JP2916815B2 - 制御機器のリレー交換方法 - Google Patents

制御機器のリレー交換方法

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JP2916815B2
JP2916815B2 JP41174790A JP41174790A JP2916815B2 JP 2916815 B2 JP2916815 B2 JP 2916815B2 JP 41174790 A JP41174790 A JP 41174790A JP 41174790 A JP41174790 A JP 41174790A JP 2916815 B2 JP2916815 B2 JP 2916815B2
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relay
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conductor
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美樹雄 野中
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータや各種のプ
ラント等の制御盤として用いられる制御機器のリレー交
換方法に係り、特に、リレー交換中に作動再開を求めら
れる場合に好適な制御機器のリレー交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭59−36552号
公報に記載されているように、リレー取付台に既設リレ
ーの代わりをする短絡、非短絡環を設けた後、既設リレ
ーを取外した状態でもシーケンス動作が上記の短絡、非
短絡環により継続されるようにしておき、次いで、リレ
ー取付台から既設リレーを取外して新設リレーと交換す
るものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
技術では、単に閉じている接点の部分は短絡環により短
絡させるだけであるので、リレーの接点が時間の経過と
ともに開閉動作するような制御機器には利用できないと
いう問題があった。
【0004】また、制御機器の配線接続がプラグイン方
式のものである場合にはリレー交換が短時間で済むが、
各端子に配線がはんだ付けされている場合にリレー交換
に長い時間を要するため、エレベータやプラントの運転
をその間、停止させる必要があった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、リレーを交換す
る作業の途中であっても、速やかに制御機器の作動を再
開することのできる制御機器のリレー交換方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、コイル用導線が接続されるコイル用端子お
よび接点用導線が接続される接点用端子を有する既設リ
レーを新設リレーと交換する制御機器のリレー交換方法
において、まず上記既設リレーと同等の機能を有する補
助リレーのコイル用端子と上記コイル用導線とを接続
し、次いで、上記接点用端子より上記接点用導線を取外
して、この接点用導線を上記補助リレーの接点用端子と
接続した後、上記既設リレーのコイル用端子より上記コ
イル用導線を取外して、上記既設リレーを取除いて上記
新設リレーを装着し、しかる後、この新設リレーのコイ
ル用端子に上記コイル用導線を接続し、上記補助リレー
の接点用端子から上記接点用導線を取外して、この接点
用導線を上記新設リレーの接点用端子に取付けた後、上
記補助リレーのコイル用端子と上記コイル用導線との接
続状態を解除する構成にしてある。
【0007】
【作用】本発明は上記のように、まず既設リレーと同等
の機能を有する補助リレーのコイル用端子とコイル用導
線とを接続するので、既設リレーが動作するとともに、
補助リレーも同様に動作する。この状態で接点用導線の
接続を既設リレー側から補助リレー側へ順次切替えるの
で、一部の接点用導線のみの接続が切替えられた場合で
あっても、これらの切替えられた接点用導線には補助リ
レーより制御信号が出力され、同様に、他の接点用導線
にも既設リレーより制御信号が出力されるので、制御装
置の制御動作が確保されている。そして、すべての接点
用導線の接続を既設リレー側から補助リレー側へ切替え
た後、既設リレーのコイル用端子よりコイル用導線を取
外して、既設リレーを取除くようになっている。このと
き、補助リレーの動作により制御信号が出力されるの
で、既設リレーを取除いても制御盤の制御動作に何ら支
障を与えることがない。
【0008】次いで新設リレーを装着した後、この新設
リレーのコイル用端子にコイル用導線を接続するので、
上記の補助リレーの動作が継続するとともに、新設リレ
ーも同様に動作する。この状態で接点用導線の接続を補
助リレー側から新設リレー側へ順次切替えることから、
一部の接点用導線のみの接続が切替えられた場合であっ
ても、これらの切替えられた接点用導線には新設リレー
より制御信号が出力され、同様に、他の接点用導線にも
補助リレーより制御信号が出力されるので、制御装置の
制御動作が確保されている。そして、すべての接点用導
線の接続を補助リレー側から新設リレー側へ切替えた
後、補助リレーのコイル用端子とコイル用導線との接続
状態を解除するようになっている。
【0009】これによって、既設リレーを新設リレーと
交換する作業の途中であっても、上記の補助リレーを一
時的に用いることにより速やかに制御機器の作動を再開
することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の制御機器のリレー交換方法の
実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の制御機
器のリレー交換方法の一実施例を説明するフローチャー
ト、図2は図1のリレー交換方法が用いられる制御機器
の斜視図である。
【0011】図2に示す制御機器、例えば制御盤1に
は、複数の既設リレー2a〜2mが設けられている。既
設リレー2aには、コイル用端子3a、3bを有する図
示しないコイルが設けられており、上記のコイル用端子
3a、3bにコイル用端子4a、4bがはんだ付け、あ
るいはラッピング等によりそれぞれ接続されている。同
様に、既設リレー2aに備えられる図示しない接点は、
接点用端子3c〜3nをそれぞれ有しており、各接点用
端子3c〜3nに接点用導線4c〜4nがはんだ付け、
あるいはラッピング等によりそれぞれ接続されている。
なお、他の既設リレー2b〜2mも同様に構成されてい
る。
【0012】このような制御盤1のリレー交換に使用さ
れるリレー交換装置は、既設リレー2aと同等の機能を
有する図示しない補助リレーを内蔵するリレーボックス
5と、このリレーボックス5にケーブル6を介して接続
される集合端子板7とからなっている。この集合端子板
7は、上記の補助リレーの図示しないコイルに接続され
るコイル用端子8a、8bと、補助リレーの図示しない
接点に接続される接点用端子8c〜8nとを備えてい
る。上記のコイル用端子8aには、先端にクリップ9a
が備えられるリード線10aが設けられている。同様
に、他のコイル用端子8bおよび接点用端子8c〜8n
も、各先端にクリップ9b〜9nが備えられるリード線
10b〜10nを有している。
【0013】この実施例にあっては、図1で示す作業手
順にしたがってリレー交換を行なうようになっている。
すなわち、まず手順S1として既設リレー2aのコイル
用端子3aにクリップ9aを取付けて、リード線10a
を介して導線4aと集合端子板7のコイル用端子8aと
を接続し、同様に、既設リレー2aのコイル用端子3b
にクリップ9bを取付けて、リード線10bを介して導
線4bと集合端子板7のコイル用端子8bとを接続す
る。これによって、リレーボックス5に内蔵される補助
リレーは、既設リレー2aと同様に動作するようになっ
ている。手順S2として、導線4c先端のはんだを溶か
して、この導線4cを接点用端子3cより取外すととも
に、接点用端子3cにクリップ9nと同様のクリップを
取付けて、リード線10nと同様のリード線を介して上
記の接点用端子3cと集合端子板7の接点用端子8cと
を接続する。また、他の接点用端子についても上記と同
様に動作を繰り返して、既設リレー2aのすべての接点
用端子から導線を順次取外すとともに、接点用端子にク
リップを取付けて、リード線を介して上記の接点用端子
と集合端子板7の接点用端子とを接続する。手順S3と
して、導線4a、4b先端のはんだを溶かして、各導線
4a、4bを既設リレー2aのコイル用端子3a、3b
から取外す。このとき、導線4aにクリップ9aを取付
け、導線4bにクリップ9bを取付けて、導線4aとコ
イル用端子8a、および導線4bとコイル用端子8bと
をそれぞれ仮接続の状態に保つようになっている。
【0014】次いで手順S4として、制御盤1から既設
リレー2aを取除いた後、制御盤1に図示しない新設リ
レーを装着して、手順S5として、新設リレーのコイル
用端子に導線4a、4bをはんだ付けする。このとき、
新設リレーのコイル用端子にクリップ9a、9bをそれ
ぞれ取付けて、導線4aとコイル用端子8a、および導
線4bとコイル用端子8bとをそれぞれ仮接続の状態に
保つようになっている。この状態で、手順S6として、
導線4c〜4nからクリップ9c〜9nを順次取外し
て、各導線4c〜4nを新設リレーの接点用端子にはん
だ付けする。次いで手順S7として、クリップ9aを取
外すことによって導線4aと集合端子板7のコイル用端
子8aとの接続状態を解除し、同様に、クリップ9bを
取外すことによって導線4bとコイル用端子8bとの接
続状態を解除して、一連のリレー交換作業を終える。ま
た、他の既設リレー2b〜2nも同様に交換するように
なっている。
【0015】このように構成した実施例では、既設リレ
ー2aを新設リレーと交換する作業の途中であっても、
上記の補助リレーを一時的に用いることにより速やかに
制御盤1の作動を再開することができる。例えば、手順
S2で接点用導線4cのみの接続が既設リレー2a側か
ら補助リレー側へ切替えられた場合であっても、切替え
られた接点用導線4cには補助リレーより制御信号が出
力され、同様に、他の接点用導線4nなどにも既設リレ
ー2aより制御信号が出力されるので、制御盤1の制御
動作を確保することができる。そして、手順S4で、補
助リレーの動作によりコイル用導線4a、4bに制御信
号が出力されるので、既設リレー2aを取除いても制御
盤1の制御動作に何ら支障を与えることがない。また、
手順S6で例えば接点用導線4cのみの接続が補助リレ
ー側から新設リレー側へ切替えられた場合であっても、
切替えられた接点用導線4cには新設リレーより制御信
号が出力され、同様に、他の接点用導線4nなどにも補
助リレーより制御信号が出力されるので、制御盤1の制
御動作を確保することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、リ
レーを交換する作業の途中であっても、速やかに制御機
器の作動を再開することができ、したがって、例えば制
御機器を備えたエレベータやプラント等が建物に1台の
み設置される場合や、緊急時に運転を要する病院に設置
される場合でも、これらのエレベータやプラント等の運
転に支障を生じることなく、制御機器のリレー交換を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御機器のリレー交換方法の一実施例
を説明するフローチャートである。
【図2】図1のリレー交換方法が用いられる制御機器の
斜視図である。
【符号の説明】
1 制御盤(制御機器) 2a〜2m 既設リレー 3a、3b コイル用端子 3c〜3n 接点用端子 4a、4b コイル用導線 4c〜4n 接点用導線 5 リレーボックス 6 ケーブル 7 集合端子板 8a、8b コイル用端子 8c〜8n 接点用端子 9a〜9n クリップ 10a〜10n リード線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル用導線が接続されるコイル用端子
    および接点用導線が接続される接点用端子を有する既設
    リレーを新設リレーと交換する制御機器のリレー交換方
    法において、まず上記既設リレーと同等の機能を有する
    補助リレーのコイル用端子と上記コイル用導線とを接続
    し、次いで、上記接点用端子より上記接点用導線を取外
    して、この接点用導線を上記補助リレーの接点用端子と
    接続した後、上記既設リレーのコイル用端子より上記コ
    イル用導線を取外して、上記既設リレーを取除いて上記
    新設リレーを装着し、しかる後、この新設リレーのコイ
    ル用端子に上記コイル用導線を接続し、上記補助リレー
    の接点用端子から上記接点用導線を取外して、この接点
    用導線を上記新設リレーの接点用端子に取付けた後、上
    記補助リレーのコイル用端子と上記コイル用導線との接
    続状態を解除することを特徴とする制御機器のリレー交
    換方法。
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