JP2916073B2 - Romライタにおけるソケット・レバーのセット忘れ防止装置 - Google Patents

Romライタにおけるソケット・レバーのセット忘れ防止装置

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JP2916073B2
JP2916073B2 JP31771493A JP31771493A JP2916073B2 JP 2916073 B2 JP2916073 B2 JP 2916073B2 JP 31771493 A JP31771493 A JP 31771493A JP 31771493 A JP31771493 A JP 31771493A JP 2916073 B2 JP2916073 B2 JP 2916073B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】プリント板に実装されるPRO
M、EPROM、EEPROM等の不揮発性記憶装置
(以下、ROMという)へプログラム、データ等を書き
込むため、ROMライタが使用される。上記、ROMラ
イタは、マスターROMとスレーブ側のROMを差し込
むための複数個のソケットを備えており、マスターRO
Mと未書き込みのスレーブ側のROM(以下未書き込み
ROMと言う)を上記ソケットに差し込み、マスターR
OMから未書き込みROMへプログラム、データ等のコ
ピーを行うように構成されている。
【0002】また、マスターROMを差し込むソケット
には、通常、マスターROMのピンをソケットの電極に
より挟み付けマスターROMを接触固定するためのソケ
ット・レバーが設けられ、マスターROMを差し込んだ
のち、上記レバーを倒すなどしてセット状態とすること
により、マスターROMのピンとソケットの電極が導通
状態となる。
【0003】本発明は上記したROMライタにおけるソ
ケット・レバーのセット忘れ防止装置に関し、特に、本
発明は上記ソケット・レバーのセットを忘れを防止し、
確実にマスターROMから未書き込みROMへコピーを
行うことができるROMライタにおけるソケット・レバ
ーのセット忘れ防止装置に関するものである。
【0004】
【従来の技術】図7は本発明の前提となるROMライタ
におけるマスターROM差し込み用ソケットの構成を示
す図である。同図において、111は例えば、市販のR
OMライタであり、ROMライタ111は、マスターR
OM10を差し込むためのマスターROMソケット11
1aと未書き込みROMを差し込む未書き込みROMソ
ケット(同図には図示せず)を備えている。また、マス
ターROMソケット111aには、ソケット・レバー1
11bが設けられ、マスターROM10をソケット11
1aに差し込んだのち、ソケット・レバー111bを同
図の手前側に倒すと、ソケット111aの電極がマスタ
ーROMのピンを挟み付け、マスターROM10のピン
とソケット111aの電極とが電気的に接続される。
【0005】また、ROMライタ111は図示しない
が、内部に、マスターROMの内容の読み出しを制御す
るとともに、未書き込みROMへの書込みを制御するマ
イクロプロセッサ等からなる制御部と、マスターROM
10から読み込んだプログラム、データ等を格納するメ
モリを備えている。マスターROM10の内容を未書き
込みROMにコピーする場合には、上記のようにマスタ
ーROM10をマスターROMソケット111aに差し
込んでソケット・レバー111bを倒し、マスターRO
M10をソケット111aにセットする。
【0006】ついで、図示しないスタート・スイッチを
押すと、ROMライタの内部に設けられた制御部がマス
ターROM10の内容を読み込み、内部のメモリへ書き
込む。次に、図示しない未書き込みROMソケットに未
書き込みROMを差し込むと、メモリに格納されたマス
ターROM10の内容が上記ROMに書き込まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したROMライタ
においては、ソケット・レバー111bがセットされて
いないと、マスターROM10のピンとソケット111
aとが電気的に接続されない。このため、ソケット・レ
バー111cのセットを忘れてスタート・スイッチを押
すと、未書き込みROMにはマスターROMとは異なっ
た情報(空白)が書き込まれることとなる。
【0008】なお、ROMライタによっては、マスター
ROM10のピンとソケットの電極が電気的に接続状態
にあるか否かをチェックする機能を備えたものもある
が、低価格なROMライタには、通常、上記機能が設け
られていない。本発明は上記した従来技術の問題点を解
決するためになされたものであって、本発明は、マスタ
ーROMからの読み込み条件が成立していないときに、
警報信号等を発生し作業者に注意を喚起をすることによ
り、確実にマスターROMの内容を読み込み、未書き込
みROMにコピーすることができるROMライタにおけ
るソケット・レバーのセット忘れ防止装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。同図において、1はマスターとなる不揮発性記憶
手段、2aはROMライタに設けられたソケット、2b
は不揮発性記憶手段1をソケット2aに接触固定させる
ソケット・レバー、3は不揮発性記憶手段1から読み出
しを開始させるスタート・スイッチ、4は未書込みの不
揮発性記憶手段、5aはソケット・レバー2bのセット
状態を検出する第1のセンサ、5bはマスターとなる不
揮発性記憶手段の装着状態を検出する第2のセンサ、6
は第1のセンサ/第2のセンサが出力を発生しているか
否かを判定する判定手段、7は表示/警報手段である。
【0010】上記課題を解決するため、本発明は、マス
ターとなる不揮発性記憶手段1を装着するソケット2a
と、不揮発性記憶手段1を上記ソケット2aに接触固定
させるソケット・レバー2bと、スタート・スイッチ3
とを備え、マスターとなる不揮発性記憶手段1を上記ソ
ケット2aに装着し、上記ソケット・レバー2bにより
マスターとなる不揮発性記憶手段1をソケット2aに接
触固定させたのち、上記スタート・スイッチ3を操作し
て、上記不揮発性記憶手段1から未書き込みの不揮発性
記憶手段4に記憶内容を複写するROMライタにおい
て、マスターとなる不揮発性記憶手段1を装着するソケ
ット2aに、上記ソケット・レバー2bがセットされて
いるか否かを検出する第1のセンサ5aと、不揮発性記
憶手段1が装着されているか否かを検出する第2のセン
サ5bを取り付け、また、上記第1のセンサ5a、第2
のセンサ5bの出力を判定する判定手段6と、表示/警
報手段7と、マスターとなる不揮発性記憶手段1から記
憶内容の読み込みを行う制御手段8を設け、第1のセン
サ5aと、第2のセンサ5bの出力に基づき、判定手段
6により、記憶手段1の読み込み条件が成立しているか
かを判定して、判定結果を表示/警報手段7および制
御手段8に出力し、スタート・スイッチ3が押された
際、制御手段8は、マスターとなる不揮発性記憶手段1
の読み込み条件が成立しているとき、マスターとなる不
揮発性記憶手段1から記憶内容の読み込みを開始し、ま
た、上記条件が成立していないとき読み込みを行わず、
表示/警報手段7から表示/警報信号を出力するように
構成したものである。
【0011】
【作用】図1において、マスターとなる不揮発性記憶手
段1をソケット2aに装着し、ソケット・レバー2bを
セットすると、不揮発性記憶手段1はソケット2aに接
触固定される。ついで、スタート・スイッチ3を操作す
ると、マスターとなる不揮発性記憶手段1の記憶内容が
読み込まれ、その記憶内容が未書込みの不揮発性記憶手
段4に書き込まれる。
【0012】ソケット2aには、ソケット・レバー2b
のセット状態を検出する第1のセンサと、不揮発性記憶
手段1が装着されているか否かを検出する第2のセンサ
が取り付けられており、これらの出力は判定手段6に入
力されている。判定手段6は第1、第2のセンサの出力
により、マスターとなる不揮発性記憶手段1の読み込み
条件が成立しているか否かを判定し、判定結果を表示/
警報手段7に出力する。マスターとなる不揮発性記憶手
段1をソケット2aに装着しなかったり、あるいは、ソ
ケット・レバー2cのセットを忘れると、判定手段6の
出力により、表示/警報手段7が表示/警報信号を発生
し、作業者に注意を喚起する。
【0013】また、ROMライタと判定手段6間に信号
伝送路を設け、判定手段6の判定結果を伝送し、上記読
み込み条件が成立していない場合、スタート・スイッチ
3を押しても、マスターとなる不揮発性記憶手段1から
記憶内容を読み込みを行わず、表示/警報手段7から表
示/警報信号を出力するようにする
【0014】本発明においては、マスターとなる不揮発
性記憶手段1を装着するソケット2aに、上記のように
ソケット・レバー2bがセットされているか否かを検出
する第1のセンサ5aを取り付け、また、上記センサ5
aの出力を判定する判定手段6と、表示/警報手段7を
設けたので、ソケット・レバーをセットし忘れたとき、
表示/警報手段7が出力を発生して作業者に注意を喚起
することができる。このため、未書き込みROMにマス
ターROMと異なった情報(空白)が書き込まれること
がなく、確実にマスターROMの内容を未書き込みRO
Mに複写することができる。
【0015】また、マスターとなる不揮発性記憶手段1
を装着するソケット2aに、不揮発性記憶手段1が装着
されているか否かを検出する第2のセンサ5bを取り付
け、判定手段6により、第1のセンサ5aと第2のセン
サ5bが共に出力を発生しているか否かを判定するよう
にしたので、不揮発性記憶手段1の装着忘れをも防止す
ることができる。
【0016】さらに、判定手段6の判定結果に基づき、
マスターとなる不揮発性記憶手段1から記憶内容の読み
込みを行う制御手段8を設け、スタート・スイッチ3が
押された際、マスターとなる不揮発性記憶手段1の読み
込み条件が成立しているとき不揮発性記憶手段1から記
憶内容の読み込みを開始し、上記条件が成立していなと
き記憶内容の読み込みを行わず、表示/警報手段7から
表示/警報信号を出力するようにしたので、表示/警報
信号が出力されているとき、誤ってスタート・スイッチ
を押しても、未書き込みROMにはマスターROMとは
異なった情報(空白)が書き込まれることを防止するこ
とができる。
【0017】
【実施例】図2は本発明の1実施例を示す図であり、同
図(b)は全体構成を示し、(a)は(b)の点線で囲
んだAの部分の拡大図であり、マスターROM10を装
着した状態を示している。同図において、11は図7に
示したものと同様の構成を持つROMライタ、11aは
マスターROM10を差し込むためのマスターROMソ
ケット、11bは未書き込みROMを差し込むための未
書き込みROMソケットであり、マスターROMソケッ
ト11aはROMライタ11上に1個設けられ、未書き
込みROMソケット11bは複数個設けられている。
【0018】また、11cは前記したソケット・レバー
であり、ソケット・レバー11cを同図の手前側に倒す
ことにより、ソケット11aの電極がマスターROM1
0のピンを挟み付け、マスターROM10のピンとソケ
ット11aとが電気的に接続される。11dはROMセ
ンサであり、ROMセンサ11dは例えば反射型もしく
は透過型の光センサから構成され、マスターROMソケ
ット11aにマスターROMが装着されているとき出力
を発生する。11eはソケット・レバー・センサであ
り、ソケット・レバー・センサ11eは例えば反射型も
しくは透過型の光センサあるいはレバーが接触すること
により出力を発生する接触型のセンサから構成されてお
り、ソケット・レバー11cが倒れているとき出力を発
生する。11fはROMライタの動作を開始させるスタ
ート・スイッチである。
【0019】また、12はコントロール・ボックスであ
り、コントロール・ボックス12には前記したROMラ
イタ11に設けられたROMセンサ11d、ソケット・
レバー・センサ11eの出力が入力される。さらに、コ
ントロール・ボックス12とROMライタ11はコネク
タ11g,12dを介して接続されており、両者間は、
ROMライタ11に設けられたRS−232cインタフ
ェースを経由して信号が伝送される。
【0020】コントロール・ボックス12において、1
2aはOKランプ、12bはNGランプである。OKラ
ンプ12aは、マスターROM10が装着され、かつソ
ケット・レバー11cが倒されており、スタート・スイ
ッチ11fを押してもよいときに点灯する。また、NG
ランプ12bはマスターROMが装着されていないか、
あるいは、ソケット・レバー11cが倒されておらず、
スタート・スイッチ11fを押せない状態の時点灯す
る。12cはブザーであり、マスターROM読み取り条
件が成立してないときにスタート・スイッチ11fを押
すと鳴動する。
【0021】図3は上記した実施例のシステム構成を示
す図であり、図2に示したものと同一のものには同一の
符号が付されており、同図において、11はROMライ
タであり、ROMライタ11には、前記したように、マ
スターROMソケット11a、未書き込みROMソケッ
ト11bが設けられている。
【0022】また、マスターROMソケット11aには
ROMセンサ11dとソケット・レバー・センサ11e
が取り付けられており、ROMセンサ11dはROMラ
イタ11にマスターROM10が装着されているときハ
イレベル「H」を出力し、ソケット・レバー・センサ1
1eはレバー11cが倒されソケットの電極とマスター
ROM10のピンが導通状態にあるときハイレベル
「H」を出力し、それ以外のときはそれらはローレベル
「L」を出力する。
【0023】11hは制御部であり、制御部11hはマ
スターROMからの読み出し、および、未書き込みRO
Mへの書込みを制御する。12はコントロール・ボック
スであり、コントロール・ボックス12には、前記した
ようにOKランプ12a、NGランプ12b、ブザー1
2cが設けられ、また、上記ランプ、ブザーを動作させ
るための判定回路12eが設けられている。
【0024】判定回路12eにはROMセンサ11dの
出力とレバー・センサ11eの出力が入力されており、
判定回路12eは、例えば同図に示すようにアンド回路
と反転回路から構成されている。そして、ROMセンサ
11dとレバー・センサ11eが共に「H」レベルの出
力を発生しているとき、OKランプを点灯させ、また、
出力が共に「H」レベルでないときNGランプを点灯さ
せる。
【0025】図4はマスター・リードを開始する条件を
示す図であり、同図に示すように、ROMセンサ11d
とレバー・センサ11eが共にオンで両者がハイレベル
「H」を出力しているとき、OKランプが点灯し、マス
ター・リードを開始することが可能なことを表示する。
また、それ以外のときには、NGランプか点灯しマスタ
ー・リードを開始することができないことを表示する。
【0026】また、前記したように、コントロール・ボ
ックス12とROMライタ11は、信号伝送路により接
続されており、ROMライタ11のスタート・スイッチ
11fが押されたとき、制御部11hは上記信号伝送路
を介して判定回路12eで条件が成立しているか否かを
確認し、スタート・スイッチ11fが押されたにもかか
わらずマスターROMをリードする条件が成立していな
いときには、マスターROMからの読み込みを行わず、
また、コントロール・ボックス12のブザー12cを鳴
動させる。
【0027】図5、図6は上記実施例の動作を示すフロ
ーチャートであり、同図により本実施例の動作を説明す
る。図5のステップS1において、作業者がマスターR
OM10をマスターROMソケット11aにセットした
のち、ステップS2において、ソケット・レバー11c
を倒し、マスターROM10をソケットに接触固定す
る。ステップS3において、スタート・スイッチ11f
を押すと、ROMライタ11はマスターROMの読み取
りを開始する。
【0028】マスターROMの読み取りにあたり、RO
Mライタ11の制御部11hは、まず、ステップS4に
おいて、コントロール・ボックス12の判定回路12e
のマスター・リード開始条件を読み込み、ステップS5
において、マスター・リード開始条件が成立しているか
否かを判定する。そして、ソケット・レバー11cが倒
されていなかったり、あるいは、マスターROM10が
セットされていないときには、マスター・リード開始条
件が成立しないので、ステップS6に行き条件不成立を
出力し、ステップS7において、ブザーを鳴らして作業
者に条件が成立していないことを知らせ、ステップS1
に戻る。
【0029】また、条件が成立している場合には、ステ
ップS8に行き、マスターROM10の読み込みをスタ
ートし、ステップS9において、マスターROM10の
リードが完了するまで待つ。リードが完了するとステッ
プS10において、作業者はマスターROM10を取り
除き、ステップS11において、未書き込みROMをセ
ットする。
【0030】ステップS12において、ROMライタ1
1のメモリに書き込まれたマスターROM10の内容
を、上記未書き込みROMに書き込む処理を開始し、ス
テップS10において、書き込みが完了するまで待つ。
書き込みが完了すると、ステップS14において作業者
は書き込み完了のROMを取り除く。ついで、同一の内
容を再度他の未書き込みROMに書き込む場合には、ス
テップS15からステップS11に戻り、未書き込みR
OMをセットして上記手順を繰り返す。
【0031】また、同一内容を再度未書き込みROMに
書き込む必要がない場合には、ステップS16に行き、
終了するか否か判断し、終了しない場合には、ステップ
S1に戻り上記処理を繰り返す。以上のように本実施例
においては、ROMライタのマスターROMソケットに
ROMセンサとレバー・センサを取り付けて、マスター
ROMソケットにマスターROMが装着されかつソケッ
ト・レバーが倒されているとき、コントロール・ボック
スのOKランプを点灯するようにしたので、未書き込み
ROMにマスターROMとは異なった情報(空白)が書
き込まれることを防止することができる。
【0032】また、上記条件が成立していないとき、ス
タート・スイッチを押すとブザーを鳴らして作業者に知
らせるとともに、マスター・リードを開始しないように
したので、未書き込みROMにマスターROMとは異な
った情報(空白)が書き込まれることを確実に防止する
ことができる。さらに、コントロール・ボックスを設け
て、そこにOKランプ、NGランプ等を取り付け、RO
Mライタには外付けでROMセンサとレバー・センサを
取り付けているので、低価格な市販のROMライタにあ
まり手を加えることなく、ソケット・レバーのセット忘
れ防止機能を付加することができる。
【0033】なお、コントロールボックスに別途スター
ト・スイッチを設け、マスター・リード開始条件が成立
している場合にのみ、上記スタート・スイッチが押され
たとき、スタート信号をROMライタに伝送して、マス
ター・リードを開始するように構成することもできる。
このように構成すれば、コントロール・ボックスからス
タート信号のみをROMライタに伝送すればよいので、
コントロール・ボックスとROMライタ間の信号伝送量
を減少させることができ、また、コントロール・ボック
スでOKランプを見ながら操作ができるので、操作を容
易にすることができる。さらに、ROMライタ側は、コ
ントロール・ボックスから伝送されるスタート信号によ
りマスター・リードを開始するようにすればよいので、
ROMライタ側に手を加える量を少なくすることができ
る。
【0034】またコントロール・ボックスにはOKラ
ンプ、NGランプ等の表示、警報手段のみを設け、判定
動作はROMライタ側の制御部が行うようにしたり、ま
た、コントロール・ボックスは設けず、ROMライタに
コントロール・ボックスの機能を全て内蔵させることも
できる。また、上記実施例においては、OKランプ、N
Gランプ、ブザーをコントロール・ボックスに設けてい
るが、これらを全て設ける必要はなく、いずれか一つも
しくは2つを設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 マスタとな
る不揮発性記憶手段を装着するソケットに、ソケット・
レバーがセットされているか否かを検出する第1のセン
サを取り付け、また、マスター となる不揮発性記憶手段
を装着するソケットに不揮発性記憶手段が装着されてい
るか否かを検出する第2のセンサを取り付け、判定手段
により第1のセンサと第2のセンサが共に出力を発生し
ているか否かを判定し、ソケット・レバーをセットし忘
れたとき、表示/警報手段が出力を発生するようにし作
業者に注意を喚起するようにしたので、未書き込みRO
MにマスターROMと異なった情報(空白)が書き込ま
れることがなく、確実にマスターROMの内容を未書き
込みROMに複写することができる。 また、判定手
段の判定結果に基づきマスターとなる不揮発性記憶手段
から記憶内容の読み込みを行う制御手段を設け、スター
ト・スイッチが押された際、マスターとなる不揮発性記
憶手段の読み込み条件が成立しているとき不揮発性記憶
手段から記憶内容の読み込みを開始し、上記条件が成立
していなとき記憶内容の読み込みを行わず、表示/警報
手段から表示/警報信号を出力するようにしたので、表
示/警報信号が出力されているとき、誤ってスタート・
スイッチを押しても、未書き込みROMにマスターRO
Mとは異なった情報(空白)が書き込まれることを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】本発明の実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図4】マスター・リードを開始する条件を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施例のフローチャートである。
【図6】本発明の実施例のフローチャート(続き)であ
る。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1,4 不揮発性記憶手段 2a ソケット 2b,11c ソケット・レバー 3,11f スタート・スイッチ、 5a,5b センサ 6 判定手段 7 表示/警報手段 11 ROMライタ 11a マスターROMソケット 11b 未書き込みROMソケット 11d ROMセンサ 11e ソケット・レバー・センサ 11h 制御部 11g,12d コネクタ 12 コントロール・ボックス 12a OKランプ 12b NGランプ 12c ブザー 12e 判定回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターとなる不揮発性記憶手段(1) を
    装着するソケット(2a)と、不揮発性記憶手段(1) を上記
    ソケット(2a)に接触固定させるソケット・レバー(2b)
    と、スタート・スイッチ(3) とを備え、 マスターとなる不揮発性記憶手段(1) を上記ソケット(2
    a)に装着し、上記ソケット・レバー(2b)によりマスター
    となる不揮発性記憶手段(1) をソケット(2a)に接触固定
    させたのち、上記スタート・スイッチ(3) を操作して、
    上記不揮発性記憶手段(1) から未書き込みの不揮発性記
    憶手段(4) に記憶内容を複写するROMライタにおい
    て、 マスターとなる不揮発性記憶手段(1) を装着するソケッ
    ト(2a)に、上記ソケット・レバー(2b)がセットされてい
    るか否かを検出する第1のセンサ(5a)と、不揮発性記憶
    手段(1) が装着されているか否かを検出する第2のセン
    サ(5b)を取り付け、 また、上記第1のセンサ(5a)、第2のセンサ(5b)の出力
    を判定する判定手段(6) と、表示/警報手段(7) と、マ
    スターとなる不揮発性記憶手段(1) から記憶内容の読み
    込みを行う制御手段(8) を設け、 第1のセンサ(5a)と、第2のセンサ(5b)の出力に基づ
    き、判定手段(6) により、記憶手段(1) の読み込み条件
    が成立しているか否かを判定して、判定結果を表示/警
    報手段(7) および制御手段(8) に出力し、 スタート・スイッチ(3) が押された際、制御手段(8)
    は、マスターとなる不揮発性記憶手段(1) の読み込み条
    件が成立しているとき、マスターとなる不揮発性記憶手
    段(1) から記憶内容の読み込みを開始し、また、上記条
    件が成立していないとき読み込みを行わず、表示/警報
    手段(7) から表示/警報信号を出力する ことを特徴とす
    るROMライタにおけるソケット・レバーのセット忘れ
    防止装置。
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