JP2915423B2 - 自動麺掛装置 - Google Patents

自動麺掛装置

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JP2915423B2
JP2915423B2 JP1011417A JP1141789A JP2915423B2 JP 2915423 B2 JP2915423 B2 JP 2915423B2 JP 1011417 A JP1011417 A JP 1011417A JP 1141789 A JP1141789 A JP 1141789A JP 2915423 B2 JP2915423 B2 JP 2915423B2
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政昭 中岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば小引き装置や自動麺線伸長装置に
麺線を仕掛ける自動麺掛装置に関する。
〔従来技術とその課題〕
従来、多くの人手を経て製造されていた素麺等製麺は
近年になって急速に機械化されるようになっている。例
えば、特開昭60−149334号公報或いは実開昭63−18085
号公報において開示されているように、搬送方向に向か
って次第に間隔が大きくなる上下1対の掛箸搬送装置を
備えた自動麺線伸長装置を使用することにより、小引き
作業や大引き作業の機械化が図られている。
しかし、自動麺線伸長装置への麺線を仕掛ける作業は
未だに機械化されておらず、前述の特開昭60−149334号
において、その一部が機械化されているものの、製麺工
程の全自動化を図る上で大きな不満が感じられている。
また、人手によって自動麺線伸長装置への麺線を仕掛
ける際に、掛箸の掛け損じが発生することが少なくな
く、掛箸の掛け損じが発生するたびに装置を停止して掛
箸を掛け直さねばならず、作業効率が比較的低いという
問題がある。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであ
り、自動麺線伸長装置等に予め麺線を8字状に巻き掛け
られた上下1対の掛箸を自動的に仕掛けることができる
自動麺掛装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る自動麺掛装置は、上記の目的を達成す
るため、麺線を8字状に巻き掛けた上下1対の掛箸を、
小引き装置や自動麺線伸長装置等へ受け渡しするところ
の自動麺掛装置であって、前記掛箸を同じ水平搬送面に
搬送方向に向かって一定のピッチで前後に並べて受けて
順に搬送する搬入部と、前記搬入部の後端で上掛箸を受
け止めて上掛箸搬送装置の始端部に上昇移送する上掛箸
上昇装置と、前記搬入部の後端で、前記一定のピッチ遅
れで下掛箸を受け止めて下掛箸搬送装置の始端部に下降
移送する下掛箸下降装置と、前記上掛箸上昇装置と下掛
箸下降装置とを、前記上掛箸と下掛箸とが同時に上掛箸
搬送装置と下掛箸搬送装置に夫々受け渡しされるよう
に、連動させる連動装置とを備える。
〔作用〕
この発明においては、麺線を8字状に巻き掛けた上下
1対の掛箸を搬入部の水平搬送面に前後に一定のピッチ
で平行に並べて置くと、両掛箸が搬入部によって順に後
方に搬入され、その後端部で先行する掛箸が例えば上掛
箸上昇装置に受け止められ、上掛箸搬送装置の始端部に
移送される。この移送の間に前記一定のピッチで遅れる
後続の掛箸は搬入部によって後端に移動され、下掛箸下
降装置に同時に受け止められて下掛箸搬送装置の始端部
に移送される。
〔実施例〕
この発明の一実施例を図面に基づき説明すると、以下
の通りである。
この自動麺掛装置は自動麺線伸長装置50の前側に連結
され、第1図に示すように、搬入部10、上掛箸上昇装置
20、下掛箸下降装置30及び連動装置40を備えている。
前記搬入装置10はムービングウォーク装置からなり、
左右1対の固定バー11、左右1対の振動バー12及び振動
バー12を駆動する駆動装置を有する。各固定バー11は自
動麺掛装置のフレームFに固定され、その上面には全長
にわたって所定のピッチごとにV字谷を凹設してある。
また、各振動バー12は、前後1対の偏心軸14を介してフ
レームFに支持され、その上面には全長にわたって固定
バー11の上面と同じピッチごとにV字谷を凹設してあ
る。左右各側で前後に対をなす偏心軸14はチェーン伝動
装置からなる連動装置15により同期して回転するように
なっている。また、左右両側の偏心軸14は前記連動装置
15に介在させた伝動軸15a及び15bを介して全偏心軸14が
同期して回転するように連動連結される。各偏心軸14の
偏心量は固定バー11及び振動バー12の上面のV字谷の深
さ、ピッチ等によって決定される。ここでは、固定バー
11及び振動バー12の上面のV字谷の深さはそのピッチよ
りも浅くしてある(ここではピッチの約1/3としてあ
る)。また、各偏心軸14の偏心量は固定バー11及び振動
バー12の上面のV字谷の1/2ピッチに等しくしてある。
これにより、図上反時計回り方向に各偏心軸14を回転さ
せると、振動バー12が偏心円を描くように平行移動し、
偏心軸14が図示の状態から90゜回転したときに固定バー
11のV字谷と振動バー12のV字谷とが重なり、更に、90
゜から270゜まで回転する間に振動バー12のV字谷に固
定バー11のV字谷から掛箸Bがすくい上げられ、固定バ
ー11の1つの後方のV字谷に移動されるようになってい
る。尚、図示はしないが、搬入装置10には連動装置15及
び偏心軸14を介して振動バー12を駆動するモータが設け
られる。また、左右両固定バー11の左右両外側には掛箸
Bが搬送面から左右方向に逸脱することを防止するため
のガイド板16が設けてある。
前記上掛箸上昇装置20は、左右1対設けられるが、こ
こでは、右側の上掛箸上昇装置20を例にとって説明す
る。上掛箸上昇装置20は、第2図に示す如くに、フレー
ムFに回転自在に枢支された上下1対のフリースプロケ
ット21,22、下側のフリースプロケット22の後方に配置
された駆動スプロケット23、これらのスプロケット21,2
2,23にわたって巻掛けられたチェーン24,このチェーン2
4の張力を調整するためのローラ25、及びチエーン24の
外周に適当な間隔を置いて固定された複数のドッグ(図
上では1個だけを示す)26を有している。下側のフリー
スプロケット22は搬入部10の固定バー11の上面よりも少
し低く配置され、固定バー11の後方に落下する掛箸Bを
固定バー11の上面よりも少し低い受取位置(第2図中の
細線で示す位置あるいは第1図に示す位置)で何れか1
つのドッグ26に受け止めるようになっている。そして、
ドッグ26は偏心軸14が回転開始から1/2回転した時に受
取位置に移動し、この後、搬入部10の偏心軸14が1 1/2
回転した時にそのドッグ26が上側のフリースプロケット
21の上側あるいはこれを乗り越える位置まで移動され、
他のドッグ26が受け取り位置に移動されるようになって
いる。尚、上掛箸上昇装置20は、ドッグ26が上側のフリ
ースプロケット21の上側あるいはこれを乗り越える位置
まで移動した時に該ドッグ26から解放される掛箸Bを自
動麺線伸長装置50の上掛箸搬送装置51のフック51aが移
動する空間内に保持するための掛箸保持板27と、掛箸B
が受取位置から上側のフリースプロケット21の上側を乗
り越えるまでに左右方向に逸脱することを防止するため
のガイド板28とを備えている。左側の上掛箸上昇装置20
は右側の上掛箸上昇装置20と左右対象に構成される。
前記下掛箸下降装置30は、第1図に示すように、上掛
箸上昇装置20に連動装置40を介して連動連結された駆動
カム31と、このカム31によって揺動駆動される左右1対
のレバー32と、レバー32を時計回り方向に付勢するバネ
33とを備えている。このレバー32は前記搬入部10よりも
内側に配置され、フレームFに回転自在に枢支された連
結軸34に固定される。また、このレバー32は連結軸34か
ら下方に延びる受動アーム32aと、連結軸34から斜め上
後方に延びる作用アーム32bとを備えており、受動アー
ム32aの下端部にはカム31に転接するローラ32cが設けら
れている。また、このレバー32は作用アーム32bが第1
図の仮想線で示す受取位置と、同軸の実線で示す取出位
置とにわたってカム31とバネ33とによって揺動駆動され
る。更に、作用アーム32bの先端には受取位置において
搬入装置10の後端から落下される掛箸Bをドッグ26の受
取位置よりも低位置で受け止め(したがって、ドッグ26
がその受取位置に位置すに場合には作用アーム32bは掛
箸Bを受け取らない。)、取出位置で自動麺線伸長装置
50の下掛箸搬送装置52のフック52aの移動空間内で横向
きに掛箸Bを解放できる受溝32dが形成してある。前記
カム31は搬入装置10の偏心軸14が1回転する間に1回転
され、偏心軸14の回転開始時には第1図の実線で示す取
出位置あるいはその近傍に位置するレバー32を、偏心軸
14が1/2回転するまでの間にレバー32を第1図の実線で
示す取出位置に移動させ、偏心軸14の回転が1/2回転に
達した時に第1図の仮想線で示す受取位置に移動させ、
偏心軸14の回転が3/4回転以上になると受取位置から実
線で示す取出位置に向かって移動させ、1回転で取出位
置あるいはその近傍まで移動され、偏心軸14の回転が1
1/2回転に達した時に取出位置に位置させるようになっ
ている。尚、フレームFにはレバー32が揺動する間に受
溝32dから掛箸Bが脱出することを防止するためのガイ
ド板34が設けられる。
前記連動装置40は、フレームFの左右両外側で連結軸
34に固定された大歯車41、フレームFの左右両外側で各
駆動スプロケット23の中心軸23aに固定された小歯車42
及び両歯車41,42にわたって巻掛けられたチェーン43と
を備えている。また、このチェーン43に沿って上下1対
のリミットスイッチ61、62が設けられ、偏心軸14の回転
が約1回転になる時にチェーン43に固定したストライカ
63で上側のリミットスイッチ61を駆動して自動麺線伸長
装置50の上下両掛箸搬送装置51,52を始動させ偏心軸14
の回転が約1 1/2回転になる時にストライカ63で下側の
リミットスイッチ62を駆動して自動麺線伸長装置50の上
下両掛箸搬送装置51,52を停止させるようになってい
る。この上下両掛箸搬送装置51,52の作動により、掛箸
保持板27から上掛箸搬送装置51のフック51aが掛箸Bを
すくい取ると同時に、レバー32の受講32dから下掛箸搬
送装置52のフック52aが掛箸Bをすくい取るようになっ
ている。
上記の構成によれば、作業者が予め麺線を8字状に巻
き掛けた1対の掛箸Bを前後に並べてそれらの端部を搬
入装置10の左右1対の固定ビーム11の隣接する2つのV
字谷に載せると、両掛箸Bは順に1つずつ後方のV字谷
に送られて行き、固定ビーム11の後端で落下する。両掛
箸Bのうち先行するものはドッグ26あるいはレバー32に
受け取られ、後続の掛箸Bはその逆にレバー32あるいは
ドッグ26に受け取られることになる。そして、例えば先
にドッグ26に受け取られた掛箸Bが上掛箸搬送装置51の
フック51aの移動空間まで移動される間に、後にレバー3
2に受け取られた掛箸Bが下掛箸搬送装置52のフック52a
の移動空間まで移動され、両掛箸Bが同時に上掛箸搬送
装置51のフック51aあるいは下掛箸搬送装置52のフック5
2にすくい取られることになる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の自動麺掛装置によれば、作業
者は麺線を巻き掛けた1対の掛箸を平行に揃えて搬入装
置の水平搬送面に載せると、搬入装置によりこれら掛箸
を順に搬入装置の後方に移動させ、連動装置により上掛
箸上昇装置と下掛箸下降装置との動作タイミングを連動
装置によって適当に設定することにより上掛箸搬送装置
と下掛箸搬送装置とに交互に分箸を移動させることがで
き、例えば自動麺線伸長装置に自動的に麺線を仕掛けら
れる。その結果、麺線を8字状に掛けた掛箸を水平搬送
させる状態から、先行する一方の掛箸を上昇させ、遅れ
る他方の掛箸を下降させながら同時に、伸長装置等の上
掛箸搬送装置と下掛箸搬送装置に同時に受け渡しするこ
とができ、冒頭に引用した従来技術では未完成であった
自動受け渡しが行い得るようになって、製麺工程の完全
自動化を図る上で大きな進歩をえることができるととも
に、分箸の掛け損じの発生を少なくして、例えば自動麺
線伸長装置の稼働率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る自動麺掛装置を部分
的に示す縦断側面図、第2図はその上掛箸上昇装置の側
面図である。 図中、 10……搬入部、20……上掛箸上昇装置、 30……上掛箸上昇装置、40……連動装置、 51……上掛箸搬送装置、B……掛箸、 52……下掛箸搬送装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−149334(JP,A) 実開 昭63−18085(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A21C 1/00 - 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】麺線を8字状に巻き掛けた上下1対の掛箸
    を、小引き装置や自動麺線伸長装置等へ受け渡しすると
    ころの自動麺掛装置であって、 前記掛箸を同じ水平搬送面に搬送方向に向かって一定の
    ピッチで前後に並べて受けて順に搬送する搬入部と、 前記搬入部の後端で上掛箸を受け止めて上掛箸搬送装置
    の始端部に上昇移送する上掛箸上昇装置と、 前記搬入部の後端で、前記一定のピッチ遅れで下掛箸を
    受け止めて下掛箸搬送装置の始端部に下降移送する下掛
    箸下降装置と、 前記上掛箸上昇装置と下掛箸下降装置とを、前記上掛箸
    と下掛箸とが同時に上掛箸搬送装置と下掛箸搬送装置に
    夫々受け渡しされるように、連動させる連動装置とを備
    えたことを特徴とする自動麺掛装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60149334A (ja) * 1984-01-14 1985-08-06 永田 一利 素麺牽引箸分装置
JPH0328787Y2 (ja) * 1986-07-19 1991-06-20

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