JP2914575B2 - 歯科用注射器チツプ - Google Patents
歯科用注射器チツプInfo
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- JP2914575B2 JP2914575B2 JP2012403A JP1240390A JP2914575B2 JP 2914575 B2 JP2914575 B2 JP 2914575B2 JP 2012403 A JP2012403 A JP 2012403A JP 1240390 A JP1240390 A JP 1240390A JP 2914575 B2 JP2914575 B2 JP 2914575B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C5/00—Filling or capping teeth
- A61C5/60—Devices specially adapted for pressing or mixing capping or filling materials, e.g. amalgam presses
- A61C5/66—Capsules for filling material
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Description
充填材料、接着材料、シーラント、エツチング液等の各
種歯科用材料を歯の中または外に配置するのを容易にす
るために使用される注射器ホルダと共に使用する注射器
チツプの改良に係る。
何年か前から周知となつている。歯科用注射器に関する
最初の記載が見られるのは本発明者の米国特許第3,581,
399号においてである。この他にも本発明者に対して認
可された特許、例えば米国特許第3,900,954号、第4,19
8,756号、第4,682,950号、第4,768,954号、意匠特許第2
89,682号、第292,825号において歯科用注射器、使い捨
て式注射器チツプ及びカプセルがその証拠となつてい
る。同様の歯科用注射器及びそれと共に使用する使い捨
てカプセルを対象とする特許が本発明者以外にも認可さ
れており、米国特許第4,295,828号、第4,330,280号、第
4,384,853号、第4,391,590号、第4,767,326号等が証拠
である。
0号、第4,767,326号に開示された構成の注射器チツプ
は、偏心式吐出ノズルを備えた周知の通常の半球形端部
壁を特徴とするものであるが、これを使用する場合、注
射器チツプに粘性材料を充填する時に球根状の半球形端
部に空気が混入し易く、又その空気が半球形端部に閉じ
込められたままとなり、材料の射出時に材料の中に閉込
められた状態で注射器チツプから吐出される傾向がある
ことが判明している。この種のカプセル又は注射器チツ
プから分配される歯科用材料は、通常の場合粘性の合成
樹脂から成る充填材料を含んでおり、このような材料の
中に空気が混入することはそれを用いて行う歯牙の修復
に非常にマイナスであると考えられている。合成樹脂充
填材料の中に空気が混入すると、修復中に空隙が発生し
て弱体化及び/又は破損の早期化の原因となるためであ
る。
中に混入する空気を最小限に抑えて最終的な復原体の中
に空隙が発生しないようにすることが望ましい。米国特
許第4,391,590号に開示された形式の偏心式吐出ノズル
を備えた球根状半球形前端部を有するカプセル又は注射
器チツプにおいて認められるもう一つの問題点として、
このような注射器チツプを狭い領域に深くまで入れて材
料を装入する際の可視性が悪くなる点にある。これは材
料を装入する場所が球根状の半球端部によつて隠蔽さ
れ、材料を押出す吐出ニツプル又は吐出口がそれによつ
て隠蔽されるためである。
高められる傾向にあるという事情もある。このように重
質の材料を用いる場合、材料分配用の注射器チツプは粘
性材料を押出す際に生じる極めて高い圧力に耐え得るも
のでなければならない。米国特許第4,391,590号及び第
4,767,326号に開示されているような公知のカプセルで
は全体的に壁厚を均等に形成されていたため、押出し動
作において圧力が最大になる領域、例えばカプセル又は
注射器チツプの閉塞端部において耐圧性が不足すること
があつた。
空気の閉込め及び/又は混入を防止する構造の歯科用注
射器と共に使用する改良形注射器チツプを提供すること
である。
の可視性を良くするように構成された改良形注射器チツ
プを提供することである。
え得るように補強された前端部を有する改良形注射器チ
ツプを提供することである。
めを抑制または防止するように注射器チツプの前端部内
壁と連続して設けた導入口を有する吐出ノズルを傾斜し
て配設した改良形注射器チツプの構造を提供することに
ある。
被分配歯科用材料を収容するための容器を形成する略円
筒形本体部分を含んで成る改良形注射器チツプの構造に
よつて達成される。本体部分の端部に全開口部を備え、
その開口部を介して合成樹脂充填材料等の被分配歯科用
材料を容易に充填することができる。円筒形本体部分の
他端部は注射器チツプの前端方向に内向きにテーパした
円錐形先端部によつて閉塞されており、円錐形先端部の
内部に前記容器と軸方向に整列して連通配設された円錐
台形内室が形成されている。この内室の前端部に鈍端壁
を設け、円錐形閉塞端部に関して傾斜するように吐出ノ
ズルが配設される。この時、吐出ノズルを貫通して延び
る通路の導入口は注射器チツプの前方鈍端内壁と連続し
て配設される。変位可能のピストンを設けて本体部分の
全開口端部を密封すると共に、このピストンに注射器チ
ツプの前端部にある円錐台形内室の形状と相補的な円錐
台形端部を設け、空気を混入することなく注射器チツプ
内部の材料を完全に排出できるようにする。本体部分の
開口端部の周囲から側方にフランジが延びている。傾斜
配設されたノズルの吐出口を密封するようにシールキヤ
ツプを設けても良い。この改良形注射器チツプは、注射
器チツプを受容するシリンダ部とピストンを移動させて
注射器チツプから材料を吐出させるプランジヤ部とを有
する構成の注射器に使用すように構成されたものであ
る。
形容器部分を備える注射器チツプにおいて、角方向に偏
位配設した吐出ノズルと隣接し、且つ該容器部分と軸方
向に整列して配設された円錐台形内室と前記容器部分を
連通させることにより、該ノズルから押出される材料へ
の空気の閉込め及び/又は混入を防止するように構成さ
れている改良形注射器チツプを提供することにある。
視性を良くするように角方向に偏位したノズルを設けた
円錐形先端部を有する改良形歯科用注射器チツプにあ
る。
出し動作中該前端部にかかる誘発圧力に耐え得るように
した改良形歯科用注射器チツプを提供することにある。
に構成された改良形歯科用注射器チツプおよび変位式ピ
ストンを提供することにある。
及びそれを参照しての以下の説明から容易に明らかとな
ろう。
である米国特許第4,198,756号に開示された種類の歯科
用注射器(10)を示している。この歯科用注射器(10)
は、後述するような改良形歯科用注射器チツプ(12)を
着脱自在に保持するように構成された前端部(11A)を
有する伸長形バレル部(11)を本質的に含んで成る。図
示の実施態様では、バレル部(11)の前端部に切欠部が
設けられており、バレル部(11)の上部に尾部開口(1
3)を形成している。切欠部の無いバレル前端部には(1
4)に示すような内向きに曲ったフランジが設けられて
おり、これによつて後述するような注射器チツプのフラ
ンジと係合する内部シヨルダを形成している。バレル部
の他端部に隣接してハンドル又は把持部材(15)が連結
されている。ハンドル(15)に対して作動レバ(16)が
旋回自在に連結されており、作動レバ(16)はバレル部
(11)の内部に滑動自在に配設されたプランジヤ(17)
と軸支関係で配設されている。プランジヤ(17)の端部
付近に配置したばねによつて、プランジヤ(17)は第1
図に示すような常時後退位置に維持される。プランジヤ
(17)の前端部に後述の注射器チツプ(12)の変位可能
ピストンと係合するように構成された突出部(17A)が
設けられており、これによつてレバ(16)の作動時に注
射器チツプ(12)の内部の材料が押出される。
た切欠き開口部(13)の中に注射器チツプの後部を摩擦
保持できるように決定されることが理解されよう。シヨ
ルダ又は内向きフランジ(14)が注射器チツプのフラン
ジ(12A)を係合して、注射器(10)の作動中注射器チ
ツプ(12)が軸方向に変位するのを防止する働きをす
る。このような構成により注射器チツプを圧入した時、
シリンダ部の切欠き付端部に形成されている座部によつ
て定位置に保つことができる。バレル前端部に注射器チ
ツプを適切に摩擦嵌合させるためには、バレル部の周囲
側壁が注射器チツプの周辺に180°をやや上回る程度に
延びるように切欠き部(13)を形成する。
本発明者の先行特許である米国特許第3,900,954号又は
第3,581,399号に記載されているような構造の注射器を
使用しても良いことは理解されよう。
本体部分(12B)を含んで成り、その一端部が(19)に
示すように全開される一方、他端部に閉塞端(20)を備
える。図示のように閉塞端(20)の外側面は閉塞頂点
(21)を頂点とし、テーパ面を有する略円錐形に形成さ
れている。而して、該円錐形の閉塞端部(20)に円錐台
形の内壁(22)を設け、円筒形本体部分(12B)と軸方
向に整合し、これと連通する円錐台形内室(23)を形成
している。第3図から最も良く分かるように円錐台形内
室(23)の端壁(25)は円錐形の頭部を直線にて截頭さ
れた終端部とする。該円錐形の閉塞端部(20)の外壁面
に丸みがつけられていることと、円錐台形内室(23)の
内壁が傾斜していることにより、円錐形の閉塞端部(2
0)の壁厚が円錐台形内室(23)の中ほど壁厚より漸増
している。このように注射器チップ前端部の壁厚を構成
することにより、注射器チップを補強し、注射器チップ
から材料を押出す際に前端部壁で強まる傾向のある圧力
に耐え得るものとする。歯科用合成樹脂材料のメーカで
は、より粘性の強い合成樹脂を製造するようになって来
ており、それに伴って注射器チップの端部壁に集中する
圧力の問題が深刻化しているが、上述のような構成とす
ることによって、注射器チップを現存の歯科用合成樹脂
材料の中でも際も粘性の強いものとでも使用に適合する
ことができる。
ており、吐出ノズル(26)は歯科用材料Mを収容する容
器(24)を形成する本体部分の縦軸に関して傾斜して配
設される。図示のようにノズル(26)には円錐台形内室
(23)と連通する通路(27)が設けられている。通路
(27)の傾斜は、その導入端(27a)が前記端部壁(2
5)に隣接するように決定する。こうすることで円錐台
形内室(23)とノズル通路(27)とが連通し、該円錐台
形内室(23)内に閉込められた空気が該ノズル通路(2
7)より排出される。斯くして、該空気が押出し材料の
中に混入されるのを防止することができる。
ピストン(28)によつて密封される。図示の実施態様で
は、ピストン(28)が注射器チツプの本体内に滑動自在
に収容される大きさの後部円筒形部分(28A)とそれと
連結された円錐台形先端部分(28B)とを含んでいる。
ピストン(28)の円錐台形先端部分(28B)の大きさ
は、円錐形内室(23)の形状に緊密に一致して、注射器
チツプ内部にある材料Mを最大限排出できる大きさとす
る。ピストン先端部分(28B)の基部に一つ又はそれ以
上の周辺リブ又はワイパ(28C)を設け、ピストン(2
8)と注射器チツプ内壁との間を確実にシールして押出
し動作中に材料Mが逆流するのを防止することができ
る。
する材料の性質に応じて(101)ザイテル(Zytel)ナイ
ロンを含む成形プラスチツク材料や、その他ポリプロピ
レン等の適当なプラスチツク材料で形成することができ
る。
れている材料の種類を特定したり、最近盛んに使用され
るようになつた光活性化材料と共に使用できるように耐
光性または不透明とすることもできる。さらに、注射器
チツプに適当な材料を予め装填しておき、ノズル(26)
によつて形成される吐出口にキヤツプ(29)を装着して
密封することもできる。
(19)から材料を挿入するだけで容易に行うことができ
る。上述のような構造によると、充填動作中に注射器チ
ツプ内部に空気が閉込められても、ノズル先端部(26)
から排気また強制排気されるため、注射器チツプを完全
に充填した時点では全く空気が閉止められていないこと
は明らかである。注射器チツプに歯科用材料Mを部分的
にしか充填しない場合、材料と注射器チツプ前端部との
間にある空気は材料の押出しを開始する前に排出される
ことになる。従って、押出し動作中に歯科用材料の中に
混入する可能性のある空気を閉込めたエアポケツトは皆
無となる。
科医が合成材料を歯に向かって送出する際の可視性がさ
らに良くなつている。又、歯科医はその仕事の性質上、
非常に窮屈な狭い領域の中での作業を強いられるが、チ
ツプを円錐形に構成することによつてそのような状況下
でも可視性だけでなく接近性も良くすることができる。
さらに注射器チツプの閉塞端部に円錐台形内室を設けた
ことによつて押出し材料を吐出ノズルに向かって通す際
の方向性が良くなり、非常に粘度の高い材料の場合に生
じる抵抗力を最小化することができる。
来たが、本発明の精神または範囲から逸脱することなく
各種の変形および変更が可能である。
歯科用注射器チツプとを部分的に断面で示す側面図であ
る。第2図は改良形注射器チツプの斜視図である。第3
図は第1図および第2図に示した注射器チツプの断面図
である。第4図は注射器チツプの開口端部を密封するピ
ストンの詳細斜視図である。 (10)……歯科用注射器、(12)……注射器チツプ (12B)……本体部分、(19)……全開口端部 (20)……閉塞端部、(23)……円錐台形内室 (24)……容器部分、(25)……丸みのある端壁 (26)……吐出ノズル、(27)……通路 (27A)…通路導入口、(28)…変位可能ピストン
Claims (13)
- 【請求項1】所定量の歯科用粘性充填材料を歯に装填す
るための歯科用注射器に使用する注射器チップであっ
て、該歯科用チップが、所定量の歯科用充填材料を収容
する容器部分を形成する略円筒形の本体部分を含んで成
り、前記本体部分の一端部に前記容器部分の円筒形と同
一の大きさを有する開口部を備えており、前記開口部を
取囲んで同一の広がりを持つフランジを備え、前記本体
部分の他端部に該本体部分の軸と軸方向に整列してテー
パ付密封端部を備えており、該テーパ付密封端部は前方
部に向かってテーパ面に形成され、該テーパ付密封端部
の内部は円錐台形内室が形成されており、更に、前記円
錐台形内室が前記容器部分と連通して配設されており、
吐出ノズルが前記テーパ付密封端部に関して傾斜して配
設されており、該吐出ノズルが前記容器部分に収容され
ている材料を押出すように構成された通路を含んでお
り、前記容器部分の開口端を密封する変位可能ピストン
が設けられて成る歯科用注射器チップ。 - 【請求項2】前記通路が導入端と吐出端を含んでおり、
前記導入端が前記円錐台形内室に隣接して配設されてい
る請求項(1)に記載の歯科用注射器チップ。 - 【請求項3】前記注射器チップがプラスチック材料の押
出し成形品である請求項(2)に記載の歯科用注射器チ
ップ。 - 【請求項4】歯科用充填材料送出用の歯科用注射器に使
用する注射器チップであって、該注射器チップが容器部
分を形成する円筒形の本体部分を含んで成り、前記本体
部分の一端部に前記容器部分の直径と実質的に同じ大き
さの開口部を備えると共に前記本体部分の他端部が閉塞
されており、前記閉塞端部が前記容器部分と同軸的に配
設されたテーパ付内壁を有しており、前記閉塞端部の外
側終端が丸味を有する側壁となっており、吐出ノズルが
前記閉塞端部に関して傾斜して配設されており、前記吐
出ノズルが前記閉塞端部と連通して配設された通路を含
んでおり、前記通路の導入端が前記先の丸味を有する側
壁と連続して配設されており、前記開口部を密封する変
位可能ピストンが設けられて成る歯科用注射器チップ。 - 【請求項5】前記閉塞端部の外側面が内向きにテーパを
有している請求項(4)に記載の歯科用注射器チップ。 - 【請求項6】前記閉塞端部の内面と外面との間の厚さが
一定でない請求項(5)に記載の歯科用注射器チップ。 - 【請求項7】前記閉塞端部の壁厚がその中間部に向けて
漸増している請求項(6)に記載の歯科用注射器チッ
プ。 - 【請求項8】前記変位可能ピストンが円筒形の後部と円
錐形の前部とを含んでおり、前記円錐形前部の形状が前
記閉塞端部の内面の円錐形と相補的である請求項(4)
に記載の歯科用注射器チップ。 - 【請求項9】前記変位可能ピストンの周囲にワイパを備
えている請求項(8)に記載の歯科用注射器チップ。 - 【請求項10】前記ワイパが前記ピストンの後部と前部
の間に配設されている請求項(9)に記載の歯科用注射
器チップ。 - 【請求項11】所定量の歯科用材料を歯に装填するため
の歯科用注射器と共に使用する注射器チップであって、
該注射器チップが所定量の歯科用材料を収容する容器部
分を形成する略円筒形の本体部分を含んで成り、前記本
体部分の終端がその閉塞端部に向かって内向きにテーパ
を有する閉塞端部分となっており、前記閉塞端部分が前
記容器部分に関して軸方向に配設された円錐台形内室を
形成しており、前記円錐台形内室が前記閉塞端部に向か
って内向きにテーパを有して前記容器部分の軸に対して
直角に配設され、更に、前記閉塞端部に対して傾斜した
吐出ノズルが設けられており、前記吐出ノズルが前記閉
塞端部と連通して配設された通路を備えており、前記通
路が前記丸くなった端壁と隣接して配設され入口を為し
ており、前記本体部分が他端部において開口しており、
該開口端部を密封するための変位可能ピストンをさらに
含んで成り、前記変位可能ピストンが前記円錐台形内室
に密嵌できる円錐台形先端部を備えている歯科用注射器
チップ。 - 【請求項12】歯科用材料を歯の中又は上に装填するた
めの歯科用注射器に使用する注射器チップであって、該
注射器チップが容器部分を形成する円筒形の注射器本体
を含んで成り、前記注射器本体が一端部に全開口部を備
えると共に他端部にテーパ付密封端部を備えており、前
記全開口部の周囲に側方に広がるフランジが設けられて
おり、前記テーパ付密封端部の先端部外側面は丸味が形
成され、更に、その内部は円錐台形内室が形成されて前
記容器部分と軸方向に整列して配設され、前記円錐台形
内室が前方に向かって内向きにテーパを有し、所定量の
歯科用材料が前記容器部分に収容されており、吐出ノズ
ルが前記密封端部に関して傾斜して配設されており、前
記ノズルがそれを貫通して延びる通路を備えており、前
記通路の導入端を前記円錐台形内室と連通し、且つ、前
記丸味のある端に連続して配設することによって前記端
が前記導入口の接合部を形成するように構成されてお
り、前記全開口部を閉塞するように変位可能ピストンが
設けられて前記材料を前記容器部分に密封しており、前
記ピストンが前記円錐台形内室に密嵌できる形状の円錐
台形先端部を含むことにより、前記ピストンの移動時に
前記材料を最大限排出できるように構成されており、前
記吐出ノズルの端部に密封キャップが嵌合されて成る歯
科用注射器チップ。 - 【請求項13】所定量の歯科用粘性充填材料を歯に装填
するための歯科用注射器に使用する注射器チップであっ
て、該注射器チップは所定量の歯科用充填材料を収容す
る容器部分を形成する略円筒形の本体部分を含んでお
り、該本体部分は、その一端部に開口部を有し、該開口
部の外側面にフランジが設けられており、該本体部分の
他端部に該本体部分の軸と軸方向に整列してテーパ付密
封端部が備えられており、更に、該本体部の軸方向に対
して所定角度を有し、且つ、前記テーパ付密封端部内の
円錐台形内室に隣接して形成された通路を有する吐出ノ
ズルが設けられており、更に、前記容器の開口部を密封
する変位可能ピストンが該本体部分内に移動自在に配設
されて成り、斯くして、前記テーパ付密封端部内の空気
は前記歯科用充填材料の投与時に、前記吐出ノズルの先
端部から排気されて該歯科用充填材料内に該空気が閉じ
込められることがないように構成されたことを特徴とす
る歯科用注射器チップ。
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