JP2917625B2 - 光学的情報読取り装置 - Google Patents

光学的情報読取り装置

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JP2917625B2 JP3300861A JP30086191A JP2917625B2 JP 2917625 B2 JP2917625 B2 JP 2917625B2 JP 3300861 A JP3300861 A JP 3300861A JP 30086191 A JP30086191 A JP 30086191A JP 2917625 B2 JP2917625 B2 JP 2917625B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的情報読取り装置に
関するものであり、例えば、照明用光源の点灯制御を行
う光学的情報読取り装置に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バーコード等の光学的情報を読取
る光学的情報読取り装置においては、読取り動作が行わ
れない時、すなわち読取り待機状態時には、照明用光源
を一定周期で点滅駆動して、装置の消費電力量を低減さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のものでは、特に電池等の電源容量が限られたものによ
り駆動される光学的情報読取り装置に適用した場合、長
時間使用されない場合であっても照明用光源を一定周期
で点滅駆動しているので、長時間使用されない場合に
は、読取り待機状態であっても全体的に電力消費量をあ
まり抑えることができず、装置駆動に支障をきたしてし
まうという問題がある。
【0004】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、読取り待機状態においても電源供給手段
の電力消費量を抑えることが可能な光学的情報読取り装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 そのため本発明は、電
源供給を行う電源供給手段と、この電源供給手段により
電源が供給されて、光学的情報に光を照射する照射手段
と、前記光学的情報からの反射光を受光して、前記光学
的情報の情報内容を読取る読取り手段とを備えた光学的
情報読取り装置において、所定のオン時間で前記照射手
段に光を照射させると共に所定のオフ時間で前記照射手
段に光の照射を禁止させる、前記所定のオン時間および
前記所定のオフ時間からなる照射指示信号を出力する指
示手段と、読取り待機状態か否かを判定する判定手段
と、この判定手段により読取り待機状態と判定された場
合には、前記指示手段による前記照射指示信号を、前記
所定のオン時間を変更することなく前記所定のオフ時間
のみを時間の経過と共に長く調整して出力する出力調整
手段と、を備えることを特徴とする光学的情報読取り装
置を採用するものである。
【0006】
【作用】 上記構成によって、判定手段により読取り待
機状態と判定された場合には、出力調整手段によって指
示手段による照射指示信号を、所定のオン時間を変更す
ることなく所定のオフ時間のみを時間の経過と共に長く
調整している。
【0007】したがって、読取り待機状態が長く継続し
たとしても、指示手段による照射指示信号の所定のオフ
時間のみを時間の経過と共に長く調整しているので、照
射手段の光の照射間隔を時間の経過と共に長くすること
ができる。しかも一回の照射光量は、時間が経過しても
所定のオン時間を変更しないので、常に一定の照射光量
を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。この実施例では、本発明をバーコードを読取る
バーコードリーダに適用した場合について説明する。図
1は本発明の一実施例であるバーコードリーダの概略構
成を表す構成図である。
【0009】図1において、バーコードリーダ8は、バ
ーコード3に対して光を照射する照明用光源1(照射手
段に相当)と、照明用光源1を駆動する駆動部2(指示
手段に相当)と、バーコード3からの反射光の進行方向
を変化させるミラー4と、反射光を結像させるレンズ5
と、受光した反射光の光強度に応じて電気信号を発生す
る読取りセンサ6と、読取りセンサ6からの電気信号に
より2値化処理およびデコード処理を行うと共に、駆動
部2の駆動制御を行う処理部7(読取り手段に相当)と
により構成されている。なお、電源供給手段は装置外部
に設けられており、図示されないケーブル等により接続
されている。
【0010】次に、上記構成における作動を簡単に説明
する。図1において、照明用光源1からの光がバーコー
ド3に対して照射されると、その照射光はバーコード3
上で拡散反射されて、一部がミラー4に到達する。ミラ
ー4に到達したバーコード3からの反射光は、ミラー4
によりその進行方向が変えられてレンズ5に到達し、レ
ンズ5により読取りセンサ6にバーコード3の映像が結
像される。すると、読取りセンサ6では受光した反射光
の光強度に応じて電気信号を発生し、処理部7ではその
電気信号に2値化処理、デコード処理等を施して図示さ
れないホストシステムへデコードされたバーコードデー
タを出力し、ホストシステムは、このデータによりバー
コード3の情報内容を読取る。
【0011】以上のようにしてバーコード3の情報内容
は読取られる訳だが、ここで、本発明の特徴部分である
処理部7が行う駆動部2の駆動制御について説明する。
処理部7は図示されないタイマーを有しており、読取り
待機状態時には、このタイマーにより駆動部2の駆動制
御を行っている。この際、駆動部2の駆動制御は時間の
経過と共に点灯している時間がしだいに短くなるもので
あり、これにより長時間読取り待機状態であったとして
も電源の電力消費量を抑えることができる。以下、処理
部7が行う駆動部2の駆動制御の作動を図2のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0012】図2において、ステップ100では、照明
用光源1を連続して点灯すべく点灯信号を連続して駆動
部2に出力し、その後ステップ110に進む。判定手段
に相当するステップ110では、照明用光源1の照射先
にバーコード3が有るか否かを判定する。この判定は、
照明用光源1より照射された光によって読取りセンサ6
にバーコード3の映像が結像されたか否かにより判定す
るものである。
【0013】このステップ110の判定の結果、バーコ
ード有りと判定された場合には、ステップ120へ進ん
でバーコードの読取り(2値化処理、デコード処理等)
を行い、続いてステップ130でタイマーを停止、リセ
ット(後述するステップ140でタイマーが始動してい
る場合)して、再度ステップ110へ戻る。
【0014】一方、ステップ110の判定の結果、バー
コード無しと判定された場合には、ステップ140へ進
んで、処理部7に設けられたタイマーを始動させる。な
お、このステップ140における処理は、ステップ13
0で停止、リセットされない限り動作し続けるものであ
り、後述するステップ150〜200の処理によりステ
ップ140を通ったとしても、リセットされて再始動す
るものではない。またステップ140および後述するス
テップ150〜ステップ200は出力調整手段に相当し
ている。
【0015】ステップ140の処理が終了するとステッ
プ150へ進んで、ステップ140で始動させたタイマ
ーの時間tが第1の所定時間T0 (約1秒)より大きい
か否かを判定する。この判定の結果、タイマー時間tは
第1の所定時間T0 以下であると判定された場合にはス
テップ110へ戻り、上述した各処理を行う。
【0016】一方、ステップ150の判定の結果、タイ
マー時間tは第1の所定時間T0 より大きいと判定され
た場合には、ステップ160へ進んで、駆動部2への点
灯信号の出力状態を、連続出力状態から図3(a)に示
す間欠出力状態へと切り換える。この図3(a)に示す
間欠出力状態、すなわち点滅パターン1は、点灯信号が
0 時間(約60ms)、消灯信号(照明用光源1の光
の照射を停止させる信号)がt1 時間(約200ms)
であり、点滅パターン1に示される各信号を駆動部2へ
出力することにより、t1 時間毎にt0 時間だけ照明用
光源1から光が照射されることになる。このステップ1
50の判定処理により、ステップ120のバーコード読
取りの処理が終了したとしても、すぐには点滅制御とな
らないようにしている。
【0017】ステップ160の処理が終了するとステッ
プ170へ進んで、ステップ140で始動させたタイマ
ー時間tが第2の所定時間T1 (約5秒)より大きいか
否かを判定する。この判定の結果、タイマー時間tは第
2の所定時間T1 以下であると判定された場合にはステ
ップ110へ戻り、上述した各処理を行う。
【0018】一方、ステップ170の判定の結果、タイ
マー時間tは第2の所定時間T1 より大きいと判定され
た場合には、ステップ180へ進んで、駆動部2への点
灯信号の出力状態を、図3(a)に示す間欠出力状態か
ら図3(b)に示す間欠出力状態(図3(b)に示す間
欠出力状態は、図3(a)に示す間欠出力状態と比べて
間欠時間が長い)へと切り換える。この図3(b)に示
す点滅パターン2は、点灯信号がt0 時間(約60m
s)、消灯信号がt2 時間(約400ms)であり、点
滅パターン2に示される各信号を駆動部2へ出力するこ
とにより、t2 時間毎にt0 時間だけ照明用光源1から
光が照射されることになる。
【0019】ステップ180の処理が終了するとステッ
プ190へ進んで、ステップ140で始動させたタイマ
ー時間tが第3の所定時間T2 (約10秒)より大きい
か否かを判定する。この判定の結果、タイマー時間tは
第3の所定時間T2 以下であると判定された場合にはス
テップ110へ戻り、上述した各処理を行う。
【0020】一方、ステップ190の判定の結果、タイ
マー時間tは第3の所定時間T2 より大きいと判定され
た場合には、ステップ200へ進んで、駆動部2への点
灯信号の出力状態を、図3(b)に示す間欠出力状態か
ら図3(c)に示す間欠出力状態(図3(c)に示す間
欠出力状態は、図3(b)に示す間欠出力状態と比べて
間欠時間が長い)へと切り換える。この図3(c)に示
す点滅パターン3は、点灯信号がt0 時間(約60m
s)、消灯信号がt3 時間(約600ms)であり、点
滅パターン3に示される各信号を駆動部2へ出力するこ
とにより、t3 時間毎にt0 時間だけ照明用光源1から
光が照射されることになる。
【0021】以上述べたような駆動部2への駆動制御に
より、バーコードリーダ8の照射用光源1は、図4に示
すように、読取り終了時点から第1の所定時間T0 まで
は連続して点灯され、第1の所定時間T0 から第2の所
定時間T1 までは点灯パターン1で点滅制御され、第2
の所定時間T1 から第3の所定時間T2 までは点灯パタ
ーン2で点滅制御され、第3の所定時間T2 以降は点灯
パターン3で点滅制御されることになる。
【0022】以上述べたように本実施例においては、読
取り終了後の読取り待機状態において、時間の経過と共
に点灯時間の間隔を短くして消灯時間を長くするように
しているので、長時間読取り待機状態となった場合で
も、消灯時間を徐々に長くして電力消費量を徐々に低減
させることができる。
【0023】なお上記一実施例では、点滅制御の点滅パ
ターンを3種類示したが、より多数の点滅パターンによ
り点滅制御を行ってもよい。また上記一実施例では、第
1の所定時間T0 を設けることにより、バーコード読取
りの処理が終了してもすぐには点滅制御とならないよう
にしているが、T0 =0としてすぐに点滅制御を行って
もよい。さらに上記一実施例では、バーコード3の有無
の判定(ステップ110)は読取りセンサ6にバーコー
ド3の映像が結像されたか否かにより行われているが、
別途設けたバーコード検出器により行ってもよい。
【0024】
【発明の効果】 以上述べたように本発明においては、
読取り待機状態が長く続いたとしても、照射手段の光の
照射間隔を時間の経過と共に長くすることができるの
で、照射手段の全体的な照射光量を減らすことができ、
電源供給手段の電力消費量を抑えることができるという
優れた効果がある。しかも、常に一定の照射光量を得る
ことができるので、読取り待機状態の判定を常に的確に
行うことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバーコードリーダの概
略構成を表す構成図である。
【図2】上記バーコードリーダを構成する処理部で行わ
れる駆動部の駆動制御を示すフローチャートである。
【図3】上記駆動部への電気信号出力状態を各点滅パタ
ーンごとに表した出力波形図である。
【図4】上記バーコードリーダを構成する照明用光源の
点滅状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 照明用光源 2 駆動部 7 処理部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源供給を行う電源供給手段と、 この電源供給手段により電源が供給されて、光学的情報
    に光を照射する照射手段と、 前記光学的情報からの反射光を受光して、前記光学的情
    報の情報内容を読取る読取り手段とを備えた光学的情報
    読取り装置において、所定のオン時間で 前記照射手段に光を照射させると共に
    所定のオフ時間で前記照射手段に光の照射を禁止させ
    る、前記所定のオン時間および前記所定のオフ時間から
    なる照射指示信号を出力する指示手段と、 読取り待機状態か否かを判定する判定手段と、 この判定手段により読取り待機状態と判定された場合に
    は、前記指示手段による前記照射指示信号を、前記所定
    のオン時間を変更することなく前記所定のオフ時間のみ
    を時間の経過と共に長く調整して出力する出力調整手段
    と、 を備えることを特徴とする光学的情報読取り装置。
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JPH09128474A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Tec Corp バーコードスキャナ装置
JPWO2011034107A1 (ja) * 2009-09-17 2013-02-14 株式会社オプトエレクトロニクス 光学的情報読取装置およびその制御方法

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