
のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要
となる、ホストバス上のI/Oアドレス空間の一領域の
アドレスの下位8ビット(15:8)を保持している。
ホストI/Oホールレジスタ8は、データバス21を入
力とし、ホストI/Oホールレジスタコントロール信号
4Cによってコントロールされてアドレス値を保持し、
I/Oホールアドレス8Aを出力する。I/Oホールコ
ンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]2Mと
I/Oホールアドレス8Aとを比較し、その結果をI/
Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。ローカルI/Oレン
ジレジスタ10は、ホストバス上のメモリアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ローカルバス上
のI/Oアドレス空間の変換先のアドレスの上位16ビ
ット(31:16)を保持している。ローカルI/Oレ
ンジレジスタ11は、データバス21を入力とし、ロー
カルI/Oレンジレジスタコントロール信号4Eによっ
てコントロールされてアドレス値を保持し、I/Oレン
ジリマップアドレス10Aを出力する。レンジアドレス
マルチプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレクサ
で、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hによって制御され、ラッチアドレス[31:16]2
H、メモリレンジアドレス7A、及びI/Oレンジリマ
ップアドレス10Aのいずれかを選択して、ローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力する。アドレスデー
タマルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチプレク
サで、アドレスデータマルチプレクサコントロール信号
4Iによって制御され、ローカルアドレス[31:1
6]12A、ローカルアドレス[15:8]13A、及
びラッチアドレス[7:2]2L、及びホストデータバ
ス21を入力し、ローカルアドレスデータバス24にア
ドレスもしくはデータを出力する。ホストデータバス2
1は、CPU1、ホストメモリレンジレジスタ7、ホス
トI/Oホールレジスタ8、ローカルI/Oレンジレジ
スタ10、及びアドレスデータマルチプレクサに接続さ
れている。ホストアドレスバス22は、CPU1、及び
アドレスラッチ2と接続されている。ホストコントロー
ルバス23は、ホストバスをコントロールするための信
号の集まりであり、CPU1、アドレスデコーダ3、及
びバスコントロールロジック4と接続されている。ロー
カルアドレスデータバス24は、時分割でアドレスかデ
ータがドライブされるバスであり、アドレスデータマル
チプレクサ14によってアドレスとデータが切り替えら
れドライブされる。ローカルコントロールバス25は、
ローカルバスをコントロールするための信号の集まりで
あり、バスコントロールロジック4と接続されている。
図37を参照すると、本発明のアドレス変換装置の第十
六の実施例における、ホストバス上のメモリアドレス空
間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス上のメモリ
アドレス空間とI/Oアドレス空間とを示したものであ
る。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmn0
000)h〜(klmnFFFF)hの領域へアクセス
は、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwx
y0000)h〜(vwxyFFFF)hの領域へのア
クセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空
間の(0000)h〜(αβ00−1)hの領域へアク
セスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(k
lmn0000)h〜(klmnαβ00)hの領域へ
のアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(klmnγδFF+1)h〜(klmnFFFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/
Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領
域へアクセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空
間の(vwxyαβ00)h〜(vwxyγδFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ここで(klmn)
h、(vwxy)h、(αβ)h、(γδ)hは、ソフ
トウェアによって設定可能な値である。次に図16及び
図37を用いて本発明のアドレス変換装置の第十六の実
施例における動作について説明する。CPU1がホスト
メモリレンジレジスタ7へのサイクルを起動すると、バ
スコントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル
信号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチ
するように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受
けてホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレ
スデコーダ3は現在のサイクルがホストメモリレンジレ
ジスタ7へのアクセスである事をアドレスデコード信号
3Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。
バスコントロールロジック4はホストメモリレンジレジ
スタコントロール信号4Bを介して、ホストメモリレン
ジレジスタ7にホストデータバス21にドライブされて
いる値を保持するように指示する。ホストメモリレンジ
レジスタ7はこの指示を受けてホストデータバス21の
値を保持する。ここで(klmn)hの値がホストメモ
リレンジレジスタ7に保持される。CPU1がホストI
/Oホールレジスタ8へのサイクルを起動すると、バス
コントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信
号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチす
るように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受け
てホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレス
デコーダ3は現在のサイクルがホストI/Oホールレジ
スタ8へのアクセスである事をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。バ
スコントロールロジック4はホストI/Oホールレジス
タコントロール信号4Cを介して、ホストI/Oホール
レジスタ8にホストデータバス21にドライブされてい
る値を保持するように指示する。ホストI/Oホールレ
ジスタ8はこの指示を受けてホストデータバス21の値
を保持する。ここで(αβ)h、(γδ)hの値がホス
トI/Oホールレジスタ8に保持される。CPU1がロ
ーカルI/Oレンジレジスタ10へのサイクルを起動す
ると、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイ
ネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値
をラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの
指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチす
る。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルI
/Oレンジレジスタ10へのアクセスである事をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4はローカル
I/Oレンジレジスタコントロール信号4Eを介して、
ローカルI/Oレンジレジスタ10にホストデータバス
21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ローカルI/Oレンジレジスタ10はこの指示を受
けてホストデータバス21の値を保持する。ここで(v
wxy)hの値がローカルI/Oレンジレジスタ10に
保持される。CPU1がメモリサイクルを起動すると、
バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネーブ
ル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッ
チするように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を
受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。アド
レスデコーダ3は現在のサイクルがローカルバスへのア
クセスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。メモリレンジコ
ンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2Hと
ホストメモリレンジレジスタ7に保持されたメモリレン
ジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメモリレンジア
ドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコントロール
ロジック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッチ
アドレス[31:16]2Hが(klmn)hの以外の
アドレス、であった場合、バスコントロールロジック4
は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4
Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御し
てラッチアドレス[31:16]2Hをローカルアドレ
ス[31:16]12Aに出力し、ローカルバスにはメ
モリサイクルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチ
アドレス[31:16]2Hが(klmn)h、であっ
た場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジ
アドレスマルチプレクサ12を制御してI/Oレンジリ
マップアドレス10A、即ち(vwxy)h、をローカ
ルアドレス[31:16]12Aに出力し、ローカルバ
スにはI/Oサイクルを起動する。以上により、ホスト
バス上のメモリアドレス空間の(00000000)h
〜(klmn0000−1)hの領域へのメモリサイク
ルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(00
000000)h〜(klmn0000−1)hへのメ
モリサイクルになる。ホストバス上のメモリアドレス空
間の(klmn0000)h〜(klmnFFFF)h
の領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではI/
Oアドレス空間の(vwxy0000)h〜(vwxy
FFFF)hへのI/Oサイクルになる。ホストバス上
のメモリアドレス空間の(klmnFFFF+1)h〜
(FFFFFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、
ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klmnF
FFF+1)h〜(FFFFFFFF)hへのメモリサ
イクルになる。CPU1がI/Oサイクルを起動する
と、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値を
ラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの指
示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。
アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルバスへ
のアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介し
てバスコントロールロジック4に通知する。I/Oホー
ルコンパレータ6は、ラッチアドレス[15:8]2M
とホストI/Oホールレジスタ7に保持されたI/Oホ
ールアドレス8Aとを比較し、比較結果をI/Oホール
アドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッ
チアドレス[15:8]2Mが(00)h〜(αβ−
1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)hの範囲のアド
レス、であった場合、バスコントロールロジック4は、
レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを
介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制御してメ
モリレンジアドレス7A、即ち(klmn)h、をロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ローカル
バスにはメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、
即ちラッチアドレス[15:8]2Mが(αβ)h〜
(γδ)hの範囲のアドレス、であった場合、バスコン
トロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプ
レクサ12を制御してI/Oレンジリマップアドレス1
0A、即ち(vwxy)h、をローカルアドレス[3
1:16]12Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサ
イクルを起動する。以上により、ホストバス上のI/O
アドレス空間の(0000)h〜(αβ00−1)hの
領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリ
アドレス空間の(klmn0000)h〜(klmnα
β00−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδF
F)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上で
はI/Oアドレス空間の(vwxyαβ00)h〜(v
wxyγδFF)hへのI/Oサイクルになる。ホスト
バス上のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜
(FFFF)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカル
バス上ではメモリアドレス空間の(klmnγδFF+
1)h〜(klmnFFFF)hへのメモリサイクルに
なる。この第十六の実施例は第十四の実施例に比較し
て、ホストI/Oホールレジスタ8を設けたことによ
り、ホストバスI/Oアドレス空間のホール位置を固定
値ではなく任意の値により設定することができる。次に
本願発明のアドレス変換装置の第十七の実施例について
図面を参照して詳細に説明する。図17を参照すると、
本願発明の第十七の実施例のアドレス変換装置のブロッ
ク図において、CPU1は、ホストデータバス21、ホ
ストアドレスバス22、及びホストコントロールバス2
3に接続している。アドレスラッチ2は、バスコントロ
ールロジック4からのアドレスラッチイネーブル信号4
Aを受けて、ホストアドレスバス22のラッチを行い、
ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチアドレス
[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2L
を出力する。アドレスデコーダ3は、ホストコントロー
ルバス23、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッ
チアドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス
[7:2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4は、
ホストコントロールバス23、ローカルコントロールバ
ス25、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアド
レス比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス
比較結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群
の入力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、
ホストメモリレンジレジスタコントロール信号4B、ホ
ストI/Oホールレジスタコントロール信号4C、ロー
カルI/Oレンジレジスタコントロール信号4E、ロー
カルI/Oホールレジスタコントロール信号4F、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4G、レン
ジアドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及び
アドレスデータマルチプレクサコントロール信号4Iを
生成し、またホストバスとローカルバスのコントロール
を行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバス
上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス上
のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要
となる、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域の
アドレスの上位16ビット(31:16)を保持してい
る。ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス21
を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bによってコントロールされてアドレス値を保持
し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレン
ジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2
Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果を
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。ホストI/Oホ
ールレジスタ8は、ホストバス上のI/Oアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ホストバス上の
I/Oアドレス空間の一領域のアドレスの下位8ビット
(15:8)を保持している。ホストI/Oホールレジ
スタ8は、データバス21を入力とし、ホストI/Oホ
ールレジスタコントロール信号4Cによってコントロー
ルされてアドレス値を保持し、I/Oホールアドレス8
Aを出力する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチ
アドレス[15:8]2MとI/Oホールアドレス8A
とを比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結果
通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、ホスト
バス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバ
ス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に
必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の変
換先のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持
している。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、デー
タバス21を入力とし、ローカルI/Oレンジレジスタ
コントロール信号4Eによってコントロールされてアド
レス値を保持し、I/Oレンジリマップアドレス10A
を出力する。ローカルI/Oホールレジスタ11は、ホ
ストバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカ
ルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する
際に必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間
の変換先のアドレスの下位8ビット(15:8)を保持
している。ローカルI/Oホールレンジレジスタ11
は、データバス21を入力とし、ローカルI/Oホール
レジスタコントロール信号4Fによってコントロールさ
れてアドレス値を保持し、I/Oホールリマップアドレ
ス11Aを出力する。レンジアドレスマルチプレクサ1
2は、3入力1出力のマルチプレクサで、レンジアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4Hによって制御さ
れ、ラッチアドレス[31:16]2H、メモリレンジ
アドレス7A、及びI/Oレンジリマップアドレス10
Aのいずれかを選択して、ローカルアドレス[31:1
6]12Aに出力する。ホールアドレスマルチプレクサ
13は、2入力1出力のマルチプレクサで、ホールアド
レスマルチプレクサコントロール信号4Gによって制御
され、ラッチアドレス[15:8]2M、及びI/Oホ
ールリマップアドレス11Aのいずれかを選択して、ロ
ーカルアドレス[15:8]13Aに出力する。アドレ
スデータマルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチ
プレクサで、アドレスデータマルチプレクサコントロー
ル信号4Iによって制御され、ローカルアドレス[3
1:16]12A、ローカルアドレス[15:8]13
A、及びっラッチアドレス[7:2]2L、及びホスト
データバス21を入力し、ローカルアドレスデータバス
24にアドレスもしくはデータを出力する。ホストデー
タバス21は、CPU1、ホストメモリレンジレジスタ
7、ホストI/Oホールレジスタ8、ローカルI/Oレ
ンジレジスタ10、ローカルI/Oホールレジスタ1
1、及びアドレスデータマルチプレクサに接続されてい
る。ホストアドレスバス22は、CPU1、及びアドレ
スラッチ2と接続されている。ホストコントロールバス
23は、ホストバスをコントロールするための信号の集
まりであり、CPU1、アドレスデコーダ3、及びバス
コントロールロジック4と接続されている。ローカルア
ドレスデータバス24は、時分割でアドレスかデータが
ドライブされるバスであり、アドレスデータマルチプレ
クサ14によってアドレスとデータが切り替えられドラ
イブされる。ローカルコントロールバス25は、ローカ
ルバスをコントロールするための信号の集まりであり、
バスコントロールロジック4と接続されている。図38
を参照すると、本発明のアドレス変換装置の第十七の実
施例における、ホストバス上のメモリアドレス空間とI
/Oアドレス空間、及びローカルバス上のメモリアドレ
ス空間とI/Oアドレス空間とを示したものである。ホ
ストバス上のメモリアドレス空間の(klmn000
0)h〜(klmnFFFF)hの領域へアクセスは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwxy0
000)h〜(vwxyFFFF)hの領域へのアクセ
スに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(0000)h〜(αβ00 −1)hの領域へアクセ
スは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(kl
mn0000)h〜(klmnαβ00 −1)hの領
域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oア
ドレス空間の(γδFF +1)h〜(FFFF)hの
領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス
空間の(klmnγδFF +1)h〜(klmnFF
FF)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδF
F)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではI/O
アドレス空間の(vwxyεζ00)h〜(vwxyη
θFF)hの領域へのアクセスに変換される。ここで
(klmn)h、(vwxy)h、(αβ)h、(γ
δ)h、(εζ)h、及び(ηθ)hは、ソフトウェア
によって設定可能な値である。次に図17及び図38
用いて本発明のアドレス変換装置の第十七の実施例にお
ける動作について説明する。CPU1がホストメモリレ
ンジレジスタ7へのサイクルを起動すると、バスコント
ロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4A
を介してホストバスアドレス22の値をラッチするよう
に指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホス
トアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコー
ダ3は現在のサイクルがホストメモリレンジレジスタ7
へのアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介
してバスコントロールロジック4に通知する。バスコン
トロールロジック4はホストメモリレンジレジスタコン
トロール信号4Bを介して、ホストメモリレンジレジス
タ7にホストデータバス21にドライブされている値を
保持するように指示する。ホストメモリレンジレジスタ
7はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保持
する。ここで(klmn)hの値がホストメモリレンジ
レジスタ7に保持される。CPU1がホストI/Oホー
ルレジスタ8へのサイクルを起動すると、バスコントロ
ールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを
介してホストバスアドレス22の値をラッチするように
指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホスト
アドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ
3は現在のサイクルがホストI/Oホールレジスタ8へ
のアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介し
てバスコントロールロジック4に通知する。バスコント
ロールロジック4はホストI/Oホールレジスタコント
ロール信号4Cを介して、ホストI/Oホールレジスタ
8にホストデータバス21にドライブされている値を保
持するように指示する。ホストI/Oホールレジスタ8
はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保持す
る。ここで(αβ)h、(γδ)hの値がホストI/O
ホールレジスタ8に保持される。CPU1がローカルI
/Oレンジレジスタ10へのサイクルを起動すると、バ
スコントロールロジック4はアドレスラッチイネーブル
信号4Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチ
するように指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受
けてホストアドレスバス22の値をラッチする。アドレ
スデコーダ3は現在のサイクルがローカルI/Oレンジ
レジスタ10へのアクセスである事をアドレスデコード
信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。バスコントロールロジック4はローカルI/Oレン
ジレジスタコントロール信号4Eを介して、ローカルI
/Oレンジレジスタ10にホストデータバス21にドラ
イブされている値を保持するように指示する。ローカル
I/Oレンジレジスタ10はこの指示を受けてホストデ
ータバス21の値を保持する。ここで(vwxy)hの
値がローカルI/Oレンジレジスタ10に保持される。
CPU1がローカルI/Oホールレジスタ11へのサイ
クルを起動すると、バスコントロールロジック4はアド
レスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアド
レス22の値をラッチするように指示する。アドレスラ
ッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値
をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルが
ローカルI/Oホールレジスタ11へのアクセスである
事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。バスコントロールロジック4
はローカルI/Oホールレジスタコントロール信号4F
を介して、ローカルI/Oホールレジスタ11にホスト
データバス21にドライブされている値を保持するよう
に指示する。ローカルI/Oホールレジスタ11はこの
指示を受けてホストデータバス21の値を保持する。こ
こで(εζ)h、(ηθ)hの値がローカルI/Oホー
ルレジスタ11に保持される。CPU1がメモリサイク
ルを起動すると、バスコントロールロジック4はアドレ
スラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレ
ス22の値をラッチするように指示する。アドレスラッ
チ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値を
ラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがロ
ーカルバスへのアクセスである事をアドレスデコード信
号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス
[31:16]2Hとホストメモリレンジレジスタ7に
保持されたメモリレンジアドレス7Aとを比較し、比較
結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介
してバスコントロールロジック4に通知する。比較結果
が不一致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが
(klmn)hの以外のアドレス、であった場合、バス
コントロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hを介してレンジアドレスマル
チプレクサ12を制御してラッチアドレス[31:1
6]2Hをローカルアドレス[31:16]12Aに出
力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロール信号
4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ13を制御
してラッチアドレス[15:8]2Mをローカルアドレ
ス[15:8]13Aに出力し、ローカルバスにはメモ
リサイクルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチア
ドレス[31:16]2Hが(klmn)h、であった
場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してI/Oレンジリマ
ップアドレス10A、即ち(vwxy)h、をローカル
アドレス[31:16]12Aに出力し、ホールアドレ
スマルチプレクサコントロール信号4Gを介してホール
アドレスマルチプレクサ13を制御してラッチアドレス
[15:8]2Mをローカルアドレス[15:8]13
Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動す
る。以上により、ホストバス上のメモリアドレス空間の
(00000000)h〜(klmn0000−1)h
の領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモ
リアドレス空間の(00000000)h〜(klmn
0000−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバ
ス上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜
(klmnFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwxy0
000)h〜(vwxyFFFF)hへのI/Oサイク
ルになる。ホストバス上のメモリアドレス空間の(kl
mnFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域
へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアド
レス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFF
FFF)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/
Oサイクルを起動すると、バスコントロールロジック4
はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバ
スアドレス22の値をラッチするように指示する。アド
レスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス2
2の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイ
クルがローカルバスへのアクセスである事をアドレスデ
コード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアド
レス[15:8]2MとホストI/Oホールレジスタ7
に保持されたI/Oホールアドレス8Aとを比較し、比
較結果をI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを
介してバスコントロールロジック4に通知する。比較結
果が不一致、即ちラッチアドレス[15:8]2Mが
(00)h〜(αβ−1)の範囲か(γδ+1)h〜
(FF)hの範囲のアドレス、であった場合、バスコン
トロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプ
レクサ12を制御してメモリレンジアドレス7A、即ち
(klmn)h、をローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロ
ール信号4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ1
3を制御してラッチアドレス[15:8]2Mをローカ
ルアドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバス
にはメモリサイクルを起動する。比較結果が一致、即ち
ラッチアドレス[15:8]2Mが(αβ)h〜(γ
δ)hの範囲のアドレス、であった場合、バスコントロ
ールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコン
トロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレク
サ12を制御してI/Oレンジリマップアドレス10
A、即ち(vwxy)h、をローカルアドレス[31:
16]12Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Gを介してホールアドレスマルチプ
レクサ13を制御してI/Oホールリマップアドレス1
1A、即ち(εζ)h〜(ηθ)hの範囲の一アドレ
ス、をローカルアドレス[15:8]13Aに出力し、
ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。以上によ
り、ホストバス上のI/Oアドレス空間の(0000)
h〜(αβ00−1)hの領域へのI/Oサイクルは、
ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(klmn0
000)h〜(klmnαβ00−1)hへのメモリサ
イクルになる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(αβ00)h〜(γδFF)hの領域へのI/Oサイ
クルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(v
wxyεζ00)h〜(vwxyηθFF)hへのI/
Oサイクルになる。ホストバス上のI/Oアドレス空間
の(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域へのI/
Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間
の(klmnγδFF+1)h〜(klmnFFFF)
hへのメモリサイクルになる。この第十七の実施例は第
十六の実施例に比較して、ローカルI/Oホールレジス
タ11を設けたことにより、ホストバスI/Oアドレス
空間のホール位置とは独立してローカルバスI/Oアド
レス空間のホール位置を設定することができる。次に本
願発明のアドレス変換装置の第十八の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。図18を参照すると、本
願発明の第十八の実施例のアドレス変換装置のブロック
図において、CPU1は、ホストデータバス21、ホス
トアドレスバス22、及びホストコントロールバス23
に接続している。アドレスラッチ2は、バスコントロー
ルロジック4からのアドレスラッチイネーブル信号4A
を受けて、ホストアドレスバス22のラッチを行い、ラ
ッチアドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[1
5:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを出
力する。アドレスデコーダ3は、ホストコントロールバ
ス23、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチア
ドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4は、ホスト
コントロールバス23、ローカルコントロールバス2
5、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアドレス
比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス比較
結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群の入
力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、ホス
トメモリレンジレジスタコントロール信号4B、ローカ
ルメモリレンジレジスタコントロール信号4D、ローカ
ルI/Oレンジレジスタコントロール信号4E、レンジ
アドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及びア
ドレスデータマルチプレクサコントロール信号4Iを生
成し、またホストバスとローカルバスのコントロールを
行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバス上
のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス上の
I/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要と
なる、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域のア
ドレスの上位16ビット(31:16)を保持してい
る。ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス21
を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bによってコントロールされてアドレス値を保持
し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレン
ジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2
Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果を
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。I/Oホールコ
ンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]2Mと
あらかじめ与えられたアドレス(αβ)h〜(γδ)h
とを比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結果
通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。ローカルメモリレンジレジスタ9は、ホストバ
ス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバス
上のメモリアドレス空間へのアクセスに変換する際に必
要となる、ローカルバス上のメモリアドレス空間の変換
先のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持し
ている。ローカルメモリレンジレジスタ9は、データバ
ス21を入力とし、ローカルメモリレンジレジスタコン
トロール信号4Dによってコントロールされてアドレス
値を保持し、メモリレンジリマップアドレス9Aを出力
する。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、ホストバ
ス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス
上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必
要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の変換
先のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持し
ている。ローカルI/Oレンジレジスタ11は、データ
バス21を入力とし、ローカルI/Oレンジレジスタコ
ントロール信号4Eによってコントロールされてアドレ
ス値を保持し、I/Oレンジリマップアドレス10Aを
出力する。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入
力1出力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプ
レクサコントロール信号4Hによって制御され、ラッチ
アドレス[31:16]2H、メモリレンジリマップア
ドレス9A、及びI/Oレンジリマップアドレス10A
のいずれかを選択して、ローカルアドレス[31:1
6]12Aに出力する。ホールアドレスマルチプレクサ
13は、2入力1出力のマルチプレクサで、ホールアド
レスマルチプレクサコントロール信号4Gによって制御
され、ラッチアドレス[15:8]2M、及びI/Oホ
ールリマップアドレス11Aのいずれかを選択して、ロ
ーカルアドレス[15:8]13Aに出力する。アドレ
スデータマルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチ
プレクサで、アドレスデータマルチプレクサコントロー
ル信号4Iによって制御され、ローカルアドレス[3
1:16]12A、ラッチアドレス[15:8]2M、
及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホストデータ
バス21を入力し、ローカルアドレスデータバス24に
アドレスもしくはデータを出力する。ホストデータバス
21は、CPU1、ホストメモリレンジレジスタ7、ロ
ーカルメモリレンジレジスタ9、ローカルI/Oレンジ
レジスタ10、及びアドレスデータマルチプレクサに接
続されている。ホストアドレスバス22は、CPU1、
及びアドレスラッチ2と接続されている。ホストコント
ロールバス23は、ホストバスをコントロールするため
の信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコーダ
3、及びバスコントロールロジック4と接続されてい
る。ローカルアドレスデータバス24は、時分割でアド
レスかデータがドライブされるバスであり、アドレスデ
ータマルチプレクサ14によってアドレスとデータが切
り替えられドライブされる。ローカルコントロールバス
25は、ローカルバスをコントロールするための信号の
集まりであり、バスコントロールロジック4と接続され
ている。図29を参照すると、本発明のアドレス変換装
置の第八の実施例における、ホストバス上のメモリアド
レス空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス上の
メモリアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示したも
のである。ホストバス上のメモリアドレス空間の(kl
mn0000)h〜(klmnFFFF)hの領域へア
クセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の
(vwxy0000)h〜(vwxyFFFF)hの領
域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oア
ドレス空間の(0000)h〜(αβ00−1)hの領
域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空
間の(pqrs0000−1)h〜(pqrsαβ0
0)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバス上
のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FFF
F)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリ
アドレス空間の(pqrsγδFF+1)h〜(pqr
sFFFF)hの領域へのアクセスに変換される。ホス
トバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γ
δFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではI
/Oアドレス空間の(vwxyαβ00)h〜(vwx
yγδFF)hの領域へのアクセスに変換される。ここ
で(klmn)h、(pqrs)h、(vwxy)h
は、ソフトウェアによって設定可能な値であり、(α
β)h、(γδ)hはあらかじめ与えられた値である。
次に図18及び図39を用いて本発明のアドレス変換装
置の第十八の実施例における動作について説明する。C
PU1がホストメモリレンジレジスタ7へのサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホスト
メモリレンジレジスタ7へのアクセスである事をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4はホストメ
モリレンジレジスタコントロール信号4Bを介して、ホ
ストメモリレンジレジスタ7にホストデータバス21に
ドライブされている値を保持するように指示する。ホス
トメモリレンジレジスタ7はこの指示を受けてホストデ
ータバス21の値を保持する。ここで(klmn)hの
値がホストメモリレンジレジスタ7に保持される。CP
U1がローカルメモリレンジレジスタ9へのサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカ
ルメモリレンジレジスタ9へのアクセスである事をアド
レスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジッ
ク4に通知する。バスコントロールロジック4はローカ
ルメモリレンジレジスタコントロール信号4Dを介し
て、ローカルメモリレンジレジスタ9にホストデータバ
ス21にドライブされている値を保持するように指示す
る。ローカルメモリレンジレジスタ9はこの指示を受け
てホストデータバス21の値を保持する。ここで(pq
rs)hの値がローカルメモリレンジレジスタ9に保持
される。CPU1がローカルI/Oレンジレジスタ10
へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジック
4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホスト
バスアドレス22の値をラッチするように指示する。ア
ドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス
22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサ
イクルがローカルI/Oレンジレジスタ10へのアクセ
スである事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。バスコントロールロ
ジック4はローカルI/Oレンジレジスタコントロール
信号4Eを介して、ローカルI/Oレンジレジスタ10
にホストデータバス21にドライブされている値を保持
するように指示する。ローカルI/Oレンジレジスタ1
0はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保持
する。ここで(vwxy)hの値がローカルI/Oレン
ジレジスタ10に保持される。CPU1がメモリサイク
ルを起動すると、バスコントロールロジック4はアドレ
スラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレ
ス22の値をラッチするように指示する。アドレスラッ
チ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値を
ラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがロ
ーカルバスへのアクセスである事をアドレスデコード信
号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス
[31:16]2Hとホストメモリレンジレジスタ7に
保持されたメモリレンジアドレス7Aとを比較し、比較
結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介
してバスコントロールロジック4に通知する。比較結果
が不一致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが
(klmn)hの以外のアドレス、であった場合、バス
コントロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hを介してレンジアドレスマル
チプレクサ12を制御してラッチアドレス[31:1
6]2Hをローカルアドレス[31:16]12Aに出
力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。比
較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:16]2H
が(klmn)h、であった場合、バスコントロールロ
ジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロー
ル信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12
を制御してI/Oレンジリマップアドレス10A、即ち
(vwxy)h、をローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動
する。以上により、ホストバス上のメモリアドレス空間
の(00000000)h〜(klmn0000−1)
hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメ
モリアドレス空間の(00000000)h〜(klm
n0000−1)hへのメモリサイクルになる。ホスト
バス上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h
〜(klmnFFFF)hの領域へのメモリサイクル
は、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwx
y0000)h〜(vwxyFFFF)hへのI/Oサ
イクルになる。ホストバス上のメモリアドレス空間の
(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)h
の領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモ
リアドレス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FF
FFFFFF)hへのメモリサイクルになる。CPU1
がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロールロジ
ック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホ
ストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事をア
ドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。I/Oホールコンパレータ6は、ラ
ッチアドレス[15:8]2Mとあらかじめ与えられた
I/Oホールアドレス8Aとを比較し、比較結果をI/
Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。比較結果が不一致、
即ちラッチアドレス[15:8]2Mが(00)h〜
(αβ−1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)hの範
囲のアドレス、であった場合、バスコントロールロジッ
ク4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信
号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制
御してメモリレンジリマップアドレス9A、即ち(pq
rs)h、をローカルアドレス[31:16]12Aに
出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。
比較結果が一致、即ちラッチアドレス[15:8]2M
が(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、であった
場合、バスコントロールロジック4は、レンジアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Hを介してレンジア
ドレスマルチプレクサ12を制御してI/Oレンジリマ
ップアドレス10A、即ち(vwxy)h、をローカル
アドレス[31:16]12Aに出力し、ローカルバス
にはI/Oサイクルを起動する。以上により、ホストバ
ス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ0
0−1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス
上ではメモリアドレス空間の(pqrs0000)h〜
(pqrsαβ00−1)hへのメモリサイクルにな
る。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)
h〜(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、ロー
カルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwxyαβ0
0)h〜(vwxyγδFF)hへのI/Oサイクルに
なる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF
+1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqr
sγδFF+1)h〜(pqrsFFFF)hへのメモ
リサイクルになる。この第十八の実施例は第十の実施例
に比較して、ローカルI/Oレンジレジスタ10を設け
たことにより、ローカルバスI/Oアドレス空間へのマ
ッピング位置を任意に設定することができる。次に本願
発明のアドレス変換装置の第十九の実施例について図面
を参照して詳細に説明する。図19を参照すると、本願
発明の第十九の実施例のアドレス変換装置のブロック図
において、CPU1は、ホストデータバス21、ホスト
アドレスバス22、及びホストコントロールバス23に
接続している。アドレスラッチ2は、バスコントロール
ロジック4からのアドレスラッチイネーブル信号4Aを
受けて、ホストアドレスバス22のラッチを行い、ラッ
チアドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[1
5:8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを出
力する。アドレスデコーダ3は、ホストコントロールバ
ス23、ラッチアドレス[31:16]2H、ラッチア
ドレス[15:8]2M、及びラッチアドレス[7:
2]2Lを入力とし、アドレスデコードの結果をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4は、ホスト
コントロールバス23、ローカルコントロールバス2
5、アドレスデコード信号3A、メモリレンジアドレス
比較結果通知信号5A、及びI/Oホールアドレス比較
結果通知信号6Aと接続しており、これらの信号群の入
力を受けて、アドレスラッチイネーブル信号4A、ホス
トメモリレンジレジスタコントロール信号4B、ローカ
ルメモリレンジレジスタコントロール信号4D、ローカ
ルI/Oレンジレジスタコントロール信号4E、ローカ
ルI/Oホールレジスタコントロール信号4F、ホール
アドレスマルチプレクサコントロール信号4G、レンジ
アドレスマルチプレクサコントロール信号4H、及びア
ドレスデータマルチプレクサコントロール信号4Iを生
成し、またホストバスとローカルバスのコントロールを
行う。ホストメモリレンジレジスタ7は、ホストバス上
のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス上の
I/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要と
なる、ホストバス上のメモリアドレス空間の一領域のア
ドレスの上位16ビット(31:16)を保持してい
る。ホストメモリレンジレジスタ7は、データバス21
を入力とし、ホストメモリレンジレジスタコントロール
信号4Bによってコントロールされてアドレス値を保持
し、メモリレンジアドレス7Aを出力する。メモリレン
ジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2
Hとメモリレンジアドレス7Aとを比較し、その結果を
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。I/Oホールコ
ンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]2Mと
あらかじめ与えられたアドレス(αβ)h〜(γδ)h
とを比較し、その結果をI/Oホールアドレス比較結果
通知信号6Aを介してバスコントロールロジック4に通
知する。ローカルメモリレンジレジスタ9は、ホストバ
ス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバス
上のメモリアドレス空間へのアクセスに変換する際に必
要となる、ローカルバス上のメモリアドレス空間の変換
先のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持し
ている。ローカルメモリレンジレジスタ9は、データバ
ス21を入力とし、ローカルメモリレンジレジスタコン
トロール信号4Dによってコントロールされてアドレス
値を保持し、メモリレンジリマップアドレス9Aを出力
する。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、ホストバ
ス上のメモリアドレス空間へのアクセスをローカルバス
上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必
要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の変換
先のアドレスの上位16ビット(31:16)を保持し
ている。ローカルI/Oレンジレジスタ10は、データ
バス21を入力とし、ローカルI/Oレンジレジスタコ
ントロール信号4Eによってコントロールされてアドレ
ス値を保持し、I/Oレンジリマップアドレス10Aを
出力する。ローカルI/Oホールレジスタ11は、ホス
トバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカル
バス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際
に必要となる、ローカルバス上のI/Oアドレス空間の
変換先のアドレスの下位8ビット(15:8)を保持し
ている。ローカルI/Oホールレジスタ11は、データ
バス21を入力とし、ローカルI/Oホールレジスタコ
ントロール信号4Fによってコントロールされてアドレ
ス値を保持し、I/Oホールリマップアドレス11Aを
出力する。レンジアドレスマルチプレクサ12は、3入
力1出力のマルチプレクサで、レンジアドレスマルチプ
レクサコントロール信号4Hによって制御され、ラッチ
アドレス[31:16]2H、メモリレンジリマップア
ドレス9A、及びI/Oレンジリマップアドレス10A
のいずれかを選択して、ローカルアドレス[31:1
6]12Aに出力する。ホールアドレスマルチプレクサ
13は、2入力1出力のマルチプレクサで、ホールアド
レスマルチプレクサコントロール信号4Gによって制御
され、ラッチアドレス[15:8]2M、及びI/Oホ
ールリマップアドレス11Aのいずれかを選択して、ロ
ーカルアドレス[15:8]13Aに出力する。アドレ
スデータマルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチ
プレクサで、アドレスデータマルチプレクサコントロー
ル信号4Iによって制御され、ローカルアドレス[3
1:16]12A、ローカルアドレス[15:8]13
A、及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホストデ
ータバス21を入力し、ローカルアドレスデータバス2
4にアドレスもしくはデータを出力する。ホストデータ
バス21は、CPU1、ホストメモリレンジレジスタ
7、ローカルメモリレンジレジスタ9、ローカルI/O
レンジレジスタ10、ローカルI/Oホールレジスタ1
1、及びアドレスデータマルチプレクサに接続されてい
る。ホストアドレスバス22は、CPU1、及びアドレ
スラッチ2と接続されている。ホストコントロールバス
23は、ホストバスをコントロールするための信号の集
まりであり、CPU1、アドレスデコーダ3、及びバス
コントロールロジック4と接続されている。ローカルア
ドレスデータバス24は、時分割でアドレスかデータが
ドライブされるバスであり、アドレスデータマルチプレ
クサ14によってアドレスとデータが切り替えられドラ
イブされる。ローカルコントロールバス25は、ローカ
ルバスをコントロールするための信号の集まりであり、
バスコントロールロジック4と接続されている。図40
を参照すると、本発明のアドレス変換装置の第十九の実
施例における、ホストバス上のメモリアドレス空間とI
/Oアドレス空間、及びローカルバス上のメモリアドレ
ス空間とI/Oアドレス空間とを示したものである。ホ
ストバス上のメモリアドレス空間の(klmn000
0)h〜(klmnFFFF)hの領域へアクセスは、
ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwxy0
000)h〜(vwxyFFFF)hの領域へのアクセ
スに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(0000)h〜(αβ00−1)hの領域へアクセス
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqr
s0000)h〜(pqrsαβ00−1)hの領域へ
のアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域へ
アクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(pqrsγδFF+1)h〜(pqrsFFFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/
Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領
域へアクセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空
間の(vwxyεζ00)h〜(vwxyηθFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ここで(klmn)
h、(pqrs)h、(vwxy)h、は、(εζ)
h、及び(ηθ)hは、ソフトウェアによって設定可能
な値であり、(αβ)h、(γδ)hはあらかじめ与え
られた値である。次に図19及び図40を用いて本発明
のアドレス変換装置の第十九の実施例における動作につ
いて説明する。CPU1がホストメモリレンジレジスタ
7へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジッ
ク4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホス
トバスアドレス22の値をラッチするように指示する。
アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバ
ス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在の
サイクルがホストメモリレンジレジスタ7へのアクセス
である事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコン
トロールロジック4に通知する。バスコントロールロジ
ック4はホストメモリレンジレジスタコントロール信号
4Bを介して、ホストメモリレンジレジスタ7にホスト
データバス21にドライブされている値を保持するよう
に指示する。ホストメモリレンジレジスタ7はこの指示
を受けてホストデータバス21の値を保持する。ここで
(klmn)hの値がホストメモリレンジレジスタ7に
保持される。CPU1がローカルメモリレンジレジスタ
9へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジッ
ク4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホス
トバスアドレス22の値をラッチするように指示する。
アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバ
ス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在の
サイクルがローカルメモリレンジレジスタ9へのアクセ
スである事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。バスコントロールロ
ジック4はローカルメモリレンジレジスタコントロール
信号4Dを介して、ローカルメモリレンジレジスタ9に
ホストデータバス21にドライブされている値を保持す
るように指示する。ローカルメモリレンジレジスタ9は
この指示を受けてホストデータバス21の値を保持す
る。ここで(pqrs)hの値がローカルメモリレンジ
レジスタ9に保持される。CPU1がローカルI/Oレ
ンジレジスタ10へのサイクルを起動すると、バスコン
トロールロジック4はアドレスラッチイネーブル信号4
Aを介してホストバスアドレス22の値をラッチするよ
うに指示する。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホ
ストアドレスバス22の値をラッチする。アドレスデコ
ーダ3は現在のサイクルがローカルI/Oレンジレジス
タ10へのアクセスである事をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。バ
スコントロールロジック4はローカルI/Oレンジレジ
スタコントロール信号4Eを介して、ローカルI/Oレ
ンジレジスタ10にホストデータバス21にドライブさ
れている値を保持するように指示する。ローカルI/O
レンジレジスタ10はこの指示を受けてホストデータバ
ス21の値を保持する。ここで(vwxy)hの値がロ
ーカルI/Oレンジレジスタ10に保持される。CPU
1がローカルI/Oホールレジスタ11へのサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカ
ルI/Oホールレジスタ11へのアクセスである事をア
ドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。バスコントロールロジック4はロー
カルI/Oホールレジスタコントロール信号4Fを介し
て、ローカルI/Oホールレジスタ11にホストデータ
バス21にドライブされている値を保持するように指示
する。ローカルI/Oホールレジスタ11はこの指示を
受けてホストデータバス21の値を保持する。ここで
(εζ)h、(ηθ)hの値がローカルI/Oホールレ
ジスタ11に保持される。CPU1がメモリサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカ
ルバスへのアクセスである事をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。メ
モリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:
16]2Hとホストメモリレンジレジスタ7に保持され
たメモリレンジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメ
モリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。比較結果が不一
致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが(klm
n)hの以外のアドレス、であった場合、バスコントロ
ールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコン
トロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレク
サ12を制御してラッチアドレス[31:16]2Hを
ローカルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介し
てホールアドレスマルチプレクサ13を制御してラッチ
アドレス[15:8]2Mをローカルアドレス[15:
8]13Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクル
を起動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[3
1:16]2Hが(klmn)h、であった場合、バス
コントロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hを介してレンジアドレスマル
チプレクサ12を制御してI/Oレンジリマップアドレ
ス10A、即ち(vwxy)h、をローカルアドレス
[31:16]12Aに出力し、ホールアドレスマルチ
プレクサコントロール信号4Gを介してホールアドレス
マルチプレクサ13を制御してラッチアドレス[15:
8]2Mをローカルアドレス[15:8]13Aに出力
し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動する。以上
により、ホストバス上のメモリアドレス空間の(000
00000)h〜(klmn0000−1)hの領域へ
のメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(00000000)h〜(klmn0000
−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上のメ
モリアドレス空間の(klmn0000)h〜(klm
nFFFF)hの領域へのメモリサイクルは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(vwxy0000)
h〜(vwxyFFFF)hへのI/Oサイクルにな
る。ホストバス上のメモリアドレス空間の(klmnF
FFF+1)h〜(FFFFFFFF)hの領域へのメ
モリサイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空
間の(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFF
F)hへのメモリサイクルになる。CPU1がI/Oサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクル
がローカルバスへのアクセスである事をアドレスデコー
ド信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知
する。I/Oホールコンパレータ6は、ラッチアドレス
[15:8]2Mとあらかじめ与えられたI/Oホール
アドレス8Aを比較し、比較結果をI/Oホールアドレ
ス比較結果通知信号6Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラッチアド
レス[15:8]2Mが(00)h〜(αβ−1)の範
囲か(γδ+1)h〜(FF)hの範囲のアドレス、で
あった場合、バスコントロールロジック4は、レンジア
ドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介してレ
ンジアドレスマルチプレクサ12を制御してメモリレン
ジリマップアドレス9A、即ち(pqrs)h、をロー
カルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホールア
ドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介してホ
ールアドレスマルチプレクサ13を制御してラッチアド
レス[15:8]2Mをローカルアドレス[15:8]
13Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起
動する。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[15:
8]2Mが(αβ)h〜(γδ)hの範囲のアドレス、
であった場合、バスコントロールロジック4は、レンジ
アドレスマルチプレクサコントロール信号4Hを介して
レンジアドレスマルチプレクサ12を制御してI/Oレ
ンジリマップアドレス10A、即ち(vwxy)h、を
ローカルアドレス[31:16]12Aに出力し、ホー
ルアドレスマルチプレクサコントロール信号4Gを介し
てホールアドレスマルチプレクサ13を制御してI/O
ホールリマップアドレス11A、即ち(εζ)h〜(η
θ)hの範囲の一アドレス、をローカルアドレス[1
5:8]13Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイ
クルを起動する。以上により、ホストバス上のI/Oア
ドレス空間の(0000)h〜(αβ00−1)hの領
域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリア
ドレス空間の(pqrs0000)h〜(pqrsαβ
00−1)hへのメモリサイクルになる。ホストバス上
のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜(γδFF)
hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではI
/Oアドレス空間の(vwxyεζ00)h〜(vwx
yηθFF)hへのI/Oサイクルになる。ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FF
FF)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上
ではメモリアドレス空間の(pqrsγδFF+1)h
〜(pqrsFFFF)hへのメモリサイクルになる。
この第十九の実施例は第十八の実施例に比較して、ロー
カルI/Oホールレジスタ11を設けたことにより、ホ
ストバスI/Oアドレス空間のホール位置とは独立して
ローカルバスI/Oアドレス空間のホール位置を設定す
ることができる。次に本願発明のアドレス変換装置の第
二十の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図20を参照すると、本願発明の第二十の実施例のアド
レス変換装置のブロック図において、CPU1は、ホス
トデータバス21、ホストアドレスバス22、及びホス
トコントロールバス23に接続している。アドレスラッ
チ2は、バスコントロールロジック4からのアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを受けて、ホストアドレスバス
22のラッチを行い、ラッチアドレス[31:16]2
H、ラッチアドレス[15:8]2M、及びラッチアド
レス[7:2]2Lを出力する。アドレスデコーダ3
は、ホストコントロールバス23、ラッチアドレス[3
1:16]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及
びラッチアドレス[7:2]2Lを入力とし、アドレス
デコードの結果をアドレスデコード信号3Aを介してバ
スコントロールロジック4に通知する。バスコントロー
ルロジック4は、ホストコントロールバス23、ローカ
ルコントロールバス25、アドレスデコード信号3A、
メモリレンジアドレス比較結果通知信号5A、及びI/
Oホールアドレス比較結果通知信号6Aと接続してお
り、これらの信号群の入力を受けて、アドレスラッチイ
ネーブル信号4A、ホストメモリレンジレジスタコント
ロール信号4B、ホストI/Oホールレジスタコントロ
ール信号4C、ローカルメモリレンジレジスタコントロ
ール信号4D、ローカルI/Oレンジレジスタコントロ
ール信号4E、レンジアドレスマルチプレクサコントロ
ール信号4H、及びアドレスデータマルチプレクサコン
トロール信号4Iを生成し、またホストバスとローカル
バスのコントロールを行う。ホストメモリレンジレジス
タ7は、ホストバス上のメモリアドレス空間へのアクセ
スをローカルバス上のI/Oアドレス空間へのアクセス
に変換する際に必要となる、ホストバス上のメモリアド
レス空間の一領域のアドレスの上位16ビット(31:
16)を保持している。ホストメモリレンジレジスタ7
は、データバス21を入力とし、ホストメモリレンジレ
ジスタコントロール信号4Bによってコントロールされ
てアドレス値を保持し、メモリレンジアドレス7Aを出
力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレ
ス[31:16]2Hとメモリレンジアドレス7Aとを
比較し、その結果をメモリレンジアドレス比較結果通知
信号5Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。ホストI/Oホールレジスタ8は、ホストバス上の
I/Oアドレス空間へのアクセスをローカルバス上のI
/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際に必要とな
る、ホストバス上のI/Oアドレス空間の一領域のアド
レスの下位8ビット(15:8)を保持している。ホス
トI/Oホールレジスタ8は、データバス21を入力と
し、ホストI/Oホールレジスタコントロール信号4C
によってコントロールされてアドレス値を保持し、I/
Oホールアドレス8Aを出力する。I/Oホールコンパ
レータ6は、ラッチアドレス[15:08]2MとI/
Oホールアドレス8Aとを比較し、その結果をI/Oホ
ールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコント
ロールロジック4に通知する。ローカルメモリレンジレ
ジスタ9は、ホストバス上のI/Oアドレス空間へのア
クセスをローカルバス上のメモリアドレス空間へのアク
セスに変換する際に必要となる、ローカルバス上のメモ
リアドレス空間の変換先のアドレスの上位16ビット
(31:16)を保持している。ローカルメモリレンジ
レジスタ9は、データバス21を入力とし、ローカルメ
モリレンジレジスタコントロール信号4Dによってコン
トロールされてアドレス値を保持し、メモリレンジリマ
ップアドレス9Aを出力する。ローカルI/Oレンジレ
ジスタ10は、ホストバス上のメモリアドレス空間への
アクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へのア
クセスに変換する際に必要となる、ローカルバス上のI
/Oアドレス空間の変換先のアドレスの上位16ビット
(31:16)を保持している。ローカルI/Oレンジ
レジスタ11は、データバス21を入力とし、ローカル
メモリレンジレジスタコントロール信号4Eによってコ
ントロールされてアドレス値を保持し、I/Oレンジリ
マップアドレス10Aを出力する。ローカルI/Oホー
ルレジスタ11は、ホストバス上のI/Oアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ローカルバス上
のI/Oアドレス空間の変換先のアドレスの下位8ビッ
ト(15:8)を保持している。ローカルI/Oホール
レジスタ11は、データバス21を入力とし、ローカル
I/Oホールレジスタコントロール信号4Fによってコ
ントロールされてアドレス値を保持し、I/Oホールリ
マップアドレス11Aを出力する。レンジアドレスマル
チプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレクサで、
レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号4Hに
よって制御され、ラッチアドレス[31:16]2H、
メモリレンジリマップアドレス9A、及びI/Oレンジ
リマップアドレス10Aのいずれかを選択して、ローカ
ルアドレス[31:16]12Aに出力する。アドレス
データマルチプレクサ14は、2入力1出力のマルチプ
レクサで、アドレスデータマルチプレクサコントロール
信号4Iによって制御され、ローカルアドレス[31:
16]12A、ローカルアドレス[15:8]13A、
及びラッチアドレス[7:2]2L、及びホストデータ
バス21を入力し、ローカルアドレスデータバス24に
アドレスもしくはデータを出力する。ホストデータバス
21は、CPU1、ホストメモリレンジレジスタ7、ホ
ストI/Oホールレジスタ8、ローカルメモリレンジレ
ジスタ9、ローカルI/Oレンジレジスタ10、及びア
ドレスデータマルチプレクサに接続されている。ホスト
アドレスバス22は、CPU1、及びアドレスラッチ2
と接続されている。ホストコントロールバス23は、ホ
ストバスをコントロールするための信号の集まりであ
り、CPU1、アドレスデコーダ3、及びバスコントロ
ールロジック4と接続されている。ローカルアドレスデ
ータバス24は、時分割でアドレスかデータがドライブ
されるバスであり、アドレスデータマルチプレクサ14
によってアドレスとデータが切り替えられドライブされ
る。ローカルコントロールバス25は、ローカルバスを
コントロールするための信号の集まりであり、バスコン
トロールロジック4と接続されている。図41を参照す
ると、本発明のアドレス変換装置の第二十の実施例にお
ける、ホストバス上のメモリアドレス空間とI/Oアド
レス空間、及びローカルバス上のメモリアドレス空間と
I/Oアドレス空間とを示したものである。ホストバス
上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h〜
(klmnFFFF)hの領域へアクセスは、ローカル
バス上ではI/Oアドレス空間の(vwxy0000)
h〜(vwxyFFFF)hの領域へのアクセスに変換
される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(000
0)h〜(αβ00−1)hの領域へアクセスは、ロー
カルバス上ではメモリアドレス空間の(pqrs000
0)h〜(pqrsαβ00−1)hの領域へのアクセ
スに変換される。ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領域へアクセス
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqr
sγδFF+1)h〜(pqrsFFFF)hの領域へ
のアクセスに変換される。ホストバス上のI/Oアドレ
ス空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領域へアク
セスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(v
wxyαβ00)h〜(vwxyγδFF)hの領域へ
のアクセスに変換される。ここで(klmn)h、(p
qrs)h、(vwxy)h、(αβ)h、(γδ)h
は、ソフトウェアによって設定可能な値である。次に図
20及び図41を用いて本発明のアドレス変換装置の第
二十の実施例における動作について説明する。CPU1
がホストメモリレンジレジスタ7へのサイクルを起動す
ると、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイ
ネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値
をラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの
指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチす
る。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホストメモ
リレンジレジスタ7へのアクセスである事をアドレスデ
コード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。バスコントロールロジック4はホストメモリ
レンジレジスタコントロール信号4Bを介して、ホスト
メモリレンジレジスタ7にホストデータバス21にドラ
イブされている値を保持するように指示する。ホストメ
モリレンジレジスタ7はこの指示を受けてホストデータ
バス21の値を保持する。ここで(klmn)hの値が
ホストメモリレンジレジスタ7に保持される。CPU1
がホストI/Oホールレジスタ8へのサイクルを起動す
ると、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイ
ネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値
をラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの
指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチす
る。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホストI/
Oホールレジスタ8へのアクセスである事をアドレスデ
コード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。バスコントロールロジック4はホストI/O
ホールレジスタコントロール信号4Cを介して、ホスト
I/Oホールレジスタ8にホストデータバス21にドラ
イブされている値を保持するように指示する。ホストI
/Oホールレジスタ8はこの指示を受けてホストデータ
バス21の値を保持する。ここで(αβ)h、(γδ)
hの値がホストI/Oホールレジスタ8に保持される。
CPU1がローカルメモリレンジレジスタ9へのサイク
ルを起動すると、バスコントロールロジック4はアドレ
スラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレ
ス22の値をラッチするように指示する。アドレスラッ
チ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値を
ラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがロ
ーカルメモリレンジレジスタ9へのアクセスである事を
アドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロ
ジック4に通知する。バスコントロールロジック4はロ
ーカルメモリレンジレジスタコントロール信号4Dを介
して、ローカルメモリレンジレジスタ9にホストデータ
バス21にドライブされている値を保持するように指示
する。ローカルメモリレンジレジスタ9はこの指示を受
けてホストデータバス21の値を保持する。ここで(p
qrs)hの値がローカルメモリレンジレジスタ9に保
持される。CPU1がローカルI/Oレンジレジスタ1
0へのサイクルを起動すると、バスコントロールロジッ
ク4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホス
トバスアドレス22の値をラッチするように指示する。
アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバ
ス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在の
サイクルがローカルI/Oレンジレジスタ10へのアク
セスである事をアドレスデコード信号3Aを介してバス
コントロールロジック4に通知する。バスコントロール
ロジック4はローカルI/Oレンジレジスタコントロー
ル信号4Eを介して、ローカルI/Oレンジレジスタ1
0にホストデータバス21にドライブされている値を保
持するように指示する。ローカルI/Oレンジレジスタ
10はこの指示を受けてホストデータバス21の値を保
持する。ここで(vwxy)hの値がローカルI/Oレ
ンジレジスタ10に保持される。CPU1がメモリサイ
クルを起動すると、バスコントロールロジック4はアド
レスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアド
レス22の値をラッチするように指示する。アドレスラ
ッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値
をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルが
ローカルバスへのアクセスである事をアドレスデコード
信号3Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。メモリレンジコンパレータ5は、ラッチアドレス
[31:16]2Hとホストメモリレンジレジスタ7に
保持されたメモリレンジアドレス7Aとを比較し、比較
結果をメモリレンジアドレス比較結果通知信号5Aを介
してバスコントロールロジック4に通知する。比較結果
が不一致、即ちラッチアドレス[31:16]2Hが
(klmn)hの以外のアドレス、であった場合、バス
コントロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレ
クサコントロール信号4Hを介してレンジアドレスマル
チプレクサ12を制御してラッチアドレス[31:1
6]2Hをローカルアドレス[31:16]12Aに出
力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動する。比
較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:16]2H
が(klmn)h、であった場合、バスコントロールロ
ジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロー
ル信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12
を制御してI/Oレンジリマップアドレス10A、即ち
(vwxy)h、をローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動
する。以上により、ホストバス上のメモリアドレス空間
の(00000000)h〜(klmn0000−1)
hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメ
モリアドレス空間の(00000000)h〜(klm
n0000−1)hへのメモリサイクルになる。ホスト
バス上のメモリアドレス空間の(klmn0000)h
〜(klmnFFFF)hの領域へのメモリサイクル
は、ローカルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwx
y0000)h〜(vwxyFFFF)hへのI/Oサ
イクルになる。ホストバス上のメモリアドレス空間の
(klmnFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)h
の領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上ではメモ
リアドレス空間の(klmnFFFF+1)h〜(FF
FFFFFF)hへのメモリサイクルになる。CPU1
がI/Oサイクルを起動すると、バスコントロールロジ
ック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホ
ストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルバスへのアクセスである事をア
ドレスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジ
ック4に通知する。I/Oホールコンパレータ6は、ラ
ッチアドレス[15:8]2MとホストI/Oホールレ
ジスタ7に保持されたI/Oホールアドレス8Aとを比
較し、比較結果をI/Oホールアドレス比較結果通知信
号6Aを介してバスコントロールロジック4に通知す
る。比較結果が不一致、即ちラッチアドレス[15:
8]2Mが(00)h〜(αβ−1)の範囲か(γδ+
1)h〜(FF)hの範囲のアドレス、であった場合、
バスコントロールロジック4は、レンジアドレスマルチ
プレクサコントロール信号4Hを介してレンジアドレス
マルチプレクサ12を制御してメモリレンジリマップア
ドレス9A、即ち(pqrs)h、をローカルアドレス
[31:16]12Aに出力し、ローカルバスにはメモ
リサイクルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチア
ドレス[15:8]2Mが(αβ)h〜(γδ)hの範
囲のアドレス、であった場合、バスコントロールロジッ
ク4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信
号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制
御してI/Oレンジリマップアドレス10A、即ち(v
wxy)h、をローカルアドレス[31:16]12A
に出力し、ローカルバスにはI/Oサイクルを起動す
る。以上により、ホストバス上のI/Oアドレス空間の
(0000)h〜(αβ00−1)hの領域へのI/O
サイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(pqrs0000)h〜(pqrsαβ00−1)h
へのメモリサイクルになる。ホストバス上のI/Oアド
レス空間の(αβ00)h〜(γδFF)hの領域への
I/Oサイクルは、ローカルバス上ではI/Oアドレス
空間の(vwxyαβ00)h〜(vwxyγδFF)
hへのI/Oサイクルになる。ホストバス上のI/Oア
ドレス空間の(γδFF+1)h〜(FFFF)hの領
域へのI/Oサイクルは、ローカルバス上ではメモリア
ドレス空間の(pqrsγδFF+1)h〜(pqrs
FFFF)hへのメモリサイクルになる。この第二十の
実施例は第十八の実施例に比較して、ホストI/Oホー
ルレジスタ8を設けたことにより、ホストバスI/Oア
ドレス空間のホール位置を固定値ではなく任意の値によ
り設定することができる。次に本願発明のアドレス変換
装置の第二十一の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。図21を参照すると、本願発明の第二十一の
実施例のアドレス変換装置のブロック図において、CP
U1は、ホストデータバス21、ホストアドレスバス2
2、及びホストコントロールバス23に接続している。
アドレスラッチ2は、バスコントロールロジック4から
のアドレスラッチイネーブル信号4Aを受けて、ホスト
アドレスバス22のラッチを行い、ラッチアドレス[3
1:16]2H、ラッチアドレス[15:8]2M、及
びラッチアドレス[7:2]2Lを出力する。アドレス
デコーダ3は、ホストコントロールバス23、ラッチア
ドレス[31:16]2H、ラッチアドレス[15:
8]2M、及びラッチアドレス[7:2]2Lを入力と
し、アドレスデコードの結果をアドレスデコード信号3
Aを介してバスコントロールロジック4に通知する。バ
スコントロールロジック4は、ホストコントロールバス
23、ローカルコントロールバス25、アドレスデコー
ド信号3A、メモリレンジアドレス比較結果通知信号5
A、及びI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aと
接続しており、これらの信号群の入力を受けて、アドレ
スラッチイネーブル信号4A、ホストメモリレンジレジ
スタコントロール信号4B、ホストI/Oホールレジス
タコントロール信号4C、ローカルメモリレンジレジス
タコントロール信号4D、ローカルI/Oレンジレジス
タコントロール信号4E、ローカルI/Oホールレジス
タコントロール信号4F、ホールアドレスマルチプレク
サコントロール信号4G、レンジアドレスマルチプレク
サコントロール信号4H、及びアドレスデータマルチプ
レクサコントロール信号4Iを生成し、またホストバス
とローカルバスのコントロールを行う。ホストメモリレ
ンジレジスタ7は、ホストバス上のメモリアドレス空間
へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空間へ
のアクセスに変換する際に必要となる、ホストバス上の
メモリアドレス空間の一領域のアドレスの上位16ビッ
ト(31:16)を保持している。ホストメモリレンジ
レジスタ7は、データバス21を入力とし、ホストメモ
リレンジレジスタコントロール信号4Bによってコント
ロールされてアドレス値を保持し、メモリレンジアドレ
ス7Aを出力する。メモリレンジコンパレータ5は、ラ
ッチアドレス[31:16]2Hとメモリレンジアドレ
ス7Aとを比較し、その結果をメモリレンジアドレス比
較結果通知信号5Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。ホストI/Oホールレジスタ8は、ホス
トバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスをローカル
バス上のI/Oアドレス空間へのアクセスに変換する際
に必要となる、ホストバス上のI/Oアドレス空間の一
領域のアドレスの下位8ビット(15:8)を保持して
いる。ホストI/Oホールレジスタ8は、データバス2
1を入力とし、ホストI/Oホールレジスタコントロー
ル信号4Cによってコントロールされてアドレス値を保
持し、I/Oホールアドレス8Aを出力する。I/Oホ
ールコンパレータ6は、ラッチアドレス[15:08]
2MとI/Oホールアドレス8Aとを比較し、その結果
をI/Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。ローカルメモ
リレンジレジスタ9は、ホストバス上のI/Oアドレス
空間へのアクセスをローカルバス上のメモリアドレス空
間へのアクセスに変換する際に必要となる、ローカルバ
ス上のメモリアドレス空間の変換先のアドレスの上位1
6ビット(31:16)を保持している。ローカルメモ
リレンジレジスタ9は、データバス21を入力とし、ロ
ーカルメモリレンジレジスタコントロール信号4Dによ
ってコントロールされてアドレス値を保持し、メモリレ
ンジリマップアドレス9Aを出力する。ローカルI/O
レンジレジスタ10は、ホストバス上のメモリアドレス
空間へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレス空
間へのアクセスに変換する際に必要となる、ローカルバ
ス上のI/Oアドレス空間の変換先のアドレスの上位1
6ビット(31:16)を保持している。ローカルI/
Oレンジレジスタ11は、データバス21を入力とし、
ローカルI/Oレンジレジスタコントロール信号4Eに
よってコントロールされてアドレス値を保持し、I/O
レンジリマップアドレス10Aを出力する。ローカルI
/Oホールレジスタ11は、ホストバス上のI/Oアド
レス空間へのアクセスをローカルバス上のI/Oアドレ
ス空間へのアクセスに変換する際に必要となる、ローカ
ルバス上のI/Oアドレス空間の変換先のアドレスの下
位8ビット(15:8)を保持している。ローカルI/
Oホールレジスタ11は、データバス21を入力とし、
ローカルI/Oホールレジスタコントロール信号4Fに
よってコントロールされてアドレス値を保持し、I/O
ホールリマップアドレス11Aを出力する。レンジアド
レスマルチプレクサ12は、3入力1出力のマルチプレ
クサで、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信
号4Hによって制御され、ラッチアドレス[31:1
6]2H、メモリレンジリマップアドレス9A、及びI
/Oレンジリマップアドレス10Aのいずれかを選択し
て、ローカルアドレス[31:16]12Aに出力す
る。ホールアドレスマルチプレクサ13は、2入力1出
力のマルチプレクサで、ホールアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Gによって制御され、ラッチアドレ
ス[15:8]2M、及びI/Oホールリマップアドレ
ス11Aのいずれかを選択して、ローカルアドレス[1
5:8]13Aに出力する。アドレスデータマルチプレ
クサ14は、2入力1出力のマルチプレクサで、アドレ
スデータマルチプレクサコントロール信号4Iによって
制御され、ローカルアドレス[31:16]12A、ロ
ーカルアドレス[15:8]13A、及びラッチアドレ
ス[7:2]2L、及びホストデータバス21を入力
し、ローカルアドレスデータバス24にアドレスもしく
はデータを出力する。ホストデータバス21は、CPU
1、ホストメモリレンジレジスタ7、ホストI/Oホー
ルレジスタ8、ローカルメモリレンジレジスタ9、ロー
カルI/Oレンジレジスタ10、ローカルI/Oホール
レジスタ11、及びアドレスデータマルチプレクサに接
続されている。ホストアドレスバス22は、CPU1、
及びアドレスラッチ2と接続されている。ホストコント
ロールバス23は、ホストバスをコントロールするため
の信号の集まりであり、CPU1、アドレスデコーダ
3、及びバスコントロールロジック4と接続されてい
る。ローカルアドレスデータバス24は、時分割でアド
レスかデータがドライブされるバスであり、アドレスデ
ータマルチプレクサ14によってアドレスとデータが切
り替えられドライブされる。ローカルコントロールバス
25は、ローカルバスをコントロールするための信号の
集まりであり、バスコントロールロジック4と接続され
ている。図42を参照すると、本発明のアドレス変換装
置の第二十一の実施例における、ホストバス上のメモリ
アドレス空間とI/Oアドレス空間、及びローカルバス
上のメモリアドレス空間とI/Oアドレス空間とを示し
たものである。ホストバス上のメモリアドレス空間の
(klmn0000)h〜(klmnFFFF)hの領
域へアクセスは、ローカルバス上ではI/Oアドレス空
間の(vwxy0000)h〜(vwxyFFFF)h
の領域へのアクセスに変換される。ホストバス上のI/
Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ00−1)h
の領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモリアドレ
ス空間の(pqrs0000)h〜(pqrsαβ00
−1)hの領域へのアクセスに変換される。ホストバス
上のI/Oアドレス空間の(γδFF+1)h〜(FF
FF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上ではメモ
リアドレス空間の(pqrsγδFF+1)h〜(pq
rsFFFF)hの領域へのアクセスに変換される。ホ
ストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)h〜
(γδFF)hの領域へアクセスは、ローカルバス上で
はI/Oアドレス空間の(vwxyεζ00)h〜(v
wxyηθFF)hの領域へのアクセスに変換される。
ここで(klmn)h、(pqrs)h、(vwxy)
h、(αβ)h、(γδ)h、(εζ)h、及び(η
θ)hは、ソフトウェアによって設定可能な値である。
次に図21及び図42を用いて本発明のアドレス変換装
置の第二十一の実施例における動作について説明する。
CPU1がホストメモリレンジレジスタ7へのサイクル
を起動すると、バスコントロールロジック4はアドレス
ラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス
22の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ
2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラ
ッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホス
トメモリレンジレジスタ7へのアクセスである事をアド
レスデコード信号3Aを介してバスコントロールロジッ
ク4に通知する。バスコントロールロジック4はホスト
メモリレンジレジスタコントロール信号4Bを介して、
ホストメモリレンジレジスタ7にホストデータバス21
にドライブされている値を保持するように指示する。ホ
ストメモリレンジレジスタ7はこの指示を受けてホスト
データバス21の値を保持する。ここで(klmn)h
の値がホストメモリレンジレジスタ7に保持される。C
PU1がホストI/Oホールレジスタ8へのサイクルを
起動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラ
ッチイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス2
2の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2
はこの指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッ
チする。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがホスト
I/Oホールレジスタ8へのアクセスである事をアドレ
スデコード信号3Aを介してバスコントロールロジック
4に通知する。バスコントロールロジック4はホストI
/Oホールレジスタコントロール信号4Cを介して、ホ
ストI/Oホールレジスタ8にホストデータバス21に
ドライブされている値を保持するように指示する。ホス
トI/Oホールレジスタ8はこの指示を受けてホストデ
ータバス21の値を保持する。ここで(αβ)h、(γ
δ)hの値がホストI/Oホールレジスタ8に保持され
る。CPU1がローカルメモリレンジレジスタ9へのサ
イクルを起動すると、バスコントロールロジック4はア
ドレスラッチイネーブル信号4Aを介してホストバスア
ドレス22の値をラッチするように指示する。アドレス
ラッチ2はこの指示を受けてホストアドレスバス22の
値をラッチする。アドレスデコーダ3は現在のサイクル
がローカルメモリレンジレジスタ9へのアクセスである
事をアドレスデコード信号3Aを介してバスコントロー
ルロジック4に通知する。バスコントロールロジック4
はローカルメモリレンジレジスタコントロール信号4D
を介して、ローカルメモリレンジレジスタ9にホストデ
ータバス21にドライブされている値を保持するように
指示する。ローカルメモリレンジレジスタ9はこの指示
を受けてホストデータバス21の値を保持する。ここで
(pqrs)hの値がローカルメモリレンジレジスタ9
に保持される。CPU1がローカルI/Oレンジレジス
タ10へのサイクルを起動すると、バスコントロールロ
ジック4はアドレスラッチイネーブル信号4Aを介して
ホストバスアドレス22の値をラッチするように指示す
る。アドレスラッチ2はこの指示を受けてホストアドレ
スバス22の値をラッチする。アドレスデコーダ3は現
在のサイクルがローカルI/Oレンジレジスタ10への
アクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介して
バスコントロールロジック4に通知する。バスコントロ
ールロジック4はローカルI/Oレンジレジスタコント
ロール信号4Eを介して、ローカルI/Oレンジレジス
タ10にホストデータバス21にドライブされている値
を保持するように指示する。ローカルI/Oレンジレジ
スタ10はこの指示を受けてホストデータバス21の値
を保持する。ここで(vwxy)hの値がローカルI/
Oレンジレジスタ10に保持される。CPU1がローカ
ルI/Oホールレジスタ11へのサイクルを起動する
と、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値を
ラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの指
示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。
アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルI/O
ホールレジスタ11へのアクセスである事をアドレスデ
コード信号3Aを介してバスコントロールロジック4に
通知する。バスコントロールロジック4はローカルI/
Oホールレジスタコントロール信号4Fを介して、ロー
カルI/Oホールレジスタ11にホストデータバス21
にドライブされている値を保持するように指示する。ロ
ーカルI/Oホールレジスタ11はこの指示を受けてホ
ストデータバス21の値を保持する。ここで(εζ)
h、(ηθ)hの値がローカルI/Oホールレジスタ1
1に保持される。CPU1がメモリサイクルを起動する
と、バスコントロールロジック4はアドレスラッチイネ
ーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22の値を
ラッチするように指示する。アドレスラッチ2はこの指
示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチする。
アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカルバスへ
のアクセスである事をアドレスデコード信号3Aを介し
てバスコントロールロジック4に通知する。メモリレン
ジコンパレータ5は、ラッチアドレス[31:16]2
Hとホストメモリレンジレジスタ7に保持されたメモリ
レンジアドレス7Aとを比較し、比較結果をメモリレン
ジアドレス比較結果通知信号5Aを介してバスコントロ
ールロジック4に通知する。比較結果が不一致、即ちラ
ッチアドレス[31:16]2Hが(klmn)hの以
外のアドレス、であった場合、バスコントロールロジッ
ク4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信
号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制
御してラッチアドレス[31:16]2Hをローカルア
ドレス[31:16]12Aに出力し、ホールアドレス
マルチプレクサコントロール信号4Gを介してホールア
ドレスマルチプレクサ13を制御してラッチアドレス
[15:8]2Mをローカルアドレス[15:8]13
Aに出力し、ローカルバスにはメモリサイクルを起動す
る。比較結果が一致、即ちラッチアドレス[31:1
6]2Hが(klmn)h、であった場合、バスコント
ロールロジック4は、レンジアドレスマルチプレクサコ
ントロール信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレ
クサ12を制御してI/Oレンジリマップアドレス10
A、即ち(vwxy)h、をローカルアドレス[31:
16]12Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサ
コントロール信号4Gを介してホールアドレスマルチプ
レクサ13を制御してラッチアドレス[15:8]2M
をローカルアドレス[15:8]13Aに出力し、ロー
カルバスにはI/Oサイクルを起動する。以上により、
ホストバス上のメモリアドレス空間の(0000000
0)h〜(klmn0000−1)hの領域へのメモリ
サイクルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の
(00000000)h〜(klmn0000−1)h
へのメモリサイクルになる。ホストバス上のメモリアド
レス空間の(klmn0000)h〜(klmnFFF
F)hの領域へのメモリサイクルは、ローカルバス上で
はI/Oアドレス空間の(vwxy0000)h〜(v
wxyFFFF)hへのI/Oサイクルになる。ホスト
バス上のメモリアドレス空間の(klmnFFFF+
1)h〜(FFFFFFFF)hの領域へのメモリサイ
クルは、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(k
lmnFFFF+1)h〜(FFFFFFFF)hへの
メモリサイクルになる。CPU1がI/Oサイクルを起
動すると、バスコントロールロジック4はアドレスラッ
チイネーブル信号4Aを介してホストバスアドレス22
の値をラッチするように指示する。アドレスラッチ2は
この指示を受けてホストアドレスバス22の値をラッチ
する。アドレスデコーダ3は現在のサイクルがローカル
バスへのアクセスである事をアドレスデコード信号3A
を介してバスコントロールロジック4に通知する。I/
Oホールコンパレータ6は、ラッチアドレス[15:
8]2MとホストI/Oホールレジスタ7に保持された
I/Oホールアドレス8Aとを比較し、比較結果をI/
Oホールアドレス比較結果通知信号6Aを介してバスコ
ントロールロジック4に通知する。比較結果が不一致、
即ちラッチアドレス[15:8]2Mが(00)h〜
(αβ−1)の範囲か(γδ+1)h〜(FF)hの範
囲のアドレス、であった場合、バスコントロールロジッ
ク4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール信
号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を制
御してメモリレンジリマップアドレス9A、即ち(pq
rs)h、をローカルアドレス[31:16]12Aに
出力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロール信
号4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ13を制
御してラッチアドレス[15:8]2Mをローカルアド
レス[15:8]13Aに出力し、ローカルバスにはメ
モリサイクルを起動する。比較結果が一致、即ちラッチ
アドレス[15:8]2Mが(αβ)h〜(γδ)hの
範囲のアドレス、であった場合、バスコントロールロジ
ック4は、レンジアドレスマルチプレクサコントロール
信号4Hを介してレンジアドレスマルチプレクサ12を
制御してI/Oレンジリマップアドレス10A、即ち
(vwxy)h、をローカルアドレス[31:16]1
2Aに出力し、ホールアドレスマルチプレクサコントロ
ール信号4Gを介してホールアドレスマルチプレクサ1
3を制御してI/Oホールリマップアドレス11A、即
ち(εζ)h〜(ηθ)hの範囲の一アドレス、をロー
カルアドレス[15:8]13Aに出力し、ローカルバ
スにはI/Oサイクルを起動する。以上により、ホスト
バス上のI/Oアドレス空間の(0000)h〜(αβ
00−1)hの領域へのI/Oサイクルは、ローカルバ
ス上ではメモリアドレス空間の(pqrs0000)h
〜(pqrsαβ00−1)hへのメモリサイクルにな
る。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(αβ00)
h〜(γδFF)hの領域へのI/Oサイクルは、ロー
カルバス上ではI/Oアドレス空間の(vwxyεζ0
0)h〜(vwxyηθFF)hへのI/Oサイクルに
なる。ホストバス上のI/Oアドレス空間の(γδFF
+1)h〜(FFFF)hの領域へのI/Oサイクル
は、ローカルバス上ではメモリアドレス空間の(pqr
sγδFF+1)h〜(pqrsFFFF)hへのメモ
リサイクルになる。この第二十一の実施例は第二十の実
施例に比較して、ローカルI/Oホールレジスタ11を
設けたことにより、ホストバスI/Oアドレス空間のホ
ール位置とは独立してローカルバスI/Oアドレス空間
のホール位置を設定することができる。
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ホストバ
ス上のメモリアドレス空間の一領域へのアクセスをロー
カルバス上のI/Oアドレス空間の一領域へのアクセス
に変換することにより、別機種用に設計された入出力装
置を従来機種で使用することができるようになる。ま
た、ホストバス上のI/Oアドレス空間へのアクセスを
ローカルバス上のメモリアドレス空間の一領域へのアク
セスに変換することにより、従来機種用に設計された入
出力装置と別機種用に設計された入出力装置をローカル
バス上で混在して使用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアドレス変換装置の第一の実施例のブ
ロック図である。
【図2】本発明のアドレス変換装置の第二の実施例のブ
ロック図である。
【図3】本発明のアドレス変換装置の第三の実施例のブ
ロック図である。
【図4】本発明のアドレス変換装置の第四の実施例のブ
ロック図である。
【図5】本発明のアドレス変換装置の第五の実施例のブ
ロック図である。
【図6】本発明のアドレス変換装置の第六の実施例のブ
ロック図である。
【図7】本発明のアドレス変換装置の第七の実施例のブ
ロック図である。
【図8】本発明のアドレス変換装置の第八の実施例のブ
ロック図である。
【図9】本発明のアドレス変換装置の第九の実施例のブ
ロック図である。
【図10】本発明のアドレス変換装置の第十の実施例の
ブロック図である。
【図11】本発明のアドレス変換装置の第十一の実施例
のブロック図である。
【図12】本発明のアドレス変換装置の第十二の実施例
のブロック図である。
【図13】本発明のアドレス変換装置の第十三の実施例
のブロック図である。
【図14】本発明のアドレス変換装置の第十四の実施例
のブロック図である。
【図15】本発明のアドレス変換装置の第十五の実施例
のブロック図である。
【図16】本発明のアドレス変換装置の第十六の実施例
のブロック図である。
【図17】本発明のアドレス変換装置の第十七の実施例
のブロック図である。
【図18】本発明のアドレス変換装置の第十八の実施例
のブロック図である。
【図19】本発明のアドレス変換装置の第十九の実施例
のブロック図である。
【図20】本発明のアドレス変換装置の第二十の実施例
のブロック図である。
【図21】本発明のアドレス変換装置の第二十一の実施
例のブロック図である。
【図22】本発明のアドレス変換装置の第一の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図23】本発明のアドレス変換装置の第二の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図24】本発明のアドレス変換装置の第三の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図25】本発明のアドレス変換装置の第四の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図26】本発明のアドレス変換装置の第五の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図27】本発明のアドレス変換装置の第六の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図28】本発明のアドレス変換装置の第七の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図29】本発明のアドレス変換装置の第八の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図30】本発明のアドレス変換装置の第九の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図31】本発明のアドレス変換装置の第十の実施例に
おけるアドレス空間の関係図である。
【図32】本発明のアドレス変換装置の第十一の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図33】本発明のアドレス変換装置の第十二の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図34】本発明のアドレス変換装置の第十三の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図35】本発明のアドレス変換装置の第十四の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図36】本発明のアドレス変換装置の第十五の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図37】本発明のアドレス変換装置の第十六の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図38】本発明のアドレス変換装置の第十七の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図39】本発明のアドレス変換装置の第十八の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図40】本発明のアドレス変換装置の第十九の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図41】本発明のアドレス変換装置の第二十の実施例
におけるアドレス空間の関係図である。
【図42】本発明のアドレス変換装置の第二十一の実施
例におけるアドレス空間の関係図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 アドレスラッチ 3 アドレスデコーダ 4 バスコントロールロジック 5 メモリレンジコンパレータ 6 I/Oホールコンパレータ 7 ホストメモリレンジレジスタ 8 ホストI/Oホールレジスタ 9 ローカルメモリレンジレジスタ 10 ローカルI/Oレンジレジスタ 11 ローカルI/Oホールレジスタ 12 レンジアドレスマルチプレクサ 13 ホールアドレスマルチプレクサ 14 アドレスデータマルチプレクサ 21 ホストデータバス 22 ホストアドレスバス 23 ホストコントロールバス 24 ローカルアドレスデータバス 25 ローカルコントロールバス 2H ラッチアドレス[31:16] 2M ラッチアドレス[15:8] 2L ラッチアドレス[7:2] 3A アドレスデコード信号 4A アドレスラッチイネーブル信号 4B ホストメモリレンジレジスタコントロール信号 4C ホストI/Oホールレジスタコントロール信号 4D ローカルメモリレンジレジスタコントロール信号 4E ローカルI/Oレンジレジスタコントロール信号 4F ローカルI/Oホールレジスタコントロール信号 4G ホールアドレスマルチプレクサコントロール信号 4H レンジアドレスマルチプレクサコントロール信号 4I アドレスデータマルチプレクサコントロール信号 5A メモリレンジアドレス比較結果通知信号 6A I/Oホールアドレス比較結果通知信号 7A メモリレンジアドレス 8A I/Oホールアドレス 9A メモリレンジリマップアドレス 10A I/Oレンジリマップアドレス 11A I/Oホールリマップアドレス 12A ローカルアドレス[31:16] 13A ローカルアドレス[15:8]
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 敦子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 宗友 正 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 古田 勇次 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 仲野 宏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−276357(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 - 12/06 G06F 13/16 - 13/18

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置に接続するホストアドレス
    バス上のホストアドレスを変換し入出力装置に接続する
    ローカルアドレスバスにローカルアドレスとして前記変
    換されたアドレスを出力する場合において、 前記ホストアドレスにおけるメモリアドレス空間の一部
    を前記ローカルアドレスにおいて前記入出力装置のアド
    レス空間であるI/Oアドレス空間に変換し、前記ホス
    トアドレスにおけるI/Oアドレス空間の少なくとも一
    部を前記ローカルアドレスにおけるメモリ空間に変換す
    るアドレス変換装置であって、 前記アドレス変換装置は、 前記ホストアドレスがメモリアドレス空間を示すとき
    に、このアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあるか否かを判断するホス
    トメモリアドレス変換範囲判断手段と、 このホストメモリアドレス変換範囲判断手段が前記ホス
    トアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレス変換
    すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前記ロー
    カルアドレスにおけるI/Oアドレスの変換先アドレス
    の範囲を決定するローカルI/Oアドレス空間範囲決定
    手段と、 前記ホストアドレスがI/Oアドレス空間を示すとき
    に、前記ローカルアドレスにおけるメモリアドレスの変
    換先アドレスの範囲を決定するローカルメモリアドレス
    範囲決定手段とを備え、 前記ホストメモリアドレス変換範囲判断手段は、アドレ
    ス変換すべきアドレス範囲を格納するホストメモリ範囲
    レジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間範囲決定手段は、変換
    先アドレス範囲の開始番地として第0番地を使用し、 前記ローカルメモリアドレス範囲決定手段は、前記ホス
    トメモリアドレス変換範囲判断手段のホストメモリ範囲
    レジスタの値で変換先アドレスの範囲を決定することを
    特徴とするアドレス変換装置。
  2. 【請求項2】 中央処理装置に接続するホストアドレス
    バス上のホストアドレスを変換し入出力装置に接続する
    ローカルアドレスバスにローカルアドレスとして前記変
    換されたアドレスを出力する場合において、 前記ホストアドレスにおけるメモリアドレス空間の一部
    を前記ローカルアドレスにおいて前記入出力装置のアド
    レス空間であるI/Oアドレス空間に変換し、前記ホス
    トアドレスにおけるI/Oアドレス空間の少なくとも一
    部を前記ローカルアドレスにおけるメモリ空間に変換す
    るアドレス変換装置であって、 前記アドレス変換装置は、 前記ホストアドレスがメモリアドレス空間を示すとき
    に、このアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあるか否かを判断するホス
    トメモリアドレス変換範囲判断手段と、 このホストメモリアドレス変換範囲判断手段が前記ホス
    トアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレス変換
    すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前記ロー
    カルアドレスにおけるI/Oアドレスの変換先アドレス
    の範囲を決定するローカルI/Oアドレス空間範囲決定
    手段と、 前記ホストアドレスがI/Oアドレス空間を示すとき
    に、前記ローカルアドレスにおけるメモリアドレスの変
    換先アドレスの範囲を決定するローカルメモリアドレス
    範囲決定手段とを備え、 前記ホストメモリアドレス変換範囲判断手段は、アドレ
    ス変換すべきアドレス範囲を格納するホストメモリ範囲
    レジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間範囲決定手段は、変換
    先アドレス範囲を格納するローカルI/Oアドレス空間
    範囲レジスタを含み、 前記ローカルメモリアドレス範囲決定手段は、前記ホス
    トメモリアドレス変換範囲判断手段のホストメモリ範囲
    レジスタの値で変換先アドレスの範囲を決定することを
    特徴とするアドレス変換装置。
  3. 【請求項3】 前記ホストアドレスがI/Oアドレス空
    間を示すときに、前記ローカルアドレスにおけるI/O
    アドレス空間にアドレス変換すべきアドレス範囲にある
    か否かを判断するホストI/Oアドレス空間ホール範囲
    判断手段と、 このホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段が前
    記ホストアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前
    記ローカルアドレスにおけるI/Oアドレス空間の変換
    先アドレスの範囲を決定するローカルI/Oアドレス空
    間ホール範囲決定手段とをさらに含むことを特徴とする
    請求項1に記載のアドレス変換装置。
  4. 【請求項4】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール範
    囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    であらかじめ固定された値によって変換先アドレスの範
    囲を決定することを特徴とする請求項3に記載のアドレ
    ス変換装置。
  5. 【請求項5】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール範
    囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項3に記載のアドレス変換装置。
  6. 【請求項6】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール範
    囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格納
    するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    のホスト周辺ホールレジスタの値によって変換先アドレ
    スの範囲を決定することを特徴とする請求項3に記載の
    アドレス変換装置。
  7. 【請求項7】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール範
    囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格納
    するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項3に記載のアドレス変換装置。
  8. 【請求項8】 中央処理装置に接続するホストアドレス
    バス上のホストアドレスを変換し入出力装置に接続する
    ローカルアドレスバスにローカルアドレスとして前記変
    換されたアドレスを出力する場合において、 前記ホストアドレスにおけるメモリアドレス空間の一部
    を前記ローカルアドレスにおいて前記入出力装置のアド
    レス空間であるI/Oアドレス空間に変換し、前記ホス
    トアドレスにおけるI/Oアドレス空間の少なくとも一
    部を前記ローカルアドレスにおけるメモリ空間に変換す
    るアドレス変換装置であって、 前記アドレス変換装置は、 前記ホストアドレスがメモリアドレス空間を示すとき
    に、このアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあるか否かを判断するホス
    トメモリアドレス変換範囲判断手段と、 このホストメモリアドレス変換範囲判断手段が前記ホス
    トアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレス変換
    すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前記ロー
    カルアドレスにおけるI/Oアドレスの変換先アドレス
    の範囲を決定するローカルI/Oアドレス空間範囲決定
    手段と、 前記ホストアドレスがI/Oアドレス空間を示すとき
    に、前記ローカルアドレスにおけるメモリアドレスの変
    換先アドレスの範囲を決定するローカルメモリアドレス
    範囲決定手段とを有し、 前記ホストメモリアドレス変換範囲判断手段は、アドレ
    ス変換すべきアドレス範囲を格納するホストメモリ範囲
    レジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間範囲決定手段は、変換
    先アドレス範囲の開始番地として第0番地を使用し、前
    記ローカルメモリアドレス範囲決定手段は、変換先アド
    レスの範囲を格納するローカルメモリ範囲レジスタを含
    んでおり、 前記アドレス変換装置は、さらに、 前記ホストアドレスがI/Oアドレス空間を示すとき
    に、前記ローカルアドレスにおけるI/Oアドレス空間
    にアドレス変換すべきアドレス範囲にあるか否かを判断
    するホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段と、 このホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段が前
    記ホストアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前
    記ローカルアドレスにおけるI/Oアドレス空間の変換
    先アドレスの範囲を決定するローカルI/Oアドレス空
    間ホール範囲決定手段とを備えたことを特徴とするアド
    レス変換装置。
  9. 【請求項9】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール範
    囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    であらかじめ固定された値によって変換先アドレスの範
    囲を決定することを特徴とする請求項8に記載のアドレ
    ス変換装置。
  10. 【請求項10】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアド
    レス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項8に記載のアドレス変換装置。
  11. 【請求項11】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格
    納するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    のホスト周辺ホールレジスタの値によって変換先アドレ
    スの範囲を決定することを特徴とする請求項8に記載の
    アドレス変換装置。
  12. 【請求項12】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格
    納するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項8に記載のアドレス変換装置。
  13. 【請求項13】 前記ホストアドレスがI/Oアドレス
    空間を示すときに、前記ローカルアドレスにおけるI/
    Oアドレス空間にアドレス変換すべきアドレス範囲にあ
    るか否かを判断するホストI/Oアドレス空間ホール範
    囲判断手段と、 このホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段が前
    記ホストアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前
    記ローカルアドレスにおけるI/Oアドレス空間の変換
    先アドレスの範囲を決定するローカルI/Oアドレス空
    間ホール範囲決定手段とをさらに含むことを特徴とする
    請求項2に記載のアドレス変換装置。
  14. 【請求項14】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアド
    レス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    であらかじめ固定された値によって変換先アドレスの範
    囲を決定することを特徴とする請求項13に記載のアド
    レス変換装置。
  15. 【請求項15】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアド
    レス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項13に記載のアドレス変換装置。
  16. 【請求項16】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格
    納するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    のホスト周辺ホールレジスタの値によって変換先アドレ
    スの範囲を決定することを特徴とする請求項13に記載
    のアドレス変換装置。
  17. 【請求項17】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格
    納するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項13に記載のアドレス変換装置。
  18. 【請求項18】 中央処理装置に接続するホストアドレ
    スバス上のホストアドレスを変換し入出力装置に接続す
    るローカルアドレスバスにローカルアドレスとして前記
    変換されたアドレスを出力する場合において、 前記ホストアドレスにおけるメモリアドレス空間の一部
    を前記ローカルアドレスにおいて前記入出力装置のアド
    レス空間であるI/Oアドレス空間に変換し、前記ホス
    トアドレスにおけるI/Oアドレス空間の少なくとも一
    部を前記ローカルアドレスにおけるメモリ空間に変換す
    るアドレス変換装置であって、 前記アドレス変換装置は、 前記ホストアドレスがメモリアドレス空間を示すとき
    に、このアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあるか否かを判断するホス
    トメモリアドレス変換範囲判断手段と、 このホストメモリアドレス変換範囲判断手段が前記ホス
    トアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレス変換
    すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前記ロー
    カルアドレスにおけるI/Oアドレスの変換先アドレス
    の範囲を決定するローカルI/Oアドレス空間範囲決定
    手段と、 前記ホストアドレスがI/Oアドレス空間を示すとき
    に、前記ローカルアドレスにおけるメモリアドレスの変
    換先アドレスの範囲を決定するローカルメモリアドレス
    範囲決定手段とを有し、 前記ホストメモリアドレス変換範囲判断手段は、アドレ
    ス変換すべきアドレス範囲を格納するホストメモリ範囲
    レジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間範囲決定手段は、変換
    先アドレス範囲を格納するローカルI/Oアドレス空間
    範囲レジスタを含み、 前記ローカルメモリアドレス範囲決定手段は、変換先ア
    ドレスの範囲を格納するローカルメモリ範囲レジスタを
    含んでおり、 前記アドレス変換装置は、さらに、 前記ホストアドレスがI/Oアドレス空間を示すとき
    に、前記ローカルアドレスにおけるI/Oアドレス空間
    にアドレス変換すべきアドレス範囲にあるか否かを判断
    するホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段と、 このホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段が前
    記ホストアドレスについてI/Oアドレス空間にアドレ
    ス変換すべきアドレス範囲にあると判断したときに、前
    記ローカルアドレスにおけるI/Oアドレス空間の変換
    先アドレスの範囲を決定するローカルI/Oアドレス空
    間ホール範囲決定手段とを備えたことを特徴とするアド
    レス変換装置。
  19. 【請求項19】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアド
    レス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    であらかじめ固定された値によって変換先アドレスの範
    囲を決定することを特徴とする請求項18に記載のアド
    レス変換装置。
  20. 【請求項20】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、あらかじめ固定された値によってアド
    レス変換すべきアドレス範囲を判断し、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項18に記載のアドレス変換装置。
  21. 【請求項21】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格
    納するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、前記ホストI/Oアドレス空間ホール範囲判断手段
    のホスト周辺ホールレジスタの値によって変換先アドレ
    スの範囲を決定することを特徴とする請求項18に記載
    のアドレス変換装置。
  22. 【請求項22】 前記ホストI/Oアドレス空間ホール
    範囲判断手段は、アドレス変換すべきアドレス範囲を格
    納するホスト周辺ホールレジスタを含み、 前記ローカルI/Oアドレス空間ホール範囲決定手段
    は、I/Oアドレス空間の変換先アドレスの範囲を格納
    するローカル周辺ホールレジスタを含むことを特徴とす
    る請求項18に記載のアドレス変換装置。
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