JP2917346B2 - 受信機 - Google Patents
受信機Info
- Publication number
- JP2917346B2 JP2917346B2 JP34290189A JP34290189A JP2917346B2 JP 2917346 B2 JP2917346 B2 JP 2917346B2 JP 34290189 A JP34290189 A JP 34290189A JP 34290189 A JP34290189 A JP 34290189A JP 2917346 B2 JP2917346 B2 JP 2917346B2
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- Prior art keywords
- signal
- attenuation
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は受信機に関し、特にMCAシステム等で使用す
る移動無線用の受信機に関する。
る移動無線用の受信機に関する。
従来、MCAシステム等の大きな無線ゾーンで使用する
移動無線用の受信機では、通話終了の判断をする場合、
受信信号の入力電界レベルの低下を検知しているが、一
般に、ノイズスケルチ回路の動作レベルを予め設定して
おき、受信信号の入力断に伴って発生するノイズによる
スケルチ動作によって通話終了を判断している。
移動無線用の受信機では、通話終了の判断をする場合、
受信信号の入力電界レベルの低下を検知しているが、一
般に、ノイズスケルチ回路の動作レベルを予め設定して
おき、受信信号の入力断に伴って発生するノイズによる
スケルチ動作によって通話終了を判断している。
上述した従来の受信機では、ノイズスケルチ回路の動
作により通話終了を判断している。しかし、基地局,中
継局近辺の強電界地域においてチャネルが混雑している
場合、受信機の内部で発生する相互変調あるいは隣接チ
ャネル妨害等による妨害信号によって、通話が終了して
もノイズスケルチ回路が動作しないという欠点がある。
作により通話終了を判断している。しかし、基地局,中
継局近辺の強電界地域においてチャネルが混雑している
場合、受信機の内部で発生する相互変調あるいは隣接チ
ャネル妨害等による妨害信号によって、通話が終了して
もノイズスケルチ回路が動作しないという欠点がある。
本発明の目的は、受信部へ入力する受信信号のレベル
を許容レベル以下に抑える減衰手段を受信機の入力側に
設けることによって、チャネルが混雑している強電界地
域で使用しても、通話が終了したときに確実にノイズス
ケルチ回路を動作させることのできる受信機を提供する
ことにある。
を許容レベル以下に抑える減衰手段を受信機の入力側に
設けることによって、チャネルが混雑している強電界地
域で使用しても、通話が終了したときに確実にノイズス
ケルチ回路を動作させることのできる受信機を提供する
ことにある。
本発明の受信機は、受信信号を選択する高周波帯域フ
ィルタと、前記高周波帯域フィルタを経た受信信号を2
分岐して出力する分配手段と、前記分配手段によって2
分岐された内一方の信号を受け前記受信信号の入力電界
強度を検知して電界強度を示す電界強度信号を生成し送
出する入力電界検出手段と、前記電界強度信号を受け減
衰制御信号を生成し出力する減衰制御手段と、前記分配
手段によって2分岐された内他方の信号を受け前記減衰
制御信号に応じて前記他方の信号を減衰させて出力する
減衰手段と、前記減衰手段が出力する信号を受け復調し
て復調信号を出力する受信手段と、前記復調信号のノイ
ズ成分を検知して前記受信信号の有無を判断するノイズ
スケルチ手段とを備え、前記減衰制御手段は、前記電界
強度信号の単位時間当りの変動を監視し所定の変動値以
上のときに減衰保持信号を出力するレベル差監視部と、
前記電界強度信号を受け入力電界強度が所定の値以上に
なると前記減衰制御信号を生成し出力する減衰制御信号
生成部と、前記減衰保持信号を受けないときは前記減衰
制御信号を前記減衰手段へ送出し、前記減衰保持信号を
受けたときはその時点の前記減衰制御信号を保持して所
定の保持時間が経過するまで前記減衰手段へ送出する減
衰保持部とを備えて構成してもよく、また、マイクロコ
ンピュータを使用して構成してもよい。
ィルタと、前記高周波帯域フィルタを経た受信信号を2
分岐して出力する分配手段と、前記分配手段によって2
分岐された内一方の信号を受け前記受信信号の入力電界
強度を検知して電界強度を示す電界強度信号を生成し送
出する入力電界検出手段と、前記電界強度信号を受け減
衰制御信号を生成し出力する減衰制御手段と、前記分配
手段によって2分岐された内他方の信号を受け前記減衰
制御信号に応じて前記他方の信号を減衰させて出力する
減衰手段と、前記減衰手段が出力する信号を受け復調し
て復調信号を出力する受信手段と、前記復調信号のノイ
ズ成分を検知して前記受信信号の有無を判断するノイズ
スケルチ手段とを備え、前記減衰制御手段は、前記電界
強度信号の単位時間当りの変動を監視し所定の変動値以
上のときに減衰保持信号を出力するレベル差監視部と、
前記電界強度信号を受け入力電界強度が所定の値以上に
なると前記減衰制御信号を生成し出力する減衰制御信号
生成部と、前記減衰保持信号を受けないときは前記減衰
制御信号を前記減衰手段へ送出し、前記減衰保持信号を
受けたときはその時点の前記減衰制御信号を保持して所
定の保持時間が経過するまで前記減衰手段へ送出する減
衰保持部とを備えて構成してもよく、また、マイクロコ
ンピュータを使用して構成してもよい。
次に図面を参照して本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
帯域フィルタ1、分配部2、入力電界検出部3、減衰部
4、減衰制御部5、受信部6、ノイズスケルチ部7を備
えている。帯域フィルタ1は、受信アンテナ10を介して
入力する信号から受信信号を選択する高周波帯域フィル
タである。分配部2は、入力する信号を2分岐して出力
する。入力電界検出部3は、入力する信号レベルを検出
して受信信号の入力電界強度を示す電界強度信号Iを出
力する。減衰器4は、減衰制御信号Aに応じて減衰量が
変化する高周波減衰器である。減衰制御部5は、入力電
界検出部3からの電界強度信号Iに応じて減衰器4を制
御する減衰制御信号Aを生成し出力する。受信部6は、
入力信号Sを復調して復調信号を出力する。ノイズスケ
ルチ部7は、復調信号のノイズを検知して受信信号の有
無を判断する。
帯域フィルタ1、分配部2、入力電界検出部3、減衰部
4、減衰制御部5、受信部6、ノイズスケルチ部7を備
えている。帯域フィルタ1は、受信アンテナ10を介して
入力する信号から受信信号を選択する高周波帯域フィル
タである。分配部2は、入力する信号を2分岐して出力
する。入力電界検出部3は、入力する信号レベルを検出
して受信信号の入力電界強度を示す電界強度信号Iを出
力する。減衰器4は、減衰制御信号Aに応じて減衰量が
変化する高周波減衰器である。減衰制御部5は、入力電
界検出部3からの電界強度信号Iに応じて減衰器4を制
御する減衰制御信号Aを生成し出力する。受信部6は、
入力信号Sを復調して復調信号を出力する。ノイズスケ
ルチ部7は、復調信号のノイズを検知して受信信号の有
無を判断する。
次に動作を説明する。
受信アンテナ10および帯域フィルタ1を介して入力す
る受信信号は、分配部2によって2分岐され、一方の信
号は入力電界検出部3へ他方は減衰器4へ送出される。
入力電界検出部3は、受信信号の入力電界強度を検出し
て電界強度信号Iを減衰制御部5へ送出する。分配部2
で2分岐された他方の信号は減衰器4を介して受信部6
へ送出されるが、減衰器4によって受信部6の許容入力
レベル以上にならないようにレベル調整される。
る受信信号は、分配部2によって2分岐され、一方の信
号は入力電界検出部3へ他方は減衰器4へ送出される。
入力電界検出部3は、受信信号の入力電界強度を検出し
て電界強度信号Iを減衰制御部5へ送出する。分配部2
で2分岐された他方の信号は減衰器4を介して受信部6
へ送出されるが、減衰器4によって受信部6の許容入力
レベル以上にならないようにレベル調整される。
第2図は減衰制御部5の一例を示すブロック図であ
り、レベル差監視部51、減衰制御信号生成部52および減
衰保持部53を有している。レベル差監視部51は入力電界
検出部3から電界強度信号Iを受け、入力電界強度の単
位時間当りの変動を監視し、所定の変動値以上のときに
減衰保持信号Hを減衰保持部53へ送出する。減衰制御信
号生成部52は入力電界検出部3から電界強度信号Iを受
け、入力電界強度が所定の値以上になると減衰部4を制
御する減衰制御信号Aを生成し減衰保持部53へ送出す
る。減衰保持部53は、レベル差監視部51から減衰保持信
号Hを受けると、その時点に減衰部4へ出力していた減
衰制御信号Aを保持し、所定の保持時間が経過するまで
保持した減衰制御信号Aを減衰部4へ送出する。この保
持時間は、ノイズスケルチ部7が受信部6から復調信号
のノイズを検知して受信信号の有無を判断するのに要す
る時間に基づいて設定される。
り、レベル差監視部51、減衰制御信号生成部52および減
衰保持部53を有している。レベル差監視部51は入力電界
検出部3から電界強度信号Iを受け、入力電界強度の単
位時間当りの変動を監視し、所定の変動値以上のときに
減衰保持信号Hを減衰保持部53へ送出する。減衰制御信
号生成部52は入力電界検出部3から電界強度信号Iを受
け、入力電界強度が所定の値以上になると減衰部4を制
御する減衰制御信号Aを生成し減衰保持部53へ送出す
る。減衰保持部53は、レベル差監視部51から減衰保持信
号Hを受けると、その時点に減衰部4へ出力していた減
衰制御信号Aを保持し、所定の保持時間が経過するまで
保持した減衰制御信号Aを減衰部4へ送出する。この保
持時間は、ノイズスケルチ部7が受信部6から復調信号
のノイズを検知して受信信号の有無を判断するのに要す
る時間に基づいて設定される。
第3図は受信信号の入力電界強度と受信部6への入力
信号レベルとの関係を示す図であり、横軸は入力電界強
度、縦軸は受信部への入力信号レベルである。入力電界
強度Icが受信部6の許容入力レベルSc(c点)であると
すると、入力電界強度がIcからIaへ増加した場合は、受
信部6への入力信号レベルが減衰部4によって減衰され
てScからSa(a点)へ僅かに変化するだけである。い
ま、入力電界強度がIaからIbへ所定の変動値以上に変化
した場合は、減衰部4はその時点の減衰量を所定の時間
が経過するまで保持するので、入力信号レベルをSaから
Sb(b点)へ入力電界強度の変動に応じて変化させるこ
とができる。
信号レベルとの関係を示す図であり、横軸は入力電界強
度、縦軸は受信部への入力信号レベルである。入力電界
強度Icが受信部6の許容入力レベルSc(c点)であると
すると、入力電界強度がIcからIaへ増加した場合は、受
信部6への入力信号レベルが減衰部4によって減衰され
てScからSa(a点)へ僅かに変化するだけである。い
ま、入力電界強度がIaからIbへ所定の変動値以上に変化
した場合は、減衰部4はその時点の減衰量を所定の時間
が経過するまで保持するので、入力信号レベルをSaから
Sb(b点)へ入力電界強度の変動に応じて変化させるこ
とができる。
なお、信号をディジタル化して減衰制御部5をマイク
ロコンピュータで構成することもできる。
ロコンピュータで構成することもできる。
以上説明したように本発明によれば、受信部の入力側
に減衰手段を設けることによって受信部への入力信号レ
ベルを許容レベル以下に抑えると共に、入力電界強度が
所定の変動値以上の変化をしたときは、その時点の減衰
量を所定の時間保持するので、受信部の入力信号レベル
を入力電界強度の変動に応じて変化させることができ
る。従って、基地局,中継局近辺の強電界地域において
チャネルが混雑している場合でも相互変調妨害あるいは
隣接チャネル妨害等を受けることはなく、良品質の通話
かでき、通話が終了したときは確実にノイズスケルチ回
路を動作させることができる。
に減衰手段を設けることによって受信部への入力信号レ
ベルを許容レベル以下に抑えると共に、入力電界強度が
所定の変動値以上の変化をしたときは、その時点の減衰
量を所定の時間保持するので、受信部の入力信号レベル
を入力電界強度の変動に応じて変化させることができ
る。従って、基地局,中継局近辺の強電界地域において
チャネルが混雑している場合でも相互変調妨害あるいは
隣接チャネル妨害等を受けることはなく、良品質の通話
かでき、通話が終了したときは確実にノイズスケルチ回
路を動作させることができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
減衰制御部の一例を示すブロク図、第3図は受信信号の
入力電界強度と受信部への入力信号レベルとの関係を示
す図である。 1…帯域フィルタ、2…分配部、3…入力電界検出部、
4…減衰部、5…減衰制御部、6…受信部、7…ノイズ
スケルチ部、10…受信アンテナ、51…レベル差監視部、
52…減衰制御信号生成部、53…減衰保持部。
減衰制御部の一例を示すブロク図、第3図は受信信号の
入力電界強度と受信部への入力信号レベルとの関係を示
す図である。 1…帯域フィルタ、2…分配部、3…入力電界検出部、
4…減衰部、5…減衰制御部、6…受信部、7…ノイズ
スケルチ部、10…受信アンテナ、51…レベル差監視部、
52…減衰制御信号生成部、53…減衰保持部。
Claims (2)
- 【請求項1】受信信号を選択する高周波帯域フィルタ
と、前記高周波帯域フィルタを経た受信信号を2分岐し
て出力する分配手段と、前記分配手段によって2分岐さ
れた内一方の信号を受け前記受信信号の入力電界強度を
検知して電界強度を示す電界強度信号を生成し送出する
入力電界検出手段と、前記電界強度信号を受け減衰制御
信号を生成し出力する減衰制御手段と、前記分配手段に
よって2分岐された内他方の信号を受け前記減衰制御信
号に応じて前記他方の信号を減衰させて出力する減衰手
段と、前記減衰手段が出力する信号を受け復調して復調
信号を出力する受信手段と、前記復調信号のノイズ成分
を検知して前記受信信号の有無を判断するノイズスケル
チ手段とを備え、前記減衰制御手段は、前記電界強度信
号の単位時間当りの変動を監視し所定の変動値以上のと
きに減衰保持信号を出力するレベル差監視部と、前記電
界強度信号を受け入力電界強度が所定の値以上になると
前記減衰制御信号を生成し出力する減衰制御信号生成部
と、前記減衰保持信号を受けないときは前記減衰制御信
号を前記減衰手段へ送出し、前記減衰保持信号を受けた
ときはその時点の前記減衰制御信号を保持して所定の保
持時間が経過するまで前記減衰手段へ送出する減衰保持
部とを有することを特徴とする受信機。 - 【請求項2】前記減衰制御手段は、マイクロコンピュー
タを有して構成されることを特徴とする請求項1記載の
受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34290189A JP2917346B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34290189A JP2917346B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204238A JPH03204238A (ja) | 1991-09-05 |
JP2917346B2 true JP2917346B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=18357395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34290189A Expired - Fee Related JP2917346B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2917346B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP34290189A patent/JP2917346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03204238A (ja) | 1991-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |