JP2916811B2 - 電気指示計器 - Google Patents
電気指示計器Info
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- JP2916811B2 JP2916811B2 JP27775790A JP27775790A JP2916811B2 JP 2916811 B2 JP2916811 B2 JP 2916811B2 JP 27775790 A JP27775790 A JP 27775790A JP 27775790 A JP27775790 A JP 27775790A JP 2916811 B2 JP2916811 B2 JP 2916811B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、パネル面に対してそのアナログ指示部を露
出させて取り付けられる電気指示計器に係わり、特にイ
ンデックス指針調整器の取り付け構造に関するものであ
る。
出させて取り付けられる電気指示計器に係わり、特にイ
ンデックス指針調整器の取り付け構造に関するものであ
る。
［従来の技術］ 第２図は従来の電気指示計器のインデックス指針を調
整するインデックス指針調整器の取り付け構成を示す図
であり、同図（ａ）はパネル面側から見た平面図、同図
（ｂ）は同図（ａ）のＢ−Ｂ′線の断面図である。同図
において、例えば透光性メタクリル樹脂などにより形成
された透明カバー１の背面側には、指針２と目盛り部３
とで計測アナログ値の表示を行うアナログ指示部４が構
成されている。また、この透明カバー１の下部側には、
その内面側に例えば黒色アルミニウムプレートなどによ
り形成された化粧板５が配置されるとともにこの透明カ
バー１および化粧板５を貫通する開口６が設けられ、こ
の開口６内には、この開口６の周方向に回動自在のマイ
ナス溝7aを有するほぼ螺子状の軸７が挿通されており、
この軸７の透明カバー１内側となる先端部7bには、すべ
りワッシャー８を介して金属性のインデックス指針９が
重ねられ、止め輪10によりかしめることによって構成さ
れるインデックス指針調整器11が設けられ、これによっ
てインデックス指針９が透明カバー１内に装着されてい
る。なお、12は透明カバー１および化粧板５を挿通して
周方向に回動自在に設けられた指針２のゼロ位調整器で
ある。
整するインデックス指針調整器の取り付け構成を示す図
であり、同図（ａ）はパネル面側から見た平面図、同図
（ｂ）は同図（ａ）のＢ−Ｂ′線の断面図である。同図
において、例えば透光性メタクリル樹脂などにより形成
された透明カバー１の背面側には、指針２と目盛り部３
とで計測アナログ値の表示を行うアナログ指示部４が構
成されている。また、この透明カバー１の下部側には、
その内面側に例えば黒色アルミニウムプレートなどによ
り形成された化粧板５が配置されるとともにこの透明カ
バー１および化粧板５を貫通する開口６が設けられ、こ
の開口６内には、この開口６の周方向に回動自在のマイ
ナス溝7aを有するほぼ螺子状の軸７が挿通されており、
この軸７の透明カバー１内側となる先端部7bには、すべ
りワッシャー８を介して金属性のインデックス指針９が
重ねられ、止め輪10によりかしめることによって構成さ
れるインデックス指針調整器11が設けられ、これによっ
てインデックス指針９が透明カバー１内に装着されてい
る。なお、12は透明カバー１および化粧板５を挿通して
周方向に回動自在に設けられた指針２のゼロ位調整器で
ある。
このように構成されるインデックス指針調整器11は、
その軸７の溝7aに例えばマイナスのドライバ先端を挿入
してで周方向に回動させることによってインデックス指
針９をアナログ指示部４の指示値上に設定することが可
能となる。
その軸７の溝7aに例えばマイナスのドライバ先端を挿入
してで周方向に回動させることによってインデックス指
針９をアナログ指示部４の指示値上に設定することが可
能となる。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の電気指示計器では、インデック
ス指針９が金属製であるため、そのインデックス指針９
の下側に指針２が隠れて見えなくなるという問題があっ
た。また、このインデックス指針９は、止め輪10による
かしめ固定のため、そのかしめ具合によっては回動が不
安定になったり、さらにごみなどを挟み込んだ場合には
除去することが困難となるなどの問題があった。
ス指針９が金属製であるため、そのインデックス指針９
の下側に指針２が隠れて見えなくなるという問題があっ
た。また、このインデックス指針９は、止め輪10による
かしめ固定のため、そのかしめ具合によっては回動が不
安定になったり、さらにごみなどを挟み込んだ場合には
除去することが困難となるなどの問題があった。
［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するために本発明による電気指
示計器は、インデックス指針を透光性樹脂の成形体で形
成するとともにこのインデックス指針の他端側に透明カ
バー開口内で互いに径方向に弾性変形し、その弾性復帰
圧によって係合する係合部を一体的に設け、この係合部
を透明カバー開口内に篏合させて圧接保持したものであ
る。
示計器は、インデックス指針を透光性樹脂の成形体で形
成するとともにこのインデックス指針の他端側に透明カ
バー開口内で互いに径方向に弾性変形し、その弾性復帰
圧によって係合する係合部を一体的に設け、この係合部
を透明カバー開口内に篏合させて圧接保持したものであ
る。
［作用］ 本発明においては、インデックス指針の他端部に一体
形成された係合部が透明カバー開口内に圧接保持されて
インデックス指針が回動自在に装着される。
形成された係合部が透明カバー開口内に圧接保持されて
インデックス指針が回動自在に装着される。
［実施例］ 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明による電気指示計器の一実施例による
構成を示す図で同図（ａ）は前面側から見た平面図、同
図（ｂ）は同図（ａ）のＢ−Ｂ′線の断面図であり、前
述の図と同一部分には同一符号を付してある。同図にお
いて、インデックス指針9Aは、例えばポリカーボネート
などの透明樹脂の成形体により形成されており、このイ
ンデックス指針9Aの指針側と反対側となる他端側には、
このインデックス指針9Aの長さ方向と直角方向に全体形
状がほぼ螺子状の形状を有する係合部91が一体的に形成
されている。この係合部91には、先端部に半球状の頭部
92を有し、さらにこの頭部92の直径方向でかつ全長方向
に沿って切り込み溝93が形成されており、この切り込み
溝93を介して頭部92が２分割され、この２分割された頭
部相互間で径方向に弾性変形する機能を有している。そ
してこのインデックス指針9Aの係合部91は透明カバー１
に設けられた開口６にその背面側から係合部91を頭部92
側から矢印方向に向かって挿入することによって２分割
された頭部92がその切り込み溝93による内側方向の寸法
が小さくなる弾性変形により挿通され、透明カバー１の
開口６内を貫通した後、互いに外側方向に弾性変形さ
れ、その弾性復帰圧によって開口９内に胴体部分が圧接
保持されて回動自在となるインデックス指針調整器11A
が構成される。
構成を示す図で同図（ａ）は前面側から見た平面図、同
図（ｂ）は同図（ａ）のＢ−Ｂ′線の断面図であり、前
述の図と同一部分には同一符号を付してある。同図にお
いて、インデックス指針9Aは、例えばポリカーボネート
などの透明樹脂の成形体により形成されており、このイ
ンデックス指針9Aの指針側と反対側となる他端側には、
このインデックス指針9Aの長さ方向と直角方向に全体形
状がほぼ螺子状の形状を有する係合部91が一体的に形成
されている。この係合部91には、先端部に半球状の頭部
92を有し、さらにこの頭部92の直径方向でかつ全長方向
に沿って切り込み溝93が形成されており、この切り込み
溝93を介して頭部92が２分割され、この２分割された頭
部相互間で径方向に弾性変形する機能を有している。そ
してこのインデックス指針9Aの係合部91は透明カバー１
に設けられた開口６にその背面側から係合部91を頭部92
側から矢印方向に向かって挿入することによって２分割
された頭部92がその切り込み溝93による内側方向の寸法
が小さくなる弾性変形により挿通され、透明カバー１の
開口６内を貫通した後、互いに外側方向に弾性変形さ
れ、その弾性復帰圧によって開口９内に胴体部分が圧接
保持されて回動自在となるインデックス指針調整器11A
が構成される。
このように構成されるインデックス指針調整器11A
は、透明カバー１上の開口６内に露出した係合部91の切
り込み溝93に例えばマイナスのドライバ先端を挿入して
周方向に回動させることによってインデックス指針9Aを
アナログ指示部４の指示値上に設定することができる。
は、透明カバー１上の開口６内に露出した係合部91の切
り込み溝93に例えばマイナスのドライバ先端を挿入して
周方向に回動させることによってインデックス指針9Aを
アナログ指示部４の指示値上に設定することができる。
このような構成によると、インデックス指針9Aの他端
部に係合部91を一体形成して透明カバー１の開口６内に
圧接保持させてインデックス指針調整器11Aを構成した
ことにより、化粧板５から係合部91の背面までの距離H1
が第２図（ｂ）に示す従来の化粧板５から軸７の先端ま
での距離H2よりも大幅に小さくなるので、アナログ表示
部４の表面から透明カバー１の表面までの厚さを小さく
することができる。つまり透明カバー１の厚さを薄くす
ることができる。
部に係合部91を一体形成して透明カバー１の開口６内に
圧接保持させてインデックス指針調整器11Aを構成した
ことにより、化粧板５から係合部91の背面までの距離H1
が第２図（ｂ）に示す従来の化粧板５から軸７の先端ま
での距離H2よりも大幅に小さくなるので、アナログ表示
部４の表面から透明カバー１の表面までの厚さを小さく
することができる。つまり透明カバー１の厚さを薄くす
ることができる。
［発明の効果］ 以上、説明したように本発明によれば、インデックス
指針を透光性樹脂の成形体で形成したので、指針が隠れ
ても見え易くなる。また、インデックス指針は、透光性
樹脂の成形体で形成するとともにこのインデックス指針
の他端側に透明カバー開口内で互いに径方向に弾性変形
し、その弾性復帰圧によって係合する係合部を一体的に
設けたことにより、この係合部を透明カバー開口内に篏
合させて圧接保持されるので、インデックス指針調整器
が簡単な構成で実現可能となり、透明カバーの背面から
ワンタッチによる装着脱ができるとともに再使用も可能
となり、機構的な安定性が向上でき、さらにはインデッ
クス指針調整器の構成部品点数が大幅に削減できるなど
の極めて優れた効果が得られる。
指針を透光性樹脂の成形体で形成したので、指針が隠れ
ても見え易くなる。また、インデックス指針は、透光性
樹脂の成形体で形成するとともにこのインデックス指針
の他端側に透明カバー開口内で互いに径方向に弾性変形
し、その弾性復帰圧によって係合する係合部を一体的に
設けたことにより、この係合部を透明カバー開口内に篏
合させて圧接保持されるので、インデックス指針調整器
が簡単な構成で実現可能となり、透明カバーの背面から
ワンタッチによる装着脱ができるとともに再使用も可能
となり、機構的な安定性が向上でき、さらにはインデッ
クス指針調整器の構成部品点数が大幅に削減できるなど
の極めて優れた効果が得られる。
第１図は本発明による電気指示計器の一実施例による構
成を示す図、第２図は従来の電気指示計器構成を示す図
である。 １……透明カバー、２……指針、３……目盛り部、４…
…アナログ指示部、５……化粧板、６……開口、9A……
インデックス指針、91……係合部、92……頭部、93……
切り込み溝、11A……インデックス指針調整器、12……
ゼロ位調整器。
成を示す図、第２図は従来の電気指示計器構成を示す図
である。 １……透明カバー、２……指針、３……目盛り部、４…
…アナログ指示部、５……化粧板、６……開口、9A……
インデックス指針、91……係合部、92……頭部、93……
切り込み溝、11A……インデックス指針調整器、12……
ゼロ位調整器。
Claims (1)
- 【請求項１】アナログ表示部を指示する指針およびイン
デックス指針を透明カバー内に有し、前記透明カバーに
開口を設け、前記開口内にインデックス指針調整器を装
着してなる電気指示計器において、前記インデックス指
針は、透光性樹脂の成形体で形成するとともに前記イン
デックス指針の他端側に透明カバー開口内で互いに径方
向に弾性変形し、その弾性復帰圧によって係合する係合
部を一体的に設け、この係合部を透明カバー開口内に篏
合させて圧接保持することを特徴とする電気指示計器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27775790A JP2916811B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 電気指示計器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27775790A JP2916811B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 電気指示計器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04155262A JPH04155262A (ja) | 1992-05-28 |
| JP2916811B2 true JP2916811B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17587912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27775790A Expired - Lifetime JP2916811B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 電気指示計器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2916811B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP27775790A patent/JP2916811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04155262A (ja) | 1992-05-28 |
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