JP2915504B2 - アキュムレータガス圧検出装置 - Google Patents

アキュムレータガス圧検出装置

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JP2915504B2
JP2915504B2 JP16275190A JP16275190A JP2915504B2 JP 2915504 B2 JP2915504 B2 JP 2915504B2 JP 16275190 A JP16275190 A JP 16275190A JP 16275190 A JP16275190 A JP 16275190A JP 2915504 B2 JP2915504 B2 JP 2915504B2
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pressure
pump
accumulator
check valve
oil
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浩一 市原
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アキュムレータガス圧検出装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、射出成形機は、発生する力が大きく、しかも発
生した力の調節が容易であることから油圧によって駆動
されるものが多い。そして、駆動源によって駆動された
油圧ポンプが制御弁を介して油を油圧シリンダ、油圧モ
ータ等に供給し、スクリュ、型締装置、エジェクタ等の
アクチュエータを作動させるようになっている。
例えば、油圧シリンダの場合においては、油圧ポンプ
から供給された油が油圧シリンダの油室内に入ると、ピ
ストンを移動してスクリュを前進させ射出を行うことが
できる。そして、射出速度を増加させる場合には、油の
供給系にアキュムレータを接続し、該アキュムレータに
予め畜圧した油を急激に放出するようにしている。
該アキュムレータを使用すると、一度に大量の油を放
出することができるので、上述したような高速射出のほ
か、複合同時動作(スクリュ、型開き、エジェクタを同
時に動かす動作)が可能となるだけでなく、油ポンプの
容量を小さくすることができるため、駆動源の消費エネ
ルギを減少させることができる。
このアキュムレータは、通常ブラダ型のものが使用さ
れており、容器の中に充填されたガスの圧力を利用して
おり、油は弾性のあるゴム袋によって分離されている。
ところで、上記構成のアキュムレータのガス圧は、ア
キュムレータ畜圧量及びブラダ等の寿命に影響を与え、
この値を知ることはアキュムレータを使用する上で重要
である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のアキュムレータにおいて
は、上記ガス圧のチェックは、アキュムレータ1本1本
にゲージを取り付け、設備関係者又はサービスマンが定
期的(半年又は1年に1度程度)に直接ガス圧を測定
し、ガスを補充するなどのメンテナンスを実施してい
た。そのため、扱うアキュムレータの本数が増加するに
従い、メンテナンス費用も増加してしまう。
本発明は、上記従来のアキュムレータガス圧を検出す
る際の問題点を解決して、ガス圧の検出を人手を介さず
に行う装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために本発明のアキュレータガス圧検出装置にお
いては、油圧回路に油を供給するポンプと、該ポンプと
油圧回路を結ぶ油路に配設されるアキュムレータと、上
記油圧回路及びアキュムレータよりポンプ側に配設され
るチェック弁と、上記ポンプとチェック弁間に配設され
る圧力検出手段と、圧力検出手段が検出した圧力信号を
保持するホールド回路と、上記圧力信号を微分して圧力
上昇速度を演算する微分器と、上記圧力上昇速度を基準
値と比較し、圧力上昇速度が基準値より低くなった時
に、上記ホールド回路にホールド信号を送出する比較器
を有するようにしてある。
そして、上記基準値は、ポンプを起動した後チェック
弁が開くまでの圧力上昇速度と、チェック弁が開いた後
の圧力上昇速度の間の値に設定される。
(作用) 本発明によれば、油圧回路に油を供給するポンプと、
該ポンプと油圧回路を結ぶ油路に配設されるアキュムレ
ータと、上記油圧回路及びアキュムレータよりポンプ側
に配設されるチェック弁と、上記ポンプとチェック弁間
に配設される圧力検出手段と圧力検出手段が検出した圧
力信号を保持するホールド回路と、上記圧力信号を微分
して圧力上昇速度を演算する微分器と、上記圧力上昇速
度を基準値と比較し、圧力上昇速度が基準値より低くな
った時に、上記ホールド回路にホールド信号を送出する
比較器を有するようにしてある。
したがって、ポンプが駆動され油が吐出されると、ポ
ンプとチェック弁間の吐出圧力が上昇するが、該油圧が
アキュムレータのガス圧Paに達するまでチェック弁は開
かず、ポンプとチェック弁間に閉じ込められた油の圧力
は急激に上昇する。
そして吐出圧力がガス圧Paを越えると、チェック弁が
開き油はアキュムレータに流入するが、この時、流れる
油はアキュムレータ内に吸収されるため、上記ポンプと
チェック弁間の油路の圧力変化は小さく、時間t1以降の
上昇速度は遅くなる。
本発明のアキュレータガス圧検出装置においては、ま
ずポンプの吐出力が圧力検出手段で検出され、上記圧力
信号が微分器に送られる。該微分器の出力すなわち圧力
上昇速度dP/dtは比較器に送られ、基準値dPth/dtと比較
される。
dP/dt<dPth/dt になった時に圧力Pをホールド回路で保持し、これがガ
ス圧の指定値Paとされる。
上記基準値は、ポンプを起動した後チェック弁が開く
までの圧力上昇速度と、チェック弁が開いた後の圧力上
昇速度の間の値に設定されているので、ガス圧の指定値
Paはチェック弁が開いた時の圧力となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本発明のアキュムレータガス圧検出装置の制
御ブロック図である。
図において、1はガス圧がPaのアキュムレータ、2は
該アキュムレータ1によって畜圧された油圧が供給され
る油圧回路である。3は上記油圧回路2及びアキュムレ
ータ1よりポンプ4側に配設されるチェック弁、4は上
記油圧回路2に油を供給するポンプ、5は上記チェック
弁3とポンプ4間に配設される圧力変換器、6は該圧力
変換器5の信号を増幅するアンプ、7はアンプ6から送
出される圧力信号の高域周波数の部分の通過を阻止する
ことにより振動的な圧力波形が入力された場合に微分器
8が誤作動するのを回避するためのローパスフィルタ、
8は該ローパスフィルタ7からの信号を微分する微分
器、9は微分器8からの信号を設定値と比較する比較
器、10は該比較器9からの信号によって上記アンプ6か
ら送出される圧力信号をホールドするホールド回路であ
る。
上記構成のアキュムレータガス圧検出装置においてポ
ンプ4が駆動され油が吐出されると、ポンプ4とチェッ
ク弁3間の吐出圧力が上昇するが、該油圧がアキュムレ
ータ1のガス圧Paに達するまでチェック弁3は開かな
い。この間、ポンプ4とチェック弁3間に閉じ込められ
た油の圧力は急激に上昇する。
第2図はアキュムレータに油を充填する際において圧
力が上昇する状態を示す図、第2図(A)は圧力タイム
チャート、第2図(B)は圧力上昇速度タイムチャート
である。
図に示すように、ポンプ4が駆動を開始する時間t0
らチェック弁3が開く時間t1までの間、圧力は急激に上
昇する。
そして吐出圧力がガス圧Paを越えると、チェック弁3
が開き油はアキュムレータに流入するが、この時、流れ
る油は、アキュムレータ内に吸収されるため、上記ポン
プ4とチェック弁3間油路の圧力変化は小さく、時間t1
以降の圧力の上昇速度は遅くなる。
本発明のアキュムレータガス圧検出装置においては、
まずポンプ4の吐出力が圧力変換器5において検出さ
れ、上記圧力変換器5から送出される信号がアンプ6に
送られ、増幅される。
該アンプ6から送出される圧力信号は、圧力変動によ
る振動成分を含んでいるので、誤動作を防ぐためローパ
スフィルタ7に入力され、圧力の振動成分が除去され
る。
そして、上記圧力信号はPは、その圧力上昇速度dP/d
tをとるために微分器8に入力される。該微分器8の出
力すなわち圧力上昇速度dP/dtは比較器9に送られる。
該比較器9には、アキュムレータ1とポンプ4の吐出
量に基づき設定される圧力上昇速度より少し高めの値dP
th/dtが基準値として入力され、上記圧力上昇速度dP/dt
がこの基準値dPth/dtと比較される。そして、 dP/dt<dPth/dt になった時の圧力Pをホールド回路10で保持し、ガス圧
の指定値Paとする。
上記基準値は、ポンプ4を起動した後チェック3が開
くまでの圧力上昇速度と、チェック弁3が開いた後の圧
力上昇速度の間の値に設定されているので、ガス圧の指
定値Paはチェック弁3が開いた時の圧力となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらの本発明の範囲から除去するものではない。
(発明の効果) 以下詳細に説明したように、本発明によれば、油圧回
路に油を供給するポンプと、該ポンプと油圧回路を結ぶ
油路に配設されるアキュムレータと、上記油圧回路及び
アキュムレータよりポンプ側に配設されるチェック弁
と、上記ポンプとチェック弁間に配設される圧力検出手
段と、圧力検出手段が検出した圧力信号を保持するホー
ルド回路と、上記圧力信号を微分して圧力上昇速度を演
算する微分器と、上記圧力上昇速度を基準値と比較し、
圧力上昇速度が基準値より低くなった時に、上記ホール
ド回路にホールド信号を送出する比較器を有するように
してある。
したがって、ポンプが起動されポンプとチェック弁間
の吐出圧力が上昇してチェック弁が開いた時の圧力がホ
ールド回路によって保持され、その圧力をアキュムレー
タの圧力とすることができるので、アキュムレータガス
圧の検出を人手を介さずに行うことができる。また、ガ
ス圧センサによる測定方式に比べガスもれの危険性も低
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアキュムレータガス圧検出装置の制御
ブロック図、第2図はアキュムレータに油を充填する際
において圧力が上昇する状態を示す図、第2図(A)は
圧力タイムチャート、第2図(B)は圧力上昇速度タイ
ムチャートである。 1……アキュムレータ、2……油圧回路、3……チェッ
ク弁、4……ポンプ、5……圧力変換器、6……アン
プ、7……ローパスフィルタ、8……微分器、9……比
較器、10……ホールド回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)油圧回路に油を供給するポンプと、 (b)該ポンプと油圧回路を結ぶ油路に配設されるアキ
    ュムレータと、 (c)上記油圧回路及びアキュムレータよりポンプ側に
    配設されるチェック弁と、 (d)上記ポンプとチェック弁間に配設される圧力検出
    手段と、 (e)圧力検出手段が検出した圧力信号を保持するホー
    ルド回路と、 (f)上記圧力信号を微分して圧力上昇速度を演算する
    微分器と、 (g)上記圧力上昇速度を基準値と比較し、圧力上昇速
    度が基準値より低くなった時に、上記ホールド回路にホ
    ールド信号を送出する比較器を有するとともに、 (h)上記基準値は、ポンプを起動した後チェック弁が
    開くまでの圧力上昇速度と、チェック弁が開いた後の圧
    力上昇速度の間の値に設定されることを特徴とするアキ
    ュムレータガス圧検出装置。
JP16275190A 1990-06-22 1990-06-22 アキュムレータガス圧検出装置 Expired - Lifetime JP2915504B2 (ja)

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